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2021/06/30
公開

共学校のメリット・デメリットは?男女別学との違いを解説!

志望校を決めるには進学校、大学付属校、宗教校、など、いくつかポイントがあります。それとは別に「共学か、男女別学(男子校・女子校)か」という点も、学校選びにおいて無視できない特徴のひとつです。中高6年間は、決して短くありません。我が子にとって異性のいる環境が良いのか、同性だけの環境が良いのか、しっかり考えておきましょう。今回は、共学校の魅力や男女別学との違いなどについて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

男女共学と男女別学、何が違うの?

近年、男女別学校の数は、減少の傾向にあります。その要因として挙げられるのが、男女平等意識の高まりや少子化です。こういった変化を受けて、別学から共学化する学校も増えています。共学人気が上昇する一方で、別学を支持する声があるのも事実。また、“男女併学”というスタイルをとる学校もあります。まずは、それぞれの特徴を見ていきましょう。

男女共学 ~男女がお互いに、いい影響を与え合う。実社会に近い環境~

男子と女子が同じ環境で授業を受け、部活や委員会などの課外活動に打ち込む。多くの小学校と変わらない環境です。同世代の男女が学校生活を共にしますから、多様な価値観に触れる機会が多くあるといえるでしょう。私立の学校であれば、その学校の校風に馴染みやすいタイプが集まる傾向があります。

小学生のころは、男女の意識の違いを認め合えないことが多かったかもしれません。しかし、成長と共に精神面が発達してくると、それぞれの価値観を受け入れ、お互いの弱点を補えるようになってきます。たとえば、部活中心だった男子が、受験期に入ると猛スパートをかけて勉強に集中する。その姿に女子が刺激を受けることもありますし、その逆もしかり。お互いに切磋琢磨し合える環境と言えるでしょう。

多感な時期を異性がいる環境で過ごすことで、自然と双方がいい影響を与え合えるようになるわけです。こういった点は、実社会でも役立ちます。社会に出てからの適応性を身につけることができると言えるでしょう。また、「学校は、社会の縮図」と考える場合、共学校を選ぶのは自然な流れかもしれませんね。

また、中学・高校生活は、まさに青春時代です。学業に励みつつ、友人関係を深めたり、時には恋愛で悩んだり。異性が近くにいる環境だからこそ、得られる経験がたくさんあります。共学校出身の人からは、「楽しかった!」という感想を聞くことが多いのも頷けます。

【生徒・保護者の声】

生徒の声:「友達の幅が増えた」「異性の考え方の違いを学ぶことができた」「行事が楽しい」

保護者の声:「異性との距離感をつかめる」「勉強も恋愛も充実していて、楽しそうな子供の姿を見ることができた」

男女別学 ~男女の特性を活かした教育内容。のびのびとした学生生活~

いわゆる「男子校」「女子校」です。男子と女子では、身体的・精神的成長のスピードが異なります。また、物の感じ方や学び方、取り組み方にも差があります。こういった違いを踏まえて、それぞれの特質に適した学習・生活指導を受けられるのが別学の魅力です。男女御三家をはじめとする難関校に別学が多いのは、こういった環境面の影響もあるかもしれませんね。

また、思春期の子供たちは、異性の目を必要以上に気にしてしまいがちです。でも、同性しかいない別学では、異性に気をつかわずに過ごせます。性別の違いを意識せず、好きなことに打ち込める、自分らしく成長していける環境です。

ただし、異性との接触が“まったく無い”場合、異性との適度な距離感を身につけるのが難しいという声も聞かれます。たとえば、相手を必要以上に意識してしまったり、偏見的な考えを持ってしまったり。異性間のコミュニケーションでは、デリカシーが求められるもの。実社会で人間関係をうまく築いていくためにも、異性と自然に交流する機会が必要になります。こういった背景から、近隣の学校と交流活動を行なっている別学校もあるそうです。

【男子校の特徴】

男子校に通った(通わせた)ことがない保護者の皆さんは、なんとなく体育会系をイメージしてしまうかもしれません。実際は、体育会系から文化系までいろんなタイプの生徒がいます。スポーツに打ち込む子、勉強に励む子、楽器が得意な子、アニメ好き、鉄道好き、コンピューター好き…etc.マニアックに追求していくタイプも、フットワーク軽くチャレンジしていくタイプも。異性に気をつかうことがないため、自分の好きなことに遠慮なく取り組めます

▼生徒・保護者の声

生徒の声:「男だけなので、気がラク」「結束力の強さは、男子校ならでは」

保護者の声:「恋愛にうつつを抜かすことなく、勉強に集中できる環境がある」


【女子高の特徴】

女子校と言われると、おしとやか、お嬢様という印象を持たれることも多いようです。しかし、実際は良い意味で違います。たとえば、文化祭準備の力仕事も女子だけで乗り切ります。自分たちの力で創り上げるのが当たり前。そういった経験を積んでいくうちに、“たくましさ”を身につけることができます。もちろん、女性らしさを大切に育むという教育理念を掲げる学校も多いです。しなやかな女性らしさ、物事をやり遂げる強さを習得できる環境があります。

▼生徒・保護者の声

生徒の声:「体育祭で活躍の場が多い」「チャンスがたくさんある」「本音でのびのびできる

保護者の声:「進路指導などでは、女性目線でアドバイスをもらえるのがよかった」「生徒会や委員会、部活などのトップは、すべて女子。リーダー経験を積むことができる

男女併学 ~共学と別学それぞれの特徴を持ち合わせた環境~

あまり馴染みがないかもしれませんが、「男女併学」という形もあります。一見、男女共学のように見えますが、「授業は男女別々のクラス、委員会など課外活動は男女一緒に行なう」といったスタイルです。学習面では、男女の特性を活かした授業を行ない、かつ異性に気を取られず集中する。課外活動では、男女の違いを意識し、異性間で適切なコミュニケーションを取る。共学と別学の“いいとこどり”と言えるかもしれません。ただ、男女併学校の数は多くありません。選択肢が限られるでしょう。

男女共学のメリット

近年、人気の高まる男女共学校。その背景には、世の中のグローバル化なども関係しているという意見があります。ゆくゆくは、職場でさまざまな国籍の人と一緒に仕事をするようになるでしょう。より多様性が求められます。そんな時代を生き抜くためにも、性別を限定した環境より、異性との価値観の違いを理解し合える環境を選びたい。そういった考えからお子さんには男女共学校に通ってほしいと望む親御さんも少なくありません。

そこで、こちらでは共学校に絞って、その具体的なメリットをまとめました。ぜひチェックしてみてください。

中学入学後のギャップが少なく、異性との距離感が身につく

小学校の多くは、男女共学です。進学先が共学の中学校であれば、環境面での大きなギャップを感じることは少ないでしょう。

また、学校の授業や課外活動を通じて、お互いに協力し合う場面も多いです。異性を必要以上に意識せず、適度な距離感をもって接することができるようになります。異性に対する苦手意識がなくなる人付き合いが広がるといったメリットも感じられるようです。

実社会への適応力を養うことができる

社会にでれば、男性も女性も同じフィールドで働き、生活します。学生時代から男性・女性の価値観の違いを理解していれば、社会に出ても柔軟に対応していくことが可能です。異性だからといって必要以上に遠慮する必要はないし、押し付ける必要もない。身をもって学んでいるため、男女平等意識の高まった現代社会にスムーズに馴染んでいけるでしょう。

異性の存在が良い刺激になる

同性のみの環境は気楽ではありますが、異性がいるからこそ、その存在が良い刺激になることも多々あります。よく聞かれる声としては、「行事が楽しい」。たしかに、盛り上がりそうですね。ほかには、「女子同士の衝突を回避できる」といった意見も。また、異性がいることで同性の良さを改めて実感し、仲間意識が高まることあるようです。

コミュニケーション力が磨かれる

誰かを好きになったり、気持ちを伝えたり。男女が共存するからこそ、相手の気持ちを推し量るといった経験を積みやすいですよね。恋愛経験を積むことで、精神的に成長できますし、コミュニケーション力も磨かれます。学生の本分は勉強という意見もありますが、社会に出たときに役立つものを得られるという考えを持つ家庭も少なくありません。

男女共学のデメリット

自分自身と向き合う、自我が目覚めるなど多感な思春期です。だからこそ、学校環境から受ける影響は大きいですよね。ここでは、男女共学のデメリットについて紹介します。もちろん、すべてのお子さんに該当するとは限りません。ひとつの参考にしてみてください。

男女の特性に応じた授業を展開しづらい

男女別学の特徴でもお伝えしましたが、男性と女性では物事の考え方・学び方が異なる傾向にあります。それぞれの特性に応じた授業を展開できれば、効率的です。しかし、男女共学の場合、性別ごとに授業を分けるというのは現実的ではありませんよね。学習効果を引き出すという面では、別学に比べると課題があると言えるでしょう。

異性の目が気になり、窮屈さを感じる

同性だけの場合は、日ごろの学校生活の中で「もっと男らしく・女らしく」と意識する場面は少ないです。しかし、異性がいる場合、相手の目を気にし過ぎて何かと遠慮する、あるいは無理してしまうことも。結果、自分らしさを前面に出せず、窮屈な思いをするケースがあります。

学業面が疎かになることも…

異性が近くにいるからこそ、その付き合いに目がいってしまい、勉強に集中できなくなるケースもあります。素敵な異性が気になってしまうのは、仕方のないこと。ただ、そういった自分の感情をうまくコントロールできないのが思春期の子供です。結果として、勉強に集中できなくなるなどの弊害が生まれることも。

先入観が邪魔をして、選択肢を狭めてしまう

男女平等の意識が定着しつつありますが、性別による役割の定着や先入観がなくなったわけではありません。たとえば、「運動部のマネージャーは女子」「理数系は男子、語学系は女子が強い」といったイメージはいまだに存在します。男女共学ゆえに、こういった先入観に縛られてしまうことも。別学であれば、性別に関係なくチャレンジしやすいかもしれませんね。

まとめ

いかがだったでしょうか?男女共学校、別学校ともに、メリットもあれば、デメリットもあります。学校によって校風の違いがありますし、まずは実際に足を運んでみるのが一番です。なお、見学は早めに行っておくことをおすすめします。「最初は別学がいいと言っていたけれど、6年生になったら共学に行きたいと言われ、慌てて志望校を見直した」といったご家庭も実際にあるようです。

また、保護者の方が共学出身か別学出身かという点も、志望校選定には関わってくるようです。たしかに自分が通っていたのであれば、実際の雰囲気をイメージしやすいですよね。とはいえ時代は変わっていますし、何より大切なのは、“お子さんに合うかどうか”。親だからこそ知っている我が子のタイプを踏まえて、一緒に学校選びを進められると良いですね。

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