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公開日:2022年01月21日 更新日:2024年09月28日

中2の春休みの勉強方法とは?過ごし方や心構えを解説

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編集部

塾選(ジュクセン)編集部

高校受験を考えている中学2年生にとって、春休みは受験勉強を始める絶好のチャンスです。受験勉強をスタートするのに遅すぎることはあっても、早すぎることはありません。比較的余裕のある春休みから受験を意識した勉強を取り入れることで、志望校合格の可能性が高まるでしょう。今回は中2の春休み中の勉強方法について、過ごし方や心構えと一緒に解説します。

目次

中2の春休みから高校受験に向けた勉強を始める重要性と心構え

春休み中の具体的な勉強方法を確認する前に、受験勉強をスタートさせる重要性や心構えについて理解しておきましょう。

いつからが高校受験生?

いつから高校受験生とするかは、人によって異なります。受験学年となる中学3年生を高校受験生と呼ぶことも多いですが、受験する高校のレベルや志望校が決まっているかどうかによっても、左右されるでしょう。

いずれにしても、受験勉強を早めにスタートさせて損をすることはありません。早ければ早いほど、志望校合格では有利になります。大切なのは、子ども自身が高校受験生だと自覚すること。受験生だと自覚することで、自発的な勉強につながります。

自覚を持ってもらうためには、高校生活を具体的にイメージするところから始めてみましょう。親が「どのような高校生活を送りたい?」「どのような高校に行きたい?」などと問いかけ、高校に対するイメージをふくらませてください。学校のホームページやパンフレットなどを、一緒にチェックするのもよいですね。

また学習意欲の高い生徒が集まる春期講習へ参加させることでも、高校受験に対する自覚を高められるようになります。

中2の春休みから勉強する重要性

中学2年生の春休みから受験勉強を始めると大きなメリットが生まれます。

受験生の中には中学3年生の夏休みや、夏休み明けから勉強をスタートさせる子どももいるため、春休みから勉強を始めると大きく差をつけられるようになるでしょう。内申点対策もできて、志望校合格の可能性が一気に高まります。

学校によっては春休みに宿題を出さなかったり、あったとしても少ない量だったりするため、部活動をしていたとしても比較的余裕があるはずです。復習や苦手科目の克服に時間を割くことで、本格的な受験勉強がラクになります。

高校受験に向けての心構え

高校受験に向けて中学2年生は春休み中に、以下で紹介する心構えをしておいてください。

心構え①:志望校を決める

まずは志望校を決めることです。志望校が決まっているのと決まっていないのとでは、子どもの勉強意欲は大きく変わります。

春休みの段階では学力に関係なく、子どもが行きたいと思う学校を志望校に設定してください。これから受験勉強を重ねていき、その後の成績を見て、現実的なレベルの志望校に変更していけば問題ありません。

心構え②:学習習慣をつける

学習習慣が身についていない場合、毎日自宅で勉強する習慣を身につけることも大切です。勉強は一つひとつの積み重ね。短期間で集中してつめ込んだ知識は定着せず、受験本番でも活用できません。

また中学3年生の夏休みや冬休みになると、毎日長時間の勉強を強いられます。学習習慣ができていない子どもが、いきなり何時間もの勉強に取り組むのは大変です。集中力が続かず、途中で勉強を投げ出してしまうでしょう。

春休み中は毎日の自宅学習を心がけ、少しずつ勉強時間を増やしていってください。まずは30分からスタートして、40分、50分、1時間などと徐々に延ばしていきます。

また部活動などで疲れていたとしても、10分でも構わないので勉強をすることが大切です。一度勉強をしない理由を作って許してしまうと、悪い習慣になってしまいます。

心構え③:目的を持って勉強する

何となく勉強するのではなく、必ず目的を持って勉強するようにしましょう。

たとえば「問題集の5ページから、7ページまでを解く」「英語の参考書を通読する」など、勉強内容を決めて取り組んでいる子どもはいるはず。しかし大切なのは、なぜその勉強をするのかを理解した上でおこなうことです。

「教科書の内容を定着させるために、問題集の5ページから7ページまでを解く」「英文法の知識があいまいなので、知識を定着させるために英語の参考書を通読する」など、勉強の目的を一つひとつ確認してください。

目的をはっきりさせた上で勉強することで、効率的な成績アップが期待できます。

心構え④:言い訳を作らない

4つ目の心構えは、言い訳を作らないことです。思ったように勉強が進まなかったり、成績が上がらなかったりすると、「参考書がわかりにくい」「先生の教え方が悪い」など、子どもによっては言い訳をすることもあるでしょう。

言い訳をしたり、できないことを他のせいにしたりするのは簡単です。しかしいつまで経っても、根本的な問題解決にはなりません。

問題がわからなかった理由や、勉強ができなかった理由を考えてみてください。言い訳をするよりも客観的に原因を分析することで、現実的な改善策が見つかるはずです。正しく努力を続ければ、努力に見合った成果が表れます。

高校受験に向けた中2の春休みの過ごし方

春休みは一般的に2週間程度と短く、学校の宿題が課されないことが少なくありません。そのため子どもによっては、毎日ダラダラと過ごしてしまうことも考えられるでしょう。

これまで述べてきたように、春休みは高校受験に向けた準備を始める絶好のチャンス。短い期間であっても充実した休みとなるように、特に生活リズムを保つことを心がけてください。

休みだからといって夜遅くまで起きていたり、朝も遅くまで寝ていたりするのは止めましょう。春休み中の勉強に支障をきたすだけでなく、新学期が始まった後の学校生活にも悪い影響を与えかねません。

基本的には学校があったときと同じ時間に、就寝・起床をします。あらかじめ勉強する時間を決めておき、空いた時間に友達と遊んだり、家族と出かけたりするようにしましょう。メリハリのある生活を送れるようになります。春休みの過ごし方については以下の記事でも解説しています。

中学生の春休みの学習計画の立て方|勉強時間や勉強方法も解説

高校受験に向けた中2の春休みの勉強方法

最後に高校受験に向けた中学2年生におすすめの、春休み中の勉強方法について紹介します。

1日の学習計画を立てる

春休み中は毎日の学習計画を立ててください。無計画に勉強をするのではなく、「何を」「どこから、どこまで」「どのように」勉強するのかを明確にすることが必要です。

基本的には後述するように、これまで勉強した単元の復習をメインにおこないます。1日の中で勉強する時間をあらかじめ決めておき、復習を中心とした学習計画を立てましょう。

時間や学習する単元まで細かく決めた方がよいのか、それともある程度はざっくりした方がよいかは、子どもの性格や特徴によって異なります。子どもに合わせて柔軟な学習計画を立てることが大切です。

以下の記事でも学習計画の立て方について解説しているので、ぜひご覧ください。

中学生の春休みの学習計画の立て方|勉強時間や勉強方法も解説

定期テスト対策|内申点を上げる

志望校合格で入試本番対策と同じように重要なのが、定期テスト対策です。高校受験には入試本番の得点だけでなく、内申点も大きな影響を与えます。そのため内申点につながる定期テスト対策が欠かせません。

どの学年の成績から内申点に大きく関わるかは都道府県によって異なるものの、中学3年生の成績が重要視されるのは間違いないでしょう。春休み明けの定期テストで、できるだけ高い得点をマークできるように、春休み中もコツコツと勉強をしておくことが大切です。

また漢字検定や英語検定などの検定試験に合格すると、内申点に加点されます。余裕がある中学生は、取得できそうな検定試験にチャレンジするのもおすすめです。

中学1年生~2年生の復習

春休みに最優先で取り組んでほしいのが、これまでに学習した項目・単元の復習です。中学3年生で学ぶ学習項目のほとんどは、中学1年生~2年生の知識をベースにして積み上がっていきます。

そのためこれまで勉強した単元の中で身についていないところがあると、4月以降の授業内容が理解できなくなってしまうでしょう。

主要5教科の中で、特に注意が必要なのが数学と英語です。数学と英語は積み上げ式の科目といわれており、短期間での克服や成績アップは望めません。数学と英語が苦手な中学生は、春休み中にできる限りの克服に努めましょう。

効率よく復習するためには、勉強するべき箇所をピックアップすることが必要です。学年のまとめの問題集などを一通り解いてみて、間違えたところやわからなかったところを抽出してください。

教科書や参考書の該当箇所をよく読み、もう一度同じ問題に取り組むと、短い期間でもしっかり復習できます。

すぐに習得できない暗記科目を始める

暗記は1回の勉強では覚えられません。時間をおいて2回、3回と何度かくり返すことで頭の中に定着します。また学習習慣が身についていない子どもの場合、暗記系の学習なら比較的スムーズに勉強を始められることもあるでしょう。

春休みはすぐに習得できない、暗記の勉強をするのもおすすめです。英語の単語や熟語、数学の公式、歴史の年表など、暗記系の科目の勉強も取り入れてください。

塾の春期講習を受ける

最後は塾の春期講習を受けることです。中学生によっては「自学自習の習慣が身についていない」「理解できていない単元が多すぎて、何から手をつければわからない」「自宅では勉強に集中できない」などの理由から、自宅学習が難しいケースもあるでしょう。

多くの学習塾では中学生向けに春期講習を開催しているので、自学学習が難しい子どもでも春休みの勉強を進められるはずです。講習やコースによって総復習や先取り学習、苦手科目の克服、高校入試対策など、さまざまなカリキュラムが設定されています。

春期講習については以下の記事でも解説しているので、ぜひ目を通しみてください。

【2024年】高校受験におすすめの春期講習を紹介!

まとめ

中学2年生の春休みから高校受験勉強を始めることで、志望校に合格する可能性がグンと高まります。他の同級生がのんびり過ごしている間に勉強に取り組み、大きく差をつけてしまいましょう。

優先してほしいのがこれまでの復習です。中学1年生~2年生で学んだ学習項目を復習することで、受験に向けた基礎力を固められるようになります。

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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