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  3. 【2024年最新】中学生向けのおすすめ集団塾11選!特徴や費用を踏まえた選び方を解説
公開日:2021年10月29日 更新日:2024年09月28日

【2024年最新】中学生向けのおすすめ集団塾11選!特徴や費用を踏まえた選び方を解説

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塾選(ジュクセン)編集部

塾選(ジュクセン)編集部

中学生向けのおすすめ集団塾を紹介しています。特徴や費用を比較しながら、受験対策や学力アップに最適な塾を選びましょう

目次

「中学生の子どもに合った集団塾はどれだろう?」

「中学生向けにおすすめの集団塾を知りたい」

中学生の子どもの塾選びをするとき、このような悩みを持つ保護者は多いのではないでしょうか?

集団塾は、大勢の生徒が1つの教室に集まって講師が授業をする指導スタイルです。しかし、1クラスあたりの生徒数や設置されているコースはそれぞれの集団塾で異なるため、授業の雰囲気や学習内容などにも違いがあります。

それぞれの塾の特徴や違いを踏まえた塾選びをしないと、子どもに合わない塾を選んでしまい、成績が上がらなかったり、勉強に積極的になれなかったりする原因になるかもしれません。

そこで、この記事では弊社おすすめの中学生の集団塾から、中学生の子どもに合う塾を選べるように次の内容について解説します。

この記事でわかること

集団塾とは?メリットやデメリット、個別指導塾との違い

中学生に人気の集団塾ベスト3

志望校別のおすすめの集団塾

集団塾に向かない子の特徴

集団塾の選び方&気をつけるポイント

この記事を読めば、集団塾のメリットやデメリットなどが詳しくわかります。それぞれの集団塾の特徴や費用についても解説するので、中学生の子どもに合う集団塾を選ぶためにぜひ最後までご覧ください。

中学生向けの集団塾とは?

集団塾とは、大勢の生徒が1つの教室に集まって講師が授業をする指導スタイルの塾を指します。1クラスの生徒数が10~15人と少人数の集団塾もあれば、20人以上の大人数で授業を受ける塾もあります。

正社員のプロ講師が授業を担当する集団塾も珍しくありません。プロ講師が授業を担当する代表的な集団塾は、早稲田アカデミーやSTEPなど。集団塾では、質の高い授業を個別指導よりも安い授業料で受講できるため、費用対効果が高い傾向があります。一方で授業スピードは生徒一人ひとりの理解度に合わせられないため、疑問や理解不十分な箇所を解消しにくいと感じる中学生もいるでしょう。

まずは集団塾を選ぶときに知っておきたい、集団塾のメリットとデメリットを解説します。集団塾と個別指導塾の違いも説明するので、どちらが適しているかを確認してみてください。

集団塾のメリット

あらかじめ決められたカリキュラムで同じくらいの学力の中学生と一緒に授業を受ける集団塾ですが、主なメリットは4つあります。

  • 計画的に学習を進められる
  • 仲間と切磋琢磨できる
  • 受験に向けたノウハウが豊富
  • 個別指導塾よりも料金が安い

計画的に学習を進められる

集団塾では、あらかじめカリキュラムが決まっています。集団塾のカリキュラムは高校受験や模試のように目標から逆算して作られているため、目標に向かって計画的に勉強ができます。受験や模試の直前に「十分な演習時間を取れなかった」という事態になりにくいのは、集団塾のメリットです。

仲間と切磋琢磨できる

集団塾のクラス分けは学力や志望校によって分けられることが多いため、同じくらいの学力の仲間と切磋琢磨しながら勉強に取り組めます。特に受験前には、生徒一人ひとりの受験に対する高い意識が周りの生徒にも刺激を与え、全体の意識が高くなるクラスも。より多くの生徒が勉強に積極的に取り組めるのは、仲間と切磋琢磨できる集団塾の学習環境ならではでしょう。

受験に向けたノウハウが豊富

個別指導塾にはアルバイト講師も多く在籍する一方で、集団塾では正社員のプロ講師が授業を担当することも珍しくありません。高校受験の指導経験や受験ノウハウが豊富な講師から、質の高い授業を受けられる点も集団塾のメリットです。

個別指導塾よりも料金が安い

集団塾の授業料は、個別指導塾と比較するとリーズナブルな傾向にあります。弊社が算出した週1回の通塾を想定した集団塾と個別指導塾の月額授業料の相場は、下表のとおりです。

塾の種類 週1回の通塾を想定した月額授業料の相場(中1)
集団塾 約5,500~約14,500円
個別指導塾 約5,500~約33,000円

上表のように、集団塾と個別指導塾では同じ通塾回数でも授業料の相場が大きく異なり、集団塾の2倍以上の費用がかかる個別指導塾もあります。また集団塾では、週1回の通塾で複数教科を受講できる塾も。集団塾は個別指導塾よりもお得に受講できるといえるでしょう。

集団塾のデメリット

さまざまなメリットがある集団塾の授業ですが、集団塾が合わない中学生もいます。授業中にわからないことがあっても手を挙げて質問できない生徒もいれば、周りの生徒の視線が気になって自分のペースで勉強できないと感じる生徒もいるでしょう。

集団塾の主なデメリットは、次の3つです。

  • 個別指導と比べて理解度に合わせた授業が受けられない
  • 質問しにくいと感じる中学生もいる
  • 自分のペースで学習できない

個別指導と比べて生徒の理解度に合わせた授業が受けられない

大人数の生徒が一度に授業を受けるため、自分の理解度に合った授業スピードでないこともあるでしょう。

しかし、生徒の理解度に合わせてフォローができるように10~15人の少人数クラス制度を導入していたり、演習の時間に生徒一人ひとりの定着度をチェックして個別にフォローをしたりする塾もあります。

質問しにくいと感じる中学生もいる

自分から積極的に発言するのが苦手な中学生は、集団塾だと質問しにくいと感じるかもしれません。授業の途中で生まれた疑問点をそのままにすると、授業内容の理解度が浅くなりがちです。

授業中には質問ができなくても、授業が終わってから講師に質問できる中学生であれば、復習によって理解度や定着度が上がるでしょう。しかし、勉強に対して受け身がちで疑問点をそのままにしてしまうタイプの中学生の場合、集団塾で成績を伸ばすのは難しいかもしれません。

自分のペースで学習できない

あらかじめカリキュラムが決まっていることをメリットだと感じる中学生がいる一方で、自分のペースで学習できないことをデメリットに感じる中学生もいるでしょう。

例えば、極端に苦手な教科がある中学生。苦手教科を克服するには、つまずいた箇所に戻ってそこから学習を積み重ねる必要があります。しかし、集団塾ではカリキュラムに沿って授業を進めるため、苦手教科は理解不十分なままどんどん先に進んでしまうでしょう。自分の学力や理解度に合わせて勉強ができないため、教科ごとの学力の差が大きい中学生にとっては、集団塾の授業は大変だと感じられるかもしれません

中学生向けの個別指導塾との違いは?

個別指導塾との最も大きな違いは、講師1人が指導する生徒の人数です。

講師1人が生徒1~3人程度を指導する個別指導では、生徒一人ひとりの学習ニーズに合わせたり、理解度に合ったスピードで授業を進めたりできます。

講師1人が指導する生徒の人数のほかに、集団塾と個別指導塾の違いをまとめたものが下表です。

  集団塾 個別指導塾
費用
※中学1年生の週1回の通塾を想定した月額授業料の相場
約5,500~
約14,500円
約5,500~
約33,000円
カリキュラム あり オーダーメイドで
対応可能
講師 プロ講師や
アルバイト講師
アルバイト講師が多数
質問のしやすさ 授業中に質問しにくい
中学生もいる
授業中でも気軽に質問可能
モチベーションの維持 周りの中学生と
切磋琢磨できる
周りからの刺激を
受けにくいため、
モチベーション維持が
難しいときもある

集団塾と個別指導塾では一度に授業を受けられる人数が違うことによって、費用面や生徒のモチベーションなどのさまざまな点で違いが生じます

子どもに合う塾を見つけるためには集団塾と個別指導塾の違いを理解したうえで、志望校のレベルや学力、子どもの性格を踏まえて塾選びをすることが重要です。

集団塾のメリットやデメリット、個別指導塾との違いを知り「うちの子どもには個別指導塾のほうが合っているかも……」と感じた人もいるのではないでしょうか?

個別指導塾のメリットやデメリット、選び方、個別指導塾の料金相場など、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

【2024年最新】中学生向けおすすめの個別指導塾13選!塾の費用や特徴も徹底解説!

中学生に人気の集団塾ベスト3

ここまで集団塾についてメリットやデメリットを中心に解説しましたが、子どもにぴったりの塾を選ぶために、まずは多くの中学生から人気を集めている集団塾を知りたいと思っている方もいるでしょう。

弊社の独自調査の結果、下表の塾が中学生に人気の集団塾ベスト3となりました。

順位 集団塾名 口コミ評価
1 臨海セミナー 3.9
2 早稲田アカデミー
3 栄光ゼミナール 4.0

人気ベスト3の集団塾の特徴や料金、通塾した生徒本人や塾に通わせた保護者から寄せられた口コミを紹介します。

臨海セミナー

臨海セミナーは、神奈川県を中心に東京・千葉・埼玉・大阪に教室を展開している地域密着型の学習塾です。駅前や住宅街に教室があって通いやすい点は、保護者にとっては安心できるポイントでしょう。安全対策として「Kitazo(キタゾー)」という通塾管理システムも導入されています。

臨海セミナーでは「部活生全力応援プロジェクト」として、部活による遅刻や欠席を別日の補習でカバーするなどの、忙しい中学生へのサポートも充実。部活や習い事と勉強の両立を頑張る中学生にも、おすすめの塾です。

目的 高校受験/テスト対策
科目 国語/英語/算数/数学/理科/社会
講習 夏期講習/冬期講習/春期講習
月額料金 29,700円~
(中学3年生が週3回通塾した場合)
授業時間 50~90分
特徴 体験授業あり/定期的な面談制度/
安全対策あり/入退室管理システムあり

※料金は一般的な目安となります

臨海セミナーの授業料についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

臨海セミナーの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

【吉野町校(神奈川県)、保護者】先生との良い出会いがあったと思ってます。定期テスト対策が行われていて内申点を上げることができたので良かったです。志望校を決めるときも塾からのバックアップがあって助かりました。また臨海模試によって志望校への合格ラインが分かって自信をもって受験に臨むことが出来ました。

【鵠沼海岸校(神奈川県)、保護者】塾長が移動してしまったので残念だが、結局難しい年齢の子供を扱う塾は人間性なんだと思います。塾長が、本気で向き合ってくれれば周りの講師も影響をうけ、環境がよくなる。先生が真剣に向き合って本人の辛さにも寄り添ってくれるから腐らずに乗り切れたと思っています。

ほかにも臨海セミナーに通った中学生や、通わせた保護者の口コミを見たい方はこちらからチェックできます。

臨海セミナーの口コミをもっと見る

お近くの教室を選択し、お問合せください。

臨海セミナー 小中学部の紹介ページはこちら

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーは東京と神奈川、千葉、埼玉、そして茨城に教室を持つ学習塾。

難関国私立高校や公立TOP校の受験対策に強い集団塾として、高偏差値の高校への圧倒的な合格実績を誇ります。早稲田アカデミーでは、学力・志望校別に分けられたクラスで、同じくらいの学力を持つライバルと切磋琢磨しながら、学力を向上していけるでしょう。

入退室情報メール配信サービス「HotConPass(ホットコンパス)」が導入されており、生徒の安全面にもきちんと配慮されている集団塾です。

目的 高校受験/テスト対策
科目 国語/英語/算数/数学/理科/社会
講習 夏期講習/冬期講習/春期講習
月額料金 38,310円~
(中学3年生が週3回通塾した場合)
授業時間 90~130分
(中学3年生の場合)
特徴 体験授業あり/定期的な面談制度/
安全対策あり/入退室管理システムあり

※料金は一般的な目安となります

早稲田アカデミーの授業料についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

早稲田アカデミーの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

【池袋校(東京都)、保護者】体育会系の気合いとガッツと根性が性格に合えば、素晴らしい経験が出来るものであると確信する。裏打ちされた豊富な合格実績と経験値がベースとなり、クオリティの高い講師陣も相乗効果となる。通塾を感謝します。ありがとうございました。

【ExiVたまプラーザ校(神奈川県)、保護者】第一希望に合格できたことがすべて。周りの子たちも第一希望の高校に進学できている子が多く、圧倒的な進学実績に偽りはないと感じる。普段から親身に相談に乗ってもらい、スケジュール調整にも柔軟に対応してくれたことで、習い事との両立もできた。

ほかにも早稲田アカデミーに通った中学生や、通わせた保護者の口コミを見たい方はこちらからチェックできます。

早稲田アカデミーの口コミをもっと見る

栄光ゼミナール

栄光ゼミナールは少人数グループ制で、一人ひとりと対話しながら親身に指導する塾です。周りの生徒や講師との距離の近さは、少人数グループ制ならではの特徴。大人数の授業では意見や質問がしづらくても、栄光ゼミナールでは積極的に授業に取り組めるという中学生もいるでしょう。

難関高校入試対策コースや高校入試対策コースなど、志望校レベルに合わせて希望のコースが選べるため、自分の目標に合わせて学力アップが目指せます。教室は駅に近く、安全に通いやすい立地にあるため、安心して通わせられるでしょう。子どもの入室・退室時間を保護者にメールで知らせる「ピットカード」のシステムも導入されています。

目的 高校受験/テスト対策
科目 国語/英語/算数/数学/理科/社会
講習 夏期講習/冬期講習/春期講習
月額料金 約40,920円~
(中学3年生が週3回通塾した場合)
授業時間 60~140分
特徴 体験授業あり/定期的な面談制度/
安全対策あり/入退室管理システムあり

※料金は一般的な目安となります

栄光ゼミナールの授業料についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

栄光ゼミナールの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

【井荻校(東京都)、保護者】志望校に合格することができました。特に、苦手な英語については自分から勉強しないところがありましたが、塾で習ったことを徹底して復習することにより、テストの成績が向上し、それが自信につながり、自分から勉強するくせがついたのはとてもよかったと思っています。

【東武宇都宮校(栃木県)、保護者】アットホームな中にも、競い合う環境を作り出してくださったことは、本当にありがたかったと思います。 受験をどの塾で経験するかによって、その子の一生が左右されてしまうと思うので、その点ではうちの子は幸せだったと思います。 勉強の仕方、勉強への向かい方、そのどれもが、今もうちの子に活きていると思われます。

ほかにも栄光ゼミナールに通った中学生や、通わせた保護者の口コミを見たい人はこちらからチェックできます。

栄光ゼミナールの口コミをもっと見る

高校受験の志望校別おすすめ集団塾

Aタイプ:難関国私立高校を目指す中学生におすすめの集団塾

難関国私立高校を目指す中学生には、集団塾がおすすめです。おすすめする理由は、次のとおりです。

  • 最新の受験情報や豊富な受験ノウハウ・教材がある
  • レベルの高い仲間と切磋琢磨しながら勉強できる
  • 難関国私立高校を目指す中学生を対象にした対策講座や模試も実施している

難関国私立高校対策のコースを設置している塾を3つ紹介します。

  • 早稲田アカデミー
  • 臨海セミナー
  • 栄光ゼミナール

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーの特徴

早稲田アカデミーは、お茶の水女子大学付属高校や筑波大学付属高校、東京学芸大学付属高校、そして東京工業大学付属科学技術高校などへ、多数の合格者を輩出しています。

学力別・志望校別に授業を受けるため、同じような目的を持った子どもたちがともに学力を伸ばせる集団指導スタイルの塾です。

早稲田アカデミーが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由

早稲田アカデミーには、早慶附属高校や国立附属高校の合格を目指す中学生を対象とした「難関高受験専門塾ExiV(エクシブ)」のコースがあります。ExiVは都内4校(御茶ノ水校・渋谷校・新宿校・西日暮里校)とたまプラーザ校の5校のみ。各地から集まったハイレベルなライバルと一緒に授業が受けられます。

クラスは志望校別・学力別に細分化されているため、自分の学力レベルに合った授業が受けられるのも早稲田アカデミーの難関高受験専門塾ExiVの特徴です。

臨海セミナー

臨海セミナーの特徴

臨海セミナーでは、高校受験に向けて中学1年生から対策ができる「高校受験/定期テスト」「難関国私立受験」「都立・公立トップ校受験」などのコースが用意されています。

1クラスの人数は20名前後。同じ教室で学ぶライバルと切磋琢磨しながら、学力を高められる環境が整えられているのも特徴です。また授業では確認テストにより講師が生徒の理解度を把握。苦手な科目や単元があれば克服のための相談にも乗ってくれる、めんどうみのよい塾です。

臨海セミナーが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由

臨海セミナーには、難関国私立高校を目指す生徒を対象した「ESC高校受験科」があります。

難関国私立大志望者が集まる日曜集中特訓は、志望校別に開催。早慶や埼玉・千葉御三家、渋谷幕張、市川、国立大附属など地域のトップレベルの高校を目指す生徒と、切磋琢磨しながら学力を高め合えます。ほかにも早慶英数特訓や早慶オープン模試など、難関私立高校を目指す生徒が学力を高めながら、自分の立ち位置を確認できるような工夫がされています。

お近くの教室を選択し、お問合せください。

臨海セミナー 小中学部の紹介ページはこちら

栄光ゼミナール

栄光ゼミナールの特徴

栄光ゼミナールでは、少人数制のグループ指導を行っています。

授業では生徒一人ひとりの学力や理解度だけではなく、個性・性格まで把握したうえで指導。講師陣の親身な指導に定評がある塾です。

栄光ゼミナールが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由

栄光ゼミナールには「難関高校入試対策コース」が設置されています。難関高校入試対策コースでは、通常授業とは別に「特別講座」を実施。特別講座では、近隣教室から集まった生徒が志望校・レベルによって分けられたクラスで、入試レベルの問題を中心に演習します。実戦力を高められるだけでなく、同じくらいの学力レベルの中学生と切磋琢磨しながら学力向上ができるのも栄光ゼミナールのポイントです。

Bタイプ:公立TOP校(自校作成校や特色検査校)を目指す中学生におすすめの集団塾

公立TOP校を目指している中学生には、大手集団塾や地域密着型の塾がおすすめです。

公立TOP校を対象に、特徴的な高校入試制度を導入している都道府県もあります。東京都の日比谷高校や青山高校で実施される自校作成問題、神奈川県の横浜翠嵐高校や湘南高校で実施される特色検査、埼玉県の浦和高校や大宮高校で実施される学校選択問題などが特徴的な入試制度の代表例です。

特徴的な入試制度に対応するためには、入試問題の傾向を踏まえた対策や応用力の強化がより必要となります。そのため、公立TOP校を目指す生徒には、大手の集団塾や地域密着型の塾がおすすめです。

関東の1都3県(神奈川県・埼玉県・千葉県)を中心に展開する、おすすめの塾を6つ紹介します。

  • Z会進学教室
  • ena
  • 臨海セミナー
  • 湘南ゼミナール
  • STEP
  • 市進学院
  • スクール21

Z会進学教室

Z会進学教室の特徴

Z会進学教室の授業は、少人数制の集団指導。プロ講師による、丁寧でわかりやすい授業が受けられます。

通信教育で得たノウハウを生かした指導で、公立TOP校への合格者も多数輩出しています。Z会進学教室に在籍した中学生の主な合格校は、都立戸山高校や横浜平沼高校、浦和第一女子高校などです。

Z-KAIが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

Z会進学教室では、公立TOP校の受験で必要とされる思考力や、高い表現力を養える質の高い授業が受けられます。長年の通信教育指導で培ったノウハウと、近年の入試傾向を踏まえて作成されたテキストで、難問を解くための基礎力を養成。量より質を重視した授業で、磨き上げた基礎力を生かして難問も解けるだけの学力を身につけます。

中学3年生の9月からは「志望校別特訓対策(3S)講座」を開講。そのほかに単科制の「復習(3R)講座」も開講しており、苦手教科の補強や途中入会者の補習にも対応しています。Z会進学教室は、公立TOP校などの難関高校を志望校にする中学生の合格に向けて、バックアップする指導体制が整っているのが特徴です。

ena

enaの特徴

ena中学部は東京都をはじめ、埼玉県に2校、神奈川県に2校を展開する都立高校受験に強い塾です。日比谷高校、西高校、戸山高校などの都立難関校への合格実績も豊富。

授業は集団型ですが少人数制を採用しており、きめ細かい学習指導が受けられます。

enaが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

ena中学部の授業は先取り授業ですが、無理のない速さで学べるカリキュラム。難易度が上がる中学生の授業や定期テストにも、余裕をもって臨めるように授業スピードや授業内容に配慮されています。

受験生になったら、入試問題を厳選したオリジナル教材や志望校別授業で、普段の授業で培った学力を磨きぬき第一志望合格を目指します。

enaでは、都立高校の入試に合わせた出題形式の都立高合格判定模試を実施。自校作成型と共通問題型の両方に対応しているため、公立TOP校を目指す中学生も実際の入試に近い出題形式の問題で腕試しが可能です。

臨海セミナー

臨海セミナーの特徴

臨海セミナーでは、高校受験に向けて中学1年生から対策ができる「高校受験/定期テスト」「難関国私立受験」「都立・公立トップ校受験」などのコースが用意されています。

1クラスの人数は20名前後。同じ教室で学ぶライバルと切磋琢磨しながら、学力を高められる環境が整えられているのも特徴です。また授業では、確認テストにより講師が生徒の理解度を把握。苦手な科目や単元があれば克服のための相談にも乗ってくれる、めんどうみのよい塾です。

臨海セミナーが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

臨海セミナーでは、公立高校入試で必要とされる内申点対策にも力を入れています。講師は中学校の先生の定期テストの出題傾向を分析。テスト直前の土・日曜には分析をもとにした定期テスト対策講座を行い、定期テストの得点アップをサポートします。

東京都の自校作成問題、神奈川県の特色検査、埼玉県の学校選択問題にも対応できる応用力や実戦力が身につく「入試対策講座」も各地域別に実施。また千葉県の入試制度や入試問題の傾向の変更にも柔軟に対応するなど、公立TOP校の対策に必要な講座や対策を実施しているのが臨海セミナーの特徴です。

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臨海セミナー 小中学部の紹介ページはこちら

湘南ゼミナール

湘南ゼミナールの特徴

湘南ゼミナールは集団授業ですが、授業後の「個別フォロータイム」で生徒一人ひとりに寄り添う丁寧な指導を実現。授業中に理解できなかった内容も、理解できるまでサポートしてもらえます。

湘南ゼミナールでは生徒に自宅学習プランを提示。生徒が学習習慣を身につけられるような、完全個別の学習サポートを提供しています。

湘南ゼミナールが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

湘南ゼミナールの授業は「湘ゼミ合格逆算カリキュラムⓇ」によって進められます。このカリキュラムは、専門チームの徹底した入試分析によって作成されたもので、トップ校合格に必要なハイレベルな問題を解く力を養成できる内容になっています。

湘南ゼミナールでも、中学校別の定期テスト対策を実施。定期テストの出題傾向や過去の通塾生の解答データを踏まえた対策授業が受けられるため、テスト範囲の要点をしっかり押さえられます。また内申点アップに重要な定期テストで高得点が取れるように、応用問題や発展問題の対策も行うなど、公立TOP校志望の中学生に対しても徹底的にサポートをしています。

お近くの教室を選択し、お問合せください。

湘南ゼミナールの紹介ページはこちら

STEP

STEPの特徴

STEPは神奈川県に特化した集団指導の学習塾。学習指導に専念する正社員講師による、質の高い授業が受けられるのがSTEPの最大の特徴です。

生徒と講師がやり取りをしながら展開する「双方向型授業」で理解を深めながら、楽しく勉強できるのがSTEPの授業です。

STEPが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

STEPは神奈川県に特化した学習塾。専門の教材研究チームが5教科と特色検査の出題傾向を踏まえたうえで、教材作成をしているため、教材や模試の問題の質も非常に高いのが特徴です。

神奈川県のTOP校・横浜翠嵐高校と湘南高校の定員に占めるSTEPの通塾生の割合はそれぞれ約41.2%、約70%(※2)といずれも高い水準。神奈川県で公立TOP校を目指したい人には、STEPがおすすめの塾といえるでしょう。

※2 参考 「2024年度 公立高校合格率・合格実績比較表 神奈川県の塾・学習塾ステップ(STEP)」(令和6年8月27日に利用)

市進学院

市進学院の特徴

市進学院は、市川や渋谷幕張、県立船橋、千葉、東葛飾など首都圏最難関校や地域の名門校への高い合格実績を誇っています。

高い合格実績の理由は、講師が解答に至るまでのプロセスを生徒と一緒に考えていく発問形式(市進の共演授業®)の授業スタイル。日々の授業で難関校が重視する「主体性」や「思考力」を磨きます。

クラスは少人数制の集団指導で、志望校別のクラス分けを実施。同じ志望校を目指す仲間から刺激を受けながら、生徒一人ひとりの理解度に合わせた丁寧なフォローを受けられるのが市進学院の指導の特徴です。

市進学院が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

市進学院では入試から逆算したカリキュラムで授業を行い、入試で必要とされる得点力を養成します。復習をしながら新しい単元の勉強をする「らせん型カリキュラム」が得点力向上のポイント。学習内容の定着を図りつつも、新しい単元の理解度を深め、問題が「解ける」得点力を効率的に向上させます。

9~1月にかけて行う高校入試対策合格突破講座では、各都県の入試問題の分析をもとに5教科の得点力アップに焦点を当てて授業を行います。2023年の千葉県入試では、市進学院の塾生と全県の平均点の差は92.7点。公立TOP校で必要とされる入試での高い得点力を身につけたい人には市進学院がおすすめです。

より高みを目指したい公立TOP校の受験生には、難関校受験専科「PREPコース」の受講もおすすめです。より難度の高い問題を扱うため、得点力にさらに磨きをかけられるでしょう。

スクール21

スクール21の特徴

スクール21では、埼玉県の県立御三家「大宮高校」「県立浦和高校」「浦和第一女子高校」をはじめ、県内の公立TOP校に多数の合格者を輩出しています。

中学生の授業では、高校受験を最終目標として掲げて日々の勉強に取り組みます。学習内容の根本理解を大切にしており、応用問題やハイレベルな問題の土台になる基礎力養成を徹底する学習方針がスクール21の特徴です。

スクール21が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由

埼玉県の公立TOP校を目指す中学生におすすめなのが、スクール21です。

スクール21では、毎回の授業が定期テスト対策につながるように生徒の根本理解と定着を重要視。理解と定着を図れるよう、アウトプットする時間を大切にした授業スタイルになっています。

また県立御三家や地区TOP校を目指す生徒の選抜クラス「SUクラス」を設置。SUクラスでは、公立TOP校で高得点を取るために欠かせない、記述問題の対策を徹底して行います。対策に使用するテキストは、スクール21オリジナルテキスト。埼玉県の入試に特化して作られた問題で、入試に強い学力を築き上げます。

短期間で集中的に入試対策をしたい中学生には、9月に開講する「日曜本科コース」もおすすめです。日曜本科コースでは、重要単元に絞って受験指導をするため、得点力を上げるための勉強や入試問題を想定した応用問題への対策に効率的に取り組めます。

Cタイプ:AとB以外の高校を目指す中学生は個別指導塾もおすすめ

AとB以外の高校を目指している中学生には、集団塾だけでなく個別指導塾もおすすめです。

Cタイプの中学生の中には「通いたい集団塾は決まっているが、得意教科と苦手教科の差が激しいためまずは個別指導で苦手を克服したい」と考えている人もいるかもしれません。

リストで紹介する湘南ゼミナールや高校受験ステップ(STEP)、市進学院は集団指導以外に個別指導コースもあります。最終的に集団塾で勉強したい中学生は、集団塾に併設されている個別指導コースを利用するのもおすすめです。

お近くの教室を選択し、お問合せください。

スクール21の紹介ページはこちら

AとB以外の高校を目指している人におすすめの集団塾・個別指導塾リスト

塾名 塾の特徴 月の費用 お問い合わせ
湘南ゼミナール ライブ感あふれる
オリジナルの指導法
「QE授業」を実践
要問い合わせ 料金を知りたい
高校受験ステップ(STEP) 神奈川県内で多くの
教室を展開している
地元密着型の学習塾
要問い合わせ -
創英ゼミナール 進捗に合わせた授業計画・
指導・家庭学習指導
約5,995円~/月
※中学1・2年生/週1回
(60分授業)
料金を知りたい
市進学院 めんどうみ合格主義で
家庭との連携を重視
約35,420円 料金を知りたい
個別指導WAM(ワム) 定期テスト2週間前から
対策授業
約7,300円 料金を知りたい
個別指導の明光義塾 学力アップを目指せる
「MEIKO式コーチング」を
導入
要問い合わせ 料金を知りたい

中学生の子どもの性格や成績などを踏まえて「個別指導のほうが向いているため、個別指導塾に高校受験対策もお願いしたい」と考えている保護者もいるでしょう。

下記記事では、弊社がおすすめする13の個別指導塾をピックアップしています。個別指導塾の料金や選び方をより詳しく説明しているので、個別指導塾への通塾を検討している人はぜひこちらの記事もご覧ください。

【2024年最新】中学生向けおすすめの個別指導塾13選!塾の費用や特徴も徹底解説!

集団塾が合わない中学生特長は?

ここまで弊社がおすすめの集団塾や個別指導塾を紹介しましたが、学力や性格によっては集団塾が向かない中学生もいます。集団塾に向かない中学生は個別指導塾に通ったり、家庭教師の授業を受けたりするほうが学力向上につながる可能性は高くなるでしょう。

本項では、集団塾に向かない中学生の特徴を説明します。子どもに合う授業形式を選ぶためにも、1つずつチェックしてみてください。

学校の授業があまり理解できていない

学校の授業内容があまり理解できていない中学生に、集団塾はあまり向いていません。学校の授業は、平均的な学力を持つ生徒に合わせて進められています。その授業内容が理解できていない中学生は過去につまずいている単元があるために、授業内容が理解できていない可能性が高いです。

つまずいている箇所を把握してきちんと内容を理解して苦手を克服しないと、集団塾に通っても授業内容を理解するのは難しいでしょう。学校の授業の理解度が低い中学生は、まずは個別指導塾や家庭教師などで苦手教科を克服することをおすすめします。

苦手教科と得意教科の差が激しい中学生

苦手教科と得意教科の差が激しい中学生も、集団塾が向いているとはいえません。ほとんどの集団塾では、学力別に分けられたクラスで授業を受けます。クラス分けは塾で行うテストや模試などの総合点を基準に行うケースが多いため、苦手教科と得意教科の差が激しい生徒にとっては得意な教科は物足りず、反対に苦手教科は難しいと感じるでしょう。

学力を向上するには、自分に合った難易度の勉強をする必要があります。得意教科と苦手教科の差が激しい中学生は、苦手教科の克服をしてから集団塾に通い始めるとより高い学習効果が期待できるでしょう。

受け身がちな性格の中学生

受け身がちな性格の中学生も、集団塾では学力の伸び悩みが発生する可能性があります。講師1人が中学生10~20人に対して授業をする集団塾では、学習内容の説明を一とおり行ってから各自で問題演習をするところが多いでしょう。説明の途中に疑問が生じた場合、手を挙げて質問したり、わからないことをリアクションで伝えたりしないと、疑問が解消されないまま先に進んでしまいます。

問題演習で手が止まっている生徒に講師が「どこがわからないか?」と声をかけることはありますが、講師1人の担当する生徒数が多ければ多いほど、講師が気づけない場合もあるでしょう。

教えてほしいところを講師に積極的に質問することが、集団塾で学力を伸ばすためのポイントです。受け身がちで授業中や授業の後に講師に進んで質問できない中学生は、個別指導塾や家庭教師などの講師1人あたりの生徒数が少ない授業スタイルの塾のほうが向いているといえるでしょう。

競争を負担に感じる中学生

集団塾では生徒同士が切磋琢磨できるように、模試や小テストの結果を掲示することがあります。ほかの生徒の結果を見て「自分も負けたくない」と思える負けず嫌いな性格の中学生は集団塾に向いていますが、自分の点数と比較して自信を失ってしまったり、競争自体がプレッシャーになったりする中学生には、逆効果になるでしょう。合わない塾で勉強を続けていても、なかなか成績は上がりません。ストレスを感じながら塾に通っていれば、通塾を渋る状況になる恐れもあります。

周りの中学生と競争しないほうが自分のペースを守って勉強できる中学生は、集団塾ではないほうが学力向上につながる可能性があるでしょう。

中学生向け集団塾の選び方と気を付けたいポイント

中学生の子どもを集団塾に通わせたいと考えている人は、集団塾の選び方や気をつけるべきポイントも気になるのではないでしょうか?

中学生の集団塾選びで、注目すべきポイントは次の5つです。

  • アクセス
  • 合格実績
  • 講師の質
  • 費用
  • 評判

本項では、それぞれのポイントの中でも、どんなところをチェックするとよいのかを具体的に解説します。

アクセス

通塾をスタートすると、週2~3回ほど塾に足を運ぶことになります。塾の立地や通塾のしやすさなど、アクセス面は事前にチェックしたいポイントです。

まずは、家から塾までの距離や交通手段を確認し、安全に通える環境かを確認しましょう。特に駅前の塾には、駐輪場がなかったり、スペースが限られていたりするところもあります。通塾手段が自転車の場合には、駐輪スペースの有無や場所も必ず確認しましょう。

保護者の送迎で通塾する場合は、送迎時に利用できる駐車場の有無も確認しておくことをおすすめします。

またたいていの中学生は放課後に塾に通うため、帰宅の時間帯が夜遅くになります。帰宅時間帯の塾周辺の治安も、通塾前に必ずチェックしてください。

勉強に集中するために、同じ中学校の友達がいない塾に通いたい中学生もいるでしょう。その場合、あえて一駅隣の教室を探すのも一つの手です。しかし、学校別のテスト対策をしている集団塾は受け入れできる中学校を決めている場合もあるため、最初に受け入れ可能かどうかを確認するようにしましょう。

合格実績

集団塾を選ぶとき、直近3年間で志望校の合格者が何名出ているのかを確認してみましょう。

合格実績は塾全体の合格者数を打ち出している塾もあれば、教室ごとの実績を掲示している塾もあります。合格者の数だけに注目せず、教室から志望校に合格した生徒の数をチェックするようにしてください。入塾を検討している教室が合格者を輩出していれば、合格までの指導経験があると判断できます。

また合格者数とともに注目したいのが、合格率や受験生の数です。

例えば、公立TOP校であるJ高校の合格者数がどちらも5名のA塾とB塾で、入塾を迷っているとします。

A塾とB塾のJ高校の受験者と教室の生徒数が下表の人数だとすれば、どちらのほうが指導力が高い塾といえるでしょうか?

  各塾のJ高校の合格者数 各塾のJ高校の志望者数 各塾の受験生の生徒数
A塾 5名 6名 40名
B塾 5名 10名 80名

A塾のJ高校の合格率は約83%に対して、B塾の合格率は50%。またA塾では8人に1人がJ高校を志望しているのに対し、B塾でJ高校を志望した生徒の割合は16人に1人です。志望者のほとんどが合格しており、J高校を受験している人の割合が大きい「A塾」のほうが指導力が高そうと判断できるのではないでしょうか?

特に難関校を目指す中学生にとっては、過去の合格実績は塾選びの大きな判断基準となるはずです。

合格者数だけで決められないときには、合格率や教室の受験生の数に対する難関校の受験者数にも注目すると選びやすくなるでしょう。

講師の質

授業を担当する講師も、チェックすべきポイントです。授業を見学して「どんな雰囲気の講師が教えているのか?」「わかりやすい授業なのか?」「生徒に寄り添っているのか?」など、授業や講師の質を確認するとよいでしょう。

個別指導塾と比較すると集団塾の講師は正社員講師である割合が高いものの、学生をはじめとしたアルバイト講師が授業を担当している塾もあります。アルバイト講師とはいえ、大学で教員採用課程の勉強をしている学生や、昼は学校で臨時任用の教員として働いている人など、指導力の高い講師が在籍しているケースもあります。

実際に体験授業を受けたり、授業を見学したりして「わかりやすくて、学力が上がりそうな授業をしてくれる講師か?」を見極めて塾を選ぶとよいでしょう。

とはいえ「塾の体験授業では何をするのか?」「体験授業にはどんなメリットがあるのか?」といった疑問が生じた人もいるかもしれません。こちらの記事では、体験授業の流れや目的、メリットなどをより詳しく解説しているので、通塾を検討したい集団塾の候補を絞れた人はぜひご覧ください。

塾の体験授業って何するの?目的やメリット、流れを解説

費用

通塾にかかる費用は同じ塾でも、申し込むコースや通塾回数によって異なります。子どもの通塾コースや通塾回数での料金を確認するようにしましょう。

またパンフレットに記載された授業料のほかにも、費用がかかる場合もあります。授業料以外に必要な費用は「入会費」「教材費」「模試費」「設備費」などです。

それぞれの費用を支払うタイミングは、次のとおりです。

費用の名称 支払いのタイミング
入会費 入塾時の1度のみ
教材費 年額で費用が決まっている塾や、
必要な時に都度購入する塾などさまざま
模試費 受験するたびにかかる
設備費 毎月かかることが多い

このほかにも夏期講習や冬期講習などの季節講習の受講には別途費用が発生する塾もあります。経済的に無理をせずに通塾させられるように、年間でかかる費用を入塾前にチェックしておくと安心です。

評判・口コミ

塾を検討するときには、教室の評判を確認しておくのがおすすめです。同じ中学校で入塾を検討している塾に通う友達がいれば授業のわかりやすさや雰囲気について聞いたり、通塾させている保護者にサポート体制や評判についてチェックするとよいでしょう。実際に通っている人の声を聞くと、ホームページや見学だけではわからない情報も確認できます。

また過去に教室に通った人の口コミも、集団塾選びのヒントになるでしょう。塾選では各塾の教室ごとの口コミを紹介しています。検討している塾名を入力後、「教室一覧」をクリック。入塾を検討している教室のページへアクセスすれば、教室ごとの口コミを確認できるのでぜひ参考にしてください。ただし、大手塾の場合は教室長が交代している可能性もあります。該当口コミが最新のものかも確認して、口コミを参照してください。

塾選(ジュクセン) _ 日本最大級の塾・学習塾検索サイト

まとめ

集団塾は大人数の生徒が一緒に勉強するため、切磋琢磨しながら学力を高め合える環境です。

中学生の集団塾選びでは「どんな環境であれば、周りの中学生の刺激を受けながら学力を向上させられるか?」という視点を持って、選ぶことが重要になります。大人数の生徒が集まる教室で同じくらいの学力の生徒と競争しながら勉強するほうが向いている中学生もいれば、少人数制のクラスで講師やほかの中学生と対話をしながら学力を高めるほうが合っている中学生もいます。

大切なのは、それぞれの塾の特徴と子どもの性格や学力、志望校などを総合的に踏まえて集団塾を選ぶこと。さらに継続して通塾できるように、本記事で紹介した5つの気になるポイントもチェックして、子どもに合う集団塾を選ぶようにしてください。

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塾選(ジュクセン)編集部
塾選(ジュクセン)編集部

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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