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受験生に足りないのは「受験戦略」。大学合格までの道を照らす存在に。【アクシブアカデミー】

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編集部

塾選(ジュクセン)編集部

大学合格に向けて、授業はもちろんカリキュラムの作成、学習管理、進路指導などを通して完全個別で総合的に指導する『アクシブアカデミー』。代表の鈴木さんは、「大学受験で最も重要なのは“受験戦略”です」と語ります。 受験戦略とはどのようなものなのか?なぜ大切なのか…?今回は、鈴木さんに『アクシブアカデミー』の取り組みや立ち上げた経緯について、詳しくお聞きしてきました。

目次

▼プロフィール
鈴木優志(すずき ゆうじ)『アクシブアカデミー』代表
大学受験において合否が生徒次第になっている現状を変えたいと思い、大学3年生のときに起業。地元である愛知県に『アクシブアカデミー』をオープンする。現在は、関東・甲信越・東海・関西エリアで21教室を展開。受験生の頑張りが報われるよう、受験戦略を軸に、完全個別で総合的にサポートしている。著書に『大学受験 志望校に「合格する子」の親がやっている6つのこと』がある。

合格の鍵は、優れた「受験戦略」を立てること

——最初に『アクシブアカデミー』について教えてください。

『アクシブアカデミー』は、大学受験対策に特化した個別予備校になります。2007年愛知県でスタートし、現在は関東・甲信越・東海・関西エリアで21教室を展開しています。

指導方針の特徴は、「全方位個別アシスト」である点。これは授業はもちろん、カリキュラムの作成、学習管理、進路指導など、志望校合格に必要な全てを完全個別で総合的に指導するサポート体制を意味しています。

——総合的に指導する上で、合格の鍵となるのはどの部分だと考えていますか?

私たちが最も重視しているのは「受験戦略」です。というのも、多くの受験生が志望校合格のための戦略を立てられていないからです。

たとえば、学習時間。受験生になると、志望校合格のために平日は6時間、土日は12時間ほどの勉強時間が必要と言われています。しかし、そのうち塾や予備校で授業を受ける時間は数時間程度。残りの時間は、自分自身で使い方を考える必要があるのです。受験生は、授業よりも圧倒的に長い自習時間をいかに確保し、いかに効率的に勉強していくか—。これがとても重要です。

——一般的な塾や予備校はそこまでサポートはしてくれないのでしょうか?

多くの塾や予備校においては授業の提供がサービスでしたから、最終的に合格できるかどうかは生徒次第になっていたところが多分にありました。『アクシブアカデミー』では、このような現状を変えるべく、授業だけでなく、むしろ現状の把握、大学の分析、どの参考書でどう勉強したらいいのかといった「受験戦略」に重きをおいて生徒と深く関わっていくことが大事だと考えています。

担任コーチと専属トレーナーが受験をサポート

——具体的にどのように戦略を立てていくのでしょうか?

「大学受験における設計図」、つまり志望校合格のための年間スケジュールを作ります。

最初に大学受験のプロである担任コーチと1時間以上の時間をかけてカウンセリングを実施。自分が好きなこと、将来の夢、目標、志望校、得意科目、苦手科目、現在の学習状況などを明確にしていきます。その後、オリジナルのレベル判定テストで学習状況を把握。自身の学力を正しく知ることで、効率的な学習計画を立てることが可能になります。

カウンセリングとレベル判定テストによって割り出されたスタートレベルと、目指すゴールについて確認したら、その間を埋めるための具体的な勉強計画を立てていきます。ここで必要となるのは、大学や学部の入試傾向、試験方式などです。『アクシブアカデミー』では、大学受験や最適な勉強法に関する知識を豊富に持つコーチを中心に、一人ひとりの生徒に合ったカリキュラムを作成しています。

▲受験のプロである担任コーチが、志望校合格に向けた学習カリキュラムを作成する

——「設計図」が描けても、予定通りに進まないこともあるのでは?

おっしゃる通りで、思ったように勉強が進まなかったり、予期せぬイベントがはいってしまったりなどスケジュールがズレてしまうことはあるでしょう。その場合は、担任コーチと随時修正を実施します。1週間ごと、1ヵ月ごとなど生徒の状況に合わせて計画を見直し、常にベストな「設計図」を作り直していくのです。

——カリキュラムにそった授業も、担任コーチが行なうのでしょうか?

授業は、東大をはじめとする難関大に通う現役大学生が専属トレーナーを担当しています。担任コーチと作成したカリキュラムの進捗状況、学習理解度などを把握しながら、面談を通じてモチベーションアップや学習習慣の改善を行なっていくのが役割。自習室で勉強している中での疑問や質問にも対応しています。いわば、受験生の伴走者のような存在といっていいと思います。

▲30分単位で週間スケジュールを立て、その進捗を専属トレーナーと確認する

——ただがむしゃらに勉強をするのではなく、志望校合格に向けた勉強を行なうことが大事なんですね。

そうです。言葉にしてしまうと当たり前のように聞こえますが、それを受験生一人で行なうのは非常に難易度が高い。受験の知識がないばかりに「周りがこうしているから…」「一般的にはこれがいいと言われているから…」という理由で、適切とは言えない方法を選択してしまうケースが多々あるんです。

そうではなくて、大学受験においては「生徒の得意・不得意」そして「受験校の配点」を配慮した上で、合格点を最も効率的に手にする方法を知り、実践することが大事ですし、そのサポートを私たちが担っていく必要があると思っています。

正しい努力ができるよう、合格までの道を照らす存在


——鈴木さんが『アクシブアカデミー』を立ち上げたきっかけを教えてください。

実をいうと、私自身、大学受験に対して非常に悔しい思いがあるんです。

「学習時間」に関していえば、周りの受験生に劣らないほど時間を費やしたと言い切れる自信があるし、得意科目に関しては東大レベルと言われるぐらいまで学力を上げることができた。でも、当時の私には「受験戦略」がなかった…。もっといえば、受験に対する知識を全く持ち合わせていなかったんです。

——どういうことでしょうか?

これはもう失敗談として保護者の方や生徒にも話をするんですが、学生時代の私は数学と理科がとても得意だったんです。好きな科目だから積極的に勉強するし、学力もどんどん上がっていく。でも、一方で苦手な英語と国語は、そのまま…。ずっと克服できずにいたんです。

そんな中、大学受験に向けて学校でコースを選択する際に担任の先生から「苦手科目を強化するなら、文系コースに行ったほうがいいんじゃないか」と言われました。当時の私は国公立を目指していて「5教科」での受験になりますから、そこから考えると文系コースは英語や国語の授業数が多いので、集中的に勉強できるのではないかというアドバイスでした。

その言葉を信じ、私は文系コースを選択したのですが、苦手を得意にするのはなかなか難しかった。数学や理科のように成績を伸ばすことはできなかったんですね。そうなると、国公立を受けるとしても旧帝大には届かない。であれば私立の上位大学を狙うほうがいいのでは…となって、結果文系私立を受験することになったんです。

——得意だった数学理科を活かせず、苦手科目で受験をされたと。

そうなんです。数学理科が飛びぬけて得意なのであれば、共通テスト利用や数学の配点が高く、苦手科目の配点が低い大学や方式で受験する方法だってあるのに、そんなことは何も知らなかった。時を巻き戻して、当時の自分に教えてあげたい気持ちになるんです。

——多くの受験生は、鈴木さんと同じような状況かもしれませんね。

本当にそう思います。そして大学に入学した後も、私はずっと納得できずにいたんです。頑張りたいのに、頑張る方向が分からない…。一生懸命努力をしているのに、その努力が報われない…。自分と同じような受験生がたくさんいるのではないかと思うようになりました。そこから、受験生が正しく勉強できるよう合格までの道を照らしていきたいと思い、大学3年のときに『アクシブアカデミー』を立ち上げたんです。

——「受験戦略」を重視している理由がよく分かりました。

そして、私たちが一番パワーをかけているのは『アクシブアカデミー』に入塾したタイミングです。なぜなら、受験戦略を立てる上で、何よりも本人の意志が大切になるからです。

将来はどんな仕事をしたいのか?どんなことが好きなのか?どういう領域の企業に関心があるのか?…これという明確な目標が決まっていなくてもいいんです。見つけられるように一緒に考えていくところから、じっくり時間をかけて行なっていきます。ここでの時間を経て、第一志望の大学や学部が決まる生徒も少なくありません。

——目標があるから「受験戦略」が立てられるんですね。

『アクシブアカデミー』は他の塾や予備校と違った視点で個別指導を行なっています。ですから、自分に合うのかなと不安に思われる方も多いかもしれません。現在は、そんな受験生に向けて1週間の無料体験を実施中です。まずはこちらに参加して、『アクシブアカデミー』のカウンセリングや授業を体験いただけたらと思いますね。

——本日は、ありがとうございました!

取材後記

今回取材をさせていただいた際、鈴木さんに「今、どちらにいらっしゃるのですか?」とお聞きしたところ、「新教室がオープンしたので、今は教室長として働いています」との返答をいただきました。受験生のリアルな状況を把握するには、現場を離れていては難しいという考えがあるとのこと。「一人ひとりの生徒とカウンセリングをして、目標を定め、そこから受験戦略を立てているところです」とのお話でした。

鈴木さんのお話をお聞きして感じたのは、「誰よりも受験生の頑張りを応援したい」と願う強い思いです。代表として塾運営はもちろん、教室長としても受験生に向き合う鈴木さん。自身の「頑張りが報われなかった受験体験」も含めて、熱い情熱を感じることができた取材でした。                 

【『塾選(ジュクセン)』編集部 有藤千夏】

 

※掲載内容は2022年8月時点の情報です。

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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