2024/03/26
公開

120万人の指導実績に基づいた学習法をマンツーマンで。効率よく成績を伸ばす【個別教室のトライ】

『家庭教師のトライ』『個別教室のトライ』『トライのオンライン個別指導塾』など、様々なサービスを展開しているトライグループ。1987年の創業以来、マンツーマン教育の可能性を追求し、国内トップ規模 の個別指導サービスを提供してきました。 今回お話を聞いたのは、全国650教室以上を展開する『個別教室のトライ』について。120万人の指導実績から生まれた独自の学習法や、講師の在籍数や質について、教務責任者の宝田さんに語っていただきました。

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▼プロフィール
宝田 亮祐(たからだ りょうすけ) トライグループ 教務責任者

東京大学卒。『家庭教師のトライ』・『個別教室のトライ』の教務責任者。生徒一人ひとりの学習をサポートする教育プランナーとして、これまで難関校受験を中心に1000名以上の生徒を合格へと導いてきた。TV・新聞などメディア出演多数。
 

「自分に合う学習習慣」がつけられる


 

——まず『個別教室のトライ』について教えてください。

『個別教室のトライ』は全国に650教室以上を展開している、完全マンツーマン授業の個別指導塾です。講師と生徒一対一の授業を全国各地の教室で日々行っております。
他の個別指導塾では先生一人につき生徒2~3人などの場合もありますが、『個別教室のトライ』は完全マンツーマンにこだわっています。生徒の理解度を細かく把握しながら授業をしているほか、生徒が学んだ内容を講師に説明をするといった双方向の個別授業が特徴ですね。

トライグループは家庭教師やオンラインのマンツーマン教育サービスも展開しており、全国120万人以上の指導実績があります。個別教室のトライにおいても、豊富な知見を活かして一人ひとりのお子さまに最適な授業を行っています。
 

——『個別教室のトライ』は、どのような生徒に向いていますか。

基本的にはどのような生徒でも効果を感じてもらえますが、特に、学習習慣に課題を抱えた生徒や自分に合った学習スピードで学びたい生徒に適していますね。
『個別教室のトライ』では、生徒一人ひとりの目標を明確に決めたうえで日々の授業計画を組み立てるほか、「授業がない日に自主学習で何をするべきか」まで細かくサポートをしています。そのため、生徒が集中して授業に取り組めるだけでなく、無理なく学習習慣をつけることができるのです。「家にいるとなかなか勉強できない」「計画的に学習することが苦手」と言っていた生徒の多くが学習習慣の定着や成績向上を果たしてくれています。


 

講師と教育プランナーが、受験をトータルにサポート

——『個別教室のトライ』の強みについても教えてください。

まずは一人ひとりに合わせた「マンツーマンの個別指導」である点です。そして、個別指導の効果を高めるべく創業以来、研究を重ね120万人の指導実績から生み出された“トライ式学習法”です。たとえば、講師から生徒に指導するだけではなく、生徒が講師に授業内容を説明することでわかったつもりを防ぐ「ダイアログ学習法」、脳のメカニズムを踏まえ、記憶をしっかり定着させる「エピソード反復法」などがあります。

二つ目は、受験全体をマネジメントしていく教育プランナー(教室長)の存在です。実際の授業を担当する講師とは違い、目標に対する進捗管理や軌道修正、入試情報の提供、ご家庭との窓口などの役割を担います。どのような夢があるのか?苦手な科目は何なのか?家庭での学習状況はどうなのか?…など、一人ひとりの生徒の状況を把握しながら、トータルにサポートしていきます。描いているゴールも生徒の特性も学力も違う。そのことを踏まえた上で学習カリキュラムを作っています。

——成績を上げるための「学習法」と「学習環境」があるわけですね。

そうですね。そして三つ目は、選びぬかれた講師です。トライグループ全体で現在33万人の講師が在籍しています。科目別のスペシャリストや志望校の入試に精通したプロ講師、苦手意識の払しょくに長けた社会人講師、それから勉強だけでなく、野球が得意な講師、英検対策が得意な講師など実にさまざまです。

個別指導では講師と生徒の相性がとても重要になるからこそ、生徒の性格や苦手教科、得意科目、志望校や現状の学力などを総合的に考え、一人ひとりにぴったりの講師を紹介していきます。毎回同じ講師が指導する専任制で、もし実際に授業を受けてみて相性が合わなかった場合は講師の交代にも対応しています。“最適な講師との出会い”を大事にしている点も、『個別教室のトライ』の強みと言えるのではないでしょうか。
 

トライならどのような子どもでも夢や目標を実現できる


 

——宝田さんが、生徒と向き合う上で大事にしていることについてお聞かせください。

あらゆる生徒に対して真剣に向き合っていくことです。「どんな子どもでも救う」と言ったら少し言葉が強いかもしれませんが、学力がある生徒だけ、自由に授業を受けられる生徒だけ受け入れるのではなく、「現状を変えたい」「学びたい」という気持ちがあるすべての生徒に対して全力を注ぎたいと思いここまでやってきました。

私はこれまで1000人以上の生徒を合格へと導いてきましたが、当然ながら完全に同じ生徒はいません。「タイプが似ている」と思うことはあっても、目の前にいる生徒は世界に一人だけですし、いつだってオンリーワンなのです。一人ひとりの生徒を丁寧に導いていける点が個別指導の強みでもあるし、やりがいでもあると思っています。

——全ての子どもに、最適な学びの機会を提供するという意味でしょうか。

おっしゃる通りです。たとえば、トライグループでは無料の映像授業サービス「Try IT」を提供しています。そこにあるのは、いつでもどこでもだれにでも学ぶ機会が得られる社会を作りたいという思いです。

『個別教室のトライ』『家庭教師のトライ』『トライのオンライン個別指導塾』など複数のマンツーマン教育サービスを展開していることや33万人の講師が在籍している点も同様です。あらゆる生徒に最適なサービス、最適な講師を提供し、生徒の夢や目標の実現をサポートすることがトライグループの使命だと考えています。

——最後に今後の展開について教えてください。

ここまでお伝えしてきたように個別指導においては、一人ひとりの生徒の悩みや課題にどこまで寄り添えるかがとても大事になってきます。現在トライグループでは、120万人の指導実績をもとにした「性格別学習法」や10分で苦手単元を診断する「トライ式AI学習診断」、学習管理システムの「DAILY TRY」などを導入していますが、まだまだ進化の途中です。さらなる技術開発を進め、個別最適な学習についてもっと質を高めていきます。『個別教室のトライ』が全国のあらゆる生徒の学習課題を解決できる存在となれるよう、一歩一歩努力を続けていきます。
 

取材後記

今回取材に対応してくださったのは、これまで1000名以上の生徒と向き合ってきたという教務責任者の宝田さん。取材では、印象に残っている生徒さんのお話も聞かせていただきました。「過去に、高校に進学したものの学校に馴染めていないという高校2年生の生徒がいました。模試の偏差値だけでなく、内申点も伸び悩んでいたのです。通常の塾であれば入試に向けて勉強をするという対応になるかと思うのですが、私たちは本人や保護者の方と何度も話し合いを重ね、このまま通学を続けるのかどうかも話していました。進学が負担にならないようにする方法を模索したり、高校をやめたらどんな将来の選択肢があるのかを検討したり…。そこまで関与するの?と驚かれるかもしれませんが、私たちは単に受験を支援するのではなく、その生徒にとっての最適な道を探していく存在でありたいと思っています」と話してくださいました。

TVCMなどメディアの影響から勝手に「親しみやすさが特徴の塾」を想像していましたが、それだけではなく生徒の人生をまるごと受け止める懐のふかさのようなものを感じることができました。良い意味で、今までのイメージが変わった取材となりました。

【『塾選(ジュクセン)』編集部 有藤千夏】

※掲載内容は2023年1月時点の情報です。

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