東進と河合塾マナビス、どっちがいいの?違いを比較解説!


編集部
塾選(ジュクセン)編集部
「東進と河合塾マナビス、どっちに通えばいいの?」と思っている子どもやその保護者向けに、それぞれの違いを比較して解説します。
東進と河合塾マナビスは、大学受験を目指している生徒に人気の映像授業型学習塾です。しかし両者にはそれぞれの特徴があり、生徒のニーズによって向き・不向きが異なります。そのため、事前に違いを理解しておくことが欠かせません。
結論としては、東進は難関大学や国公立大学入学を目指してハイペースで学びたい生徒に適しており、河合塾マナビスは基礎から復習して自分のペースで進めたい生徒に向いています。
さらに詳しく、東進と河合塾マナビスのそれぞれの評判や、おすすめの生徒像も一緒に紹介するため、どちらがよいか迷っている人はぜひ参考にしてください。
東進と河合塾マナビスを比較してみた
東進ハイスクール/東進衛星予備校と河合塾マナビスは、どちらも映像授業形式の学習塾です。どちらがよいのか、正解はありません。それぞれで特徴やカリキュラムなどが異なり、一人ひとりの生徒が持つニーズによって変わってくるためです。
東進ハイスクール/東進衛星予備校 | 河合塾マナビス | |
---|---|---|
授業形式 | 映像授業 | 映像授業 |
旧帝大合格者数※2024年実績 | 旧帝大:3,678名 早慶上理:10,477名 |
旧帝大:6,061名 早慶上理:16,664名 |
対象学年 | 高校1年生~3年生 既卒生 |
高校1年生~3年生 ※既卒生は入会不可 |
料金 | 入学金:33,000円 担任指導費:年44,000円(高校2年生以下)/年77,000円(高校3年生) 通期講座(単科)受講料:1講座77,000円(90分授業×20回ほかの場合) 模試費:年12,650円(高校0・1年生)/年14,850円/(高校2年生)/年29,700円(高校3年生) |
事務手数料:6,600円(入会時のみ) 学習サポート料:月6,600円 受講料:1講1,910円(45分授業)/1講2,550円(60分授業)/1講3,820円(90分授業) |
授業時間 | 90分 | 45分・60分・90分 ※講座により異なる |
講師の特徴 | 日本中から選りすぐった精鋭講師陣で、ベストセラーの参考書やテレビ出演でおなじみの有名講師も多く在籍 | 河合塾で指導する講師陣の中でも、特に生徒から「わかりやすい」と評判の講師 |
テキストの特徴 | 授業を担当する講師が講座ごとに作成 | 河合塾の精鋭講師陣が全国の大学入試問題を分析し、議論を重ねて編集したオリジナルテキスト |
サポート体制 | 「AI演習」による「必勝必達演習セット」の提案 担任・担任助手の指導のもとで開催する5~6名ほどの受講生によるチームミーティング |
アドバイザーによる学習計画の作成 映像授業後のアドバイスタイム |
自習室の環境 | ほとんどの校舎で自習室を完備 | ほとんどの校舎で自習室を完備 一部校舎ではブース室に自習スペースを設けている |
大きな違いとして、河合塾マナビスは現役生のみの受け入れとなっていることです。既卒生で映像授業の学習塾に通いたいという人は、東進一択となります。
それでは、東進と河合塾マナビスの違いを、もう少し詳しく見ていきましょう。
東進と河合塾マナビスはどっちがいい?どうやって選ぶ?
どちらがいいかは、重視するポイントや、塾に何を求めているかによります。ここでは、以下の5つのポイントから、どちらがいいかを見てみましょう。
①授業形式・スタイルで選ぶ
東進と河合塾マナビスは、どちらも映像授業。その時の予定によって受講する曜日や時間を変えたり、すきま時間を利用できる点は同じです。
東進では、生徒一人ひとりの学習履歴と志望校の入試問題傾向を分析し、その生徒に必要な課題を可視化する「AI演習」が取り入れられています。東進が保有するビッグデータとAIが融合し、課題の優先順位を決定。それぞれにフィットした「必勝必達演習セット」が用意されます。この演習セットを繰り返しこなしていくことで、志望校合格を目指すというスタイルです。
こうしたAI演習を含め、授業の進行度や理解度は「東進学力POS」という管理システムにまとめられており、自身で進捗を管理しながら、定期的に担任からのサポートが入るという形式です。
すでに志望校が明確に決まっている人や、自分である程度学習管理ができる人は、東進の「AI演習」を用いて、志望校までに必要な授業を効率よく受けられるでしょう。
河合塾マナビスでは「レベルや目的が細分化された約1,000講座」の中から、生徒一人ひとりの希望や目的に合わせた受講が可能です。単元ごとに細かく講座が分かれているため、特に自分の得意と苦手がはっきりしている人は、講座を取捨選択できます。
学習計画の作成はすべてアドバイザーがつきっきりでサポートしてくれるので、スケジュール管理が苦手な人は河合塾マナビスがおすすめです。また、志望校が明確に決まっていないけど、とりあえず学力を向上させたいという人も、河合塾マナビスのほうが向いているでしょう。
②合格実績で選ぶ
2024年の合格実績は以下の通りです。
東進ハイスクール/東進衛星予備校 | 河合塾マナビス | |
---|---|---|
東京大学 | 834名 | 1,311名 |
京都大学 | 493名 | 1,318名 |
その他旧帝大(名古屋・東北・北海道・大阪・九州) | 2,351名 | 3,432名 |
早稲田大学 | 3,582名 | 5,638名 |
上智大学 | 1,605名 | 2,817名 |
慶應義塾大学 | 2,398名 | 3,577名 |
東京理科大学 | 2,892名 | 4,632名 |
MARCH | 16,521名 | 25,907名 |
関関同立 | 13,491名 | 20,116名 |
一見すると河合塾マナビスのほうが合格者が多いように見えますが、河合塾グループ全体での合格者数となっています。また、東進は現役生の合格人数を掲載していますが、河合塾マナビスは浪人生も含めての数値となります。
どちらも難関大に多数の合格者を出しており、合格実績だけで比較はできないといえます。
③講師・テキストで選ぶ
東進の講師は、テレビCMやテレビ番組に出演している人もいるため、通塾していなくても知っている人は多いでしょう。
例えば「いつやるの?今でしょ」で有名な林修氏は、東大受験生をはじめ生徒から圧倒的支持を集めています。感覚で解いている人が少なくない現代文という教科において「体系化された解法」を教えてくれるからです。実際に林修氏の授業を受けた多くの生徒から「世界が変わる」と絶賛されています。
このように、各教科に1人は必ず「この教科といえばこの人!」という講師がいるため「この人の授業を受けておけば間違いない」という安心感もあります。
テキストについては、東進では授業を担当する講師が作成しており、良くも悪くも講師によります。人気講師や参考書を何冊も書いている講師であれば、テキストの質の高さも保証されているでしょう。
人気講師はレベルが高い講座を受け持つことが多いため、レベル帯によっては人気講師の授業が受講できない可能性があります。講師目当てで東進を選ぶ場合は、事前に受講講座と担当講師を調べておきましょう。
河合塾マナビスの講師は、メディアに出演しているわけではないため、全国的に有名な講師はほとんどいません。河合塾グループで、生徒たちから評価が高い講師たちの授業が提供されています。これにより、どのレベル帯でも質の高い授業をうけることができる環境が整っています。
また、河合塾マナビスのテキストは、河合塾の精鋭講師陣たちが作成したものを共通で使用しています。全国の大学入試問題を分析し、議論を重ねて編集したオリジナルテキストです。出題傾向が変わった場合はテキストも再作成されるため、最新の入試対策が行えます。
つまり、講師の質・テキストの質ともに、ハイレベルな授業を受けたいなら東進、基礎固めや苦手を克服したいなら河合塾マナビスがおすすめだといえます。
④サポート体制で選ぶ
東進も河合塾マナビスも1人で受ける映像授業形式ですが、サポート体制には大きな違いがあります。
まずどちらの場合も、担任やアドバイザーが学習計画を立て、受講後も定期的に見直してくれるという点は同じです。ただし、河合塾マナビスはアドバイザーが1対1で学習計画作りのサポートをしてくれるのに対し、東進はオリジナルの学習管理システム「東進学力POS」や「AI演習」を用いて、ある程度自分で管理することが求められます。
また東進では、定期的に「グループミーティング」が実施されます。グループミーティングは、担任・担任助手の指導のもとで、志望校が同じ、またはレベルが近い生徒5~6名と学習の進捗状況を共有したり、学習計画を立てたりする場のことです。グループミーティングによって生徒同志の交流も生まれ、志望校合格に向けて切磋琢磨できます。
一方の河合塾マナビスでは、個別フォローが充実しています。毎回の授業後に、授業で学習したことを生徒自身がアドバイザーへ向けて説明する「アドバイスタイム」を設置。対話を通してインプットした知識を整理し学習理解を深める工夫がなされています。
同じ映像授業でも、東進は「映像授業+自由度の高い学習管理+ほかの受験生たちとの交流できる」、河合塾マナビスは「映像授業+徹底した学習管理+マイペースでコツコツ進める」という違いがあります。
⑤料金で選ぶ
授業料以外にも、入学金(事務手数料)や雑費がかかります。
東進ハイスクール/東進衛星予備校 | 河合塾マナビス | |
---|---|---|
入学金 | 33,000円 | 6,600円(事務手数料として) |
雑費 | 担任指導費:77,000円 ※高2以下は44,000円 |
6,600円/月 |
受講料 | 77,000円/1講座(90分×20回) ※一部例外あり |
3,820円/90分×1講 2,550円/60分×1講 1,910円/45分×1講 |
複数講座割引 | あり(志望校通期ユニット) | あり |
模試費 | 29,700円 ※高2は14,850円、高1は12,650円 |
都度支払い ※金額は非公開 |
※現役生(高1~高3)の料金、季節講座・特別講座は含めない
※すべて税込み
入学金
入塾時に発生する費用は、東進のほうが高くなります。しかし、時期によっては割引されることもあるため、入塾の際に調べておきましょう。
雑費
一見すると東進のほうが高く見えますが、年間の金額となります。河合塾マナビスは月額になるので、たとえば12ヵ月通うと79,200円となり、東進よりも高くなります。
高3の場合は11ヵ月以内、高2以下の場合は6か月以内であれば河合塾マナビスのほうが安くなります。
受講料
こちらも一見すると東進が高いように感じます。しかし河合塾マナビスで東進と同じく「90分授業を20回」受講する場合、合計金額は76,400円となるため、大きく変わりません。
河合塾マナビスには、60分授業と45分授業もあります。河合塾マナビスは単元ごとに講座が細分化されているため、自分の受けたい単元だけ受講できるというメリットがあります。
ただし、細分化されているということは、すべての単元を受講する場合はものすごい量の講座数になるということです。割安だからといって必要のない授業まで受講してしまわないよう注意しましょう。
模試費
河合塾マナビスでは、河合塾が主催する模試は優待料金で受験できます。具体的な費用は公開されていません。また在籍高校で受験できる場合は、高校で申し込むことも可能です。つまり、模試の受験は必須ではないということです。
対して東進では、模試の受験はほぼ必須といえます。必要な模試費用は年間単位で定額となっています。
料金での比較はできない?
学年や受講する講座の数によって授業料は大きく異なるため、単純に比較することはできません。
しいて言うなら、河合塾マナビスのほうが初期費用が安く、講座が細分化されているため「苦手な単元だけ受講したい」「ほかの塾の補習塾として利用したい」という場合は、河合塾マナビスがおすすめです。
具体的な料金が知りたい人は、お近くの教室で無料相談を受けてみましょう。
東進と河合塾マナビス、選び方まとめ
合格実績に関しては、河合塾マナビスの場合、河合塾本体との合計人数しか公表されていないため、一概に比べることはできません。ですが、どちらも難関大への合格者を多数出しているため、合格実績だけではどちらがいいとは言えないでしょう。
料金については、学年や志望校のレベル、子どもの学力によって受講数が異なるため、こちらも比較はできません。具体的な金額を比較したいという人は、近くの教室で無料相談を受けてみることをおすすめします。
東進ハイスクール、東進衛星予備校に向いている人は?
東進ハイスクール、東進衛星予備校の特徴
東進は、入試を熟知したプロ講師陣による映像授業と徹底した志望校対策・学習管理で、東大、京大、国公立医大や難関大学への現役合格者は日本一※となっています。
東進の映像授業は、高校入門から最難関大レベルまでの12段階設定。自分に合ったレベルから始め、スモールステップ方式で段階的に学習を進められます。映像の倍速視聴や繰り返し視聴もできるため、得意不得意に合わせて効率的に学習が可能。
また「わかったつもり」を防ぐため、毎授業後に「確認テスト」、講座終了時には「修了判定テスト」があり、合格点に到達しないと次に進めない仕組みとなっています。小さな目標を確実に達成していくことで、誰もが目標へ到達できる方法で成績を上げていきます。
定期的に行う「チームミーティング」では、担任助手の指導のもと、少人数の生徒で1週間の学習計画を共有。ほかの生徒から刺激を受けられるから、一人で勉強に取り組むよりも、格段に勉強量や学習意欲が高まります。
※東進衛星予備校調べ
東進ハイスクール/東進衛星予備校 | |
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授業形式 | 映像授業 |
合格者数※2024年実績 | 旧帝大:3,678名 早慶上理:10,477名 |
対象学年 | 高校1年生~3年生 既卒生 |
料金 | 入学金:33,000円 担任指導費:年44,000円(高校2年生以下)/年77,000円(高校3年生) 通期講座(単科)受講料:1講座77,000円(90分授業×20回ほかの場合) 模試費:年12,650円(高校0・1年生)/年14,850円/(高校2年生)/年29,700円(高校3年生) |
授業時間 | 90分 |
講師の特徴 | 日本中から選りすぐった精鋭講師陣で、ベストセラーの参考書やテレビ出演でおなじみの有名講師も多く在籍 |
テキストの特徴 | 授業を担当する講師が講座ごとに作成 |
サポート体制 | 「AI演習」による「必勝必達演習セット」の提案 担任・担任助手の指導のもとで開催する5~6名ほどの受講生によるチームミーティング |
自習室の環境 | ほとんどの校舎で自習室を完備 |
こんな人は東進ハイスクール、東進衛星予備校がおすすめ!
ハイレベルな授業を受けたい人
東進の講師陣は、日本中から選りすぐった精鋭たち。カリスマ講師と呼ばれる講師が各教科に1人以上は在籍しているため、迷ったらこの講師の授業を受ければ間違いないという安心感があります。
各難関大への現役合格者数が日本一※であることからも分かる通り、難関大合格を目指してハイレベルな授業を受けたい人は、東進がおすすめです。
自分のペースで学習を進められるので、得意な教科は1.5倍速で見たり、先取り学習をしたりとハイペースに受講が可能。修了判定テストに合格しないと次の講座へ進めないため、どれだけハイペースであっても「わかったつもり」を防ぐことができます。
※東進衛星予備校調べ
受験生仲間と切磋琢磨したい人
東進では定期的に、同じまたは同じレベル帯の大学を志望している受験生同士によるチームミーティングが開催されます。担任と、東進の卒業生である担任助手がサポートしながら、お互いの学習進捗を共有し合います。
映像授業は基本1人で受講するので、孤独感を覚えてモチベーションが下がってしまうことも。しかし東進なら、チームミーティングで定期的にほかの受験生と交流ができるので、悩みを相談し合ったり、ライバルの学習進捗を聞いてモチベーションを高めたりと、切磋琢磨することができます。
ある程度自分で学習管理ができる人
東進は、自由な学習管理が特長です。得意な単元はハイスピードで進めたり、部活動などで忙しい時期は受講の頻度を低めたりと、自分で管理できます。
「東進学力POS」と呼ばれる学習管理システムを導入しており、講座受講状況のほかに、これまでに受けた講座修了判定テスト、確認テスト、模試などの結果が記録されているため、自分の弱点を客観的に把握することができます。
とはいえ、担任も常にチェックしているため、リアルタイムで効果的な指導も受けられます。担任とは定期的に面談を実施。のべ100万人以上の東進生の学習履歴や成績状況、大学入試の徹底分析データを活用し、志望校合格に向けて的確なアドバイスをしてくれます。
東進ハイスクール、東進衛星予備校の口コミ
▶東進ハイスクール/東進衛星予備校の合格体験記はこちら
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河合塾マナビスに向いている人は?
河合塾マナビスの特徴
河合塾マナビスでは、河合塾の各教科の精鋭講師陣による「レベルや目的が細分化された約1,000講座」の映像授業から、自分に合ったレベルの講座を選択できます。時間も選ばずに学習することができるので、部活動との両立も可能となっています。
河合塾マナビスの大きな特徴は、1,000以上の講座からニーズに合ったものを選べることです。基礎学力の定着や応用力養成、そして志望校対策など、生徒一人ひとりのニーズにマッチできるように充実したラインナップ。「数学を基礎からやり直したい」「難関大学の入試を意識したレベルの高い講座を受講したい」など、自分に合った講座を選択できます。
映像授業視聴後にはアドバイスタイムがあり、生徒がアシスタントアドバイザーに対して学んだことをアウトプット。自分の言葉で話すことで思考力、表現力を鍛え、“わかったつもり”になっていた部分も明確になります。
河合塾マナビス | |
---|---|
授業形式 | 映像授業 |
合格者数※2024年実績 | 旧帝大:6,061名 早慶上理:16,664名 |
対象学年 | 高校1年生~3年生 ※既卒生は入会不可 |
料金 | 事務手数料:6,600円(入会時のみ) 学習サポート料:月6,600円 受講料:1講1,910円(45分授業)/1講2,550円(60分授業)/1講3,820円(90分授業) |
授業時間 | 45分・60分・90分 ※講座により異なる |
講師の特徴 | 河合塾で指導する講師陣の中でも、特に生徒から「わかりやすい」と評判の講師 |
テキストの特徴 | 河合塾の精鋭講師陣が全国の大学入試問題を分析し、議論を重ねて編集したオリジナルテキスト |
サポート体制 | アドバイザーによる学習計画の作成 映像授業後のアドバイスタイム |
自習室の環境 | ほとんどの校舎で自習室を完備 一部校舎ではブース室に自習スペースを設けている |
こんな人は河合塾マナビスがおすすめ!
基礎固めや苦手克服に力を入れたい人
河合塾マナビスの講座は1,000以上に分類されているため、この単元は得点できているから受講しないでおこう、ここの単元は前回の定期テストで間違えたからここだけ受講しよう、といった感じで、自分の得意不得意に合わせて受講する講座を取捨選択できます。
映像授業を視聴した後は10分ほどのチェックテストを受け、授業内容の理解度を確認。さらに「アドバイスタイム」と呼ばれるアドバイザーとの時間が用意されています。アドバイザーは、答えを教えるのではなく、考え方のヒントを提示。対話の中で、生徒自身がインプットした知識を整理して自分の言葉で話すことで、"わかったつもり"になっていた部分が明確になります。
映像授業を受けたいが学習管理が苦手な人
河合塾マナビスに入塾すると、学習アドバイザーが生徒一人ひとりに学習プランを作成。現在の学力や学習状況、具体的な進路・志望先を元にして、大学受験を目標にした長期的なカリキュラムを一緒に考えてくれます。
さらに毎月個別面談が実施され、学習プランをその都度見直ししてくれるのも特徴です。その月にできたこと・できなかったことを振り返り、アドバイザーと話をしながら学習計画を見直しします。どう進めればいいのか、困ったときでもアドバイザーのフォローにより、学習の不安を解消。これからの学習の質を高めてくれる面談です。
スケジュールが柔軟に変更できる映像授業を受けたいけれど、自分で学習管理するのが苦手という人におすすめです。
マイペースに学習を進めたい人
映像授業は一人での受講、授業後のアドバイスタイムが基本的にマンツーマンで行われます。そのため、周りの雰囲気に呑まれやすい、マイペースにコツコツを学習を進めていきたいという人は、河合塾マナビスに向いています。
集団塾の場合、特に受験が近づくほど、雰囲気がピリピリしがちです。そんな中でも、河合塾マナビスであれば、周りを気にせずマイペースを貫くことができます。
河合塾が主催している模試を優待価格で受けられるので、自分が今どの位置にいるのかも確認できますし、本番想定の雰囲気も経験できます。
河合塾マナビスの口コミ
▶河合塾マナビスの合格体験記はこちら
▶河合塾マナビスの口コミはこちら
まとめ:東進と河合塾マナビス、自分に合った塾を選ぼう!
映像授業のよいところは、部活動や学校行事、ほかの習い事と両立しやすいこと、そして自分の学力に合わせて何度も同じ授業を受けたりハイペースで学習を進めたりできることです。
そんな映像授業が受けられる学習塾の最大手、東進と河合塾マナビス。
どちらにもそれぞれの良さや特徴があるので、今回紹介した塾情報も参考にして、受験のニーズに合った塾を見つけてください。
執筆者プロフィール

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。