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2024/09/03
公開

中学受験に向けた塾の選び方!失敗しないためのポイントを紹介

本記事では中学受験対策のための塾の選び方を徹底解説します。中学受験するにあたって塾が必要な理由や塾選びが重要な理由についても紹介。また中学受験対策におすすめの学習塾についてもまとめているのでぜひ参考にしてください。

目次

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「とりあえず、大手の中学受験塾への入塾を検討しているが、選び方は本当に合っているだろうか?どんなポイントで塾選びをすべきか知りたい」

「子どもの中学受験を考えている。いつ頃から塾を選んだらよいのだろうか?」

中学受験の塾は、授業の難易度や演習量などがそれぞれの塾で異なります。なぜなら、生徒の学力レベルのボリュームゾーンが違うためです。

塾の特徴やレベルなどを把握せず、大手や合格実績が豊富な中学受験の塾をなんとなく選んでしまうと「子どもが授業についていけず、成績が全く伸びなかった……」という状況になる恐れがあります。それだけではなく、塾選びに失敗すると子どもとの関係の悪化や子どもの体調不良につながる場合もあるのです。

本記事では中学受験の塾選びで失敗しないために、押さえるべき10のポイントをはじめ、次の内容を解説します。

【この記事でわかること】

・中学受験で通塾が必要な理由と塾選びの重要性
・中学受験に向けた塾の選び方のポイント
・中学受験の塾選びでよくある質問とその答え
・中学受験対策におすすめの塾10選

個別指導塾や中学受験専門の集団指導塾など、塾選おすすめの塾も紹介します。押さえておくべき10のポイントをチェックして中学受験の塾を選べば、子どもにぴったりの塾が見つかるはずなので、ぜひ最後までご覧ください。

中学受験に塾は必須!その理由は? 

通塾が必須といわれる、中学受験。高校受験や大学受験と違い、中学受験で塾の指導が必要な理由は次のとおりです。

  • 鶴亀算や植木算などの特殊算のように、小学校の授業で勉強しない問題が出題されるため。
  • ほとんどの子どもが初めての受験であるため。
  • 受験に対するモチベーションの維持が難しいため。

塾選が実施したアンケート(※1)で、中学受験塾に通った保護者から次のコメントが寄せられました。

・独学では限界があり、塾に通うことで効率的に勉強していけるようになると思います。

・塾でしか得られないことは確かにあります。読解力や思考力など、独学では身につかないことばかりだと思います。

・受験を乗り切るための学力以外にも、モチベーションなどの保ち方もサポートしてもらえるため通わない理由はないと思います。

中学受験はほとんどの子どもにとって、初めての受験です。保護者の立場で、初めて受験を経験する人もいるでしょう。多くの中学受験生を指導したプロ講師は、保護者と子どもにとって心強いサポーターとなるはずです。

また小学生がモチベーションを維持しながら、学校の学習内容を超える難しい勉強しなければならない中学受験。独学では身につけられない知識を学べたり、プロのサポートを受けられたりするため、中学受験では塾に通ったほうが断然よいとされています。

中学受験で塾選びが重要な理由

中学受験で塾選びが重要とされる理由は、子どもに合わない塾では成績が伸び悩むためです。

子どもの性格や勉強量に合った塾に通い、成績が順調にアップすれば第一志望の中学校に合格できる可能性は高まります。そして、子どもに合った塾での受験勉強は、子どもの知的好奇心や自制心などの非認知能力の向上にも効果が期待できるでしょう。

しかし、塾選びに失敗して子どもに合わない塾へ通った場合、勉強嫌いや子どもとの関係の悪化、子どもの体調不良につながる恐れがあります。

子どもがこなせる分を超える勉強量は、子どもの勉強嫌いのきっかけになりかねません。

中学受験塾で出される宿題は、小学校の宿題の量と比較すると圧倒的に多く「子どものキャパシティを超えた勉強量だった……」というケースも。

子どもがこなせる演習量を極端に上回る宿題は、やがて子どもに苦痛を与えます。それにもかかわらず、保護者が宿題をこなせていない状況に指摘をし続ければ、徐々に子どもとの関係が険悪になってしまうでしょう。最悪の場合、中学受験の勉強が子どものストレスとなり、食欲不振や円形脱毛症などの体調不良につながる恐れもあります。

中学受験では、保護者が子どもと同じ目標に向かって足並みをそろえて努力をする必要があります。子どもとの関係が悪化したり、子どもの体調不良になったりすれば、中学受験ができる状況ではありません。

子どもが前向きに中学受験の勉強に励み成績を伸ばすためには、勉強量や授業のレベルが合った塾に通うことが重要です。

中学受験に向けた塾の選び方!押さえておきたいポイント

中学受験に向けた塾の選び方で押さえておきたい10のポイントは、次のとおりです。

  • 子どもに塾が合っているか(学力・授業形式・カリキュラム・周りの生徒や講師との相性)
  • 志望校の合格実績
  • 費用
  • 立地条件
  • 授業以外のサポート体制
  • 塾の設備(自習室など)
  • 他塾との比較

これらのポイントを押さえて中学受験の塾をピックアップし、複数の塾の無料体験をしてから入塾先を選べば「子どもに合わなかった」となる可能性が低くなるはずです。

これから塾選びをする人がチェックすべき、10のポイントを詳しく解説します。

現状の学力を確認しレベルに合った塾を選ぶ 

中学受験に向けた塾選びでは、子どもの現状の学力を確認しレベルに合った塾を選ぶことがポイントです。

子どものレベルよりも高い授業では、内容が理解できずフラストレーションがたまる恐れがあります。授業中に理解できなければ、保護者が勉強に付き合ったり、個別指導塾や家庭教師を依頼したりする必要が生じるでしょう。

反対に子どものレベルよりも低い授業では、子どもが退屈に感じ中学受験へのモチベーションを落としてしまう恐れがあります。

中学受験の塾では、入塾テストの受験が必須の塾もあります。入塾テストは入塾可能なレベルの子どもに合わせた難易度で作られているため、テストの結果は子どもの学力レベルと合っているかを測る材料になるでしょう。

入塾テストや体験授業などを通じて、子どもの現状の学力を確認して、レベルに合った塾を選ぶようにしてください。

志望校の合格実績がある 

志望校の合格実績も、中学受験の塾選びで押さえておくべきポイントです。

中学受験では、各中学校の出題傾向を把握して受験対策をする必要があります。志望校に多くの合格者を輩出している塾は、志望校の受験対策がきちんとされている裏付けになります。

しかし、個別指導塾やオンライン塾などの合格実績には、志望校の合格者がいないケースもあるでしょう。その場合には、ほかの学校の合格実績が1つの判断材料になります。志望校と同じレベルの中学校に合格者を輩出していれば、子どもの志望校レベルの受験対策は可能と考えて問題ないでしょう。

子どもに合った授業形式を選ぶ 

中学受験の塾選びでは、子どもに合った授業形式の選択も重要です。子どもの性格や現状の学力、志望校レベル、理解スピードなどを総合的に判断して、授業形式を選ぶようにしてください。

下表は、それぞれの授業形式が向いている子どもの特徴です。

【集団指導塾が向いている子どもの特徴】

チェックすべきポイント 子どもの特徴
子どもの性格 仲間と切磋琢磨できたり、
自ら発言や質問が
できたりする子ども
現状の学力 小学校の授業内容は
ほとんど理解できている
志望校レベル 中堅校よりも偏差値が高い
理解スピード 普通もしくは早い

【個別指導塾が向いている子どもの特徴】

チェックすべきポイント 子どもの特徴
子どもの性格 自分から進んで質問
するのが苦手な子ども
現状の学力 小学校の授業内容を
理解できていない箇所が多い
得意科目と苦手科目の差が大きい
志望校レベル 中堅校よりも偏差値が低い
理解スピード ゆっくり

小学生はどんどん成長する時期です。今は理解スピードがゆっくりな子どもでも、授業を受けていくたびに理解スピードや思考スピードが早くなる可能性もあるでしょう。

中学受験の塾選びでは、授業形式ごとに向いている子どもの特徴は1つの参考材料とし、体験や見学を通じて子どもに合っている授業形式を選ぶようにしましょう

中学受験終了までのトータル料金を確認する 

中学受験終了までに支払うトータルの授業料も、塾を選ぶ際にあらかじめ押さえておきたいポイントです。

中学受験対策では、早い子どもは小学3年生の2月から塾に通い始めるため、おおよそ月額20,000~50,000円の出費が3年間ほど続きます。授業料だけではなく、季節講習費や教材代、模試代、施設管理費などが授業料のほかにかかる塾も少なくありません。

そのため、中学受験の塾の料金は月額料金のほかに、年額の料金の確認も必須です。

小学4~6年生が中学受験塾に通う場合の年間費用相場(授業料+季節講習費)は、下表のとおりです。

学年 年間費用の目安
小学4~5年生 400,000~700,000円
小学6年生 900,000~1,200,000円

小学6年生のときには、出願校分の受験料や進学する中学校の入学金の支払いも必要です。塾の費用のほかに必要な費用も念頭に置きつつ、中学受験終了までに支払う総額をあらかじめチェックしておくことをおすすめします。

中学受験にかかる塾の費用や私立中学の学費など、中学受験に伴って発生する費用について詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください。

中学受験にかかる塾費用は?トータル料金や私立学費について徹底解説!

志望校や目的に沿ったカリキュラムかどうか確認する 

中学受験の塾を選ぶとき、カリキュラムも忘れずにチェックしたいポイントです。

集団指導の中学受験塾では小学6年生の夏期講習頃までに一通りの学習を終え、夏期講習以降は実践力を養成する授業にシフトし、応用問題を中心に扱うカリキュラムが一般的です。御三家や早慶附属中などの上位校を目指すコースでは、さらに早い進度のカリキュラムが設定されている場合もあります。

子どもの学力や志望校の偏差値に適したカリキュラムで、授業を受けられる塾を選ぶようにしましょう。

通塾する目的とカリキュラムが合っているのかも、きちんとチェックしたいポイントです。例えば、公立中高一貫校受験では、私立の中学受験で出題される特殊算が必要とされないケースも。中堅校を志望する場合、個別指導塾の受験対策のほうが合っている子どももいます。

また中学受験の塾を探している人のなかには、集団指導塾の補習目的で併塾先を探す人もいるでしょう。その場合は、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムで勉強を進められる個別指導塾がおすすめです。

志望校や通塾する目的をはっきりさせて、合格に近づけるカリキュラムなのかを確認することも中学受験の塾選びでは大切です。

近所もしくは通塾しやすい立地にある 

小学生の塾選びでは、塾の立地も重要な条件です。学年が上がるにつれて1週間あたりの通塾回数が増えるケースが多いため、通塾が負担にならないように近所や通塾しやすい立地にある塾を選ぶとよいでしょう。

近所や通塾しやすい立地の塾は、中学受験生の保護者にとっても重要なポイントです。集団指導の中学受験塾の授業は、夕方頃にスタートし遅ければ21時頃に終了するため、夕食代わりの軽食や弁当を持参するように指示する塾もあります。

塾が近ければ、仕事から帰ってから弁当を作り塾に届ける手間が軽減されるでしょう。

子どもの通いやすさだけでなく、保護者の負担を軽減させる点でも塾の立地条件も中学受験の塾選びで押さえておきたいポイントです。

授業外のサポート体制が充実している 

授業外のサポート体制の充実度も、中学受験の塾選びにおいては重要視したい項目です。

高校受験・大学受験とは違い、中学受験の情報は小学校では教えてもらえません。中学受験の塾では、志望校の情報の共有や進路面談の回数など、授業外のサポート体制についても必ずチェックしておきましょう。

また校舎の見学に行ったときには、講師から生徒へどのような声かけをしているのかも、注目したいポイントです。

塾選が中学受験に合格した子どもを持つ保護者に行ったアンケート(※1)では、次のような声が寄せられました。

メンタル面の強化などは独学ではできず、塾に通うことで培えるので、通うに越したことは無いと思います。

目に見えないものである「精神面」のサポートもしてもらえるので、塾は通った方が良いです。

問題の傾向やそこに向き合う気持ちの整え方などは独学ではどうにもならないので、塾には通った方が良いです。

モチベーションの維持や気持ちの切り替えなど、メンタル面の強さも中学受験で志望校に合格するためには必要になります。子どもが前向きになれるようにサポートをしているかどうかも、確認しておきたいポイントです。

そのほかにも、次のサポート体制について入塾前に確認しておくことをおすすめします。

欠席時の対応 振替授業や補習の有無、
動画コンテンツの有無など
自宅学習のフォロー 宿題で間違った問題の
フォローなど
子どもの状況の共有 ある場合には頻度や
手段も確認
質問対応 質問ができる時間やルール、
授業日以外の質問対応の可否など

中学受験には、大人のサポートが必要不可欠です。授業以外にもきちんとサポート体制が整っているのかを、入塾前に確認できると入塾後のギャップや不満は生まれにくいでしょう。

自習室などの塾の環境が整備されている 

塾の環境が整備されているのかも、事前に確認すべきポイントです。

特に、自習室は要チェック。家に小さな弟や妹がいる場合には、必ず確認すべきポイントです。自習室がある場合には、普段の自習室の混雑具合や利用できる時間も確認しておきましょう。

また塾の環境面で、盲点となりがちなのが机といすです。長机を2人以上の生徒が一緒に使う場合、隣の子どもが消しゴムを使ったときに机が揺れてしまい、集中が切れてしまう子どももいるでしょう。

なるべく、机といすを一脚ずつ利用できる塾を選ぶことをおすすめします。

無料体験授業を受けて講師や周りの子どもとの相性を確認する 

通いたい塾の目星がついたら、無料体験授業を受けて講師や周りの子どもとの相性を確認しましょう。

無料体験授業を1回だけ受講できる塾や、複数回受講できるように期間を設定している塾などさまざまです。例えば、臨海セミナーでは頻繁に1ヶ月無料体験が実施されています。複数回にわたって体験できれば、講師や周りの子どもの雰囲気などがしっかりと体感できるでしょう。

講師や周りの子どもとの相性がよくて入塾を決めても「入塾したら違うクラスだった」「体験授業とはほかの講師だった」という状況があるかもしれません。

入塾後のクラスや担当講師についても、体験授業のときに確認できると安心でしょう。

複数の塾と比較検討する 

塾選びでは、複数の塾の比較検討をおすすめします。

塾選が独自に行った調査では、塾の比較検討をしなかった人ほど、入塾後の不満やギャップが多いことがわかりました。

また体験授業を受けた人の半数以上が2校以上の授業を体験し、比較検討をした上で入塾を決定しています。2校以上の塾をピックアップしそれぞれの塾を比較しないと、何を基準に良し悪しをつけるべきかがわからず、塾を決められない人もいるでしょう。

複数の塾の長所や短所などを洗い出し、比較検討をした上で塾を決めるようにしてください。

塾を比較検討するために受けるべき体験授業でチェックすべきポイントはこちらの記事で詳しく解説しています。

約40%の保護者が後悔している中学・高校・大学受験の塾選び。失敗しないために重要な体験授業の活かし方を徹底解説!

中学受験対策におすすめの学習塾10選

ここでは、塾選がおすすめする中学受験対策におすすめの学習塾を紹介します。

各塾の特徴や料金、サポート体制をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

1. 個別教室のトライ

個別指導と「トライ式学習法」で、確かな学力を身につけられるのが個別教室のトライ。120万人の指導実績に基づいて体系立てられたトライ式学習法は、これまで多くの子どもたちを志望校合格や目標達成に導いてきました。ムリ・ムダなく、自分に合った授業を受けたいとお考えの子どもにおすすめです。

【特徴】

日本全国に607の直営教室を運営しており、授業は完全マンツーマン指導。生徒との双方向性のやり取りを重視しています。特徴の一つは、120万人もの指導実績によって作られた、「トライ式学習法」を取り入れていること。生徒自身が講師に学習項目を説明する「ダイアログ学習法」、毎回の授業で反復を行う「エピソード反復法」、勉強してから1時間以内に復習をする「トライ式復習法」などを通して、確実な学力を身につけます。

中学受験対策・学習習慣の定着・苦手科目克服などの学習課題に合わせて、学習プランや勉強方法を提案。現状分析結果や最新の受験情報をもとにしながらオリジナルカリキュラムを作成し、志望校合格を目指します。

【料金】

授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】『個別教室のトライ』の授業料を徹底解説!他塾と比べて料金は?

【サポート体制】

AIによる科学的な分析教室長兼教育プランナーが作成する学習プランには、授業以外の日にやるべきことも細かく記載。自主学習までしっかりカバーします。 

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2. 個別指導の明光義塾

明光義塾は全国に2,100以上の教室を持つ学習塾。長年の運営で培われたMEIKO式コーチングが特徴です。つきっきりではない個別指導、対話式の授業、そしてカウンセリングから作成された学習プランを通して、子どもの分かったつもりを徹底解消します。

【特徴】

授業は個別指導スタイルのため、子ども一人ひとりの学力や理解度に合わせて勉強を進められます。MEIKO式コーチングで分かったつもりを見逃さず、確実に学力をアップさせてくれます。

また、オリジナル教材が充実しているのも特徴です。勉強方法やノートの取り方が分かるパーフェクトBOOK、復習がしやすい構成となっている明光オリジナルノート、そして基礎から応用まで網羅したオリジナルテキストなど豊富なラインナップです。

【料金】

授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】『明光義塾』の授業料を徹底解説!他塾と比べて料金は?

【サポート体制】

生徒や保護者を対象としたカウンセリングが定期的に開催されます。学習上の悩みや学習計画などについて相談できます。悩みや不安を解消して、勉強に集中できる環境づくりをサポートしてくれます。無料体験授業もあるため、教室の雰囲気や授業の様子を実際に理解した上で入塾できるのもうれしいポイントです。

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3. 進学個別指導のTOMAS(トーマス)

進学個別指導のTOMASは生徒1人に対して講師が1人付く、完全マンツーマンの個別指導が特徴です。授業時間中は講師を独占できるため、密度の濃い学習を深められるでしょう。開成中学の図形問題対策や桜蔭中学の記述対策、そして麻布中学の特殊算対策なども可能のため、難関中学受験対策をしたい子どもにもおすすめです。

【特徴】

完全個別指導のため、あらゆる子どもの学習ニーズに対応しています。一人ひとりの理解度やスピードに合わせて授業が進んでいくため、分からないところを分からないままにすることは決してありません。

中学受験を目指す場合、まずは志望校から選びます。偏差値ではなく子どもが本当に入りたいと思う学校を志望校に設定することで、合格に向けた受験勉強のモチベーションをしっかり高めることが可能です。授業は講師による一方的な解説ではなく、議論を取り入れているのが特徴。生徒自身が考える機会が多く、思考力も高められるでしょう。

【料金】

授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】『進学個別指導のTOMAS』の授業料を徹底解説!他塾と比べて料金は?

【サポート体制】

進学個別指導のTOMASでは授業を行う講師とは別に、担任が子ども一人ひとりに付きます。効果的に学習成果をアップさせるためには講師の指導力だけでなく、子どもと保護者、そして講師が互いに連携し合わなければいけません。担任はそれぞれの間に入って、連絡や調整などのマネジメントを行います。生徒面談や保護者面談、電話連絡、課題の共有などを通して、子どもの学習をバックアップしてくれます。

4. 個別指導WAM

個別指導WAMはAIを学習指導に活用している学習塾です。AIがこれまでの学習歴から苦手分野や弱点を徹底分析。データに基づいた学習指導で、苦手単元を克服したい小学生にピッタリです。

【特徴】

個別指導WAMでは、学校の授業をサポートする内容から、受験対策まで幅広く生徒の学習に対応しています。

AIによる分析、そしてオーダーメイドの学習カリキュラムに基づいて個別指導が行われます。不十分な箇所は何学年もさかのぼって学習し直すため、確実に成績が上がっていくことでしょう。

【料金】

小学生が週1回通塾する場合、月の授業料目安は約5,800円~です。

【参考記事】個別指導WAM(ワム)の料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

【サポート体制】

定期的に個別面談が実施されます。学習状況や勉強方法の他、進路相談もできるのは助かりますね。何かしらの理由で授業を欠席する場合、振替もしてもらえます。

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5. スクールIE

個別指導の学習塾 スクールIEは、子どもの性格や個性に合わせて指導方法を工夫する学習塾です。自発的に勉強する姿勢を生徒に身につけさせ、確実な志望校合格や苦手克服、成績アップを実現します。生徒一人ひとりの学力はもちろん、性格にも対応した個別指導システムで無理なく効率の良い中学受験対策を行うことが可能です。

教室は全国47都道府県に多数開設されています。オンライン授業システムも完備されているため、近くに教室がなくても、どこでもスクールIEのきめ細やかな個別指導を受講することが可能です。

【特徴】

授業は1対1の完全マンツーマン、または講師1名に対して生徒が2名つくスタイルです。生徒一人ひとりの理想を現実にするオーダーメイドカリキュラムに基づいて行われます。つまずきの原因がわかる学力診断テストのほか、子どもの個性や性格から効果的な学習方法を見つける個性診断テストも実施。テストの結果に沿ってカリキュラムを作成し、指導方法を一人ひとり工夫します。

中学受験向けには「中学受験準備コース」「私立中学受験対策コース」「志望校別演習特訓コース」などがあり、ニーズに即した勉強を進められます。

【料金】

授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】『スクールIE』の料金を徹底解説!他塾との比較や口コミ、アンケート結果もご紹介

【サポート体制】

年3回保護者面談がおこなわれ、教室長と意見交換ができます。普段の勉強のことや進路のことなどを相談できる、貴重な機会となるはずです。

また講師変更の相談が可能で、基本的には授業を開始する前に担当講師についての要望を伝えることができます。

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6. 代々木個別指導学院

代々木個別指導学院は、東京・神奈川・埼玉・千葉で全70超の教室が直営の「ワンランク上のめんどうみ」を掲げる個別指導塾です。

【特徴】

代々木個別指導学院は、明るく話しやすい雰囲気を大切にし、なんでも相談しやすい環境づくりをしています。初対面で緊張してしまう人や他塾で合わなかった人も安心。豊富なコミュニケーションで信頼関係を築いてから学習を開始しています。

授業では認める、ほめる指導で、「わかった」「できた」という達成感を得られるように導いてくれます。生徒はもちろん保護者の方の悩みにも寄り添ってくれるため、心強い味方にもなってくれます。

【料金】

【参考記事】代々木個別指導学院の料金は実際いくら?塾生116名に聞いてみた

【サポート体制】

生徒を随時見守り生徒が挫折することなく勉強ができるようサポートしています。ピッタリの家庭学習のやり方や定期テスト前の勉強の仕方、志望校別の勉強方法を丁寧に指導し、学習習慣を改善していきます。

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7. 臨海セミナー中学受験科

臨海セミナー中学受験科は、神奈川県・東京都・千葉県・埼玉県に校舎を展開。首都圏の難関国私立中学をはじめ、公立中高一貫校や中堅校の受験まで幅広いレベルの生徒に対応しています。

【特徴】

臨海セミナー中学受験科では、少人数指導を徹底。周りの子どもと切磋琢磨できる集団指導でありながらも、一人ひとりの理解度に合わせた丁寧な指導が受けられます。

臨海セミナー中学受験科では、1週間・1ヶ月・1年ごとに組まれた中学受験専用カリキュラムによって、着実な知識の定着を図ります。

【料金】

臨海セミナー中学受験科の授業料は小学1年生の場合で、月6,600円。学年が上がるにつれて、授業料も上がっていきます。

授業料がお得になる「特待生制度」が設けられています。特待生制度は、組分けテストで一定の基準を超えた生徒が対象です。

学年別の細かい授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】臨海セミナーの料金を徹底解説!他塾と比べて授業料は?

【サポート体制】

臨海セミナー中学受験科では、テストによる定着度の確認と復習で合格に必要な学力を身につけます。1週間で1つの単元を学習。学習後にテストを実施して、わからなかったところは克服できるまで補習を指導を受けられます。

生徒と講師が受験に対する悩みや勉強法を相談できる生徒面談や、保護者への学習状況報告など学力面以外のサポート体制も充実しているのが臨海セミナー中学受験科の特徴です。

8. SAPIX

開成や麻布、そして武蔵などの難関中学受験対策をしたい人におすすめなのがSAPIX 小学部です。難関中学校への合格率が圧倒的に高く、「中学受験ならSAPIX 小学部」と呼ばれているほど。復習中心の学習法で、本質的な学習理解を深めます。

【特徴】

SAPIX 小学部では学力別にクラスが決定。1クラス15~20名ほどで、学力に合わせて勉強を進めていくことが可能です。

1~2ヶ月に1回テスト結果に基づいてクラス編成がされるため、「もっと上のクラスに行きたい!」と、勉強へのモチベーションアップに繋がるでしょう。授業終了後は復習教材が渡され、自宅でも取り組みます。授業と家庭での復習がセットとなることで、学力の定着を促します。

【料金】

授業料は小学1年生の場合で、月20,900円からとなっています。学年が上がるにつれて、授業料も上がっていきます。

【サポート体制】

SAPIX 小学部は保護者との連携を大切にしています。説明会や保護者会を定期的に開催し、適切な学習方法や志望校の選び方などについてアドバイスをしてくれるのはうれしいですね。また子どもの偏差値だけでなく、個性や可能性を見ながら進路指導をしてくれるのも特徴です。

【参考記事】SAPIX 小学部についての詳細記事はこちら

9. 日能研

全国展開している中学受験塾として有名なのが、日能研です。子どもの発達段階に合わせて指導を行うステージ制を導入しており、小学校低学年から中学受験対策を始められます。

【特徴】

日能研には学生アルバイトはいません。講師は全員が1教科専任のプロフェッショナルで、知識と経験に裏付けられた質の高い学習指導が期待できるでしょう。

「授業を中心とした塾での学び」と「家庭での学び」、そして「テストを中心とした自分の学び」といった3つのサイクルが主軸となり、確かな学力を身につけていきます。また講師による一方的な解説だけの授業ではないため、思考力も育成できるのが特徴です。

【料金】

授業料については、以下の記事で詳細に解説しているので参考にしてください。

【参考記事】『日能研』の授業料を徹底解説!他塾と比べて料金は?

【サポート体制】

学習相談や受験相談が随時可能です。電話の他、面談を設定することもできます。また教室には学習アドバイザーが常駐しており、子どもたちがスムーズに勉強できるような各種サポートをしてくれます。

【参考記事】日能研についての詳細記事はこちら

10. 中学受験グノーブル

少人数制のきめ細かい指導を受けながら、御三家や難関国私立中学を目指したい人には中学受験グノーブルがおすすめです。2024年入試における、御三家や新御三家、早慶附属中などの最難関中の合格率は5割弱。中学受験グノーブルでは、生徒一人ひとりの「知の力」を伸ばしながら、合格に必要な学力を身につけます。

【特徴】

中学受験グノーブルの授業で使用するのは、オリジナル教材。中学受験指導の経験が豊富な講師が入試傾向も踏まえて作成した教材で授業が展開されています。中学受験グノーブルの授業は生徒が能動的に授業に取り組めるよう、生徒と講師がコミュニケーションを重ねるスタイルです。

講師との対話を通じて問題が解ける楽しさを積み重ね、生徒が「知の力」を身につけるように指導をしている点もグノーブルの特徴です。

【料金】

中学受験グノーブルの授業料は学年や科目数などによって変動しますが、5,500円〜61,600円が目安です。また、入室金として16,500円がかかります。

【サポート体制】

中学受験グノーブルでは、生徒の自立学習をサポートするシステムが整っています。授業内容の解説動画は毎回配信され、過去4週間分を視聴可能。授業の復習だけでなく、欠席時のフォローにも活用できます。

生徒を総合的にサポートする個別指導システム(中学受験グノーブル個別指導)もあるため、生徒一人ひとりの定着度や理解度に合わせた指導を受けられます。

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中学受験におすすめの塾20選!大手4大塾から中小規模の塾まで一挙に紹介!

【2024年】中学受験におすすめの個別指導塾17選|塾の選び方、集団塾との違いも解説

中学受験のための塾選びに関してよくある質問

中学受験のための塾選びでは、よく次の5つの質問があげられます。

  • いつから塾に行くべき?
  • 中学受験対策は大手4大塾がいいの?
  • 中学受験対策で塾なしでも大丈夫?
  • 無料体験授業ではどのような点を確認すべき?
  • 中学受験の志望校の決め方は?

本項では、これらの質問に対して具体的に回答します。

中学受験に向けていつから塾に通うべき? 

中学受験のために塾に通い始めるべき目安の時期は、小学3年生2月~小学4年生4月です。

中堅校以上の中学受験を目指していて中学受験塾への入塾を検討している子どもは、小学校3年生の2月から塾に通うのが一般的。なぜなら、小学4年生の4月からカリキュラムがスタートする塾がほとんどだからです。そして、小学3年生の2月にスタートする事前準備の講座を開設している塾もあるからです。

個別指導塾であれば、生徒の学力や志望校に合わせて対策ができるため、いつでも対策をスタートできます。とはいえ、中学受験を目指すと決めている子どもは小学3年生2月~小学4年生4月を目安にして通い始めるとよいでしょう。

中学受験対策は大手4大塾がいいの? 

結論からいえば、中学受験をする全ての子どもに大手4大塾が最適とはいえません。たしかに、中学受験対策の塾のなかでは「SAPIX(サピックス)」「日能研」「四谷大塚」「早稲田アカデミー」の大手4大塾の合格実績が抜きんでています。

しかし、難関中学の合格実績が豊富な大手4大塾には、難関校を目指す学力の高い子どもが集まる傾向にあります。学力の高い子どもたちが切磋琢磨しながら、膨大な演習量をコツコツとこなした結果が大手4大塾の豊富な合格実績なのです。

そのため、中堅校以下の中学校を目指している子どもや、演習量をとにかくこなせるタイプではない子どもは、じっくりと丁寧な指導を受けられる中小規模の塾もおすすめ

中小規模の中学受験塾について詳しく知りたい人は、こちらをご覧ください。

中学受験におすすめの塾20選!大手4大塾から中小規模の塾まで一挙に紹介!

中学受験対策で塾なしでも大丈夫? 

中学受験において、塾なしで合格するのは無理ではないものの非常に難しいのが現実です。

中学受験では、中学校の数学で出題される問題を鶴亀算をはじめとする「特殊算」を使って解答を導き出したり、高校数学の数列を中学受験特有の思考法で解いたりします。

つまり、中学受験の問題は難易度が高く、小学校の学習内容だけでは解けない問題が出題されます。自学自習で学校で習わない知識を身につけるのは、小学生にとってはかなりハードルが高いでしょう。

結果的に塾に通ったほうが、受験勉強に効率的に取り組めることになります。

とはいえ、公立中高一貫校など小学校の学習範囲をベースにした問題しか出題しない学校もあります。学校の種類や志望校によっては、中学受験の塾に通わなくても合格できる可能性はありますが、モチベーション維持や受験情報の収集など、効率的に受験対策をするためにも塾には通ったほうがよいでしょう。

中学受験で通塾しないメリットやデメリット、中学受験で失敗しないために確認しておきたいポイントはこちらの記事をご覧ください。

【中学受験】塾なしでも大丈夫?通塾しないメリットやデメリット、独学のコツなど解説

中学受験に失敗する原因は?うまくいかない親・子どもの特徴や失敗しないためのポイント

無料体験授業ではどのような点を確認すべき? 

中学受験の塾選びに失敗しないために、無料体験授業では次の3つのポイントを必ずチェックするようにしましょう。

①授業の進め方やカリキュラムが子どもに合っているか?

②講師のタイプが子どもに合っているか?

③ほかの生徒の様子や教室の雰囲気は子どもに合っているか?

授業の進め方やカリキュラムは、成績の向上に直結する要素といっても過言ではありません。「子どもが理解できるスピードで授業が進んでいるか?」「カリキュラムは子どもの学力レベルに合っているか?」「宿題は多すぎたり、少なすぎたりしないか?」という点を重点的に確認するようにしてください。

講師や、一緒に勉強するほかの生徒との相性も重要です。中学受験では、通塾期間は2~3年と長期間に及ぶ子どもがほとんどです。講師やほかの生徒に馴染めるか、落ち着いて勉強できる環境が整っているのかを確認することをおすすめします。

中学受験の志望校の決め方は? 

中学受験の志望校は次の5つのポイントに注目して決めるとよいでしょう。

  • 偏差値
  • 校風
  • 通学のしやすさ
  • 部活動
  • 進学実績

中学受験の勉強は、2~3年と長丁場です。最終的に勉強のモチベーションとなるのは、志望校の存在でしょう。

偏差値や通学のしやすさをもとに、通いたい中学校をピックアップ。校風や部活動などをポイントにして、充実した学校生活が送れる中学校を志望校にするのがおすすめです。

オープンキャンパスや学校見学会、文化祭に行って学校の雰囲気を体験すると、子どもに合っているかどうかを判断する決め手になるでしょう。

志望校の選び方は、次の記事で詳しく解説しています。志望校選びに失敗しないために、ぜひ参考にしてください。

【志望校の決め方】選び方のポイントや失敗例を紹介

まとめ

子どもに合った中学受験の塾は、子どもの学力や志望校レベル、性格などを踏まえて選ぶ必要があります。御三家や早慶附属中などの合格実績が豊富な塾は、指導力の高さでは目を見張ります。しかし、必ずしも子どもに合っているとはいえないでしょう。

レベルが高い仲間と切磋琢磨するほうが向いている子どももいれば、宿題の量や授業のスピードにゆとりがあるほうが伸びる子どももいるでしょう。集団指導よりも、個別指導で自分のペースで志望校に向けて勉強を進めるほうが合っている子どももいます。

子どもにぴったりの中学受験の塾を見つけ、塾に通って着実に勉強をしていけば少しずつ成績が伸び、志望校合格に近づくはずです。子どもの成績が伸びる塾を選ぶためには、この記事で紹介した10のポイントを押さえて、中学受験の塾を選ぶようにしてください。

(※1)塾選調べ
調査期間:2024年6月25日~7月9日
対象:桜蔭中・女子学院・雙葉中への通学経験がある子どもを持つ保護者または本人27人を対象にアンケート調査を実施

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塾選(ジュクセン)編集部

この記事を執筆した執筆者

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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