小学4年生のおすすめ塾15選！中学受験する・しない別の人気塾を紹介

小学4年生の子どもを持つ保護者の中で「中学受験対策で、おすすめの塾を知りたい」「受験はしないけれど、学力アップのために塾へ通わせたい」などと考えている方も多いでしょう。

そもそも4年生に塾が必要かどうかも、気になるところです。

本記事では小学4年生におすすめの学習塾を、全部で15ヶ所ご紹介します。費用相場や塾選びのポイントもかねてに解説するため、ぜひ参考にしてください。

小学4年生におすすめの塾15選リスト

小学4年生の子どもにおすすめの塾は、次の15ヶ所です。

それぞれの授業スタイルやカリキュラムの詳細は、後ほど見ていきましょう。

小学4年生に塾は必要？

小学4年生に塾が必要かどうかは、それぞれの状況によって異なります。

例えば、中学受験をする場合は基本的に塾が必要です。中学受験で出題される問題のレベルは高く、学校の教科書の内容を超えています。求められる知識量も多いため、専門的な指導が求められます。

中学受験向けのテキストが販売されていますが、独学で内容を理解できる子どもは多くありません。塾の講師は難しい内容もわかりやすく解説してくれます。また他の生徒と一緒に切磋琢磨しながらモチベーションを維持しながら勉強することが可能です。

中学受験をしない場合は必須ではないものの、塾へ通うといくつかのメリットがあります。基本的な学習習慣を身につけたり、基礎学力を固めたりすることで、公立中学校進学後の勉強がスムーズに進みます。中学校でもコツコツと勉強を続けて、高校受験や大学受験につなげることが可能。

また学校外の交友関係が広がるのも、うれしいポイントです。他の小学校のさまざまなタイプの子どもたちが集まり、気の合う友人ができるかもしれません。

小学4年生のおすすめ塾15選！中学受験する・しない子どもどちらにも人気

次で紹介するのは、特に中学受験をする子ども・しない子どもにおすすめの塾TOP3です。

また以下の15ヶ所は中学受験の有無にかかわらず、塾選がおすすめする学習塾です。

個別教室のトライ

個別教室のトライは、完全1：1の個別指導塾です。子どもに合った講師によるマンツーマン指導で、志望校合格を目指します。

中学受験対策では、最新の受験情報や学校情報に精通した教育プランナー兼教室長が、現在の学力や志望校などに応じたカリキュラムを作成。カリキュラムは定期的な面談にて内容を見直します。志望校の出題傾向を正確に把握し、内容に合わせて効率的に対策を進めていけるのが特徴です。

個別指導塾のため、集団塾との併用ができます。普段は中学受験向けの集団塾へ通い、個別教室のトライで苦手科目のフォローをするのもおすすめです。

・個別教室のトライの料金は実際いくら？学年ごとの費用を徹底解説！

臨海セミナー 中学受験科

臨海セミナー 中学受験科では、小学4年生向けに「国立・私立中学受験コース」「都立・公立中高一貫校コース」を設置しています。

授業は、少人数制の集団指導スタイルです。講師の目が生徒一人ひとりに行き届きやすく、きめ細かく指導します。礼節や切磋琢磨できる環境づくりを心がけており、集中して目の前の勉強に取り組めます。

「国立・私立中学受験コース」では、定期的なテストで定着度を測る「臨海方式AQuA×中学受験専用カリキュラを導入。

また「都立・公立中高一貫校コース」では、3つの柱となる「単元学習」「適性検査対策」「作文添削指導」を徹底的に指導します。

・臨海セミナーの料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

対話式進学塾 1対1ネッツ

対話式進学塾 1対1ネッツは「考える過程」を大切にした「対話式1対1指導」を導入している学習塾です。

授業は個別指導スタイルで、生徒1人に講師が1人つきます。生徒1人のためだけに授業時間が使われるため、わからないことを聞いたり、思ったことを遠慮なくいったりできます。

中学受験をする4年生向けには「私国立中受験コース」「四谷大塚NETコース」「集団塾サポートコース」を設置。「四谷大塚NETコース」では四谷大塚の予習シリーズを副教材として用い、始める時期・志望校・学習状況に合わせて、オリジナルカリキュラムで勉強します。

・対話式進学塾 1対1ネッツの料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

スクールIE

結果を出す個性別指導をしているのが、スクールIEです。個性診断や学力診断などを踏まえて、一人ひとりに合わせたカリキュラムを作成します。

中学受験をする4年生向けには「私立中学受験対策コース」「公立中高一貫校受験コース」「難関中学受験対策コース」「中学受験塾サポートコース」などを設置。学力診断テストを活用してつまずいている箇所を明確にし、志望校の出題傾向に合わせたカリキュラムで対策を進めていきます。

受講科目や週の受講回数は、月単位で変更可能です。子どものスケジュールや希望に合わせて、無理なく勉強を続けられます。

・スクールIEの料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

個別指導なら森塾

個別指導なら森塾は、生徒2人に対して講師が1人つく学習塾です。中学受験対策コースは設置されていないため、指導内容などは各自でご相談ください。

講師は「質量共に日本一」と自負する研修制度を受けており、個別指導に必要な知識やスキルを習得済みです。一人ひとりの能力や個性に合わせて指導し、学力アップや志望校合格を目指します。

各校舎には自習室を完備。授業以外の空き時間でも、授業の予習や復習、宿題、受験勉強などで利用できます。

・個別指導なら森塾の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

湘南ゼミナール

湘南ゼミナールは合格の「質」にこだわり、一人でも多くの生徒をトップ校合格へ導く学習塾です。

授業は集団指導と個別指導があり、子どものニーズや希望に合わせて選べます。

集団指導の「公立中高一貫校 受検対策」は、徹底した適性検査対策で公立中高一貫校の合格を実現させるコースです。サイフロ附属中や南附中をはじめ、相模原中等・平塚中等・川崎附中への合格を目指します。

個別指導は1：2で行われ、学習目的に合わせて授業内容を調整。「授業→宿題→小テスト」の学習サイクルを徹底し、定着度を確認しながら勉強を進めていきます。

・湘南ゼミナールの料金は実際いくら？塾生155名に聞いてみた

個別指導WAM

個別指導WAMは、自分だけの学習カリキュラムで苦手を克服し、志望校合格へ導く学習塾です。

中学受験対策では多くの問題を解きながら、合格に欠かせない思考力と記述力を積み上げます。志望校の入試傾向を把握している講師陣が、自分専用の志望校合格プランを作成し、合格へ導きます。

「私立中学受験コース」や「公立中高一貫中学受験コース」のほか、進学塾へ通っている子ども向けのコースも多数設置。

「SAPIX対策コース」「日能研対策コース」「早稲田アカデミー対策コース」「四谷大塚対策コース」「浜学園対策コース」があり、進学塾の授業内容をサポートします。

・個別指導WAM（ワム）の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

代々木個別指導学院

「ワンランク上のめんどうみ」をモットーにかかげ、自慢の厳選講師陣がベストを尽くすのが、代々木個別指導学院です。

「中学受験対策プラン」では、志望校の決定からスタート。偏差値だけでなく、子どもの将来の夢や目標に向けて、本当に通いたい学校を設定します。

カリキュラムは自分専用で、時期や習熟度などに合わせて内容を作成。「基礎固め→応用→志望校別対策」と、無理なくステップアップしていける設計です。また公立中高一貫校受検にも対応しています。

・代々木個別指導学院の料金は実際いくら？塾生116名に聞いてみた

進学個別指導のTOMAS（トーマス）

進学個別指導のTOMAS（トーマス）は、板書をしながら指導する「授業形式」の個別指導で、難関校受験もできる学習塾です。

授業は1：1のマンツーマンスタイルで、一人ひとりにカリキュラムをオーダーメイドで作成します。教材はオリジナルテキストや定番の問題集、学校教材などから、それぞれに合ったものを選びます。

4年生の個別指導では、高度な思考力や表現力を養うのが目標です。詰め込みではなく、一つひとつの単元を本質から考えて理解し、中学受験で必要な力を身につけていきます。集団塾との併用も可能です。

・進学個別指導のTOMAS（トーマス）の授業料を徹底解説！他塾と比べて料金は？

個別指導の明光義塾

個別指導の明光義塾は、独自の明光メソッドで学力アップできる学習塾です。

授業は対話型の個別指導スタイルで、わからない箇所はすぐに何度でも質問ができます。学習した内容を自分の言葉で講師へ説明し、学びへの主体性を身につけます。

4年生の中学受験対策では、私立難関校志望や中高一貫校志望など、それぞれの志望校に合わせた学習プランを作成。勉強に対する苦手意識を克服して、一つひとつの単元の丁寧な理解を図ります。時間に余裕を持って受験準備をスタートさせ、子どもの自信と成功につなげます。

・明光義塾の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

浜学園

灘中学校をはじめ、毎年難関中学校へ合格者を出しているのが、浜学園です。

授業は集団指導スタイルで行われ、4年生向けには「マスターコース（国・私立中学受験コース）」「土曜マスターコース」「特訓コース」を設置。どのコースも5年生からの本格的な受験勉強に備えて、塾での授業と家庭学習をベースにした生活習慣をつくります。

「マスターコース（国・私立中学受験コース）」は、当塾受験指導の中心となるコースです。4年生では算数・国語・理科の3科が必修で、社会は選択受講できます。

中学受験に必要十分な学力の習得を目標とし、学習計画表に基づいて、経験豊富な講師陣が指導します。

SAPIX

SAPIXは、中学受験特化型の集団指導塾です。

4年生では算数・国語・理科・社会の4科目に対応し、思考する力と記述する力を育成します。一人ひとりの発想を引き出しながら思考力を高め、同時に学習を日常生活のサイクルに組み込んでいきます。

授業は「学力の定着→学力の確認→フィードバック」の流れで行われ、内容は討論形式です。基本教材のデイリーサピックスや小テストのデイリーチェックを活用しながら、学習事項の習得を図ります。

また1～2カ月ごとにクラスを編成し、いつも最適なクラスで勉強できるのもポイントです。

日能研

日能研は、小学生を対象とした中学受験塾です。学力向上や自己成長を促進することを目的に、集団指導スタイルできめ細かい授業を展開しています。

4年生の1年間を前期と後期に分け、段階に応じた学習指導を実施。前期は系統学習のスタート期と捉え、思考技法に目を向けて、親しむことに取り組みます。また「授業での学びと家での学び、テストをつなげる」といった学習サイクルを回し始めるのも特徴です。

後期は学び方の視点や知識を広げられるよう、自分の学び方の変容を見つめ、違ったやり方にチャレンジしていきます。

四谷大塚

スモールステップで着実に学力向上できるのが、四谷大塚です。

授業は集団指導スタイルで、1週間ごとのスモールステップカリキュラムを導入。各週の週テストで理解度をチェックしながら、5週目の組分けテストでクラスを再編成します。予習主義をかかげており、オリジナル教材の予習シリーズを用いて、論理的に課題を解決する力を身につけます。

またWebコンテンツの「高速基礎マスター」も特徴です。パソコンやタブレットを使って、1週間の学習範囲をパーフェクトマスターできます。

早稲田アカデミー

早稲田アカデミーでは「私語のない緊張感のある授業」「仲間と切磋琢磨する環境」をつくり、志望校合格を全力でサポートする学習塾です。

中学受験を目指す4年生は「Sコース（中学受験）」の受講がおすすめです。豊富な教材やテストを用いながら、子どもの学習に対する興味や関心を引き出します。「基礎力」「思考力」「表現力」をバランス良く積み重ね、高度な学習内容を身につけていきます。

受講科目は国語・算数・社会・理科の4つ。隔週土曜日にはカリキュラムテストを課し、自宅とは違った緊張感の中で、内容の定着を図ります。

・中学受験におすすめの塾20選！大手4大塾から中小規模の塾まで一挙に紹介！
・中学受験におすすめの個別指導塾16選｜塾の選び方、集団塾との違いも解説
・小学生向けのおすすめ補習塾9選！選び方や費用、通い始める時期なども解説！

小学4年生の塾の費用相場

小学4年生向け学習塾の費用相場は、進学塾で月25,000円～45,000円、補習塾で月5,000円～25,000円です。

集団指導や個別指導など、指導スタイルによっても金額に幅が生じます。

塾によっては毎月の授業料のほか、入塾金や教材費、諸経費、テスト代などが必要となることがあります。また季節講習への参加が必須の場合は、講習費が追加されることを覚えておきましょう。

塾の費用をチェックする際は、トータルでどのくらいの金額がかかるかを計算することが重要です。

小学4年生は個別・集団指導塾どちらがいい？塾選びのポイントを紹介

小学4年生は、個別指導塾と集団指導塾のどちらが合っているのでしょうか？結論から述べると、どちらが合っているかは、子どもの状況によって異なります。

例えば、基礎学力が身についていなかったり、学習習慣が身についていなかったりする場合は、個別指導塾のほうが適しています。子どものペースに合わせて学習指導するため、勉強が苦手な子どもも無理なく継続できるでしょう。

集団指導塾は、すでに決まっているカリキュラムに沿って授業が進むため、途中で付いていけなくなる可能性があります。

反対に、基礎学力と学習習慣が身についている子どもは、集団指導塾がおすすめです。

進学塾の多くは集団指導を取り入れており、学校の授業レベルを超えた学習指導を受けられます。個別指導塾と違ってライバルに囲まれながら授業を受けるため、他の生徒との相互作用も期待できるでしょう。

・小学生の塾選びで失敗しないための選び方を徹底解説

小学4年生で通塾を検討している方のFAQ

小学4年生の保護者で、通塾を検討している方が抱えるよくある質問を、以下でまとめました。

小学4年生向けの進学塾と補習塾の違いは？　

進学塾と補習塾の違いは、その目的にあります。

進学塾は中学受験専門塾とも呼ばれ、カリキュラムは中学受験対策に特化しています。集団指導を取り入れている塾が多く、学校の授業を超えたレベルの学習指導が行われるのが特徴です。

一方の補習塾は、学校の授業フォローを目的としています。個別指導を取り入れている塾が多く、一人ひとりの学力や課題に合わせて丁寧に指導を行います。

中学受験に向けて小学4年生から通塾するメリットは？　

中学受験に向けて小学4年生から通塾するメリットは、主に次の3つです。

• 余裕を持って受験対策に取り組める
• 少しずつ受験勉強の生活サイクルに慣れることができる
• 同じタイミングで入塾する仲間に出会える

4年生から塾へ通い始めると、余裕を持って受験対策に取り組めます。例えば、4年生のうちに5年生で習う学習項目を理解しておけば、5年生に進級した後に、これまでの復習や苦手分野の克服などに取り組めるでしょう。

また少しずつ受験勉強の生活サイクルに慣れることができるのも、大きなメリットです。4年生から通塾すると、無理のないペースで勉強を進められ、受験勉強が普段の生活の一部として定着します。

さらに同じタイミングで入塾する仲間も多く、勉強のモチベーションアップに役立ちます。

中学受験に向けた小学4年生の効率的な勉強方法は？

中学受験に向けた小学4年生の効率的な勉強方法として、まずはスケジュールの立案が挙げられます。

特に自学自習の習慣がまだ身についていない場合、子どもと一緒に1週間の学習スケジュールを立ててみましょう。一緒にスケジュールを立てていく経験を積むことで、自学自習の習慣が身につきます。

またつまずく子どもが多い算数に優先的に取り組むことも欠かせません。算数は中学受験において合否を分けるといっても過言ではなく、できるだけ早いうちから、克服しておくことが大切です。

・中学受験に向けた小学４年生の勉強法｜学習のコツや目安となる勉強時間、おすすめ塾など解説

まとめ

小学4年生が中学受験をする場合、塾へ通って勉強するとよいでしょう。4年生のうちから通い始めることで、余裕を持って中学受験対策に取り組めます。

また受験をしない場合でも、通塾によって基本的な学習習慣を身につけたり、基礎学力を固めたりと、公立中学校進学後に役立つメリットが生まれます。

今回紹介した15ヶ所の学習塾は、どれも受験の有無にかかわらず、塾選がおすすめするところばかりです。

無料の体験授業を受けられるところもあるため、ぜひ気軽にお問い合わせください。