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【2026年最新版!】英語なしで受験できる大学13選!入試方式・合格戦略も解説

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大学受験
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「ほかの科目は得意だけど、英語だけはどうしても苦手……」そんな悩みを抱えている受験生も多いのではないでしょうか。

結論からいえば、英語なしで受験できる大学は実際に存在します。 入試方式や学部によっては、英語を選ばずに合格を目指すことも可能です。

この記事では、英語なしで受験できる大学を私立・国公立に分けて一覧で紹介します。実際に英語なしで合格した先輩の体験談も取り上げていますので、ぜひ志望校選びの参考にしてください。

塾選ジャーナル編集部

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目次

英語なしで受験できる大学【私立】

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ここでは、英語なしで受験できる私立大学を紹介します。

英語なしで受験できる私立大学【関東】

関東にある英語なしで受験できる私立大学は以下のとおりです。

大学名 学部 受験形式 科目 偏差値目安
慶應義塾大学 総合政策学部・環境情報学部 一般入試 数学と小論文、数学・情報と小論文で受験可能 70.0
中央大学 経済学部 5学部共通選抜 国語・地理歴史/公民・数学の3科目で受験可能 57.5~62.5
法政大学 文学部日本文学科 一般入試T日程 国語と小論文で受験可能 55.0~62.5
法政大学 文学部地理学科 大学入学共通テスト利用入試 B方式 国語・数学の2科目と地歴・理科のうち1科目で受験可能 55.0~62.5
法政大学 デザイン工学部システムデザイン学科 A方式I日程 英語・数学・理科のうち得点の高い2科目を合否判定に使用(実質的に英語が不要) 55.0~60.0
法政大学 デザイン工学部システムデザイン学科 大学入学共通テスト利用入試 B方式 国語・数学・理科で受験可能 55.0~60.0
法政大学 デザイン工学部都市環境デザイン工学科 大学入学共通テスト利用入試 B方式 国語・数学・理科で受験可能 55.0~60.0
武蔵大学 経済学部・人文学部・社会学部 全学部統一型 国語1科目と歴史/公民・数学のうち1科目で受験可能 55.0~60.0
北里大学 理学部 一般選抜試験<前期> 数学・理科で受験可能 42.5~47.5
北里大学 理学部 共通テスト利用選抜試験<後期> 国語または数学、理科、面接で合否を判断 42.5~47.5
北里大学 獣医学部動物資源科学科 一般選抜試験<前期> 数学・理科、または理科・国語で受験可能 37.5~57.5
北里大学 獣医学部動物資源科学科(2教科方式) 共通テスト利用選抜試験<前期>  英語以外の共通テスト科目2つで受験可能 37.5~57.5
北里大学 獣医学部グリーン環境創成科学科(2教科ベスト方式) 共通テスト利用選抜試験<前期> 数学・理科・情報のうち2科目で受験可能 37.5~57.5
工学院大学 建築学部 A日程 国語・数学・理科で受験可能 55.0~57.5
工学院大学 建築学部 B日程(大学入学共通テストプラス型) 国語・数学・理科で受験可能 55.0~57.5
工学院大学 建築学部 M日程 数学・理科で受験可能 55.0~57.5
神奈川大学 経営学部、経済学部経済学科・現代ビジネス学科 一般入試(前期)【得意科目型】 地歴/数学・国語で受験可能 40.0~45.0
神奈川大学 経済学部経済データ分析学科 一般入試(前期)【得意科目型】 数学・国語で受験可能 40.0~45.0
神奈川大学 国際日本学部日本文化学科・歴史民俗学科 一般入試(前期)【得意科目型】 地歴/公民・国語で受験可能 45.0~50.0
神奈川大学 人間科学部 一般入試(前期)【得意科目型】 地歴公民/数学・国語で受験可能 45.0
神奈川大学 理学科総合理学コース以外の理学部 一般入試(前期)【得意科目型】 理科・数学で受験可能 42.5~52.5
神奈川大学 化学生命学部、理学部理学科総合理学コース 一般入試(前期)【得意科目型】 理科・国語/数学で受験可能 45.0~47.5
神奈川大学 情報学部計算機科学科、工学部機械工学科・電気電子情報工学科・経営工学科 一般入試(前期)【得意科目型】 理科・数学で受験可能 42.5~45.0
神奈川大学 工学部応用物理学科 一般入試(前期)【得意科目型】 理科・数学で受験可能 37.5~42.5

参考:2025年度慶應義塾大学一般選抜要項2025年度入学試験要項|中央大学2025年度入学試験要項|法政大学2025年度入学試験要項|武蔵大学2026年度学生募集要項|北里大学2025年度入学試験要項|工学院大学2026年度入学試験要項|神奈川大学

偏差値目安の引用:河合塾の大学入試情報サイト Kei-Net

英語なしで受験できる私立大学【関西】

関西にある英語なしで受験できる私立大学は以下のとおりです。

大学名 学部 受験形式 科目 偏差値目安
関西大学 総合情報学部 一般入試2教科型 国語・数学で受験可能 52.5~55.0
立命館大学 情報理工学部、薬学部、理工学部、生命科学部 後期分割方式 理科・数学で受験可能 50.0~57.5
大阪経済大学 国際共創学部国際共創学科以外のすべての学部・学科 一般選抜前期A方式(2教科) 国語・地歴・数学のうち2科目で受験可能 37.5~42.5

参考:2025年度入学試験要項|関西大学2025年度立命館大学一般選抜入学試験要項2026年度入学試験要項|大阪経済大学

偏差値目安の引用:河合塾の大学入試情報サイト Kei-Net

英語なしで受験できる大学【国公立】

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ここまで英語なしで受験できる私立大学を見てきましたが、国公立大学のなかにも英語なしで受験できるものがあります。

英語なしで受験できる国公立大学は以下のとおりです。

大学名 学部 受験形式 共通テストの科目 二次試験の科目 偏差値目安
高知工科大学 システム工学群 一般選抜 前期日程B方式 3教科3科目で受験可能 数学・理科 42.5~45.0
高知工科大学 情報工学群 一般選抜 前期日程B方式 3教科3科目で受験可能 数学/情報・理科 42.5~45.0
長野大学 社会福祉学部 中期 得点の高い4科目で受験可能 国語・数学 47.5
福知山公立大学 情報学部 一般選抜 前期日程(4教科型) 数学、理科、情報に加え、地歴/公民・国語・英語から1科目で受験可能 小論文また
は数学
42.5

参考:2026年度入学試験要項|高知工科大学2026年度 入学者選抜要項|長野大学2026年度入学試験要項|福知山公立大学


偏差値目安の引用:河合塾の大学入試情報サイト Kei-Net

英語の配点が低い大学

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ここまで「英語なしで受験できる大学」を紹介してきましたが、英語を完全に避けなくても、英語の配点が低く設定されている大学もあります。

ここでは、英語の負担をできるだけ減らして受験したい人向けに、主要大学の例を紹介します。

英語の配点が低い有名大学・学部

大学名 学部 受験形式 英語の配点 偏差値目安
明治大学 法学部・文学部 全学部統一入学試験 33.3% 57.5~67.5
青山学院大学 文学部日本文学科 一般選抜(個別学部日程) A方式 28.5%(大学共通テスト) 52.5〜65.0
青山学院大学 文学部史学科 一般選抜(個別学部日程)  22.2%(大学共通テスト) 52.5〜65.0
青山学院大学 文学部比較芸術学科 一般選抜(個別学部日程) 22.2%(大学共通テスト) 52.5〜65.0
青山学院大学 教育人間科学部 一般選抜(個別学部日程) 33.3%(大学共通テスト) 52.5〜65.0
立教大学 文学部史学科・社会学部 一般入試 33.3% 55.0〜65.0

参考:2025年度入学試験要項|明治大学2025年度入学試験要項|青山学院大学


偏差値目安の引用:河合塾の大学入試情報サイト Kei-Net

一般受験以外で英語なしで受験する方法はある?

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ここまで一般入試で英語なしで受験できる大学を紹介してきました。では、一般入試以外の形式でも英語を使わずに受験できる方法はあるのでしょうか。

総合型選抜(旧AO入試)を受験する

総合型選抜(旧AO入試)とは、大学が知識や技能だけでなく、思考力・判断力・表現力、さらには学びへの意欲や人間性までを総合的に評価して合否を決める入試方法です。

この入試では英語を必須としない大学や学部も多く存在します。小論文や面接、活動実績を重視するケースが多いため、「英語以外の強みを活かして受験したい」受験生にとって有効な選択肢になります。

総合型選抜については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

総合型選抜とは?学校推薦型選抜との違いや仕組み・流れをわかりやすく解説【2026年度入試】総合型選抜とは?学校推薦型選抜との違いや仕組み・流れをわかりやすく解説【2026年度入試】

一部の推薦入試を利用する

指定校推薦などの推薦入試を利用することで、英語を受験科目に含まない形で出願・合格できる場合があります。

特に指定校推薦では、高校での成績(評定平均)や学校からの推薦が重視され、小論文や面接だけで合否が決まるケースも少なくありません。そのため、実質的に英語の筆記試験を課さない大学・学部も多く存在します。

ただし、公募推薦などの入試では大学によって課される科目が異なるため、「小論文や面接のみで受験可能」な場合もあれば、「英語を含む学力試験」が必要になる場合もあります。志望校の入試要項を必ず確認するようにしましょう。

指定校推薦や公募推薦については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

指定校推薦とは?公募推薦との違いから校内選考の対策・注意点まで徹底解説指定校推薦とは?公募推薦との違いから校内選考の対策・注意点まで徹底解説公募推薦とは?指定校推薦と何が違う?出願条件から対策方法まで徹底解説公募推薦とは?指定校推薦と何が違う?出願条件から対策方法まで徹底解説

苦手な人は事前に英検®などを受けておく

「試験での英語がどうしても苦手」という場合は、英検®などの外部英語検定を活用する方法もあります。

多くの大学では、英検®やTOEFL、TEAPなどの外部検定で一定以上のスコアや級を取得していれば、英語の点数に換算したり、英語試験を免除したりする制度を導入しています。

そのため、英語のペーパーテストを避けたい受験生にとっては、先に英検準2級や2級を取得しておくことで、入試本番の負担を大きく減らせる可能性があります。

ただし、大学ごとに扱う検定の種類や有効期限、利用方法(加点・換算・免除)が異なるため、必ず志望校の募集要項を確認しておくことが大切です。

大学受験で英検®が利用できる大学については、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

大学受験で英検®が利用できる大学一覧|出願資格・試験免除の仕組みも解説【2026年入試】大学受験で英検®が利用できる大学一覧|出願資格・試験免除の仕組みも解説【2026年入試】

英語なしで大学を受験するメリット

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ここでは、英語なしで大学を受験することによって得られるメリットを解説します。英語が苦手な人にとっては大きな安心材料となり、学習計画の立て方にも直結します。

自分の得意科目で勝負できる

英語の勉強に多くの時間を割かなくてもよいため、国語・数学・理科・社会といった自分の得意科目に集中できるのが大きな強みです。

得意科目を徹底的に伸ばすことで得点力が安定し、合格可能性を高めることができます。

学習効率が上がる

苦手な英語を無理に勉強するよりも、自分の得意科目に絞って学習時間を投入する方が効率的に得点を伸ばせます。

その結果、受験勉強全体のストレスが軽減され、モチベーションを維持しやすくなります。

また、学習効率が高まることで「合格に必要な点数までの到達ルート」が明確になり、学習計画も立てやすくなる点もメリットです。

英語なしで大学を受験する前に知っておきたい落とし穴

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「英語なしで大学を受験しよう」と決める前に、必ず押さえておきたいデメリットや落とし穴があります。ここではその代表的な注意点を解説します。

志望校・学部の選択肢が大きく狭まる

英語を使わずに受験すると、出願できる大学や学部の数が大幅に減るというデメリットがあります。国公立・私立を問わず、多くの大学で英語は必須科目とされており、入試配点も高めに設定されていることがほとんどだからです。

そのため「英語が苦手だから避けたい」と安易に学習をやめてしまうと、進路選択の幅が極端に狭まってしまいます。場合によっては、受験できる大学が遠方ばかりで現実的に通学できない、結果として進学のチャンスを失うというリスクさえ考えられます。

倍率が高くなることも

英語を使わない受験方式を設けている大学は、もともと数が限られています。そのため受験希望者が集中すると、倍率が高くなり競争が激化するリスクがあります。

また、「英語の負担がない=楽」というわけではありません。英語以外の科目や評価基準でより高い得点を確実に取る必要があるため、合格ラインはむしろ厳しくなるケースも少なくありません。

結果として、得意科目で確実に得点しなければならない、失敗が許されない入試になりやすい点はしっかり理解しておきましょう。

大学進学後も学びが狭まる

英語を避けて入学した場合、大学生活や将来の選択肢が制限される可能性もあります。

例えば、英語で行われる専門講義やゼミを受けにくくなるだけでなく、留学プログラムや国際交流の機会でも不利になりやすいです。

つまり、「受験時の負担を軽くする」代わりに、入学後の学びや進路の幅を狭めてしまうリスクがある点は理解しておく必要があります。

卒業後のキャリア形成に影響することも

受験や大学在学中に英語を使わない選択をして、そのまま英語の学習をやめてしまうと、卒業後のキャリア形成にマイナスの影響が出るおそれがあります。就職活動や入社後に「英語力をアピールできない」ことが大きな要因です。

例えば、英検®やTOEICのスコアがなければ、外資系企業への入社は非常に不利になります。結果として、職業選択の幅が狭まるリスクが高まるでしょう。

さらに、TOEICなどのスコア以外にも専門資格や大学で力を入れた活動の実績がなければ、就職活動では評価されにくくなります。つまり、英語力を補うスキルや経験がないと、就職市場で「強みが不足している」と見なされるおそれがあるのです。

英語なしで受験した人の合格体験談

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実際に英語なしで大学に合格した受験生は何をしたのでしょうか?塾選に寄せられた合格者の声を紹介します。

神奈川大学経済学部に合格した受験生の保護者の合格体験記には、以下のような記述があります。

高3から学習開始時の偏差値46の受験生の保護者の合格体験記には、以下のような記述があります。

ニックネーム:みーさん(保護者)

また、「塾で大学の給費生試験(※)が早い時期にあることを教えてもらい、それまでは受験希望校にも入れていなかったが、調べるきっかけになった。 そのおかげで苦手な英語なしの2教科受験が出来ることも分かったため、助かった。」とも語っています。

(※)神奈川大学が独自に実施している奨学金制度

出典:給費生試験 (2026年度)|神奈川大学

このように、英語が苦手でも**過去問演習を徹底することや、入試方式の情報をうまく活用すること**が合格への近道になったことがわかります。

まとめ 英語なしでも受験できる大学はある!自分の得意を生かして戦略的に選ぼう

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英語が苦手でも、英語を必須としない入試方式や大学は確かに存在します。 ただし、選択肢は限られるため、安易に「英語を避ける」だけではなく、しっかりと戦略を立てることが大切です。

  • 一般入試でも英語を使わない方式がある
  • 総合型選抜や推薦入試を利用できる場合がある
  • デメリットを理解しつつ、最低限の英語学習やほかの強みでカバーする方法もある

といった工夫次第で、進学のチャンスは広がります。

大事なのは、自分の得意科目や強みを最大限に活かして受験計画を立てること。情報をしっかり集めて準備を進めていきましょう。

執筆者プロフィール

塾選ジャーナル編集部
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塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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