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【高校受験】社会の勉強法や覚え方のコツ|出題範囲や効果的な対策法、おすすめ塾を紹介

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塾選ジャーナル編集部

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「高校受験を予定しているけれども、社会の成績が伸びない」「合格点をマークできる、社会の勉強法を知りたい」などと思っている中学生や保護者はいませんか?社会は一定の勉強法に従って対策をすれば、高得点が狙える科目です。

今回は高校受験に向けた社会の勉強法や、覚え方のコツについて解説します。主な出題範囲や効果的な対策法、受験対策におすすめの学習塾情報も一緒に紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

【高校受験】社会の出題範囲や傾向

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高校受験の社会は、歴史・地理・公民の3分野から問題が出題されます。分野ごとに大問が設定されているほか、都道府県や学校によっては3分野にまたがった複合的な問題を出題しているところもあるでしょう。公民では時事問題が問われることも少なくありません。

最近の主な傾向として、単なる知識の暗記だけでは解けない問題が増えていることが挙げられます。歴史の年号や人名、地名を問う一問一答タイプの問題だけでなく、歴史の流れや当時の背景・状況を理解していないと解けないもの、図表やグラフ、データなどを正しく読み取って答えさせるものなど、応用力が問われる問題が増えています。

具体的な出題範囲や傾向は都道府県や受験する学校によって異なるため、各自で確認しておきましょう。

【高校受験】社会の勉強法や覚え方のコツ|歴史・地理・公民

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前述したように、高校受験の社会では歴史・地理・公民の3分野から問題が出題されるのが通常です。同じ社会でも分野によって勉強法が異なるため、それぞれに合った方法で対策を進めていきましょう。分野別の勉強法や覚え方のコツは次の通りです。

歴史の勉強法や覚え方のコツ

歴史の勉強で最も大切なのは、「時代の流れを理解すること」「人名や出来事の名称、年号を暗記すること」の2つです。

まずは細かい人名や年号にこだわらず、年代ごとにどのような出来事があったのか、複数の出来事の間でどのような関係があったのかを理解するところから始めましょう。その際は関係する人物、起きた場所、起きた理由、起きた方法などにも着目してください。

ポイントに沿って各時代をチェックしていくと、おおまかな時代の流れを理解できるようになるはずです。自分でゼロから年表を作ったり、すでにある年表を見ながら必要な項目を書き足したりと、それぞれがやりやすい方法で作業を進めていきましょう。

時代ごとの流れをつかんだら、細かい人名や出来事の名称、年号を覚えていきます。3つは関連づけられていることがほとんどのため、たとえば、「1016年 藤原道長が摂政となる」「1517年 ルターが宗教改革をする」などと1セットにして覚えるのがおすすめです。暗記が苦手な子どもは、語呂合わせの参考書を使うとよいでしょう。フレーズが頭の中に残り、無理なく暗記できるはずです。

地理の勉強法や覚え方のコツ

地理の基本となる勉強法は、教科書と地図帳を使うことです。教科書の文章を読みながら、同時に地図帳で該当エリアの位置や主な産業、地形の特徴、気候、人口などを細かくチェックしていきましょう。教科書の内容を、地図帳で肉付けしていくイメージです。

特に大切なのが地形や気候の特徴から、それぞれのエリアの工業や農業の特徴を知ること。臨海部の都市が発展している理由や、地中海エリアでオリーブの栽培が盛んにおこなわれている理由など、工業と農業は地形・気候と関連づけられています。関連性を理解することで、自然と特定エリアの産業の様子を予測できるようになるでしょう。

またグラフや図表を読み取る問題には、問題演習のくり返しが有効です。要点が整理され、解説が詳しく載っている問題集を選び、問題演習を重ねていってください。

公民の勉強法や覚え方のコツ

公民では弾劾裁判や違憲立法審査権といった難しい言葉が多く出てくるため、わかりやすく解説している参考書を使うのがよいでしょう。たくさんの単語が出てきますが、用語の暗記よりも大切なのが内容の理解です。それぞれの単語が持つ内容と、存在する目的の2点に着目して覚えていってください。

また参議院議員や衆議院議員の定数といった、細かい数字を覚える必要もあります。正確に覚えられるよう、図やイラストを用いて整理していくとよいでしょう。さらに時事問題対策として、普段からテレビのニュース番組や新聞に目を通しておくことも重要です。

高校入試に向けた社会の効果的な対策法

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高校入試の社会で合格点をマークするためには、効果的・効率的に勉強を進めていかなければいけません。おすすめの対策法を全部で6つ紹介します。

苦手意識がある場合は漫画から入る

社会に苦手意識を持っている子どもにとって、いきなり教科書や参考書の文章を読むのはハードルが高いもの。なじみのない固い用語がたくさん書いてあり、読んでも内容をイメージできないでしょう。

苦手意識を持っている中学生におすすめなのが、漫画から入ってみることです。中学社会の歴史・地理・公民のそれぞれに漫画があるので、上手に活用してみましょう。漫画だけで受験対策をするのは難しいですが、最初に漫画でおおまかな内容をつかんでおくと、教科書や参考書の内容が頭に入りやすくなります。

歴史・地理・公民をバランスよく学習する

2つ目は歴史・地理・公民の3分野を、バランスよく学習することです。3分野の出題割合は都道府県や学校ごとで異なるものの、だいたいは同じような割合で出題されます。

そのため、「歴史は得意だけど、公民は苦手」「地理だけはどうしても苦手で、勉強する気持ちがわかない」といった場合、入試本番で得点を落としてしまうかもしれません。苦手な分野があれば集中的に学習し、克服するように努めてください。

計画的に勉強をする

暗記が中心となることから、入試本番直前に社会の勉強を集中的にしようと思っている受験生は少なくありません。確かに国語や英語、数学と比べると短期間での成績アップが見込みやすい教科ですが、入試直前は過去問演習などがあるので、社会に費やす十分な時間を確保できないでしょう。そのため、計画的に勉強を進めていくことが大切です。

理想は中学3年生の9月までに、受験に必要な全範囲の学習を一通り終わらせておくこと。本格的に受験勉強がスタートする、中学3年生の4月からの学習スケジュールを立てておきましょう。

レベルに合った問題集へくり返し取り組む

問題集にはさまざまなレベルがあり、子どもの学力に合ったものを使うことが大切です。志望校のレベルが高いからといって、現在の学力よりも難しい問題集を選んでしまうと、勉強成果は上がりません。

また問題集は何度もくり返し取り組んでください。1周しただけで他の問題集へ移る子どもがいますが、問題集の内容を確実に理解できていない可能性があります。問題集に取り組み、間違えた問題やわからなかった問題にはチェックを入れておきましょう。時間を置いてからチェックした問題に取り組み、解けるようになっていればOKです。すべての問題が解けるようになってから、次の問題集へ移ります。

志望校の過去問を解く

中学3年生の夏休み明けと冬休み明けには、志望校の過去問を解いてみてください。夏休みと冬休みはそれぞれ長時間勉強できる時期のため、休み明けに過去問を解くと勉強の成果をチェックできます。

また過去問を解いてみることで、「どのような問題が出題されるのか」や「どのように時間配分をすればよいのか」「自分の弱点」などもわかるようになるでしょう。過去問を解いてみた結果をもとにして、学習スケジュールを調整していくと効果的です。

時事問題対策でニュースをチェックしておく

前述したように、公民分野では時事問題が出題されることがあります。特に政治・学問・文化・法律に関するニュースにはアンテナを張っておき、最新の情報をチェックしてください。

また政権交代や世界遺産登録といった、話題性の高いテーマは出題されやすい傾向があります。日本国内だけでなく、世界の情報にも目を向けておきましょう。

高校受験に向けたおすすめの塾5選

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最後にジュクセンがおすすめする、高校受験に向けた学習塾を全部で5カ所紹介します。

おすすめ塾①:東京個別指導学院

1カ所目は東京個別指導学院です。

塾の特徴

東京個別指導学院は受験業界大手の、ベネッセグループに所属する学習塾です。授業スタイルは個別指導。講師1人に対して生徒が2人までつき、講師による解説と問題演習のバランスに優れているのが特徴です。また一人ひとりに合ったオーダーメイドのカリキュラムを作ってもらえるため、「歴史だけを勉強したい」「公民の時事ニュース対策をしたい」など、さまざまなニーズに対応します。

さらにベネッセグループに所属していることから、最新の受験情報を入手しやすいのもうれしいポイント。志望校別の入試傾向に沿った、効果的な受験勉強を進めていけるでしょう。

こちらの記事でも塾の詳細を解説しているので、ぜひご覧ください。

料金

東京個別指導学院のホームページ上に、授業料は掲載されていません。直接教室へ問い合わせてください。

おすすめ塾②:早稲田アカデミー

「本気でやる子を育てる。」を教育理念にかかげ、志望校合格を目指せるのが早稲田アカデミーです。

塾の特徴

授業は集団型でおこなわれ、講師は全員がプロフェッショナル。公的教育機関でも取り入れられている研修をおこなっており、常に緊張感あふれる質の高い授業を受けられます。

高校受験コースはさらに「特訓コース」や「レギュラーコース」「都県立専門コース」などに分かれており、それぞれの学力や志望校レベルに合わせて受講できるのが特徴です。また「理社クラス」も設置されているため、社会を集中的に勉強できるでしょう。

料金

早稲田アカデミーのホームページによると、中学3年生向けの「レギュラークラス」5科目の授業料は、月々3万5,970円です。

おすすめ塾③:進学個別指導のTOMAS

個別指導でより密な受験勉強を進めていきたい子どもにおすすめなのが、進学個別指導のTOMASです。

塾の特徴

授業スタイルは個別指導。1対1の完全マンツーマンスタイルのため、より密の濃い学習指導を受けられます。わからないところはすぐに講師へ質問できるため、確実な学力アップが期待できるでしょう。

また個人別カリキュラムの作成も魅力の一つです。一人ひとりの現状を見極め、ゴールから逆算してカリキュラムを作成。「社会の基礎固めをしたい」「志望校の問題演習をしたい」など、それぞれに合った勉強を進められます。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

料金

中学3年生が週1回通った場合の月額授業料は、約3万8,000円です。こちらの記事でも料金について解説しています。

おすすめ塾④:臨海セミナー

確かな指導力と幅広い対応力で高校受験だけでなく、大学受験にも必要となる学力を身につけられるのが臨海セミナーです。

塾の特徴

中学生向けには集団指導スタイル「高校受験/定期テスト」「都立・公立トップ校受験」「難関国私立受験」などのコースが開催されています。「都立・公立トップ校受験」コースはさらに「ESC難関高校受験科」や「総合進学コース」など、学力や志望校レベル別にコースが分かれるため、子どもの学習ニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。

授業を担当するのは、教育への情熱あふれるプロの講師たちです。理解しやすい授業は当然で、さらに子どもたちの「できる」「合格させる」へつなげます。

こちらの記事でも臨海セミナーについて解説しているので、ぜひご覧ください。

料金

臨海セミナーのホームページによると、中学3年生向け「総合進学コース(中学部)」東京教室の授業料は5教科で月2万7,060円です。

おすすめ塾⑤:河合塾Wings

最後のおすすめ塾は、河合塾Wingsです。

塾の特徴

河合塾Wingsは地域の難関都立や、難関公立高校の合格を目指す集団指導スタイルの学習塾。関東では日比谷高校や西高校など、東海では旭丘高校や岡崎高校といった難関高校を志望する受験生を対象としています。

中学生コースでは、難関都立高校合格に必要な「真の学力」育成を目標とします。極端な先取り学習はおこなわず、進度よりも深度を優先。「どうしてそうなるのか」を理解できるように、一つひとつの単元理解に努めます。また早い段階から記述力を上げる指導に力を入れており、記述問題が多く課される高校を受験する子どもにもぴったりです。

塾の料金

河合塾Wings のホームページによると、中学3年生が「日比谷・西・国立 特別選抜クラス」へ通う場合の授業料は、年間58万9,600円です。

まとめ

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最近の高校受験の社会では、単なる暗記だけでは解けない問題が出題されることが珍しくありません。応用力が問われる問題もあるため、入試直前に焦って勉強を始めず、計画的に対策を進めていきましょう。歴史・地理・公民の3分野からバランスよく問題が出題されるので、それぞれの特徴に合った勉強法を用いることが大切です。

「もっと効率的に勉強したい」「何から始めればよいのかわからない」といった子どもは、学習塾を利用してみてはいかがでしょうか?今回紹介した学習塾情報も参考にしながら、気になったところを検討してみるとよいでしょう。

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