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【高校生】効率の良い勉強法|やっておくべきことや平均的な学習時間、受験に向けたおすすめ塾を紹介

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大学受験
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塾選ジャーナル編集部

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大学受験を目指している多くの高校生にとって、共通の悩みといえるのが「効率の良い勉強法を知りたい」ではないでしょうか?中学校と比べて学習内容が難しく、また、進度が速いことからも、限られた時間の中でできるだけ効率良く、受験勉強を進めていきたいところです。 

今回は大学受験を予定している高校生向けに、効率の良い勉強法を紹介します。学年ごとにやっておくべきことや平均的な学習時間、大学受験対策におすすめの学習塾も紹介するので、ぜひ参考にしてください。 

目次

【高校生】成績がグンと上がる!効率の良い勉強法7つ

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3年間という限られた期間の中で成績を上げて、志望校合格を目指すためには、効率良く勉強を進めていかなければいけません。以下でおすすめの勉強法を、全部で7つ紹介します。 

志望校や目標を決める 

モチベーションを高く保ちながら日々の勉強に臨むためには、目的や目標を設定することが大切です。何のために勉強しているの、どこに向かって進んでいるのかが不明瞭では、勉強に対するモチベーションが下がってしまいます。 

まずは学年を問わず、志望校を設定してみましょう。伸び代がある高校1年生と2年生は、現在の学力や大学の偏差値などに関わらず、純粋に行きたいと思える大学を志望校としてください。 

また、目標を作ることも有効です。「次の模擬試験で、A判定を取る」「夏休み中に、受験に必要な英単語をすべて覚える」など、短いスパンで達成できる具体的な目標を立ててみるとよいでしょう。 

勉強計画を立てる 

2つ目は勉強計画を立てることです。限られた時間の中で効率的に勉強を進めていくためには、「何を」「いつ」「どこから、どこまでやるのか」などを決めることが欠かせません。「次の模擬試験までに、英文法の問題集を1冊終わらせる」「夏休み中に苦手な世界史に取り組み、参考書を通読する」などです。 

勉強計画を立てるときは、どこでまとまった勉強時間を確保できるかを考えてみましょう。高校の学習内容は中学校と比べて量が多く、また、内容も難しいものです。内容を確実に消化して成績アップを目指すためには勉強の質が大切ですが、同時に相当の学習時間を確保しなければいけません。毎日の生活をふり返り、どの部分で勉強時間を確保できるかを考えてみてください。 

基礎固めを徹底する 

難関大学や中堅大学など、大学のレベルを問わずに大切なのが基礎固めです。教科・科目ごとの基礎事項が身についていないと、いくら難しい問題演習にチャレンジしても太刀打ちできません。また、一見難しい問題でも、実は基礎知識の組み合わせで解けるものもあります。 

受験勉強を始めた直後は基礎固めに専念して、基礎力が身についてから少しずつ、志望校のレベルに合わせて難易度を上げていきましょう。 

スキマ時間を活用して、勉強を習慣化させる 

部活動や習いごとなどでまとまった学習時間を確保できない場合、スキマ時間を上手に活用する方法があります。通学時のバスや電車の中、授業や部活動の休憩時間、お風呂に入っている時間など、細切れ時間を見つけて勉強に活用してみましょう。 

予習よりも復習を重視する 

予習することで余裕を持って学校の授業を受けられますが、予習以上に大切なのが復習です。「エビングハウスの忘却曲線」では、人間は覚えたものを復習しないと、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後には77%を忘れてしまうといわれています。そのため、授業で学んだことを忘れないように、必ず復習する習慣を持つことが大切です。 

授業当日のほか、1週間後、1カ月後と、定期的に復習する機会を作りましょう。 

アウトプットを積極的にする 

自分では勉強しているつもりでも、なかなか成績がアップしない高校生の多くは「教科書や参考書を眺める」といっただけの、インプットのみで学習を終わらせている傾向があります。インプット学習によって知識が頭の中に入っても、問題演習で実際に活用できるとは限りません。 

学んだ知識を得点に変えるためには、必ず問題演習といったアウトプットの作業も取り入れてください。演習によって「わかったつもり」を防げるようになるだけでなく、異なる問題形式の中でも正解を導き出せる力が身につきます。 

参考書・問題集は1つに絞って、くり返し勉強する 

成績が伸び悩んでいる人は、たくさんの参考書や問題集に手を出している傾向があります。参考書や問題集ごとで解説方法が若干異なるものの、特に基礎事項をあつかったものの場合、大きく内容に違いがありません。そのため、複数の参考書や問題集に手を出さず、1つに絞ってくり返し勉強することが大切です。 

わからなかった箇所や間違えた箇所にチェックを付けておき、2周目、3周目とくり返し勉強しましょう。すべての学習項目を理解できた上で、志望校のレベルに合わせて、よりレベルの高い参考書や問題集に移ります。 

勉強以外にもある!高校生がやっておくべきこと

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英語や数学といったダイレクトな勉強だけでなく、後から後悔しないためにも、高校生のうちにやっておくべきことがいくつかあります。具体的な内容を見ていきましょう。 

基本的な学習習慣を身につける 

高校1年生のうちから意識してほしいのが、基本的な学習習慣を身につけることです。特に受験学年となる高校3年生では、毎日長時間の勉強が求められます。しかし、勉強習慣がない子どもがいきなり、1日5時間や6時間といった勉強をするのは大変です。 

毎日コツコツと机に向かって勉強する習慣をつけておけば、毎日の長時間学習にも耐えられるようになるでしょう。 

将来のことや大学についての情報を集める 

大学進学は、大学に合格すること自体がゴールではありません。それぞれが希望する仕事に就くためや、興味のある勉強をするためにおこなうものです。何のために大学に進学するのか、大学で何を学びたいのかなどの動機が不十分だと、大学に合格した後も迷いが生じてしまうでしょう。 

そのため、将来希望する職業や、大学で何を学べるのかといった情報を集めたり、整理したりしてください。進学する目的がはっきりしていると、大学生活が始まっても自分を見失わず、また、受験勉強のモチベーションも大きくアップします。 

読書をする 

最後は読書です。ジャンルを問わず、本には私たちが知らないさまざまなことが書かれています。いままで知らなかった知識や教養が身につき、抱いている世界観が広がっていくことでしょう。物事に対する捉え方や感じ方が変わり、今後の生き方にも大きな影響をもたらすはずです。 

また、特にプロの作家が書いた本を読むと、文章力がアップするといわれています。大学受験の小論文や面接にも効果を発揮するので、時間の合間を縫って、積極的に読書に励みましょう。 

高校生の平均的な勉強時間

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大学受験を予定している高校生にとって気になるのが、「毎日どのくらい勉強すればよいのか」ではないでしょうか。具体的に勉強すべき時間数は、ケースによって異なります。たとえば、同じ学力で超難関大学と中堅大学を目指す場合とでは、必要とされる勉強時間が異なるのは当たり前です。 

下記の表は、学年別の平均的な勉強時間です。 

学年  平日1日あたりの勉強時間  休日1日あたりの勉強時間 
高校1年生  2時間以上  4時間以上 
高校2年生  3時間以上  5時間以上 
高校3年生  5時間以上  7時間以上 

高校1年生は、平日2時間以上の勉強時間を目指しましょう。できるだけ毎日勉強する時間を設けることで、基本的な学習習慣の形成に役立ちます。休日には4時間以上の勉強時間を確保できれば、苦手科目や苦手分野を作らずに、早い段階で基礎固めが完成するはずです。 

高校2年生は基礎固めや復習を中心に、平日は3時間以上、休日は5時間以上の学習時間確保を目標としてください高校1年生よりも長い学習時間を作り、本格的に受験勉強がスタートする高校3年生に備えます。 

高校3年生はいよいよ、受験学年です。入試本番まで1年を切っているので、とにかく勉強できる時間を確保しましょう。休日は1日7時間以上の勉強が目標ですが、夏休みや冬休みといった長期休暇中は、毎日10時間以上が目安です。 

大学受験や高校生におすすめの塾

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より効率的に受験勉強を進めたい子どもや、苦手科目を克服したい子ども、偏差値が高い難関大学を目指している子どもは、学習塾や予備校へ通って勉強する方法があります。塾や予備校によって指導スタイルやカリキュラム、授業料などが異なるため、比較しながら子どものニーズに合ったところを探しましょう。 

以下で紹介する5つの学習塾・予備校は、どれもジュクセンがおすすめするところばかりです。 

おすすめ塾1.河合塾 

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集団指導スタイルで、全国的に名の知られているのが河合塾です。教育業界大手で、東京大学現役合格を目指すMEPLO」や第一志望大学への現役合格を目指す「高校グリーンコース」、無学年生で自由に受講科目を選択できる「K会」などがあります。 

講師は全員が豊富な指導実績を持つプロフェッショナル。生徒一人ひとりの表情や反応を見ながら、質の高い授業が展開されます。 

おすすめ塾2.代々木ゼミナール 

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代々木ゼミナールも受験業界では有名な予備校です。長い指導年月から培ったノウハウを豊富に有し、難関大学を始めとする志望校合格に導きます。 

年間の開講講座数は3,600以上と多く、自分の学力やニーズ、志望校のレベルなどに合わせた選択が可能。また、講座間の休憩時間は30分と長く設定されており、授業中にわからなかった部分はとことん質問ができます。 

おすすめ塾3.進学個別指導塾のTOMAS 

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個別指導で受験対策を進めたい子どもにおすすめなのが、進学個別指導塾のTOMASです。1対1の完全マンツーマンスタイルを採用し、授業中は常に講師がそばにいます。生徒一人ひとりの学習ニーズや希望に合わせてカリキュラムが作成されるため、苦手科目の克服から入試問題演習まで、幅広い内容に対応可能です。 

また、授業をおこなう講師とは別に担任が付き、各種の連絡や面談などを実施。きめ細かいサポート体制の中で、志望校合格を目指せます。 

おすすめ塾4.東進ハイスクール・東進衛星予備校

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東進ハイスクール・東進衛星予備校は映像授業型の予備校です。基礎からハイレベルまで、幅広い内容の映像授業がそろっており、一人ひとりの希望に合わせて視聴できます。 

講師は全国的に有名なプロ講師が多数在籍。「なぜ、そうなるのか」にこだわった内容で、自分自身で考えられる力を養います。 

おすすめ塾5.武田塾 

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最後は武田塾です。武田塾は他の一般的な学習塾と異なり、直接的な授業をおこないません。代わりにおこなうのが、生徒の学習管理です。 

カウンセリングを通して、生徒一人ひとりに特訓カリキュラムを作成。自宅でやるべき課題を細かく設定し、生徒は指示に従って自主学習をおこないます。次の通塾日に学習内容がチェックされ、完璧に理解していない限り、次に進むことはありません。 

その他のおすすめ塾については、下記の記事で解説しています。ぜひご覧ください。 

・【高校生】おすすめ集団塾|向いている子どもの特徴や費用相場も紹介 

【高校生】おすすめ個別塾11選|料金相場や個別塾のメリットを紹介 

【大学受験】文系に強いおすすめ塾5選|文系塾の選び方や必要科目など紹介 

【大学受験】理系に強いおすすめ塾・予備校10選|理系科目や塾の選び方など紹介 

まとめ 

特に大学受験を目指している高校生の場合、高校3年間という限られた時間の中で、いかに効率良く勉強を進めていけるかが合格のカギです。今回紹介した効率の良い勉強方法7つを参考にしながら、普段の学習や生活習慣の中に取り入れてみましょう。 

また、塾や予備校へ通う方法もあります。塾・予備校によって指導スタイルやカリキュラムなどが異なるため、いろいろと比較・検討しながら学習ニーズに合ったところを見つけてください。 

・関連記事 ~この記事を読んだ方は、こちらの記事も読んでいます。 

東大合格!おすすめの塾・予備校10選|選ぶポイントも合わせて紹介

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