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小平・小平南・東大和南・南平高校を徹底比較!都立入試指導の現役塾講師が解説【2026年最新】

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高校受験
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多摩地区には、同じような偏差値帯・学力帯に位置する都立高校の中堅校が複数あります。なかでも、小平高校、小平南高校、東大和南高校、南平高校の4校は、志望校選びで比較されやすい学校です。

「都立の中堅校なら、どこも似ているのでは?」と思う人もいるかもしれません。たしかに、4校はいずれも多摩地区の中堅校で、大学進学を視野に入れながら高校生活を送れるという点は共通です。

しかし、詳しく見ていくと、学校生活の雰囲気、部活動の活発さ、語学・国際教育への力の入れ方、国公立・難関私大を意識したカリキュラムなど、それぞれの学校の「溢れる個性」が見えてきます

この記事では、4校の共通点や違いを、都立入試対策のエキスパートである現役塾講師・大山先生監修のもとで比較します。

塾選ジャーナル編集部

編集部

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塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

大山雅司

監修者

大山雅司

塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。

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目次

小平・小平南・東大和南・南平高校の3つの共通点

まずは、どのような点が似ているのか、4校に共通するポイントを整理していきます。

小平・小平南・東大和南・南平高校の3つの共通点

共通点① 偏差値も近い「多摩地区の中堅校」

小平高校・小平南高校・東大和南高校・南平高校は、いずれも多摩地区にある都立高校。学力帯としては中堅校に位置づけられ、志望校選びの際に比較されやすい学校群といえます。

高校名 偏差値 合格めやす点数 2026年度実質倍率
小平高校 55~56 730~740点 1.41
小平南高校 52~53 680~700点 1.35
東大和南高校 54 710~730点 1.61
南平高校 55~56 730~740点 1.21

参照元:進学研究会 Vもぎ 令和5年受験用 総合得点 合格めやす表Wもぎ2026年度 都立高校合格状況

「都立の中堅校はどこも似ているのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし実際には、学校ごとに個性があります。4校を比較する際は、偏差値や倍率だけでなく、「どんな高校生活を送りたいか」「どの学校の特徴が自分に合っているか」まで見ていくことが大切です。

都立高校入試の豆知識💡

「共通問題校」と「自校作成校」とは?

都立高校入試では、一部の都立高校で、一般選抜において英語・数学・国語の3科目が高校独自の問題になります。自校作成校と呼ばれ、その入試問題の難易度の高さから、それ以外の高校とは異なる入試対策が必要になります。 自校作成校以外の高校は、今回紹介する4校も含めて高校のランク帯を問わず共通の問題が課されます。それらの高校は「共通問題校」と呼称されます。

共通点② 大学合格実績はGMARCHや日東駒専が中心

4校の2025年3月卒業生の合格実績を比較すると、GMARCHや日東駒専が中心。また、早慶上理をはじめ難関私大への合格者も輩出しています。

ただし、合格実績は年度によって変動します。また、南平高校は他の3校よりも学年規模が1クラス分(40名程度)大きいため、単純な合格者数だけを見て実績を判断するのは避けた方がよいでしょう。

学校名 2025年度の現役合格者数
難関国立大※1 その他国立 早慶上理 GMARCH 日東駒専
小平 0 12 37 190 非公表
小平南 0 7 4 114 196
東大和南 0 12 6 127 160
南平 0 17 28 216 176

※1 東京大学・京都大学・一橋大学・東京科学大学・国公立大学の医学部医学科
※ 合格実績の参照元:学校公式パンフレット(小平高校小平南高校東大和南高校南平高校

共通点③ 学校ごとに重視する方向性を持っている

「勉強をして大学に入る」という進学面だけでなく、それぞれ他校にはない独自カラーを確立している点が共通の強みといえるでしょう。

小平高校:「語学」や「国際交流」に強み
小平南高校:「学校生活の充実感」や「校舎の新しさ」
東大和南高校:「部活動の活発さ」や「チーム感」
南平高校:「難関大意識の高まり」と「自主自立の校風」

小平・小平南・東大和南・南平高校のカリキュラム・学習サポートを比較

小平高校は外国語コースと第二外国語が大きな特徴

グローバル人材育成重点校に指定
外国語コースは英語の得点が2倍
第二外国語や総合英語など語学系の学びが充実

小平高校は、4校のなかで最も語学・国際性に特徴がある学校です。東京都教育委員会の「グローバル人材育成重点校」に指定されており、外国語コースも設置されています。

外国語コースは、一般入試で英語の得点が2倍になる点が大きな特徴です。英語が得意な生徒にとっては、強みを生かしやすい入試制度といえるでしょう。

カリキュラム面では、1年次に総合英語が入り、普通科よりも英語の時間数が増えます。2年次は、総合英語に加えて第二外国語も履修でき、ドイツ語、フランス語、中国語、ハングル、スペイン語から選択可能です。

ただし、外国語コースは都立国際高校のような国際科ではなく、あくまで普通科外国語コースです。国内大学進学を前提に、語学面に比重が置かれているコースと考えるとよいでしょう。

一方、普通科では2年次に文理問わず数学Bや物理基礎が必修です。理系でも古典が入ります。

外国語コースは語学重視で文系寄り、普通科は文理の進路選択に対応しやすい構成といえます。

参照元:小平高校 公式ホームページ

小平南高校は文理がはっきり分かれやすいカリキュラム

文系は数学の負担が減りやすい
古典は文理問わず3単位
進学面は4校の中ではやや穏やか

小平南高校のカリキュラムは、文理が比較的はっきり分かれやすい構成。

2年次では、数学Bと芸術科目が選択科目です。そのため、進路希望が文系で受験科目に使わない場合は、数学の履修を減らすことが可能。

一方で、古典は文理問わず3単位あります。

・数学Bが選択になっている
・理科系も選択しなければ最低限の履修で済む
・古典の時数が多め

この点は、他校との違いとして押さえておきたいポイント。私大文系を目指す生徒にとっては効率的なカリキュラムといえます。

理系の場合、数学Cは3年次での履修になるため、進度としてはそこまで早い印象ではありません。また、小平南高校は、4校のなかでは進学色がやや抑えめ。難関大学を目指す場合は、学校のカリキュラムに任せきりにするのではなく、早めに目標を決めて自主的に学習を進める必要がありそうです。

参照元:小平南高校 公式ホームページ

東大和南高校は私大上位と国公立志向のバランス型

2年次は文理問わず数学Ⅱ、B、Cが必修
古典も2年次に文理問わず履修する
自習室など学習環境も整っている

東大和南高校では、2年次に文理問わず数学Ⅱ、B、Cが必修です。

また、理系でも2年次に古典を履修します。2年次から数学Cも入ってくるため、国公立大学を目指すうえでは大きな不足感がないカリキュラム構成です。

ただ、実際の進学先も併せて見ると、国公立大学を強く前面に出すカリキュラムというよりは、国公立の可能性も残しながら、私大上位を目指す路線とのバランスを取っている学校といえます。

学習のパンフレットに掲載されている写真では、自習室で大勢の生徒が勉強に励む姿も印象的。廊下にはホワイトボードが設置され、一緒に勉強する仲間と問題を出し合い、解答を確認するために利用する光景がよく見られるのだとか。5月からは教員OBや卒業生によるサポートティーチャーの力を借り、下校時間を部活後まで延長して自習室を利用することができるそうです。自習スペースがしっかり整っていることは、日々の学習や受験勉強を進めるうえで安心材料になりますね。

次に紹介する南平高校とほぼ同様のカリキュラムですが、東大和南高校のほうが進学そのものよりも、部活動との両立に重きを置いている印象があります。

参照元:東大和南高校 公式ホームページ

南平高校は難関私大を目指す気運の高まりが見られる

2年次に数学C・古典が文理問わず必修
土曜授業なしでも火曜7限で学習量を確保
理数研究校・東京薬科大学との高大連携も特徴

南平高校のカリキュラムは、東大和南高校と似ています。

まず、2年次に文理問わず数学Cを履修。さらに、古典も文理問わず必修科目となっています。3年次の自由選択科目は0~16単位と幅広く、生徒の進路に応じて必要な科目を選びやすい点も特徴といえるでしょう。

特徴的な部分として、南平高校には土曜授業がありません。その代わり、火曜日が7限授業になっており、平日の授業時間を増やすことで学習量を確保。なお、土曜日は完全に学校が閉まっているわけではなく、自習室の開放や個別指導・補習のような取り組みも見られます。

近年では、早慶上理の合格実績の伸びが大きいです。2025年度は前年と比較し合格者数が2.5倍、2026年度も2025年度と同程度の合格者数でした。既卒生の合格者も増えていることから、学校全体として難関私大を目指す気運が高まっているといえるでしょう。

さらに、理数研究校に指定されていることや、東京薬科大学との高大連携、進路指導行事の充実も見逃せません。東京薬科大学との連携では、薬学部・生命科学部のキャンパス訪問や研究室訪問、大学教授による模擬講義などを実施。理数研究校としても、理数教育の充実を図る取り組みを行っています。

国公立大学や最難関私大、理系学部を視野に入れたい生徒、大学での学びを早い段階で体験したい生徒にとって、南平高校は魅力を感じやすい学校といえるでしょう。

参照元:南平高校 公式ホームページ

 

大山先生

4校は同じ多摩地区の中堅校でも、カリキュラムを見ると進路への考え方に違いがあります。

小平南高校は選択科目次第で学習の負荷を減らしやすく、高校生活とのバランスを取りながら進路を考えたい生徒に合いやすい構成です。小平高校は国際理解教育に関心のある生徒に向いています。

東大和南高校と南平高校は、私大上位を目指しつつ国公立の可能性も残せるバランス型。国公立や難関私大を意識した構成です。

高校選びでは、偏差値だけでなく「自分が学びたい科目を学べるか」「自分の希望進路が叶えやすそうか」まで確認しておくとよいでしょう。

小平・小平南・東大和南・南平高校の校風・行事を比較

小平・小平南・東大和南・南平高校の校風・行事を比較

4校はいずれも、行事・部活動と勉強のバランスが取れており、活発な高校生活を送りやすい環境です。

一方で、校風にはそれぞれ個性があります。ここからは、各校の雰囲気や行事の特徴を具体的に見ていきましょう。

小平高校は国際交流や語学イベントに触れられる

校風

小平高校は、語学・国際交流に特徴のある学校。グローバル人材育成重点校として、外国語コースや第二外国語など、他の3校にはない国際系の特色があります。

校則については、シャツ・ソックスにも色規定が細かくあるなど、比較的しっかり目です。ただし、特別に指導が厳しいというよりは、一般的な都立中堅校の範囲内と考えてよいでしょう。髪染めもNGですが、この点は他の3校も大きく変わらない印象です。

国際系の学びに積極的に関わりたい生徒にとっては魅力が大きい一方で、英語や語学が苦手な場合は、学校の特色がやや負担に感じられるかもしれません。

行事

小平高校では、姉妹校や留学生との交流の機会があります。来校した学生をもてなす活動では国際交流委員が中心となっており、語学や国際交流に関心のある生徒が関わりやすい環境です。

また、2年次の修学旅行先は台湾。都立高校で海外修学旅行を実施する学校は多くないため、小平高校の国際性を象徴する行事といえるでしょう。そのほか、夏休みを利用したアメリカ語学研修旅行のチャンスもあります。

国際色豊かな環境ですが、国際交流にどの程度関わるかは、生徒本人の姿勢次第。国際系のイベントを積極的に活用したい人にとっては魅力的でしょう。

小平南高校は「学校生活の充実感」を大切にする雰囲気

校風

小平南高校は、4校のなかでは進学色がやや抑えめで、学校生活の充実感も大切にしている印象。

校舎は比較的新しく、平成29年に改修されています。オープンスペース、グリーンスペース、コモンスペースなど、生徒が過ごしやすい空間を整備。校舎の新しさや明るい雰囲気は、小平南高校の大きな魅力です。

制服の評判も良く、学校の雰囲気や見た目の印象を重視する生徒にとっても、魅力を感じやすい学校といえるのではないでしょうか。

行事

小平南高校の特徴的な行事として、「健脚大会」があります。

健脚大会は、奥多摩方面の駅から高校まで1日かけて歩くイベント。班ごとにどこから歩くかを決められるようで、長いコースでは50kmほどになるとされています。

毎年クラス替え直後の5月初めに実施されるため、クラスメイトと仲良くなるきっかけにもなっているそう。体力的には大変ですが、学校生活の思い出に残りやすい行事です。

その他、体育祭や公孫樹祭(文化祭)も実施されています。

東大和南高校はチーム感があり、あたたかい雰囲気

校風

東大和南高校は、4校のなかでも「チーム感」が強い印象。部活動を中心に、学校全体で生徒を支える雰囲気があるといえるでしょう。

学校ホームページには、体育祭・文化祭(楠翔祭)、合唱コンクールなどの様子が掲載されており、学校全体のあたたかさや一体感が感じられます。

また、つい先日、校則見直しについてのお知らせが掲載されていました。校則の見直しも生徒会主導で進め、特に、身だしなみに関してルールが緩和されているようです。

行事

校風でも触れましたが、体育祭・文化祭(楠翔祭)、合唱コンクールなど、生徒たちが主体となって企画・運営する行事が盛ん。

クラスや学年の垣根を越え、一つの目標に向かって取り組むことで、チーム感や高校生活の忘れられない思い出を作っている様子がうかがえます。

仲間と一緒に何かを成し遂げたいという生徒は充実した高校生活が送れるのではないでしょうか。

南平高校は自主自立を重んじる落ち着いた校風

校風

南平高校は、自主自立を重んじる校風が特徴。

学校は緑に囲まれた環境にあり、自然の中でのびのびと過ごしたいという願いを叶えられます。校舎は森の中に入り込んでいるような雰囲気です。

また、南平高校ではチャイムが鳴らないノーチャイム制を導入。時間を自分で意識して行動する必要があるため、自主性を重視する学校らしい制度といえるでしょう。

学業面では国公立大学や難関私大を意識したカリキュラムがありますが、学校全体として過度にピリピリした雰囲気ではありません。しっかり学びつつ、落ち着いた環境で高校生活を送りたい生徒に合いやすい学校です。

行事

南平高校には、合唱祭、マラソン大会、体育祭、文化祭などの行事があります。

ただし、全員で一体となって盛り上がるというより、楽しみたい人が率先して楽しみ、それ以外の人が支える雰囲気に近いようです。

そのため、行事を楽しみたい場合は、自分から積極的に動く姿勢が大切。学校に引っ張ってもらうというより、自分で高校生活を作っていきたい生徒に向いているでしょう。

 

大山先生

このように4校は校風や行事の雰囲気に違いがあります。同じ中堅校でも、「みんなで盛り上がる学校生活を送りたいのか」「国際交流に関わりたいのか」「自分のペースで主体的に過ごしたいのか」によって、合う学校は変わります。

行事や校風は偏差値では見えにくい部分だからこそ、学校見学や説明会で実際の雰囲気を確かめておきたいポイントです。

小平・小平南・東大和南・南平高校の部活動を比較

小平・小平南・東大和南・南平高校の部活動を比較

部活動を目的に高校選びをしたいという方も多くいると思います。ここで、公式ホームページやパンフレット上で掲載されている実績や、ネット上で見られる評判などを総合して、各校特に有名な部活動を一部まとめていきます。

まずは4校にどのような部活動があるかを見てみましょう。

※「〇」は該当する部活動・同好会があることを示します。「◎」は、学校HPやパンフレット上で、全国大会・関東大会への出場、または東京都規模以上の大会・コンクールでベスト8以上・入賞・受賞などの実績が確認できた部活動です。予選・地区大会・ブロック大会での実績は「〇」としています。

運動部

部活動 小平高校 小平南高校 東大和南高校 南平高校
陸上競技部
サッカー部
硬式野球部
男子バレーボール部
女子バレーボール部
男子バスケットボール部
女子バスケットボール部
男子バドミントン部
女子バドミントン部
バドミントン部
男子硬式テニス部
女子硬式テニス部
ソフトテニス部
卓球部
水泳部
ダンス部
ハンドボール部
剣道部
柔道部
踊り部
チアリーディング部
空手道部
登山部
ソフトボール部

文化部

部活動 小平高校 小平南高校 東大和南高校 南平高校
吹奏楽部
合唱部
美術部
演劇部
茶道部
家庭科部
生物部
科学部
自然科学部
漫画研究部
イラスト部
(イラストレーション部)
写真部
写真・映像部
フォークソング部
軽音楽部
室内楽部
華道部
文芸部
野外活動研究部
ジャグリング部
将棋・チェス部

同好会

同好会 小平高校 小平南高校 東大和南高校 南平高校
英語同好会
パソコン同好会
写真同好会
クイズ同好会

参照元:公式学校パンフレット(小平高校小平南高校東大和南高校南平高校
※2026年5月時点のパンフレットに掲載されていない部活動実績は表に反映していません。

小平高校は運動部・文化部ともに実績があり、語学系の同好会も特徴

小平高校は、運動部・文化部ともに活動の幅があります。

運動部は、他の3校にはないハンドボール部や登山部が活動。実績面では、女子バレーボール部が新人選手権大会リーグ戦で第1位、ハンドボール部が東京都高等学校ハンドボール秋季大会女子でベスト16に入るなど、複数の運動部で結果を出しています。

文化部では、文芸部が全国高等学校文芸コンクール短歌部門で優秀賞を受賞している点が目を引きます。さらに、英語同好会、パソコン同好会、写真同好会がある点も特徴的。特に英語同好会は、語学・国際理解教育に力を入れる小平高校らしさが表れた活動といえるでしょう。

部活動でも実績を出したい生徒、運動部・文化部の活動に加えて語学系の活動にも関心がある生徒にとって、小平高校は魅力を感じやすい学校です。

小平南高校は野球・サッカー・バスケットボールにスポーツ推薦がある

小平南高校では、硬式野球、サッカー、男女バスケットボールがスポーツ推薦の対象です。

東大和南高校とスポーツ推薦の対象が重なる部分も多く、部活動面でも比較されやすい学校といえます。特に、野球、サッカー、バスケットボールを重視している生徒にとっては、東大和南高校との違いを確認しておきたいところです。

一方で、部活動実績や、文化部の具体的な活動などは、詳しい情報を確認できませんでした。部活動を重視する場合は、学校見学や説明会で活動内容を確認するとよいでしょう。

東大和南高校は運動部が活発で、ダンス系の部活動にも特徴がある

東大和南高校は、部活動の活発さが大きな特徴。

スポーツ推薦の対象は、硬式野球、サッカー、水泳、男女バスケットボール、陸上競技部です。スポーツ推薦の対象部活動が多く、運動部に力を入れている印象があります。

他3校と比較すると、踊り部やチアリーディング部があることも特徴的です。踊り部は男女混成の部活動。男女混成でダンス系の活動ができる点は、珍しい特徴といえるのではないでしょうか。

部活動を頑張りたい生徒、運動部の活気を重視したい生徒におすすめです。

南平高校はソフトボール部や個性的な文化部がある

南平高校の運動部には、他の3校にはないソフトボール部があります。

また、実績面では、ハンドボール部がインターハイ東京都大会でベスト16、ソフトボール部が関東公立大会に出場、男子バレーボール部が関東大会東京都予選ベスト40・新人大会ベスト16に入るなどが確認できました。

文化部では、ジャグリング部、将棋・チェス部、クイズ同好会など個性的な活動が印象的です。写真・映像部は東京都高等学校文化連盟多摩北地区大会で優秀賞を受賞しており、クイズ同好会もQuiz Knock主催の大会に出場しています。

運動部でも文化部でも選択肢の広がりを感じられます。

小平・小平南・東大和南・南平高校にはどんな生徒が向いている?

小平・小平南・東大和南・南平高校にはどんな生徒が向いている?

ここまで小平・小平南・東大和南・南平高校を様々な角度から紹介してきました。各校、特徴を整理した上で、どのような生徒が向いているのかをまとめます。

小平高校に向いている生徒

「英語や語学に関心があり、得意分野を伸ばしたい」
「国際交流や海外修学旅行など、外の世界に触れる経験をしたい」

小平高校は、英語や国際交流に興味がある生徒に向いています。

グローバル人材育成重点校に指定されており、外国語コース、留学生との交流、台湾修学旅行など、他の3校にはない国際系の特色があります。

特に外国語コースは、英語の得点が2倍になる入試制度があるため、英語が得意な生徒にとっては強みを生かしやすいといえます。また、外国語コースでは語学重視のカリキュラムになりやすく、文系の進路選択を考えている生徒との相性が高いでしょう。

一方で、英語や語学に強い苦手意識がある場合は、学校の特色が負担に感じられる可能性もあります。英語を前向きに学びたいかどうかは、志望校選びの重要な判断材料になるでしょう。

小平南高校に向いている生徒

「大学進学だけでなく、高校生活の充実感も大切にしたい」
「新しい校舎や行事など、学校生活の雰囲気も重視したい」

小平南高校は、勉強だけでなく高校生活そのものを楽しみたい生徒に向いています。

校舎は比較的新しく、オープンスペースやグリーンスペースなど、生徒が過ごしやすい環境。制服の評判も良く、学校の雰囲気や見た目の印象を大切にしたい人にも合いやすいでしょう。

また、健脚大会のような特徴的な行事もあり、学校生活の思い出を大切にしたい生徒にも向いています。

一方で、4校のなかでは進学色がやや抑えめです。GMARCH以上を強く目指す場合は、早い段階から目標を決め、自主的に学習を進める姿勢が必要になります。

東大和南高校に向いている生徒

「部活動も勉強も、仲間と一緒に頑張りたい」
「学校全体のチーム感やあたたかい雰囲気を重視したい」

東大和南高校は、部活動も学校生活も大切にしたい生徒に向いています。

スポーツ推薦の対象部活動が多く、運動部の活発さが印象的。陸上競技部の関東大会新人出場権獲得や、ダンス部・踊り部・チアリーディングの存在など、部活動面にも特色があります。

また、学校全体のチーム感やあたたかい雰囲気も感じられます。部活動を通して仲間と一緒に頑張りたい生徒に合いやすい学校といえるでしょう。

進学面では、国公立大学を強く押し出すというより、私大上位を目指しつつ、国公立の可能性も残すようなカリキュラム。部活動と勉強の両方をバランスよく頑張りたい生徒に向いています。

南平高校に向いている生徒

「自分で学習を管理しながら、国公立やGMARCH以上を目指したい」
「落ち着いた環境で、自主的に高校生活を送りたい」

南平高校は、自主的に学習を進めながら、国公立大学やGMARCH以上を目指したい生徒向きの印象があります。

2年次に数学Cと古典が文理問わず必修で、国公立大学受験を意識したカリキュラム。3年次の自由選択も幅広く、進路に応じて必要な科目を選びやすい点も特徴です。

一方で、学校全体は過度にピリピリした雰囲気ではなく、自主自立を重んじる校風です。ノーチャイム制や土曜授業なしという点からも、自分で時間を管理する力が求められます。

行事も、楽しみたい人が自ら率先して楽しむ雰囲気のため、主体的に学校生活を送りたい生徒に合いやすいでしょう。

小平・小平南・東大和南・南平高校に合格するために必要な学力

小平・小平南・東大和南・南平高校に合格するために必要な学力

では、4校に合格するためには、どの程度の学力が必要でしょうか。

内申点は「オール4+一部3」が目安

この4校を目指す場合、内申点はオール4をベースに、いくつか3がある状態が一つの目安。

いずれも偏差値52~56の共通問題校であり、受験者層は比較的厚く、オール4に近い内申を持つ受検生も一定数含まれます。そのため、4以上が少ない場合は不利になりやすいと言ええるでしょう。

内申オール4・ESAT-JがAランクなら当日点は70点前後が目安

成績表がオール4の場合、換算内申点は240点の計算になります。かつ、中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)でAランクの場合に合格めやすとなる当日点は以下の通りです。

・小平高校 普通科770点=当日テストで1教科73点以上

・小平南高校 731点=当日テストで1教科67点以上

・東大和南高校 745点=当日テストで1教科69点以上

・南平高校 761点=当日テストで1教科72点以上

※上記は2025入試におけるアンケートデータを基にしています。あくまで目安としてご覧ください。
参照元:都立合格ドットコム2025 合格ラインアンケート 各校の昨年度の推計ボーダー得点(アンケートデータから算出)

1教科でも大きく失点すると挽回が難しくなるため、

  • 苦手科目を作らない
  • 取りこぼしを減らす

といった対策が重要です。

なお、小平高校の外国語コースは英語の得点が2倍になるため、他校・普通科とは当日点の見方が異なります。仮に英語で85点を取った場合、入試計算上は170点分の重み。外国語コースでは英語で高得点を取ることに加え、他教科でも大きく崩さない力が求められます。

まとめ:4校で迷うなら「学校生活・国際性・部活動・進学」のどれを重視するかで選ぼう

小平高校は、語学・国際交流に強い学校。外国語コース、第二外国語、台湾修学旅行など、英語や国際性に関心がある生徒には明確な魅力があります。

小平南高校は、校舎の新しさや学校生活の充実感が魅力。進学色は4校のなかではやや抑えめですが、行事や環境も含めて高校生活を楽しみたい生徒に向いています。

東大和南高校は、部活動の活発さとチーム感が特徴。運動部を中心に活気があり、部活動と勉強を両立したい生徒に合いやすいでしょう。

南平高校は、国公立大学や難関私大を目指す気運の高まりが見られ、自主自立の校風。自分で学習を管理しながら、上位大学を目指したい生徒に向いています。

4校で迷う場合は、偏差値や倍率だけで比べるのではなく、「進学をどこまで重視するか」「国際系の学びに興味があるか」「部活動を頑張りたいか」「学校生活の雰囲気を重視するか」という軸で考えると、自分に合う学校を選びやすくなります。

パンフレットだけで判断せず、積極的に学校見学・説明会へ足を運んでみてください。

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大山雅司

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