高校生活で頑張ったことの例文9選!実績ゼロから作れる回答のコツ
「高校生活で頑張ったことは?」と聞かれても、すぐには答えが浮かばず困っていませんか。部長や生徒会長ではない、大会で目立った結果もない、そう感じて不安になる人は多いはずです。
しかし面接で見られているのは、実績の大きさだけではありません。部活を続けたことや、苦手科目の勉強を習慣にしたことも、十分に回答の材料になります。
この記事では、テーマ別の例文とあわせて、自分の経験への置き換え方や、頑張ったことが思いつかないときの探し方まで紹介します。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
高校生活で頑張ったことの例文9選

面接では、例文をそのまま覚える必要はありません。自分に近いテーマを参考にしながら、実際に自分が経験した内容へ置き換えることが大切です。
ここでは部活動・勉強・学校行事など9つのテーマ別に、面接で実際に話せる形の例文を紹介します。それぞれの例文のあとには、実績がない場合の考え方や、自分の経験への置き換え方も補足していきます。
部活動を頑張った例文
レギュラーになれなかった人が、継続して工夫した経験を伝える例文です。
そこで、朝練の前に15分早く来て自主的にサーブ練習を続けることにしました。うまくいかない日が続きましたが、フォームを先輩に見てもらいながら少しずつ修正していきました。
その結果、2年生の後半からは公式戦でサーブを任されるようになり、ミスの数も減りました。この経験から、結果がすぐに出なくても、続けることで少しずつ変化が生まれると学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
レギュラーや大会成績は必要ありません。「練習を続けた」「苦手を克服するために工夫した」「チームを支えた」など、自分の行動を中心にしましょう。
自分の場合はここを置き換える
部活名/うまくいかなかったこと/自分の行動/変化・学び
聞かれやすい深掘り質問
「一番大変だったことは何ですか?」「なぜ続けられたのですか?」
勉強を頑張った例文
成績が劇的に上がらなくても、勉強を習慣にした人が使える例文です。
そこで、毎日の授業後に必ず10分だけ復習する時間を作り、わからない単語をノートにまとめるようにしました。部活動で疲れている日もありましたが、短い時間でも継続することを意識しました。
その結果、少しずつ長文を読むスピードが上がり、テストで平均点を超えられる回数が増えていきました。この経験から、無理のない範囲で継続することの大切さを学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
成績が大幅に伸びていなくても構いません。毎日の復習や部活動との両立など、続けてきた行動そのものが題材になります。
自分の場合はここを置き換える
苦手だった科目/始めたきっかけ/続けた方法/変化を感じた瞬間
聞かれやすい深掘り質問
「どのように勉強方法を工夫しましたか?」「一番苦手だったことは何ですか?」
学校行事を頑張った例文
リーダーではなく、自分の担当を果たしたうえで周囲を手伝った人向けの例文です。
慣れない作業でしたが、その班のやり方に合わせながら一緒に進めるよう心がけました。その結果、当日までにすべての装飾を予定通り完成させることができました。
この経験から、自分の担当を早く終えることが、周囲を助ける余裕にもつながると学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
リーダーや実行委員長である必要はありません。自分の担当をやり切ったことや、余裕ができたときに周囲を手伝ったことも立派な行動です。
自分の場合はここを置き換える
担当していた行事・役割/状況/自分の行動/当日までの変化
聞かれやすい深掘り質問
「大変だったことはありましたか?」「周囲とはどう協力しましたか?」
委員会・生徒会を頑張った例文
委員長でなくても、担当業務の中で工夫した人向けの例文です。
そこで、季節ごとにおすすめの本を集めたコーナーを作ることを委員会内で提案しました。準備には時間がかかりましたが、他の委員にも協力してもらいながら継続的に更新するようにしました。
その結果、利用する生徒が少しずつ増え、先生からも声をかけてもらえるようになりました。この経験から、与えられた役割の中でも工夫できる余地があると学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
委員長や生徒会長である必要はありません。担当業務を続けたことや、よりよくするために自分から提案したことが題材になります。
自分の場合はここを置き換える
所属していた委員会/気づいた課題/提案・実行したこと/周囲の反応
聞かれやすい深掘り質問
「なぜその工夫をしようと思ったのですか?」「周囲の反応はどうでしたか?」
資格・検定を頑張った例文
思うように結果が出ず、計画を立て直しながら取り組んだ人向けの例文です。
そこで、苦手なリスニングを重点的に強化するため、毎週の勉強計画を立て、間違えた問題をノートにまとめて繰り返し復習しました。計画通りに進まない週もありましたが、そのたびに翌週の計画を見直すようにしました。
その結果、半年後の試験で合格することができました。この経験から、うまくいかないときに計画を立て直す力を身につけました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
合格していなくても構いません。目標を決めて計画を立てたことや、うまくいかない中で改善を続けたこと自体が取り組みとして伝わります。
自分の場合はここを置き換える
挑戦した資格・検定/苦手だった分野/計画の立て方/結果や気づき
聞かれやすい深掘り質問
「なぜその資格を取ろうと思ったのですか?」「計画通りに進まないときはどうしましたか?」
ボランティアを頑張った例文
活動歴だけで終わらせず、現場での気づきを伝えたい人向けの例文です。
そこで、参加するたびに気づいたことをメモに残し、他の参加者とも情報を共有するようにしました。活動を通じて、身近な環境も誰かの行動によって支えられていると実感するようになりました。
この経験から、小さな気づきを行動に移すことの大切さを学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
参加回数の多さだけで決まるわけではありません。単発の活動でも、準備や当日の役割で工夫したことが具体的にあれば題材にできる場合があります。
自分の場合はここを置き換える
参加した活動内容/きっかけ/現場で意識したこと/感じた変化
聞かれやすい深掘り質問
「参加してみてどんな発見がありましたか?」「なぜ続けようと思ったのですか?」
人間関係で頑張った例文
「人間関係を頑張った」を、自分から動いた具体的な行動に落とし込みたい人向けの例文です。
そこで、新しいクラスでも自分から周囲との関係を築きたいと考え、挨拶をしたり、共通の話題を見つけて話しかけたりするよう意識しました。すぐに変化が出たわけではありませんが、少しずつ授業や行事でも周囲と話しやすくなっていきました。
この経験から、待つのではなく自分から関わりを作ることの大切さを学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
特別な出来事がなくても構いません。自分から声をかけるようにした、意見の違う相手の話を最後まで聞くようにした、といった行動の変化が題材になります。
自分の場合はここを置き換える
きっかけとなった状況/変えた行動/生まれた変化
聞かれやすい深掘り質問
「最初はどんな状況でしたか?」「意識して変えたことは何ですか?」
アルバイトを頑張った例文
接客に慣れていない状態から、意識して変えたことを伝える例文です。
そこで、忙しい時間帯の前にメニューと会計の流れを自分なりにノートにまとめ、通勤中の電車で見返すようにしました。また、先輩の接客を観察し、声のかけ方や間の取り方をまねるところから始めました。
その結果、少しずつ落ち着いて対応できるようになり、常連のお客様から名前を覚えてもらえることも増えました。この経験から、うまくいかないことを人のせいにせず、自分から改善方法を探すことの大切さを学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
表彰されたり時給が上がったりしていなくても構いません。「最初はできなかったことを、工夫して改善した」という過程があれば十分な題材になります。
自分の場合はここを置き換える
バイト先・仕事内容/最初につまずいたこと/自分が変えた工夫/変化・学び
聞かれやすい深掘り質問
「最初はどんなことに苦労しましたか?」「工夫して変わったことはありますか?」
探究学習・課題研究を頑張った例文
華やかな成果よりも、テーマ選びや試行錯誤の過程を伝える例文です。
そこで、身近な疑問をとにかく書き出し、その中から地元商店街の空き店舗が増えている理由について調べることに決めました。アンケートや聞き取りをもとに仮説を立てましたが、思うような結果が出ず、途中で調査項目を見直すこともありました。
最終的に、当初考えていた理由とは違う要因が見えてきて、その内容を発表にまとめました。この経験から、うまくいかないときほど、仮説そのものを疑って見直す姿勢が大切だと学びました。」
ポイント
実績がない場合はここを変える
発表で表彰されたり、完璧な結論が出たりしていなくても構いません。テーマを決めるまでの試行錯誤や、仮説を見直した過程そのものが十分な題材になります。
自分の場合はここを置き換える
研究テーマ/決めるまでに悩んだこと/調査・修正した内容/気づき・学び
聞かれやすい深掘り質問
「なぜそのテーマを選んだのですか?」「途中でうまくいかなかったことはありますか?」
高校生活で頑張ったことの答え方

例文を読んで、自分にも近い経験があると感じた人もいるはずです。ここからは、その経験を面接で伝わる回答に組み立てる方法を紹介します。
面接官は「取り組み方」を見ている
面接官が「高校生活で頑張ったこと」を尋ねるのは、実績の大きさを確認するためだけではありません。人柄や物事への向き合い方、困難に直面したときの対応、経験から何を学んだかを知りたいと考えています。
だからこそ、部長や大会入賞といった大きな実績がなくても問題ありません。自分がどう考え、どう行動したかを具体的に伝えられれば、自分らしい取り組みが伝わる回答になります。
「結論→行動→結果→学び」で答える
回答を組み立てる際は、4つのステップで整理すると分かりやすくなります。
まず「結論」として、自分が何を頑張ったのかを最初に伝えます。次に「行動」として、どんな課題があり、それに対して自分が何を工夫したのかを説明します。続けて「結果」として、大きな成果でなくても、自分の中で起きた変化や気づきを伝えます。最後に「学び」として、その経験から何を得たのかで締めくくります。
たとえば「苦手な数学を克服するために毎日20分復習しました。その結果、テストで自信を持って解ける単元が増え、コツコツ取り組む姿勢が身につきました」というように、短くても4つの要素が入っていれば伝わりやすい回答になります。
例文を自分の経験に置き換える
ここで大切なのは、例文の部活名や科目名だけを変えて満足しないことです。それでは自分の回答にはなりません。
本当に置き換えるべきなのは、自分が困ったこと、自分が実際にとった行動、その結果起きた変化、自分自身が学んだことの4つです。
たとえば例文の「自主練習を毎日30分した」という部分を、自分の場合は「部活の後に苦手な数学を20分復習した」のように、経験そのものではなく回答の型を借りるイメージで組み立てましょう。
進学後にどう生かすかまで伝える
質問や回答の流れによっては、進学後にどう生かしたいかまで触れてもよいでしょう。
たとえば、部活動で身につけた継続力を大学での学習に生かしたい、文化祭で学んだ協力する姿勢をグループワークで発揮したい、といった形です。必ず入れなければならないものではありません。「高校生活で頑張ったこと」はまず過去の経験を伝える質問なので、進学後の話を無理に主役にする必要はないでしょう。
頑張ったことが思いつかないときの探し方

例文を読んでも、自分にはこんな経験がないと感じる人もいるかもしれません。ここでは、実績を探すのではなく、高校生活の行動を振り返る方法を紹介します。
高校3年間で時間を使ったことを振り返る
まずは、部活動、勉強、委員会、学校行事、資格・検定、ボランティア、人間関係など、自分が時間を使ってきたことを振り返ってみましょう。
アルバイトや家で続けていたこと、趣味なども候補になります。「一番すごい経験」を探すのではなく、「自分が時間をかけたこと」「続けてきたこと」から考えると見つけやすくなります。途中でやめた経験でも、そこまでに工夫したことや学びがあれば十分候補になります。
3年間続けていることだけが条件ではありません。
結果より「工夫したこと」から探す
賞や順位、役職といった結果を基準にすると、何もないと感じやすくなります。そうではなく、うまくいかないときに何を変えたか、続けるために何を工夫したか、誰かと協力するために何をしたか、という行動から探してみましょう。
苦手だから勉強方法を変えた、部活を辞めたくなったが目標を小さく設定して続けた、といった経験は、多くの高校生に当てはまるはずです。
家族や友人に聞いてみる
自分では当たり前だと思っている努力ほど、自分自身では気づきにくいものです。家族や友人、先生などに「高校生活で自分が一番頑張っていたことは何だと思う?」と聞いてみるのも一つの方法です。
他人からの言葉をそのまま回答にするのではなく、そこから自分自身が納得できる経験を掘り下げる材料として使いましょう。
面接で答えるときの注意点

回答を作ったあとは、伝わりやすい内容になっているかを確認しましょう。ここでは、面接で伝わりにくくなりやすいポイントと、その改善方法を紹介します。
「頑張りました」だけで終わらせない
「部活動を3年間頑張りました」だけでは、何をしたのかが伝わりません。苦手だったことを改善するために何を続けたのか、行動の部分まで説明することが大切です。
具体性を出すために数字を使うのも有効ですが、無理に数字を入れる必要はありません。行動が具体的に描写できていれば十分です。
自分がした行動を具体的に話す
チームやクラス全体の成果と、自分自身の行動は分けて考えましょう。「部活が県大会に出場しました」だけでなく、「そのために自分は○○に取り組みました」まで伝える必要があります。
面接官が知りたいのは、その経験の中で本人がどう動いたかという部分です。
例文をそのまま使わない
ここで紹介した例文は、構成や表現の参考として活用してください。自分にない経験まで作り上げてしまうと、深掘りされたときに答えられなくなってしまいます。
「なぜそうしたのですか?」「具体的には?」と聞かれても答えられるよう、あくまで自分自身の経験をもとに回答を組み立てることが大切です。
深掘り質問まで準備する
最初の回答だけで面接が終わるとは限りません。「なぜそれを頑張ろうと思ったのですか?」「最も苦労したことは?」「うまくいかないときはどうしましたか?」「あなた自身はどんな役割でしたか?」「そこから何を学びましたか?」「進学後にどう生かしたいですか?」といった質問が続く可能性があります。
回答を丸暗記するのではなく、自分の経験について問われたときに説明できる状態にしておきましょう。
高校生活で頑張ったことのよくある質問

何分くらいで答えればいい?
一方的に長く話しすぎないことが大切です。まずは1分程度で簡潔にまとめる練習をし、あとは受験先の面接形式に合わせて調整するとよいでしょう。最初の回答ですべてを話しきろうとせず、深掘りされたら追加で答える考え方も持っておくと安心です。
部活で結果がなくても大丈夫?
問題ありません。役職や大会成績ではなく、自分が設定した目標、行動、工夫、継続、学びを具体的に話せれば、面接で伝える題材にできます。
失敗した経験でも使える?
使えます。ただし「大会で負けました」で終わらせず、なぜうまくいかなかったと考えたか、その後どう行動を変えたか、何を学んだかまで伝える必要があります。
自己PRとは何が違う?
「高校生活で頑張ったこと」は、経験・行動・学びが中心です。「自己PR」は、自分の強みとそれを示す経験が中心になります。同じ経験を使う場合でも、質問によって伝える重点を変えましょう。
「頑張りたいこと」とは何が違う?
「頑張ったこと」は過去の経験を指し、「頑張りたいこと」は今後取り組みたい目標を指します。「高校生活で頑張りたいこと」は入学後の抱負などを聞く質問であり、今回扱っている質問とは異なる点に注意しましょう。
志望理由と同じ経験でもいい?
同じ経験を使うこと自体は問題ありません。ただし、「頑張ったこと」では自分がどう取り組み、何を学んだかを中心に、「志望理由」ではその経験がなぜ進路選択につながったのかを中心に伝えましょう。
同じエピソードでも、質問への答え方を変えることが大切です。
まとめ 普通の経験でも面接の回答にできる

高校生活で頑張ったことは、大会実績や役職などの目立つ経験である必要はありません。部活を続けたこと、勉強方法を工夫したこと、学校行事で自分の役割を果たしたことも、十分に回答の材料になります。
大切なのは、何を頑張ったか、どう行動したか、どうなったか、何を学んだかの順に自分の経験を整理することです。
この記事で紹介した例文から自分に近いものを選び、自分自身の経験に置き換えたうえで、一度声に出して話してみてください。実際に話してみることで、回答に足りない部分や、もっと伝えたい部分が見えてくるはずです。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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