【2026年度】東進の全国統一中学生テストとは?偏差値・結果の見方や過去問を解説
「全国統一中学生テストって、どんなテスト?」「学校の定期テストより難しいの?」と気になっていませんか。中1・中2はどの部門を受ければいいのか、結果はいつ返るのかも迷いやすいところです。
全国統一中学生テストは、東進が無料で実施している中学生向けの全国模試です。基礎・標準・難関の3段階に分けて学力を測るのが、大きな特徴といえます。
この記事では、2026年度の日程や出題範囲に加えて、3つの部門の選び方や結果の見方、決勝大会まで解説します。読み終えるころには、受けるかどうかを自分で判断できるようになるでしょう。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
全国統一中学生テストとは?特徴を解説

全国統一中学生テストは、東進が中学1〜3年生を対象に、年2回無料で実施している全国模試です。試験教科は英語・数学・国語の3教科で、全国の東進の校舎などを会場に行われます。
受ける部門は「全学年統一部門」「中2生部門」「中1生部門」の3つから、学習の進み具合に合わせて選べます。公立中学校に通う人も、中高一貫校に通う人も対象です。
ほかの模試と大きく違うのは、問題を基礎・標準・難関の3段階に分け、段階ごとに時間を区切って解く点です。点数や順位だけでなく、自分がどのレベルまで解けているかを確かめられます。以下では、受験の条件と3段階測定の仕組みを詳しく見ていきましょう。
東進生以外も無料で受験できる
「東進に通っていないと受けられないのでは」と心配する人もいるでしょう。全国統一中学生テストは東進生限定の模試ではなく、東進に通っていない中学生も受験できます。塾に通っているかどうかに関係なく、中学生なら誰でも受験料なしで申し込めるテストです。
公式のQ&Aでは、受験後の解説授業も含め、このテストによって料金が発生することはないと案内されています。受験したからといって、東進への入学を強制されることもありません。
基礎・標準・難関の3段階で学力を測る
多くの模試では、易しい問題と難しい問題が1つの試験時間の中に混ざっています。全国統一中学生テストでは、問題を基礎・標準・難関の3段階に分け、それぞれに制限時間を設けて解きます。
この仕組みによって、「どのレベルまでなら解けるのか」「どのレベルから苦しくなるのか」が見えてくるわけです。3段階を分けて測る点こそが、全国統一中学生テストのいちばんの特徴です。
なぜ時間を区切るのか、各段階がどのくらい難しいのかは、後半の「難易度」の章で詳しく紹介します。
【2026年度】全国統一中学生テストの日程・申込方法

全国統一中学生テストは年2回行われ、2026年度は5月と10月に実施されます。この章では、実施日と申込締切、申し込み方法、試験科目と時間割をまとめました。
2026年度 全国統一中学生テストの実施日程
| 実施回 | 実施日 | インターネット申込締切 | 2026年9月時点の状況 |
|---|---|---|---|
| 春(第22回) | 2026年5月31日(日) | ― | 実施済み |
| 秋 | 2026年10月25日(日) | 2026年10月22日(木) | 申込受付中(9月9日開始) |
2026年9月時点で申し込めるのは、10月25日の秋の回です。春の回はすでに終わっており、公式サイトでは部門別の解答解説や結果・講評集が公開されています。
2026年秋は10月25日|申込締切は10月22日
2026年秋の全国統一中学生テストは、10月25日(日)に実施されます。インターネットでの申込締切は10月22日(木)で、対象は中学1〜3年生です。
締切は試験日のわずか3日前なので、受けると決めたら早めに申し込んでおきましょう。 申し込みの受付は、2026年9月9日(水)から始まっています。
ここで紹介した日程は、2026年9月時点で公表されている情報です。変更される可能性もあるため、申し込む前に公式の実施要項を確認してください。
申し込みは公式サイトから|受験会場も選べる
申し込みは、東進の公式サイトにある申込フォームから行います。フォームで受験する会場を選ぶ仕組みなので、先に家から通いやすい会場を探しておくとスムーズです。
会場は、東進ハイスクール・東進衛星予備校・東進中学NETの各校舎、東進公認会場、特別会場から選べます。自宅や学校から通いやすく、当日の移動に無理がない会場を選んでおきましょう。
受験票の受け取り方などは会場ごとに異なるため、申し込んだ会場からの連絡を確認してください。
試験科目・配点・時間割
試験教科は英語・数学・国語の3教科で、時間割は3部門とも共通です。1教科60分・200点で、3教科の合計は600点満点になります。
2026年秋 全国統一中学生テストの時間割例と配点
| 時間 | 内容 | 配点 |
|---|---|---|
| 9:00〜9:15 | ガイダンス | ― |
| 9:15〜10:15 | 英語(60分) | 200点 |
| 10:25〜11:25 | 数学(60分) | 200点 |
| 11:35〜12:35 | 国語(60分) | 200点 |
| 12:35〜12:45 | 資料配布・アンケート | ― |
試験は朝9時に始まり、予定では12時45分ごろに終了します。なお、時間割は変更になる場合があると公式でも案内されています。
全国統一中学生テストは3部門|どれを受ける?

全国統一中学生テストには、「全学年統一部門」「中2生部門」「中1生部門」の3部門があります。中1・中2は自分の学年の部門だけでなく、中学の全範囲から出題される全学年統一部門も選べます。
つまり、中1・中2だから必ず学年別の部門を受ける、というわけではありません。ここでは部門ごとの違いと、選ぶときの考え方を整理します。
全学年統一・中2生・中1生部門の違い
3つの部門は、主に出題範囲の広さが違います。どんな人が選びやすいかも含めて、表で比べてみましょう。
全国統一中学生テスト 3部門の比較(2026年秋)
| 部門 | 主な受験者 | 出題範囲の考え方 | 選びやすい人 |
|---|---|---|---|
| 全学年統一部門 | 中3生(中1・中2も受験可) | 中学で習う全範囲 | 中3生、先取り学習が進んでいる中1・中2生 |
| 中2生部門 | 中2生 | 中1の内容と、中2で習う主な単元 | 学校の進度に近い範囲で実力を測りたい中2生 |
| 中1生部門 | 中1生 | 小学校の内容と、中1で習う主な単元 | 学校の進度に近い範囲で実力を測りたい中1生 |
大きな違いは、出題範囲が「中学の全範囲」なのか、「その学年までに習う範囲」なのかという点です。中2生部門・中1生部門は、全学年統一部門よりも出題範囲が学年相応に設定されています。
一方で全学年統一部門は、中3で習う内容まで含めて出題されます。学校によって授業の進み方は違うため、申し込む前に自分の部門の範囲と、学校で習った単元を照らし合わせておくと安心です。
中1・中2はどの部門を選ぶ?
中1・中2で迷ったときは、「今の実力を、どの範囲で測りたいか」を基準に考えてみましょう。
学校の授業で習った内容がどこまで身についているかを確かめたいなら、自分の学年の部門が向いています。定期テストで扱った単元が出題範囲に入るため、結果を普段の勉強に結びつけやすいはずです。
一方、塾や家庭学習で先取りが進み、中学の全範囲に挑戦したい人には、全学年統一部門も選択肢になります。授業の進度が速い中高一貫校の生徒にとっても、検討しやすい部門でしょう。
どちらが正解という決まりはないため、「結果を見て次に何を勉強したいか」から逆算して選ぶのがおすすめです。 たとえば、まずは学年の部門で基礎・標準の定着を確かめ、次の回で全学年統一部門に挑戦する、という段階的な使い方も考えられます。
全学年統一部門は決勝・数学特待の対象
全学年統一部門には、ほかの2部門にはない役割があります。全国の成績上位者が招待される「決勝大会」の選考対象になるのは、全学年統一部門の受験者だけです。
また、全学年統一部門は、東進の数学特待制度の認定試験を兼ねると公式サイトで案内されています。
上位を目指したい人にとっては、決勝大会や数学特待につながる部門といえるでしょう。 決勝大会の条件は、後半の「成績優秀者・決勝大会とは?」で詳しく解説します。
全国統一中学生テストの難易度は?

結論からいうと、全国統一中学生テストは簡単な問題だけのテストでも、難問ばかりのテストでもありません。学年相応の基本問題から、大学受験を見据えた思考力問題まで、段階的に出題されます。
つまり、難関問題をすべて解けることを前提にしたテストではなく、自分がどの段階まで解けるかを見るためのテストです。「難しいらしいから受けるのが怖い」と感じている人も、この点を知っておくと気持ちが楽になるでしょう。
基礎・標準・難関の3段階で出題
公式サイトでは、3つの段階それぞれのレベルが具体的に示されています。中学生向けに言い換えて、各段階で何が確かめられるのかを整理しました。
基礎・標準・難関のレベルと確かめられること
| 段階 | 公式が示すレベル | この段階で確かめられること |
|---|---|---|
| 基礎 | 教科書の例題〜章末問題、定期テストや公立高校入試の基本問題 | 学校で習った内容が定着しているか |
| 標準 | 公立高校の入試問題 | 高校入試レベルの問題に対応できるか |
| 難関 | 大学受験を見据えた「思考力を問う」問題 | 初めて見る問題を考え抜けるか |
基礎は、学校の定期テストでも扱われるような基本問題を中心としたレベルです。標準は公立高校入試のレベルですが、部門ごとの範囲から出題されるため、中1・中2でも十分解答できると公式は説明しています。
難関の一部は大学入学共通テストも意識した内容なので、解けない問題があっても落ち込む必要はありません。 難関は「今の自分がどこまで考えられるか」を試す段階と考えて、1問でも多く挑戦してみてください。
3段階ごとに時間を区切って測定する
全国統一中学生テストでは、各教科の試験時間の中で、基礎・標準・難関それぞれに制限時間が設けられています。基礎を早く解き終えても、残った時間を難関に回せるわけではない点に注意しましょう。
なぜ、このような形式になっているのでしょうか。東進によると、難しさの違う問題が混ざったテストでは、解けなかった理由がわかりにくいからです。時間を区切ることで、「学力が足りなかったのか」「時間が足りなかっただけなのか」を分けて判断しやすくなります。
部門別の出題範囲
出題範囲は、部門と教科ごとに細かく決められています。情報量が多いため、自分が受ける部門の行だけ確認すれば十分です。
2026年秋 全国統一中学生テストの部門別出題範囲
| 部門 | 英語 | 数学 | 国語 |
|---|---|---|---|
| 全学年統一 | 中学履修全範囲(英検®3級〜準2級程度) | 中学履修全範囲 | 中学履修全範囲(古典を含む) |
| 中2生 | 過去形・未来形・接続詞・不定詞・動名詞・助動詞・疑問詞など(英検®4級〜3級程度) | 中1の範囲、式の計算、連立方程式、1次関数、平行と合同、三角形と四角形など | 漢字、ことばの知識・用法、小説・随筆文、論説文、古典 |
| 中1生 | be動詞・一般動詞・三単現・can・疑問詞・代名詞・進行形など(英検®5級〜4級程度) | 小学校の範囲、正負の数、文字と式、1次方程式、比例と反比例など | 漢字、ことばの知識・用法、小説・随筆文、論説文、複数素材の問題 |
英語はどの部門でもリスニングと読解があり、中2生・中1生部門の数学には「数学的思考力を試す問題」も含まれます。テスト前は、まず自分の部門の出題範囲を確認し、既習範囲の苦手単元を中心に見直しておくとよいでしょう。
未習単元が含まれている場合も、事前に把握しておけば当日戸惑いにくくなります。範囲は実施回ごとに設定されるため、次回以降に受ける場合は公式の最新情報を確認しましょう。
過去問はある?問題例・解答解説を確認
公式サイトで見られる資料は、「公式問題例」「実施済み回の解答解説」「テスト結果と講評集」の3種類です。本番の問題冊子そのものは、2026年9月時点で公式サイト上では確認できませんでした。
公式サイトで確認できる資料と掲載場所(2026年9月時点)
| 資料 | 内容 | 公式サイトでの掲載場所 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 公式問題例 | 部門ごとに、数学・英語の基礎・標準・難関の問題と解答解説 | 「東進だけの3段階の学力測定とは?」の欄 | 「実際に出題される問題ではない」と明記されている |
| 実施済み回の解答解説 | 2026年5月31日実施回の部門別(英語・数学)解答解説 | ページ下部の「解答解説はこちらからダウンロードできます」の欄 | 部門と教科を選んで開く |
| テスト結果と講評集 | 第22回(5月31日)の部門別の結果と講評 | 解答解説の欄のすぐ下にある「テスト結果と講評集」の欄 | 部門を選ぶとPDFで開ける |
表のとおり、公式問題例は「過去問」ではなく、出題形式やレベル感をつかむための見本です。問題例の答えを覚えても本番の得点には直結しないため、レベル感の確認に使うのが正しい活用法です。
特別な対策をしなくても受けられるテストですが、問題例で3段階の難しさを体感しておくと当日あわてずに済みます。前回の講評集にも目を通し、どんな力が問われたのかを確認しておくとよいでしょう。
全国統一中学生テストの結果はいつ?

結果をまとめた「君だけの診断レポート」は、試験実施から中5日で、受験した校舎で返却されます。紙のレポートとあわせて、WEB成績表でも結果を確認できるのがこのテストの特徴です。
ここからは、返却のタイミングに加えて、成績表のどこを見れば次の勉強に生かせるのかを解説します。
「君だけの診断レポート」は最短中5日
2026年秋の回は10月25日(日)実施なので、中5日で返却される場合、受け取りは10月31日(土)以降が目安です。受け取りの日時は、受験した校舎の案内に従ってください。
診断レポートを受け取る際には、成績表返却面談で学習のアドバイスを受けられることもあります。成績表の見方がわからなくても、その場で質問できるので安心です。
紙の診断レポートを受け取ったら、詳しい分析が見られるWEB成績表もあわせて確認しましょう。 WEB成績表の中身については、次の見出しで詳しく紹介します。
WEB成績表では何がわかる?
WEB成績表では、教科ごとの偏差値や順位を、学年別・都道府県別・学校区分別に確認できます。学校区分別の集計があるので、公立中学校の生徒どうし、中高一貫校の生徒どうしで比べた位置もわかるのが便利な点です。
教科別のページでは、分野別・問題レベル別の結果や、設問ごとの詳しい分析が見られます。今の成績をもとに、将来の高校入試・大学入試を想定した学力ランクが判定されるのも特徴です。学力ランクは、今の力がどのレベルの学校に近いかを示す目安として使えます。
全国統一中学生テストでは、偏差値や順位の数字だけでなく、問題レベル別の結果まで見ることが重要です。 その具体的な見方を、次の見出しで紹介します。
基礎・標準・難関の結果はどう見る?
全国統一中学生テストの結果で特に注目したいのが、基礎・標準・難関の段階ごとの出来です。WEB成績表には問題レベル別の結果が載るため、どの段階でつまずいたかを確かめられます。
段階別の結果から考えられる復習方法の目安(編集部作成)
| 結果のパターン | 考えられる状態 | 次にやること |
|---|---|---|
| 基礎から取りこぼしがある | 基本事項の定着に課題がある可能性 | 教科書や学校のワークで該当単元を復習する |
| 基礎は取れているが、標準で落としている | 基本事項を使って解く力や、標準問題への対応に課題がある可能性 | 公立高校入試レベルの標準問題で演習する |
| 標準まで取れているが、難関で伸びない | 思考力を問う問題への対応に課題がある可能性 | 難関問題の解説で考え方の筋道を確認する |
たとえば同じような総合偏差値でも、基礎で取りこぼした人と、難関だけ解けなかった人では、次にやるべき勉強は異なります。ただし、点を落とした原因が学力不足とは限りません。各段階で時間が足りていたかもあわせて振り返りましょう。
総合偏差値だけを見て終わらせず、「どの段階で点を落としたか」まで確認するのが、このテストならではの結果の見方です。 自分のパターンがわかったら、次に紹介する正解必須問題と組み合わせて、復習の順番を決めましょう。
「正解必須問題」で今の弱点を確認する
2026年秋の全国統一テストでは、WEB成績表に「正解必須問題」が掲載されます。正解必須問題とは、一人ひとりの得点状況から、「自分の実力なら正解できたはずなのに間違えた問題」を選び出したものです。
東進は、この機能によって、どの問題や分野から復習すればよいかの優先順位がひと目でわかると説明しています。正解必須問題は小1〜高3のWEB成績表に掲載されるため、中学生テストも対象です。
まず正解必須問題から解き直すと、復習する問題の優先順位をつけやすくなります。 本来の実力なら正解できた可能性が高い問題から見直し、その後に難関問題へ進むとよいでしょう。
解説授業で間違えた問題を復習する
全国統一中学生テストでは、東進の講師による解説授業が、試験翌日から東進ドットコムで公開されます。オンラインで受講でき、公開期間は40日間の予定です。
解説授業は成績表が返ってくる前から見られるため、受験後の復習は次の順番で進めると無駄がありません。
受験後から次回までの復習スケジュール
| タイミング | 使えるもの | やること |
|---|---|---|
| 試験当日 | 解答解説・リスニング音声 | 自己採点をして、自信のなかった問題を確認する |
| 試験翌日〜 | 解説授業(40日間の予定) | 自己採点で間違えた問題の解説を見る |
| 中5日〜 | 診断レポート・WEB成績表 | 正解必須問題と段階別の結果を確認する |
| 成績返却後 | 解説授業 | 正解必須問題の解説を見直し、自力で解き直す |
| 次回のテスト | 次回の診断レポート | 前回からの伸びを確かめる |
「成績表で正解必須問題を確認→解説授業を見る→自力で解き直す」と進めると、復習する内容を整理しやすくなります。 解説授業の公開期間には限りがあるため、成績表を受け取ったら早めに取りかかりましょう。年2回の連続受験で、前回からの伸びを確かめるのも効果的です。
成績優秀者・決勝大会とは?

決勝大会に進めるのは、全学年統一部門を受験した成績優秀者です。全国の上位者が東京に招待され、通常のテストとは違う形式の試験に挑みます。
この章では、上位を目指す人に向けて、対象者・選抜人数・必要な点数・試験形式を順に解説します。
決勝大会の対象者
決勝大会の選考対象になるには、全学年統一部門で英語・数学・国語の3教科をすべて受験する必要があります。1教科でも受けていない場合は対象外で、学年は問われません。
中1生部門や中2生部門でどれだけ高得点を取っても、決勝大会には進めない点に注意しましょう。 決勝大会を目指す中1・中2は、申し込みの段階で全学年統一部門を選んでおく必要があります。
学年別の選抜人数
決勝大会に招待される人数は、学年ごとに決められています。
全国統一中学生テスト 決勝大会の学年別招待人数
| 学年 | 招待人数 |
|---|---|
| 中3生 | 50名 |
| 中2生 | 30名 |
| 中1生以下 | 30名 |
招待されるのは合計110名で、全学年統一部門の成績優秀者から学年ごとに選ばれます。中1・中2は中3と同じ問題を解いたうえで、学年ごとの枠で選ばれる仕組みです。 2026年秋の決勝大会は、11月22日(日)に東京・新宿で行われる予定です。
何点なら決勝に進める?
結論として、「何点以上なら決勝に進める」という固定の基準点は、2026年9月時点で公式に示されていません。決勝大会の進出者は、点数の基準ではなく成績の順位によって選ばれるためです。
必要な点数は回ごとの問題の難しさや受験者全体の出来で変わるため、「〇点取れば確実」とは言えません。 公式に示されているのは、3教科600点満点で順位をつけることと、同点だった場合のルールです。
同点の場合は数学の点数が高い人が上位となり、数学も同点なら国語の点数で順位が決まります。
決勝を目指すなら、1教科に偏らず、3教科をバランスよく得点することを意識しましょう。
決勝大会は全教科記述式
通常の全国統一中学生テストはマークシート形式ですが、決勝大会は全教科が記述式で行われます。
参考:全国統一中学生テスト 中1~中3|早稲田アカデミー、全国統一中学生テスト(模試)|東進
課題作文を含む「発信力を問うテスト」とされ、参加者同士が意見を交わす「課題作文発表会」などの機会もあります。答えを選ぶ力だけでなく、自分の考えを言葉で表現する力が問われる点が、通常のテストとの大きな違いです。 会場までの往復交通費と、遠方の人の前泊費は、本人と付き添い1名分を東進が負担します。
全国統一中学生テストについてよくある質問

最後に、全国統一中学生テストについて多くの人が気になる疑問に答えます。本文で詳しく扱った内容は省き、ここでしか触れていない疑問に絞りました。
全国統一中学生テストは意味ない?
「模試を受けても意味がないのでは」と考える人もいるかもしれません。まず前提として、全国統一中学生テストの結果は、高校入試の内申点や入試の得点に加算されるものではありません。
その一方で、全国の中での自分の位置や、基礎・標準・難関のどこでつまずいているかを知る材料にはなります。このテストは「受ければ入試で有利になるもの」ではなく、「自分の学力を把握して次の勉強を決めるための模試」です。 そう考えると、受ける意味を判断しやすくなるでしょう。
学校のテスト以外で実力を確かめたい人や、全国レベルでの位置を知りたい人には使いやすいテストです。反対に、定期テストの直前で準備が追いつかない時期なら、無理に受けず次の回を検討する選択もあります。
成績優秀者の名前は公開される?
公式サイトによると、決勝大会の優秀者は表彰され、東進ドットコム上で公表されます。
公表されるのは決勝大会の優秀者で、通常の受験者の成績が公開されるという案内は公式サイトにありません。 自分の偏差値や順位は、診断レポートやWEB成績表で本人が確認する形です。
早稲田アカデミーで受けるテストも同じ?
同じ全国統一中学生テストです。早稲田アカデミーは、2026年10月25日実施の全国統一中学生テストを、自塾の校舎で受験できるよう案内しています。解答解説も東進の公式ページで公開されると記載されており、早稲田アカデミー独自の別テストではありません。
早稲田アカデミーの校舎は、全国統一中学生テストの受験会場の一つと考えるとわかりやすいでしょう。
「全国統一テスト」との違いは?
「全国統一テスト」は、東進と四谷大塚が実施する小学生・中学生・高校生向けテストの総称です。2026年秋は、小学生テストが11月3日、中学生テストが10月25日、高校生テストが11月1日に実施されます。
この記事で解説した全国統一中学生テストは、全国統一テストのうち中学生向けのテストです。 なお、全国統一高校生テストには、高校生レベルの学力を持つ中学生が「高0生」として参加できる枠もあります。
名前が似ているので、申し込むときはテスト名と実施日をよく確認しましょう。
まとめ 全国統一中学生テストを受験後の学習に生かそう

全国統一中学生テストを生かせるかどうかは、受ける前の部門選びと、受けたあとの復習で決まります。まずは今の学習の進み具合に合わせて、3つの部門から自分に合うものを選びましょう。
受験後は、総合の偏差値だけでなく、基礎・標準・難関のどこで点を落としたかを確かめてください。そのうえで、診断レポートや正解必須問題、解説授業を使い、解けたはずの問題から順に直していくことが大切です。
全国統一中学生テストは、点数や順位を見るだけでなく、「どのレベルでつまずいたか」「次に何を直せばよいか」まで確認できるのが特徴です。2026年秋の申込締切は10月22日なので、受けてみたいと感じたら、今のうちに通いやすい会場を探しておきましょう。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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