東京にある都立高校を受験する際、合格のカギを握っているといっても過言ではないのが塾選びです。受験に強い塾へ通うことで、志望校合格の可能性が高まるでしょう。今回はジュクセンがおすすめする、都立高校受験に強い塾を16カ所ご紹介。高校受験対策や、いつから通うべきかについても一緒に解説します。
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監修者/堀田 潤(ほった じゅん)
新卒でメガバンクに総合職として入社。教育を志して大手予備校に転職し、新規事業部門のマーケティング・編集業務に従事。その後、東京・埼玉・神奈川の集団塾・ 個別指導塾にて講師・教室長を歴任。延べ17年に及ぶ塾業界でのマーケティング・教育現場経験を経て2023年4月に独立。長年現場で多くの生徒や保護者たちと接してきた視点を活かし、1人ひとりに合った塾選びがサポートできるアドバイスを行っている。
都立高校受験に向けて通塾する場合、いつから通い始めればよいのでしょうか?具体的な時期や、そもそも通塾が必要かどうかは子どもによって異なります。
目安として挙げられるのが、通塾する目的が明確な場合はすぐに通った方がよいということです。「最難関高校の受験対策を始めたい」「苦手科目を今のうちに克服しておきたい」など、塾へ通う目的・理由がはっきりした段階で通塾を始めましょう。目的が明確な状態で塾へ通うと、勉強の成果が学力アップへ表れやすくなります。
また日比谷高校や西高校といった、都立難関高校を受験する場合はできるだけ早い段階で塾へ通い始めてください。最新の入試情報に基づいて受験対策を効果的に進めていく必要があり、個人での対策には限界があります。
都立高校の受験対策をスタートさせる前に、まずは受験の仕組みや特徴を正確に理解しておきましょう。
都立高校の入試方式は、推薦入試と一般入試の2種類です。
推薦入試はさらに、「一般推薦入試」と「文化・スポーツ等の特別推薦入試」の2種類に分けられます。「文化・スポーツ等の特別推薦入試」は実施している学校や、募集人員に限りがあります。
推薦入試では学力検査は課されません。代わりに個人面接と集団討論、そして作文・小論文・実技検査などから各学校が1つ以上を指定して課されます。
入試日は例年1月の下旬。そして1月末に合格発表がおこなわれます。推薦入試で不合格になっても、一般入試で再チャレンジ可能です。ただし合格した場合は、原則として合格した高校へ進学しなければいけません。
一般入試は国語・数学・理科・社会・英語の5教科が、学力検査として課されます。ただし定時制課程では3教科以上、芸術科や体育科などは3教科と実技検査が一般的です。
多くの学校では都立高校共通問題(マークシート方式)を採用しているものの、一部の高校では自校で作成した問題を使用しているところもあります。マークシート方式ではなく、難易度も高めです。入試日は例年2月下旬。合格発表は3月上旬です。
都立高校受験で大切なのが、調査書対策を怠らないことです。ここでは都立高校受験特有の特徴を2つ紹介します。
都立高校受験で大切なのが、調査書対策を怠らないことが重要。推薦入試と一般入試、どちらも調査書が重要視されているためです。推薦入試では学校が調査書の合否判断割合を、全体の50%までの範囲で自由に決められます。
一般入試の場合は全体の30%で固定です。内申点は中学校3年生のものだけが使用されますが、実技4教科は評点が2倍になる点に注意しましょう。主要5教科のみでなく、実技4教科にもしっかり取り組む必要があるでしょう。
内申点の算出方法は、推薦選抜では、「各教科の観点別学習状況の評価」または「評定(9教科)」のどちらか一方が点数化されます。どちらを点数化するかは各高校によって異なりますが、評定を使用する高校が多いです。
一般選抜では、5教科×5段階評定=25点満点+実技4教科×5段階評定×2=40点満点の合計65点満点です。また、芸術・体育に関する学科の場合は、国数英3教科×5段階評定=15点+それ以外6教科×5段階評定×2=60点の合計75点満点です。
監修者アドバイス
内申点を上げるポイントは3つ。定期テスト・提出物・授業態度です。定期テストの点数だけが良くても、提出物が未提出で授業態度が悪い場合、内申点は低くなります。また、主要5教科だけでなく実技4教科も重要です。学校生活全般においてしっかり取り組むことが大切だと言えます。
都立高校では、2023年に実施される入試から、英語のスピーキングテストが実施されます。グローバル人材の育成を目指し、「使える英語」教育に力を入れる都の教育委員会によって、「英語を話す力」を測るために導入されます。
試験内容は「音読」「質疑応答」「内容説明」「自分の意見を述べる」の4つのパートに分かれています。テストは受検者が1人1台、専用のタブレット端末を使って回答するコンピューター方式です。
テストの結果は、A=20点 B=16点 C=12点 D=8点 E=4点 F=0点の6段階に分けて入試得点に加点されます。
都立高校受験対策を目的に通塾する場合、受験に強い塾を選ぶことが欠かせません。
まずは授業形式が子どもに合っているかどうかをチェックしましょう。集団指導は同じ学力や目的を持った仲間が集まり、互いに切磋琢磨しながら受験勉強を進めていけます。また難関高校受験向けの講座を開設しているところもあり、レベルの高い授業を受けられるでしょう。
個別指導は一人ひとりのペースに合わせて指導してくれるため、基礎学力の定着や苦手科目の克服、入試問題演習などにピッタリ。自分だけの学習プランで勉強ができます。
特に難関都立高校受験を予定している場合、塾の合格実績も要チェックポイントです。志望校にどのくらいの合格者を輩出しているかで、合格に直結した指導を受けられるかどうかの判断材料となります。
また入塾前に無料の学習相談をおこなっているところもあり、その際に志望校受験に向けた対策ができるかどうかを聞いてみるのもよいでしょう。塾の選び方についてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。
【2024年】中学生におすすめの学習塾22選!塾選びの方法や特徴を徹底解説
続いてはジュクセンが厳選した、都立高校受験に強いおすすめの塾を16カ所紹介します。塾の特徴や料金も解説するので、塾選びの参考にしてください。
1つ目のおすすめ塾は、コノ塾です。
コノ塾は、生徒一人ひとりの苦手な単元を見える化することで課題解消をサポートしています。入塾から受験までの期間、生徒の習熟度をチェックし、個別指導ならではのきめ細かい指導を実施。また、採用倍率10倍以上から選ばれたプロ講師によるハイクオリティな指導が特徴です。受験・内申点対策から進路指導まで徹底したサポートを受けることが可能。高校入試対策では、5科目対応しており、志望校に合わせた対策や入試のための実践トレーニングも行っています。
さらに、部活動や習い事で忙しい場合も、生徒一人ひとりのスケジュールに合わせて柔軟に対応・提案しているため両立しやすい環境です。季節講習も開催しており、復習をメインに基礎を固めるためことできます。無料体験授業も実施しているので、ぜひ参加してみてください。
中学3年生コースの授業料は、1コマ1,100円とわかりやすい料金体系となっています。例えば、5科目週6コマで月額26,400円、9月以降は週8コマへと増加で月額35,200円。その他、入塾金16,500円や教材費10,900円、各季節講習費などが別途かかりますが、予期せぬ追加費用はかからなので安心です。
2つ目のおすすめ塾は、東京個別指導学院です。
東京個別指導学院では、小中高生を対象に個別指導を行っています。1教室平均40人以上いる講師の中から、学力・目的・性格など様々な要素を踏まえて、自分にピッタリ合った講師を選択することができます。
入塾前カウンセリングで学力・学習スタイル・性格・志望校などを把握し、個別にカリキュラムを作成。これにより、学習習慣の確立・定期テストの得点アップ・志望校合格が期待できます。また、教育業界・受験業界で有名なベネッセグループに所属しており、教育や受験に関する最新の情報を持っていることも強みです。
入塾時に必要な費用は、授業料・設備費のみで、入塾金はありません。詳細な授業料は東京個別指導学院のホームページ内、「授業料のお問い合わせ」のメールフォームにてお問い合わせください。
3つ目は個別教室のトライ。
個別教室のトライは120万人超の指導実績から生まれた「トライ式学習法」に基づいた完全マンツーマン個別指導塾です。
生徒が自分で説明することで「分かったつもり」にならない「ダイアログ学習法」、講師との対話を記憶し、学んだことを定着させる「エピソード反復法」、学習後1時間以内に復習し記憶を定着させる「トライ式復習法」などからなる、「トライ式学習法」により志望校合格へ導きます。
AIを駆使した「トライ式性格診断」では、性格が9タイプに分類。それぞれの性格に合わせた対応、指導を実践する「性格別学習法」を用いることにより、学習方法を分析し効率的に成績アップを達成します。
授業料は、個別教室のトライのホームページ内「授業料のお問い合わせ・資料請求」にてお問い合わせください。
4つ目はスクールIEです。
スクールIEは、完全担任制の個別指導塾です。オリジナルの個性診断テスト「ETS」で子どもの個性や性格を徹底分析し、相性の良い講師を選出します。また、診断結果に基づいて世界に一つだけのオーダーメイドテキストを作成することで、効率的な学習が可能になります。
学力診断テスト「PCS」では結果を教科、単元ごとに分析。どこでつまずいているのかがひと目で分かり、成績アップのための改善点をすぐに見つけることができます。他にも、子どものやる気スイッチをオンにさせる取り組みがたくさん用意されており、成績を着実に伸ばすことが可能です。
授業料は、無料の個性診断および学力診断の結果を踏まえ、提案される学習プランによって決定します。まずはスクールIEのホームページよりお問い合わせください。
5つ目のおすすめ塾は、代々木個別指導学院です。
代々木個別指導学院では、先取り学習や苦手克服など自分のペースに合わせて学習を進めることができる「フリーステップ学習」を取り入れています。また、わからないところに遡って学習できるリターン学習も特徴の一つです。認め、ほめ、励ましながら行うため、勉強に対するやる気や自信を育成し、着実な学力向上をサポートしています。
さらに、「キミ専用カリキュラム」では、生徒がわかるまで指導を行っています。入試対策はもちろん、定期テストや内申点アップも徹底指導。専門の総合学習アドバイザーが志望校合格までしっかりサポートしています。代々木個別指導学院についてはこちらでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
中学生の料金は、1科目10,150円~、2科目20,300円~、5科目28,350円~となっています。
6つ目のおすすめ塾は、個別指導の明光義塾です。
個別指導の明光義塾では、MEIKO式コーチングと呼ばれる、独自の学習プロセスで成績アップをサポートしています。授業は個別指導スタイルで、中学生一人ひとりに合わせてプランを提供し、課題やニーズ、ペースに合わせて指導を実施。家庭学習の進捗管理や勉強の方法も指導しています。
また、高校受験に向けて定期的なカウンセリングを行っており、受験をゴールとせず将来を見据えてサポート。対話式の授業で「分かったつもり」を防ぎ、カウンセリング結果から作られた学習プランを元に授業を行い、無駄のない学習指導で成績アップを目指します。
個別指導の明光義塾についてはこちらでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
公式ホームページには料金の記載がありませんでした。気になる方は近くの教室に問い合わせてください。
7つ目のおすすめ塾は、個別指導の森塾です。
森塾は生徒1人に対して先生は2人までの個別指導で、予習を基本としており、授業を先取りして進めていくため定期テスト対策を得意としています。
また、成績保証制度を設けており、学校の定期テストにおいて、60点以下で入塾の生徒には+20点を、60点以上の生徒には80点以上を保証しています。授業ごとに理解度テストを行っているため、漏れがないよう着実に学力向上をサポート。理解度テストが不合格の場合は、週2日の特訓部屋で、できるようになるまで徹底して指導を行っています。
さらに、独自の進学情報「高校入試データブック」や「入試情報動画」を保護者に無料で配布しています。森塾についてはこちらでも紹介しているので、ぜひご覧ください。
首都圏で中学生が週1回月3回の授業を受ける場合、月の授業料目安は10,800円〜となっています。こちらの記事でも料金について解説していますので、参考にしてみてください。
8つ目は個別指導WAMです。
個別指導WAMは、20年以上の歴史を持つ完全個別指導型の学習塾です。部活や学習状況によって、通塾スケジュールを設定することができます。一人ひとりの状況を把握し、無理のない適切なスケジュール調整をするので安心して受講できます。
「担当講師制度」により、毎回同じ講師が指導を行うので授業がしやすい雰囲気や信頼関係を築くことができます。また、定期テスト対策は、2週間前から実施。各学校の過去問の復習や、テストに出やすい箇所の反復学習を行い、定期テストでの点数アップを目指します。
開放時間内であれば、自習室はいつでも使用できます。授業の復習や学校の宿題だけでなく、質問や相談をすることもできます。
授業料は、週回数、科目、指導コースにより異なります。個別指導WAMのホームページからお問い合わせください。
9つ目のおすすめ塾は、創英ゼミナールです。
創英ゼミナールでは、個別指導を行っており生徒一人ひとりに合わせて学習を進めることが可能です。指導は必ずつきっきりで行われるため、確実な理解・定着を目指せます。
また、生徒の能力や状況に合わせた学習計画や家庭学習指導も実施。その結果、毎年90%以上の生徒を第一志望校へ輩出している実績があります。地域密着型であるため、定期テストの点数アップだけではなく、的確な内申点対策や進路指導も可能。
さらに、オーダーメイドシステムにより、教科や曜日・時間、カリキュラム、回数などを柔軟に調整できるため、部活動や習い事とも両立できる点も特徴の一つです。こちらでも創英ゼミナールについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
週1コマ受講する場合、月額料金は5,995円です。料金詳細はこちらの記事も参考にしてください。
9つ目のおすすめ塾は、臨海セミナーです。
臨海セミナーは進学指導重点校に指定されている、日比谷高校や西高校、国立高校、立川高校などへ多数の合格者を輩出。都立の難関校受験対策におすすめの学習塾です。「ESC難関高校受験科」や「総合進学コース」など、学力や志望校レベル別にコースが分かれており、子どもの学習ニーズに合わせて受験勉強を進めていけます。
授業を担当するのは情熱あふれるプロの講師たち。分かりやすい授業は当たり前で、さらに「できる」「合格させる」へつなげます。いつでも質問ができるので、わからないところをしっかり解消した上で次へ進めます。
中学3年生では通常授業の他に、「日曜集中特訓」や「志望校別講座」も随時開催。入試直前には毎日の自習と質問対応がおこなわれ、準備万端で入試本番を迎えられるのも特徴です。
臨海セミナーのホームページによると、中学3年生向けの「総合進学コース」の授業料は、5教科受講で月27,038円となっています。
10つ目はITTO個別指導学院です。
ITTO個別指導学院は、日本最大級の個別指導塾で北海道から沖縄まで全国約1,100校舎を展開しています。完全なマンツーマン指導で、現在までに培った実績とノウハウを最大限に活用し、志望校合格へ導きます。
授業では学校の授業理解を主眼に置いています。苦手教科の克服や基礎の理解から着実に学力を伸ばすことが可能。テスト前には授業時間を増やしたり、普段は受けていない科目の授業を受けたりすることもできます。
さらに、意欲的な生徒へのサポートを目的としたオプションプラン「マンツーマン+plus10」は、通常授業に追加して授業が受けられ、テスト対策や志望校のランクアップなど幅広く活用できます。
ITTO個別指導学院のホームページによると、中学3年生の「スタンダードコース」の授業料は、月19,100円となっています(50分を授業週2回受けた場合)。
11つ目のおすすめ塾は市進学院です。
市進学院では「高校受験コース」を設置。中学3年生では日比谷高校や西高校といった、難関都立高校合格を目指す「難関公立高校受験コース」や地域の人気高校合格を目指す「人気公立高校受験コース」などに別れます。
「難関公立高校受験コース」では10月までに学習項目を終わらせ、以降は入試本番まで問題演習のくり返し。応用力・表現力・得点力を徹底的に高めて、志望校合格を勝ち取ります。
また都道府県別・レベル別に開催される「合格突破ゼミ・都立自校作成特訓」や「最難関国私立高校入試対策講座」なども開催され、合格力を高められるのが特徴です。さらに授業前後の質問対応や定着しにくい分野の補講、欠席した分の授業内容を自宅で視聴できるなど、サポート体制も整っています。
市進学院の授業料はホームページ上で公開されていません。各自で直接お問い合わせください。
日比谷高校や西高校、国立高校といった都立最難関高校へ多くの合格者を輩出しているのが、Z会進学教室です。
Z会進学教室の講師は、全員がプロ講師。アルバイトの学生講師は一人もいません。豊富な指導実績を持ち、生徒一人ひとりの学力や弱点を正確に見極めた上で質の高い学習指導をおこないます。
使用する教材は塾オリジナルのもので、長い教育実績をもとに最新の高校受験入試傾向を加味して作られています。解答へ導くポイントが整理されており、授業中だけでなく自学自習のテキストとしても最適です。
中学校3年生の9月からは、「志望校別特訓(3S)講座」が開催。志望校別の実戦的な特訓がおこなわれ、志望校合格力を一気に高められます。
Z会進学教室のホームページによると、中学3年生が「3K/中3公立・私立上位高校受験コース」の「3K講座/公立特設(3KT)」を受ける際の月の授業料は、5教科で36,900円(月3週の場合)です。
「本気でやる子を育てる」をモットーにかかげ、多くの中学生を志望校合格に導いてきたのが早稲田アカデミーです。
早稲田アカデミーでは「東京都立必勝コース」があり、都立高校受験に特化した学習指導を受けられます。志望校別にクラスが編成され、同じ目的を持った仲間たちと切磋琢磨し合いながら受験勉強を進められるのが特徴です。
授業は少人数制でおこなわれ、私語もないため適度な緊張感であふれています。子どもの思考を促すために、講師は積極的に発問。いつ自分が指されるかわからないため、子どもたちは授業に集中して常に頭を回転させます。
また国立高校や西高校、戸山高校といった最難関高校対策として、「土曜集中特訓」を開催。自校作成問題対策を徹底し、苦手科目でもプラス10点を目指します。さらに「推薦入試対策講座」もおこない、小論文や作文にも取り組めます。
早稲田アカデミーのホームページによると、中学3年生が「東京都立必勝コース」へ通う場合、月の授業料は31,680円となっています。
進学指導重点校合格実績No.1をかかげ、未来へつながる教育を実践しているのが進学塾enaです。
進学塾enaでは通常コースの「ena中学部」の他に、最難関校合格を目指す「ena最高水準」と呼ばれるコースがあります。日比谷高校や西高校、国立高校といった都立最難関高校だけでなく、開成高校や早慶高といった難関私立高校受験にも対応可能です。
授業を担当するのは、ena最精鋭の講師陣。受験生の指導力や合格者数において高い実績を持ち、最高レベルの学習指導を提供します。
高校入試に必要な単元学習は、中学2年生の春期講習ですべて終了。中学3年生の4月からは、実際の入試問題を使った問題演習が始まります。思考力と記述力を養成しながら、合格力を確実に高めていくのが特徴です。
進学塾enaのホームページによると、中学3年生向け「ena最高水準」の授業料は、月16,225円です。
都立高校受験に強いおすすめ塾の15つ目は、河合塾Wingsです。
河合塾Wingsの中学生コースでは、難関都立高校合格に必要な「真の学力」育成を目標とします。実践的な問題を通して思考力や幅広い知識を身につけ、さらに応用力・表現力を鍛えながら合格力を養成できるカリキュラムです。
授業では極端な先取り学習はおこないません。無理をしてどんどん勉強を進めていくことよりも、一つの学習単元の理解を深めることを大切にしています。答えを出すことだけでなく、「なぜそうなるのか」も同時に伝えていきます。
中学3年生では「日比谷・西・国立 特別選抜クラス」や「都立選抜クラス」「都立突破クラス」などに別れ、より志望校の入試傾向に特化した学習を進めていくのも特徴です。
河合塾Wings のホームページによると、中学3年生が「日比谷・西・国立 特別選抜クラス」へ通う場合の授業料は、年間589,600円です。
都立高校のレベルにもよりますが、一般的には以下で紹介するような受験対策が有効です。
過去問を解くことでどのような問題が出題されるのか、どのくらいのレベルの問題なのかなど、大まかな傾向をつかめるようになります。解説や出題傾向が細かく分析されている問題集を購入し、最低でも5年分は解いてください。
間違えた問題やわからなかった問題はそのままにしておかず、解説をよく読んで理解をします。時間を置いてから再度同じ問題へチャレンジして、解けるようになっていればOKです。
日比谷高校や西高校、戸山高校、国立高校といった都立最難関高校では、記述式の自校作成問題が出題されます。自校作成問題を課す高校を受験する場合は、志望校以外の過去問も解くようにしましょう。
過去問への取り組み方は、マークシート式の過去問のものと同じです。できるだけたくさんの難しい問題に触れておくことで、実戦的な応用力が身につきます。
前述したように推薦入試では最大50%、一般入試では30%の合否判定割合を調査書が占めています。普段の授業態度や提出物、定期テストの点数が影響を与えるため、受験直前に頑張っても間に合いません。
都立高校受験を意識した段階、できれば中学校へ入学したときから意識をして、余裕を持って調査書対策をおこなうことが大切です。
各教科ごとにそれぞれ効果的な勉強法があります。それを理解し、正しい勉強法を身につけることが大切です。
国語は「漢字」「文法」「長文読解」「古文または漢文」の4分野に分けて学習する必要があります。また、入試勉強にも特別な訓練が必要です。数学は「計算」「方程式」「関数」「図形」をしっかりと押さえることが、入試で点数を取るためのポイント。英語は「語彙」「文法」「長文読解」「リスニング」を順序立てて計画的に学ぶことが大切です。
理科は「物理」「化学」「生物」「地学」の4分野が25%ずつ出題されることが多いです。そのためバランスよく学ぶ必要があります。特に、計算問題がある「物理」「化学」は注意が必要です。社会は「地理」「歴史」「公民」の3分野から出題されます。単なる暗記科目と思われがちですが近年は、分野を横断する複合的な問題や、図やグラフ、データの読み取りなど応用力が問われる問題が増えています。
各教科ごとに詳しい勉強法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
・高校受験に向けた国語の勉強法|解き方のコツや入試までの効果的な対策など解説
・【高校受験】数学の効率の良い勉強法|出題範囲や対策法、おすすめ塾など紹介
・【高校受験】英語の勉強法|学習する際のコツや入試までのスケジュールなどを解説
・【高校受験】理科の勉強法|出題範囲やよく出る単元、時期別の対策法、おすすめ塾など解説
・【高校受験】社会の便情報や覚え方のコツ|出題範囲や効果的な対策法、おすすめ塾を紹介
都立高校受験対策を目的に塾を探す場合、授業形式が子どもの性格や特徴に合っているかどうかを確認しましょう。また特定の志望校がある場合は、合格者数がどのくらいあるのかも要チェックポイントです。
今回紹介した学習塾は、どれもジュクセンがおすすめするところばかり。カリキュラムや費用などを比較検討しながら、子どもの学習ニーズに合った場所を選んでください。
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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。
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