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2024/04/23
公開

大学受験の文系に強いおすすめの塾5選|文系塾の選び方や必要科目など紹介

大学受験をする高校生の多くは志望する学部・学科に応じて、大きく文系か理系かを意識するのが一般的です。文系の高校生の中には学習塾や予備校を選ぶ際も、「文系の受験に強いところへ通いたい」と希望するかもしれません。今回はジュクセンが厳選する、文系に強いおすすめ塾を全部で5カ所ご紹介します。文系塾の選び方や必要科目についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

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監修者/堀田 潤(ほった じゅん)

新卒でメガバンクに総合職として入社。教育を志して大手予備校に転職し、新規事業部門のマーケティング・編集業務に従事。その後、東京・埼玉・神奈川の集団塾・ 個別指導塾にて講師・教室長を歴任。延べ17年に及ぶ塾業界でのマーケティング・教育現場経験を経て2023年4月に独立。長年現場で多くの生徒や保護者たちと接してきた視点を活かし、1人ひとりに合った塾選びがサポートできるアドバイスを行っている。

 

【大学受験】文系志望の高校生に必要な科目

文系の学部・学科と一口にいっても、具体的な受験科目は大学によってさまざまです。しかし大きな枠として国公立大学と私立大学、それぞれである程度共通したベーシックな受験科目があります。

文系の国公立大学に必要な科目

国公立大学では大学入学共通テストと、各大学でおこなわれる二次試験の両方を受験しなければいけません。文系の国公立大学を目指す際に課されやすい試験科目は、以下のとおりです。

◆大学入学共通テストは5教科7科目

大学入学共通テストの基本は、5教科7科目です。外国語(英語が基本)、数学IA、数学IIB、国語、地歴・公民から2科目、理科の7科目となります。ただし公立大学の中には、3教科3科目としているところもあるでしょう。

◆二次試験の前期日程は2教科~3教科

二次試験の前期日程では、外国語、数学IA・IIB、国語、地歴・公民の中から2教科~3教科が課されることが多いです。ただし難関国公立大学の中には、4教科を課しているところもあるでしょう。

後期日程は教科数が前期日程よりも減ったり、代わりに小論文や面接を課したりするところもあります。

文系の私立大学に必要な科目

私立大学では大きく、大学独自が試験を課す「個別選抜」と、大学入学共通テストを利用する「共通テスト利用型選抜」の2つに分けられます。

◆個別選抜の科目は3教科3科目

個別選抜に必要な科目は、3教科3科目です。外国語と国語は必須、そして地歴・公民と数学IA、数学IIBの中から1科目選択します。大学によっては国語の現代文のみを課したり、地理や政治・経済での受験を認めていなかったりするところもあるので注意してください。

選択の幅をせまくしないためには受験勉強の段階で、地歴・公民は地理と政治・経済以外の科目を選択しておくとよいでしょう。

監修者アドバイス

すでに受験勉強開始の時点で受験予定の全ての大学・学部・学科で政治・経済が必要だとわかっている場合に限っては、政治・経済を選択したほうがよいでしょう。政治・経済は世界史や日本史に比べて暗記する量が少なく、効率よく仕上げることができるからです。また、その分他教科の勉強時間も確保できるため、3教科の総合成績も上げやすいでしょう。

◆共通テスト利用型選抜の科目は多種多様

共通テスト利用型選抜の場合、課される科目は大学によって多種多様です。1科目のみでOKとしているところもあれば、国公立大学と併願しやすいように5教科7科目を課しているところもあります。

【大学受験】文系でも数学は重要!数学を選択するメリットとは?

文系だからといって、数学をまったく無視するわけにはいきません。特に国公立大学を受験する場合、前述したように大学入学共通テストではほとんどのケースで数学が課されます。

また私立大学の中でも、たとえば早稲田大学の政治経済学部では、一般選抜で大学入学共通テストの数学IAが必須です。私立大学によっては数学を受験科目として選択でき、文系の高校生にとってメリットとなることもあります。

数学を選択するメリットは主に2つあります。1つ目のメリットは他に選択できる地歴・公民と比べて、問題の難易度が抑えられていること。すべての大学ではないものの、教科書の章末にある問題や基本レベルの参考書に載っている問題などが出題されることも少なくありません。

2つ目は経済学部や商学部へ進学する高校生にとって、進学後の勉強で有利に働くことです。経済学や商学は学問的に数学を使うため、大学受験レベルの数学を学んでおけば、大学進学後の勉強もスムーズに進められるようになるでしょう。

【大学受験】文系に強い塾の選び方

続いては大学受験で特に文系に強い塾の選び方を、全部で4つ紹介します。

①受験3科目に強い塾を選ぶ

私立文系の大学のみを受験する場合、受験3科目に強い塾を選びましょう。私立文系の大学しか受験しないのに、受験3科目以外まで勉強するのは時間のムダです。

すでに受験する科目が絞られているのであれば、該当する科目に関してどのくらいの指導を受けられるのかを確認してください。

②志望校入試の最新情報はあるか

志望校に関する入試の最新情報を持っているかどうかも、要チェックポイントです。大学入試では同じ教科・科目であっても、大学によって出題される問題の傾向が異なります。

大学ごとの入試傾向に合わせて受験勉強を進めていくことが、志望校合格の大きなカギとなるでしょう。塾によっては専門の部署を置いて、大学入試傾向を徹底的に分析しているところもあります。

③志望校の対策講座があるか

3つ目は志望校別の対策講座があるかどうかです。選び方②で述べたように、志望校に合格するためには志望校の入試傾向に合った受験対策が欠かせません。

塾によっては志望校別の対策講座を開き、過去問演習や予想問題演習に取り組んでいるところもありますのであらかじめ確認するようにしましょう。

④合格実績

塾の中には大学別の合格実績を公表しているところがあります。志望大学へどのくらいの合格者を輩出しているかがわかれば、合格へつながるダイレクトな勉強ができるかどうかの参考にできるはずです。

【大学受験】文系に強いおすすめ塾・予備校5選

大学受験対策ができるたくさんの学習塾・予備校の中から、特に文系に強いところを全部で5カ所見ていきましょう。

-増田塾

おすすめ塾の1つ目は増田塾です。

◆塾の特徴

増田塾は早慶上智を始め、難関文系私立大学入試対策に特化した予備校です。2021年度の大学入試では、以下のような合格実績を持っています。

  • 早稲田大学287名
  • 慶応義塾大学109名
  • 上智大学84名
  • 明治大学499名
  • 立教大学187名

 

授業は集団指導型。学年別にコースが分かれており、同じような目標を持つ仲間たちと切磋琢磨し合いながら勉強を進めていきます。

難関私立大学合格に必要な3つ目のメソッド「授業+課題による合格学習量の明示」「チェックテスト補講・課題管理」「強制自習制度による学習習慣の形成」をベースとし、これらのサイクルをくり返しながら合格力を徹底的に養成。定期的な生徒面談を通じて習熟度や勉強の方向性をチェックするため、生徒に任せっぱなしにすることはありません。

20年以上にもおよぶ難関私立大学に特化した受験指導の中から、早慶上智・GMARCH・関関同立の入試傾向を細かく分析。分析した結果を学部ごとにホームページへ掲載するなど、受験情報も豊富に有しています。

◆塾の料金

増田塾のホームページによると、高校3年生の年間授業料は825,000円となっています。個別入塾面談と体験授業を予約制でおこなっているので、気軽に利用してみてください。

-河合塾

大手予備校の一つとして有名なのが、河合塾です。

◆塾の特徴

河合塾では大学受験を目指す高校生向けに、さまざまな学習コースを設置しています。以下は2021年度大学入試における河合塾グループ関連法人全体の合格実績数ですが、多数の合格者を輩出していることがわかります。

  • 東京大学1,207名
  • 早稲田大学5,396名
  • 慶応義塾大学3,223名
  • 上智大学2,400名
  • 立教大学4,411名

 

現役の高校生を対象とする「高校グリーンコース」では、対面授業と映像授業の2種類を準備。どちらも河合塾の精鋭講師陣が担当し、対面授業では生徒一人ひとりの理解度を細かくチェックしながら授業が進みます。

開講されている講座はたくさんあり、学力や志望校に合わせた「レベル講座」と学習の目的に合わせた「セレクト講座」を組み合わせて、文系志望者のニーズにしっかり対応したカリキュラムが実現可能です。

また「早慶大英語」や「千葉大英語」などの大学別講座も用意されており、志望校の入試傾向に合った勉強もできるでしょう。

◆塾の料金

河合塾のホームページによると、高校3年生が受講する際の授業料は90分24講で年間121,200円となっています。無料体験授業や入塾説明会も随時おこなっています。

-東進衛星予備校

東進衛星予備校は難関国公立・私立大学への現役合格を目指す予備校です。

◆塾の特徴

指導スタイルは映像授業です。全国屈指の一流講師ばかりが授業を担当し、わかりやすく、生徒の興味・関心を一気に引き付ける学習指導が特徴です。2021年度の大学入試では、以下のような大学へ合格実績があります。

  • 東京大学816名
  • 京都大学461名
  • 早稲田大学3,201名
  • 慶応義塾大学1,992名
  • 同志社大学2,779名


授業の前後に予習・復習を各自でおこない、さらに授業後の確認テストと講座が一通り終わった後の修了テストをとおして成績アップを目指します。

「最難関国公立大(文系)コース」や「難関国公立大(文系)コース」「上位国公立大(文系)コース」といったように文系・理系別、志望大学レベル別にコース設定がされているため、文系志望の高校生もニーズにマッチした受験勉強を進めていけるはずです。

授業は子どもの学習ペースに合わせて受講できます。毎日受講すれば1年分の授業を1カ月ほどで終わらせることも可能なので、より早い理解と定着が期待できるでしょう。

◆塾の料金

東進衛星予備校のホームページによると、通期講座の受講料は1講座(90分×20回)あたり77,000円となっています。無料体験授業もおこなっています。

-駿台

おすすめ塾の4つ目は、駿台です。

◆塾の特徴

駿台は大学受験専門の予備校です。以下は2021年度の大学入試における、駿台グループ関連法人全体の合格者数となっています。

  • 東京大学1,414名
  • 京都大学1,432名
  • 早稲田大学3,738名
  • 慶応義塾大学2,887名
  • 上智大学1,362名


指導形態は集団指導で、実力派講師が本物の授業を実施。基礎学習を徹底させることで大学入試だけでなく、将来にもつながる本物の学力育成を図ります。

講座は「スーパーαレベル」と「スーパーレベル」「スタンダードレベル」「ベーシックレベル」の4段階に分かれており、子どもの学力や志望校のレベル別に勉強できるのが特徴です。

また東京大学や京都大学、一橋大学、北海道大学、東北大学といった特定の大学を対象とする「大学別実戦演習特別講座」を開催。各大学の二次試験を想定した内容で、テスト演習・解説授業・添削/採点がセットになっています。

◆塾の料金

駿台のホームページによると、スーパーレベルの「国語総合(現代文・古文)」を受講する場合の授業料は、年間182,000円です。

-四谷学院

最後のおすすめ塾は、大学受験予備校の四谷学院です。

◆塾の特徴

四谷学院は生徒満足度が92.2%と高く、講師陣の指導力の高さをウリにしています。合格実績は人数として公表しておらず、合格した本人の顔写真付きの合格体験記として公表されています。

授業は集団指導スタイル。「科目別能力別授業」を採用し、全部で54種類ものクラス編成がされています。科目ごとにレベルをチェックし、それぞれの難易度にピッタリ合ったクラスで授業を受けます。

たとえば同じ国語でも「得意な現代文は選抜クラスで」「苦手な古文は基礎クラスで」といったように、細かいニーズに合わせて勉強できるのが特徴です。「レベル診断テスト」は毎月おこなわれ、いつでも自分の学力に合った授業を受けられるようにも配慮されています。

「東大文系対策」や「早慶文系対策」「関関同立文系対策」など、大学別・文系理系別の対策システムも取り入れられているので、文系志望の高校生にとっても受験対策がしやすい塾といえるでしょう。

◆塾の料金

四谷学院のホームページによると、高校1年生・2年生が週1コマの講座を受ける際の授業料は、年間で23,100円となっています。個別相談会は随時開催されています。

まとめ

文系と一口にいっても、大学受験に必要となる科目は大学や学部・学科によって異なります。まだ志望大学が決まっていない場合は、国公立大学志望で5教科7科目、私立大学志望で3教科3科目を中心に勉強を進めておくとよいでしょう。

今回紹介した塾と予備校は文系入試に強いところばかりなので、学習塾を選ぶ際の判断材料となるはずです。

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塾選(ジュクセン)編集部

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塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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