神奈川県立大磯高等学校の進学実績は？校風、カリキュラム、部活動も紹介！

大磯高校は、神奈川県中郡大磯町にある公立高校で、2027年に創立100周年を迎える歴史ある学校です。 神奈川県の教育委員会が定める「グローバル教育研究推進校」に指定されており、国際化の進む現代で活躍できる生徒の育成を目指しています。 卒業後は多くの生徒が大学へ進学し、日東駒専への合格者が多いです。 今回は、塾選が大磯高校の進学実績や部活・カリキュラムについて、幅広く紹介していきます。

大磯高校の基本情報

大磯高校の教育理念

大磯高校は教育目標として以下の3つを掲げています。

• 知識を広め、個人の能力を伸ばして、人格の完成を目指す
• 社会の形成者として、平和を愛し、責任を重んじ、文化向上に貢献できる健全な国民を育成する
• 国際感覚を養い、広い視野と展望を有する人材を育成する

学力面・内面の両方を育みつつ、さらなるグローバル化が予測されるうえで重要になる国際感覚を養い、今後の社会で活躍できる生徒の育成を目指しています。

この教育理念が認められ、令和4年度からは神奈川県の教育委員会が定める「グローバル教育研究推進校」の一校となりました。

「グローバル教育研究推進校」とは、国際的に活躍できる生徒の育成を目指して、教育委員会からカリキュラムの助言や外部資格検定試験の受験の支援などを受けられる学校のことです。

大磯高校のカリキュラム・クラス編成

大磯高校のグローバル教育

先述の通り、大磯高校は神奈川県の教育委員会より「グローバル教育研究推進校」に指定されています。

ー豊かな人間性と社会性を身につけるとともに、グローバル社会に求められる課題の発見と解決ができる人材を育成するー

研究主題として上記を掲げており、国内外の伝統文化や持続可能な開発目標（SDGs）など主体的・多角的にものごとを捉えられる生徒像を目指しています。

具体的なプログラムとしては以下があげられます。

• 講演会・国際交流セミナーなどへの参加
• 「Global Test of English Communication（GTEC）」の受験
• 英語でのスピーチコンテストの実施

大磯高校のatama+模試

「atama+」とはAIを用いた学習システムです。

大磯高校では学習の定着度を測るために、タブレットを用いて「atama+模試」を年に6回実施しています。

ITを使用した最先端の教育を取り入れているのも大きな魅力です。

大磯高校の夏期講習

大磯高校では夏休み期間を利用して、夏期講習を実施しています。

夏期講習を受講することで、勉強が疎かになりがちな長期休みも勉強時間を確保できるでしょう。

また、2学期の開始時に課題テストを実施し、夏休みの学習状況の確認も行っています。

大磯高校の進路指導

進路指導としては、1年生の段階から進路説明会を開催し、卒業後の進路選択のサポートを行っています。

3年生になると志望大学別の説明会も実施し、オープンキャンパスやイベントの紹介、入試制度の説明なども行います。

その他、大学模擬講座や大学訪問、研究学術機関への訪問などプログラムは多彩です。

また、教員側も令和6年度からの新課程に対応するために、全職員を対象に駿台予備校の講師を招いて研修などを日々行っています。

大磯高校の部活動

大磯高校は部活動も盛んです。

運動部のほとんどは夏休みに合宿を行うなど力を入れています。

SF研究部など他の高校にはない珍しい部もあり、映画甲子園で最優秀脚本賞を受賞した実績があります。

大磯高校の学校行事

大磯高校は学校行事が豊富です。

中でも代表的なものを3つご紹介します。

大磯高校の体育祭

6月に行われる体育祭は大磯高校の伝統行事です。

毎年スローガンを決めて、実行委員を中心に生徒主体で運営します。

中でも1年生から参加できる男女のペアダンスが人気で、交流や出会いの場として例年多くの生徒が参加し盛り上がっています。

大磯高校の文化祭

9月には2日間かけて文化祭を開催します。

クラスごとに劇、ゲームコーナー等の展示部門、食販部門などさまざまな企画が展開されます。

中夜祭や後夜祭もあり、2023年は中夜祭ではお笑い芸人が登場したり、後夜祭では恒例の打ち上げ花火が上がったりと、イベントも豊富です。

大磯高校の球技会

夏と冬の2回、クラス対抗で球技会を行います。

バレーボールやバスケットボールでは優勝クラスと教員チームが対決し、盛り上がりを見せています。

大磯高校の進学実績

大磯高校では、多くの生徒が大学進学を目指します。

2023年の進学実績は以下の通りでした。

日東駒専への進学者が多く、近年はMARCHなど、より難易度の高い大学へを目指す生徒も増えています。

大磯高校を卒業した有名人は？

大磯高校の著名な卒業生は以下の通りです。

「個人の能力を伸ばす」という教育目標もあるように、俳優や作家、スポーツ選手など個性を最大限に活かせる分野で活躍しています。

• 清原翔（俳優、モデル）
• 高木敏子（作家）
• 森永奈緒美（女優）
• 馬屋原誠（ラグビー選手）

大磯高校の制服と校則

 

男子は黒の詰襟の学生服（学ラン）、女子はグレーのブレザーにリボンかネクタイ、スカートかスラックスを選択可能です。

登校時以外はカーディガンやスウェットを着用する生徒もおり、服装の自由度は比較的高いといえるでしょう。

なお2024年度より制服が変わります。

その他の校則としては、髪染めやパーマは禁止されていますが、厳しく注意されることは少ないです。

大磯高校の学費

初年度にかかる費用は約234,450円です。

内訳は以下の通りです。

大磯高校の学校情報まとめ

今回は、神奈川県立大磯高等学校の校風や進学実績について解説しました。

大磯高校は「グローバル教育研究推進校」に指定されており、今後の国際社会で活躍できる生徒を育むことを目標とした教育を展開しています。

卒業後は大学へ進学する生徒が多いです。

日東駒専への進学者が多く、青山学院大学や法政大学への合格者も年に数人ほど輩出しています。

校則は服装以外に関しては比較的自由度が高く、生徒一人一人の個性を重んじています。

大磯高校の受験体験記

大磯高校に合格した人はどんな塾に通い、どんな勉強をしたのかをレポート！

大磯高校を目指している人は参考にしてみてください。

【塾での取り組み】
５段階評価で、殆ど３か４の成績だったが、通塾で、数学と英語で５を取ることが できた。その他の教科も４となり、３の評価は全くなくなった。苦手科目も殆ど なく、平均的にまとまり、高成績となった。塾で習っていない科目の成績もアップした。
【家庭での取り組み】
個別指導の塾だったので、塾の無い日も同じように、勉強をする習慣ができ、毎日、何かしらの勉強をする習慣をとった。解らない問題を質問するのが、性格的に消極的なので、 個別指導の塾を選ぶことで、塾の科目以外の科目の質問もできるようになった。
【臨海セミナー　個別指導セレクト　出身】
（大磯高校合格・保護者）受験体験記をもっと読む

※一部編集を施しています。

大磯高校に合格した人の体験記をもっと読みたい人はこちら

【参照元】

1 神奈川県立大磯高等学校

2 神奈川県公式ウェブサイト