2024/07/04
公開

進研ゼミと塾どっちがいい?各メリット&デメリットや料金など解説

本記事では進研ゼミと塾どっちがいいのか徹底比較しています。それぞれのメリット・デメリットや向いている子どもの特徴を紹介。また各料金目安や進研ゼミ受講生の口コミ、どちらにすべきか迷っている方のよくある質問もまとめています。

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学力アップや定期テスト・受験対策のために勉強する方法はいくつもあります。

独学や進研ゼミなどの通信教材を使って自宅で学習する、塾や予備校に通って授業を受けるなど、人によって選択している学習方法は様々です。

本記事では、子どもに合っているのは進研ゼミと塾のどちらなのか、選ぶ上でのポイントを解説しています。

進研ゼミと塾どっちがおすすめ?

まずは進研ゼミと塾の特徴について解説します。どちらがおすすめかは人によって異なるため、ぜひ参考にしてください。

進研ゼミの特徴 

進研ゼミは、教育業界の大手企業であるベネッセが提供している通信教育サービスです。

自分のペース学習できるので、部活動などで忙しくて勉強時間が取れない方におすすめ。また、勉強しようにも何をしたらいいかわからない子どもでも、取り組むべき課題が送られてくるので悩むことなく机に向かうことができます。

対象学年は幼児から高校生までと幅広く、学校授業の補習内容から受験対策まで対応しています。中学生の定期試験対策には主要5科目に加えて、なかなか対策がしづらい美術・技術家庭科・保健体育・音楽の内容が含まれているのも特徴です。

また、しっかり指導も受けたいという方のために、進研ゼミ個別指導教室も用意されています。埼玉・千葉・東京・神奈川・石川・愛知・兵庫・大阪・徳島・香川・福岡・熊本・沖縄に教室を構えています。進研ゼミをベースにした指導が受けられるので、より効率的に家庭学習の質を高めることが可能です。

塾の特徴 

学習塾には大きく分けて「個別指導塾」「集団指導塾」「映像授業」の3つのタイプがあります。ここでは、それぞれの特徴について解説していきます。

個別指導塾

個別指導塾は、講師1名が生徒1名から6名程度の人数を個別に指導するという指導形式の学習塾です。

授業の内容は、生徒の学力や目的に合わせて一人ひとり異なります。授業はもちろん進路指導や学習相談についても、塾長やスタッフが丁寧に対応してくれるところが多く、手厚いサポートが受けられるのが特徴です。

他の指導形式よりも人件費がかかるため、授業料が高額になる傾向にあります。

集団指導塾

集団指導塾は、同じ学年・学力レベルの生徒複数名を一つのクラスとして編成し、生徒全員に向けて一斉に授業を行います

カリキュラムがクラス単位で用意されており、授業の時間や曜日は固定されているのが一般的。クラスの仲間と切磋琢磨し、お互いを高め合いながら勉強できる環境が整っているのが特徴です。

映像授業

映像授業は各教科・各単元の授業が映像になっており、その映像を見ながら勉強を進めていく学習塾です。

講義ごとに受講する権利を購入する仕組みとなっているので、同じ講義を好きなタイミングで何度でも見返すことができます。また学習の進め方や進捗管理についてアドバイスをするサポーターがいるところが多く、自分のペースを大切にしながら勉強できるのが特徴です。

進研ゼミと塾のメリットを比較

進研ゼミと塾では特徴が異なることを解説してきました。続いて各メリットについて紹介します。比較しながら確認してみてください。

進研ゼミのメリット

進研ゼミを利用することで得られるメリットには、主に以下の3つがあります。

・隙間時間で勉強することができる

・自宅で効率的に勉強できる教材が手に入る

・定期試験全教科の対策ができる

進研ゼミは自宅に教材が定期的に届き、自分で計画的に取り組むというものです。必ず取り組まなければいけない曜日や時間が決められているわけではないので、自由に進めることが可能。隙間時間で勉強することもできます

例えば、部活が遅くまである日は20分だけ取り組み、その分余裕のある曜日で1時間勉強するといった調整も可能です。無理なスケジュール調整が不要なので、自分のペースで取り組むことができます。

また学校の授業内容に合わせた教材が届くので、授業の予習復習にも取り組みやすいです。いざ取り組もうと思っても何から始めたらいいかわからなかったり、片っ端から取り組んで効率の悪い進め方になってしまったりというケースはよくあります。

進研ゼミであれば各単元や項目ごとにポイントが絞られており、演習問題も厳選されたものが用意されています。効率的に勉強するのに適しているといえるでしょう。

さらに主要科目以外の対策もできるのは、進研ゼミならではのメリットです。塾で勉強する場合には主要5科目が基本となりますが、定期テストではその他の科目についても試験があります。

受験に必要な成績は全科目の内申点の合計になるので、主要5科目以外も対策ができるのは嬉しいポイントです。

塾のメリット

塾に通うことで得られるメリットは主に3つあります。それぞれのメリットについて解説していきます。

・モチベーションを維持しやすい

・わからないところを質問して解消できる

・ポイントに絞ってわかりやすく指導してもらえる

塾に通うことで、授業を担当している講師や塾長、一緒に通塾している仲間から刺激を受ける機会が多くなります。周囲の応援や刺激は勉強意欲に繋がりやすいので、学習に対するモチベーション維持に効果的です。

また学校の授業でわからないところや、塾の授業で理解しきれなかった箇所を、その都度質問して解消することができます。塾のサービスによっても異なりますが、授業時間以外でも自習室などで質問することができるところもあります。わからないところをそのままにせずに済むので、学力アップに期待できるでしょう。

さらに定期試験前の対策授業や受験対策など、目的に合わせてポイントに絞った授業を展開しています。

理解や定着がしやすいように工夫された授業を受けることができるので、知識のインプットもスムーズに進めることが可能です。

進研ゼミと塾のデメリットを比較

進研ゼミと塾では特性が異なるので、それぞれのデメリットも違います。ここからはデメリットについて解説していきます。

進研ゼミのデメリット

・モチベーション維持が難しい

・学習計画を立てるのが難しい

・わからないところの質問ができない

進研ゼミは一人で取り組むことになるので、モチベーション管理が難しいというデメリットがあります。部活動が忙しかったり、うまく勉強が進まなくて前向きになれなかったりした時には後回しにしてしまいがちです。自由度が高い分、自律して進めていくことが求められるという特徴があります。

また学習計画を自分で作って進めていく必要がありますが、スケジュールを立てて取り組むことを難しく感じる子どもは多いです。急な予定が入ったり、体調を崩してしまったりと、想定外のことが起きてスケジュールがずれてしまうということはよくあります。

そんな時にも自分で学習計画に修正を加えながら進めていくことが求められるため、計画を作るのに時間がかかってしまい手間や負担も大きくなります

さらに疑問点を都度質問できないのは、進研ゼミのデメリットの一つです。進研ゼミに取り組んでいく中で、疑問に思うことや理解が難しいと感じることも出てくるでしょう。そういった場合には、学校の先生に質問するか、自分で理解できるまで丁寧に教材や参考書を読み解かなければなりません。

タイムリーに質問できないことで勉強の進捗が悪くなる可能性があるため、デメリットであるといえます。

塾のデメリット

・授業を受けるための時間調整が必要

・進研ゼミと比べて費用が高い

・自分で学習するという習慣は身につきづらい

塾は、通塾にかかる時間・授業を受ける時間を捻出する必要があります。特に集団塾であれば曜日や時間帯が決められているので、予定を調整して出席しなければなりません。個別指導や映像授業は調整しやすいですが、同じように授業時間と移動時間の確保は必要です。

特に教室が自宅から遠いところにある場合には、スケジュール調整が難しくなることがあるでしょう。

また塾によって費用は異なりますが、いずれにしても、進研ゼミと比較すると費用は高くなりがちです。しかし高額になる分、進路指導や学習相談などの面でサポートを手厚く受けることができます。そのため、安易に料金だけで決めることはおすすめできませんが、料金面だけで比較すると高額になるのでデメリットといえるでしょう。

さらに、良くも悪くも丁寧なサポートがついてくるのが塾の特徴です。学習に関することを管理されるため、気分のムラに関係なく勉強を進めることができますが、自発的に勉強する習慣はつきづらくなる可能性もあるでしょう

進研ゼミと塾の料金を比較

進研ゼミと個別指導塾・集団指導塾・映像授業のそれぞれの料金をまとめました。塾の費用は通塾する教室によって大きく差があります。あくまで目安の金額として参考にしてみてください。

学年 進研ゼミ 個別指導塾
※週1回
集団指導塾
※週2回
映像授業
小学生 4,020円~ 約12,000円 約10,000円~15,000円 約4,000円~8,000円
中学生 6,400円~ 約20,000円 約15,000円~20,000円 約6,000円~10,000円
高校生 6,480円~ 約30,000円 約20,000円~30,000円 約10,000円~15,000円

進研ゼミが向いている・向いていない子どもの特徴

進研ゼミが向いている・向いていない子どもの特徴について紹介。向き不向きをそれぞれまとめて解説していきます。

進研ゼミが向いている子どもの特徴 

・自分で勉強する習慣が身についている子ども

・コツコツ取り組むのが得意な子ども

・各教科の基礎内容を理解できている子ども

元々自宅で学習する習慣が身についている子どもにとっては、進研ゼミは適しているといえるでしょう。進研ゼミには勉強の効率が上がり、かつ楽しめる工夫がふんだんに取り入れられているので、自力で取り組むよりも格段に学習がしやすくなります。

また、日常的にコツコツ物事に取り組むのが得意な子どもは向いているといえます。進研ゼミを継続するために最も大切なのが、自主的に日々取り組み続けるということです。教材が届いたら、自分でペース配分を調整しながら取り組むことになります。元々苦手意識がないのであれば、スムーズかつ効果的に取り組むことができるでしょう。

さらに、学校授業の予習・復習であれば滞りなく取り組める程度の基礎学力が身についている子どもも、進研ゼミを上手に活用することができるでしょう。

進研ゼミが向いていない子どもの特徴 

・学校の授業内容でわからないところが多い子ども

・コツコツ取り組むのが苦手な子ども

・勉強に対するモチベーションが低い子ども

学校の授業内容でわからないことが多いと感じたり、学校の宿題を取り組もうとしても難しくて進まなかったりする子どもは、進研ゼミのみで学習するのは難しい可能性が高いです。

進研ゼミを活用するには、教材に書いてある解説を自力で読み解きながら理解することが求められます。そもそも教材に書いてある内容が難しいと感じてしまうのであれば、自力で進めていくのはハードルが高いといえるでしょう。

また、コツコツ取り組むのが苦手という子どもには向いていないです。月ごとに教材が届きますが、取り組み切れずに教材ばかりが溜まってしまうということになりかねません。周りのサポートを得ながら学習する方が効果的です。

さらに進研ゼミを効果的に活用するためには、自ら取り組む姿勢を維持することが必要です。勉強に対する意識が低かったり、モチベーションを高く保てなかったりする子どもには不向きといえるでしょう。モチベーションが上がりやすい定期試験直前だけ活用するなど、部分的に利用するだけになってしまう可能性があります。

進研ゼミと塾を併用するのはあり?

併用することは可能で、例えば塾で受講していない科目を進研ゼミでカバーするなどはおすすめです。

また個別指導塾であれば、進研ゼミと併用したい旨を伝えることで授業の中に取り入れたり、副教材として活用することを提案しているところもあります。進研ゼミに取り組む中でつまづいたり、読んでもわからないところの質問対応もしてもらえるので、併用することで更に効果を高めることにも期待できるでしょう。

進研ゼミはわかりやすくポイントがまとめられており、定期試験対策などにも効果的な教材になります。学校で使用している教材に準拠しているので、塾と併用していたとしても勉強の妨げになることはありません

目的に合わせて、併用するか否かを選択するといいでしょう。

受講生に聞いてみた!進研ゼミの口コミ

ここでは、進研ゼミの受講生の口コミをいくつか紹介します。検討する上でぜひ参考にしてください。

偏差値がものすごく上がったので大満足している。偏差値を定期的に測れる仕組みもよかったと思う。志望校にも合格できて感謝している。大学受験の時も利用する予定。お値段も塾よりお手頃なので、絶対的にお勧めである。点数でいうと100点です。(中学生・保護者)【口コミをみる

子供の意欲があったので、合っていたと思う。意欲がない場合は、塾か家庭教師で意欲から上げてもらわないといけないと思う。今の時代、対面の塾よりオンライン学習だと思う。合っていない点は特になかった。最初はタブレット自体をさわったことがないので操作に慣れていなかったが、それは時期に解消する。(中学生・保護者)【口コミをみる

単元に合わせて受講していくタイプ。中学3年の時に受講したが、1,2年の復習もできる。タブレットで受講だが、UIのデザインも良い。数学など、イメージ図などはテキストでの説明は難しいが、タブレットならではのわかりやすいイメージ図で子供の理解もしやすいようになっていた。(中学生・保護者)【口コミをみる

自分のペースで取り組めるところがいい。ほかには部活で忙しい時には、朝に取り組めるのがメリット。通塾だと好きな時間には取り組めなく、大抵は夕方になってしまうので、保護者も送迎をできない時もあると思う。(中学生・保護者)【口コミをみる

自主性を尊重し、自由に休みをとれるが、自己管理によるので本人には合っていたようだが、合わない人には合わないのではないかと思われる。教材が豊富で細やかだった為、反復学習にむいていたようで自宅で自主的に勉強していた。休みの日は休んでいることに徹していた為不安に思う日もあったが、やる気を引き出してくれた為本人にとっては良い学習ができたのだろうかと思う。(中学生・保護者)【口コミをみる

自由でマイペースを尊重する雰囲気だった為、本人も気楽な日が多かったように思う。苦手対策も自習学習により進んでこなしていたため問題がなかった。部活が中心な日々の為心配していたが、高校受験が上手くいき良かったと思う。(中学生・保護者)【口コミをみる

【進研ゼミ 個別指導教室】

塾長の方をはじめ、スタッフ・コーチ(先生)の方もとても親切で対応も丁寧です。(中学生・保護者)

クラスベネッセは進研ゼミに入会し、その教材を使用して指導するスタイルなので塾と進研ゼミの両方の支払いが必要です。教科を増やしたり講習の際には事前にしっかり説明してくださるので満足しています。(中学生・保護者)

進研ゼミの系列の塾のため、テキスト代金がかかりません。また、自習室の利用料は、授業をとっていない日も制限なく無料です。(高校生・保護者)

通塾以前に進研ゼミをやっていたのですが、もともとの成績はあまりよくありませんでした。中学2年になって受験が視野に入ってあせり始めたようで、本人から通いたいと申し出てきました。(中学生・保護者)

先生一人に生徒は二から三名で、個別指導型の授業です。ひとりで問題を解いて、答え合わせをしながらわからないところを聞く形だったそうです。他にわからないところが出てきた場合は、いつでも質問に答えてもらえます。(高校生・保護者)

学習計画を立て、それに沿って教材のパッドを使用しての講義や反復演習をしているようです。計画を立てるための手帳のようなノートがあるのですが、コーチと一緒に進捗具合を確認しながら取り組んでいるのでとてもよい習慣づけになるなと感じています。(中学生・保護者)

静かできれいな自習室を何時間でも自由に使えます。家より何倍も勉強がしやすかったようです。

面接や電話でも、子どものがんばりをかなり褒めてくれます。面接では子どもの前で褒めるので、やる気が出たと思います。(高校生・保護者)

その他、口コミはこちら

進研ゼミと塾で迷っている方のFAQ

進研ゼミと塾では特徴がそれぞれ異なります。そのため、どちらが子どもに合っているのか悩む方も多くいらっしゃいます。

ここでは、進研ゼミと塾で迷っている方が疑問に感じやすい項目についてまとめています。各項目に回答しているので、検討を進めるうえでの参考にしてみてください。

進研ゼミを効果的に活用する方法は? 

小中高別にまとめています。

小学生

進研ゼミに取り組む時間を、日常のルーティンに組み込むことが効果的です。保護者が自宅にいる場合は、リビングなどの目の届く範囲で取り組むのがおすすめ。ただし、保護者が勉強をつきっきりで教える必要はありません。

楽しく取り組みやすいような工夫がふんだんに取り入れられているので、自力で取り組む習慣をつけるためにも干渉しすぎない方がいいでしょう。保護者は子どもが進研ゼミに取り組んだことの承認をしっかりすることで、モチベーションを保つサポートをすることが大切です。

中学生

進研ゼミでは、学校で学習する内容に合わせた単元の教材が毎月届きます。そのため、学校の授業内容の予習・復習に効果的です。

また定期試験前には、定期試験対策用の教材が届けられます。中学生になると定期試験範囲が広く、計画的に進めるのが難しくなりますが、進研ゼミを活用することでポイントを押さえながら効率的に進めることができます。

高校生

高校生対象の進研ゼミも学校の授業の進度に対応しているので、効率的な定期試験対策として活用することができます。

また志望大学のレベル別に教材を進めることができるので、大学受験対策にも対応。進研ゼミのみで進めることはもちろん可能ですが、塾や予備校と併用しながら活用しても効果的です。

進研ゼミの合格実績は? 

進研ゼミの受講生の合格実績についてまとめました。進研ゼミでは中学受験から大学受験まで対応しているので、受験別に紹介していきます。

※2024年時点

中学受験

進研ゼミの小学生講座を利用して、私立・国立の中学校に合格した人数は4,136名です。例えば首都圏であれば、逗子開成中学校や慶應義塾普通部、渋谷教育学園幕張中学校など難関中学校への合格実績が豊富にあります。

高校受験

塾に通わずに、進研ゼミだけで第一志望校に合格した受験生は90.8%です。各都道府県の難関校にも数多く合格者を出しています。例えば、東京都の日比谷高校や神奈川県の湘南高校、愛知県の刈谷高校などへの合格実績があります。

大学受験

進研ゼミを利用している受験生のうち、1.3人に1人が塾や予備校に通わずに、進研ゼミのみで第一志望校に合格しています。現役生が合格している大学は、国公立大学から私立大学まで偏差値帯も様々です。

具体的には、東京大学・京都大学・早稲田大学・上智大学・慶應義塾大学・GMARCH・関関同立などがあります。

Z会とどっちがおすすめ? 

Z会とは、進研ゼミと同様の通信教育のサービスです。対象となる学年が幼児~高校生までと同じであり、運営元が株式会社増進会ホールディングスという教育業界の大手であることから、進研ゼミを申し込む際の比較対象となることが多くあります。

料金面は、進研ゼミと比較するとやや高額に設定されています。また内容としては、進研ゼミが楽しく勉強に取り組める工夫が多いのに対し、情報量が多く難易度も高いものまで含まれており、学力アップを重視した教材になっていることが特徴です。

ワンランク上の学力をつけたいという方にはZ会、基礎学力を楽しみながら身につけたいという方には進研ゼミがおすすめといえるでしょう。

スタディサプリと比較してどう? 

スタディサプリは、学年や科目ごとの映像授業を提供している通信教育サービス。紙媒体の教材としての用意がなく、全てPCやタブレットでの学習となるのが進研ゼミとの大きな違いです。

また学習する内容を自分で選択することが必要なので、上手に活用するためには進研ゼミなどの通信教材よりも、計画性や自主性が求められます

料金はどの学年も月額2,178円の定額制となっており、圧倒的に金額が安いのが特徴です。

塾に通う場合おすすめはどこ?  

塾に通う場合のおすすめの教室をご紹介します。学年ごとに特徴も含めて紹介しているので、検討する際の参考にしてみてください。

小学生のおすすめ:明光義塾

明光義塾は、全国に2,000以上の教室を構える個別指導塾です。一人ひとりが「考える力」を身につけることができるよう、対話を中心にして授業が展開されています。

講師とのコミュニケーションをしっかり取れるので、質問が苦手という生徒でも気軽に相談しながら疑問点を解消することができるのが特徴です。また丁寧なカウンセリングを通して、一人ひとりの学力や目的に合わせたオーダーメイドの学習プランを提案しています。

周りに影響されずに自分のペースで学習を進められるので、先取り学習や戻り学習も可能。基礎学力をしっかり身につけておきたい小学生に適している学習塾です。

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中学生のおすすめ:東京個別指導学院

東京個別指導学院は、ベネッセグループに所属している大手の個別指導塾です。地域の学校情報はもちろん、様々な高校や大学の受験情報をもとにした学習相談や進路相談を行っています。

一人ひとり個別に進路指導のプロが担当してくれるので、学習面で相談したいことがあるときにも安心です。また授業は、生徒の性格や学力、通塾目的に合った講師が担当します。相性の良い講師から指導を受けることができるので、学力アップはもちろんモチベーションアップにも期待できます。

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高校生のおすすめ:東進ハイスクール/東進衛星予備校

東進ハイスクール/東進衛星予備校は、映像授業を実施しています。何万人もの受験生を志望校合格に導いてきた、各教科のプロフェッショナルが講師となり授業を行っています。

授業内容は高品質でありながらも面白い話を多く含んでいるので、飽きることなく楽しみながら授業を受けられるのが特徴です。自分のペースで受講できるので、部活動や習い事などで忙しい高校生でも効率的に勉強することができます。

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中学生におすすめの学習塾22選!塾選びの方法や特徴を徹底解説

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まとめ

進研ゼミなどの通信教材も、塾で授業を受けるのも、どちらも学力アップには効果的です。

どちらの方が上手に活用できるのかは子どもの性格や特徴、生活によって異なるので、本記事を参考に相性の良い方を選ぶようにしましょう

進研ゼミが向いている・向いていない子どもの特徴なども参考にしながら、子どもにとって有効な学習手段を選択してください。

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塾選(ジュクセン)編集部

この記事を執筆した執筆者

塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。

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