公立中高一貫校に強い塾の選び方|合格のためのおすすめ塾や経験者のリアルな声も紹介
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
小学生の子どもを持つ保護者の中には「公立中高一貫校に強い塾を知りたい」と思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。公立中高一貫校受検で課される適性検査は、私立中学校の受験内容と異なるため、専門的な対策が欠かせません。 本記事では、公立中高一貫校に強い塾の選び方や、合格のためにおすすめの塾を厳選して紹介します。公立中高一貫校を受検した経験者のリアルな声も網羅していますので、ぜひ、塾選びの参考としてください。
公立中高一貫校の特徴は?受験対策は必要なの?
公立中高一貫校受検の内容は、私立中学校の受験内容とは大きく異なります。以下で、公立中高一貫校の特徴や対策が必要な理由、合格に求められる3つの力をチェックしましょう。
公立中高一貫校の受験に対策が必要な理由
公立中高一貫校は「私立中学校よりも学費が安い」「高校受験をする必要がない」「早い段階から大学受験対策ができる」などの理由で、多くの小学生に人気があります。学力の高い生徒が集まり、必然的に競争率が高くなります。さらに適性検査では、国語・算数・理科・社会の4教科をミックスした問題が出題されるため、内容は私立中学校の問題とはまったくの別物です。
また適性検査だけでなく、面接や作文も合否に大きく影響するため、専門的な対策が欠かせません。
公立中高一貫校の特徴やメリット・デメリットなどは、以下の記事にもまとめています。ぜひ参考にしてください。
公立中高一貫校の合格に求められる力は?
公立中高一貫校の合格に求められる力は、どのようなものなのでしょうか。次で紹介する4つの内容を知ることで、効果的な受検対策を講じられます。
公立中高一貫校の合格に求められる4つの力
能力 | 説明 |
---|---|
① 文章理解力 | 文章理解力とは、試験問題を正確に読み取り、 内容を深く理解する能力のことです。 文章の中からポイントとなる点を抽出し、 設問の意図を正確に理解する力のほか、 文脈を読み取って作者の意図を 理解する力も含まれます。 |
② 文章作成力 | 与えられた情報を論理的に整理し、 複雑な内容を適切な文体や表現を使って 明確に伝える力が、文章作成力です。 読み手がスムーズに理解できるよう、 文章の構成や段落のつながりを考えて、 内容を工夫できる力も含まれます。 |
③ 数的処理能力 | 数的処理能力とは、数学的な問題や情報を 正確に理解し、論理的に処理する力を指します。 数学的な問題解決能力やデータの整理、 分析能力などが含まれるでしょうます。 論理力や推論能力を駆使して、 問題に対する効果的なアプローチ法を 考えることも大切です。 |
④ 論理力と実行力 | 論理力は複雑な問題を分析し、 作業を通じて論理的に解決策を 導き出す能力のことです。 文章理解や数学的な問題解決において 欠かせません。 実行力とは計画を具体的な行動へ移し、 学習計画の遂行や効率的な学習を 実現するための力です。 |
公立中高一貫校に強い塾を選ぶための3つのチェックポイント
公立中高一貫校に強い塾を選ぶときは、どのようなポイントを見ればよいのでしょうか。以下で、塾選びで知っておきたいチェックポイントを3つ紹介します。
ポイント①:公立中高一貫校 適性検査 専門の対策を設けているか
まずは、適性検査に関する専門的な対策を設けているかをチェックしましょう。専用のコースが設置されている塾もあります。
適性検査では「文章理解力」「文章作成力」「数的処理能力」「論理力と実行力」が求められるため、専門的な知識と経験が対策には必須です。出題内容や傾向を深く理解したうえで、適したカリキュラムや教材を提供できる塾であることが欠かせません。
また、一人ひとりの生徒に合わせて効果的に指導されているか、学習スタイルやニーズに柔軟に対応できるかなども重要です。
ポイント②:公立中高一貫校への合格実績
具体的な合格者数を公開しているかどうかも重要なポイントです。あわせて、学校ごとの合格者数まで記載されていると、自身の志望校における対策状況が判断しやすくなります。
また、合格者数が少なく見える場合でも、塾の規模による差異も含まれます。「合格率」を公開している塾もあるため、合格率も参考にしながら選びましょう。
ポイント③:公立中高一貫校合格者の「口コミ」や「体験談」がある
実際に塾・予備校に通った子どもや通塾させた保護者からの口コミ・評判・体験談をチェックしましょう。講師陣、授業の形式、流れ、雰囲気など、通っていたからこそ分かる塾・予備校の“リアルな声”を参考にしてください。
公立中高一貫校に強い塾
次に紹介する塾は、塾選が厳選した公立中高一貫校に強い学習塾です。それぞれの特徴や公立中高一貫校への合格実績、口コミなどを紹介します。
特におすすめなのは臨海セミナー、湘南ゼミナール、スクール21
それぞれの塾について、公立中高一貫校に強い塾である理由や合格実績などを見ていきましょう。
-臨海セミナー 都立・公立中高一貫プロジェクト
臨海セミナー都立・公立中高一貫プロジェクトは、中学受験専門の塾講師による少人数徹底指導が特徴です。
①臨海セミナーが公立中高一貫校に強い塾である理由
対象は小学4年生~6年生までで、志望校別の選抜クラス制を導入。東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県にある公立中高一貫校を受検する生徒が集まり、志望校ごとの適性検査に沿った対策を進めていきます。通常授業だけでなく、模擬試験も志望校別に対応しているため、合格率がグンと高まります。
また志望校別説明会の開催や、模擬試験の結果に基づいた個別の学習方針アドバイスなど、サポート体制が充実しているのも強みです。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
臨海セミナーの公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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小石川中等教育学校 | 2名 |
両国高等学校附属中学校 | 5名 |
桜修館中等教育学校 | 17名 |
武蔵高等学校附属中学校 | 3名 |
横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 | 19名 |
南高等学校附属中学校 | 70名 |
千葉中学校 | 3名 |
川口市立高等学校附属中学校 | 5名 |
・上記は塾の合格実績カウントルールに基づいた、対象となる生徒のみの人数です。
・臨海セミナー公式ホームページ上の合格実績
③授業の形式や特徴
授業は少人数の集団指導スタイルです。適性検査に向けた基礎学力を身につける「単元学習」、資料を読み取る力や試行錯誤力をバランスよく学ぶ「適性検査対策」、テーマ別の作文を多く書いて添削する「作文添削指導」を3つの柱とし、志望校合格に必要な力を育成します。
入塾後は講師が学習状況をしっかりサポートするため、初めての子どもも安心です。わからない箇所は授業前後や土曜日などに補習時間を設けて、わかるまで丁寧に指導してもらえます。
④料金
臨海セミナー都立・公立中高一貫プロジェクトの料金は、以下のとおりです。
学年 | 料金 |
---|---|
小学4年生 | 算国:9,900円 |
小学5年生 | 算国理社: 15,400円(神奈川・埼玉) 19,800円(東京・千葉) 算国: 12,100円(神奈川・埼玉) 14,300円(東京・千葉) 算数単科/国語単科: 7,700円(神奈川・埼玉) 8,800円(東京・千葉) |
小学6年生 | 算国理社: 16,500円(神奈川・埼玉) 24,200円(東京・千葉) 算国: 13,200円(神奈川・埼玉) 16,500円(東京・千葉) 算数単科/国語単科: 8,800円(神奈川・埼玉) 9,900円(東京・千葉) |
※上記のほか、登録手数料・維持費・模擬試験代・講座費用・教材費などがかかります。※臨海セミナー公式ホームページを参照(2024年7月時点)
⑤臨海セミナーの口コミもチェック
実際に通った経験のある、子どもと通塾させた保護者の口コミを紹介します。
どの教科の先生も丁寧に教えてくれて、分からない問題があると、「塾で聞いてみる」と普段より早めに塾へ行くので、学校より聞きやすい様子。授業中にお話しされる雑談時間も楽しいようで、こんな話を聞いたと、家族に雑学を得意気に話してくれ、毎週楽しみに通っています。(小学生・回答者:保護者)
苦手分野を集中的に教えてくれるなど、苦手分野克服方法を教えてくれることは、非常にありがたく、助かっている。また、土日祝祭日に空き教室を開放してくれ、通塾してきた生徒の質疑応答に対応しているなど、授業以外でも手厚いサポートを行なってくれる。(小学生・回答者:保護者)
-湘南ゼミナール
湘南ゼミナールでは、神奈川県の公立中高一貫校対策に特化した「公立中高一貫受検対策コース」を設置しています。
①湘南ゼミナールが公立中高一貫校に強い塾である理由
「公立中高一貫受検対策コース」では小学3年生~6年生を対象に、専門的な対策授業を実施しています。全国でも最難関レベルといわれている南高等学校附属中学校をはじめ、横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校や川崎高校附属中学校などの合格を目指します。
小学5年生からはクラスを習熟度別に分け、一人ひとりの学力や理解度に合わせた授業を展開。最上位の選抜クラスも設置し、より高度な学力も身につけられる学習環境です。
②公立中高一貫校への合格実績
湘南ゼミナールでは、次のような合格実績があります。
湘南ゼミナールの公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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南高等学校附属中学校 | 31名 |
横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校 | 35名 |
相模原中等教育学校 | 4名 |
川崎高校附属中学校 | 8名 |
平塚中等教育学校 | 1名 |
上記は、湘南ゼミナール小中部・公立中高一貫コース・個別指導コースの集計結果です。
湘南ゼミナール公式ホームページを参照(2024年7月時点)
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで行われ、自宅で宿題が解けるように指導する「授業」、知識の定着を図る「宿題」、理解度を確認する「小テスト」がひとつのサイクルです。知識を得るだけでなく、しっかりと定着するまで、徹底的にフォローしてもらえます。作文や面接対策も充実しており、安心して入試本番に臨めます。
授業を担当するのは、入試対策テストを受け、基準をクリアした講師のみです。生徒が質問しやすい環境づくりを心がけており、わからない箇所は気軽に聞けます。
④料金
「公立中高一貫受検対策コース」の料金は、公式ホームページで公表されていません。参考までに、他コースの料金を紹介します。
学年 | 料金 |
---|---|
小学3年生 | 月6,200円 |
小学4年生 | 月4,200円~ |
小学5年生 | 月9,000円~ |
小学6年生 | 月9,900円~ |
※湘南ゼミナール公式ホームページを参照。(2024年7月時点)
上記のほか、入会金として16,500円が必要です。
⑤湘南ゼミナールの口コミもチェック
実際に通った経験のある、子どもと通塾させた保護者の口コミを紹介します。
授業が丁寧で、わかりやすい。 少人数で、質問しやすい。 先生は接しやすく、話しやすい。 面白くて、授業が楽しく、役に立ちます。 少人数なため、頻繁に当てられ、発表の機会が多く、プレゼンテーション能力が身につく。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
集団授業でやっていました。先生が話す時間が長いようでしたが、分からないことがえれば、こどもたちが、積極的に聞くこともできました。そういう意味では、緊張することなく授業に参加できていたのではないかと思われます。また、自習の時間も分からないことがあれば、対応してもらえるときもあったので、助かっていました。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
-スクール21
スクール21は、埼玉県で45年以上の指導実績を持つ塾です。
①スクール21が公立中高一貫校に強い塾である理由
公立中高一貫校を受検する小学4年生~6年生を対象に「公立中高一貫校受験コース」を設置。埼玉県内で高い人気を集めている川口市立高等学校附属中学校や浦和中学校、大宮国際中等教育学校などの合格を目指します。
さらに「川口市立高附属中合格コース」「浦和中・大宮国際中・伊奈学園中合格コース」に分かれており、より志望校にターゲットを絞った対策ができるのも特徴です。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年度の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
スクール21の公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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川口市立高等学校附属中学校 | 51名 |
浦和中学校 | 12名 |
大宮国際中等教育学校 | 20名 |
※スクール21公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記以外の合格実績については、各自でお問い合わせください。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで行われ、子どもたちが自ら問題に向き合い、共に競い合いながら勉強するためのノウハウとメソッドを活用しています。適性検査に対応できる深い考察力と思考力、情報処理力などを養えるよう、入試問題を徹底的に分析。定期的にカリキュラムとテキストを改良しながら、常に最適な学習指導を提供しています。
「川口市立高附属中合格コース」「浦和中・大宮国際中・伊奈学園中合格コース」では、それぞれの入試問題に特化した専用プログラムを導入。6種類のオリジナルテキストを用い、Pisa型学力を育成します。
④料金
以下は「公立中高一貫校受験コース」の授業料です。
学年 | 料金 |
---|---|
小学4年生 | 月12,100円 |
小学5年生 | 月21,780円 |
小学6年生 | 月32,780円 |
上記のほか、入学金・テキスト代・テスト代・諸経費がかかります。
⑤スクール21の口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
ベテランの講師が付いてくれて安心できる。面談などもかなりしっかりしているし、親の話も否定することなくきちんと聞いて返答してくれる。授業で困ったことや気になることがあれば、すぐに相談にのってくれて問題を解決してくれる(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
レベルは高すぎず、特に公立に強いイメージがある。実績に基づいた授業をしてくれるので、しっかり授業を受けていけば、確実に成績はあがると思う。レベルがあがってくると、すぐに塾の方からクラスのレベルアップを提案してくれるので、安心して塾にお任せできる。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
-開倫塾
開倫塾では、全校舎で「中高一貫校受検コース」を設置しています。
①開倫塾が公立中高一貫校に強い塾である理由
「中高一貫校受検コース」は小学5年生・6年生を対象とし、適性検査・作文・面接の対策に取り組みます。長年にわたって公立中高一貫校指導に携わってきた講師たちが、全力で子どもの受検対策をサポートします。
また小学6年生を対象に全6回行われる模擬選考検査ゼミでは、入試当日と同じ流れで適性検査・作文・面接を実施。入試本番と同じ時間の流れで授業を進めていくことで、受検に対する意識を高め、さらに緊張感を持った予行練習ができます。
②公立中高一貫校への合格実績
2021年度の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
開倫塾の公立中高一貫校への合格実績(2021年度) | |
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古河中等教育学校 | 62名 |
※開倫塾 公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記のほか、公立中高一貫校入試で合計90名の合格者を輩出しています。2024年の合格実績は現在調査中です。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで、週2回行われます。適性検査・作文・面接対策を基本とし、それぞれの傾向に沿った学習指導が特徴です。
適性検査対策では、全国から集めたテキストや実際の入試問題を扱い、問題文の読み方や出題頻度の高い問題のパターン練習などを指導。読み方・考え方・解き方・書き方の指導を通じて、合格点を高めていきます。
また作文対策では作文の型とネタ発想のコツを、面接対策では入退室から受け答えの中身までをサポートします。
④料金
授業料は月16,940円、模擬選考検査ゼミの料金は1回12,100円です。他に年間教材費や年間諸費用がかかります。
⑤開倫塾の口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
アルバイト講師はいないです。全てプロのベテラン講師陣で安心、信頼できます。子供からは授業での説明とうは分かりやすいと聞いています。受験だけでなく子供の将来を考えて指導していただいている感があります。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
通常は学校の進度に合わせた先取り学習。小学5年生以降は月例テストがあり、テスト前は主にテスト出題範囲の授業が行われる。集団授業でも少人数なので、一人ひとりじっくり見てもらえる。急用や病気などで欠席した場合、振替授業をしてもらえる。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
-個別教室のトライ
1対1のマンツーマン指導で公立中高一貫校対策できるのが、個別教室のトライです。
①個別教室のトライが公立中高一貫校に強い塾である理由
公立中高一貫校対策では、志望校の出題傾向を正確に把握したうえで、一人ひとりに合った学習計画を作成します。授業がスタートした後も定期的に内容を見直し、いつも最適な学習計画に沿って勉強できるのが特徴です。
また個別指導塾のため、集団指導塾との併用もできます。他塾の学習内容の定着や苦手分野の克服などを通じて、併用効果を高めていけます。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年度の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
個別教室のトライの公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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千葉中学校 | 人数は調査中 |
宮城県仙台二華中学校 | 人数は調査中 |
個別教室のトライ公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記以外の合格実績については、各自でお問い合わせください。
③授業の形式や特徴
授業は1対1の個別指導スタイルです。独自の「トライ式性格診断」の結果から、子どもに最適な担当講師をセレクトし、一人ひとりに課題に合わせた個別指導を実施。いつも同じ講師が担当するため、理解度や苦手ポイントなどを把握しながら指導してもらえます。
わかったつもりを防ぐ「ダイアログ学習法」、得点力がアップする「習得→習熟→演習サイクル」、記憶が定着する「エピソード記憶法」などを取り入れ、公立中高一貫校合格を目指します。
④料金
料金は公式ホームページで公表されていないため、各自でお問い合わせください。
塾選の調査によると、小学6年生が通った場合の月額料金の割合で、最も多かったのは20,001円~30,000円で28.1%でした。
⑤個別教室のトライの口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
雰囲気は楽しくやってるみたいです。そうできるような授業のもっていきかた、工夫があるみたいで、いえでも楽しそうに話してくれました。苦手分野の克服、授業にそった内容、復習をやっていすようなかんじです。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
内容のレベルは個々にあったようにやってくれるみたいです。その日だけのレッスンもあるので、苦手分野克服にもいいかもです。英語、国語、算数は、曜日別で集団で受けられる授業のひがあります。その他の日は通常授業になり、授業にそった内容。苦手なところをやってくれます。こちらが持たせたドリルの丸つけなどもやってくれます。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
-市進学院
「めんどうみ合格主義」をかかげている市進学院には、公立中高一貫校受検対策に特化した「公立中高一貫校受検コース」があります。
①市進学院が公立中高一貫校に強い塾である理由
「公立中高一貫校受検コース」の対象は、小学5年生・6年生です。教室によって「県立千葉中対策講座」「都立中高一貫校対策講座」「県立相模原中対策講座」など、開設している講座が異なるため、詳細は各自でご確認ください。
これまでの出題問題を徹底的に研究し、適性検査で求められる学力が、効果的に身につく学習指導をしています。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年度の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
市進学院の公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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千葉中学校 | 42名 |
東葛飾中学校 | 77名 |
稲毛国際中等教育学校 | 62名 |
※市進学院公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記以外の合格実績については、各自でお問い合わせください。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで行われ、専用カリキュラムを導入しています。公立中高一貫校の傾向と対策を開発チームで研究し、無駄とムラを省いて、小学5年生・6年生の2年間で合格を目指せる内容です。
また適性検査対策模試や志望校特訓講座なども、別途開催。受検本番を意識した専用対策を通じて、千葉中学校や東葛飾中学校などの合格ルートをつくります。
④料金
料金は公式ホームページで公表されていないため、各自でお問い合わせください。
塾選の調査では、小学6年生が週2回通った場合の授業料は、月15,070円ほどでした。
⑤市進学院の口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
なんでもかんでも量をこなせというのではなく、必要最低限のことをやって合格に必要なことを身につけましょうというカリキュラムなので、他の塾より塾以外のことに時間をとれて、子どもが気分転換しながら受験に挑めると思います。とにかく塾の授業や宿題をしっかりやっていれば、プラスアルファで何もしなくても合格出来るようです。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
なにより、合格者数が本当に多いので、実績がモノを言っていると思います。堅苦しくも無く、子どもを追い詰めることもなく、のんびり楽しく学べる環境なのでとても良いと思います。とにかく時間をかけて勉強勉強ではないので、効率良く成績を上げることができる塾だと思います。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
-ena
適性検査対策で培ってきた「記述力」を飛躍的に高めるメソッドを持っているのが、enaです。
①enaが公立中高一貫校に強いに強い塾である理由
enaの小学部は、小学2年生以上を対象とし、早い段階から無理なく中学受験対策を進めていける塾です。4年生は「都私立コース」「私立コース」、5年生からは「都立コース」「都私立コース」「私立コース」に分かれ、公立中高一貫校受検に特化した対策に取り組めるのが特徴です。
受検学年となる6年生の「都立コース」では、週4日の通塾で専門的な対策を実施。理系・文系・作文・国語・算数を基本講座とし、適性検査で求められる「考える力」や「書く力」を着実に身につけていきます。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
enaの公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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小石川中等教育学校 | 78名 |
九段中等教育学校 | 82名 |
武蔵高等学校附属中学校 | 104名 |
大泉高等学校附属中学校 | 128名 |
両国高等学校附属中学校 | 96名 |
桜修館中等教育学校 | 85名 |
※上記は、10時間以上の指導実績のある生徒のみをカウントした結果です。またena個別からの合格者も含みます。※ena公式ホームページを参照(2024年7月時点)
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで行われ、同じ目標を持つ仲間たちと切磋琢磨できる環境下です。対面授業と単方向映像授業のダブル授業を取り入れ、公立中高一貫校合格が実現します。
対面授業を担当するのは、校長を中心とした校舎講師陣です。毎回の授業における学習解説だけでなく、確認テストや学力判定テストに基づいた学習状況のチェック、進路相談など、総合的なサポートを担います。
単方向映像授業は、自宅学習にぴったりです。スター講師陣がわかりやすく授業内容を解説しており、対面授業の復習などに活用できます。
④料金
eneの公立中高一貫校対策ができるコースの料金は、次のとおりです。
学年 | 料金 |
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小学4年生 | 授業料: 月25,410円(都私立コース) 模試教材費: 前期43,560円(都私立コース) 後期36,300円(都私立コース) |
小学5年生 | 授業料: 月37,510円(都立コース) 月38,720円(都私立コース) 模試教材費: 前期65,340円(都立コース) 後期54,450円(都立コース) 前期79,860円(都私立コース) 後期66,550円(都私立コース) |
小学6年生 | 授業料: 月49,610円(都立コース) 月50,820円(都立コース) 模試教材費: 前期79,860円(都立コース) 後期66,550円(都立コース) 前期87,120円(都私立コース) 後期72,600円(都私立コース) |
※ena公式ホームページを参照(2024年7月時点)
すべての授業に単方向映像授業がついています。
⑤enaの口コミもチェック
現在、調査中です。
-栄光ゼミナール
栄光ゼミナールでは、小学5年生・6年生を対象に「公立中高一貫校受検対策コース」を設置しています。
①栄光ゼミナールが公立中高一貫校に強い塾である理由
これまでに多くの生徒を志望校合格へ導いてきた実績を生かし、ノートの取り方や宿題の取り組み方までを丁寧に指導。一人ひとりの志望校や理解度、性格に合わせた学習指導をとおして、志望校合格へ導きます。
また学校別の入試問題のトレンドや合格者の成績データなど、受検に関する豊富な情報量も魅力です。地域に特化した情報に精通しており、的確な受験指導に活用しています。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
栄光ゼミナールの公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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九段中等教育学校 | 26名 |
小石川中等教育学校 | 17名 |
両国高等学校附属中学校 | 17名 |
桜修館中等教育学校 | 25名 |
横浜サイエンスフロンティア高校附属中学校 | 3名 |
千葉中学校 | 6名 |
※上記は、栄光ゼミナール小中部・公立中高一貫コース・個別指導コースの集計結果です。※栄光ゼミナール公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記以外の合格実績については、各自でお問い合わせください。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで、少人数クラスを採用しています。少人数クラスならではの対話型授業を特徴とし、講師の目が一人ひとりにしっかり行き届く環境です。
作文指導には、Z会の「作文コース」を導入。Z会の添削のプロが生徒の答案を採点し、さらに栄光ゼミナールの講師が、アドバイスを添えて返却します。
また「適性検査対策ゼミ」や、夏期特別講座である「栄光の森」といった特別講座が充実しており、実戦力を身につけられるのもポイントです。
④料金
料金は公式ホームページで公表されていないため、各自でお問い合わせください。
塾選の調査では、小学6年生が週2回通った場合の授業料は、月43,120円ほどでした。
⑤栄光ゼミナールの口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
栄光ゼミナールは雰囲気が落ち着いていて、自習室など集中して勉強できる環境が整っているのがとても素晴らしいなと思いました。先生たちもとにかく楽しく、進んで学習できるように授業をしてくれます。先生たちはプロだから、私や親では把握しきれない私の苦手なところをしっかり把握してサポートしてくれました。(小学生・回答者:生徒)
先生はユーモアや豆知識、雑学を交えながら楽しく授業をしてくれて、解説がわかりやすかったです。少人数クラスだったのでみんなともすぐに仲良くなれました。授業中、クラスのみんなが「こうですよね」と積極的に発言するので、明るい雰囲気でしたし、話していて面白かったので続けられたと思います。(小学生・回答者:生徒)
※栄光ゼミナール 公式ホームページの口コミを抜粋
-早稲田進学会
早稲田進学会は、都立中高一貫校合格に特化した専門塾です。
①早稲田進学会が公立中高一貫校に強い塾である理由
都立中高一貫校受検に特化したカリキュラムを組んでおり、合格を実現する「考える力」を育成します。対象は小学5年生・6年生です。読解力・思考力・記述力を身につけられるよう、合格講座と模試があります。
合格講座では、1回の授業時間で考えぬき、書ききる力を習得。模試では、本番と同じ時間と形式で試験を行い、今の実力を客観的に把握します。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
早稲田進学会の公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
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小石川中等教育学校 | 35名 |
武蔵高等学校附属中学校 | 14名 |
大泉高等学校附属中学校 | 8名 |
三鷹中等教育学校 | 8名 |
南多摩中等教育学校 | 6名 |
早稲田進学会公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記の人数を含み、合計84名が合格しました。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで、都立中高一貫校合格を目指すライバルたちが集結。合格講座は1回の授業でひとつのテーマが完結し、作文問題・資料問題・理数問題から2分野に取り組みます。受検学年の6年生では、小石川中等教育学校向けの「合格特別講座」や武蔵高等学校附属中学校向けの「検査Ⅲ特別講座」などがあり、より志望校に合わせた対策ができます。
講師は都立中高一貫校受検の指導経験を豊富に持ち、さらに朝日小学生新聞「合格シリーズ」の執筆講師も在籍しているが特徴です。熱血指導で、志望校合格に導きます。
④料金
2024年8月19日に開講する「6年生夏休み「合格講座」後期2024」の受講料は、全6回分で21,000円です(一括申し込みの場合)。
⑤早稲田進学会の口コミもチェック
実際に通った経験のある、生徒やその保護者の口コミを紹介します。
小石川受検を目指し小4から大手塾に通っていましたが、小石川に特化した塾のほうが良いのではと考えるようになり、小5の夏期講座から早稲田進学会に通わせていただきました。講座に来るのは週一回で良いから、後の時間は家での生活や学習を大切にしてほしいという先生方の教えにとても共感でき、娘にとって勉強以外にも今後の人生の指針となる教えを沢山得ることができた本当に貴重な時間でした。(小学生・回答者:保護者)
早稲進は伸びのびと勉強ができる場所で、難問にじっくりととりくむ力をつけていただけたと思っています。小石川講座にもすべて参加し、自分の立ち位置を確認できたこと、普段の授業より高度な問題にとりくむことができ、本人はとても楽しかったようです。(小学生・回答者:保護者)
※早稲田進学会 公式ホームページの口コミを抜粋(2024年7月時点)
-Z会進学教室(首都圏)
Z会進学教室(首都圏)では、公立中高一貫校対策に特化したコースを設置しています。
①Z会進学教室(首都圏)が公立中高一貫校に強い塾である理由
東京都と神奈川県にある公立中高一貫校を受検する子どもを対象に、1年間で合格を目指す「公立中高一貫校受検コース」を設置。「書くことを重視する」「量より質を重視する」「基本を重視する」などを指導方針にかかげ「自分で考え、解決し、表現できる力」を養います。
対象は小学5年生・6年生で、段階的に合格力を身につけられるカリキュラムが魅力です。受検直前期には多くの演習を積み、適性検査問題に対応する実力と自信をつけます。
②公立中高一貫校への合格実績
2024年度の公立中高一貫校入試では、主に次のような合格実績があります。
Z会進学教室の公立中高一貫校への合格実績(2024年) | |
---|---|
小石川中等教育学校 | 9名 |
武蔵高等学校附属中学校 | 22名 |
桜修館中等教育学校 | 11名 |
九段中等教育学校 | 12名 |
横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校 | 2名 |
早稲田進学会公式ホームページを参照(2024年7月時点)
上記の人数を含み、合計129名が合格しました。合格率は41.7%です。
③授業の形式や特徴
授業は集団指導スタイルで行われ、公立中高一貫校受検に特化したテキストのほか、Z会で厳選した副教材も活用しています。メインテキストと副教材の併用で、適性検査に必要な分析力と表現力を養います。また本科や季節講習の区切りには、実力テストといった適性検査型テストを実施。学習内容の着実な定着を図ります。
授業を担当するのは、厳正な採用試験を突破したプロ講師です。提出した課題を直接添削し、それぞれの理解度や弱点などを、次回の学習指導にフィードバックします。
④料金
「公立中高一貫校受検コース」の本科の受講料は、月36,000円(4週月)と月27,000円(3週月)です。別途、入会金として17,000円がかかります。
⑤Z会進学教室(首都圏)の口コミもチェック
実際に通った経験のある子どもや、通塾させた保護者の口コミを紹介します。
アルバイトの講師はいなくプロ講師のみだったと記憶しています。質問にもしっかりと答えてくれていたと思います。塾の保護者会でも最新の入試情報や本人の成績をしっかりと分析してくれて的確なアドバイスをもらいました。娘は国語(作文)が得意でしたが苦手な算数も克服することができました。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
社員であるプロ講師で、年齢も若くはなかったのでそれなりにベテランと思われる。少なくとも前年度も同じコースで教えていたようだし、そういう意味でもベテランと思われた。真面目に適度な熱意をもって授業をされていたように思う。(小学生・回答者:保護者)【口コミを詳しく見る】
公立中高一貫校受験のために塾へ通った?リアルな声を独自調査
学費の安さや大学受験対策にじっくりと取り組めることなどから人気が高く、公立中高一貫校は「合格が難しい」といわれています。そのため、一般的な中学受験対策では合格力を身につけるのは大変です。
以下は実際に公立中高一貫校を受検した生徒が、そもそも学習塾へ通っていたのか、いつから通っていたのかなどの調査結果です。リアルな声を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
■公立中高一貫校受験のために塾へ通いましたか?
公立中高一貫校受検のために、塾へ通った子どもは全体の53%でした。半数以上の生徒が、塾へ通っていたことがわかります。
■いつから塾に通いましたか?
塾へ通い始めた時期は、子どもによって異なります。特に着目したいのは、通い始めた時期によって合否に差が生じている点です。
上のグラフを見ると、合格した子どものうち、78%は小学校5年生までに塾へ通い始めているとわかります。一方の不合格だった子どものうち、83%は6年生から通い始めていました。
また合格した子どもの通塾開始時期の内訳を見ると、早い子どもで3年生の1月、遅くても6年生の4月に通い始めています。
どのタイミングで通い始めるべきはケースによって異なりますが、できるだけ早い段階からスタートするとよいでしょう。
塾に通ったメリット・デメリット
通塾した子どもやその保護者に、塾に通ったメリットとデメリットを伺いました。
塾に通ったメリット
まずは塾に通ったメリットです。
気持ちのケアもしてもらえたことが良かったです(千代田区立九段中等教育学校 合格/保護者)
最新の情報を入手できたり、アドバイスをもらうことができることで、モチベーションアップに繋がった。やるべきことがクリアになり、効率が上がった。(東京都立小石川中等教育学校 不合格/保護者)
他の生徒や保護者と交流でき情報が得やすい(広島中等教育学校 合格/保護者)
塾に通うことで問題に対して効率の良い解き方が身に付いた(東京都立小石川中等教育学校 不合格/保護者)
身近にライバルがいることでやる気が出る。(横浜市立南高等学校附属中学校 合格/保護者)
塾に通ったデメリット
また以下のように、塾に通ったデメリットもありました。
習い事との両立が難しくなった。コストが高かった。(東京都立小石川中等教育学校 不合格/保護者)
費用が結構高かった。(東京都立桜修館中等教育学校 不合格/保護者)
送り迎えが大変だった。(福知山高等学校附属中学校 合格/保護者)
※弊社インターネットによるアンケート調査:【公立中高一貫校の受験経験があるお子様をお持ちの保護者限定】通塾についてのアンケートより引用/調査期間:2024年7月1日~7月8日
塾に通わないメリット・デメリット
続いては、塾に通わないメリットとデメリットについてです。
塾に通わないメリット
塾に通わないメリットは次のとおりです。
自身のペースで勉強ができる。(立命館守山中学校 合格/保護者)
お金がかからなかったこと。(東京都立大泉高等学校附属中学校 不合格/保護者)
子どもの送り迎えをしなくて済んだことがメリットです。それと高額な塾代もかからなかったのもメリットです。(千葉県立東葛飾中学校 不合格/保護者)
※弊社インターネットによるアンケート調査:【公立中高一貫校の受験経験があるお子様をお持ちの保護者限定】通塾についてのアンケートより引用/調査期間:2024年7月1日~7月8日
塾に通った場合の大きなメリットは、専門的なサポートを得られることです。公立中高一貫校に特化した学習指導を受け、また最新の入試情報やアドバイスを得られるのは、塾ならではでしょう。ただし、当然のことながら塾の費用が必要で、さらに対面式の授業の場合は通塾する手間がかかります。
塾に通わないデメリット
デメリットもいくつかありました。
受験に対する情報量が少ないので不安になります。(千葉大学教育学部附属中学校 合格/保護者)
効率的で具体的な対策ができなかった(都立白鷗高等学校・附属中学校 不合格/保護者)
具体的で狙いを定めた対策が得られないこと。(東京都立大泉高等学校附属中学校 不合格/保護者)
※弊社インターネットによるアンケート調査:【公立中高一貫校の受験経験があるお子様をお持ちの保護者限定】通塾についてのアンケートより引用/調査期間:2024年7月1日~7月8日
通わない場合のメリットは、自分のペースで勉強できたり、費用がかからなかったりすることです。しかし、専門的な学習指導を受けられず、また限られた情報量の中で対策を進め行くことに、不安を感じることもあるでしょう。
塾を選ぶ決め手になったこと
たくさんある学習塾の中から通塾先を選ぶときは、何をポイントにすればよいのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
以下は、実際に塾を選ぶ際に決め手となったポイントです。
塾を選んだ決め手 | 割合 |
---|---|
志望校以外の公立中高一貫校も含めた合格者数・合格率 | 28% |
公立中高一貫校 受験専門の対策があったから | 24% |
志望した公立中高一貫校への合格者吸う・合格率 | 20% |
公立中高一貫校とそれ以外の学校の受験対策を同時にできたから | 8% |
公立中高一貫校を受験した生徒・保護者の評判や口コミ | 8% |
公立中高一貫校 受験に向けた具体的なアドバイスがあったから | 8% |
その他 | 4% |
※弊社インターネットによるアンケート調査:【公立中高一貫校の受験経験があるお子様をお持ちの保護者限定】通塾についてのアンケートより引用/調査期間:2024年7月1日~7月8日
最も多かったのは「志望校以外の公立中高一貫校も含めた合格者数・合格率」で、全体の28%を占めていました。塾によっては学校ごとの合格者数や合格率を出しており、指導力を知るひとつの目安となります。
また「公立中高一貫校 受験専門の対策があったから」も、24%と高数値です。一般的な中学受験とは試験の対策内容が異なるため、公立中高一貫校に特化したカリキュラムがあるかを決め手としているケースが多いと推測できます。
これから公立中高一貫校を受験する生徒・保護者へのアドバイス
最後に、これから公立中高一貫校を受検する生徒・保護者へのアドバイスを紹介します。
志望校は早めに決めることで目的意識が湧いてくると思います。(東京都立大泉高等学校附属中学校
合格/保護者)
受験一色ではなく、忙しくなりながらも他の習い事も並行してリフレッシュさせながら受験に臨んだ事が良かったと思います。(徳島県立富岡東中学校 合格/保護者)
塾選びは慎重に!特に事前に見学に行くことが大事です!(東京都立三鷹中等教育学校
不合格/保護者)
自分のペースで勉強ができる子以外は早いうちから塾に通わせた方が良い。(愛知県立明和高等学校附属中学校 合格/保護者)
同じ中高一貫校でも、私立と公立では受験対策でするべき内容が異なってくるため、優先順位を決めることや、合格予測を立ててから塾を決めることが大切。(横浜市立南高等学校附属中学校 合格/保護者)
我が家では親戚に東京大学に入ったばかりの親戚の子が近くに住んでいたこともあってその子に家庭教師をお願いしましたが、費用がかかっても子供が公立中高一貫校に合格したければ塾に通わせるべきだと思います。これは将来への投資として考えて、塾は利用すべきだと考えます。(千葉県立東葛飾中学校
不合格)
※弊社インターネットによるアンケート調査:【公立中高一貫校の受験経験があるお子様をお持ちの保護者限定】通塾についてのアンケートより引用/調査期間:2024年7月1日~7月8日
まとめ
一般的に難易度が高いといわれている公立中高一貫校へ合格するためには、専門的な対策が欠かせません。塾を選ぶときは「公立中高一貫校 適性検査 専門の対策を設けているか」「公立中高一貫校への合格実績」「公立中高一貫校合格者の「口コミ」や「体験談」がある」の、3つのポイントを踏まえるとよいでしょう。
公立中高一貫校対策ができる学習塾といっても、指導スタイルやカリキュラム、志望校レベルなどはそれぞれで異なります。今回紹介したおすすめの塾情報を、最適な塾選びに役立ててください。
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執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。