早稲田大学 英検®利用は何級・何点が必要?対象学部・スコア換算・注意点まとめ【2027年度入試】
「早稲田大学で英検®利用できる学部はどこか?」
そう考える受験生や保護者は年々増えています。早稲田大学では一部の学部や入試方式において、英検®などの英語資格・検定試験を活用できるからです。
この記事では、早稲田大学での英検®利用の可否や必要なスコア、学部別の条件、スコア提出の期限、合格に役立つ戦略まで、英検®利用受験に直結する情報をわかりやすく解説します。すでに英検®を取得している方も、これから取得を目指す方も、最後まで読んで早稲田大学の入試に役立ててください。
編集部
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目次
早稲田大学の入試で英検®は利用できる?

早稲田大学の入試では、英検®の利用が可能です。
ここでは、利用できる入試方式や学部・学科について紹介します。
英検®が利用できるのはどの入試方式?
早稲田大学では、英検®を利用できる入試方式が設けられています。国際教養学部・文化構想学部・文学部の一般選抜などで、英語4技能テストとして英検®のスコアを利用できます。また、英検®のほか、TOEFL iBTやIELTSなども対象です。
なお、国際教養学部では2027年度入試(2027年4月入学)から、新たに「大学入学共通テスト利用入試(共通テスト+英語4技能テスト利用方式)」が導入されます。この方式では、英検®1級などのスコア証明書の提出が出願要件となります(詳細は後述)。
利用可否やスコア要件は入試方式ごとに異なるため、志望する学部・学科の最新年度の募集要項を必ず確認しましょう。
英検®が利用できる学部・学科一覧
早稲田大学では以下の学部・学科で英検®が活用できます。
| 学部 | 学科・専修 | 主な利用方式 |
|---|---|---|
| 国際教養学部 | 国際教養学科 | 一般選抜(加点)/共通テスト利用入試(2027年度新設・英検®1級等が出願要件) |
| 文化構想学部 | 文化構想学科 | 一般選抜(英語4技能テスト利用方式) |
| 文学部 | ー | 一般選抜(英語4技能テスト利用方式) |
参照:早稲田大学 各学部の入試変更点(国際教養学部/文化構想学部・文学部)
国際教養学部では、一般選抜(大学入学共通テストの受験が必須)で英語4技能テストのスコアを提出すると加点されます。さらに2027年度からは、共通テスト+英語4技能テスト利用方式も選べます。一方、文化構想学部および文学部は、英語4技能テスト利用方式でスコアの提出が可能です。
英検®を「出願資格」または「得点換算」で利用
英検®のスコアは、大きく分けて「出願資格」と「得点(加点)」の2つの形で利用されます。
英検®スコアで出願資格を満たす方式
英検®のスコアが一定の基準を満たしていれば出願できる方式です。たとえば文化構想学部・文学部の英語4技能テスト利用方式では「英検®CSEスコア 総合2200点以上・各技能500点以上」が出願の必須条件で、基準に達していない場合は出願自体ができません。また国際教養学部の共通テスト利用入試(2027年度新設)では「英検®1級合格(CEFR C1相当)」が出願要件です。
英検®CSEスコアとは、英検®の成績を「リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング」の4技能ごとに数値化したものです。スコアの合計によって、総合的な英語力を評価します。
参照:英検®公式「英検CSEスコアでの合否判定方法について」
英検®を得点に換算(加点)する方式
英検®の取得級などを、大学が定めた基準に従って得点に反映する方式です。たとえば国際教養学部の一般選抜では、英検®の級に応じて最大20点が加点されます。条件を満たせば誰でも同じ点数が適用される、絶対評価の形式が一般的です。
英検®以外の英語外部検定試験も使える?
早稲田大学の入試では、英検®以外の英語外部検定試験も使えます。学部・方式によって対象が異なりますが、2027年度入試では主に以下が利用できます。TOEFL iBT、IELTS(Academic)、GTEC(検定版・CBT)、TEAP(文化構想学部・文学部)、ケンブリッジ英語検定(文化構想学部・文学部)。
ただし、文化構想学部・文学部では、まず2027年度入試からTEAP CBTが利用できなくなり、さらに2028年度入試以降はTEAP・ケンブリッジ英語検定・GTEC CBTも利用不可となって、英検®・IELTS・TOEFL iBTのみとなる予定です(国際教養学部でも2028年度以降はGTEC CBTが利用不可)。利用できる試験やスコアは学部・年度により異なるため、必ず最新の入試要項を確認してください。
併願や他の入試方式との併用可否
早稲田大学では、複数学部の併願が可能です。文化構想学部や文学部は、同じ学部内で複数の入試方式を組み合わせて受験できます。国際教養学部では、一般選抜と共通テスト利用入試(2027年度新設)の併願も可能です。
早稲田大学の英検®利用では何級・何点が有利?CSEスコアの目安と注意点

「英検®って、スコアや級はどれくらい取れば有利になるの?」と気になる方も多いでしょう。ここでは、学部ごとのスコア基準や有利になるポイントについて解説します。
学部別 英検®のスコア要件と基準
学部・方式ごとの主な基準は次のとおりです(2027年度入試)。
国際教養学部(一般選抜):英検®の取得級に応じて加点されます。1級合格で20点加点、準1級合格で14点加点、2級合格で7点加点、2級合格未満は0点です。スコア未提出でも出願は可能ですが、加点はありません。
国際教養学部(共通テスト利用入試・2027年度新設):英検®1級合格(CEFR C1相当)が出願要件です。提出後は、大学入学共通テスト(2教科3科目・400点満点)の得点で合否を判定します。
文化構想学部・文学部(英語4技能テスト利用方式):英検®の合否や級に関係なく、下記の英検®CSEスコアが出願時に必要です。総合スコアは2200点以上、各技能(Reading, Listening, Writing, Speaking)はそれぞれ500点以上です。
参照:早稲田大学 国際教養学部の変更点/文化構想学部・文学部の変更点
英検®の2級・準1級・1級、どこまで通用する?
国際教養学部の一般選抜では、英検®2級合格で7点、準1級合格で14点、1級合格なら20点の加点がもらえます。国際教養学部の共通テスト利用入試(2027年度新設)では、英検®1級が出願要件となります。
文化構想学部・文学部では、級ではなく英検®CSEスコアで判断されるため、英検®2級でも条件(総合2200点・各技能500点)を満たせば出願できます。
どちらの学部でも、英語力は重要なアピール材料です。英検®2級以上の取得を目指しておくに越したことはありません。
英検®準1級で英語試験が満点になる大学一覧|優遇措置の内容や合格体験談も紹介
共通テストで英検®利用できる大学一覧と免除・加点の仕組みを徹底解説【2027年度入試】
英検®S-CBTやS-Interviewも有効か?
早稲田大学では、英検®のスコア提出において、従来型・英検®S-CBT・英検®S-Interviewのいずれの形式も有効とされています。受験方式による有利・不利はなく、すべて同等に扱われます。そのため、自分に合った受験スタイルを選べるのも安心材料のひとつです。
CEFRやCSEスコア換算の基準は?
CEFR(セファール)とは、英語力の国際基準で、A1〜C2までの6段階でレベルを示します。CEFRやCSEスコア、英検®の級の換算の目安は、次のとおりです。英検®1級はCEFR「C1」レベル(CSEスコア:約2600点〜)、英検®準1級はCEFR「B2」レベル(CSEスコア:約2300点〜)、英検®2級はCEFR「B1」レベル(CSEスコア:約1950点〜)が目安です。
※スコアはあくまで目安であり、技能ごとのバランスによって前後します。実際の出願基準は各学部の要項で確認してください。
参照:文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」
スコアが高ければ有利になるのか?
英検®のスコアは、文化構想学部・文学部のように出願資格として使う場合もあれば、国際教養学部の一般選抜のように、級に応じた加点がある場合もあります。加点方式では級が上がるほど点数が高くなるため、スコアが高いほど有利になるといえるでしょう。
合格最低点・倍率と英検®の関係
英検®のスコアは、合格を目指すうえで大きな強みになります。
たとえば国際教養学部では、2024年度入試の合格最低点が150.7点、倍率は3.2倍でした(※2024年度入試時点。最新の結果は早稲田大学「近年の入試結果」を確認)。
一般選抜では英検®1級合格なら20点、準1級合格でも14点が加点されます。大学入学共通テストや大学独自試験の得点が想定より低くても、英検®の加点でカバーでき、合格ラインを超える可能性を高められるでしょう。
英検®スコアの提出時期・有効期限・注意点まとめ

英検®スコアを入試で使うためには、有効期限や提出方法に注意が必要です。受験前に知っておきたいポイントを解説します。
英検®スコアの有効期限
入試で利用できる英検®のスコアには、有効期限があります。
早稲田大学では、原則として「出願開始年月日より2年間さかのぼった月の翌月初日以降」に受験したスコアが有効です。ただし、英検®については受験年度・受験回を基準に有効期限が示され、2027年度入試では「2024年度第3回以降」に受験したものが有効とされています。2024年度第3回は1月から実施されるため、「○月○日以降」と日付だけで判断せず、受験回で確認することが大切です。
自分が出願する年の入試要項で、どの受験年度・受験回以降のスコアが有効なのかを必ず確認しておきましょう。英検®の合格証明書やスコアレポートに記載されている「受験年度・受験回」が判断基準になります。
英検®スコアの提出方法
英検®スコアは、出願時に他の書類とあわせて提出する必要があります。提出方法(郵送・Web等)は年度・学部により異なるため、必ず最新の入試要項で確認しましょう。一般に、試験団体が発行したスコア証明書を提出する必要があり、自分で印刷したスコア画面は認められないことが多い点に注意してください。
また、Web出願ページでスコアや級、個人番号、試験日などの入力が必要になる場合があります。Web出願ページも事前に確認し、準備を進めましょう。
合格証・スコアレポートは早めに準備
出願に使う英検®スコアは「証明書として提出できる形」での準備が必要です。試験団体から発行されるスコアレポートや合格証は、手元に届くまでに時間がかかることもあります。
「受かったから大丈夫」と思わず、書類の到着スケジュールも含めて、英検®を利用する際の出願準備は早めに進めておくと安心です。
英検®スコアの用意が間に合わない場合はどうする?
英検®スコアの用意が締め切りに間に合わない場合、出願は難しくなります。スコアの提出が間に合わないと、加点がされなかったり、そもそも出願資格を満たせなくなったりします。どうしても間に合わない場合は、別の入試方式や学部での受験も視野に入れることが大切です。
出願前に必ず最新の入試要項を確認しよう
英検®の取扱いは、毎年少しずつ変更される可能性があります。英検®の有効期限や提出方法、スコア基準なども年度によって違う場合があるため「昨年はこうだったから大丈夫」と思い込まないことが大切です。
出願する年の最新版の入試要項を、必ず大学公式サイトで確認しましょう。情報の見落としがないように、チェックリストを作るのもおすすめです。
早稲田大学の入試で英検®を使うメリット

早稲田大学の入試で英検®を使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか?ここでは、3つのメリットを解説します。
英語試験が免除されることで当日の負担が減る
英語4技能テスト利用方式などでは、英検®を使うことで入試当日の英語試験が免除されます。当日に英語試験がない分、他の科目に集中できることがメリットです。緊張しやすい人や本番に弱い人にとっては、大きな安心材料になるでしょう。
高スコア取得で出願可能な入試方式が広がる
早稲田大学には、英検®の取得級に応じて加点がもらえたり、CSEスコアの提出が出願条件になっている入試方式があります。たとえば文化構想学部・文学部では、CSEスコアが一定以上であれば出願できます。
つまり、英検®スコアが高いほど受験できる入試方式が増えるということです。選べる道が広がるのは、受験生にとって大きなメリットといえるでしょう。
対策がしやすく、実力を客観的に示しやすい
英検®は、出題範囲や形式が安定していて対策しやすいことが大きな特長です。自分のペースで勉強を進めやすく、何度もチャレンジできるのも安心ポイントでしょう。
さらに、英検®はCSEスコアという形で、英語力を技能ごとに数値化できます。「英語が得意です」と言うだけでなく、実力の客観的な証明として使えるのも魅力です。
早稲田大学 英検®利用の受験戦略|併願パターンやスコア不足対策も紹介

英検®のスコアをうまく使えば、入試方式の選択肢が増えたり、当日の負担が減ったりと戦略の幅が広がります。ここでは、英検®を活用した受験戦略を解説します。
自分の英検®スコアで出願可能な学部・方式を把握
まずは、自分の持っている英検®スコアで出願できる学部や方式をしっかり確認することが大切です。
たとえば、文化構想学部・文学部はCSEスコア(総合2200点・各技能500点)が基準になります。出願条件は学部や年度によって異なるので、最新の入試要項を必ずチェックして、使えるスコアや方式を見極めましょう。
共通テスト・通常方式との併用をどう活かすか
英検®を活用できる入試方式は、共通テスト利用と組み合わせられるケースもあります。国際教養学部では、2027年度から共通テスト+英語4技能テスト利用方式が新設され、英検®1級などのスコアを提出すれば共通テストの得点で合否判定を受けられます。
また、文化構想学部・文学部では、英検®で当日の英語試験を免除し、国語や地歴で得点を稼ぐ戦略も可能です。自分に合った組み合わせで、チャンスを広げましょう。
英検®スコアが足りないときの対処法
現在の英検®スコアで出願条件を満たせない場合でも、諦めるのは早いです。英検®は年に複数回受験のチャンスがあるので、再受験でスコアアップを狙えます。
また、TOEFL iBTやIELTSなど、他の英語外部検定試験で代替できる場合もあるので、他資格も視野に入れてみてください。焦らず計画的に準備すれば、十分巻き返すことは可能です。
倍率の高い学部での英検®の活かし方
人気が高く倍率の高い学部では、少しの加点が大きな差につながることがあります。たとえば国際教養学部の一般選抜の倍率は、例年3倍を超えています。英検®1級合格なら最大20点の加点があるため、合格ラインに届くかどうかのカギになることもあります。
英検®は単なる語学資格ではなく、受験本番で武器になるツールです。競争のなかで少しでも有利に立てるように、最大限に活用しましょう。
早稲田大学の英検®利用でよくある質問(FAQ)

早稲田大学での英検®利用について、受験生からよく寄せられる疑問をまとめました。出願前にチェックしておくと安心です。
早稲田大学は英検®は必須ですか?
早稲田大学の入試で、英検®は必須ではありません。すべての学部・入試方式で必要というわけではなく、英語外部検定試験を活用できる特定の方式でのみ利用できます。
ただし、文化構想学部・文学部の英語4技能テスト利用方式や、国際教養学部の共通テスト利用入試(2027年度新設)のように、英検®などのスコア提出が出願の必須条件となる方式もあります。自分が受けたい入試方式で英検®が必要かどうかを、必ず募集要項で確認しましょう。
早稲田大学は英検®S-CBTを利用できますか?
早稲田大学では、英検®S-CBTも利用できます。従来型や英検®S-Interviewと同様に、スコア証明書があれば出願できます。どの方式でも有利・不利はなく、自分が受けやすい形式を選んで問題ありません。
英検®スコアが2200で早稲田大学に合格するには?
英検®CSEスコア2200点は、文化構想学部・文学部で出願資格を満たす最低ラインにあたります。各技能も500点以上必要であるため、バランスよく取れていることが前提です。
また、早稲田大学に合格するためには、英語以外の科目でも得点を稼ぐ戦略が必要です。合格には総合的な学力が問われることを忘れずに対策しましょう。
早稲田大学で英検®を利用する基準点は?
英検®を利用する基準点は、学部や入試方式によって異なります。たとえば文化構想学部・文学部ではCSEスコア2200点以上かつ各技能500点以上が出願基準です。
国際教養学部の一般選抜は級に応じた加点のため、英検®を取得していなくても出願は可能です。一方、国際教養学部の共通テスト利用入試(2027年度新設)では、英検®1級合格などが出願要件となります。
まとめ 早稲田大学では一部の学部で英検®利用が可能。2級以上を取得して合格を目指そう

英検®を使って早稲田大学に挑戦するのは、英語力を活かすチャンスです。本記事では、英検®が使える入試方式や必要なスコア、学部ごとの条件、戦略の立て方まで解説しました。
大切なのは、最新の情報を正しく理解し、自分にできる準備を一つひとつ進めていくことです。英検®2級以上を取得して最大限活用しながら、早稲田大学合格を目指しましょう。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最新の入試情報は、早稲田大学公式サイト・募集要項および英検®公式サイトをご確認ください。2027年度入試の確定情報は、各大学の入学試験要項(例年11月上旬〜12月公開)で必ずご確認ください。
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