叡明高校の偏差値とコース別難易度!入試状況と塾選データ比較
叡明高校の偏差値はコースによって45〜59と10ポイント以上の開きがあり、学校全体の平均値や噂だけで判断すると実際の難易度とズレが生じてしまうことがあります。進研ゼミの模試データに基づくコース別の合格目安をはじめ、推薦・一般入試の特徴、部活動や進学実績、実際の入学者の偏差値推移から合格に必要な学力の目安を整理します。
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目次

叡明高校における学校概要および基本情報

叡明高校は、埼玉県越谷市レイクタウン(JR武蔵野線「越谷レイクタウン駅」南口より徒歩約7分)に校舎を構える私立の共学校です。昭和34(1959)年に小松原高等学校として創立し、平成27(2015)年に校地を現在のレイクタウンへ移転して校名を叡明高校に改称、男女共学化しました。
普通科の中に、特進選抜コース(Ⅰ類・Ⅱ類)、特別進学コースⅠ類、特別進学コースⅡ類の3コースがあり、募集人員は特進選抜コースⅠ・Ⅱ類が80名、特別進学コースⅠ類が180名、特別進学コースⅡ類が260名です。
参考:叡明高校について|叡明高等学校 公式サイト、2027年度 生徒募集要項|叡明高等学校 公式サイト
※この記事の偏差値データについて
高校の偏差値は、模試を実施する会社によって算出方法や母集団が異なるため、同じ学校でも数値に差が出ます。この記事では、進研ゼミの「合格可能性判定模試」によるB判定値の偏差値を基準に統一して紹介します。B判定値は、過去の入試結果などをもとにベネッセが算出した、合格の可能性がある程度見込める目安の数値です。
叡明高校のコース別偏差値と県内高校との比較

叡明高校の偏差値は、コースによって幅があります。ここではコースごとの目安と、近い難易度帯にある埼玉県内の高校との比較を見ていきます。
コース別偏差値と合格ラインの目安
叡明高校全体の進研ゼミ偏差値は45〜59の範囲です。
コース別に見ると、特進選抜コースⅠ類が55〜59、特進選抜コースⅡ類が50〜54、特別進学コースと進学コースがそれぞれ45〜49となっています。同じ学校でもコースによって10ポイント以上の差があるため、志望するコース単位で目安を確認することが欠かせません。
| コース | 進研ゼミ偏差値 |
|---|---|
| 特進選抜コースⅠ類 | 55〜59 |
| 特進選抜コースⅡ類 | 50〜54 |
| 特別進学コース | 45〜49 |
| 進学コース | 45〜49 |
上の表は、進研ゼミが公表している2026年度の合格可能性判定模試のB判定値をコース別に整理したものです。コースが上がるほど目安も上がっていく構成になっていることが読み取れます。
※2026年度の「特別進学コース」「進学コース」は、2027年度入試からそれぞれ「特別進学コースⅠ類」「特別進学コースⅡ類」に再編されています。
埼玉県内における近接偏差値帯の高校比較
同じ進研ゼミのデータで、叡明高校の併願校としても挙げられている越谷北高校(県立)、浦和麗明高校(私立)と比較してみます。
| 高校名 | 設置 | 進研ゼミ偏差値 |
|---|---|---|
| 叡明高校 | 私立 | 45〜59(コースにより異なる) |
| 越谷北高校 | 公立 | 55〜59 |
| 浦和麗明高校 | 私立 | 45〜59(コースにより異なる) |
越谷北高校の偏差値帯(55〜59)は、叡明高校の中でも上位コースである特進選抜コースⅠ類(55〜59)と近い水準にあります。一方、特別進学コースや進学コース(45〜49)とは10ポイント前後の差があります。
浦和麗明高校は、叡明高校と同じ私立校で、偏差値帯も45〜59と同じ範囲です。コース構成を見ても、上位コースが55〜59、中位コースが50〜54、下位コースが45〜49という段差のつき方まで、叡明高校とよく似た構造になっています。
同じ資料内の数値であっても、公立と私立では入試の仕組みそのものが異なります。数ポイントの差だけで単純に序列を決めつけず、この一覧だけで「叡明高校が何位」と断定しないことが大切です。
参考:越谷北高校の情報|進研ゼミ 高校入試情報サイト 、浦和麗明高校の情報|進研ゼミ 高校入試情報サイト
叡明高校における入試区分と学力検査の実施状況

叡明高校の入試は、推薦入試と一般入試の2つに大きく分かれています。ここでは、募集要項をもとに実際の出願区分や選考方法を紹介します。
以下は、出願区分ごとに必要な書類と選考方法を整理した表です。
| 入試 | 出願区分 | 出願に必要な推薦書 | 学力試験 | 面接 |
|---|---|---|---|---|
| 推薦入試 | 単願 | 学校推薦書または自己推薦書Ⅰ | 国・数・英(各50分・マークシート) | なし |
| 推薦入試 | 併願(1・2回目) | 学校推薦書または自己推薦書Ⅰ | 国・数・英(各50分・マークシート) | なし |
| 推薦入試 | 自己推薦Ⅱ | 自己推薦書Ⅱ | 国・数・英(各50分・マークシート) | あり(個人面接) |
| 一般入試 | 単願 | 不要 | 国・数・英(各50分・マークシート) | なし |
| 一般入試 | 併願 | 不要 | 国・数・英(各50分・マークシート) | なし |
この表からわかるように、学力試験の科目・時間はどの区分でも共通ですが、面接があるのは自己推薦Ⅱのみです。また、推薦入試で出願する場合は、区分に応じて学校推薦書・自己推薦書Ⅰ・自己推薦書Ⅱのいずれかが必要になります。
同じ叡明高校でも、選ぶ入試区分によって当日の対策の重点が変わってきます。推薦入試であれば中学校での内申が判断材料の中心になり、一般入試であれば当日の学力試験の結果が中心になる、という違いを押さえておくとよいでしょう。
叡明高校の校風と制服および大学合格実績

偏差値と並んで気になるのが、学校の雰囲気や卒業後の進路です。
建学の精神に基づく教育方針と生活指導
叡明高校は、「みんなから愛され、信頼される人」「社会に役立つ人」「勤労を尊び前進する人」を育てることを建学の精神としており、「叡智・高志・協調」を教育の理念に掲げています。具体的な教育方針としては、自主自立の精神を養い自ら学び自ら考える力を育むこと、確かな学力と規範意識に基づく豊かな社会性を養うこと、思いやりの心や個性を伸ばすことの3点が示されています。
部活動については、公式サイトに合計35の部・同好会が掲載されています。強化指定部が4部(合唱部、男子硬式野球部、女子バドミントン部、男子バドミントン部)、準強化指定部が3部(吹奏楽部、男子サッカー部、ダンス部)、運動部が15部、文化部が10部、同好会が3団体という構成です。
以下は、公式サイトに掲載されている部・同好会を区分別に整理した一覧です。
| 区分 | 部・同好会 |
|---|---|
| 強化指定部 | 合唱部、男子硬式野球部、女子バドミントン部、男子バドミントン部 |
| 準強化指定部 | 吹奏楽部、男子サッカー部、ダンス部 |
| 運動部 | 男子バレーボール部、女子硬式野球部、女子ソフトボール部、チアダンス部、卓球部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、女子硬式テニス部、男子硬式テニス部、女子バレーボール部、弓道部、自転車競技部、陸上部、女子サッカー部、ゴルフ部 |
| 文化部 | 演劇部、放送部、家庭科部、書道部、科学部、軽音楽部、美術部、茶道部、写真部、華道部 |
| 同好会 | リベラルアーツ同好会、ウエイトトレーニング同好会、阿波踊り同好会 |
この一覧からわかるように、強化指定部・準強化指定部を含めた32部に同好会3団体を加え、計35団体があり、興味の幅に応じて選択肢が用意されていることが読み取れます。
参考:2025年度 叡明高等学校 学校自己評価シート|叡明高等学校 公式サイト、 部活動|叡明高等学校 公式サイト
早慶上理やGMARCHにおける大学合格実績
叡明高校の公式サイトでは、2025年度の主な大学合格実績が公表されています。国公立大学では埼玉県立大学や防衛大学校、私立大学では早慶上理・GMARCHをはじめ幅広い大学への合格者が出ています。
| 系統 | 大学名(合格者数/人) |
|---|---|
| 国公立大学 | 埼玉県立大学 3、防衛大学校(1次含)4 |
| 早慶上理 | 上智大学 3、東京理科大学 4 |
| GMARCH | 明治大学 6、青山学院大学 4、立教大学 9、中央大学 9、法政大学 9、学習院大学 5 |
| 成成明学獨國武 | 成城大学 8、成蹊大学 10、獨協大学 20、國學院大学 17、武蔵大学 10 |
| 日東駒専 | 日本大学 34、東洋大学 77、駒澤大学 7、専修大学 18 |
| その他私立大学(一部) | 芝浦工業大学 10、東京農業大学 7、東京電機大学 20、文教大学 33、大東文化大学 27、帝京大学 44、千葉工業大学 61、大妻女子大学 22 など |
上の表は、公式サイトに掲載された系統の一部を整理したもので、これ以外にも多数の大学に合格者が出ています。
また、主な指定校推薦枠としては、学習院大学、立教大学、中央大学、法政大学、獨協大学、成蹊大学、日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学、文教大学、東京電機大学、工学院大学、亜細亜大学、大東文化大学、帝京大学、国士舘大学などが挙げられています。
甲子園や全国大会で活躍する主な部活動実績
強化指定部・準強化指定部の実績は、公式サイト上でも特に目立って紹介されています。男子硬式野球部は、2025年夏の全国高校野球選手権埼玉大会で優勝し、学校として初めて甲子園に出場しました。甲子園では津田学園高校と対戦し、延長12回タイブレークの末4-5で敗れています。2026年度の部員数は78名です。
合唱部も全国レベルの実績を持ち、過去に全日本合唱コンクール全国大会で金賞を獲得しています。2024年度にはNHK全国学校音楽コンクール埼玉県コンクールで金賞1位となり、2026年3月には声楽アンサンブルコンテスト全国大会に出場しました。部員数は60名です。
男女バドミントン部も強化指定部で、男子は関東高等学校バドミントン選手権大会の学校対抗戦で3位、女子は同大会でベスト16という実績が公式サイトに掲載されています。
準強化指定部では、吹奏楽部の規模が特に大きく、部員数は230名です。2025年度には埼玉県吹奏楽コンクール高校Aの部で金賞を受賞し、西関東大会へ進出しています。ダンス部も100人を超える規模で、「マイナビ High School Dance Competition」の全国大会で優勝し、2022年には2連覇を達成しています。
強化指定部以外にも、実績のある部があります。放送部は2024・2025年度にNHK杯全国高校放送コンテスト全国大会へ2年連続で出場し、2025年度はテレビドキュメント部門で制作奨励賞を受賞しています。チアダンス部も、2026年度の全国高等学校ダンスドリル選手権大会関東大会でMILITARY部門2位という実績が公式サイトに掲載されています。
気候や体調に合わせて選べる自由度の高い制服
叡明高校の制服は、決まった1着を着るというより、複数のアイテムを自由に組み合わせるスタイルです。冬服はワイシャツまたはブラウス(2色)とセーター(2色)、女子はスラックスやネクタイも用意されています。夏服はワイシャツまたはブラウス(3色)とポロシャツ、女子はベスト(2色)などが選べる形で、気候や好みに応じて組み合わせを選べる仕組みになっています。

塾選独自データから見る入学者の偏差値推移
ここからは、塾選に寄せられた叡明高校の口コミデータをもとに、実際の入学者がどのくらいの学力から合格に至ったのかを見ていきます。このデータは進研ゼミの偏差値とは算出方法も母集団も異なるため、数値を直接比較することはできません。
今回集計したのは、叡明高校に実際に入学した方に限定した口コミ22件です。合格しただけでなく入学まで至った方のデータのため、志望校選びの参考としての信頼度は高いと考えられます。
集計の結果、学習開始時の偏差値の平均は52.3、受験直前の偏差値の平均は57.8でした。
| 項目 | 平均値 |
|---|---|
| 学習開始時の偏差値 | 52.3 |
| 受験直前の偏差値 | 57.8 |
上の表からは、平均で見ると学習開始時から受験直前にかけて偏差値が5.5ポイント上昇していることが読み取れます。
偏差値に頼らない叡明高校合格への対策

偏差値はあくまで目安のひとつであり、それだけで合否が決まるわけではありません。偏差値の数値だけにとらわれず、叡明高校の入試の仕組みに合わせた具体的な対策を進めることが、合格への近道です。ここでは、合否を大きく左右する3つの実践的なポイントを紹介します。
推薦入試を受けるなら個別相談会への参加が必須
叡明高校の推薦入試(学校推薦・自己推薦Ⅰ・自己推薦Ⅱ)を受ける場合、出願に必要な推薦書は個別相談会でのみ手渡されるため、個別相談会への参加が必須です。一方、一般入試では事前の個別相談は必要ありません。自分がどちらの入試区分を検討しているかによって、個別相談会への参加要否が変わる点を早めに押さえておきましょう。
入試問題は公立高校入試に準拠したレベル
叡明高校の学力試験の難易度について、公式サイトの入試Q&Aでは「公立高校の入試問題に準拠しています」と説明されています。私立独自の傾向を過度に警戒するより、埼玉県公立高校入試の過去問や類題で基礎〜標準レベルを固めておくことが、対策の指針になります。
3教科マークシート形式への特化とスピード対策
叡明高校の学力試験は、推薦・一般ともに国語・数学・英語の3教科(各50分・マークシート形式)で実施されます。マークシート方式ではマークミスを防ぐ正確さと、制限時間内に手際よく解くスピードが求められます。過去問や類似形式の問題集を活用し、基本〜標準問題を短時間で確実に得点する演習を重ねることが得点力アップに直結します。
叡明高校の入試難易度に関するよくある質問

コース別における偏差値の合格目安
コース別では特進選抜コースⅠ類が55〜59、Ⅱ類が50〜54、特別進学コースと進学コースがそれぞれ45〜49となっています。※2026年度の「特別進学コース」「進学コース」は、2027年度入試からそれぞれ「特別進学コースⅠ類」「特別進学コースⅡ類」に再編されています。
叡明高校における倍率の公開状況
叡明高校は、学校の公式サイトでは倍率を公表していません。気になる場合は、学校説明会や個別相談で直接確認するのが確実です。
県内における近接偏差値帯高校の比較
進研ゼミのデータでは、叡明高校の併願校としても挙げられている越谷北高校(公立・55〜59)や浦和麗明高校(私立・45〜59)が近い偏差値帯にあります。特に浦和麗明高校は同じ私立校で、コース構成の段差のつき方も似ています。ただし公立と私立では入試制度が異なるため、数ポイントの差だけで難易度を比較しすぎないよう注意してください。
合格判定における内申点の要件と確認方法
叡明高校の公式サイトでは、内申点の具体的な基準値は公表されていません。学校説明会や個別相談で、志望するコース・入試区分ごとの目安を確認することをおすすめします。
まとめ:コース別の偏差値と入試区分から現在地を確認

埼玉県越谷市(越谷レイクタウン駅徒歩約7分)にある私立・叡明高校は、コースによって偏差値の幅が大きく異なるため、志望コースごとの目安把握が受験対策の第一歩です。データによると、特進選抜コースⅠ類(55〜59)、同Ⅱ類(50〜54)、特別進学コース・進学コース(45〜49、2027年度入試からは特別進学コースⅠ類・Ⅱ類に再編)と最大14ポイントの開きがあるため、学校全体の平均値ではなくコース別の難易度を確認しましょう。
入試制度は、内申点重視の「推薦入試」と当日点重視の「一般入試」に分かれており、自身の強みに合わせた選択が重要です。学校生活では、気候に合わせて自由に組み合わせられる制服や、甲子園出場を果たした男子硬式野球部、全国レベルの吹奏楽部・ダンス部など活発な部活動が大きな魅力。GMARCHなどへの大学合格実績も豊富です。
また、塾選の入学者データでは、受験直前に偏差値を平均5.5ポイント伸ばして合格した事例も確認できます。今の数値だけで諦めず、まずは学校説明会や個別相談に参加し、最新のコース別内申基準や併願要件を直接確認して今後の学習計画に活かしましょう。
執筆者プロフィール
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