大学受験の塾には行くべきか？通塾が必要ない人の特徴や体験談を紹介

大学受験で結果を出すためには基本的には塾に通うべきです。しかし、場合によっては塾に通わなくても合格できます。この記事では、大学受験の塾に行くべきかのセルフチェック、塾に通うべき人の特徴、おすすめ塾を紹介しています。

「最近、大学受験のために塾に通っている友達が増えている。自分も大学受験塾に行ったほうがよいのだろうか？」
「高校受験は塾に通わなくても合格できたけど、大学受験では塾に行くべきかな？」

このように思って、検索したのではないでしょうか？

高校受験と比較して試験の難易度が高く、受験に必要な情報量も多い大学受験では、塾に行ったほうがよい人がほとんどです。

とはいえ、学習環境が整っていたり、目標に向かって自分をコントロールしながら勉強に取り組んだりできる人は、大学受験の塾に通わなくても合格できるかもしれません。

そこで、この記事では「大学受験の塾に行くべきか」セルフチェックできるように、解説します。

この記事を読めば、大学受験の塾に行くべきかの判断ができるだけでなく、自分が通塾すべき理由もわかります。

大学受験におすすめの塾も紹介しているので、自分にぴったりの学習塾探しの参考にしてください。

大学受験の塾に行くべき人の特徴

次の5項目のうち、どれかひとつでもあてはまる場合、大学受験の塾に行くべきといえます。

• 勉強の進め方や学習習慣に不安がある人
• 受験する大学や学部がまだ決まっていない人
• 大学受験の仕組みや情報収集に不安がある人
• 大学受験の勉強に集中できる学習環境が必要な人
• 大学受験にあたり、精神的なサポートが必要な人

複数の項目にあてはまる人もいるのではないでしょうか？

高校受験と異なり、大学受験では学力の向上だけでなく、受験情報を収集して戦略を立てることが重要です。

大学受験塾では、受験に関するさまざまなサポートを受けられるため、通塾は志望大学に合格するための近道ともいえます。

それでは、各項目の特徴について詳しく解説します。

勉強の進め方や学習習慣に不安がある人

受験勉強の進め方がわからなかったり、学習習慣をきちんと身に付けられるのか自信がなかったりする人は、大学受験の塾に行くべきといえるでしょう。

試験科目が主要5教科の高校受験とは違い、大学受験では大学や志望学部ごとに試験科目が異なります。大学の区分（国公立か私立）によっても、下表のように受験科目が異なります。

特に国公立大学を志望する人は、共通テストと二次試験の対策を両立して進める必要があり、長期的かつ計画的に勉強を進めなければいけません。「いつ、どのような勉強をするべきか」というように計画を立てるのが難しいと感じる人は、勉強の進め方の相談にも乗ってくれる塾に行くことをおすすめします。

学習習慣が身に付いていない人も、大学受験塾に行くべき対象といえます。

場所とやるべきことを結びつける方法は、習慣を身に付けるために有効な手段です。

大学受験塾に通えば、自ずと「塾＝勉強する場所」となります。毎日塾の自習室に通うと決めて、勉強を習慣化させる大学受験生は多くいます。

勉強の進め方を相談できる人がいたり、学習習慣を身に付けるきっかけをつくれたりする大学受験塾に通えば、今抱いている不安感は軽減できるはずです。

受験する大学や学部がまだ決まっていない人

受験する大学や学部が決まっていない人も、大学受験塾に行ったほうがよいです。

独立行政法人国立青少年教育振興機構が発表した「高校生の進路と職業意識に関する調査報告書（令和5年6月）※1」によると、就きたい職業がはっきり決まっている高校生はわずか22％でした。

つまり、残りの78％の高校生は、漠然とないしは全く決まっていない状況です。将来のビジョンがはっきりしていなければ、行きたい大学や学部を選ぶことは難しいと感じるでしょう。

大学受験の塾や予備校には「チューター」と呼ばれる、進路相談担当の職員がいます。やりたいことや行きたい大学が決まっていない高校生には、チューターがおすすめの大学を紹介したり、オープンキャンパスに参加するように促したりして、志望大学や勉強したいことが見つかるようにサポートしてくれます。

大学受験までの時間は限られているからこそ、入学したい大学が決まっていない人は塾に通うべきです。

大学の情報が豊富にある塾に通って勉強と進路選択のサポートを受けながら、大学で勉強したいことを見つけるようにしましょう。

※1出典：独立行政法人国立青少年教育振興機構「高校生の進路と職業意識に関する調査報告書－日本・米国・中国・韓国の比較－（令和5年6月）」17ページ

大学受験の仕組みや情報収集に不安がある人

大学受験の仕組みが理解できていない人や、受験の情報収集を自分でこなす自信がない人も大学受験の塾に通って、サポートを受けるべきでしょう。

大学受験は高校受験と違い、受験する大学や選抜方法によって選考基準が異なるため、志望大学に合った対策をする必要があります。

例えば、高校2年生の夏休み時点で、M大学商学部を志望するAさんとBさんがいたとします。

それぞれが希望する選抜方式と現在の成績（評定平均・模試偏差値）は、下表の通りです。

Aさんが指定校推薦で合格するためには、高校3年生の1学期までに評定平均を最低でも4.5まで引き上げる必要があります。すなわち、高校2年生2学期～高校3年生1学期までの評定平均を4.9になるようにしなければ、出願基準を満たせません。

指定校推薦では、大学によって評定の基準は異なりますが、少なくとも評定平均4.0以上でなければ、出願基準を満たさない場合がほとんどです。

Aさんのように指定校推薦で合格するためには、定期テストでしっかりと高得点を取ることが最も重要になります。

一方で、Bさんは学部別入試での合格を目指しているので、偏差値を60までアップさせることを目標にしています。定期テストの出題範囲を懸命に勉強するよりも、模試で偏差値を上げられるように、苦手科目や分野の基礎固めと実践力を身に付けることが重要です。

このように、大学受験では同じ大学の同じ学部を志望していても、選考方式によってやるべきことが違います。

受験の仕組みを正しく理解するために情報収集をして、適切な勉強方法で勉強に打ち込めるのか不安を抱えているのであれば、大学受験塾の力を活用するほうがよいでしょう。

大学受験の勉強に集中できる学習環境が必要な人

集中して勉強できる学習環境がまわりにない人も、大学受験塾に行くべきです。

自室を兄弟姉妹と一緒に使っている人は、いつでも集中して勉強に取り組める環境を自宅に用意するのは難しいのではないでしょうか。

ほとんどの塾には自習室があるため、集中して勉強できる環境を得られます。

実際に、ほぼ毎日自習室に通っている人も少なくありません。

また、通っている高校が進学校でない人も、集中できる学習環境をつくるために塾に行くことをおすすめします。

就職や専門学校進学が決まっていて、勉強モードではない友人が周りにいるなかで、モチベーションを保って勉強をするのはかなり難しいです。

大学受験塾に通えば、志望大学合格という同じ志を持った仲間と切磋琢磨しながら、勉強に打ち込めます。

集中できる環境がないと、時間をかけて勉強しても、勉強の成果が表れません。

大学受験塾に通えば、自ずと集中できる学習環境が得られるので、自習室などで集中して勉強に取り組めるようになるでしょう。

精神的なサポートが必要な人

受験勉強では、誰しもが思うように成績が伸びない時期を経験するはずです。そのときに、自分はひどく落ち込んでしまいそうだと感じた人は、大学受験の塾に行ったほうがよいでしょう。

勉強の成果が、模試の判定など目に見える形で表れるまで大体3ヶ月程度かかります。

また、自分なりにがんばって勉強してもやり方が良くなかったり、勉強量が足りなかったりすれば、点数や模試の判定が上がらない場合もあります。

その状況を受けて落ち込み、勉強を投げ出してしまっては、努力が水の泡です。

大学受験の塾では、成績が上がらない状況に対して、客観的なアドバイスがもらえます。また、大学受験を経験したチューターや、プロの講師から前向きになれる言葉や考え方も教えてもらえるでしょう。

自分で大学受験勉強の計画を立てるのが苦手な人や、自分が立てた勉強スケジュールで志望大学合格に近づいているのか不安を抱いている人も大学受験塾にいくべきです。

高校受験よりも難易度が高い大学受験では、効率的に勉強することも重要なポイントとなります。

自分の大学受験の勉強方法に自信が持てないまま勉強を続けても、勉強に身が入らず非効率的です。

大学受験塾に行けば、大学受験勉強の計画の立て方や勉強方法について、チューターが客観的にアドバイスしてくれます。

大学受験の勉強では、自分の立てた計画を日々コツコツとこなしていく精神的強さも、合格を勝ち取るために大事な素養です。

計画を立てるのが苦手な人や、一人ではコツコツと努力し続けられる自信がないと感じる人は、成績の善し悪しにかかわらず、精神的サポートも受けられる大学受験塾に通塾するほうが、安心して大学受験に臨めるでしょう。

大学受験の塾に通う必要がない人の特徴

反対に、次の3つの特徴がある人は、必ずしも大学受験の塾に通う必要はないでしょう。

• 高い学力があり学習習慣が身に付いている人
• 大学受験の仕組みを理解し情報収集に自信がある人
• 大学受験に集中できる環境やサポートしてくれる人が身近にいる人

これらの特徴があてはまる人でも、塾に行けば、さらなる学力アップができるはずです。とはいえ、塾に行くには、費用がかかります。また、自宅と往復するための時間も必要です。

「費用や時間をかけて、塾に行かなくてもよいのではないか？」と考えている人は、塾に通う必要のない人の3つの特徴について詳しく解説するので、チェックしてみてください。

高い学力があり学習習慣が身に付いている人

すでに高い学力があり、学習習慣が身に付いている人は、大学受験の塾に通う必要はないでしょう。

大学受験では、次のような基準で高い学力と判断するとよいでしょう。

①志望大学の判定がすでにA評価で、順位も上位

②推薦狙いの場合、評定平均が5に限りなく近い

しかし、2つの基準にあてはまるからといって、塾に通う必要がないと判断するのは危険です。

塾に通っている生徒と同じかそれ以上に、学習習慣がきちんと身に付いている必要があります。

2012年にベネッセ教育研究開発センターが調査した「大学生が振り返る大学受験調査」では、一般入試で受験をした高校3年生の勉強時間は、受験前の12月時点で4.8時間でした。

自主的に4.8時間以上勉強していて、すでに志望大学の受験者の中でも高い水準にいる人は、無理に塾に通う必要はないといえます。

出典：ベネッセ教育研究開発センター「大学生が振り返る大学受験調査」3ページ　2012年実施

大学受験の仕組みを理解し情報収集に自信がある人

受験の仕組みを理解していて、自分で志望校や受験に関する情報収集ができる人は、大学受験塾のサポートがなくても問題はないでしょう。

例えば、年子の兄や姉が受験をする際に受験の仕組みを一緒に学んだ人のなかには、直近の受験情報をしっかりと理解できている人もいるでしょう。

また、アプリなどを使って受験情報を集め、わからないことは高校の進路指導担当の先生に質問できる環境がある人は塾に通わなくても、受験の準備が進められるため、必ず塾に通う必要性はないかもしれません。

大学受験に集中できる環境やサポートしてくれる人が身近にいる人

集中して勉強できる環境があり、受験のサポートをしてくれる人が身近にいれば、大学受験塾への通塾は必須ではないでしょう。

近年、学校と学習塾が連携して受験勉強の指導を行う、学内塾システムを導入している私立高校もあります。

通常、大学受験において情報交換は行わない学校と塾が、情報を共有し合って大学受験の対策を行う学内塾は、画期的で有効なシステムです。

学内塾のように、塾に行かなくても勉強や受験指導をしてくれる人が身近にいれば、負荷をかけてまで学習塾に通う必要はないでしょう。

大学受験のために塾に通う人の割合

それでは、実際に大学受験のために塾に通う人の割合はどのくらいなのでしょうか。

高校生の通塾事情について、以下の4項目でデータをまとめました。

a.塾に通う高校生の割合　

b.高校生の通塾開始時期　

塾に通おうと考えている人は、ほかの生徒の通塾開始時期も気になるはずです。

また、塾に通っていると、学力や勉強への取り組み方がどのくらい変わるのかも気になるポイントでしょう。

塾選独自のデータによる、結果をまとめました。

塾に通う高校生の割合　

高校の区分（公立と私立）ごとの大学受験塾に通う高校生の割合は、下表のとおりです。

※2（出典）文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」より筆者が作成

この数値は高校生がいる家庭が学習塾の費用として1円以上支出をした人の割合であるため、学習塾に費用を捻出した人は「大学受験塾に通った人」と言い換えられます。

想像より少ないと感じた人もいるでしょう。

この調査では、大学受験をしない高校生や高校1、2年生も対象に含まれているため、通塾している人の割合が半分以下となっています。

実際のデータはありませんが、大学受験をした生徒のなかで、塾に通った割合を調べれば、もっと高い数値となるでしょう。

高校生の通塾開始時期　

塾選が行った独自調査では、大学受験塾に通った高校生は4月に通い始めた人の割合が最も大きく、その数値は次の通りです。

塾選調べ：全国の高校生2,413人を対象にアンケートを実施

また、この調査ではどの学年でも、学年が切り替わるタイミングの4月に通塾を始めた人が圧倒的に多いことも判明しました。

高校生の通塾開始時期については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

実際に大学受験の塾に通った人のリアルな声

ここからは、塾選の独自調査で寄せられた、実際に大学受験の塾に通った人のリアルな声を「大学受験塾の成功体験」「大学受験塾の失敗談」に分けて紹介します。

大学受験塾の成功体験

まずは、大学受験塾に通って成功した体験談を紹介します。

伝統校ならではのよい講師、よい教材・テキスト、よいカリキュラムの環境下で映像授業で学習したが、毎回確認テストがあり、その誤答部分や理解が今一歩だったところは、必ず都度チューターに質問し確実に身に付けてから次へ進むことを心掛けた。（高３・河合塾マナビス・関西学院大学への合格体験記）

大学受験塾に通えば、大学受験指導に特化した授業や教材による学習指導や大学受験情報の提供など、大学受験に必要なサポートを受けられます。

また、たいていの大学受験の塾にある自習室を毎日利用することで、学習習慣を身に付けらます。

個別指導などの小規模な大学受験塾では、生徒の状況に合わせて丁寧な指導を受けられる場合もあるので、大学受験塾のサポートをうまく活用して、成功した体験談でした。

大学受験塾の失敗談

反対に、大学受験の塾に通った人の失敗談を紹介します。

通った感じだと、もう少し成績があがるかと思ったのですがあまり向上しませんでした。本人の問題があるかもしれないので何とも言えませんが、もう少し何とかならないのかとおもいます。積極的な人であればむくような気がします。（高3・栄光ゼミナール・二松学舎大学への合格体験記）

このように「大学受験塾に通ってよかったが、もっと早く行ったほうがよかったかもしれない」と感じている人もいます。

大学受験の選抜方法や現在の学力によって、大学受験塾にいくべき時期は人によって異なります。

大学受験塾に通い始めるべき時期は、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

大学受験の塾に通うかどうか迷った時の判断基準

ここまでに、大学受験に塾に行くべきかどうかについて、説明をしてきました。

とはいえ「今の状況では、大学受験塾に行くべきなのか」と判断に迷う人もいるのではないでしょうか。

大学受験の塾に通うかどうか迷ったときには、次の4つの判断基準を参考にしてください。

a.志望大学レベルと現状の学力と残り時間

b.学習スタイルが自分に合っているか

c.塾の講師や教室の雰囲気との相性

d.経済的な状況

1つずつ詳しく解説します。

志望大学レベルと現状の学力と残り時間

「今の自分は、大学受験の塾に通うべきなのか」と判断に迷ったときは、次の3点を基準にすると判断ができます。

• 志望大学レベル
• 現状の学力
• 現在の学年

仮に、部活を引退したばかりの高校3年生C君がいたとします。現在は塾に通っていないC君は、下表のような状況です。

部活を引退した高校3年生の6月頃に模試がE評価であれば、自力での志望校合格は難しいでしょう。

大学受験塾に入れば、学力アップはもちろん、志望校に合格するために必要な受験情報を収集することもできるので、C君のような状況の生徒は大学受験塾に入塾したほうがよいと判断できます。

とはいえ、上記3点を考慮しても、自分では判断がつかないケースもあるでしょう。

その場合には、入塾を検討している大学受験塾に一度相談することをおすすめします。

学習スタイルが自分に合っているか

大学受験塾に通うか迷ったとき「学習スタイルが自分に合っているのか」も判断基準になります。

大学受験対策をする学習塾には、主に次の3つの学習スタイルがあり、それぞれの指導の特徴は下表の通りです。

上表のように、学習スタイルによって、向いている選抜方式や生徒が異なります。

「自分の目標に近づける学習スタイルの塾か」も塾を選ぶ際の判断基準にしてください。

塾の講師や教室の雰囲気との相性

通塾する塾を選ぶ際「塾の講師や教室の雰囲気が自分にマッチするのか」チェックが必要です。

受験まで通う学習塾には、長い人で3年間通うことになります。

自分と塾の相性がよくないと、通塾することが億劫となる恐れがあります。

自分には合わないと感じた際、違う塾に変える選択も可能です。

しかし、学習カリキュラムが前の塾と違う場合には「同じ内容をもう1度やる」もしくは「まだやっていない単元は自習して、進度を合わせる」という状況となり得ます。

大学受験まで勉強以外の悩みを抱えずに勉強に取り組むためには、塾の講師や教室との相性も塾を決める際の判断基準にする必要があるでしょう。

経済的な状況

経済的な状況も大学受験の塾に通う場合に、判断基準となります。

仮に指定校推薦狙いで評定アップを目的に、個別指導塾に通いたいDさんがいたとします。

両親に相談した結果、月謝の高い個別指導塾への通塾は難しいが、集団指導塾であれば、受講費用の支払いは可能との答えでした。

この場合は、定期テスト対策をする集団指導塾に通塾するのがDさんの目標に近づくための最良の手段といえるでしょう。

このように、通塾には月々大きな出費が伴います。継続して大学受験塾での勉強をするためにも、経済的な状況も判断基準のひとつとするべきです。

大学受験におすすめの塾10選

最後に、塾選がおすすめする大学受験の塾をご紹介します。

大学に入学できれば、高校以上に高い授業料が必要となる可能性を考えて、少しでも大学受験の塾の費用を抑えたいと思っている人もいるのではないでしょうか？

そこで、比較的リーズナブルな授業料で通える大学受験塾をピックアップしました。

またこちらで紹介している大学受験塾以外にももっと詳しく知りたい人は、ぜひこちらの記事をご覧ください。

【2024年】大学受験対策が有名なおすすめの学習塾20選を徹底解説

武田塾

武田塾は自学自習の習慣を身に付けたい人におすすめです。講師が解説をする授業よりも高校生が自分で勉強する自学自習を重要視しており、自ら勉強を続けていく仕組みを作っています。

【特徴】

義務自習や365日課題指定、帰宅前の宿題チェックなど、武田塾では高校生の自学自習管理を徹底しています。

さぼれない状況をつくり出すことで、子どもが自ずと勉強に取り組むようになる仕組みがあります。また、4日進んで2日復習といったカリキュラムを採用しており、全ての学習項目を完璧に定着させることも可能です。

【料金】

授業料は最も安いコースで月20,000円からとなっています。こちらの記事でも料金について解説していますので、参照してください。

【参考記事】『武田塾』の授業料を徹底解説！他塾と比べて料金は？

【サポート体制】

武田塾では動画で「夏休みの勉強のモチベーション維持の方法」「大学受験の歩き方」「教科別勉強方法」などの動画をアップしています。また、各教室には自習室が設置されており、開校時間であればいつでも利用可能です。

【武田塾の口コミを一部ご紹介】

志望大学に合格させてくれたのは、塾のサポートがあったからです。それは娘からの評価でもあります。独りでは対応出来ない受験勉強を、一緒に考え、対策を示してくれる塾があったからこそ、集中して勉強ができました。ありがとうございます。（保護者・北海道・会社員） 【口コミを詳しく見る】

最高の塾、今まで自分が通った塾を含めそれが武田塾です。先ほども述べましたが、なんだこの塾はから始まったのですが、塾を辞める時にはこのまま続けたいと親が勝手に思いました。自主性がたいせつなのだなと親の勉強にもなりました。今まで子供に対し、勉強せいとせかすことばかりだったのですが、自主性が身につくと勝手にやりだしました。キーワードは自主性。（保護者・愛知県・会社員） 【口コミを詳しく見る】

東進ハイスクール/東進衛星予備校

映像塾パイオニアの東進です。業界大手の映像塾として知られており、実力派の講師陣によるハイクオリティの授業と担当チューターとの二人三脚で難関大学合格を目指します。

【特徴】

CMでもおなじみの有名講師陣による映像授業が特徴です。

東進ハイスクール・東進衛星予備校の講師は、日本全国から選りすぐられた大学受験のプロフェッショナルであり、何万人もの受験生を志望校へ合格してきた実績があります。特に授業のクオリティにこだわる人、第一志望が明確に決まっている人、受験に対して強い意欲がある人におすすめです。

【料金】

授業料は学年や受講する科目、科目数によって異なります。そのため、具体的な料金が知りたい人は教室にお問い合わせください。

【参考記事】『東進ハイスクール／東進衛星予備校』の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？』

【サポート体制】

東進ハイスクール・東進衛星予備校ではモチベーションを維持してくれる担任制度や、志望校合格に向けた「合格設計作成図」、自宅にいても学習履歴が一目で分かる「学力POSシステム」など、独自のサポート体制で受験生を支援します。

【東進ハイスクール・東進衛星予備校の口コミを一部ご紹介】

やはり個人授業で自分のペースで勉強を進められたことが、結果的に良かったと思います。苦手な問題を繰り返し行うことで、本質的に理解できるようになり、知らず知らずのうちに自分の実力につながっていく勉強のスタイルが良かったと思います。（保護者・三重県・会社員） 【口コミを詳しく見る】

一番のメリットはオンラインでの映像授業なので生徒のスケジュールに合わせて通塾をすることができること。また、合格実績が多くあるので過去のデータを分析がされ、生徒の志望校に合格させるための近道を誘導してくれること。その他、実績のある有名な講師陣の映像授業が魅力的である。（保護者・神奈川県・会社員） 【口コミを詳しく見る】

東京個別指導学院

東京個別指導学院では、生徒に合わせて担当講師を選べます。受験に向けて併走する講師との相性は非常に重要で、一人ひとりに合わせたコーチング指導で効果的な受験対策が可能です。

【特徴】

東京個別指導学院では、ベネッセグループの情報力を基に、志望校合格へ向けて一人ひとりに合わせた個別指導を実施している上、生徒と相性の良い講師をマッチングし、学習により集中できる環境を整えています。

また、生徒の状況・目標に合わせてオーダーメイドカリキュラムを作成し、効率よく学習を進められるようサポートしています。そのため、受講曜日や時間帯、科目も柔軟に決められ、部活動などとの両立も可能です。

一般的な大学受験対策はもちろん、総合型選抜・推薦対策、小論文・面接対策などさまざまなニーズに対応しているのも特徴です。

【料金】

東京個別指導学院の料金は公式ホームページには記載がありませんでした。オーダーカリキュラムで生徒によって料金も異なるため、気になる人は近くの教室に問い合わせてください。

【参考記事】東京個別指導学院の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

【サポート体制】

東京個別指導学院では、家庭学習も生徒に合わせてサポートしてくれます。授業前に連絡をすれば当日でも無料で授業の振替が可能です。また、授業のない日でも自習室はいつでも利用でき、講師の手が空いていれば質問もできるため、効率よく学習を進められます。

【東京個別指導学院の口コミを一部ご紹介】

かなり料金は高い方だと思う。しかし、２対１とはいえ丁寧に教えてくれたのと、ただ成績を上げるだけではなく、今後の将来の進路についても一緒に考えてくれた上で計画を立ててくれた。また授業以外でも自習に行けば教えてもらえたし、日曜日に補修もしてくれたので、総合すれば安いくらいかもしれない。（高校生・生徒）【口コミを詳しく見る】

大学受験ディアロ【Z会グループ】

大学受験ディアロ【Z会グループ】は、第一志望校合格に向けて高校生と中高一貫校の中学生をサポートする大学受験専門塾です。少人数定員制にこだわり、徹底したサポートで受験生一人ひとりの学力アップをサポートしています。

【特徴】

大学受験ディアロ【Z会グループ】では、国公立大学カリキュラム・私立大カリキュラム・定期テスト対策カリキュラムが用意されており、一般受験から学校推薦型選抜や総合型選抜、内部進学といったさまざまな受験方式に対応しています。

また、志望校が明確になっていない場合でも個別カウンセリングを行っているため、プロにじっくり相談しながら自分に合った志望校を決められるので安心です。

さらに大学受験ディアロ【Z会グループ】では、一方的に知識を教え込むスタイルではなく、学習した内容を自分の言葉でアウトプットすることに重点を置いています。トレーナーとの対話を通して新たな発見や気付きを得られ、知識をより深い理解へと定着につなげていく指導が特徴です。インプットとアウトプットを繰り返すことで、確かな学力を身に付け合格へと導きます。

【料金】

具体的な授業料などの費用についてはホームページで公開されていませんでした。

週1回1科目から通うことができますが、コースによって料金が異なるため、気になる人は直接近くの教室に問い合わせてください。

【参考記事】大学受験ディアロ【Z会グループ】の料金を徹底解説！他塾と比べて授業料は？

【サポート体制】

大学受験ディアロ【Z会グループ】では、授業の前に自分で知識をインプットすることを推奨しています。Z会グループだからこそ提供できる良質な教材とAI教材を活用することで、効率的な自宅学習が可能です。

また、授業以外にも学習プラン設計や進捗管理、質問対応などの授業内容に関するサポートも実施。さらに進路相談・学習相談にも対応できるサポート体制が整っています。トレーナーとスクールマネージャーが一人ひとりに寄り添って合格まで支援してくれます。

【大学受験ディアロ（Z会グループ）の口コミを一部ご紹介】

親として進路指導の場面で講師の方とお話しする機会がありました。息子の学力と希望に合わせて様々な志望校を提示していただきました。情報量の豊富さにプロフェッショナルな一面を感じました。息子も親も納得の進路指導であり、感謝しています。（高校生・保護者）【口コミを詳しく見る】

坪田塾

坪田塾は、塾だけではなく、家庭でも効率よく勉強できる「自習力」を身に付けられる個別指導塾です。生徒の自立を支え、成績を的確に伸ばす坪田塾独自の個別指導は、ベストセラー小説である「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(通称「ビリギャル」)のモデルにもなりました。

成績を上げるための指導のみにとどまらず、市販教材の選定から、豊富な学校・入試情報に基づいた志望校選びのサポートも実施しています。

【特徴】

坪田塾では、生徒が自分でインプットを行い、教室でアウトプットを行う「反転学習」を実施しています。塾でインプット、宿題でアウトプット、といった従来型の学習とは異なり、この反転学習は、必要な知識を効率よく正しく定着させ、さらには勉強の自走力を付けることも可能になります。

指導では、教育心理学を活用し、生徒の性格に合わせた声がけ、アプローチを実施しています。勉強面でのメンタルサポートを行い、学習のモチベーションを維持向上させるため、勉強が苦手な生徒でも、楽しく、確実に成績アップを目指すことが可能です。

【料金】

高校3年生の場合、1時間あたりの授業料の目安は1,512〜2,308円です。

坪田塾の授業料は科目数にかかわらず、時間単位で設定され、受講時間が長いほど、1時間あたりの料金が安くなります。ただし、週6時間以上の受講が必須です。夏季講習などの特別講習であれば、全て受講する場合、授業料は1時間あたり約890円になります。

【サポート体制】

全国・海外各地から受講できるオンライン個別指導も選択できます。オンライン指導であっても、生徒と1対1の対話式指導を行うことで、学習効果を落としません。また、オンライン・対面にかかわらず、欠席した場合は、当日であっても振替が可能です。

指導は、英語、数学などといった通常科目に限らず、英検・TOEIC・TOEFL・GTECなどの各種検定対策や、総合型選抜・学校推薦型選抜入試の対策も実施しています。

【坪田塾の口コミを一部ご紹介】

親身で、塾生の性格を良く把握してくれていた。インプットは主に自宅等で行い、塾では主にアウトプットを行っていた様子。担当講師とは気が合って良く家でも、面白そうに話してくれていた。楽しそうに話す様子から、合っている事は見えていました。（保護者・東京都・会社員） 【口コミを詳しく見る】

ビリギャルの元になった塾で娘は入塾前に試験があり、できてないところと、できているところがはっきりわかりました。担当の先生も親切にしてくださり、無事合格出来ました。 また、駅からのアクセスもよく学校の帰りなどに寄れるようで娘は部活帰りに通っておりました。（保護者・東京都・会社員） 【口コミを詳しく見る】

個別教室のトライ

次におすすめ塾は個別教室のトライです。全国に直営教室を607カ所持っています。

【特徴】

「高校生のコース」では大学受験対策や内部進学対策、苦手科目克服など、高校生が持つさまざまなニーズに対応しています。オーダーメイドのカリキュラムを作成し、完全マンツーマン指導で勉強を進めていきます。

授業内容を講師が毎回レポートし、学期末などには教室長兼教育プランナーが面談を実施し、授業内容や授業の成果をふり返りながら、必要に応じてカリキュラムを修正することが可能です。

個別教室のトライについてはこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【料金】

高校3年生が週1回通塾する場合、月の授業料目安は約34,668円です。料金についてはこちらの記事でも解説しています。無料体験授業を開催しているので、お試し感覚でご利用ください。

湘南ゼミナール

湘南ゼミナールは、生徒も講師も楽しく学べる環境を提供し、刺激し合いながら学力向上を目指す学習塾です。

【特徴】

湘南ゼミナールは、神奈川県・千葉県・埼玉県・東京都に教室を展開しているトップ校合格の実績が豊富な進学塾です。

授業では、豊富な合格実績と指導実績に基づいて作られた「湘ゼミ合格逆算カリキュラム」を用いた指導が行われています。授業を担当する講師は厳しい基準をクリアした講師のみなので、安心して任せられるでしょう。

また、合格から逆算された塾内テストを定期的に実施することで、現状を常に分析し、着実に実力が伸ばせるようにサポートしています。細かな現状把握と繰り返しの学習により、合格へ近づいていることを実感できるので高いモチベーションを保ちながら受験勉強に励めます。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【塾の費用】

入塾時には16,500円の入会金が発生します。ただし、兄弟姉妹が在籍または過去に在籍していた場合には無料です。

高校生が週1回通塾する場合の授業料の目安は、集団指導であれば月額11,000円～、個別指導であれば20,000円～となっています。また、個別指導の場合には授業料以外に諸経費がかかります。

料金についてはこちらの記事でも解説しています。

個別指導の明光義塾

個別指導の明光義塾は、一人ひとりに合わせた独自のメソッドで指導を行っています。

【特徴】

明光義塾では、個別指導のパイオニアとして長年の指導を基に培った経験とノウハウを活かした授業を行っています。授業では生徒と講師の対話を重視しており、わからないところがあっても遠慮することなく何度も質問できるのが特徴です。

授業の最後にはその日に学んだ内容を講師に説明して振り返りを行います。自分の言葉で表現することで、理解度の確認と深い定着につなげ、学びへの自主性を育んでいます。

また、授業内容は一人ひとりの悩みや課題に合わせて、オーダーメイドでの作成が可能です。個々の目標達成に向けて、学習状況を綿密にチェックしながらサポートしてくれます。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【料金】

月々の授業料は通塾回数や科目、受講するコースによって異なります。授業料以外に別途教材費・諸経費がかかります。

公式ホームページには授業料の具体的な金額に関する記載がないので、詳しくは近くの教室に問い合わせてください。

料金についてはこちらの記事でも解説しています。

臨海セミナー 大学受験科

臨海セミナー 大学受験科は、志望校合格に向けて生徒一人ひとりに丁寧に学習面談を行い、サポートしています。

【特徴】

臨海セミナー 大学受験科では、大学受験対策はもちろん、学校別の定期テスト対策も行える学習塾です。過去の定期テストの出題傾向の分析結果を基にして、最大限の効果が出る対策を行っています。

さらに、個別にティーチングアシスタントがつき、苦手科目や分野への個別フォローも実施しています。徹底したバックアップ体制が仕組み化されているので、苦手意識の強い単元でも安心です。

また、20:20～21:40という遅い時間帯の授業も設置されているので、部活動との両立がしやすいのも特徴です。部活をがんばりたいけれど、勉強にも力を入れたいという高校生にもおすすめできます。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【料金】

高校3年生が1講座を受講する場合、月額料金は11,000円です。受講する講座数が増えるごとに、料金には割引が適用されます。

例えば、6講座受講すると月額料金は54,450円となり、11,500円割引で受講できます。また、授業料以外に別途教材費・模擬試験代・維持費・登録手数料がかかります。

料金についてはこちらの記事でも解説しています。

個別指導WAM

個別指導WAMは、北海道から沖縄まで幅広く教室を展開している学習塾です。（一部地域除く）

【特徴】

個別指導WAMでは、一般選抜入試だけでなく、総合型選抜や学校推薦型選抜の対応も行っているので、希望する入試方式に合わせた対策が可能です。

また、日本全国の受験情報はもちろん、海外の大学の情報も熟知しています。豊富な大学受験情報を用いて、第一志望校合格を目指す上で最適な対策を提案しています。

学習計画を一人ひとりの学力や目標に合わせて作成してくれるので、志望大学の入試で頻出の内容から優先的に学習することも可能です。そのため、短期間で合格力を養える仕組みとなっています。

「志望校は決まっているけれど、何から勉強したらよいかわからない」という人におすすめの学習塾です。

塾の詳細はこちらの記事でも解説しているので、ぜひご覧ください。

【料金】

通塾回数や科目、受講するコースによって料金は異なります。個別指導WAMの公式ホームページには授業料の具体的な金額に関する記載がないので、詳しくは近くの教室に問い合わせてください。

料金についてはこちらの記事でも解説しています。