立教大学で入りやすい学部はどこ?文系・理系・選抜方式別に紹介【2027年度】
「立教大学で入りやすい学部はどこ?」立教大学は、GMARCHと呼ばれる難関私立大学群の一角をなす大学で、全国の多くの受験生が志望する大学です。だからこそ、どの学部が狙いやすいのか気になる人も多いのではないでしょうか。
一口に入りやすいといっても、その基準はさまざまです。この記事では、特に次の観点から「入りやすさ」を整理します。
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ただし、本当に大切なのは「自分が大学で何を学びたいのか」 を考えることです。入りやすさだけで選んでしまうと、「合格したのに、思っていた学びと違った……」というミスマッチにつながることもあります。
自分の興味や将来のイメージも意識しながら、学部選びの参考にしてください。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
立教大学の大学入試の特徴

立教大学には、どのような入試形態があるのでしょうか。ここでは、一般選抜に含まれる一般入試と大学入学共通テスト利用入試、自由選抜入試について解説します。
立教大学の一般入試
一般入試は、立教大学のキャンパスで実施する大学独自試験の成績によって合否を判定する入試方式です。立教大学の一般入試では、試験日が異なれば併願が可能です。日程数は学部によって異なり、多くの学部は最大5日程、文学部は最大6日程。一方、理学部や環境学部の理系型など、出願できる日程が限られる学部・方式もあります。1試験日につき出願できるのは1学科(専修)のみです。
試験は池袋キャンパスまたは新座キャンパスで実施され、大学独自の筆記試験が課されます。同じ試験日に同一科目を受験する場合は、原則として学部を問わず同じ問題が出題されます。ただし、理学部数学科の数学は出題内容が異なります。
外国語(英語)は、原則として英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「外国語(英語)」の得点を利用します。ただし、2月11日に実施される文学部の一般入試では、大学独自の英語試験が課されます。また、法学部国際ビジネス法学科グローバルコースは、所定の英語資格・検定試験の基準を満たすことが出願条件です。
参考:立教大学「入試ガイド2027」「一般入試・共通テスト利用入試についてのQ&A(2027年1・2月実施入試)」
立教大学の大学入学共通テスト利用選抜
大学入学共通テスト利用入試は、大学入学共通テストの成績によって合否を判定する入試方式です。立教大学独自の個別学力検査は実施されません。
大学入学共通テストで求められる教科・科目は学部・学科によって異なり、3科目型・4科目型・6科目型の3種類があります。2027年度入試では、スポーツウエルネス学部に4科目型が新設されます。
すべての学部・学科(専修)と科目型を併願できますが、必要な科目は学部・学科ごとに大きく異なるため、最新の入試要項で確認することが大切です。
参考:立教大学「2027年度 学部入試の情報」「一般入試・共通テスト利用入試についてのQ&A(2027年1・2月実施入試)」「2027年度入試の主な変更点」
立教大学の自由選抜
立教大学の自由選抜入試は、志望学部に関連する高い能力を持つ人や、学業以外の活動で優れた実績・個性を持つ人を対象とした入試です。2027年度は、環境学部を含む12学部で実施されます。
出願資格や選考方法は学部・学科によって異なります。評定平均値に加え、英語資格・検定試験、活動実績、研究成果などが条件となる場合があるため、志望先の要件を個別に確認することが必要です。
選考では、出願書類による第1次選考と、小論文・面接などによる第2次選考を行う学部が多くあります。ただし、試験科目や選考方法は学部・学科によって異なります。
なお、自由選抜入試とは別に、立教大学には指定校推薦入学や関係校推薦入学も用意されています。
参考:立教大学「2027年度 自由選抜入試要項」
立教大学で入りやすい学部【文系】

ここでは、2026年度一般入試の実質倍率等をもとに、立教大学の文系学部で比較的狙いやすい学部・学科を紹介します。特に、倍率や偏差値の観点から候補となるのは以下のとおりです。
- 法学部 国際ビジネス法学科
- コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科
法学部国際ビジネス法学科
法学部国際ビジネス法学科では、法的な視点から国際ビジネスのルールを考え、日本と世界のビジネスをつなぐ力を養います。
1年次には、憲法・民法・刑法などの基礎的な法律科目を学びます。また、企業や自治体が抱える課題の解決にグループで取り組む「法学基礎演習」などを通じて、実社会の課題に向き合う力を身につけます。
2年次以降は、国際取引の交渉や紛争の予防・解決について学ぶ「国際ビジネス法総合」などを履修できます。現代企業法、国際私法、国際取引法、知的財産法、国際経済法など、ビジネスと深く関わる法律を幅広く学べる点が特徴です。
また、日本語による授業だけでなく、外国の判例などを使って英語で法を学ぶ専門科目も設けられています。国際的な企業活動や企業法務に関心がある人に適した学科といえるでしょう。
参考:立教大学「国際ビジネス法学科」
法学部国際ビジネス法学科が比較的入りやすいと考えられる理由は、2026年度一般入試の実質倍率が3.8倍で、法学部法学科の4.2倍を下回っていることです。また、2027年度一般入試のボーダー偏差値は60.0で、法学部法学科と同水準です。
英語は、英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「外国語(英語)」の得点を利用します。そのため、大学独自試験として対策する科目を国語と選択科目に絞りやすい点も特徴です。
法学部国際ビジネス法学科の一般入試の基本情報は次のとおりです。
| 学部・学科名 | 教科数 | 主な試験科目 | 2026年度一般入試実質倍率 | 2027年度ボーダー偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 法学部 国際ビジネス法学科 | 個別試験2教科 | 国語、地歴・公民・数学のうち指定科目、英語資格・検定試験または共通テスト英語 | 3.8倍 | 60.0 |
参考:立教大学「入試ガイド2027」「2026年度 入試結果」
偏差値目安引用:立教大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net (2026年7月27日閲覧)
法学部国際ビジネス法学科は、受験科目を絞って対策したい人に向いています。地歴だけでなく数学を選択できる日程があるため、数学が得意な受験生にも選択肢があります。また、法律と国際ビジネスの両方に関心があり、将来は企業法務や国際的な仕事に携わりたい人にも適した学科です。
コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科では、地域社会が直面している具体的な課題を出発点に、実践的な解決策を考える力を養います。格差や貧困、過疎化・少子化、空き家や廃校の問題、災害、多文化共生など、現代社会における身近かつ複雑な課題をテーマに、当事者の視点を重視した学びが特徴です。
学びの分野は、社会学・政治学・経済学・社会福祉学・地方自治・社会開発など多岐にわたり、学際的な視点から持続可能な市民社会について考察します。ゼミでは専門分野に基づいた思考力と、課題に向き合う行動力の両方を身につけていきます。
コミュニティ政策学科が比較的狙いやすいと考えられる理由は、2026年度一般入試の実質倍率が4.2倍で、立教大学の文系学科の中では比較的低い水準にあることです。また、2027年度一般入試のボーダー偏差値は57.5で、立教大学の一般方式では低めに設定されています。
英語は、英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「外国語(英語)」の得点を利用します。そのため、大学独自試験として対策する科目を国語と選択科目に絞りやすい点も特徴です。
コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科の一般入試の基本情報は次のとおりです。
| 学部・学科名 | 教科数 | 主な試験科目 | 2026年度一般入試実質倍率 | 2027年度ボーダー偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| コミュニティ福祉学部 コミュニティ政策学科 | 個別試験2教科 | 国語、地歴・公民・数学のうち指定科目、英語資格・検定試験または共通テスト英語 | 4.2倍 | 57.5 |
参考:立教大学「入試ガイド2027」「2026年度 入試結果」
偏差値目安引用:立教大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net (2026年7月27日閲覧)
コミュニティ政策学科は個別試験の科目が少ないため、科目を絞って受験対策を進めたい人に向いています。また、社会問題や地域課題に関心があり、座学だけでなく現場での学びやフィールドワークにも積極的に取り組みたい人にとって、学びの幅が広がる学科といえるでしょう。
立教大学で入りやすい学部【理系】

ここでは、立教大学の理系学部の中でも、比較的入りやすいとされる学部・学科を紹介します。特に、受験方式や倍率の観点から狙いやすい理系学部は理学部化学科です。
理学部化学科は、実験を重視したカリキュラムを通じて、化学を体系的かつ実践的に学ぶことができる学科です。少人数制を生かし、1年次から実験科目が設けられており、有機化学や無機化学といった基礎分野の実験を通して、物質に直接触れながら理解を深めていきます。2年次以降は、より専門性の高い実験へと段階的に学びを進めていきます。
また、高校で学んだ化学と大学での専門的な学習をつなぐ入門科目が用意されており、基礎から無理なく学べる点も特徴です。2年次以降は専門科目に加え、自らテーマを設定して調査・考察を行う演習科目も履修でき、着実にステップアップしながら理解を深めていきます。
参考:理学部化学科|立教大学
理学部化学科が比較的狙いやすいと考えられる理由は、2026年度一般入試の実質倍率が3.2倍で、理学部4学科の中で最も低かったことです。2027年度一般入試のボーダー偏差値は57.5で、理学部の他学科と同水準です。
英語は、英語資格・検定試験または大学入学共通テスト「外国語(英語)」の得点を利用します。大学独自試験では数学と化学が課されるため、化学を得意科目として生かしやすい入試方式です。
理学部化学科の一般入試の基本情報は次のとおりです。
| 学部・学科名 | 教科数 | 主な試験科目 | 2026年度一般入試実質倍率 | 2027年度ボーダー偏差値 |
|---|---|---|---|---|
| 理学部化学科 | 個別試験2教科 | 数学、化学、英語資格・検定試験または共通テスト英語 | 3.2倍 | 57.5 |
参考:立教大学「入試ガイド2027」「2026年度 入試結果」
偏差値目安引用:立教大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net (2026年7月27日閲覧)
理学部化学科は、化学を得意科目として受験したい人に向いています。加えて、講義だけでなく実験を通じて学びたい人や、基礎から段階的に理解を深めながら専門性を高めたい人に適した学科といえるでしょう。
立教大学の自由選抜で入りやすい学部はある?

結論からいうと、自由選抜入試では、倍率だけを見て一律に「入りやすい」と判断できる学部・学科はありません。出願資格や選考方法が学部・学科ごとに大きく異なり、評定平均、英語資格・検定試験、活動実績など、所定の条件を満たす必要があるためです。
ただし、2026年度の入試結果を見ると、文学部史学科は志願者51人に対して合格者32人、経営学部国際経営学科の方式A・資格Ⅲは志願者62人に対して合格者41人でした。単純計算では、いずれも志願者数を合格者数で割った倍率が2倍を下回っています。
一方で、数字上の倍率が低くても、出願条件に自分の成績や資格、活動実績が合わなければ受験できません。反対に、志望学部が求める能力や経験を備えている人にとっては、一般入試とは異なる強みを生かせる入試方式です。
2027年度は環境学部を含む12学部で自由選抜入試が実施されます。第1次選考では出願書類をもとに学業成績、資格・能力、志望理由などが評価され、第2次選考では学部・学科に応じて小論文や面接などが課されます。
そのため、過去の倍率だけで志望先を決めるのではなく、自分が出願資格を満たしているか、活動実績や志望理由を十分に示せるかを確認することが大切です。
参考:立教大学「2027年度 自由選抜入試要項」「2026年度 入試結果」
立教大学に合格した人の体験談

ここでは、塾選に寄せられた立教大学の合格体験記を紹介します。実際に合格をつかんだ受験生や保護者の声から、どのような勉強法や姿勢が合格につながったのかを見ていきましょう。
学習環境を整え、塾を拠点に勉強を継続した
立教大学法学部に合格した受験生の中には、学習環境を工夫することで安定した勉強習慣を築き、合格につなげた人もいます。
高1から学習開始時の偏差値60の受験生の保護者の立教大学法学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:たけさん(保護者)
この体験談からわかるのは、「どこで勉強するか」という学習環境の選択が、継続的な学習につながったという点です。自宅では集中が続きにくい場合でも、塾の自習室を活用することで、一定のリズムを保ちながら学習を進めることができています。
学習計画を立て直し、自己管理力を高めて合格した
立教大学コミュニティ福祉学部に合格した受験生の中には、学習計画の立て方を見直すことで、受験勉強を軌道に乗せた人もいます。
高3から学習開始時の偏差値55の受験生の立教大学コミュニティ福祉学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:ささん(生徒)
この体験談からわかるのは、学習開始が遅くても、計画的に取り組むことで着実に学力を伸ばせるという点です。勉強に対して苦手意識があった状況からでも、自分で計画を立て、達成感を積み重ねることで、学習意欲を高めていった様子がうかがえます。
立教大学の特徴

ここでは立教大学の特徴について紹介します。
立教大学の概要
・キャンパスと最寄り駅
立教大学は、東京・池袋と埼玉・新座の2つのキャンパスを中心に運営されています。
| キャンパス名 | 所在地 | 最寄り駅・アクセス | 主な学部 |
|---|---|---|---|
| 池袋キャンパス | 東京都豊島区西池袋3-34-1 | JR・東京メトロ・私鉄「池袋駅」西口から徒歩約7分 | 文学部、異文化コミュニケーション学部、経済学部、経営学部、理学部、環境学部、社会学部、法学部 |
| 新座キャンパス | 埼玉県新座市北野1-2-26 | 東武東上線「志木駅」から徒歩約15分、またはJR武蔵野線「新座駅」からスクールバスで約10分 | 観光学部、コミュニティ福祉学部、現代心理学部、スポーツウエルネス学部 |
※環境学部は2026年4月に池袋キャンパスで新設されました。また、現代心理学部は心理学科・映像身体学科ともに新座キャンパスです。
参考:立教大学「交通アクセス」
・創立年
立教大学の創立は1874年です。アメリカ聖公会の宣教師によって、東京・築地に「立教学校」として設立されました。
設立当初は、聖書と英学を教える私塾として、数人の生徒から始まりました。その後、1907年に専門学校令による「立教大学」として発足し、1922年には大学令による大学として認可されました。
その後、戦後の学制改革により、1949年に新制大学「立教大学」として再スタートしています。
立教大学の特色
立教大学の特色としては以下のとおりです。
リベラル・アーツ教育の伝統と深化
立教大学は1874年の創立以来、リベラル・アーツを教育理念として掲げており、知性・感性・身体のバランスを重視した「全人格的教育」を提供しています。これは、「専門知に立つ教養人」の育成を目指すものであり、単なる専門家ではなく、批判的思考力や総合的判断力、自律性を備えた人材を育てる仕組みが設けられている点が特徴です。
また、全学生が学部の専門教育科目とあわせて履修する「全学共通科目」を設けています。専門分野の枠を超えた幅広い知識や教養、総合的な判断力を養い、専門教育と教養教育を結び付けている点が特徴です。
参考:立教大学「全学共通科目」
RIKKYO Learning Style
立教大学では、学生が自らの興味・目的に応じて学びを設計できるよう、「RIKKYO Learning Style」という学習モデルを導入しています。
これは、専門科目や全学共通科目、海外プログラム、インターンシップ、正課外活動などで構成される「10の学び」を、学生が関心や目標に応じて組み立てる学びのスタイルです。
さらに、学修は「導入期」「形成期」「完成期」の3段階に分けて進められ、段階的・体系的な成長が支援されます。学生の学びを記録して振り返るeポートフォリオ「立教時間」も導入されています。
参考:立教大学「立教大学の学びのスタイル『RIKKYO Learning Style』」
まとめ 自分に合った立教大学の学部を選ぶために大切なこと

立教大学は、学部・学科や入試方式によって、試験科目や配点、倍率、難易度が大きく異なる大学です。そのため、単純に「入りやすい・入りにくい」で判断するのではなく、各学部・学科の特徴や入試方式の違いを理解したうえで、戦略的に受験計画を立てることが重要になります。
2026年度一般入試の実質倍率や2027年度入試のボーダー偏差値を踏まえると、文系では法学部国際ビジネス法学科やコミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科、理系では理学部化学科が比較的狙いやすい候補といえるでしょう。
一方で、「入りやすさ」だけを基準に学部・学科を選んでしまうと、入学後に学びの内容が合わず、後悔する可能性もあります。この記事で紹介した偏差値や倍率、入試方式の特徴を参考にしながら、自分の得意科目や興味、将来の進路と照らし合わせて、納得できる学部選びを行うことが大切です。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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