【中学3年英語】関係代名詞とは?例文付きでわかりやすく解説
「関係代名詞が出てきてから、急に英語が難しくなった…」そんな悩みを抱えている中学生は多いのではないでしょうか。
関係代名詞とは、2つの文をつなぎ、名詞に説明を加えるための言葉です。例えば「私は犬を飼っている」と「その犬は庭で走っている」という2つの文を、「私は庭で走っている犬を飼っている」と1つにまとめる役割を持ちます。
いわば、後ろから説明をつなぐ「橋」のような存在です。
本記事は、独自の学習法「お金も時間も節約する自習術」で東京大学に合格し、現在はカルペ・ディエムで全国各地の勉強法講演を行う教育ライター・布施川天馬さん監修のもと作成しています。
関係代名詞の基本から実践的な使い方まで、わかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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監修者
布施川天馬
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。
目次
関係代名詞とは?まずは基本の役割を理解しよう

関係代名詞とは、名詞に情報を付け加えながら、2つの文を自然に結びつける言葉です。次の例文で確認してみましょう。
- I have a dog.(私は犬を飼っています)
- It can do many tricks.(それはたくさんの芸ができます)
これらを関係代名詞で1文にまとめると、以下のようになります。
I have a dog which can do many tricks.(私はたくさんの芸ができる犬を飼っています)
ここで使われている which が関係代名詞です。

It の代わりとなって、その前にある a dog を詳しく説明しています。この「説明される名詞」のことを先行詞と呼びます。先行詞は、関係代名詞の直前に置かれる名詞のことです。
「文が長くなって読みづらい…」と思うかもしれませんが、構造自体は単純です。
-
I have a dog+It can do many tricks→ I have a dog which can do many tricks.
元の文「I have a dog」の後ろに、「which can do many tricks(たくさんの芸ができる)」という補足情報が追加されているだけです。
つまり、関係代名詞は「名詞の後ろに説明をつなぐ橋」として機能します。
which can do many tricks という部分全体が、一つのまとまりとして前の名詞を説明していると考えましょう。
これだけは覚えよう!3種類の関係代名詞

ここでは、必ず押さえておきたい3種類の関係代名詞を紹介します。
- who(人を説明するとき)
- which(物・動物を説明するとき)
- that(人・物どちらにも使える)
それぞれの使い方を、例文とともに見ていきましょう。
who(人を説明するとき)
who は、人を先行詞とするときに使う関係代名詞です。
「〜する人」「〜している人」という意味で、人物に関する情報を後ろから付け加えます。
例文:
- I met a woman who works at the hospital. (私は病院で働いている女性に会いました)
- Do you know the boy who is playing the guitar? (ギターを弾いている少年を知っていますか?)
- She has a friend who lives in Canada. (彼女にはカナダに住んでいる友達がいます)
先行詞が「人」であることを確認したら、迷わず who を選びましょう。who の後ろには、その人について説明する文が続きます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「whoは関係代名詞の単元において一番基本的な部分」 関係代名詞の単元において一番基本的な部分です。間違いなく定期テストに出題されるでしょう。whoは疑問文で使うとき、「誰が」という意味なので、自然と「人」と結びつけられるはず。関連づけて覚えましょう。 |
which(物・動物を説明するとき)
which は、物や動物を先行詞とするときに使う関係代名詞です。
「〜するもの」「〜しているもの」という意味で、物や動物に関する情報を後ろから付け加えます。
例文:
- This is the book which was recommended by my teacher.(これは私の先生に勧められた本です)
- I saw a bird which had beautiful blue feathers.(私は美しい青い羽を持つ鳥を見ました)
- He bought a computer which has a large screen.(彼は大きな画面を持つコンピューターを買いました)
先行詞が「人以外」(物・動物・概念など)であれば、which を使います。which の後ろには、その物や動物について説明する文が続きます。
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東大卒教育ライター・布施川さん「whoが人、whichが物、と分けて覚える」 これもこの単元の基本中の基本。必ず覚えましょう。疑問文として使うときとは少し意味合いが異なりますが、whoが人、whichが物、と分けて覚えることが大切です。 |
that(人・物どちらにも使える)
that は、人でも物でも動物でも使える万能な関係代名詞です。
who や which の代わりに使えることが多く、「〜する人/もの」という意味で情報を後ろから付け加えます。
例文:
- I have a brother that studies in America.(私にはアメリカで勉強している兄[弟]がいます)
- This is the movie that won many awards.(これは多くの賞を受賞した映画です)
- She likes cats that don't scratch people.(彼女は人を引っ搔かない猫が好きです)
that は便利な関係代名詞ですが、いくつか注意点があります。
まず、テストや問題で「that以外を使って答えなさい」といったただし書きがある場合があるので、問題文をよく読みましょう。
また、関係代名詞の who や which は that に置き換えられる場合がほとんどですが、逆に that しか使えない特別なケースも存在します。以下のようなケースです。
- 最上級を含む文(This is the best book that I have ever read.)
- 序数詞を含む文(He was the first person that arrived.)
- 先行詞に人と物の両方が含まれる文(I talked about the people and places that I visited.)
ただし、これらは発展的な内容になるので、まずは who / which / that の基本的な使い分けをしっかりと覚えることが重要です。
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東大卒教育ライター・布施川さん「thatだけ覚えればいいわけではない」 thatが人にも物にも使えるなら、thatだけ覚えればいいじゃん! と思われるかもしれませんが、少し発展的な内容で、非制限用法というものがあり、これはthatを使ってはいけません。そのため、whoやwhichも使えるように覚えておかなくてはならないのです。 |
基本の3つをマスターしたらwhose・whomも確認しよう

who・which・thatの3つをしっかり理解できたら、次はwhoseとwhomも見ておきましょう。whoseは「〜の」という所有を表すとき、whomはwhoの目的格として使われます。それぞれ例文とともに確認していきましょう。
関係代名詞のwhose
whose は、所有を表す関係代名詞です。
「〜の」という意味で、人や物の「所有関係」を示すときに使います。who や which が主語や目的語の代わりになるのに対し、whose は his, her, its などの所有格の代わりをします。
例文:
- I know a girl whose father is a doctor.(私は父親が医者である女の子を知っています) → whose = her(彼女の)
- This is the house whose roof is red.(これは屋根が赤い家です) → whose = its(その家の)
- She has a friend whose hobby is painting.(彼女には趣味が絵を描くことである友達がいます) → whose = his/her(その人の)
whose の後ろには必ず名詞が来ます(whose + 名詞)。「〜の○○」という形で、所有関係を表すことを覚えておきましょう。中学では基本的な知識として知っておく程度で十分ですが、高校では頻繁に使われるようになります。
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東大卒教育ライター・布施川さん「人だろうが物だろうが所有物はwhose」 whose は所有物について説明したいときに使う関係代名詞。先行詞や説明したいもの自体が人だろうが物だろうがwhoseを使います。これを覚えておくと、英作文がグッと楽になるので、余裕がある人は使いこなせるようになっておきましょう。 |
関係代名詞のwhom
whom は、目的格専用の関係代名詞です。
先行詞が「人」で、かつ関係代名詞が目的語の働きをするときに使います。who は主格でも目的格でも使えますが、whom は目的格のみに使える、よりフォーマルな表現です。
例文:
- The teacher whom I respect is very kind.(私が尊敬する先生はとても親切です) → whom の直後に主語 I + 動詞 respect が来ている(目的格)
- She is the person whom we met at the party.(彼女は私たちがパーティーで会った人です) → whom の直後に主語 we + 動詞 met が来ている(目的格)
whoとの違い:
| 関係代名詞 | 使い方 | 例 |
| who | 主格・目的格の両方で使える(カジュアル) | The girl who I saw yesterday |
| whom | 目的格のみ(フォーマル) | The girl whom I saw yesterday |
現代英語では、目的格でも who を使うことが一般的になっています。whom はフォーマルな文章や試験で見かける程度で、日常会話ではあまり使われません。
中学レベルでは who をメインに覚えておけば問題ありませんが、whom を見たときに「目的格の関係代名詞だな」と理解できるようにしておきましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「whomは存在を知っておくことが重要」 whomは使うために覚える必要はありません。存在を知っておき、見かけたら働きを思い出せるようにしておくとよいでしょう。目的格、つまり先行詞が関係詞節にとって目的語に当たるときに使います。whoと形が似ているので、人に関して述べるときに使うことも覚えやすいでしょう。 |
関係代名詞の主格・目的格の違いは?関係代名詞の直後に注目!

関係代名詞には、主格と目的格という2つの役割があります。
主格とは、関係代名詞が「〜は」「〜が」という主語の働きをする場合のことです。一方、目的格とは、関係代名詞が「〜を」「〜に」という目的語の働きをする場合のことです。
一見難しそうに感じますが、見分け方はとてもシンプルです。関係代名詞の直後に何が来るかを見れば、すぐに判断できます。
- 関係代名詞の直後が動詞 → 主格
- 関係代名詞の直後が主語+動詞 → 目的格
それぞれ詳しく見ていきましょう。
主格の関係代名詞(省略できない)
主格の関係代名詞は、関係代名詞の直後に動詞が来るパターンです。
例文:
- I know a girl who speaks French.(私はフランス語を話す女の子を知っています) → who の直後に動詞 speaks が来ている
- This is the car which runs very fast.(これはとても速く走る車です) → which の直後に動詞 runs が来ている
- The man that lives next door is a doctor.(隣に住んでいる男性は医者です) → that の直後に動詞 lives が来ている
関係代名詞の直後を見て、いきなり動詞が来ていたら主格です。関係代名詞自身が「〜は」「〜が」という主語の働きをしていると考えましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「先行詞と動詞の関係を考えることが重要」 関係代名詞が主語の代わりになっているため、一般的な文の「SV(主語+動詞)」の形と同じように、すぐ後ろにV(動詞)が来るのです。先行詞と動詞の関係を考えれば、働きがわかりやすいでしょう。 |
目的格の関係代名詞(省略できる)
目的格の関係代名詞は、関係代名詞の直後に主語+動詞が来るパターンです。
例文:
- This is the book which I bought yesterday.(これは私が昨日買った本です) → which の直後に主語 I と動詞 bought が来ている
- The teacher who we met at the park was very kind.(私たちが公園で会った先生はとても親切でした) → who の直後に主語 we と動詞 met が来ている
- She is the singer that everyone loves.(彼女はみんなが愛する歌手です) → that の直後に主語 everyone と動詞 loves が来ている
関係代名詞の直後を見て、主語+動詞の形が来ていたら目的格です。関係代名詞自身が「〜を」「〜に」という目的語の働きをしていると考えましょう。また、目的格の関係代名詞は省略できる場合が多いことも覚えておきましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「先行詞が関係詞節の目的語になっているとき」 先行詞が関係詞節の目的語になっている、ということです。関係詞の直後に名詞、動詞と続いている場合は、それらがSVの役割を果たしている可能性が高く、先行詞や関係詞が目的語になっていると判断できます。 |
テストで狙われる!関係代名詞のよくある間違い

関係代名詞を使うときには、いくつか注意すべきポイントがあります。ここでは、テストで特に狙われやすい典型的な間違いパターンを紹介します。これらを押さえて、ケアレスミスを防いでいきましょう。
先行詞と合わない関係代名詞を使う
多い間違いが、先行詞の種類と関係代名詞が合っていないというミスです。先行詞が「人」なのか「物・動物」なのかをしっかり確認してから、関係代名詞を選びましょう。
| 間違い例 | 正しい例 |
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I have a friend which lives in Osaka. (先行詞 a friend は人なのに which を使っている) |
I have a friend who lives in Osaka.
(私には大阪に住んでいる友達がいます) |
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This is the dog who follows me everywhere. (先行詞 the dog は動物なのに who を使っている) |
This is the dog which follows me everywhere. (これはどこでも私についてくる犬です) |
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東大卒教育ライター・布施川さん「人はwho、物はwhich、このフレーズを唱えよう」 「人はwho、物はwhich」これをたくさん唱えて覚えましょう。また、動物は生き物だから人と同じように捉えてしまいがちですが、英語では「物」として扱われます。whoは人のみに使われることに気をつけてください。 |
三人称単数現在形(三単現)の s を忘れてしまう
関係代名詞を使った文では、動詞の三単現の s を忘れてしまうミスがよく起こります。
主格の関係代名詞の後ろに動詞が来るとき、先行詞が三人称単数(he, she, itに置き換えられる名詞)で、時制が現在形なら、動詞にsをつける必要があります。
| 間違い例 | 正しい例 |
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I know a boy who play soccer every day. (先行詞 a boy は三人称単数なのに play のまま) |
I know a boy who plays soccer every day. (私は毎日サッカーをする少年を知っています) |
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She has a cat which sleep on the sofa. (先行詞 a cat は三人称単数なのに sleep のまま) |
She has a cat which sleeps on the sofa. (彼女にはソファで眠る猫がいます) |
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東大卒教育ライター・布施川さん「先行詞が何なのかを確認するクセをつけよう」 関係代名詞は、先行詞の代わりとなるものです。先行詞が何なのか、本来そこに先行詞が入っていたら、後ろの動詞はどう変化するのか、しっかり確認して作文するようにしましょう。 また三単現の s のつけ忘れは、関係代名詞の単元に限ったものではなく、いつでも起こり得るもの。必ず文を書き終えた後に読み返して確認してください。 |
関係代名詞のあとに余計な主語や目的語を書いてしまう
関係代名詞は代名詞の役割も持っているため、関係代名詞の後ろに余計な主語や目的語を書いてしまうと間違いになります。主格の関係代名詞なら主語を省く、目的格の関係代名詞なら目的語を省く必要があります。
| 間違い例 | 正しい例 |
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I met a woman who she works at the hospital. (関係代名詞 who の後ろに余計な主語 she がある) |
I met a woman who works at the hospital. (関係代名詞 which の後ろに余計な目的語 it がある) |
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This is the book which I bought it yesterday. (関係代名詞 which の後ろに余計な目的語 it がある) |
This is the book which I bought yesterday. (これは私が昨日買った本です) |
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東大卒教育ライター・布施川さん「関係代名詞が何の役割を果たしているかをしっかり考える」 関係代名詞が何の役割を果たしているかをしっかり考える癖をつけましょう。もし別々の文で、関係詞のところに先行詞が来ていたら、どんな文になるかを考えてみるとわかりやすいです。 |
関係代名詞の練習問題にチャレンジ!【問題編】

ここまで学んだ関係代名詞の知識を、実際の問題で確認してみましょう。基本的な使い方から応用まで、さまざまなパターンの問題を用意しました。
文をつなげる問題
次の2つの文を、関係代名詞を使って1つの文にしてください。できるだけ that は使わずにチャレンジしてみましょう。
問題1
- I have a sister.
- She studies music at university.
問題2
- This is the restaurant.
- My family often goes there.
英作文の問題
次の日本語を英語に訳してください。できるだけ that は使わずにチャレンジしてみましょう。
問題1 私は英語を教える先生を知っています。
問題2 これは私が先月読んだ本です。
日本語訳の問題
次の英文を日本語に訳してください。
問題1 The boy who is wearing a blue cap is my brother.
問題2 I want to visit the country which has many beautiful beaches.
関係代名詞の練習問題にチャレンジ!【解説編】

それでは、問題の答えと詳しい解説を見ていきましょう。
間違えた問題があっても落ち込む必要はありません。どこでつまずいたのかを確認し、理解を深めることが大切です。解説をしっかり読んで、関係代名詞の使い方をマスターしましょう。
文をつなげる問題
問題1
- I have a sister.
- She studies music at university.
答え: I have a sister who studies music at university.
先行詞は a sister(人)なので、関係代名詞は who を使います。She は who に置き換わるため、文には残しません。who の直後に動詞 studies が来ているので、主格の関係代名詞です。また先行詞が三人称単数なので、動詞に s がついていることも確認しましょう。
問題2
- This is the restaurant.
- My family often goes there.
答え: This is the restaurant which my family often goes to. または This is the restaurant to which my family often goes.
先行詞は the restaurant(物)なので、関係代名詞は which を使います。元の文の there は the restaurant を指しているため、which に置き換わります。go to ~ という熟語なので、前置詞 to を文末に残すか、which の前に置くかの2とおりの表現が可能です(中学レベルでは前置詞を文末に残す形が一般的)。
英作文の問題
問題1 私は英語を教える先生を知っています。
答え: I know a teacher who teaches English.
解説: 「英語を教える先生」なので、先行詞は a teacher(人)です。関係代名詞は who を使います。「教える」は teach ですが、先行詞が三人称単数なので teaches と三単現の s をつけることを忘れずに。who の直後に動詞が来ているので、主格の関係代名詞です。
問題2 これは私が先月読んだ本です。
答え: This is the book which I read last month.
解説:「私が読んだ本」なので、先行詞は the book(物)です。関係代名詞は which を使います。「私が読んだ」は I read なので、which の直後に主語+動詞が来ています。これは目的格の関係代名詞です。read の過去形も read なので、last month(先月)という時を表す語句で過去のことだとわかります。
日本語訳の問題
問題1 The boy who is wearing a blue cap is my brother.
答え: 青い帽子をかぶっている少年は私の兄(弟)です。
先行詞は The boy で、who is wearing a blue cap が「青い帽子をかぶっている」という説明を後ろから加えています。who の直後に動詞 is wearing が来ているので、主格の関係代名詞です。関係代名詞のまとまり全体で、The boy を修飾していると考えましょう。
問題2 I want to visit the country which has many beautiful beaches.
答え: 私は美しいビーチがたくさんある国を訪れたいです。
先行詞は the country で、which has many beautiful beaches が「美しいビーチがたくさんある」という説明を後ろから加えています。which の直後に動詞 has が来ているので、主格の関係代名詞です。want to ~ は「〜したい」という意味で、visit は「訪れる」という意味です。
関係代名詞のよくある質問(FAQ)

ここでは、関係代名詞についてよくある質問を解説します。
関係代名詞のwhatとは何ですか?
what は、先行詞を含む関係代名詞です。
what はほかの関係代名詞と異なり、先行詞が文中に登場しません。「the thing which(〜するもの・こと)」と同じ意味を持ち、what 一語で「〜するもの」「〜すること」という意味を表します。
例文:
-
What I need is more time. (私が必要なものはもっと時間です) → what = the thing which(私が必要なもの)
-
I don't understand what he said. (私は彼が言ったことを理解していません) → what = the thing which(彼が言ったこと)
-
This is what I wanted to buy. (これは私が買いたかったものです) → what = the thing which(私が買いたかったもの)
ほかの関係代名詞との違い:
| 関係代名詞 | 先行詞 | 意味 |
| who, which, that | 必要(文中に登場) | 先行詞を説明する |
| what | 不要(含まれている) | 「〜するもの・こと」 |
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東大卒教育ライター・布施川さん「whatは先行詞を必要とせず、それ単体で『もの』や『こと』を示す」 whatは先行詞を必要とせず、それ単体で「もの」や「こと」を示すとても便利な関係代名詞です。これを覚えておくと、英作文の表現の幅が広がります。また和訳問題としても頻出なので、押さえておきましょう。 |
まとめ 関係代名詞とは後ろから説明をつなぐ橋

関係代名詞は、名詞の後ろに説明をつなぐ「橋」の役割を果たす言葉です。
2つの文を1つにまとめ、名詞に詳しい情報を付け加えることで、より正確で自然な英語表現ができるようになります。
最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、「どの名詞を説明しているのか」「主格か目的格か」というポイントを意識すれば、文の仕組みがはっきり見えてきます。
英語の文章を読むときも書くときも、関係代名詞に注目してみましょう。構造を意識して触れることで、英文の意味がつかみやすくなり、理解は確実に深まっていきます。
関係代名詞をマスターして、英文の理解の幅を広げていきましょう。
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東大卒教育ライター・布施川さん「関係代名詞は根気よく例文を覚えていくうちに必ず身につく」 関係代名詞は2つの文をつなぐものなので、究極、なくても文章は作れます。ですが、より簡潔に説明するため、わかりやすく伝えるために使う、便利な道具です。使い方をマスターしておくと、英作文でかなり生きてくるでしょう。ルールが多く、つまずきやすい単元ではありますが、根気よく例文を覚えていくうちに必ず身につきます。まずは基礎基本から丁寧に理解していきましょう。 |
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者プロフィール
1997年生まれ。東京大学文学部卒。世帯年収300万円台の家庭に生まれ、幼少期から貧しい生活を送る。金銭的、地理的な事情から、無理のない進学先が東京大学のみに絞られ、東大進学を志す。 塾に通う金銭的余裕がなく、勉強の傍ら週3日フルタイムのアルバイトで学費を稼ぐ。受験生活を通してオリジナルの「お金も時間も節約する自習術」を編み出し、一浪の末、東大に合格。 在学中から、自身の勉強法や学習法を、執筆活動や、全国の学校での講演を通して広める。著書に『東大式節約勉強法』『東大式時間術』(扶桑社)『東大合格はいくらで買えるか?』(星海社)など。