TOEFLとは?受ける目的やメリット、英検・TOEICとの違いを解説
TOEFL®とは、Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能を測定する、アカデミックな英語力を証明するための国際的な試験です。海外大学・大学院への出願だけでなく、近年は国内の大学入試や奨学金申請でも活用が広がっています。
一方で、「英検®やTOEIC®とは何が違う?」「何点からすごいと言える?」「自分にはどのスコアが必要?」といった疑問を持つ人も多いでしょう。この記事では、TOEFLの種類や試験内容、スコアの目安、ほかの英語試験との違い、受験方法、対策方法までまとめて解説します。
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目次
TOEFLとは?何のために受ける英語試験?

TOEFL(読み方:トーフル/正式名称:Test of English as a Foreign Language)は、英語を母語としない人の英語運用能力を測定する、国際的な試験です。もともとは海外大学への出願に必要な試験として知られていましたが、近年は国内の大学入試や奨学金申請など、活用の場面が広がっています。
開発・運営を行っているのは、アメリカの非営利教育団体ETS(Educational Testing Service)です。1964年の実施開始以来、これまでに延べ4,000万人以上が受験しており、世界で広く利用されている英語試験のひとつとなっています。
まずは主な受験目的、試験の種類について整理します。
参照:TOEFLテスト日本事務局「特徴・構成・受験料」

TOEFLは何に使える?主な受験目的
TOEFLは、主に次のような場面で活用されています。
- 海外大学・大学院への留学(出願時の英語力証明)
- 国内大学入試(英語4技能試験を利用する入試方式でのスコア提出)
- 奨学金の申請(JASSOなど留学支援制度の応募要件)
- 単位認定や交換留学の選考(大学内プログラムでの活用)
目的によって求められるスコアや試験形式が異なるため、まずは自分がどの用途でTOEFLを使いたいかを明確にしておくことが大切です。
TOEFL iBT・ITPなど試験の種類
TOEFLには、対象者や目的に応じていくつかの種類があります。ETSはこれらを総称して「TOEFLアセスメントファミリー」と呼んでいます。
TOEFLアセスメントファミリーの主な種類と用途
| 試験名 | 主な対象・特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| TOEFL iBT | 4技能(読む・聞く・話す・書く)を測定。会場受験・自宅受験を選択可能 | 海外大学・大学院への出願、国内大学入試、奨学金申請 |
| TOEFL ITP | 団体向けに実施。Reading・Listening・Structureの3技能を測定し、非公式スコアとして扱われる | 学内クラス分け、交換留学選考、単位認定 |
| TOEFL Essentials | 2021年開始の比較的新しい試験。自宅受験のみ、約90分、アダプティブ方式 | 公式スコアとして留学・就職活動などに利用可能(対応大学は限定的) |
| TOEFL Junior/Primary | 小中高生向け。国内では公文教育研究会が提供 | 英語学習の到達度確認、海外進学準備 |
参照:TOEFLテスト日本事務局「TOEFLアセスメントファミリー」
海外大学・大学院への出願や国内大学入試でスコアを活用したい場合は、公式スコアとして扱われるTOEFL iBTを受験するのが基本です。次の章では、TOEFL iBTの試験内容について詳しく解説します。
TOEFL iBTの試験内容と試験時間

TOEFL iBTは、2026年1月の改訂を経て、Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能を約2時間で測定する試験になりました。ReadingとListeningには、正答率に応じて後半の問題の難易度が変わる「アダプティブ方式」が導入されています。ここでは、各セクションの出題形式と試験時間を解説します。
Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能を測定
TOEFL iBTの4セクションの構成は、以下のとおりです。
TOEFL iBTのセクション別構成
| セクション | 設問数 | 試験時間 | 主な出題形式 |
|---|---|---|---|
| Reading | 50問 | 30分 | 単語の穴埋め、日常的な文章の読解、アカデミックな文章の読解(2段階アダプティブ方式) |
| Listening | 47問 | 29分 | 短い会話への応答選択、会話・アナウンス・講義の聞き取り(2段階アダプティブ方式) |
| Writing | 12問 | 23分 | 文の並び替え、メール作成、アカデミックな議論に対する意見文の作成 |
| Speaking | 11問 | 8分 | 聞いた内容の復唱、模擬インタビューでの受け答え |
参照:TOEFLテスト日本事務局「2026年1月から開始!TOEFL iBT特設ページ」
ReadingとListeningは選択式で、音声はいずれも一度しか再生されません。
WritingとSpeakingは、パソコンへのタイピングやヘッドセットを通じた発話で回答する形式です。試験全体では、案内や機器の確認なども含めて約2時間かかります。
TOEFLのスコアとレベルの目安

TOEFLのスコアは、留学先や利用目的によって求められる水準が異なります。
学部留学(海外大学の学士課程への進学)では概ねバンドスコア(※)4.0程度、大学院・MBA留学では5.0程度が目安とされています。
※バンドスコア:TOEFL iBTに導入された新しい評価方式。総合スコアおよび各セクションのスコアを0.5ポイント刻みの「1〜6」のスケールで示す。
ここでは、目的別のスコア目安と、英検・CEFRとの対応関係を確認します。
留学目的別のTOEFLスコア目安
TOEFLのスコアの目安は、以下のとおりです。
- 学部留学(アメリカ・カナダ):バンドスコア4.0程度(旧0〜120点換算で72点以上)
- 大学院・MBA留学:バンドスコア5.0程度(旧換算で100点相当)
- JASSO海外留学支援制度(学部学位取得型):バンドスコア4.0以上(旧換算で80点以上、JASSO独自の基準)
参照:独立行政法人日本学生支援機構「海外留学支援制度(学部学位取得型)」
バンドスコア5.0を超えると、英語での講義や専門的な議論に参加できる水準とみなされ、難関大学の出願基準を満たすケースも増えます。ただし必要スコアは志望校ごとに異なるため、最終的には各大学の募集要項で確認してください。
TOEFLは英検何級レベル?CEFRを基準に比較
TOEFLのスコアは、外国語能力の国際基準であるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)を通して、英検やTOEICと比較できます。
CEFRを基準にしたTOEFL・英検・TOEICの対応表
| CEFR | TOEFL iBT(バンドスコア) | 英検 | TOEIC ※L&R+(S&W×2.5) |
|---|---|---|---|
| C2 | 6.0 | ー | ー |
| C1 | 5.0〜5.5 | 1級 | 1845〜1990 |
| B2 | 4.0〜4.5 | 準1級 | 1560〜1840 |
| B1 | 3.0〜3.5 | 2級 | 1150〜1555 |
| A2 | 2.0〜2.5 | 準2級 | 625〜1145 |
| A1 | 1.0〜1.5 | 3級 | 320〜620 |
参照:文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」、TOEFLテスト日本事務局「2026年1月から開始!TOEFL iBT特設ページ」
なお文部科学省の対照表は、TOEFLの旧スコア形式(0〜120点)をもとに作成されています。英検・TOEICとの対応関係の考え方自体は変わりませんが、TOEFLのバンドスコアとの厳密な突き合わせについては、今後公的な対照表の更新状況を確認しておくと安心です。
TOEFLとTOEIC・IELTS・英検の違い

TOEFL・TOEIC・IELTS・英検は、いずれも英語力を測る試験ですが、測定内容や主な用途が異なります。TOEICはビジネス寄りの英語力、IELTSは英連邦圏への留学や移住、英検は国内での英語力証明に強みがあります。ここでは、TOEFLとそれぞれの試験の違いを整理します。
TOEFLとTOEICの違い
TOEICは、日常生活やビジネス場面での実務的な英語力を測る試験です。TOEICにはListening & Reading(L&R)とSpeaking & Writing(S&W)があり、一般的にはL&Rが広く利用されています。
TOEFL iBTとTOEIC L&Rの比較
| 項目 | TOEFL iBT | TOEIC L&R |
|---|---|---|
| 主な目的 | 海外大学・大学院への留学 | ビジネス・就職・昇進 |
| 測定技能 | Reading・Listening・Speaking・Writing | Listening・Reading |
| 試験時間 | 約2時間 | 約2時間(リスニング約45分・リーディング75分) |
| 出題形式 | コンピューター | マークシート方式 |
| 受験料 | US$195 | 7,810円(紙の認定証希望の場合) |
参照:TOEICテスト日本事務局(IIBC)「TOEIC Listening & Reading Test」
TOEICはSpeaking・Writingを含まないため、4技能を証明したい場合はTOEFLやIELTSのほうが適しています。一方、国内企業への就職や昇進の場面ではTOEICが重視される傾向にあります。
【大学受験のTOEIC利用について、詳しくはこちら】
TOEFLとIELTSの違い
IELTSは、イギリス・オーストラリア・カナダなどへの留学や移住申請で広く使われている試験です。Reading・Listening・Writing・Speakingの4技能を測定する点はTOEFLと共通していますが、Speakingが対面形式である点が異なります。
TOEFL iBTとIELTSの比較
| 項目 | TOEFL iBT | IELTS |
|---|---|---|
| 主な目的 | 海外大学・大学院への留学 | 海外留学・移住 |
| スコア表示 | 1〜6(バンドスコア) | 0.0〜9.0(バンドスコア) |
| 試験時間 | 約2時間 | 約2時間45分 |
| Speaking形式 | コンピューターに録音 | 試験官との対面式 |
| 受験料 | US$195 | 29,700円(コンピューター版、2026年9月申込分より) |
参照:公益財団法人日本英語検定協会「IELTSのテスト内容」
Speakingが対面式のIELTSのほうが自然に感じる人もいますが、TOEFLはアメリカ・カナダの大学で標準的に使われており、留学先の国によって選ぶべき試験が変わります。
【IELTSについて、詳しくはこちら】
TOEFLと英検の違い
英検は、国内で広く知られている英語検定試験です。級ごとに難易度が分かれており、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)に分かれている点がTOEFLとの大きな違いです。
TOEFL iBTと英検の比較(準1級・2級の例)
| 項目 | TOEFL iBT | 英検準1級 | 英検2級 |
|---|---|---|---|
| 試験構成 | 4技能を1日で受験 | 一次試験(筆記)+二次試験(面接) | 一次試験(筆記)+二次試験(面接) |
| 一次試験時間 | ー | 約120分(リーディング・ライティング90分/リスニング約30分) | 約110分(リーディング・ライティング85分/リスニング約25分) |
| 受験料(本会場) | US$195 | 10,400円 | 9,000円 |
参照:公益財団法人日本英語検定協会「検定料」
英検は一次試験に合格しないと二次試験に進めない仕組みのため、4技能を一度に測定するTOEFLとは受験の進め方が異なります。
国内の大学入試で英語外部試験を活用する場合は、英検・TOEFL・IELTSのいずれも対象となるケースが多いため、自分が受けやすい形式を選ぶとよいでしょう。
【英検について、詳しくはこちら】
TOEFLの日程・受験料・申し込み方法

TOEFL iBTは、会場受験と自宅受験のどちらかを選んで申し込みます。会場受験は全国50か所以上で頻繁に実施されており、自宅受験は週5日、夜間の時間帯にも対応しています。ここでは、日程の探し方、受験料、申し込みの流れを解説します。
TOEFLの日程
TOEFL iBTの会場受験は、水曜日・土曜日・日曜日を中心に、年間211回以上実施されています。全国50か所以上のテストセンターで開催されており、最大5か月先の日程まで予約が可能です。
自宅受験(TOEFL iBT Home Edition)は、日曜日から木曜日までの週5日、夜間の時間帯も含めて実施されています。開始時間は10分刻みで選べるため、平日の日中に時間が取りにくい人にも向いています。
具体的な試験日・会場は約5か月前から公式サイトで順次公開されるため、志望校の出願締切から逆算して、最新のカレンダーで空き状況を確認してください。
参照:TOEFLテスト日本事務局「テスト日程・会場」
TOEFLの受験料
日本国内でのTOEFL iBT受験料は、以下のとおりです。
TOEFL iBTの受験料一覧
| 項目 | 料金 | 申込締切 |
|---|---|---|
| 通常申込 | US$195 | テスト日の7日前まで(中6日) |
| 通常申込締切後 | US$235(US$195+手数料US$40) | テスト日の2日前まで(中1日) |
| テスト日・会場変更 | US$60 | テスト日の4日前まで(中3日) |
| キャンセル払戻 | 受験料の50% | テスト日の4日前まで(中3日) |
参照:TOEFLテスト日本事務局「よくある質問(団体・教職員向け)」
受験料は米ドル建てで決済されるため、日本円での負担額は為替レートによって変動します。会場受験・自宅受験のいずれも料金は同額です。
TOEFLの申し込み方法
TOEFL iBTの申し込みは、ETSの公式サイトから行います。大まかな流れは、次のとおりです。
- 受験案内(日本語)とBulletin(英語の受験規約)を読む
- ETSアカウントを作成する(1人につき1つまで)
- 会場・日時を選んで申し込む(氏名・生年月日は、当日提示する本人確認書類と完全に一致させる)
- スコア送付先を設定する(試験前日午後10時までなら、4校まで無料)
- クレジットカードまたはPayPalで支払う
当日は、顔写真付きの本人確認書類(原本)が必要です。外国籍の方はパスポート(お持ちでない場合は在留カードまたは特別永住者証明書)が対象となります。日本国籍の方が使用できる書類の詳細は、公式サイトの受験申込ページで確認してください。
参照:TOEFLテスト日本事務局「受験申込(会場受験)」
TOEFLを受験するメリットと向いている人

TOEFLは、海外大学への出願はもちろん、英語力を客観的に証明したい人や、日本の大学入試で活用したい人にもメリットがあります。ここでは、TOEFLがどのような人に向いているかを、目的別に整理します。
海外大学・大学院への進学を考えている人
TOEFLは、世界160か国以上、13,000以上の大学・大学院・その他機関でスコアが採用されています。アメリカ・カナダをはじめとする主要な留学先の教育機関でほぼすべて認められているため、一つのスコアで複数の国・地域に出願できる点が大きな強みです。
大学院や博士課程への出願はもちろん、奨学金の申請でもTOEFLスコアが評価対象になります。たとえばJASSO(日本学生支援機構)の海外留学支援制度では、TOEFL iBTバンドスコア4.0以上が基準のひとつとされています。
参照:独立行政法人日本学生支援機構「海外留学支援制度(学部学位取得型)」
4技能の英語力を測りたい人
TOEFLは、Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能をすべて測定します。大学の講義を理解する力、意見を述べる力、レポートを書く力など、実際の大学生活で必要となる英語力を総合的に評価できる点が特徴です。
各セクションのスコアが技能別に表示されるため、自分の強みと弱みを把握しやすく、その後の学習計画にも役立ちます。TOEICのようにListening・Readingのみで評価される試験と異なり、4技能をバランスよく証明したい人に向いています。
日本の大学入試で活用したい人
近年は、国内の大学入試でもTOEFLスコアを活用できる方式が広がっています。基準スコアを満たすことで、英語試験が免除されたり、ほかの教科の得点で合否が判定されたりするケースがあります。
ただし、利用できるTOEFLの種類は大学によって異なるため注意が必要です。たとえば早稲田大学の文学部・文化構想学部が実施する英語4技能テスト利用方式では、会場受験の通常スコアのみが対象で、自宅受験(Home Edition)などは利用できません。
参照:早稲田大学文学部「入学試験情報」
志望校でTOEFLを利用したい場合は、最新の入学試験要項で対象となる受験形式や基準スコアを必ず確認してください。
TOEFLの勉強法とスコアアップのポイント

TOEFLでスコアを伸ばすには、試験形式に慣れるだけでなく、アカデミックな英語への対応力を高めることが欠かせません。語彙力の強化、セクションごとの対策、公式教材の活用という3つのアプローチを組み合わせることで、効率よく実力を伸ばせます。
語彙力とアカデミック表現を強化する
TOEFLでは大学の講義レベルの内容が扱われるため、日常英会話より高度な語彙が求められます。自然科学や社会科学など、アカデミックな分野に関連する単語を重点的に学習しましょう。
単語は日本語訳を覚えるだけでは不十分です。英語の定義や例文とあわせて理解することで、ReadingだけでなくListeningやWritingへの応用もできるようになります。
WritingやSpeakingでは、論理的に意見を述べる表現も必要です。「理由を述べる」「具体例を示す」「結論をまとめる」といった型をあらかじめ準備しておくと、限られた時間の中でも安定した回答がしやすくなります。
各セクションごとの対策を行う
TOEFLは4技能それぞれで評価の観点が異なるため、セクションの特徴に応じた対策が効果的です。
TOEFLの各セクションで求められる力と対策
| セクション | 求められる力 | 効果的な対策 |
|---|---|---|
| Reading | 長文読解力・要点把握力 | 出題パターンに慣れる、段落ごとの主張を把握する練習をする |
| Listening | 講義理解力・情報整理力 | ノートテイキングを練習する、話の構成を意識して聞く |
| Writing | 論理的な文章構成力 | 主張・理由・具体例の型を身につける、時間内に書き切る練習をする |
| Speaking | 即時構成力・論理的表現力 | 話す型を活用する、制限時間内で話す練習を重ねる |
TOEFLでは「英語力」だけでなく「時間内に処理する力」も問われます。各セクションの形式に慣れ、実戦形式で演習を重ねることが、スコアアップへの近道です。
公式問題集を活用する
TOEFL対策では、ETSが制作している公式教材を中心に学習を進めるのが効果的です。出題形式・難易度・採点基準のいずれも本番にもっとも近いため、まずは公式教材で試験全体の流れをつかみましょう。
意識したいポイントは、次のとおりです。
- 本番と同じ時間配分で解く
- 解きっぱなしにせず、復習を徹底する
- 間違えた問題の原因を分析する
ReadingやListeningでは「なぜ間違えたのか」を確認し、設問タイプごとの弱点を把握します。SpeakingやWritingは、模範解答や評価基準と照らし合わせて、自分の回答の改善点を明確にすることが大切です。
参照:TOEFLテスト日本事務局「TOEFLテスト公式教材ショップ」
TOEFL対策で塾・スクールを利用する場合の選び方

TOEFLは独学でも対策できますが、スコアを効率よく伸ばすには専門の塾・スクールを活用する方法もあります。ただし英語塾・スクールの種類は多く、TOEFL対策に特化していないところも少なくありません。失敗しない塾選びのために、確認しておきたい2つのポイントを紹介します。
TOEFLの指導実績があるか
TOEFL対策は、TOEICや英検とは出題傾向も求められるスキルも大きく異なります。アカデミックな英語表現や複合型の問題形式に精通した講師がいるかどうかが、スコアアップの鍵を握ります。
塾のWebサイトや体験授業で、TOEFL専門のカリキュラムが組まれているか、スコアアップの実績が公開されているかを確認しましょう。「英語全般に対応」とうたう塾よりも、TOEFL指導に特化した実績を持つ塾のほうが、的確なフィードバックを受けられる可能性が高くなります。
【TOEFLについて、人気の英語塾を取材しました】
4技能すべてに対応しているか
TOEFLはReading・Listeningだけでなく、SpeakingとWritingも採点対象です。特にこの2セクションは独学での対策が難しく、客観的なフィードバックがないと自分の弱点に気づきにくい部分です。
Speaking対策では実際に録音・発音矯正まで行ってもらえるか、Writing対策では英文添削が受けられるかを確認してください。4技能すべてに対応した指導体制が整っている塾を選ぶことで、バランスよくスコアを伸ばせます。
おすすめの英語塾
おすすめの英語塾
ここでは、おすすめの英語に強い塾を紹介します。

| 対象学年 | 高校生の全学年 |
|---|---|
| 料金目安 | Acquisitionレッスン:23,925円/月 Lightレッスン:13,200円/月 Privateレッスン:12,100円/回 オンライン英検対策コース:13,200円~/月 |
| 授業形式 | 集団指導・グループ指導・完全個別指導・オンライン校あり・映像授業 |
| 講師 | 外国人、日本人プロ講師 |
| 教室エリア | 全国 |
| 体験授業 | 無料体験レッスン(ミニレッスン形式)とコース説明会に参加でき、 実際のクラスではなく、一対一の形式で雰囲気や指導内容を体験可能。 |
英会話イーオンは、大学受験に必要な英語力を総合的に高められる環境が整っています。厳選された外国人講師と日本人講師による文法・読解の丁寧な指導を組み合わせることで、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく強化できます。

| 対象学年 | 中高の全学年 |
|---|---|
| 料金目安 | 1時間あたり1,530~2,736円 |
| 授業形式 | ・個別指導 ・オンライン指導 |
| 講師 | 日本人 |
| 教室エリア | 首都圏・関西・名古屋 |
| 体験授業 | なし |
坪田塾は、心理学を用いた指導で学力アップを図れる学習塾です。子どもの性格を9種類に分け、それぞれの特性に合わせた言葉選びで勉強に対するモチベーションを上げていきます。
以下の記事では、おすすめの英語塾について紹介していますので、併せてご覧ください。
TOEFLについてよくある質問

TOEFLについて、よくある疑問に回答します。
TOEFLはどれくらいから「すごい」といえる?
明確な基準はありませんが、目安のひとつはバンドスコア4.0(CEFR B2、旧0〜120点換算で72点)です。日常会話を超えて、専門的な議論にもある程度対応できる水準とされています。
バンドスコア5.0(CEFR C1、旧換算で100点前後)を超えると、英語で講義を受け、専門的な議論に参加できるレベルとみなされ、難関大学の出願基準を満たすケースも増えます。ただし評価の感じ方は場面によって異なるため、あくまで目安として捉えてください。
TOEFLと英検はどちらを受けるべき?
海外大学・大学院への出願を考えているならTOEFL、国内での英語力証明や入試での活用を重視するなら英検が向いています。
英検は級ごとに段階を踏んで挑戦できるため、初めて英語資格に挑戦する人にも取り組みやすい試験です。一方でTOEFLは、はじめからアカデミックな内容が出題されるため、海外進学を見据えている場合は早い段階からTOEFL形式に慣れておくほうが効率的です。両方の対応が必要な国内大学入試もあるため、志望校の要項も確認しておきましょう。
TOEFL iBTとTOEFL ITPはどちらを受ければよい?
海外大学・大学院への出願や国内大学入試でスコアを使いたい場合は、公式スコアとして扱われるTOEFL iBTを選びます。
TOEFL ITPは団体向けに実施される試験で、非公式スコアとして扱われるため、学内のクラス分けや交換留学選考、単位認定などに利用されるのが一般的です。個人で申し込んで留学準備を進めたい場合には対象外となるため、まずは自分がスコアを何に使うのかを整理しておくとよいでしょう。
まとめ TOEFLの特徴と目的を理解して自分に必要な試験か判断しよう

TOEFLは、Reading・Listening・Speaking・Writingの4技能を測定する、アカデミックな英語力を証明するための試験です。海外大学・大学院への出願はもちろん、近年は国内大学入試や奨学金申請でも活用の場が広がっています。
留学先や志望校によって求められるスコアは異なりますが、学部留学ではバンドスコア4.0程度、大学院・MBA留学では5.0程度が一つの目安です。TOEIC・IELTS・英検とは目的や出題形式が異なるため、自分の進路に合わせて試験を選ぶことが大切です。
まずは志望校や留学先が求める英語試験の種類とスコア基準を確認し、そこから逆算して学習計画を立てることが、目標達成への第一歩になります。独学で対策を進めるか、専門的な指導を受けるかについても、自分の弱点や学習スタイルに合わせて検討してみてください。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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