全統模試の偏差値の目安は?記述・共通テスト・冠模試で見方が変わる!
「全統模試の偏差値の目安ってどれくらい?」「全統模試で偏差値60は高いの?」と思ったことはありませんか?
実は、全統模試の偏差値は模試の種類によって意味が大きく異なります。同じ偏差値60でも、記述模試・共通テスト模試・大学別模試では評価位置が変わることも珍しくありません。
そのため、偏差値だけを見て一喜一憂してしまうと、正しい実力判断ができなくなってしまいます。
この記事では、全統模試の種類ごとに偏差値の目安を整理し、偏差値に振り回されない正しい見方と学習への活用法をわかりやすく解説します。
編集部
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目次
全統模試の偏差値の目安は模試の種類で変わる!

全統模試には複数の種類があり、それぞれ「何を測っているか」「誰が受けているか」が異なります。偏差値を正しく使うには、まず「その模試の偏差値が何を示しているか」を理解することが出発点です。
新教科「情報Ⅰ」の偏差値・判定への影響はどう見るべきか?
情報Ⅰは年度によって平均点が大きく変動しやすい科目です。2025年度の共通テスト平均は69.26点でしたが、2026年度は56.59点と12.67点の下落でした。
ただし偏差値は母集団の中での相対的な位置であるため、受験者全体も同様に点数を落としていれば判定への影響は比較的小さくなる場合があります。「点が取れなかった」という事実だけで焦らず、偏差値で受験者全体の中での位置を確認することが重要です。
また、情報Ⅰの配点は志望校・学部によって大きく異なります。配点が低い大学では、情報の得点が多少低くても判定にほとんど影響しません。
一方、配点が高い大学では合否判定に影響する重要科目になります。「情報の得点が低い=判定が悪い」と単純に判断せず、必ず志望校の募集要項で情報の配点比率を確認してください。
全統記述模試|偏差値は志望校判断の基準になる

全統記述模試の偏差値は、河合塾が公表する各大学のボーダー偏差値と同じ基準で算出されています。つまり、記述模試で出た偏差値と志望校のボーダー偏差値を比較できます。「自分の偏差値が志望校のボーダーに届いているか」を確認するうえで、最も直接的に使える指標です。
大まかなイメージは以下のとおりです。
全統記述模試・偏差値の目安
| 偏差値の目安 | 射程に入る大学群の例 |
|---|---|
| 70以上 | 東大・京大を含む東京一工 |
| 65前後 | 早慶上理・旧帝大 |
| 60前後 | GMARCH・関関同立 |
| 55前後 | 成成明学獨國武・金岡千広 |
| 50前後 | 日東駒専・産近甲龍 |
ただしこれはあくまで目安であり、同じ大学群でも学部によってボーダーに幅があります。また、ボーダーとの比較には受験者数が多い第3回全統記述模試の偏差値を使うのが適切です。
各偏差値帯の大学群・学部別の目安については以下の記事で解説しています。
全統共通テスト模試|偏差値より得点率で見る
全統共通テスト模試でも偏差値は算出されますが、共通テスト利用方式の志望校判断では、最優先すべき指標は偏差値ではなく「得点率」です。河合塾は共通テスト利用方式のボーダーラインをボーダー得点(率)として示しているため、自分の模試での得点率と志望校のボーダー得点率を比較することができます。
得点率と大学群のレベル感は、一般的には以下のようにイメージできます。ただしこれはあくまで参考となる目安であり、同じ大学群でも学部・方式・利用科目数・年度によって必要な得点率は大きく異なります。必ず志望校の学部・方式ごとに最新の情報を確認してください。
全統共通テスト模試・得点率の目安
| 得点率の目安(参考) | 射程に入り始める大学群のイメージ |
|---|---|
| 90%前後 | 東大・京大を含む東京一工など最難関大(国公立大一般選抜) |
| 80%前後 | 旧帝大などの難関国公立大(国公立大一般選抜)/早慶上理(私大共通テスト利用方式) |
| 70%前後 | 地方国公立大(国公立大一般選抜)/GMARCH・関関同立(私大共通テスト利用方式) |
| 60%前後 | 日東駒専・産近甲龍(私大共通テスト利用方式) |
各大学・学部の正確なボーダー得点率は、河合塾Kei-Netの入試難易予想ランキング表で学部単位で確認してください。
【2027年度入試受験生へ】過去問と模試で時間配分の感覚がズレる理由
共通テスト国語を例に挙げると、2024年度以前の過去問は「80分・大問4つ」の旧形式ですが、2025年度以降の本番および全統共通テスト模試は「90分・大問5つ」の新形式で実施されています。
旧形式の過去問で時間配分の感覚をつかんだまま模試に臨むと、新形式は旧形式より大問が1つ多い分だけ時間が足りなくなり、本来の実力より低い得点率・偏差値が出てしまうことがあります。
「過去問ではそこそこ解けたのに模試の偏差値が低かった」という場合、実力不足ではなく時間配分のズレが原因である可能性があります。旧形式の過去問を使う際は「80分で解けた」という感覚をそのまま模試に持ち込まず、新形式に合わせた時間配分の練習を模試で意識的に行うようにしてください。
なお、国語に限らず、数学・英語なども年度によって出題構成が変わっています。使用する過去問の年度と形式を必ず確認してから演習に取り組んでください。
大学別模試(冠模試)|偏差値より判定・順位で見る

冠模試でも偏差値は算出されますが、全統記述模試のように「総合偏差値〇〇なら合格圏」と全国一律の数値を当てはめることはできません。冠模試の判定は、科目ごとの偏差値に志望校の配点ウェイトを加味して算出した「評価偏差値」をボーダーランクに照らして出すため、同じ偏差値60でも志望校の配点によってC判定にもE判定に分かれる場合があります。
また、冠模試は主に同じ志望校を目指す受験生だけが集まる母集団のため、全統記述模試より偏差値が低く出る傾向があります。偏差値の数値そのものより「合格可能性評価(A〜E判定)」と「志望校の合格ラインとの得点差」を科目別に把握することが重要です。
プライムステージ|上位層の中での立ち位置を確認する
プライムステージの結果についても、全統記述模試のように、「総合偏差値〇〇なら○○大学に届く」といった指標を一律に当てはめることはできません。
科目ごとの偏差値に志望校の配点ウェイトを加味した「評価偏差値」をボーダーランクに照らして判定が出るため、志望校の配点が重い科目の偏差値が低ければ、評価偏差値が伸び悩み、全体偏差値が高くても判定は下がる場合があります。
プライムステージは難関大志望の上位層が集まる模試のため、偏差値50でも全国の受験生全体の中では相対的に上位に位置するといえます。偏差値の数値そのものより、成績表の「学力レベル(S〜E)」で科目間のバランスを確認し、科目ごとの補強優先順位を決める材料として使うのが有効です。
なお、プライムステージは学年によって実施時期が異なります。高3・既卒生向けは4月下旬実施のため「年度はじめの現在地確認」として活用します。
一方、高1生向けは秋実施のため「1年間の学習の成果確認と次の課題整理」として使う位置づけになります。どちらの学年でも、偏差値の絶対値より科目間のバランスと判定の根拠を確認することを優先してください。
参考:合格可能性評価について|プライムステージ 成績統計資料データ|河合塾 / 高1プライムステージ(記述式・論述式)|河合塾
偏差値帯別・全統模試の活用法

同じ「偏差値60」でも、模試の種類によって意味が変わります。ここでは模試ごとに、偏差値帯別の現状の読み方と次に取るべき行動を整理します。
【偏差値帯別】全統記述模試の活用法
偏差値帯で現状を把握したら、必ず答案と設問別成績を合わせて確認してください。偏差値は「得点できたかどうか」の結果であり、「なぜ取れたか・取れなかったか」は答案を見なければわかりません。
偏差値帯別・全統記述模試の活用法
| 偏差値帯 | 現状の読み方 | 次に取るべき行動 |
|---|---|---|
| 70以上 | 東大・京大を含む東京一工が射程。記述力・論述力の精度が問われる段階 | 設問別正答率で取りこぼしを潰す。答案の完成度を上げる |
| 65〜70 | 早慶上理・旧帝大がボーダー前後。基礎は固まっているが応用の精度が課題になりやすい | 志望校の配点が重い科目を優先。記述の部分点を確実に取る練習 |
| 60〜65 | GMARCH・関関同立のボーダー圏。標準問題は解けるが記述の構成が甘い場合が多い | 答案と模範解答を比較し、論述の構成を言語化して直す |
| 55〜60 | 成成明学獨國武・金岡千広のボーダー前後。知識はあるが答案に書き出せていないケースが多い | 部分点を取りにいく答案の書き方を意識。白紙提出をなくす |
| 50〜55 | 日東駒専・産近甲龍のボーダー圏。基礎知識の抜けが失点の主因になっていることが多い | 単元別の基礎知識を優先して補強。記述テクニックより先に知識を固める |
| 50未満 | 基礎知識の定着が最優先の段階 | 記述問題より基礎の徹底を先行。教科書レベルの知識の穴を埋める |
偏差値が上の帯に上がるほど、求められるのは「知っているかどうか」より「どう書くか」の精度です。現在の偏差値帯で課題を特定したら、次の模試までに具体的な目標を一つ決めて取り組んでください。
この偏差値帯で伸びない人へ
| よくある原因 | 改善策 |
|---|---|
| 解き直しをせず答え合わせで終わっている | 模範解答を見た後、何も見ずに自力で再現する練習をセットにする |
| 間違えた原因を言語化していない | 「知識不足」「書き出せなかった」「時間不足」に仕分けて次の対策を決める |
| 復習に時間をかけすぎて次の学習が止まる | 設問別成績の▲マークに絞って復習し、全問やり直しはしない |
【偏差値帯別の活用法】全統共通テスト模試
共通テスト模試は偏差値より得点率で現状を把握することが基本です。偏差値帯ごとに「何が課題か」の傾向は変わるため、得点率と合わせて以下を参考にしてください。
偏差値帯別の活用法・全統共通テスト模試
| 偏差値帯(参考) | 得点率の目安 | 次に取るべき行動 |
|---|---|---|
| 70以上 | 85%以上 | マークミスゼロと時間配分の完成度を上げる。取りこぼしの徹底排除 |
| 60〜70 | 70〜85%前後 | 時間が足りなかった科目の解答順・時間配分を見直す |
| 50〜60 | 55〜70%前後 | 知識不足による失点とケアレスミスを切り分けて対策を分ける |
| 50未満 | 55%未満 | 得点率が低い科目の基礎知識を優先補強。マーク形式に慣れる練習も並行 |
得点率と偏差値の両方を確認したら、成績表の「正答・誤答マーク読み取り状況」欄でマークミスの有無も必ず確認してください。同じ得点率でも、マークミスによる失点が含まれている場合は対策の内容がまったく変わります。
この偏差値帯で伸びない人へ
| よくある原因 | 改善策 |
|---|---|
| 得点率ではなく偏差値だけを見て安心している | 志望校のボーダー得点率と自分の得点率を毎回照合する習慣をつける |
| ケアレスミスを「たまたま」で済ませている | 成績表のマーク読み取り状況欄でミスの種類を毎回記録し、パターンを把握する |
| 時間配分の問題を放置している | 何問目で時間が足りなくなったかを問題冊子にメモし、次回の解答順を変える |
【偏差値帯別の活用法】大学別模試(冠模試)
冠模試は偏差値の絶対値より「判定」と「合格ラインとの得点差」を軸に読むことが基本です。偏差値が全統記述模試より低く出るのは母集団の違いによるものであり、数値だけを見て落ち込む必要はありません。
偏差値帯別の活用法・大学別模試(冠模試)
| 判定帯 | 現状の読み方 | 次に取るべき行動 |
|---|---|---|
| A〜B判定圏 | 合格ライン上またはそれ以上。志望校特化の実力がついている段階 | 取りこぼしている設問を特定し、さらに差を縮める |
| C判定圏 | ボーダーライン上(合格可能性50%)。あと一歩の段階 | 合格ラインまでの得点差を科目別に数値で把握し、配点の重い科目から対策する |
| D判定圏 | 合格ラインまで一定の差がある段階 | B判定者が取れていて自分が取れていない設問・分野を特定して集中対策する |
| E判定圏 | 志望校特化の実力との乖離が大きい段階 | 全統記述模試の偏差値と照合し、基礎からの立て直しが必要かを判断する |
重要なのは「合格ラインまで何点足りないか」を科目別に把握し、次の模試または本番までの学習計画に落とし込むことです。
この判定帯で伸びない人へ
| よくある原因 | 改善策 |
|---|---|
| 全統記述の偏差値と比べて落ち込み、そこで止まる | 冠模試の偏差値は母集団が異なるため低く出て当然。判定と得点差を見ることに切り替える |
| 判定だけ確認して設問別成績を開かない | B判定者との比較欄を必ず開き、差がついている設問・分野を特定する |
| 復習が解き直しで終わっている | 志望校の出題傾向に沿った分野の強化まで落とし込んで初めて復習完了とする |
【偏差値帯別の活用法】プライムステージ
高3・既卒生向けのプライムステージは4月下旬実施のため、この時点の偏差値は最終的な実力ではなく「夏までに何を補強すべきか」を決めるための出発点として使うのが適切です。偏差値50でも全国の受験生全体の中では相対的に上位に位置することを念頭に置いて読んでください。
偏差値帯別の活用法・プライムステージ
| 偏差値帯 | 現状の読み方 | 次に取るべき行動 |
|---|---|---|
| 65以上 | 難関大志望者の中でも上位層。科目間のバランスが整っている段階 | 学力レベルでDが出ている科目を集中補強。配点の重い科目の精度を上げる |
| 60〜65 | 難関大のボーダー前後。取れるはずの問題での取りこぼしが課題になりやすい | 設問別の▲マークを全てピックアップして解き直す |
| 55〜60 | 基礎〜標準は固まりつつある段階。科目間のバランスの崩れが出やすい | 学力レベルの列でD以下の科目を特定し、夏までの補強優先順位を決める |
| 55未満 | 基礎の定着が不完全な段階。4月時点では珍しくない | 「解けたはずの問題」の回収を最優先。基礎の穴を夏前に埋める計画を立てる |
どの偏差値帯であっても、プライムステージでは「科目間の凸凹を把握する」ことが最大の目的です。学力レベルの列を横に見て科目間のバランスを確認することを最優先にしてください。
この偏差値帯で伸びない人へ
| よくある原因 | 改善策 |
|---|---|
| 4月の偏差値を見て落ち込み、そこで止まる | 4月は未履修範囲が残っている時期。偏差値より学力レベルの凸凹を夏の計画に使う |
| 全科目を均等に復習しようとする | 学力レベルがD以下の科目に絞って優先的に手をつける |
| 解けたはずの問題を流している | ▲マークの問題を解き直し、なぜ本番で落としたかを言語化する |
全統模試の偏差値を見るときの注意点【模試別】

全統模試の偏差値は正しく使えば志望校判断に直結する指標ですが、模試の種類を混同したり数字だけを見て判断したりすると、誤った結論に至ることがあります。模試別の注意点を整理します。
記述模試|偏差値は信頼できるが答案力に左右される
全統記述模試の偏差値は志望校のボーダー偏差値と直接比較できる信頼性の高い指標ですが、「答案に書けたかどうか」に大きく左右されます。知識があっても論述の構成が崩れていれば偏差値は実力より低く出ますし、得意分野が出題されたタイミングでは実力以上に高く出ることもあります。
偏差値の上下だけで判断せず、答案の加点・減点箇所や設問別成績を必ず合わせて確認してください。
共通テスト模試|偏差値だけで判断しない
共通テスト模試の偏差値は算出されますが、志望校のボーダーは得点率で設定されているため、偏差値だけで志望校との距離を測ることはできません。結果を読むときは教科ごとの得点率を軸にしてください。
また、マーク式の性質上、共通テスト模試の偏差値は記述模試より高く出やすい傾向があります。「共通テスト模試の偏差値が高いから実力がついた」と判断するのは誤りです。
大学別模試(冠模試)|偏差値ではなく合格可能性で判断する
冠模試の偏差値は志望校を目指す受験生だけの母集団で算出されるため、全統記述模試より低く出ます。
全統記述でA判定が出ていても冠模試でC・D判定になることは珍しくなく、この落差を見て「実力が落ちた」と判断するのは誤りです。合格可能性評価(A〜E判定)と合格ラインとの得点差を軸に読んでください。
プライムステージ|4月時点の偏差値を過信しない
特に高3・既卒生向けのプライムステージは4月実施のため、現役生の場合、未履修範囲が残っている状態で受験する科目が出てきます。そのため偏差値が実力より低く出やすく、第3回全統記述模試の偏差値と単純に比較することはできません。
また、難関大志望の上位層が集まる母集団のため、全国平均と比べると偏差値の基準自体が異なります。高3・既卒生は4月の偏差値をあくまで「この時点での科目間のバランス」を把握するための指標として使い、数値そのものに一喜一憂しないことが重要です。
なお、高1生向けのプライムステージは秋実施のため、4月時点という前提は当てはまりません。高1生は「1年間の学習の成果確認と次の課題整理」として活用してください。
模試共通|異なる模試の偏差値を比較しない
記述模試・共通テスト模試・プライムステージ・冠模試はそれぞれ母集団も出題形式も異なります。「共通テスト模試で偏差値65だったのに記述模試で58しか取れなかった」という比較は、模試の性質の違いを反映しているだけです。偏差値の比較は必ず同じ模試の同じ回どうし、または複数回の推移で行ってください。
全統模試の偏差値に関するよくある質問(FAQ)

Q. 全統模試で偏差値60を取るには何点取ればいいですか?
偏差値60に必要な得点は、模試の種類・受験回・年度によって変わります。同じ「全統模試」でも、記述模試と共通テスト模試では出題形式も受験者層も異なるため、必要な得点はまったく別物です。
全統記述模試(第3回・200点満点)の場合、2025年度のデータをもとにした推計では以下が目安になります。
全統模試(2025年度第3回)における偏差値60の目安得点
| 科目 | 配点 | 偏差値60の目安得点 | 得点率目安 |
|---|---|---|---|
| 英語 | 200点 | 約110点 | 約55% |
| 数学(Ⅱ型) | 200点 | 約100点 | 約50% |
| 国語(現古漢) | 200点 | 約107点 | 約54% |
※2025年度第3回全統記述模試の成績統計資料をもとにした推計値です。受験回・年度によって変わるため、あくまで目安として参照してください。
共通テスト模試の場合、偏差値60の目安は得点率70〜75%前後が一般的ですが、こちらも回・年度によって変動します。正確な数値は河合塾の成績統計資料データで確認してください。
Q. 全統模試でC判定を取るには何点取ればいいですか?
C判定はボーダーライン上(合格可能性約50%)を意味します。必要な得点は志望校・学部・模試の種類によって異なるため、一律の「何点」は存在しません。
全統記述模試の場合、C判定に必要な得点の目安は以下の通りです。
全統記述模試(2025年度第3回)におけるC判定の目安得点
| 志望大学群 | C判定圏の偏差値目安 | 英語・数学・国語の目安得点(各200点) |
|---|---|---|
| 日東駒専・産近甲龍 | 47.5〜52.5 | 各60〜80点前後 |
| 成成明学獨國武・金岡千広 | 50.0〜57.5 | 各70〜100点前後 |
| GMARCH・関関同立 | 55.0〜62.5 | 各90〜120点前後 |
| 早慶上理・旧帝大 | 62.5〜67.5 | 各120〜125点前後 |
| 東大・京大を含む東京一工 | 67.5以上 | 各130〜140点前後 |
※2025年度第3回全統記述模試の成績統計資料をもとにした推計値です。志望校・学部・受験回によって大きく異なるため、実際のボーダー偏差値は河合塾の入試難易予想ランキング表で学部単位で確認してください。
共通テスト模試でのC判定は、志望校のボーダー得点率と自分の得点率の比較で判断します。偏差値ではなく得点率を軸に確認してください。
参考:入試難易予想ランキング表|河合塾Kei-Net / 成績統計資料データ|河合塾
まとめ 全統模試の偏差値は「模試ごとに使い分ける」ことが重要

全統模試の偏差値は、模試の種類によって意味や活用方法が異なります。記述模試はボーダー偏差値との比較ができる一方、共通テスト模試は得点率、冠模試・プライムステージは判定と科目間のバランスを軸に読む必要があります。異なる模試の偏差値を横並びで比べることに意味はありません。
模試を受けるたびに「偏差値がいくつだったか」より「どの科目で何点落としたか」を確認する習慣をつけてください。その積み重ねが、偏差値を本番の合格につなげる最も確実な使い方です。
この記事に掲載している情報は公開時点のものです。模試の内容・スケジュール・成績の見方は変更になる場合があります。最新情報は必ず河合塾公式サイトで確認してください。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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