中学生が定期テストを休んだら0点?追試・見込み点・内申への影響を解説
「テストを休んだら0点になるの?」そう不安になっていませんか。実は、中学校の定期テストを欠席したからといって、必ず0点になると決まっているわけではありません。
学校によっては後日追試を受けられたり、見込み点などの方法で評価されたりすることもあります。体調不良や感染症、家庭の事情など、休んだ理由によって対応が変わる場合もあるでしょう。
この記事では、休んだテストの点数の扱いから、通知表や内申点への影響、そして今すぐ何をすればよいのかまで、順番に解説していきます。
編集部
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目次
中学生がテストの日に休むとどうなる?

テストを休んでしまったとき、多くの中学生がまず気になるのは「自分の場合、結局どうなるのか」という点でしょう。欠席理由別に、考えられる対応と確認すべきことを、以下の早見表にまとめました。
| 休んだ理由 | 考えられる対応 | まず確認すること |
|---|---|---|
| 発熱・腹痛などの体調不良 | 追試・見込み点など | 追試の有無と点数の扱い |
| インフルエンザなど、学校で出席停止となる感染症 | 学校の規定に沿った対応 | 追試の実施日・必要な手続き |
| 家庭の事情 | 学校によって異なる | 点数の扱い・評価方法 |
| 寝坊・自己都合 | 学校によって異なる | 追試の可否・成績への影響 |
この表からわかるのは、どのケースでも「必ずこうなる」と断定できる対応はなく、最終的には学校への確認が欠かせないということです。次から、それぞれの疑問について詳しく見ていきましょう。
休んでも必ず0点になるわけではない
まず知っておきたいのは、テストを欠席したからといって、自動的に0点になると決まっているわけではないという点です。
学校によっては、後日あらためて追試を行ったり、見込み点といった方法で評価したりすることがあります。もちろん、規定によっては得点がつかない扱いになるケースもゼロではありません。
大切なのは、「病欠なら追試になる」「インフルエンザなら見込み点になる」というような全国共通のルールは存在しないということです。定期テストを欠席した場合の対応は、学校ごとの方針や規定によって異なります。だからこそ、自分の学校ではどう扱われるのかを確認する必要があるのです。
まず「追試・点数・成績」を確認する
休んでしまった場合、次にすべきことは難しく考える必要はありません。学校に次の3点を確認すれば、多くの疑問は整理できます。
まず①追試を受けられるかどうか、②欠席したテストの点数はどう扱われるか、③通知表などの成績にどう反映されるか、この3つです。
先生に伝えるときは、「休んだテストの追試はありますか?」「点数や成績はどのように扱われますか?」といった聞き方で十分伝わります。この3点を軸に確認することが、不安を減らす一番の近道です。
休んだテストの点数はどうなる?

ここからは、欠席したテストの点数がどのように扱われる可能性があるのか、より詳しく見ていきます。大きく分けると「後日受験する」「別の方法で評価する」といった対応が考えられますが、具体的な仕組みは学校によって異なります。
後日、追試を受ける場合がある
追試とは、欠席したテストを後日あらためて受けることを指します。まずはこの言葉の意味から押さえておきましょう。
追試を実施するかどうか、いつ実施するか、本試験と同じ問題が出るのか別の問題になるのか、そして点数をどのように評価するのかは、学校によって大きく異なります。
そのため、「追試があるから安心」と考えるのではなく、欠席したら早めに追試の有無と実施日を確認することが何より大切です。追試の情報がわからないまま日が過ぎてしまうと、準備の時間も限られてしまいます。
見込み点で評価される場合がある
学校によっては、欠席したテストについて、過去の成績やほかの評価資料などをもとに点数を設定することがあります。こうした扱いを「見込み点」などと呼ぶ場合がありますが、実施の有無や算出方法は学校によって異なります。
「平均点から○点引く」といった具体的な計算式は、一部の学校の例にすぎない可能性があるため、鵜呑みにしないようにしましょう。追試・見込み点・0点はあくまで対応の一例であり、必ずこの3つのいずれかに当てはまるとは限りません。
0点扱いになる場合もある
先ほど「必ず0点になるわけではない」と説明しましたが、学校の規定や欠席理由によっては、欠席したテストについて得点がつかない扱いになる可能性もあります。
ただし、ここで過度に不安になる必要はありません。テスト1回の点数の扱いと、通知表全体の評価は分けて考える必要があるからです。この点については、次の見出しで詳しく整理していきます。
休んだ理由で対応が変わることもある
体調不良、インフルエンザなどの感染症、家庭の事情、寝坊や自己都合など、欠席の理由によって学校側の対応が変わることは十分に考えられます。
とはいえ、「インフルエンザなら必ず追試」「寝坊なら必ず0点」といった決まりがあるわけではありません。
重要なのは、欠席理由によって必要な手続きや案内が変わる場合もあるため、理由は正確に伝えましょう。そのうえで、自分の学校での扱いを確認するという順番が大切です。
通知表・内申点・高校受験に影響する?

テストを休んだ中学生が本当に不安に感じているのは、点数そのものよりも「その先」ではないでしょうか。通知表が下がるのか、内申点が下がって高校受験に不利になるのか、という部分です。ここでは、テストの欠席・通知表・内申点・高校受験を、それぞれ分けて整理していきます。
テストを休んだだけで通知表は決まらない
まず押さえておきたいのは、通知表の評価は、定期テスト1回の結果だけで決まるものではありません。中学校では、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3つの観点から、テストだけでなくレポートや発表なども含めて学習状況を評価します。
そのため、テストを1回休んだからといって、それだけで通知表が最低評価になるとは限りません。一方で、まったく影響しないと言い切ることもできません。欠席したテストがどのように評価されるかによって、影響の大きさは変わってきます。
だからこそ、先生に確認しておくことが安心につながります。
内申点への影響は学校ごとに異なる
内申点とは、通知表の評定などをもとに、高校受験で使われる点数のことです。まずはこの位置づけを簡単に理解しておきましょう。
欠席したテストが成績にどう反映されるかによって、内申点への影響も変わってきます。ここでも、「1回休んだら内申が○点下がる」といった具体的な数字を一般化することはできません。
中学生本人が意識すべきなのは、テストを休んだこと自体よりも、そのテストを学校がどう評価するのかを確認することです。評価の仕組みがわかれば、漠然とした不安も減らせるはずです。
中3でも1回の欠席だけで受験は決まらない
中3の場合、「このテストを休んだせいで高校受験に落ちるのでは」と、極端に心配してしまうこともあるでしょう。
しかし、定期テストを1回欠席したという事実だけで、高校受験の合否が決まるわけではありません。この点は、まず落ち着いて受け止めてほしい部分です。
とはいえ、内申の扱いは地域や学校、入試制度によって異なります。欠席したテストの評価、今後の成績、必要であれば進路への影響について、担任の先生に確認しておくと安心です。「絶対大丈夫」と言い切ることはできませんが、必要以上に悲観せず、確認できることから一つずつ進めていきましょう。
テストを休んだら何をすればいい?

ここまでの内容を踏まえて、実際に何をすればよいのかを順番に整理します。「学校に問い合わせましょう」だけで終わらせず、今すぐ動ける手順として確認していきましょう。
まず学校へ欠席理由を伝える
まだ学校へ連絡していない場合は、まず欠席理由を伝えることから始めます。体調が悪い場合は、無理に自分で連絡しようとせず、保護者から学校へ伝えてもらって構いません。
すでに欠席の連絡を済ませている場合は、次のステップとして、追試や点数の扱いを確認する段階に進みましょう。
先生に追試と点数の扱いを確認する
先生に確認する内容として、以下の項目が挙げられます。
- 追試はあるか
- いつ受けるか
- 欠席したテストの点数はどうなるか
- 通知表にはどう反映されるか
- 提出物や手続きは必要か
学校によっては、病院の診断書や受診証明を提出することで、初めて追試や見込み点の対象として認められるルールになっている場合もあります。
一度にすべてを聞く必要はありませんが、少なくとも「追試の有無」と「点数・成績の扱い」の2つは確認しておくとよいでしょう。何を聞くのかまで決めておくことで、先生にも相談しやすくなります。
追試があるなら勉強を続ける
追試があることがわかったら、体調が戻り次第、テスト勉強を再開しましょう。「もうテストは終わった」と考えて勉強をやめてしまうと、追試への準備が間に合わなくなる可能性があります。
ただし、体調不良で休んだ場合は無理をする必要はありません。まずは回復を優先し、無理のない範囲で少しずつ勉強を再開すれば十分です。
追試の日程がまだわからない場合でも、学校に確認しつつ、範囲の復習を進めておくと落ち着いて臨めるでしょう。
今日テストだけど休みたいときは?

ここからは、まだ欠席していないけれど、当日の朝に休むかどうか迷っている中学生に向けた内容です。
体調が悪いなら無理をして登校しない
「テストの日だから、多少無理をしてでも行くべきだ」と考える必要はありません。発熱や強い体調不良がある場合は、まず保護者に伝え、必要に応じて学校へ欠席の連絡をしてもらいましょう。
欠席した場合の追試や点数の扱いについては、体調が落ち着いてから学校に確認すれば問題ありません。無理して登校して体調を悪化させるよりも、まずは休んで回復を優先することが大切です。
テストが怖くて休みたいときは相談する
体調不良ではなく、「勉強していなくて行きたくない」「悪い点数を取りたくない」という気持ちから休みたくなることもあるかもしれません。一度きりの緊張であれば、誰にでも起こり得ることです。
ただし、テストの日になると毎回体調が悪くなる、強い不安で学校に行けなくなる、といった状態が繰り返される場合は、一人で抱え込まず、保護者や担任の先生、養護教諭など身近な大人に相談してみてください。
テストの日に休む中学生のよくある質問

追試は本番と同じ問題が出る?
学校によって異なります。本試験と同じ問題が使われることもあれば、別の問題が用意されることもあるため、一概には言えません。
問題の内容よりも、まずは追試の有無と実施日を確認しておきましょう。
追試は難しくなる?
追試だからといって、必ず難しくなるとは限りません。問題の作り方や難易度は、学校や教科担当の先生によって異なります。
「追試のほうが難しい」という噂に振り回されず、通常のテスト範囲をしっかり復習しておくことが基本です。
追試はいつ受ける?
追試の日程に全国共通の決まりはありません。実施する場合も、翌日や数日後など時期はさまざまです。
日程がはっきりしないと不安になるかもしれませんが、まずは学校に確認しておけば、慌てずに準備を進められます。
病院の診断書は必要?
必要かどうかは、学校や欠席理由によって異なります。体調不良だから必ず診断書が必要とは限りませんが、学校によっては診断書があることで正当な病欠と証明され、追試を受けやすくなるケースもあります。
欠席連絡の際などに、必要な書類や手続きを学校へ確認しておくと安心です。
寝坊や勉強不足で休んでも追試はある?
これも学校によって異なります。体調不良と自己都合とでは扱いが違う可能性はありますが、「寝坊なら絶対0点」「追試は絶対受けられない」と決まっているわけではありません。
事情を正直に伝えたうえで、追試や評価の扱いを確認しましょう。
テストを2日とも休んだらどうなる?
複数日にわたって休んだ場合も、基本的な考え方は同じです。
受けられなかった教科ごとに、追試があるか、どのように評価されるか、いつ受けるかを確認していきましょう。
まとめ テストを休んだらまず学校に確認しよう

ここまで見てきたように、中学校の定期テストを休んだからといって、必ず0点になると決まっているわけではありません。学校によって、追試を受ける、見込み点などで評価する、その他の方法で扱う、といった対応が考えられます。
大切なのは、「学校によって違う」という事実を正しく受け止めたうえで、自分の学校に確認するという一歩を踏み出すことです。確認すべきポイントは、①追試はあるか、②欠席したテストの点数はどうなるか、③通知表などの成績にどう反映されるか、この3点に集約されます。
体調不良で休んでしまった場合は、まず回復を優先してください。元気になってから、必要な確認や追試の準備を進めていけば十分間に合います。焦って結論を急ぐよりも、一つずつ確認しながら次の行動につなげていきましょう。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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