大手前高校の偏差値は?合格ラインの見方と塾選データで見る難易度
大手前高校の偏差値は、Vもしの目標偏差値で70です。これは、Vもしが合格可能性80%の目安として示している数値です。
大阪府の文理学科10校の中では、茨木・三国丘の72と、高津・豊中の69の間にあたります。 ただし一般入学者選抜(以下、一般選抜)は、学力検査と内申点を7:3の比重で合計する方式です。国語・数学・英語はすべてC問題で、倍率も直近5年で1.19〜1.36倍と動いてきました。
塾選に寄せられた入学者25件のデータでは、学習開始時の偏差値平均が57.3、受験直前が63.4でした。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
大手前高校の基本情報と偏差値データの見方

大手前高校(大阪府立大手前高等学校)は、大阪市中央区にある府立の共学校です。全日制は文理学科で、同じ学校に定時制の課程(普通科)も置かれています。
※この記事で扱う「大手前高校」は、大阪市中央区にある大阪府立大手前高等学校です。私立の追手門学院大手前高等学校や、香川県の大手前高松高等学校とは別の学校です。
【大手前高校の基本情報(2026年9月確認)】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪市中央区大手前2-1-11 |
| 交通アクセス | 大阪メトロ谷町線「天満橋」駅3番出口から東南へ400m/京阪「天満橋」駅から東南へ500m/市バス「大阪城大手前」下車すぐ |
| 設置区分 | 公立(大阪府立) |
| 共学・別学 | 男女共学 |
| 学科と募集人員 | 全日制:文理学科(令和8年度一般選抜の募集人員360人)/定時制の課程:普通科 |
全日制の募集は文理学科のみです。令和8年度の一般選抜では360人を募集しました。
大手前高校は1886年に大阪府女学校として開校しました。1948年に男女共学の新制高校となり、2011年に理数科を文理学科に改編しています。
参考:交通アクセス|大阪府立大手前高等学校、学校概要|大阪府立大手前高等学校
※この記事の偏差値データについて 高校の偏差値は、模試を実施する会社によって算出方法や母集団が異なるため、同じ学校でも数値に差が出ます。この記事では、株式会社Vもしの「進研Vもし」の目標偏差値(2026年9月確認)に統一して紹介します。目標偏差値は、Vもしが合格可能性80%の目安として示している数値です。
大手前高校文理学科の偏差値と大阪府内の高校比較

大手前高校の偏差値を、Vもしの目標偏差値で確認します。あわせて、大阪府の文理学科10校との位置関係を見ていきます。
大手前高校文理学科の偏差値と合格目安
【大手前高校文理学科の偏差値(Vもし目標偏差値・2026年9月確認) 】
| 学科 | 選抜 | 目標偏差値(合格可能性80%の目安) |
|---|---|---|
| 文理学科 | 一般 | 70 |
Vもしの資料では、大手前高校文理学科(一般選抜)の目標偏差値は70と示されています。Vもしで偏差値70に届いていれば、合格可能性80%が一つの目安です。
ただし、Vもしの公立高校の合格可能性判定は、偏差値だけでなく内申点も組み合わせて出されます。偏差値が70に届いていない場合も、内申点との組み合わせで判定は変わります。
全日制はコース区分がなく、文理学科のみです。
大手前高校と大阪府内の近い偏差値帯の高校
Vもしの同じ資料から、大阪府の公立高校で文理学科を置く10校の目標偏差値を抜き出したのが次の表です。
【大手前高校と偏差値が近い大阪府内の高校(Vもし目標偏差値・2026年9月確認 )】
| 高校名 | 設置区分 | 学科 | 目標偏差値 |
|---|---|---|---|
| 北野 | 公立 | 文理学科 | 74 |
| 天王寺 | 公立 | 文理学科 | 73 |
| 茨木 | 公立 | 文理学科 | 72 |
| 三国丘 | 公立 | 文理学科 | 72 |
| 大手前 | 公立 | 文理学科 | 70 |
| 高津 | 公立 | 文理学科 | 69 |
| 豊中 | 公立 | 文理学科 | 69 |
| 四條畷 | 公立 | 文理学科 | 68 |
| 生野 | 公立 | 文理学科 | 67 |
| 岸和田 | 公立 | 文理学科 | 67 |
表を見ると、目標偏差値は北野高校の74が最も高く、天王寺73、茨木・三国丘72と続きます。大手前高校は70で、高津・豊中の69とは1ポイント差です。茨木・大手前・豊中の3校で比べると、茨木72、大手前70、豊中69の順でした。
文理学科10校の目標偏差値は、67〜74の範囲に収まっています。1〜2ポイントの差で難易度を断定せず、内申点や当日点の見通しとあわせて考えましょう。
なお、Vもしでは、公立高校は偏差値と内申点を組み合わせて判定し、私立高校はテスト結果をもとに専願・併願別に判定しています。判定の仕組みが異なるため、この表は公立の文理学科に絞っています。
偏差値だけではわからない大手前高校の入試区分と倍率推移

大手前高校の全日制(文理学科)は、大阪府教育委員会が実施する一般選抜で合否が決まります。同じ偏差値でも、配点の比重や倍率によって必要な得点の見通しは変わります。
一般選抜の出願要件・選考方法と配点比率
大手前高校の一般選抜(令和9年度)の概要を整理したのが次の表です。
【大手前高校(文理学科)一般選抜の概要(令和9年度) 】
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 入試区分 | 一般選抜(特別入学者選抜・推薦制度はなし) |
| 出願要件 | 原則として本人・保護者の住所が大阪府内 |
| 選抜資料 | 調査書・学力検査の成績・自己申告書 |
| 学力検査 | 国語・社会・数学・理科・英語(各90点、計450点) |
| 問題の種類 | 国語・数学・英語はすべてC問題(発展的問題) |
| 面接 | なし |
| 学力検査と調査書の比率 | タイプⅠ(学力検査630点:調査書270点=7:3、総合点900点) |
| 日程 | 出願3月3日〜5日/学力検査3月10日/合格発表3月18日(2027年) |
一般選抜では、調査書・学力検査・自己申告書を選抜資料とし、学力検査は5教科です。
なお、現在の中学2年生以下が受ける令和10年度(2028年春)以降の入試は、制度が大きく変わります。府は、各高校が独自の方法で選ぶ「学校特色枠」の導入や、第2志望校への出願機会の新設を示しています。あわせて、全員が提出していた自己申告書と、調査書の「活動/行動の記録」は廃止されます。現在の中学3年生が受ける令和9年度入試は、これまでどおり自己申告書を提出する仕組みです。
参考:令和9年度大阪府公立高等学校入学者選抜方針|大阪府、リーフレット「令和10年度以降の公立高等学校入学者選抜制度について」(ウェブページ版)|大阪府
令和9年度の大手前(文理学科)は、国語・数学・英語がすべてC問題で、学力検査と調査書の比率はタイプⅠです。学力検査の成績を1.4倍、調査書を0.6倍にして合計するため、当日点の比重が大きい方式です。
参考:令和9年度大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー並びに学力検査問題の種類並びに学力検査の成績及び調査書の評定にかける倍率のタイプ|大阪府教育委員会
合否はまず、総合点の上位から募集人員の110%に当たる人数を「Ⅰ群」とします。Ⅰ群のうち、総合点の上位から募集人員の90%に当たる人数までが合格です。大手前高校の募集人員360人で計算すると、Ⅰ群は上位396人、そのうち上位324人が先に合格となります。
Ⅰ群の残りの人がボーダーゾーンにあたり、自己申告書などがアドミッションポリシーに極めて合致する人が優先して合格になります。
参考:大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(一般入学者選抜・全日制)|大阪府
過去5年間の募集人員・志願者数・倍率
大手前高校(文理学科)の一般選抜について、直近5年の推移をまとめたのが次の表です。
| 年度 | 募集人員 | 志願者数 | 倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和4年度(2022年) | 360 | 466 | 1.29 |
| 令和5年度(2023年) | 360 | 488 | 1.36 |
| 令和6年度(2024年) | 360 | 436 | 1.21 |
| 令和7年度(2025年) | 360 | 430 | 1.19 |
| 令和8年度(2026年) | 360 | 476 | 1.32 |
※倍率は志願者数÷募集人員です。府教育委員会の資料では「競争率」と表記されています。
5年間、募集人員は360人のまま変わらず、倍率は1.19〜1.36倍の範囲で推移しています。2026年は志願者が前年より46人増えました。同じ年の文理学科では、豊中1.79倍、茨木・高津1.39倍、北野1.26倍でした。
ただし、倍率が低い年でも入りやすいとは限りません。どの層の受験生が集まるかで、実際の合格ラインは変わるからです。年ごとの差にとらわれすぎず、5年間の動きとあわせて見ましょう。
参考:データで見る府立高校(入学者選抜結果・定員・学校別在籍者数)|大阪府
偏差値以外で比べたい大手前高校の校風・部活動・制服・進学実績

大手前高校の学校生活を、公式サイトに載っている教育方針・校則・部活動・進路の情報から紹介します。偏差値が近い高校で迷っているときの比較材料にしてください。
「英姿颯爽」を校是に掲げる教育方針と校則
大手前高校は「英姿颯爽」を校是としています。勉強やクラス活動、部活動、自治会活動のどれにも前向きに取り組む生徒を育てたい、という思いが込められています。教育方針としては、基礎学力と自己教育力を高めること、知・徳・体の調和、国際社会への貢献の3点が挙げられています。
アドミッションポリシーでは、「強き信念(まこと)・高き理想(のぞみ)」を理念に、グローバル・リーダーの育成をめざすと示されています。
参考:教育ビジョン・アドミッションポリシー|大阪府立大手前高等学校、令和9年度大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)|大阪府教育委員会
運動系20・文化系19の計39の部・同好会
大手前高校の学校ホームページには、運動系と文化系をあわせて39の部・同好会が掲載されています。
【大手前高校の部・同好会一覧(2026年9月確認)】
| 区分 | 部・同好会名 |
|---|---|
| 運動系(部) | 陸上部、水泳部、剣道部、硬式野球部、軟式野球部、男子バスケットボール部、女子バスケットボール部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、卓球部、硬式テニス部、ソフトテニス部、サッカー部、ラグビー部、バドミントン部、柔道部、登山部、ダンス部、合氣道部 |
| 運動系(同好会) | ハンドボール同好会 |
| 文化系(部) | 吹奏楽部、茶道部、ESS部、生物部、美術部、軽音楽部、書道部、文芸部、数学研究部、理化学研究部、演劇部、漫画研究部、天文部、鐵道研究部、競技プログラミング部、ギター倶楽部、クイズ研究部 |
| 文化系(同好会) | 競技かるた同好会、写真同好会 |
※公式サイトの部活動ページでは、このほかに放送委員会・図書委員会も紹介されています
表のとおり、部は運動系19・文化系17で、同好会は合わせて3つです。バスケットボール部とバレーボール部は男女別に分かれています。文化系には数学研究部・理化学研究部・天文部など、理科・数学系の部も複数あります。
全日制と定時制が同じ校舎にあるため、全日制の生徒は17時50分に完全下校します。活動時間が限られる分、練習内容をしぼって取り組む方針が示されています。
南大阪大会女子優勝の水泳部など主な大会実績
水泳部は、2026年8月29日の「第44回南大阪高等学校水泳競技大会」に1・2年生24人が出場しました。総合成績は男子2位・女子1位で、女子は2年連続の優勝です。個人種目では男子50mバタフライや女子の自由形・平泳ぎなどで1位、リレー2種目でも1位を記録しています。
理数系では、2024年12月15日の「大阪サイエンスデイ2024」(第17回大阪府生徒研究発表会)で、大手前高校の数学の研究「素数生成多項式」が最優秀賞に選ばれました。物理・化学・生物・数学など8つの分科会の代表発表の中からの選出です。
参考:【水泳部】南大阪大会に出場!(男子準優勝・女子優勝)|大阪府立大手前高等学校、第17回大阪府生徒研究発表会 大阪サイエンスデイ2024最優秀賞!|大阪府立大手前高等学校
冬服・夏服の更衣期間を定めた制服規定
大手前高校では制服の着用が定められています。原則として10月1日〜5月末日は冬服、6月1日〜9月末日は夏服で、更衣期の前後は気温に合わせて選べます。
アイテムの構成は次のとおりです。男子は、冬が上下同色の上着とズボン、夏がシャツとズボンです。女子は、冬が学校指定のスリーピースとシャツ(カッターシャツかブラウス)、夏がシャツと指定スカートです。合服として夏服にベストを重ねることもできます。カーディガンは学校指定のものに限られ、上靴と体操服も指定品です。

国公立217人を含む系統別の合格実績
大手前高校の2026年度入試の合格者数を、系統別に整理したのが次の表です。比較のため、2025年度入試の合計もあわせて載せています。
【大手前高校の系統別大学合格者数(2026年度・2025年度入試、現役+高卒生)】
| 系統 | 2026年度入試の主な大学と合格者数 | 2026年度 合計 | 2025年度 合計 |
|---|---|---|---|
| 京大・阪大・神戸大 | 京都大8/大阪大49/神戸大19 | 76 | 87 |
| 上記以外の旧帝大 | 北海道大1/東北大1/九州大3(東京大・名古屋大は0) | 5 | 8 |
| 大阪公立大 | 大阪公立大62 | 62 | 60 |
| 国公立大学全体 | 国立136/公立81 | 217 | 231 |
| 早慶上理 | 早稲田2/慶應0/上智2/東京理科7 | 11 | 14 |
| GMARCH | 明治1/青山学院0/立教0/中央0/法政0 | 1 | 12 |
| 関関同立 | 関西180/関西学院99/同志社125/立命館165 | 569 | 583 |
| 産近甲龍 | 京都産業5/近畿141/甲南2/龍谷24 | 172 | 124 |
※数値は現役生と高卒生の合計です。
※合格者数はのべ人数です。1人が複数の大学・学部に合格している場合、その分だけ数が増えます。
参考:主要大学入試結果の推移(2026・2025)|大阪府立大手前高等学校
塾選データで見る大手前高校入学者の偏差値推移

大手前高校に入学した人が、どのくらいの学力から受験勉強を始めたのかを塾選のデータで見ていきます。このデータはVもしの偏差値とは算出方法も母集団も違うため、数値を直接比べることはできません。
対象は、塾選に寄せられた大手前高校入学者の口コミ25件です。回答者には生徒本人と保護者の両方が含まれます。
塾選データによる大手前高校入学者の偏差値平均は、次のとおりです。
| 時期 | 偏差値の平均 |
|---|---|
| 学習開始時 | 57.3 |
| 受験直前 | 63.4 |
学習開始時と受験直前の平均値の差は、約6.1ポイントでした。これは25件全体の平均で、個人ごとの伸び方は回答によって違います。どの模試の偏差値かも回答者ごとに異なる可能性があるため、傾向をつかむための参考値として見てください。
→大阪府立大手前高等学校の合格者・不合格者のデータ比較はこちら
偏差値に頼らない大手前高校合格へのポイント
大手前高校の入試は、大阪府独自の配点ルールと問題の種類によって、準備の重点が変わります。ここでは、大手前高校と大阪府の制度だからこそ確認しておきたい点を3つ紹介します。
学力検査7割・調査書3割の配点比率の把握
大阪府の調査書は9教科で450点満点です。各教科50点で、中3の評定を6倍、中1・中2を2倍して合計します。タイプⅠの大手前高校では、総合点900点のうち630点を学力検査が占めます。
計算すると、学力検査の1点は総合点で1.4点になります。中3の評定が1教科で1段階上がると、総合点では3.6点の差です。当日点の比重は大きいものの、中3の内申点も無視できない大きさで効いてきます。
評定は9教科とも同じ配点で、音楽・美術・保健体育・技術家庭も主要5教科と同じ重みで扱われます。
参考:大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(一般入学者選抜・全日制)|大阪府
国数英C問題の検査時間と英語資格の活用
C問題の検査時間は、国語50分、数学60分、英語55分(筆答30分・リスニング25分)です。英語のC問題は、指示文を含め問題文がすべて英語で、リスニングの配点は約3分の1を占めます。英語はリスニングの比重が高いため、長文とあわせて聞き取りの練習も欠かせません。
英語の学力検査では、英検・IELTS・TOEFL iBTといった英語資格(外部検定)のスコアに応じて、最低限の点数を保障する制度があります。 令和8年度一般選抜の読み替え率と保障点は、次のとおりでした。
【英語資格の読み替え率と一般選抜で保障される点数(令和8年度)】
| 読み替え率 | 英検 | IELTS | 保障される点数(90点満点) |
|---|---|---|---|
| 100% | 準1級・1級 | 6.0〜9.0 | 90点 |
| 90% | 対応なし | 5.5 | 81点 |
| 80% | 2級 | 5.0 | 72点 |
※TOEFL iBTも対象です。保障される点数と当日の英語の点数を比べ、高い方がその受験者の英語の成績になります。
英検2級を持っていれば、当日の英語が72点未満でも72点として扱われる仕組みです。令和8年度の大手前高校では、受験者474人のうち329人が80%、2人が100%の読み替えでこの制度を使っていました。
令和9年度も英語資格のスコア等は活用されますが、読み替えの詳細は府教育委員会が別に定めるとされています。府は令和10年度以降、2級の読み替え率を70%、準1級以上を90%に変更するとしています。令和9年度の率は、実施要項が公表されたら確認しましょう。
参考:令和9年度大阪府公立高等学校入学者選抜における学力検査問題等について|大阪府、令和8年度公立高等学校入学状況概要(PDF)|大阪府、令和9年度大阪府公立高等学校入学者選抜方針|大阪府、リーフレット「令和10年度以降の公立高等学校入学者選抜制度について」(ウェブページ版)|大阪府
ボーダーゾーンで読まれる自己申告書の準備
総合点で合否が決まらないボーダーゾーンでは、自己申告書と調査書の「活動/行動の記録」が判断材料になります。アドミッションポリシーを読み込み、自分の経験と結びつけて書けるよう準備しておきましょう。大手前高校のポリシーでは、探究心、社会貢献への意識、異なる文化を尊重する姿勢をもつ生徒が求められています。
ただし大手前高校では、この仕組みによる合格者は令和7年度・8年度とも0人でした。この2年間は、ボーダーゾーンでも総合点の順に合否が決まったことになります。
※なお、ボーダーゾーンと自己申告書による判定は、令和9年度入試までの仕組みです。
学校の様子を知る機会として、大手前高校は学校見学会を開いています。
参考:令和9年度大阪府公立高等学校等アドミッションポリシー(求める生徒像)|大阪府教育委員会
大手前高校の偏差値・入試難易度に関するよくある質問

大手前高校の受験を考えている人から寄せられやすい質問に答えます。
大手前高校の偏差値で見る合格可能性の目安
大手前高校の偏差値は、Vもしの目標偏差値で70です。これはVもしが合格可能性80%の目安として示している数値です。Vもしの判定は内申点も組み合わせて出されるため、偏差値だけでなく内申点の見通しもあわせて確認しましょう。
大手前高校の倍率の平均と直近の動き
大手前高校の倍率は、令和4〜8年度の5年間で平均約1.27倍でした。最も低かったのは令和7年度の1.19倍、最も高かったのは令和5年度の1.36倍です。募集人員は5年間360人で変わっていません。
大手前高校の合格最低点の公表状況
大手前高校の合格最低点は、大阪府教育委員会からも学校からも公表されていません(2026年9月時点)。府が出している入学状況概要や入学者選抜結果には、募集人員・志願者数・受験者数・合格者数・競争率は載っていますが、合格者の最低点は載っていません。塾などのサイトで見かける「合格点」は、各社が独自に出した予想値です。
合格ラインの見通しを立てるなら、900点満点の総合点(学力検査630点・調査書270点)から逆算する方法があります。自分の内申点が総合点で何点になるかを計算し、当日の学力検査で何点必要かを考えてみてください。
参考:公立高等学校入学状況概要について|大阪府、データで見る府立高校(入学者選抜結果・定員・学校別在籍者数)|大阪府
大手前高校と偏差値が近い大阪府内の高校
Vもしの目標偏差値では、茨木・三国丘が72、高津・豊中が69で、大手前高校の70と近い位置にあります。北野は74、天王寺は73です。1〜2ポイントの差で難易度は決まらないため、偏差値の数値だけで志望校を決めないことが大切です。
大手前高校の合否判定における内申点の扱い
大手前高校の内申点は、調査書450点満点を0.6倍した270点分として総合点に入ります。中3の評定は6倍で計算されるため、中3の成績の比重が最も大きくなります。
大阪府の一般選抜には、学校ごとの内申点の基準(一定の点数に届かないと不合格になる足切りなど)はありません。合否は総合点の順位で決まり、ボーダーゾーンでは自己申告書なども判断材料になります。自分の内申点が総合点で何点になるかは、中学校と確認しておきましょう。
参考:大阪府公立高等学校入学者選抜の方法(一般入学者選抜・全日制)|大阪府
大手前高校の東京大学への合格者数
大手前高校の東京大学合格者は、2026年度入試・2025年度入試とも0人でした。国公立大学の合格者は、大阪大学49人・神戸大学19人・京都大学8人・大阪公立大学62人など、関西の大学が中心です(2026年度入試)。
参考:主要大学入試結果の推移(2026・2025)|大阪府立大手前高等学校
まとめ:大手前高校の偏差値と当日点重視の配点から考える準備

大手前高校をめざすなら、Vもしの目標偏差値70という目安に、当日点7割・C問題という入試の形を重ねて準備を考えることが大切です。
まずはVもしの成績表で、目標偏差値70との距離と、内申点を含めた合格可能性の判定を確認してみてください。そのうえで、国語・数学・英語のC問題の過去問に取り組み、時間配分とリスニングの手応えを確かめましょう。あわせて中3の内申点の現状を中学校の担任と確認し、当日点でどの程度カバーが必要かを見積もっておくと安心です。
学校見学会や公式サイトでアドミッションポリシーを読み、自己申告書で伝えたい経験を早めに整理しておきましょう。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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