埼玉県の難関私立共学高校とは?各学校の特徴や進学実績、受験情報、学費などを徹底解説!


編集部
塾選ジャーナル編集部
埼玉県にはどのような難関私立共学高校があるのでしょうか?学校ごとに校風やカリキュラムなどが異なるため、本当に子どもの特性や学習ニーズに合ったところかどうかを検討することが大切です。
今回は埼玉県内にある難関私立共学高校の中から、人気の高い「獨協埼玉高校」「本庄東高校」「細田学園高校」「昌平高校」「武南高校」「山村学園高校」「聖望学園高校」「埼玉栄高校」の8校をピックアップ。それぞれの特徴や大学進学実績、受験情報、学費などを徹底解説します。志望校選びの参考としてください。
埼玉県の難関私立共学高校8選!学校の特徴や受験情報などを解説
冒頭で述べた埼玉県内にある難関私立共学高校の概要は、次の通りです。
学校 | 住所 | 最寄駅 | 偏差値 | 生徒数 | 倍率 |
---|---|---|---|---|---|
獨協埼玉高校 | 埼玉県越谷市恩間新田寺前316 | 東武伊勢崎線せんげん台駅 | 67 | 990名(2021年5月時点) | 1.05倍(2022年度入試) |
本庄東高等学校 | 埼玉県本庄市日の出1-4-5 | JR高崎線本庄駅 | 67 | 1,367名(2022年6月時点) | ・普通科特進選抜1.37倍~1.46倍(2021年) ・普通科特進1.12倍~1.25倍(2021年) ・普通科進学 1.00倍~1.12倍(2021年) |
細田学園高等学校 | 埼玉県志木市本町2-7-1 | 東武東上線・東京メトロ有楽町線志木駅 | 66 | 1,279名(2021年7月時点) | 1.04倍(2021年度) |
昌平高等学校 | 埼玉県北葛飾郡杉戸町下野851 | 東武日光線 杉戸高野台駅 | 66 | 1,584名(2021年5月時点) | 1.03倍(2021年度入試) |
武南高等学校 | 埼玉県蕨市塚越5-10-21 | JR京浜東北線西川口駅 | 66 | 1,446名(2021年4月時点) | 1.03倍(2021年度) |
山村学園高等学校 | 埼玉県川越市田町16-2 | ・東武東上線川越駅 ・西武新宿線本川越駅 | 65 | 1,180名(2021年6月時点) | 1.00倍(2021年度) |
聖望学園高等学校 | 埼玉県飯能市中山292 | JR八高線・西武池袋線東飯能駅 | 65 | 856名(2022年度) | 1.01倍(2021年度) |
埼玉栄高等学校 | 埼玉県さいたま市西区西大宮3-11-1 | JR川越線西大宮駅 | 65 | 2,421名(202年4月時点) | 1.17倍(2021年度) |
各学校の特徴や受験情報などを、以下で見ていきましょう。
獨協埼玉高校
参照リンク:獨協埼玉中学高等学校
獨協埼玉高校は獨協大学や獨協医科大学などを持つ、学校法人獨協学園が運営しています。併設型中高一貫校のため、中学校から内部進学する生徒もいます。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「自ら考え判断することのできる若者を育てる」を教育理念にかかげ、「全人格的人間形成」を目標とした教育指導をおこないます。
高校1年生は文系理系にこだわらず、すべての生徒が全教科をバランス良く学習。個々の適性を探究し、2年生からは文系・理系に分かれます。3年生では文系・理系それぞれで国公立大学や難関私立大学を目指すコース、私立大学上位校を目指すコースのほか、獨協大学への推薦を得られるコースを設置。進路希望に合ったコースで、ニーズに沿った学習を進められます。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・筑波大学 2名
・大阪大学 1名
・名古屋大学 1名
・早稲田大学 2名
・慶応義塾大学 5名
2023年度の入学試験は単願入試と第1回併願入試が2023年1月22日、第2回併願入試が1月23日におこなわれる予定です。
試験科目は単願入試が国語・英語・数学・面接(グループ面接)、併願入試が国語・数学・英語となっています。
学費
2023年度入試における、初年度学費は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 23万円 |
施設費 | 12万円 |
授業料 | 43万2,000円 |
維持費 | 8万円 |
生徒会費 | 5,500円 |
PTA会費 | 1万2,000円 |
後援会費(3年分) | 3万円 |
合計 | 90万9,500円 |
上記のほか、制服や教材費などが必要です。
本庄東高等学校
参照リンク:本庄東高等学校
近年、難関大学への進学実績が伸びていることから注目されているのが、本庄東高等学校です。併設型中高一貫校のため、中学校から内部進学する生徒もいます。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「心 素直に、知性 輝く」という言葉を大切に、人間性豊かな優れた人材育成をしています。
多様な進路目標に対応できるように、「特進選抜コース」「特進コース」「進学コース」の3コース制を導入。特進選抜コースは東京大学を始めとする、超難関大学合格を目指したカリキュラムが特徴です。週2日間の7時間授業を通じて、高校2年生終了までに大学入学共通テストの範囲をほぼ完了。3年生以降は受験に備えて、演習授業がメインでおこなわれます。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・東京大学 1名
・東京工業大学 2名
・東北大学 2名
・早稲田大学 15名
・慶応義塾大学 12名
2023年度の入学試験は自己推薦・単願と自己推薦・併願の第1回が1月22日、自己推薦・併願の第2回が1月22日、自己推薦・併願の第3回が1月24日におこなわれる予定です。
試験科目は自己推薦・単願が国語・英語・数学・面接、自己推薦・併願が国語・数学・英語となっています。
学費
2023年度入試における、初年度学費は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 22万円 |
施設拡充費 | 5万円 |
PTA・生徒会入会金 | 6,000円 |
授業料 | 26万4,000円 |
施設設備費 | 9万6,000円 |
冷暖房費 | 1万2,000円 |
PTA・後援会・生徒会費 | 8万4,000円 |
特別進路指導費(補習費等) | 2万4,000円 |
タブレットPC購入費 | 3万7,200円 |
保健費 | 2,000円 |
諸費 | 3万5,000円 |
合計 | 83万200円 |
細田学園高等学校
参照リンク:細田学園高等学校
2019年に中学校が開設され、中高一貫校となったのが細田学園高等学校です。そのため、中学校から内部進学する生徒もいます。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「愛と奉仕」を建学の精神とし、未来を切り拓ける人間力の育成を目指しています。
普通科はさらに「特進Hコース」「特進コース」「選抜Gコース」「選抜Lコース」「進学αコース」に分割。特進Hコースは東京大学や京都大学といった、最難関国公立大学の現役合格を目指します。「細田メソッド」と呼ばれる学園独自のカリキュラムをベースに、学校の授業だけで現役合格に必要な学力を身につけられるのが特徴です。また、大学研究会や社会人講演といった、キャリア教育も充実しています。
2021年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・東京外国語大学 1名
・千葉大学 1名
・東京都立大学 1名
・早稲田大学 15名
・慶応義塾大学 2名
2023年度の入学試験は第1回入試が1月22日、第2回入試が1月23日、奨学生入試が1月23日におこなわれる予定です。
試験科目は第1回・第2回入試がマークシート式の国語・英語・数学、奨学生入試が記述式の国語・数学・英語となっています。
学費
2022年度における、初年度学費は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 25万円 |
授業料 | 37万5,600円 |
教育充実費 | 9万円 |
国際体験学習積立金 | 12万円 |
後援会会費 | 3万円 |
保護者の会会費 | 1万2,000円 |
生徒会会費(入会金含む) | 4,100円 |
諸経費 (教材費、実習費、冷暖房費等) | 約8万円~12万円 |
PC購入費 | 約5万5,000円 |
学用品(制服代等) | 約12万円 |
合計 | 約113万6,700円~117万6,700円 |
昌平高等学校
参照リンク:昌平高等学校
昌平高等学校は国際バカロレア認定校です。併設型中高一貫校のため、中学校から内部進学する生徒もいます。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「手をかけ 鍛えて 送り出す」を教育方針とし、きめ細やかな指導を通して一人ひとりの着実な成長を促します。
「特別進学コース」「選抜進学コース」のほか、平成31年度に新設された「IBコース」の3コースを準備。IBコースは国際バカロレアの教育プログラムに基づいた、英語力・論理的思考力を養えるカリキュラムがそろっています。
特別進学コースは国公立大学受験に備えたカリキュラムを編成。土曜日の4時間授業や学習合宿、特別講習、スタディサプリなど、学習サポート体制が整っています。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・東京大学 2名
・東京工業大学 2名
・筑波大学 9名
・お茶の水女子大学 4名
・早稲田大学 22名
・慶応義塾大学 4名
2023年度の一般入試は2023年2月1日におこなわれる予定です。
試験科目はIBクラスが国語・英語・数学・作文・面接(個人面接)、IBクラス以外の単願が国語・数学・英語・面接(グループ面接)、IBクラス以外の併願が国語・英語・数学となっています。
学費
2023年度入試における、初年度学費は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 23万円 |
施設設備費 | 7万円 |
授業料 | 39万6,000円 |
維持管理費 | 6万7,200円 |
入会金(PTA・生徒会) | 4,000円 |
生徒会費 | 6,000円 |
PTA会費 | 2万4,000円 |
IBコース費(IBクラスのみ) | 28万8,000円 |
合計 | 79万7,200円(IBクラスは108万5,200円) |
武南高等学校
参照リンク:武南高等学校
武南高等学校は併設型中高一貫校です。中学校から内部進学する生徒もいますが、外部進学者とクラスは3年間別になります。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「自主自立自学共同を本旨とする」「民族的自覚のもとに国際人としての知性と感覚を身につける」などを建学の精神にかかげ、夢を実現する学力と、社会に貢献できる人間力の育成を目指しています。
国公立大学の現役合格を目指す「特進コース」、国公立大学・私立大学など多様な大学を目指す「選抜・進学コース」のほか、中学校からの内部進学者を対象とする「中高一貫コース」の3つを設置。特進コースでは週3日の7時間授業を通して、すべての教科・科目をハイレベルに高めます。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・筑波大学 1名
・お茶の水女子大学 1名
・東北大学 2名
・東京医科歯科大学 2名
・千葉大学 1名
2023年度の一般入試は特進単願と選抜コース・進学コース単願が2023年1月22日、特進併願1と選抜コース・進学コース併願1が1月23日、特進併願2と選抜コース・進学コース併願2が1月25日、選抜コース・進学コース併願3が2月11日におこなわれる予定です。
試験科目は選抜コース・進学コース併願3以外が国語・英語・数学、選抜コース・進学コース併願3が国語・英語・数学・面接となっています。
学費
2023年度入試における、初年度学費は以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 23万円 |
施設費 | 16万円 |
授業料 | 28万8,000円 |
施設維持管理費 | 2万4,000円 |
父母の会入会金 | 1,000円 |
後援会入会金 | 2,000円 |
父母の会会費 | 1万5,600円 |
後援会会費 | 1万2,000円 |
生徒会会費 | 6,000円 |
学年積立金(修学旅行費他) | 21万6,000円 |
タブレットレンタル代 | 約5万円 |
日本スポーツ振興センター掛金 | 1,780円 |
教科書 | 約1万円 |
副教材費・模試代等 | 10万円 |
制服 | 男子:約8万円 女子:約9万4,000円 |
用品類 | 約4万5,000円 |
合計 | 男子:約124万7,380円 女子:約126万1,380円 |
山村学園高等学校
参照リンク:山村学園高等学校
山村学園高等学校はもともと女子高校でしたが、2008年度から男女共学となりました。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「素直な気持ち、感謝する気持ちをもって働く人間を育成する」「高い知性とすぐれた創造力を発揮できる人間を育成する」「人を慈しみ、尊敬する心を持った人間を育成する」の3つを校訓とし、教養教育や才能教育、グローバル教育などに力を入れています。
2022年度よりコースが再編され、新しく「特別選抜SAコース」「特別進学ELコース」「総合進学GLコース」の3つを設置。将来の職業を見据えて、3年間の段階的なカリキュラムが組まれています。
特別選抜SAコースは難関国公立大学合格を目指したコースです。週3日は7時間授業がおこなわれ、高校3年の1学期までに5教科7科目の学習が終了。塾や予備校に通わず、学校の授業のみで合格力を養えます。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・筑波大学 1名
・東京農工大学 1名
・東京学芸大学 1名
・埼玉大学 6名
・早稲田大学 1名
2023年度の入学試験は単願が2023年1月22日、併願が1月22日・23日・24日におこなわれる予定です。試験科目は国語・英語・数学となっています。
学費
初年度学費の目安は以下の通りです。年度によって変動の可能性があります。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 23万円 |
授業料 | 33万6,000円 |
施設費 | 14万4,000円 |
実験実習料 | 1万円 |
図書費 | 5,000円 |
保健衛生費 | 5,000円 |
冷暖房費 | 1万円 |
学年費・教材費 | 13万5,000円 |
生徒会費 | 8,000円 |
生徒会入会金 | 3,000円 |
後援会費 | 1万6,000円 |
宿泊研修費 | 4万円 |
制服等 | 約10万円 |
教科書 | 約8,000円 |
修学旅行費 | 約15万円~23万円 |
SGゼミ | 約1万6,000円 |
合計 | 約121万6,000円~129万6,000円 |
スクールバスを利用する場合は、別途年間5万円が必要です。
聖望学園高等学校
参照リンク:聖望学園高等学校
プロテスタント系のミッションスクールが聖望学園高等学校です。併設型中高一貫校のため、中学校からの内部進学者もいます。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「聖望学園の教育はキリスト教主義教育を通して神を敬い人を愛し、正義を重んじ信仰にたつ人間の形成を目的とする」を教育方針とし、品格のある子どもを育てています。
2022年度からコースが再編され、「特進コース」と「進学コース」の中にさらに「選抜クラス」を設置。特進コースの選抜クラスは高校2年生以降、「特進選抜Sコース」と変わり、難関国公立大学・私立大学受験に向けたハイレベルなカリキュラムが組まれます。
2022年度の大学入試では、以下のような大学への合格実績がありました。
・お茶の水女子大学 1名
・東京学芸大学 1名
・東京都立大学 1名
・早稲田大学 3名
・慶應義塾大学 2名
2023年度の一般入試は2023年2月4日におこなわれる予定です。試験科目は国語・英語・数学となっています。
学費
2023年度入試における、初年度の目安以下の通りです。
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 24万円 |
施設設備資金 | 10万円 |
後援会・生徒会入会金 | 2,000円 |
制服代・教科書代・体操着等学用品 | 約12万円 |
授業料 | 37万2,000円 |
施設費 | 9万9,600円 |
視聴覚・冷暖房費 | 3万円 |
積立金 | 7万2,000円 |
生徒会費 | 7,800円 |
PTA・後援会費 | 2万1,600円 |
副教材費 | 6万円 |
合計 | 約112万5,000円 |
埼玉栄高等学校
参照リンク:埼玉栄高等学校
最後は埼玉栄高等学校です。併設型中高一貫校のため、中学校からの内部進学者もいますが、外部進学者とクラスは別になります。
学校の特徴や進学実績、受験情報
「理論と実践の一体化」「学習指導と生活指導の一体化」「生徒と先生がともに学び共に生活する」を教育方針にかかげ、自己を発展させる心豊かな人間教育を大切にしています。
高校には「普通科」と「保健体育科」の2学科を設置。普通科はさらに「αコース」「Sコース」「特進コース」「アートクラス」の4つに分かれています。
αコースは難関国公立大学や医学部、早慶・上智・東京理科大学などを目指すコースです。全教科をバランス良く勉強しながら、高校2年生からは文系・理系に分かれます。主要科目の担当教師は3年間変わらず、生徒の成長を細かく把握しながらの指導を受けられます。
2021年度は、以下のような大学への合格実績がありました。
・筑波大学 1名
・東京農工大学 1名
・千葉大学 2名
・早稲田大学 11名
・東京理科大学 5名
2023年度の入学試験は第1回入試の(単願・併願Ⅰ)が2023年1月22日、第2回入試(併願Ⅱ)が1月23日、第3回入試(併願Ⅲ)が1月25日におこなわれる予定です。
試験科目は国語・英語・数学となっています。保健体育科を受験する場合は、体育実技もあります。
学費
2023年度入試における、初年度の目安以下の通りです
項目 | 金額 |
---|---|
入学金 | 22万円 |
施設設備拡充費 | 15万円 |
管理費 | 5万円 |
授業料 | 36万円 |
合計 | 78万円 |
上記のほか、修学旅行積立金、校外実習費(保健体育科)、生徒会費、保護者会費、後援会費、諸費等が必要です。
埼玉県の難関高校受験に向けたおすすめ塾
上記で解説した私立高校は、どれも偏差値が高い難関校です。学力が高い受験生が集まることから、子どもの学力や課題などによっては塾に通って勉強することが求められるでしょう。
最後にジュクセンがおすすめする学習塾を、全部で5カ所紹介します。
おすすめ塾①進学塾サインワン
進学塾サインワンは、埼玉県の難関高校受験に強い学習塾。埼玉県内の受験情報に精通しているため、最新の入試傾向に沿った効率的な受験勉強を進められます。2022年度の高校受験では獨協埼玉高校や本庄東高校、細田学園高校、昌平高校などへ合格者を輩出しました。ただし、ホームページ上に合格者数は公表されていません。
授業は集団指導スタイルです。相手との対話を通じてやる気を促し、自主的な行動を実現させるコーチング理論を導入しているため、子どもの学習意欲がどんどんアップします。
ホームページ上で授業料は公表されていません。各自でお問い合わせください。また、こちらの記事でも塾の解説をしています。
おすすめ塾②臨海セミナー
独自の臨海TSP(徹底指導プログラム)を用いて、確実な学力アップを目指せるのが臨海セミナーです。2022年度の高校受験では獨協埼玉高校へ37名、昌平高校へ41名の合格実績がありました。
授業は複数の生徒が一緒に受ける、集団指導スタイルです。「難関国私立受験」コースでは、中学校の教科書を超えた学習指導を通して、難関私立高校合格に向けたハイレベルな学力を身につけられます。
また、授業前後や休み時間を使った質問対応・補習、自習中の質問対応、自習課題の設定といった、サポート体制も充実した学習塾です。
中学3年生が英語・数学・国語の授業を週2回受ける場合、月の授業料は2万4,200円となっています。こちらの記事でも臨海セミナーについて解説しているので、ぜひご覧ください。
おすすめ塾③栄光ゼミナール
おすすめ塾の3カ所目は、栄光ゼミナールです。2022年度の高校受験では獨協埼玉高校へ24名、細田学園高校へ28名、昌平高校へ32名、山村学園高校へ44名の合格実績がありました。
授業は集団指導スタイルでおこなわれます。中学2年生・3年生を対象とする「高校入試対策コース」と「難関高校入試対策コース」は、小人数の中で指導が展開。生徒一人ひとりの様子を常に把握して、生徒に合わせた発問や宿題設定をおこないます。
地域に根差した高校受験対策のため、埼玉県内の高校受験を予定している子どもにおすすめです。授業料はホームページ上で公表されていません。各自でお問い合わせください。
おすすめ塾④東京個別指導学院
個別指導形式で受験勉強をしたい子どもに適しているのが、東京個別指導学院です。高校受験の合格実績は、ホームページ上で公表されていません。
授業は講師1人に対して生徒が2人までつく、個別指導スタイル。講師による解説と自分自身でおこなう問題演習のバランスに優れており、学んだ知識を実戦力に変えられます。また、業界大手のベネッセグループに所属していることから、最新の受験情報をいち早くキャッチ。志望校の入試傾向に沿った対策を、早い段階から始められます。
授業料はホームページ上で公表されていないため、各自でお問い合わせください。また、こちらの記事でも東京個別指導学院の紹介をしています。
おすすめ塾⑤個別指導の明光義塾
最後のおすすめ塾は、個別指導の明光義塾です。高校受験の合格実績は、ホームページ上で公表されていません。
授業は個別指導スタイル。子どもの理解度や志望校などに合わせたオーダーメイド授業のため、限られた時間で効果的に合格力を身につけられます。受講日時が選べるので、部活や習いごとと両立させたい子どもにもおすすめです。
中学3年生が週1回通った場合、月の授業料は1万5,400円となっています。こちらの記事でも塾について解説しているので、ぜひ目を通してみてください。
まとめ
埼玉県内にはさまざまな難関私立共学高校があり、それぞれで校風やカリキュラム、大学への合格実績などが異なります。選択肢の幅が広いため、どの学校が子どもの学習ニーズや将来に適しているのかを、じっくり検討することが大切です。
難関校を受験する場合、子どもの学力や課題、時期などによっては学習塾へ通うことが求められるでしょう。今回紹介した学習塾の中には、無料体験をおこなっているところもあります。気軽に参加をして、比較・検討してみてください。
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・東京都23区外の超難関私立共学高校とは?各学校の特徴や受験情報、進学実績、学費など徹底解説!
・東京都23区内の難関私立共学高校とは?各学校の特徴や受験情報、進学実績、学費など徹底解説!
・東京都23区外の難関私立共学高校とは?各学校の特徴や受験情報、進学実績、学費など徹底解説!
執筆者プロフィール

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