【2024年最新】中学生におすすめの塾15選!自分にあった塾選びが成功へのカギ!
編集部
塾選(ジュクセン)編集部
「中学生におすすめの塾はどこ?」
「中学生の塾選びのポイントを知りたい」
中学生の子どもを塾に通わせようと考えたとき、このような疑問を初めに持つ中学生の保護者もいるのではないでしょうか?
結論からいえば、中学生におすすめの塾も塾の選び方も、一人ひとり異なります。なぜなら、塾に通う目的が中学生一人ひとり違うためです。
間違った塾の選び方をすれば、思うように成績が伸びずに志望校に合格できなかったり、勉強についていけず勉強嫌いになってしまったりする恐れがあります。
この記事では中学生が自分に合った塾を選ぶために、次の内容について解説します。
この記事を読めば、中学生の塾選びで通塾目的をはっきりさせる重要性がわかるだけでなく、塾の種類や選び方、費用相場まで中学生の塾選びで知りたい情報がわかります。
これから中学生の子どもの塾選びを始めようと思っている人は、ぜひ最後までご覧ください。
中学生の塾とは?
中学生向けの塾といっても、その目的は塾や子どもそれぞれです。高校受験対策をおこなうところもあれば、学校の授業理解や定期テスト対策に力を入れているところもあるでしょう。
指導スタイルは大きく・集団指導塾、個別指導塾、映像授業の塾、オンライン塾の4つに分けられます。子どもの性格や特性、生活スタイルに応じて選ぶことも大切ですが目的にあった塾選びが重要です。
目的が高校受験対策なのか、内申書など学校の授業対策なのか目的を明確にしましょう。
塾によって得意・不得意があるためです。詳細は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
中学生の通塾率は約60%
文部科学省から出ている「令和3年度子供の学習費調査」のデータから、公立中学校に通う生徒の61.4%の生徒が塾に通っていると推測できます。
令和3年度子供の学習費調査では、公立中学校に通う中学生の保護者が「年間1円以上を学習塾の費用として支出した人」の割合は61.4%でした。
下表が、公立中学生の保護者が1年間に支払った学習塾費(※1)の金額分布です。
金額の区分 | 割合 |
---|---|
0円 | 29.6% |
1円~1万円未満 | 1.6% |
1万円~5万円未満 | 4.0% |
5万円~10万円未満 | 4.6% |
10万円~20万円未満 | 11.0% |
20万円~30万円未満 | 10.7% |
30万円~40万円未満 | 11.7% |
40万円以上 | 26.9% |
※1 出典 「令和3年度子供の学習費調査」(文部科学省) (令和6年8月22日に利用)
注目すべきポイントは、調査対象者の60.3%が学習塾費に年間10万円以上支出していることです。個別指導塾であれば、月額1万円前後の授業料で受講できる塾もあります。その点を踏まえると「季節講習だけ」や「体験授業だけ」のようにある一定期間だけ塾に通っているのではなく、継続的に塾に通っている生徒が約6割いると推測できるでしょう。
「令和3年子供の学習費調査」をもとに、塾選にて算出
中学生の塾にはどんな種類がある?
中学生の塾の種類を大きく分けると、
・集団指導塾
・個別指導塾
・映像授業の塾
・オンライン塾
があります。
それぞれの塾の違いは、講師1人が指導する人数や授業料目安、カリキュラムの有無などです。
塾の種類 | 講師1人が指導する人数 | 授業料目安 | カリキュラム | 代表的な塾 |
---|---|---|---|---|
集団指導塾 | 少人数/6~10人 大人数/11人以上 |
約6,000~約15,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
あり | ・栄光ゼミナール ・早稲田アカデミー ・臨海セミナー |
個別指導塾 | 1~3人 | 約6,000~約36,000円 ※中学3年生が 週1回通塾する 場合の月額相場 |
オーダーメイド | ・個別教室のトライ ・スクールIE ・明光義塾 |
映像授業の塾 | ー | 3,278円 ※東進オンライン 学校中等部 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・東進オンライン学校 中等部 |
オンライン塾 | 1人 (大人数の場合も) |
5,400円 ※そら塾 |
オーダーメイド (ない場合も) |
・トライのオンライン 個別指導塾 ・そら塾 |
集団塾のメリットは、質の高い授業を受けられる点です。難関国私立高校や公立TOP校の指導に長けている講師が在籍している塾もあるため、レベルの高い高校を目指したい中学生には集団指導塾がおすすめです。集団指導塾についてもっと知りたい人はこちらの記事もチェックしてみてください。
個別指導塾は、生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムによる丁寧な指導が強みです。勉強に苦手意識がある中学生や、部活動・習い事などで忙しい中学生にもそれぞれの学力やスケジュールに合わせた授業を受けられます。個別指導塾についてもっと知りたい人はこちらの記事をチェックしてみてください。
映像授業の塾やオンライン塾は増加傾向にあるものの、指導方法のイメージが難しい人もいるのではないでしょうか?
映像授業の塾では、録画された映像を視聴して学習内容を学びます。プロ講師が授業をするケースが多く、学習内容はわかりやすく解説されている点がメリットです。映像授業のデメリットは、わからない箇所を直接質問できない点といえるでしょう。
オンライン塾の指導は、Web会議システムを利用してリアルタイムで授業や学習指導をする方法が主流です。完全個別指導で行う塾がほとんどであるものの、エディック・創造学園のように多人数のオンライン授業を取り入れている学習塾もあります。
また内申点が高校受験で必要とされる都道府県では、地域密着型の学習塾もあります。神奈川県に特化した指導をする高校受験STEPや、関東圏の1都3県と大阪府に展開する臨海セミナーなどが代表例です。創英ゼミナールも東京都と神奈川県の地域密着型の個別指導塾です。
中学生の塾選びは、通う目的をしっかり決めよう!
中学生の塾選びのポイントは、高校受験に合格するためにどのような目的で塾に通うのかをはっきりさせることです。中学生の塾選びでは、最終的な目標が高校受験合格となる場合がほとんどでしょう。そのため「高校受験に合格するために、今は何をがんばるべきか」をしっかりと理解したうえで、通塾する目的をはっきりさせる必要があります。
とはいえ「どんな目的で塾に通わせるべきか、いまいちはっきりしない」という人もいるかもしれません。そこで、中学生が塾に通う主な目的を4つピックアップしました。
「塾に通ったほうがよいのでは?」と考えたきっかけを思い出し、理由が近い塾を選ぶとよいでしょう。塾通いを検討したきっかけの中に高校受験対策が入っている場合は、高校受験対策にも対応している塾選びをしましょう。
目的①:高校受験対策
高校受験では、主要5教科の学力検査を受ける場合がほとんどです。出題範囲は中学校で学習した内容全てと、膨大な知識量が求められます。
中学1年生に学んだ理科や社会の内容を、中学校の定期テストで高得点を取れるような生徒でも、中学3年生になる頃にはすっかり忘れているというケースは珍しくありません。また2021年度の学習指導要領の改訂で、それまで高校で学習していた内容を中学生で学ぶようになり、学習内容も増えました。
膨大な学習内容から試験問題が出題される高校受験では、いかに効率的に中学校3年間の学習内容を復習し、知識を定着させるかが重要です。がむしゃらに勉強するよりも、志望校に合格するために必要な勉強を塾で教えてもらい、学習指導を受けたほうが効率的な受験勉強ができます。
ほとんどの中学生は、最終的に豊富な高校受験情報を得たり、効率的な受験勉強をしたりするために塾に通っているといっても過言ではないでしょう。
目的②:定期テスト対策
高校受験では内申点の高さによって、本番の学力検査で得点すべき点数が変わります。内申点には中学校の定期テストの点数が大きく影響するため、偏差値の高い学校を目指したい中学生は定期テストで高得点を修めなければいけません。
中学校ごとに過去の通塾生の解答データや教科担当の先生の出題傾向を分析したうえで、定期テスト対策をする塾もあります。そのため、高い内申点を取りたかったり、テスト勉強の進め方がわからなかったりする中学生が、定期テスト対策を目的に塾に通い始める場合も珍しくありません。
高校受験で合否を左右する可能性がある内申点。定期テスト以外にどんなポイントで内申点UPにつながるのか気になる人もいるのではないでしょうか?
下記の記事では、内申点の計算の仕方や内申点を上げるために必要なポイント、志望校に受かりやすい内申書を書いてもらうコツを解説しています。内申点について、詳しく知りたい人はぜひご覧ください。
目的③:学校の授業についていけない
学校の授業についていくために、補習対策で塾に通い始める中学生もいます。
中学校の学習内容は難易度が高くなるにもかかわらず、内容は小学生よりも多くなります。例えば、小学生3年生で勉強する分数。分数のたし算・ひき算・かけ算・わり算は4年間をかけて段階的に勉強します。一方で中学1年生で勉強する正負の数。負の数(マイナスの数)は新しい概念ですが、わずか2ヶ月程度で四則計算までを学び終えます。
このように難易度が高く、小学生よりもたくさんの内容を短期間で勉強するため、授業のスピードが速くなったと感じる中学生も少なくありません。授業のスピードについていけず、気付いたら理解できていない内容が増えていた……という中学生もいます。
「学校の授業についていけていない」「中学生になったら、わからないと感じることが増えた」という子どもが、授業の補習を目的に塾に通うケースも中学生の塾通いではよくあります。
学校の授業の復習をする塾だけでなく、先取り学習をして学校の授業に備える塾もあります。中学生が補習目的で塾に通う場合、授業の理解度やテストの点数を参考にして、予習型・復習型のどちらが合っているか決めるとよいでしょう。
目的④:極端に苦手教科がある
極端に苦手教科がある中学生が苦手克服を目的に塾に通い始めるケースも、よくある通塾目的です
高校入試では主要5教科の合計得点で合否が決まるため、苦手教科が足を引っ張る恐れがあります。また理科で数学の知識を使ったり、各教科の文章問題では読解力が求められたりと苦手教科によっては、全教科の学力アップを妨げている可能性があります。
苦手教科を自分の力だけで克服するのは、一苦労です。塾に通えば、つまずいている単元や効果的な復習方法を教えてもらえたり、一緒に取り組んでもらえたりします。
目的⑤:学習環境や勉強習慣をつけるため
勉強する環境や習慣をつくるために、塾に通う中学生もいます。
中学生になると部活動(クラブ活動)や委員会活動などで、小学生の頃よりも忙しい学校生活を送る子どもが増えます。学習内容は小学生の頃と比べると難しくなるうえに、量も多くなるため、勉強時間を確保しないと授業についていけなくなる子どももでてくるでしょう。
忙しい中でも日頃から勉強する習慣をつけたり、定期テスト期間中に勉強に集中できる環境をつくるために塾に通う中学生もいます。
一人で自律しながら勉強するのは難しくても、塾でリードしてもらえれば学習習慣は身につきやすくなります。中学生のうちに塾をうまく利用して、自分で勉強する習慣を身につけておくと、高校受験や高校生活、大学受験でも役に立ちます。
また、中高一貫校生は、中高一貫校生の塾の選び方があるのでポイントを押さえた塾選びをしましょう。
【2024年最新】中高一貫校生におすすめの塾12選!いつから通塾するべき?
学校の勉強対策におすすめの個別指導塾
中学校の勉強対策におすすめの個別指導塾リスト
塾名 | 塾の特徴 | 月の費用 | お問い合わせ |
---|---|---|---|
個別教室のトライ | 1対2の個別指導で 目的や目標に合わせて コース選択 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
個別指導の明光義塾 | 学力アップを目指せる 「MEIKO式コーチング」 を導入 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
創英ゼミナール | 進捗に合わせた 授業計画・指導・ 家庭学習指導 |
約5,995円~/月 ※中学1・2年生 /週1回 (60分授業) |
料金を知りたい |
ITTO個別指導学院 | 万全のテスト対策と 高い講師クオリティ |
10,120円~/月 ※中学1年生/週1回 (50分授業) |
料金を知りたい |
個別教室のトライ
個別指導と「トライ式学習法」で、確かな学力を身につけられるのが個別教室のトライです。120万人の指導実績に基づいて体系立てられたトライ式学習法は、これまで多くの子どもたちを志望校合格や目標達成に導いてきました。ムリ・ムダなく、自分に合った授業を受けたいと考えの子どもにおすすめです。
◆塾の特徴
日本全国に600以上の直営教室を運営しており、授業は完全マンツーマン指導です。生徒との双方向性のやり取りを重視しています。特徴の一つは、120万人もの指導実績によって作られた「トライ式学習法」を取り入れていることです。生徒自身が講師に学習項目を説明する「ダイアログ学習法」、毎回の授業で反復を行う「エピソード反復法」、勉強してから1時間以内に復習をする「トライ式復習法」などを通して、確実な学力を身につけます。
◆個別教室のトライに通った人の口コミ
友達との関係性や競争心の煽り方など上手でレールからはみ出ることなくスタートからゴールまで連れていってもらいました。最終的に合格までできたので感謝しかありません。最終的に勉強嫌いの娘が受験を乗り切ってくれました。(真駒内校・保護者)【口コミの詳細を見る】
塾へ通うようになってから子供自身が自分で考えて行動するようになったので子供が自分で受験勉強や、受験対策を行っているのを見ると塾へ通わせたことが良かったと感じることができる、また志望校へ合格できたこと、偏差値も格段に上がったことなど総合的にみてよかったと感じている(長崎本校・保護者)【口コミの詳細を見る】
個別指導の明光義塾
MEIKO式コーチングと呼ばれる、独自の学習プロセスで成績アップを目指せるのが明光義塾です。つきっきりではない個別指導、対話式の授業、そしてカウンセリングから作成された学習プランを通して、子どものわかったつもりを徹底解消します。
◆塾の特徴
授業は個別指導スタイルです。中学生一人ひとりの課題やニーズ、ペースに合わせて勉強を進められます。講師は常に側にいるものの、つきっきりで指導はしません。子どもが自分で考えて問題を解く時間を確保し、わからない場合はヒントを与えます。考える習慣を身につけることで、テスト本番でも解答できる力を身につけられます。
また対話式の授業で「わかったつもり」を防ぎ、さらにカウンセリング結果から作られた学習プランを元にした授業など、ムダのない学習指導で成績アップを目指します。
◆個別指導の明光義塾に通った人の口コミ
親身で家庭の状況、体の成長や体調にまで気を遣ってくれました。弱点把握、得意分野の開拓などあらゆる面でいかせてよかったと思います。なによりも少人数、集団では集中できない性格だったので、個別指導はよかったと思います。(岩瀬教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
個別指導が合う子、合わない子、それぞれだと思います。 娘にはピッタリでした。 他の個別指導も通いましたが、先生との相性が悪く、出来ないのに新しいテキストを買わす塾もありました。 こちらの塾は生徒自身を見てくれて、安心して通わせる事が出来ました。 マイペースで自己表現が苦手な子だったのでとても助かりました。(大宮東口教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
創英ゼミナール
創英ゼミナールは東京都と神奈川県に多くの教室を構えている学習塾です。小学生から高校生まで通塾目的に合わせた指導内容をオーダーメイドで提案してくれます。
◆塾の特徴
創英ゼミナールでは、教育方針として「一人ひとり主義」を掲げており、授業ではつきっきりで指導することを宣言しています。授業の中で理解・定着まで進められるように、講師が手厚くサポートしてくれるのが特徴です。
授業がない日にも自習室を利用することができるため、自宅では集中して勉強に取り組めないという不安も解消できます。教室は開放的な作りになっており、自習室も教室長や講師から見える位置に設置されているため、集中力が切れにくい環境で学習することが可能です。個別指導塾の中では料金が比較的リーズナブルであるため、5科目の対策を授業で行うことも検討しやすい料金設定です。
◆創英ゼミナールに通った人の口コミ
ひとりひとりの個性に寄り添ってくれて、その子に合わせた進め方をしてくれているので、学校ではついていけない部分もカバーしてくれるので、良かったです。 こじんまりとした雰囲気も過ごしやすい場所になっているみたいです。(湘南ライフタウン校・保護者)【口コミの詳細を見る】
息子が通っていたときの塾長さんはとても感じがよく最後まで見放すことなく私たちをよい方向へ導いてくださいました。今は塾長さんは変わって違うところにいらっしゃるようですが今も塾自体が息子がいたころと変わらないようならば他の人にも勧めたいし、娘も通わせたいなと思っている(綱島校・保護者)【口コミの詳細を見る】
ITTO個別指導学院
ITTO個別指導学院は、日本最大級の全国1218校舎を展開している個別指導塾です。高校受験対策はもちろん、高校入試を左右する内申点のための定期テスト対策にも力を入れています。
◆塾の特徴
個別指導であることへのこだわりも、ITTO個別指導学院の特長の1つです。独自の研修制度を通過したハイクオリティな講師と塾生専用の無料自習室、生徒一人ひとりに合った授業プランで中学生の勉強を徹底的にサポートします。
中学生コースでは教科書準拠の予習授業を中心として、定期テスト対策から高校入試対策までを個別で指導します。定期テスト3週間前からは、集中特訓「テストターボ」で得点アップの秘訣を習得可能です。通常授業で未受講の教科も受講できます。
◆ITTO個別指導学院に通った人の口コミ
子どもが自分の意思で通っていて、意欲的に勉強できているのが1番の理由です。 また、子どもをよく理解して指導してくださっているので信頼できる事もあります。 子どもにとって、また、親にとっても理想的な塾です。(浜松篠ケ瀬校・保護者)【口コミの詳細を見る】
先生方も優しく楽しい雰囲気を作ってくださったことが何よりも通いやすい点だった。 わからないところ、苦手なところを丁寧にわかりやすく理解できるまで教えてくれたので、どんどん自信がついた。 些細なことでも褒めて伸ばしてくれたので、難しいと思われた志望校に合格できた。(栃木平柳校・保護者)【口コミの詳細を見る】
これらの個別指導塾が通える範囲にないという人は、こちらの記事もチェックしてみてくださいね。
【2024年最新】中学生向けおすすめの個別指導塾19選!塾の費用や特徴も徹底解説!
中学生の塾選びで高校受験対策を考えているなら志望校別に塾を選ぼう
中学生の塾選びで高校受験対策を考えているなら、志望校のレベル別に塾を選ぶ方法があります。
この記事では、志望校のレベルを次の3パターンにわけて、おすすめの塾のタイプを紹介します。
Aタイプ:難関国私立を目指している人におすすめの大手集団塾
大手集団塾が難関国私立高校を目指す中学生におすすめな代表的な理由は、次のとおりです。
- 最新の受験情報や豊富な受験ノウハウ・教材がある
- レベルの高い仲間と切磋琢磨しながら勉強できる
- 難関国私立高校を目指す中学生を対象にした対策講座や模試も実施している
難関国私立高校対策のコースを設置している塾を3つ紹介します。
塾名 | 塾の特徴 | 月の費用 | お問い合わせ |
---|---|---|---|
臨海セミナー | 定期テスト対策が万全 内申点をしっかり とっていきたい人におすすめ |
約29,700円/月 (5教科) |
料金を知りたい |
早稲田アカデミー | オリジナル教材や 逆算カリキュラムで 計画的な学習指導 |
約35,970円/月 (3科目) |
‐ |
栄光ゼミナール | 多彩なコースを 子どものレベルに 合わせた内容で 受講可能 |
要問い合わせ | ‐ |
臨海セミナー
臨海セミナーの特徴
臨海セミナーでは、高校受験に向けて中学1年生から対策ができる「高校受験/定期テスト」「難関国私立受験」「都立・公立トップ校受験」などのコースが用意されています。
1クラスの人数は20名前後。同じ教室で学ぶライバルと切磋琢磨しながら、学力を高められる環境が整えられているのが特徴です。授業では、確認テストにより講師が生徒の理解度を把握。苦手な科目や単元があれば克服のための相談にも乗ってくれる、めんどうみのよい塾です。
臨海セミナーが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由
臨海セミナーには、難関国私立高校を目指す生徒を対象した「ESC高校受験科」があります。
難関国私立大志望者が集まる日曜集中特訓は、志望校別に開催。早慶や埼玉・千葉御三家、渋谷幕張、市川、国立大附属など地域のトップレベルの高校を目指す生徒と切磋琢磨しながら学力を高め合えます。ほかにも早慶英数特訓や早慶オープン模試など、難関私立高校を目指す生徒が学力を高めながら、自分の立ち位置を確認できるような工夫がされています。
早稲田アカデミー
早稲田アカデミーの特徴
早稲田アカデミーからはお茶の水女子大学付属高校や筑波大学付属高校、東京学芸大学付属高校、そして東京工業大学付属科学技術高校などへ多数の合格者を輩出しています。
学力別・志望校別に授業を受けるため、同じような目的を持った子どもたちがともに学力を伸ばせる集団指導スタイルの塾です。
早稲田アカデミーが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由
早稲田アカデミーには、早慶附属高校や国立附属高校の合格を目指す人を対象とした「難関高受験専門塾ExiV(エクシブ)」のコースがあります。ExiVは都内4校(御茶ノ水校・渋谷校・新宿校・西日暮里校)とたまプラーザ校の5校のみです。各地から集まったハイレベルなライバルと一緒に授業が受けられます。
クラスは志望校別・学力別に細分化されているため、自分の学力レベルに合った授業が受けられるのも早稲田アカデミーの難関高受験専門塾ExiVの特徴です。
栄光ゼミナール
栄光ゼミナールの特徴
栄光ゼミナールでは、少人数制のグループ指導を行っています。
授業では生徒一人ひとりの学力や理解度だけではなく、個性・性格まで把握したうえで指導。講師陣の親身な指導に定評がある塾です。
栄光ゼミナールが難関国私立を目指している中学生におすすめの理由
栄光ゼミナールには「難関高校入試対策コース」が設置されています。難関高校入試対策コースでは、通常授業とは別に「特別講座」を実施。特別講座では、近隣教室から集まった生徒が志望校・レベルによって分けられたクラスで、入試レベルの問題を中心に演習します。実戦力を高められるだけでなく、同じくらいの学力レベルの中学生と切磋琢磨しながら学力向上ができるのも栄光ゼミナールのポイントです。
Bタイプ:公立TOP校(自校作成校や特色検査校)を目指している人におすすめの大手集団塾や地域密着型の塾
公立TOP校を目指している人には、大手集団塾や地域密着型の塾がおすすめです。
公立TOP校を対象に、特徴的な高校入試制度を導入している都道府県もあります。東京都の日比谷高校や青山高校で実施される自校作成問題、神奈川県の横浜翠嵐高校や湘南高校で実施される特色検査、埼玉県の浦和高校や大宮高校で実施される学校選択問題などが特徴的な入試制度の代表例です。
特徴的な入試制度に対応するためには、入試問題の傾向を踏まえた対策や応用力の強化がより必要となります。そのため、公立TOP校を目指す生徒には、大手の集団塾や地域密着型の塾がおすすめです。
関東の1都3県(神奈川県・埼玉県・千葉県)を中心に展開する、おすすめの塾を7つ紹介します。
塾名 | 塾の特徴 | 月の費用 | お問い合わせ |
---|---|---|---|
臨海セミナー | 定期テスト対策が万全 内申点をしっかり とっていきたい人におすすめ |
約29,700円/月 (5教科) |
料金を知りたい |
湘南ゼミナール | ライブ感あふれる オリジナルの 指導法「QE授業」 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
市進学院 | めんどうみ合格主義で 家庭との連携を重視 |
約35,420円 | 料金を知りたい |
スクール21 | 最新の情報を取り入れながら 日々効果的な 指導方法・学習方法を追及 |
平日本科コース (5教科) 約36,190円/月 |
料金を知りたい |
Z-KAI | 少人数制で 書くことに重点を 置く記述指導がベースにある |
要問い合わせ | ‐ |
ena | きめ細かい学習指導と 無理のない先取り授業 |
平日本科コース (5教科) 約36,190円/月 |
‐ |
STEP | 神奈川県内で多くの 教室を展開している 地元密着型の学習塾 |
要問い合わせ | - |
臨海セミナー
臨海セミナーの特徴
臨海セミナーでは、高校受験に向けて中学1年生から対策ができる「高校受験/定期テスト」「難関国私立受験」「都立・公立トップ校受験」などのコースが用意されています。
1クラスの人数は20名前後。同じ教室で学ぶライバルと切磋琢磨しながら、学力を高められる環境が整えられているのも特徴です。また、授業では確認テストにより講師が生徒の理解度を把握。苦手な科目や単元があれば克服のための相談にも乗ってくれる、めんどうみのよい塾です。
臨海セミナーが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
臨海セミナーでは、公立高校入試で必要とされる内申点対策にも力を入れています。講師は中学校の先生の定期テストの出題傾向を分析。テスト直前の土・日曜には分析を基にした定期テスト対策講座を行い、定期テストの得点アップをサポートします。
東京都の自校作成問題、神奈川県の特色検査、埼玉県の学校選択問題にも対応できる応用力や実戦力が身につく「入試対策講座」も各地域別に実施。また千葉県の入試制度や入試問題の傾向の変更にも柔軟に対応するなど、公立TOP校の対策に必要な講座や対策を実施しているのが臨海セミナーの特徴です。
湘南ゼミナール
湘南ゼミナールの特徴
湘南ゼミナールは集団授業ですが、授業後の「個別フォロータイム」で生徒一人ひとりに寄り添う丁寧な指導を実現。授業中に理解できなかった内容も理解できるまで、サポートしてもらえます。
湘南ゼミナールでは生徒に自宅学習プランを提示。生徒が学習習慣を身につけられるような、完全個別の学習サポートを提供しています。
湘南ゼミナールが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
湘南ゼミナールの授業は「湘ゼミ合格逆算カリキュラムⓇ」によって、進められます。このカリキュラムは、専門チームの徹底した入試分析によって作成されたもので、トップ校合格に必要なハイレベルな問題を解く力を養成できる内容になっています。
湘南ゼミナールでも、中学校別の定期テスト対策を実施。定期テストの出題傾向や過去の通塾生の解答データを踏まえた対策授業が受けられるため、テスト範囲の要点をしっかり押さえられます。また内申点アップに重要な定期テストで高得点が取れるように、応用問題や発展問題の対策も行うなど、公立TOP校志望の中学生に対しても徹底的にサポートをしています。
市進学院
市進学院の特徴
市進学院は、市川、渋谷幕張や県立船橋、千葉、東葛飾など首都圏最難関校や地域の名門校への高い合格実績を誇っています。
高い合格実績の理由は、講師が解答に至るまでのプロセスを生徒と一緒に考えていく発問形式(市進の共演授業®)の授業スタイルです。日々の授業で難関校が重視する「主体性」や「思考力」を磨きます。
クラスは少人数制の集団指導で、志望校別のクラス分けを実施。同じ志望校を目指す仲間から刺激を受けながら、生徒一人ひとりの理解度に合わせた丁寧なフォローを受けられるのが市進学院の指導の特徴です。
市進学院が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
市進学院では入試から逆算したカリキュラムで授業を行い、入試で必要とされる得点力を養成します。復習をしながら新しい単元の勉強をする「らせん型カリキュラム」が、得点力向上のポイントです。学習内容の定着を図りつつも、新しい単元の理解度を深め、問題が「解ける」得点力を効率的に向上させます。
9月~1月にかけて行う高校入試対策合格突破講座では、各都県の入試問題の分析を基に5教科の得点力アップに焦点を当てて授業を行います。2023年の千葉県入試では、市進学院の塾生と全県の平均点の差は92.7点。公立TOP校で必要とされる入試での高い得点力を身につけたい人には、市進学院がおすすめです。
より高みを目指したい公立TOP校の受験生には、難関校受験専科「PREPコース」の受講もおすすめです。より難度の高い問題を扱うため、得点力にさらに磨きをかけられるでしょう。
スクール21
スクール21の特徴
スクール21は、埼玉県の県立御三家「大宮高校」「県立浦和高校」「浦和第一女子高校」をはじめ、県内の公立TOP校に多数の合格者を輩出しています。
中学生の授業では、高校受験を最終目標として掲げて日々の勉強に取り組みます。学習内容の根本理解を大切にしており、応用問題やハイレベルな問題の土台になる基礎力養成を徹底する学習方針がスクール21の特徴です。
スクール21が公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
埼玉県の公立TOP校を目指す中学生におすすめなのが、スクール21です。
スクール21では、毎回の授業が定期テスト対策につながるように生徒の根本理解と定着を重要視。理解と定着を図れるよう、アウトプットする時間を大切にした授業スタイルになっています。
また、県立御三家や地区TOP校を目指す生徒の選抜クラス「SUクラス」を設置。SUクラスでは、公立TOP校で高得点を取るために欠かせない、記述問題の対策を徹底して行います。対策に使用するテキストは、スクール21オリジナルテキスト。埼玉県の入試に特化して作られた問題で、入試に強い学力を築き上げます。
短期間で集中的に入試対策をしたい中学生には、9月に開講する「日曜本科コース」もおすすめです。日曜本科コースでは、重要単元に絞って受験指導をするため、得点力を上げるための勉強や入試問題を想定した応用問題への対策に効率的に取り組めます。
Z-KAI
Z-KAIの特徴
Z会進学教室の授業は、少人数制の集団指導。プロ講師による、丁寧でわかりやすい授業が受けられます。
通信教育で得たノウハウを生かした指導で、公立TOP校への合格者も多数輩出しています。Z会進学教室に在籍した中学生の主な合格校は、都立戸山高校や横浜平沼高校、浦和第一女子高校などです。
Z-KAIが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
Z会進学教室では、公立TOP校の受験で必要とされる思考力や、高い表現力を養える質の高い授業が受けられます。長年の通信教育指導で培ったノウハウと、近年の入試傾向を踏まえて作成されたテキストで、難問を解くための基礎力を養成。量より質を重視した授業で、磨き上げた基礎力を生かして難問も解けるだけの学力を身につけます。
中学3年生の9月からは「志望校別特訓対策(3S)講座」を開講。そのほかに単科制の「復習(3R)講座」も開講しており、苦手教科の補強や途中入会者の補習にも対応しています。Z会進学教室は、公立TOP校などの難関高校を志望校にする中学生の合格に向けて、バックアップする指導体制が整っているのが特徴です。
ena
enaの特徴
ena中学部は東京都をはじめ、埼玉県に2校、神奈川県に2校を展開する都立高校受験に強い塾です。日比谷高校、西高校、戸山高校などの都立難関校への合格実績も豊富。
授業は集団型ですが少人数制を採用しており、きめ細かい学習指導が受けられます。
enaが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
ena中学部の授業は先取り授業ですが、無理のない速さで学べるカリキュラム。難易度が上がる中学生の授業や定期テストにも、余裕をもって臨めるように授業スピードや授業内容に配慮されています。
受験生になったら、入試問題を厳選したオリジナル教材や志望校別授業で、普段の授業で培った学力を磨きぬき第一志望合格を目指します。
enaでは、都立高校の入試に合わせた出題形式の都立高合格判定模試を実施。自校作成型と共通問題型の両方に対応しているため、公立TOP校を目指す中学生も実際の入試に近い出題形式の問題で腕試しが可能です。
STEP
STEPの特徴
STEPは神奈川県に特化した集団指導の学習塾です。学習指導に専念する正社員講師による、質の高い授業が受けられるのがSTEPの最大の特徴です。
授業は生徒と講師がやり取りをしながら展開する「双方向型授業」であるため、理解を深めながら、楽しく勉強できます。
STEPが公立TOP校を目指している中学生におすすめの理由
STEPは神奈川県に特化した学習塾です。専門の教材研究チームが、5教科と特色検査の出題傾向を踏まえたうえで教材作成をしているため、教材や模試の問題の質も非常に高いのが特徴です。
神奈川県のTOP校・横浜翠嵐高校と湘南高校の定員に占めるSTEPの通塾生の割合はそれぞれ約41.2%、約70%(※2)といずれも高い水準。神奈川県で公立TOP校を目指したい人には、STEPがおすすめの塾といえるでしょう。
※2 参考 「2024年度 公立高校合格率・合格実績比較表 神奈川県の塾・学習塾ステップ(STEP)」(令和6年8月27日に利用)
Cタイプ:AとB以外の高校を目指している人におすすめの個別指導塾
難関国私立高校や公立TOP校以外の中堅校を目指している中学生は、性格や志望校、現在の学力によっておすすめの塾が異なります。
志望校が実力よりもランクが高いからといって高いレベルの塾に入ると、授業についていけず勉強が嫌になってしまう恐れがあります。また集団指導で切磋琢磨するよりも、自分のペースを守ってコツコツと勉強をするほうが、学力が伸びる中学生もいます。
中堅校を目指す中学生は、性格や志望校、現在の学力などを総合的に判断して、自分のレベルに合った塾を選ぶことが大切です。
AとB以外の高校を目指している人におすすめの集団指導塾・個別指導塾リスト
塾名 | 塾の特徴 | 月の費用 | お問い合わせ |
---|---|---|---|
個別指導の明光義塾 | 学力アップを目指せる 「MEIKO式コーチング」を導入 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
創英ゼミナール | 進捗に合わせた 授業計画・指導・ 家庭学習指導 |
約5,995円~/月 ※中学1・2年生 /週1回 (60分授業) |
料金を知りたい |
湘南ゼミナール | ライブ感あふれる オリジナルの指導法 「QE授業」を実践 |
要問い合わせ | 料金を知りたい |
市進学院 | めんどうみ合格主義で 家庭との連携を重視 |
約35,420円 | 料金を知りたい |
個別指導WAM(ワム) | 定期テスト2週間前から 対策授業 |
約7,300円 | 料金を知りたい |
高校受験ステップ(STEP) | 神奈川県内で多くの 教室を展開している 地元密着型の学習塾 |
要問い合わせ | - |
個別指導の明光義塾
MEIKO式コーチングと呼ばれる、独自の学習プロセスで成績アップを目指せるのが明光義塾です。つきっきりではない個別指導、対話式の授業、そしてカウンセリングから作成された学習プランを通して、子どものわかったつもりを徹底解消します。
◆塾の特徴
授業は個別指導スタイルです。中学生一人ひとりの課題やニーズ、ペースに合わせて勉強を進められます。講師は常に側にいるものの、つきっきりで指導はしません。子どもが自分で考えて問題を解く時間を確保し、わからない場合はヒントを与えます。考える習慣を身につけることで、テスト本番でも解答できる力を身に付けられます。
また対話式の授業で「わかったつもり」を防ぎ、さらにカウンセリング結果から作られた学習プランを元にした授業など、ムダのない学習指導で成績アップを目指します。
◆個別指導の明光義塾に通った人の口コミ
勉強を教えるだけではなく、人間性を伸ばすきっかけにもなった。勉強では強みを伸ばすだけでなく、いかに弱い部分を引き上げ、全体的に平均的に伸ばしてバランス良くたぎるように努めてくれ、自信を持つことができたと思う。(豊田井上教室・保護者))【口コミの詳細を見る】
個人的にはとてもいい塾だったと思います。講師のみなさんもフレンドリーで気さくに話せる様な人柄が多く、授業の内容も分かりやすく、塾側が受験まですごくサポートしてくださっていたので、結果高校に受かることができたし、娘も楽しかったと言っていて悔いのない塾選びができたと思っています。(東久留米教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
創英ゼミナール
創英ゼミナールは東京都と神奈川県に多くの教室を構えている学習塾です。小学生から高校生まで通塾目的に合わせた指導内容をオーダーメイドで提案してくれます。
◆塾の特徴
創英ゼミナールでは、教育方針として「一人ひとり主義」を掲げており、授業ではつきっきりで指導することを宣言しています。授業の中で理解・定着まで進められるように、講師が手厚くサポートしてくれるのが特徴です。
授業がない日にも自習室を利用することができるので、自宅では集中して勉強に取り組めないという不安も解消できます。教室は開放的な作りになっており、自習室も教室長や講師から見える位置に設置されているため、集中力が切れにくい環境で学習することが可能です。個別指導塾の中では料金が比較的リーズナブルであるため、5科目全ての対策を検討しやすい料金設定といえるでしょう。
◆創英ゼミナールに通った人の口コミ
料金もそこまで高く無い事。勉強が嫌いで塾に行くまでは自分から勉強する事が無くて、名前が書ければ受かると言われるような学校しか入れないと、言っていた子供自身が人並みの公立高校に自信を持って行けるようにして下さいましたので。( 中山校・保護者)【口コミの詳細を見る】
個別授業で、それぞれの生徒に合ったカリキュラムで授業を進めてくれているようで、子供の成績が上がっているとわかるくらいの点数を取ってきて喜んでいます。この塾を選んでよかったと思っています。家でも率先して勉強をするので、助かっています。(湘南台校・保護者)【口コミの詳細を見る】
湘南ゼミナール
湘南ゼミナールは、千葉、埼玉、田町を中心に展開する進学塾です。「ひとに学び ひとを育み ひとにかえそう」という理念で「人の意欲をとことん高め 日本一の学習塾と成る」ことを目指しています。
◆塾の特徴
解説中心の授業とは一味違った、ライブ感あふれるオリジナルの指導法「QE授業」を実践しています。QE授業とはテキストを使わず、直接問題を出し、指名しながら進める授業方式のことです。講師との頻繁なやり取りで自ずと思考力や集中力が高まり「できた!」という実感につながります。
◆湘南ゼミナールに通った人の口コミ
まず何よりカリキュラムの難易度が調度よく、成績や偏差値がかなり上がる。また、集団塾でありレベルの高い人達が集まっていてお互いに自分を十分に高め合うことができる。そして、授業の雰囲気が良く誰でも勉強を楽しむことができて、自習でも勉強に集中することができる。( 総合進学コース・瀬谷教室・生徒)【口コミの詳細を見る】
母子家庭で下にも子供が居たので上の子に構ってあげられる時間が無かった中で高額だったけど個別指導で本人のやる気やプリントを削ぐ事無く上手く指導してくれて無事に高校受験出来るまでのレベルまで学力をあげてくれたし親への連絡もマメにしてくれた 高校受験出来るまでの学力に無い生徒を小学生レベルの勉強に遡って指導して行くのも根気がいる事だったと思う おかげで高校進学した後も高校での授業で分からない部分を指導してくれていた(有料)(個別指導コース・東戸塚教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
市進学院
市進学院では、めんどうみ合格主義と名付けられた、志望校合格のための5つのこだわりがあります。特に家庭との連携を重視しており、保護者への学習状況の共有や家庭学習のサポートなどを徹底的に行います。
◆塾の特徴
市進学院は、難関校への高い合格実績を誇る進学塾です。日常的な学習指導から中学受験、高校受験、大学受験までの全過程を一貫してフォローしてくれます。
授業スタイルは、少人数制を導入。一人ひとりにきめ細やかで丁寧な指導をしてくれます。講師から一方的に生徒に授業が行われることはなく、生徒と講師が互いに話し合いながら理解を深めていく「共演授業」が特徴。「こたえ」の過程を重視し、なぜそうなったかを理解できるような指導をしています。
◆市進学院に通った人の口コミ
この塾に通ったおかげで楽しく勉強することが出来て、苦手だった科目も伸ばすことが出来て、とても満足しており、無事に合格することが出来ました。周りの受験を控えている方にもお勧めします。よろしくお願いします。(千葉教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
高い学費を取るため、ある程度真剣になれる親であれば通う価値はあると思います 宿題の量もある程度出るので勉強の習慣をつけるのにも役立つと思います 子供を完全に信用はしていない 人間は甘えてしまうものですにちかい発言も、あった為逆に信頼できました(前原教室・保護者)【口コミの詳細を見る】
個別指導WAM(ワム)
個別指導WAMは、AIを学習指導に活用している学習塾です。AIがこれまでの学習歴から苦手分野や弱点を徹底分析します。データに基づいた学習指導で、なるべく短期間で成果を出したい中学生にピッタリです。
◆塾の特徴
AIによる分析、そしてオーダーメイドの学習カリキュラムに基づいて個別指導が行われます。不十分な箇所は何学年もさかのぼって学習し直すため、確実に成績が上がっていくことでしょう。
個別指導のため、学校の授業理解から定期テスト対策、そして高校受験対策まで幅広い学習ニーズに対応可能です。定期テスト2週間前からは、対策授業がスタート。過去問をベースにして反復学習を行い、テスト本番に備えられます。
個別指導WAM(ワム)の口コミ
特に成績が良い時は感じませんが伸び悩んでいる時に具体的に性格や日頃の授業の様子や自習学習の様子など授業を担当している講師の先生との連携をとりながら、前向きな言葉で背中を押してくれます。生徒に頑張れと言うより一緒に頑張ろうと言う姿勢で好感持てる塾です。(橿原神宮前駅前校・保護者)【口コミの詳細を見る】
個々の個性を大事にしながら目標に向かって生徒と一緒に考え指導してくる。 各授業で講師が変わっても細かい授業内容を記入する連絡で進捗度や理解度が一目瞭然で生徒や保護者にも分かりやすい。 塾長はじめ、講師の方がしっかりしている。(橿原神宮前駅前校 保護者)【口コミの詳細を見る】
高校受験ステップ(STEP)
高校受験ステップ(STEP)は地域に根差した学習塾で神奈川県内の高校受験対策におすすめです。
◆塾の特徴
高校受験ステップの授業は少人数制を採用しています。子ども一人ひとりが持つ問題意識をしっかりくみ取った授業を進めていくことを目的に、子どもたちとのコミュニケーションを重視しているのが特徴です。さらにクラスは子供のレベル別に分かれているので、自分の学力に合わせた効率良い学習指導を受けられるでしょう。ほかの仲間と切磋琢磨し合いながら、しっかりと成績を伸ばしていけます。
◆高校受験ステップ(STEP)に通った人の口コミ
性格と気質が合っていたようで、第一志望校に入ることができたため。余程あっているのか、勉強が進むため、大学入試ステップにも入塾している。自主性が高く、厳しく指導されてることが苦手な人にはお勧めだと思う。(東林間スクール・保護者)【口コミの詳細を見る】
塾には勉強に関連する様な本や漫画を取り揃えてくれています。 勉強一辺倒ではなく、勉強に興味を持たせるような環境も揃えてくれているので、塾に通うモチベーションになっているとおもいます。 講師、他の生徒さん達との付き合いも学校以外での良い経験と感じています。 非常に良い塾にご縁が有ってよかったと思ってます。今のところ100点満点です。( 杉田スクール・保護者)【口コミの詳細を見る】
中学生はいつから塾に行くべき?最適なタイミングは?
本項では、中学1年生~中学3年生のそれぞれのタイミングで塾に行くべき中学生のタイプを紹介します。中学生が塾に行くべき最適なタイミングは、志望校や状況によって異なります。
それぞれのタイプの中学生が、塾に行くべきタイミングとして最適な理由を詳しく解説します。
中学1年生のタイミングがおすすめのタイプ
難関国私立高校や公立TOP校を目指したい中学生は、中学1年生のタイミングで塾に行くほうがよいでしょう。
中学1年生の内容には、中学3年間の勉強の土台となる分野が多く含まれています。数学であれば、方程式や比例・反比例、英語であればbe動詞や一般動詞などです。中学3年間の勉強をきちんと理解するためには、苦手な教科や理解不十分な単元を作らないことが大切です。
難関国私立高校や公立TOP校を目指す中学生におすすめの塾では、主に予習型の授業スタイルを採用。塾で習った内容を学校で復習できるため、自ずと知識が定着しやすいサイクルが生まれます。
また定期テスト対策を行う塾に通えば、内申点対策にもつながります。内申点が足りないために、公立TOP校の受験を諦めなければいけないケースもあります。早い段階で通塾を始めることは、志望校の選択肢を増やすためにも有効な手段です。
難関校を目指したい中学生は苦手な単元を作らず、毎回の定期テストで高得点を修める必要があります。そのためには、中学1年生のタイミングで塾に入るのがおすすめです。
中学2年生のタイミングがおすすめのタイプ
中学2年生のタイミングで塾に入るのがおすすめの生徒は、次の3つのタイプです。
- 中堅校以上を目指している中学生
- 中学1年生の学習内容に不安がある中学生
- 部活動(クラブ活動)との両立が難しい中学生
中学2年生の学習内容は、つまずきやすい単元が多くあります。数学は証明問題、理科は化学変化や電流の分野でつまずく生徒が一定数います。また英語では、2021年の学習指導要領の改訂によって中学3年生で勉強していた「受動態」「現在完了形」や高校生で勉強していた「現在完了進行形」を中学2年生で学習するようになりました。
中学2年生の学習内容でのつまずきを避けないと、偏差値50~55くらいの中堅校を目指すためには中学3年生で相当な巻き返しが必要となります。
すでに中学1年生の学習内容に不安がある中学生は、中学2年生のうちに苦手な単元や知識を復習しておくほうが受験勉強にゆとりが生まれます。中には「中学1年生の学習内容のうち、何がわからないかわからない」という中学生もいるでしょう。そのような中学生こそ、中学2年生のうちに塾に通って、講師と一緒に苦手を1つずつ克服するべきでしょう。
また部活動やクラブ活動などとの両立が難しい生徒も、中学2年生のうちに塾に入り、勉強する習慣をつくるのがベストです。中学2年生になると、中学1年生の頃よりも精力的に部活動に取り組まなければいけない人も多いでしょう。スポーツ庁による「運動部活動の現状について(※3)」によると、平日の部活動の練習時間は2時間程度。自宅に帰ったときには疲れ切ってしまい、勉強どころではない中学2年生は意外に多くいるはずです。
疲れて家で勉強できない中学生も、塾に通うことで勉強する機会を確保できます。はじめは部活動と塾の両立に苦戦するかもしれませんが、次第に勉強する習慣が身についていきます。
中堅校を目指している中学生や、中学1年生の学習内容でつまずいた中学生、部活動(クラブ活動)との両立が難しいと感じている中学生は、高校受験も踏まえて中学2年生から塾に通い始めるとよいでしょう。
※3 出典 「運動部活動の現状について」(スポーツ庁) (令和6年8月23日に利用)
中学3年生のタイミングがおすすめのタイプ
高校受験の対策目的で塾に通う生徒で、中学2年生までの学習内容がある程度理解できていて、学習習慣がついている中学生は、中学3年生のタイミングの入塾でも高校受験に間に合う可能性が高いです。
中学3年生から塾に入る生徒でも大きく分けると、春期講習から入塾する中学生と夏期講習から入塾する中学生の2つのパターンがあります。
中学3年生の夏休み前までの学習内容がきちんと理解できており、部活動引退後から本格的に受験勉強に励みたい人であれば、夏期講習からの受講でもよいでしょう。しかし、中学2年生までの学習内容に少しでも不安がある生徒は、中学3年生の春期講習から塾に入るのがおすすめです。
中学生の塾の費用相場は?
「令和3年度子供の学習費調査(※1)」によって、子どもを公立中学校に通わせる保護者が1年間に払った学習塾の平均費用は、下表の金額であることがわかりました。
学年 | 学習塾費(年額) |
---|---|
中学1年生 | 156,032円 |
中学2年生 | 203,859円 |
中学3年生 | 389,861円 |
全体 | 250,196円 |
上表を参考に、月額の学習塾費を算出(※4)したものが下表です。
学年 | 学習塾費(月額) |
---|---|
中学1年生 | 13,002円 |
中学2年生 | 16,988円 |
中学3年生 | 32,488円 |
全体 | 20,849円 |
※4「令和3年度子供の学習費調査」(文部科学省)を参考に塾選で算出
年額の学習塾費÷12ヶ月にて算出(小数第1位を切り捨て)
中学生の塾の費用は指導方式によって、大きく異なります。集団指導塾と個別指導塾の授業料の相場をそれぞれ紹介します。
集団指導塾の費用相場
塾選が週1回の受講を想定し算出した、大手集団指導塾の月額授業料の相場をまとめました。
学年 | 週1回の受講を想定した集団指導塾の月額授業料の相場 |
---|---|
中学1年生 | 約5,500~約14,500円 |
中学2年生 | 約5,500~約14,500円 |
中学3年生 | 約6,000~約15,000円 |
週1回あたりの通塾を想定して算出しているため、実態調査である「令和3年度子供の学習費調査」を基にした費用と大きく異なる学年もあります。
上表と比較する場合には、実際の授業料÷通塾回数×4(1ヶ月4週と想定)で算出された費用と比較するようにしてください。
個別指導塾の費用相場
塾選が週1回の受講を想定し算出した、大手個別指導塾の月額授業料の相場をまとめました。
学年 | 週1回の受講を想定した個別指導塾の月額授業料の相場 |
---|---|
中学1年生 | 約5,500~約33,000円 |
中学2年生 | 約5,500~約33,000円 |
中学3年生 | 約6,000~約36,000円 |
個別指導塾の授業料相場においても、週1回あたりの通塾を想定して算出しているため、実態調査である「令和3年度子供の学習費調査(※1)」を基にした費用と大きく異なる学年もあります。
上表と比較検討する場合には、実際の授業料÷通塾回数×4(1ヶ月4週と想定)で算出された費用と比較するようにしてください。
追加費用
塾の費用をチェックするとき、忘れがちなのが追加費用です。主な追加費用をピックアップしました。
- 入会費
- 模試費
- 教材費
- 設備費
保護者の負担が大きくなりがちな追加費用が、季節講習費です。
集団指導塾と個別指導塾の季節講習の相場は、下表のとおりです。
夏期講習 | 冬期講習 | 春期講習 | |
---|---|---|---|
集団指導塾 | 約30,000~約100,000円 | 約20,000~約70,000円 | 0~約30,000円 |
個別指導塾 | 約60,000~約250,000円 | 約40,000~約150,000円 | 0~約50,000円 |
通常授業にプラスして季節講習の費用を払う塾や、通常授業の料金の支払いはなく季節講習費として納入する塾など、季節講習費用の位置づけは塾によって異なります。
「授業料がリーズナブルに授業だと思って塾を選んだのに、追加費用が想像以上に高額だった……」とならないよう、追加費用も忘れずにチェックするようにしましょう。
【2024年最新】中学生向け授業料が安いおすすめ学習塾21選!塾ごとの費用や特徴も比較
中学生の塾にかかる平均費用はいくら?学年別や個別・集団塾ごとの料金表など紹介
中学生の塾が合っているかをチェックする12のポイント
ここまで中学生の塾の種類や通塾する目的、塾に通い始める最適なタイミングなどを解説しました。子どもに合っていそうな塾の目星がつけられた人もいるのではないでしょうか?
本項では、中学生の子どもに合っている塾かをチェックするための12のポイントを紹介します。
それぞれ注目するべき箇所を紹介しているので、塾を選ぶときにはこの12ポイントと照らし合わせながら選んでみてください。
① 集団・個別など指導形式が子どもの性格に合っているか?
成績を伸ばすためには、子どもの性格に合っている指導形式を選ぶのがポイントです。学習塾で特に多いのは「個別指導」「集団指導」「映像指導」の3つの指導形式です。
理解スピードがゆっくりでじっくりと教えてほしい子どもや、受け身がちな性格で集団の中で積極的に質問するのが苦手な子どもには個別指導が向いています。周りを気にせず、集中して勉強できる点も個別指導のメリットです。
一方で周りのライバルと切磋琢磨したい負けず嫌いな性格の子どもや、進んで講師に質問や発言をするのが苦に感じない子どもであれば、集団指導がおすすめです。周りの生徒のがんばりが刺激になり、学力アップにつながるでしょう。
映像指導は、何度も繰り返し受けられるのがメリットです。自分のペースを守りながら、わからないところは根気よく何度も追求していくのが得意な子どもに向いている指導形式です。
最近では、オンライン形式で受講できる塾も増えました。通塾時間分の時間を効率的に利用したい子どもには、オンライン塾への入塾も1つの選択肢になるでしょう。
また、「特化型指導」も近年増加しています。英語や数学などの科目に特化したり、特定の学校に特化したりと自分の目的に合わせて効率よく学習を進められるのが特化型指導のメリットです。一般的な塾よりも専門的な内容を学べるため、苦手克服や得意分野の伸長が見込めます。特定の学校に特化した塾であれば、より効果的な志望校対策が期待できます。
② 自分の志望校の合格者はその教室から出ているのか?
直近3年間で志望校の合格者が何名出ているのかを確認してみましょう。塾によっては合格実績として「〇〇高校〇名合格!」と大々的に打ち出していることがありますが、教室ごとの実績ではない場合もあります。入塾を検討している教室から合格者が出ていれば、合格までの指導経験があることになるため、安心して任せられるでしょう。
また、合格実績の公表の仕方によって塾の特徴が表れます。偏差値順に大きく掲載されているようなら、その塾は高偏差値の合格率を重視している進学塾といえるでしょう。あいうえお順で掲載しているようなら、偏差値よりも生徒一人ひとりの目標に寄り添い、希望の学校へ合格させることを大事にしているという隠れたメッセージの可能性があります。
志望校への合格者数や合格実績の掲示方法に注目し、子どもの志望校合格をサポートしてくれる塾なのかを判断しましょう。
③ 塾の規模が適切か?
塾は、母体の規模や特徴の違いによって、メリット・デメリットがあります。大手塾と中小規模の塾のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
大手塾 | ・圧倒的な実績がある ・受験情報が豊富 ・講師の質が担保されている |
・教室長の交代が起きやすい |
中小規模の塾 | ・アットホームな雰囲気の塾も多い ・教室長の交代は起きにくい |
・教室長の色が強かったり、 指導方法が柔軟ではなかったり する場合も ・子どもに合う合わないが 大きく分かれる |
性格や受けたいサービスなどを踏まえ、塾の規模が子どもに合っているのをチェックして塾を選ぶようにしてください。
④ 塾の理念に共感できるか?
塾が何を大切に生徒と接しているのかということは、塾のホームページなどに書かれていることがほとんどです。まずは、塾の理念や想いに共感できるかどうかを確認しましょう。
例えば、代々木個別指導学院では「ワンランク上のめんどうみ」を掲げ「認める」「ほめる」「励ます」指導で、生徒が自分で考える力ややりとげる力を培えるようにサポートしています。神奈川県で圧倒的な合格力を誇るSTEPでは、生徒が勉強を好きになることを目標に掲げて「楽しくて力がつく」授業を展開しています。
ほかにも講師の人間的な面も含めた育成に力を入れていたり、生徒の学力だけではなく精神的な自立のサポートを理念に掲げていたりする塾もあります。
また、塾の理念が言葉だけではなく教室運営に表れているのかを確認するのも大切です。実際に教室長と話したり、教室を見学したりすると塾の理念を体感できるはずです。
⑤ 教室長や講師はどのような人か?プロなのか学生アルバイトなのか?
通いたい塾の教室長の人柄や、どのような講師がいるかの確認も必須です。
進路相談や保護者面談は、教室長が担当する場合が一般的です。「納得感がある話をしてくれるか?」「子どもを安心して任せられる人柄か?」など、どのような教室長なのかを入塾前に必ずチェックしましょう。
また、子どもに学習指導をする講師が「生徒にどのような声かけをしているか?」「どのような教え方をしているのか?」など、子どもの性格に合いそうかどうかを確認するとよいでしょう。
さらに講師が社員なのか、学生アルバイトなのかも確認しておきたいポイントです。学生アルバイトであれば、子どもが受験生になる前に講師が大学を卒業してしまい、受験まで指導してもらえない恐れもあるため、注意が必要です。
⑥ 科目ごとにどのような授業がなされているか?
科目ごとの授業内容も確認しましょう。
「教材はオリジナル教材か、既成の教材か」「どのようなカリキュラム、進度で授業を進めていくのか」などを事前に把握すると、入塾後の授業のイメージが沸きやすくなるはずです。使いたい教材や授業のカリキュラムに希望があれば、事前に伝えて塾で対応できるかどうかもチェックしましょう。
また、英語と数学を中心に指導する塾がほとんどですが、国語・理科・社会の指導についても事前に確認しておきましょう。集団指導塾では、学年が上がると5教科の受講を必須としている塾がある一方、個別指導塾の中には、英語と数学以外は映像授業でサポートしている場合もあります。国語・理科・社会を受講する場合は、具体的なサポート内容まで聞いてみましょう。
⑦ 指導テキストのレベルは子どもに合っているか?
授業で使うテキストも、塾によってさまざまです。指定された教材を購入して授業を受けるのか、それとも自由に教材を選べるのかを確認しておきましょう。
指定されている場合には、教材のレベルはいくつかパターンがあるのか、どうやって教材が決まるのかを確認しておくのも重要です。子どもにとって簡単すぎれば塾に通う意味が半減し、難しすぎれば授業の内容が理解できずに勉強に苦手意識を持ってしまいます。
また、教材には大きく分けて学校の教科書準拠の教材と非準拠の教材があります。定期テストに対応しやすいのは、教科書準拠の教材です。定期テスト対策で塾に通う場合は、どちらの教材を使用するのかも事前に確認しておきましょう。
⑧ 通いやすい立地・環境か?
塾の立地や通塾のしやすさも、事前にチェックしましょう。
通塾が決まれば、頻繁に足を運ぶことになります。家から塾までの距離や交通手段を確認し、安全に通える環境かを確認しましょう。特に駅前の塾には、駐輪場がないところもあります。通塾手段が自転車の場合には、駐輪スペースの有無も必ず確認しましょう。
また、たいていの中学生は放課後に塾に通うため、帰宅の時間帯が夜遅くなります。塾の周りは危険の少ない場所なのかもチェックしておきましょう。通いやすいに越したことはありませんが、もし勉強に集中するために友達がいない塾に通いたいのであれば、あえて一駅隣の教室を探すのも一つの手です。
⑨ 通える時間帯・時間割か?
無理のない時間帯に通える塾なのかも大事なポイントです。
個別指導塾では、曜日や時間を選べる場合がほとんどですが、希望する時間帯や曜日に空きがあるかどうかは教室次第です。集団指導の塾では、部活や習い事と重ならずに通える時間割になっているのかを確認しましょう。クラス分けをする集団指導塾では、年度途中に通塾曜日が変わる場合もあるため、注意しましょう。
また、季節講習の時間帯についても確認が必要です。中学校が休みになる夏休みや冬休みは、通常授業と異なる時間帯で授業を行う塾もあります。部活動や習い事と両立させながら通えるかどうかを事前にチェックしましょう。
⑩ 塾の費用はいくらかかる?授業料以外にかかる追加費用は?
通塾にかかる費用は同じ塾でも、申し込むコースや通塾回数によっても異なります。塾の提示するモデルケースの料金だけでなく、子どもの通塾コースや通塾回数での料金を確認するようにしましょう。
また、パンフレットに記載された授業料のほかにも、費用がかかる場合があります。授業料以外に必要な費用は「入会費」「教材費」「模試費」「設備費」などです。
それぞれの費用を支払うタイミングは、次のとおりです。
費用の名称 | 支払いのタイミング |
---|---|
入会費 | 入塾時の1度のみ |
教材費 | 年額で費用が決まっている塾や、 必要な時に都度購入する塾など さまざま |
模試費 | 受験するたびにかかる |
設備費 | 毎月かかることが多い |
このほかにも夏期講習や冬期講習など別途費用が発生したり、先生を指名すると指名料がかかったりする塾もあるので、確認しておきましょう。
中学生の塾代について気になる人はこちらの記事をご確認ください。
中学生の塾にかかる平均費用はいくら?学年別や個別・集団塾ごとの料金表など紹介
⑪ 塾に関する口コミ・評判はよいか?
塾を検討するときには、教室の口コミを確認しておくのがおすすめです。リアルな保護者や生徒の声が聞けるため、ホームページや見学だけではわからない情報もチェックできます。
検討している塾のネガティブな内容の口コミを見て、選択肢から外してしまう人もいるかもしれません。しかし、大手の塾であればあるほど口コミの母数が多い傾向にあるため、ネガティブな口コミが一定数あるのは当然です。子どもに合う塾を探すために重要なのは、実際の授業を体験してみることです。口コミを参考にしながら、評判の良い塾を選び、体験授業を受けるようにしましょう。
塾選では各塾の教室ごとの口コミを紹介しています。検討している塾名を入力後、「教室一覧」をクリック。入塾を検討している教室のページへアクセスすれば、教室ごとの口コミを確認できるのでぜひ参考にしてください。ただし、大手塾の場合は教室長が交代している可能性もあります。該当口コミが最新のものかも確認して、口コミを参照してください。
⑫ お得なキャンペーンを実施しているか?
入塾時の費用を少しでも安くしたい人は、お得なキャンペーンが実施されているのかも事前に確認しておくことをおすすめします。
兄弟で通塾している場合に授業料が低額な生徒の分を20%引きで受講できる兄弟割引制度を設けている塾もあります。季節講習の時期であれば、友達からの紹介で授業料が割引になったり、季節講習の体験を受けた生徒の入会金が免除になったりするキャンペーンをしている塾もあります。お得なキャンペーンがあれば、少しでも入塾時の費用を抑えられるため、チェックをしておくと安心です。
塾経営者が語るダメな塾を見抜くための5つのコツ!
中学生の塾を選ぶとき、ダメな塾を避けて選びたいと思っているはずです。そこで、塾の経営者目線での「ダメな塾」のポイントを5つ紹介します。
これらのポイントにあてはまる塾は、いわゆる「ダメな塾」です。ダメな塾を見抜くためにチェックするべきポイントを詳しく解説します。
講師の質が低い
保護者目線で講師の質が低いと感じる塾は、おすすめできません。
特に注意したいのは、個別指導塾です。個別指導塾ではアルバイト講師が授業を担当する場合も多く、短大生や大学生が授業を受け持つことも珍しくありません。とはいえ、塾講師のアルバイトをする学生には、教員を目指していたり、子どもに勉強を教えることにやりがいを持っていたりと熱心な人も多くいます。
そのような中で、生徒と積極的にコミュニケーションを取ろうとしていなかったり、保護者や生徒に挨拶をしていなかったりする講師がいれば、講師の質が低い塾と判断せざるをえないでしょう。
授業内容が薄い
授業内容が薄い塾も、ダメな塾のポイントです。
生徒の理解スピードや学習内容の難易度によっては、保護者目線ではあまり学習内容が進んでいないように感じる場合もあるでしょう。しかし、子どもが塾で新しいことを学べたと思っていなかったり、宿題があまりにも少なかったりする回数が多ければ、授業内容が薄い可能性があります。
授業内容が薄いと、学習効果が得られないだけでなく、子どもの勉強に対するモチベーションが下がってしまう要因になります。
あまりにも授業内容が薄い塾は、避けたほうがよいでしょう。
費用が不透明
入塾前の面談や問い合わせのときに、費用を不透明にする塾は保護者に対して誠実な塾とはいえません。
月々の授業料だけを見ればリーズナブルな印象でも、講習費や教材代が別途かかるケース塾もあります。特に個別指導塾の講習費は高額になる傾向があるので、入塾前に確認をしておくほうが無難です。1コマあたりの金額と子どもの学力と照らし合わせたときに、何コマほどの授業を受講する必要がありそうかを聞いておきましょう。
生徒一人ひとりで授業料が異なるため、全ての授業料を公表している学習塾のほうが少数派です。保護者が費用について問い合わせをしたときに、明確な説明を受けられない場合は避けたほうがよいかもしれません。
指導方針が明確でない
子どもの精神的な成長の観点から見ても、指導方針が明確ではない塾への入塾はおすすめできません。
指導方針自体は大半の塾で掲げており、HPやパンフレットなどで確認できます。しかし、教室を見学した際に教室の雰囲気と塾の指導方針が明らかに違う印象を受けた場合には、入塾は避けたほうが無難でしょう。
また教室長が指導方針について、明確に答えられない場合も注意が必要です。例えば「ほめる指導」を指導方針に掲げている塾で「どのような場面で生徒をほめるのか?」と質問して、具体的に答えられない教室長は指導方針を明確にして指導していないと考えられるでしょう。
保護者へのフィードバックが不十分
ダメな塾では、定期的な面談や連絡など保護者へのフィードバックが不十分なケースが多くあります。
「面談は定期的に実施しているのか?」「指導報告はどんな手段で、どのくらいの頻度で教えてもらえるのか?」は入塾を検討する段階で確認することをおすすめします。
丁寧に指導をする塾では、受験生以外にも保護者面談の機会や、電話や指導報告書などで子どもの様子を定期的に報告するシステムを設けています。
保護者がフィードバックを受けられない塾では、学習効果が得られているのか判断ができません。保護者へのフィードバックが不十分だと感じる塾は、選択肢から避けるほうが無難です。
まとめ
中学生の塾選びのポイントや、おすすめの塾を紹介しました。中学生の塾選びで大切なのは、塾に通う目的をはっきりさせることです。自分の通塾目的に合った授業を受けられれば成績が上がり、高校受験での志望校合格にもつながるはずです。この記事で紹介した中学生の子どもに合った塾選びの12のポイントを押さえて塾を選ぶようにしてください。
執筆者プロフィール
塾選(ジュクセン)編集部です。実際に学習塾の運営経験がある者や大手メディアの編集経験がある者などで構成されています。塾選びにお悩みの保護者や学生の方に向けて有益な情報をお届けします。