東京学芸大学で入りやすい学部はどこ?選抜方式別に紹介【2027年度】
「東京学芸大学で入りやすい学部はどこ?」受験生の中には、そう疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
一口に入りやすいといっても、その基準はさまざまです。この記事では、特に次の観点から「入りやすさ」を整理します。
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ただし、本当に大切なのは 「自分が大学で何を学びたいのか」 を考えることです。入りやすさだけで選ぶと、「合格したのに、思っていた学びと違った……」というミスマッチにつながることもあります。
自分の興味や将来のイメージも意識しながら、学部選びの参考にしてください。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
東京学芸大学の大学入試の特徴

東京学芸大学では、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜など、複数の選抜方式が実施されています。ここでは、一般選抜、学校推薦型選抜、総合型選抜について解説します。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」
東京学芸大学の一般入試
一般選抜では、大学入学共通テストと、東京学芸大学が実施する個別テスト・小論文・面接・実技試験などを組み合わせて合否を判定します。出願書類は原則として参考資料として扱われますが、E類生涯スポーツコースでは、一部の書類も点数化されます。
東京学芸大学の一般選抜は、前期日程と後期日程の2つに分かれています。
大学入学共通テストで求められる科目は、
- 志望する類・コース・プログラム
- 前期日程か後期日程か
によって異なります。
東京学芸大学が実施する試験では、個別テスト、小論文、面接、実技試験などが課されます。内容は類・コース・プログラムごとに異なるため、志望先の試験科目や配点を確認しておきましょう。
東京学芸大学の学校推薦型選抜
東京学芸大学の学校推薦型選抜は、各コース・プログラムが定める推薦要件を満たし、出身学校長の推薦を受けた人が出願できる入試方式です。合格した場合は、東京学芸大学への入学を確約する必要があります。
大学入学共通テストは課されず、小論文・実技試験・面接に加え、推薦書や調査書などを用いて選抜されます。必要な学習成績や活動実績などの推薦要件は、志望するコース・プログラムによって異なります。
東京学芸大学の学校推薦型選抜は、以下のコースに設けられています。
東京学芸大学の学校推薦型選抜
| 課程 | 専攻(類) | コース・プログラム |
|---|---|---|
| 学校教育教員養成課程 | 初等教育専攻(A類) | 国語コース 理科コース 美術コース 保健体育コース 家庭コース 英語コース 現代教育実践コース(学校心理プログラム) 現代教育実践コース(国際教育プログラム) ものづくり技術コース 幼児教育コース |
| 中等教育専攻(B類) | 国語コース 理科コース 美術コース 保健体育コース 技術コース 英語コース 書道コース |
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| 特別支援教育専攻(C類) | 特別支援教育 | |
| 養護教育専攻(D類) | 養護教育コース | |
| 教育支援課程 | 教育支援専攻(E類) | カウンセリングコース ソーシャルワークコース 表現教育コース |
東京学芸大学の総合型選抜
東京学芸大学の総合型選抜は、出願書類、小論文、適性検査、面接などを通じて、基礎学力や知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性などを総合的に評価する入試方式です。
第一次選考では、入学希望理由書・活動報告書・学修計画書が評価されます。第二次選考では、志望するコース・プログラムに応じて、小論文、適性検査、面接などが課されます。
学校内外での活動を通じて身につけた資質・能力に加え、卒業後に学校教員または教育支援職を目指す意欲や適性も重視される点が特徴です。
東京学芸大学の総合型選抜は、以下のコースで設けられています。
東京学芸大学の総合型選抜
| 課程 | 専攻(類) | コース・プログラム |
|---|---|---|
| 学校教育教員養成課程 | 初等教育専攻(A類) | 音楽コース 美術コース 現代教育実践コース(環境教育プログラム) ものづくり技術コース |
| 中等教育専攻(B類) | 音楽コース 美術コース 保健体育コース 家庭コース 技術コース 情報コース |
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| 教育支援課程 | 教育支援専攻(E類) | 生涯スポーツコース |
東京学芸大学で入りやすい学部

ここでは東京学芸大学で入りやすい学部・コースを紹介します。
A類ものづくり技術コース
A類ものづくり技術コースは、技術や科学に関する確かな知識を基盤に、ものづくりの指導ができる小学校教員を育成することを目的とした、理系色の強い教職課程です。
そのためカリキュラムでは、「ものづくり」の基礎となる科学・技術・工学・数学(STEM)を幅広く学べる構成になっています。
A類ものづくり技術コースが比較的狙いやすいと考えられる要因として、共通テストボーダーが59%と低めであることや、東京学芸大学が実施する試験が面接のみであることが挙げられます。
ただし、面接には口頭試問が含まれるため、志望理由だけでなく、ものづくりや技術に関する基礎知識も問われる可能性があります。
なお、前期試験の募集人数はわずか7名と非常に少ないため、倍率が年ごとに大きく変動する可能性があります。
A類ものづくり技術コースの一般入試基本情報
| 学部 | 共通テスト科目(配点) | 個別試験科目(配点) | 2026年度倍率(受験者数/合格者数) | 共通テストボーダー | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| A類ものづくり技術コース | 共通テスト6教科8科目(1,150) | 面接(口頭試問を含む・400点) | 約2.3 | 59% | - |
※偏差値の「-」は、個別試験が面接・口頭試問のみで構成されているためです。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」「令和8年度 入試結果情報」
偏差値目安引用:東京学芸大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net (2026年7月27日閲覧)
A類ものづくり技術コースは、共通テストの配点が1,150点、面接が400点であるため、共通テストで安定して得点することが重要です。
面接対策では、志望理由や探究活動、ものづくりへの関心に加え、技術の仕組みや科学的な基礎知識についても説明できるよう準備しておきましょう。
A類理科コース
A類理科コースでは、自然科学への深い理解を土台として、子どもにわかりやすく伝えながら科学への興味や探究心を引き出せる教員の育成を目指しています。
理科教育の本質を学びつつ、仲間とともに「科学の面白さをどう伝えるか」を探究できるカリキュラムが特徴です。
A類理科コースが比較的狙いやすいと考えられる理由として、2027年度入試の共通テストボーダーが61%、偏差値が47.5と、東京学芸大学の前期日程の中では低めである点が挙げられます。
ただし、2026年度の倍率は約1.8倍で、2025年度の約1.2倍から上昇しています。年度によって倍率が変動するため、共通テストボーダーだけでなく、最新の出願状況も確認することが大切です。
A類理科コースの一般入試基本情報
| 学部・コース | 共通テスト科目(配点) | 個別試験科目(配点) | 2026年度倍率(受験者数/合格者数) | 共通テストボーダー | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| A類理科コース | 共通テスト6教科8科目(1,000) | 理科2つ(各200)、 小論文(40) | 約1.8 | 61% | 47.5 |
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」「令和8年度 入試結果情報」
偏差値目安引用:東京学芸大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net(2026年7月27日閲覧)
A類理科コースは、共通テストと個別試験の両方で、理科を安定した得点源にできる受験生に向いています。
個別試験では理科2科目と小論文が課されるため、知識を身につけるだけでなく、科学的な内容を文章で説明し、自分の考えを論理的にまとめる力も必要です。
B類技術コース
B類技術コースは、技術・工業に関する教職科目と、理学・工学などの幅広い科目を体系的に学ぶ、理系中心の教職課程です。
中学校の技術科や高等学校の工業科について、高度な専門能力を持ち、自ら考えて創造できる教員の育成を目指しています。
参考:B類技術コース|東京学芸大学
B類技術コースが比較的狙いやすいと考えられる理由として、2027年度入試の共通テストボーダーが58%と、東京学芸大学の前期日程では最も低い水準である点が挙げられます。
東京学芸大学が実施する試験は面接のみですが、口頭試問も含まれます。そのため、筆記試験の負担は比較的軽い一方、技術やものづくりに関する知識を口頭で説明する力が求められます。
なお、2027年度の前期日程の募集人数は7名です。募集枠が少ないため、年度によって倍率が変動する可能性があります。
B類技術コースの一般入試基本情報
| 学部 | 共通テスト科目(配点) | 個別試験科目(配点) | 2026年度倍率(受験者数/合格者数) | 共通テストボーダー | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| B類技術コース | 共通テスト6教科8科目(1,150点) | 面接(口頭試問を含む・400点) | 約1.9倍 | 58% | - |
※偏差値の「-」は、個別試験が面接・口頭試問のみで構成されているためです。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」「令和8年度 入試結果情報」
偏差値目安引用:東京学芸大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net(2026年7月27日閲覧)
B類技術コースは、共通テストの配点が1,150点、面接が400点であるため、共通テストで安定して得点することが重要です。
面接対策では、志望理由に加え、材料加工、機械、電気・電子、情報、栽培などへの関心を整理しておきましょう。技術の仕組みや科学的な原理を、自分の言葉で説明する練習も必要です。
E類ソーシャルワークコース
E類ソーシャルワークコースは、困難な状況に置かれている子どもや家庭などを支援できる、社会福祉の専門家を育成するコースです。
社会福祉の制度や政策、相談援助の知識・技術、多様な専門職との連携について学びます。国家資格である社会福祉士の受験資格や、スクールソーシャルワーク教育課程の修了認定を得ることも可能です。
参考:東京学芸大学「E類ソーシャルワークコース」
E類ソーシャルワークコースが比較的狙いやすいと考えられる理由として、2027年度入試の共通テストボーダーが61%と、東京学芸大学の前期日程では低めに設定されている点が挙げられます。
2026年度の一般選抜では、受験者21名に対して合格者18名で、倍率は約1.2倍でした。個別試験は小論文のみであるため、学科試験や実技試験を避けたい受験生にとっても選択肢になりやすいコースです。
ただし、2027年度前期日程の募集人数は18名です。倍率は年度によって変動する可能性があるため、最新の出願状況も確認しましょう。
E類ソーシャルワークコースの一般入試基本情報
| 学部 | 共通テスト科目(配点) | 個別試験科目(配点) | 2026年度倍率(受験者数/合格者数) | 共通テストボーダー | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| E類ソーシャルワークコース | 共通テスト6教科8科目(1,000点) | 小論文(500点) | 約1.2倍 | 61% | - |
※偏差値の「-」は、個別試験が小論文のみで構成されているためです。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」「令和8年度 入試結果情報」
偏差値目安引用:東京学芸大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net(2026年7月27日閲覧)
E類ソーシャルワークコースは、共通テストの配点が1,000点、小論文が500点であるため、共通テストで安定して得点しつつ、小論文でも得点を確保する必要があります。
小論文対策では、貧困、虐待、障害、教育格差など、社会福祉や教育支援に関する課題への理解を深めましょう。課題の背景や原因を整理し、必要な支援策を論理的に説明する練習も重要です。
そのほかの入りやすいコース一覧
| コース | 共通テスト科目(配点) | 個別試験科目(配点) | 2026年度倍率(受験者数/合格者数) | 共通テストボーダー | 偏差値 |
|---|---|---|---|---|---|
| A類音楽コース | 6教科6科目(800点) | 音楽実技・共通試験(計400点)、面接(40点) | 約1.3倍 | 60% | - |
| A類美術コース | 6教科6科目(800点) | 図工・美術実技(350点)、面接(35点) | 約1.4倍 | 59% | - |
| A類家庭コース | 6教科8科目(1,000点) | 小論文(300点) | 約1.5倍 | 63% | - |
| A類英語コース | 6教科8科目(1,000点) | 英語(450点)、面接(50点) | 約1.3倍 | 69% | 55.0 |
| A類現代教育実践コース・学校心理プログラム | 6教科8科目(1,000点) | 面接(350点) | 約1.2倍 | 71% | - |
| D類養護教育コース | 6教科8科目(1,000点) | 小論文(300点)、面接(100点) | 約1.5倍 | 66% | - |
| E類多文化共生教育コース | 6教科8科目(1,100点) | 外国語(500点) | 約1.0倍 | 67% | - |
| E類表現教育コース | 6教科8科目(1,400点) | 小論文(1,400点) | 約1.4倍 | 66% | - |
※倍率は、2026年度一般選抜の受験者数を合格者数で割って算出しています。
※偏差値の「-」は、個別試験が実技、面接または小論文などで構成されているためです。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」「令和8年度 入試結果情報」
偏差値目安引用:東京学芸大学偏差値(ボーダーライン)|河合塾Kei-Net(2026年7月27日閲覧)
倍率が低くても、実技や面接、専門科目の対策が必要なコースがあります。「入りやすさ」だけでなく、学びたい内容や試験との相性を踏まえて志望先を選びましょう。
東京学芸大学の学校推薦型選抜で入りやすい学部はある?

結論として、東京学芸大学の学校推薦型選抜で「特に入りやすい」といえる学部・コースはありません。2027年度の学校推薦型選抜は、すべてのコースで実施されるわけではなく、コースごとに募集人数や推薦要件が異なります。
募集人数は1コースあたり2~20名で、合計134名です。学校教育教員養成課程のA・B・C・D類では、将来教員になる強い意欲も推薦要件とされています。
選考では大学入学共通テストが免除され、東京学芸大学が実施する小論文・実技・面接などの成績と、推薦書・調査書などの出願書類を総合して合否が判定されます。
また、面接や小論文、実技試験などの得点が大学の定める基準点に達しない場合は、総合点にかかわらず不合格となるため、特定の試験だけで挽回するのは難しい方式です。
ただし、「入りやすくない=合格できない」ということではありません。学校推薦型選抜では、コースごとの推薦要件を満たしたうえで、教育や教育支援に携わる意欲・適性を明確に示すことが重要です。
具体的には、次のような準備を進めましょう。
- 志望コースの推薦要件と募集人数を確認する
- 高校での学習や活動を振り返り、志望理由とのつながりを整理する
- 教育への関心や、志望コースで学びたい内容を言葉で説明できるようにする
- 小論文・実技・面接など、コースごとの選考内容に合わせて対策する
学校推薦型選抜と総合型選抜には同時に出願できません。両方式の募集コースや選考内容を比較し、自分の実績や得意分野を生かしやすい方式を選ぶことも大切です。
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」
東京学芸大学の総合型選抜で入りやすい学部

東京学芸大学の総合型選抜は、大学入学共通テストの成績を利用しない選抜方式です。
ただし、共通テストがないことだけを理由に「入りやすい」とは言い切れません。出願書類、小論文、適性検査、面接などを通して、基礎学力や専門性、教員・教育支援職を目指す意欲が総合的に評価されます。
2027年度に総合型選抜を実施するコースは次のとおりです。
- A類音楽コース
- A類美術コース
- A類現代教育実践コース・環境教育プログラム
- A類ものづくり技術コース
- B類音楽コース
- B類美術コース
- B類保健体育コース
- B類家庭コース
- B類技術コース
- B類情報コース
- E類生涯スポーツコース
参考:東京学芸大学「令和9(2027)年度 入学者選抜要項」
第一次選考では、入学希望理由書、活動報告書、学修計画書などの出願書類が評価されます。志願者数が大学の対応可能人数を上回った場合は、二段階選抜が実施されることがあります。
第二次選考では、コースに応じて小論文、実技を含む適性検査、プレゼンテーション、面接、口頭試問などが課されます。
音楽・美術コースでは実技を含む適性検査が行われます。A類ものづくり技術コースとB類技術コースでは、プレゼンテーション形式の適性検査と面接が課されます。そのほかのコースでも、小論文やプレゼンテーション、口頭試問などを通して、専門分野への関心や適性が確認されます。
大学入学共通テストの対策が不要なため、特定の分野に関する活動や探究を続けてきた受験生は、その経験を生かしやすい方式です。一方で、書類・小論文・面接など複数の準備が必要であり、一般選抜より対策の負担が軽いとは限りません。特に、A類ものづくり技術コースとB類技術コースは、募集人数がそれぞれ1名です。少数募集では、志願者が数人増えただけでも倍率が大きく変動する点に注意が必要です。
また、「倍率が低い=簡単に受かる」という意味ではありません。第一次選考と第二次選考の合計点で判定されるため、出願書類から小論文・面接まで一貫した準備が求められます。これらを踏まえると、対象コースへの関心が強く、高校での活動や探究、実技などの強みを具体的に示せる受験生にとって、総合型選抜は検討する価値のある方式です。
東京学芸大学の特徴

東京学芸大学の概要
・キャンパスと最寄り駅
東京学芸大学は小金井キャンパス(東京都小金井市)の1キャンパス体制です。
- JR中央線「武蔵小金井駅」北口から徒歩約25分
バスを利用する場合は、北口5番のりばから京王バス「小平団地」行または「国分寺駅北口」行に乗車し、「学芸大正門」で下車します。北口6番のりばから「中大循環」に乗車する場合は、「学芸小前」で下車すると東門が最寄りです。
- JR中央線「国分寺駅」北口からは徒歩約20分
バスを利用する場合は、北口2番のりばから銀河鉄道バス「小平駅南口」行に乗車し、「学芸大学・辻調理師専門学校 東京」で下車します。北口5番のりばから京王バス「武蔵小金井駅北口」行に乗車し、「学芸大正門」で下車する方法もあります。
・創立年
東京学芸大学(学芸大)は、1873年に設立された「東京府小学教則講習所」を起源とし、1949年に新制大学として「東京学芸大学」が発足した国立大学です。
長い歴史の中で、教員養成系大学としての教育・研究体制を発展させ、現在では教育者・教育支援者の育成に特化した大学として広く知られています。
東京学芸大学の特色
東京学芸大学は、人権を尊重し、多様な人々が共生する社会の実現と世界平和への貢献を理念として掲げています。豊かな人間性と科学的精神を基盤に、学芸諸分野の教育・研究を通じて、高い知識・教養・創造力・実践力を兼ね備えた教育者を養成することを目的としているのが特徴です。
学校教育教員養成課程の学生は、教員免許状の取得が卒業要件となっており、学校現場で必要とされる専門性と実践力を身につけます。学びの中心となる科目群は、次の4つです。
- 教養科目
「日本国憲法」「人権教育」「AI時代の情報」などの必修科目に加え、人文・社会・自然科学、語学、健康・スポーツなどを幅広く学び、深い教養と豊かな知性を身につける科目群です。
- 教育創成科目
教育をめぐるさまざまな課題について、先端的な内容を学ぶ東京学芸大学独自の科目群です。学校や社会における教育課題を理解し、その解決に必要な力を養います。
- 教育基礎科目(学校教育教員養成課程のみ)
教育の理念や制度、子どもの発達、学校経営、ICTの活用、生徒指導、教育相談など、学校教育に関する基礎を学ぶ科目群です。教育実習や教職実践演習につながる内容も含まれます。
- 専攻科目
各コース・プログラムの専門分野を深く学ぶ科目群です。教科や保育内容の指導法、専門性と学習指導を結びつける教育内容科目などを通して、理論と実践の両面から専門性を高めます。
東京学芸大学に合格した人の体験談

ここでは、塾選に寄せられた東京学芸大学に合格した人の合格体験記を紹介します。
自習環境を最大限活用して学習リズムを作った
東京学芸大学の教育学部に合格した受験生の中には、「家では集中できないため、自習環境を徹底的に工夫したことが合格につながった」と話す人もいます。
高2から学習開始時の偏差値52の受験生の東京学芸大学教育学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:さくさん(生徒)
この体験談から分かるように、自分が最も集中できる環境を見つけ、毎日継続して学習時間を確保することが、学力向上と合格につながったことが読み取れます。
スキマ時間を徹底活用して合格力を高めた
東京学芸大学の教育学部に合格した受験生の中には、「まとまった勉強時間だけでなく、移動時間やスキマ時間を使って効率的に学習したことが合格につながった」と話す人もいます。
高2から学習開始時の偏差値58の受験生の東京学芸大学教育学部の合格体験記には、以下のような記述があります。
ニックネーム:ゆゆゆさん(生徒)
この体験談から分かるように、集中できる環境に身を置く工夫と、移動時間などの短い時間を学習に充てる継続力が、合格の大きな支えになったことが分かります。
まとめ 自分に合った東京学芸大学の学部を選ぶために大切なこと

東京学芸大学は、各コースで入試方式や試験内容、求められる適性が大きく異なるため、「入りやすさ」の基準も一概には言えません。中にはA類ものづくり技術コース、A類理科コース、B類技術コース、E類ソーシャルワークコースなど、倍率や共通テストボーダーが比較的低めのコースもあります。
一方で、面接・口頭試問、小論文、理科の個別試験など、必要な対策はコースによって異なります。数字だけを見て判断するのではなく、自分の得意分野や試験との相性も確認することが大切です。
「入りやすさ」だけを基準にコースを選んでしまうと、入学後に「思っていた内容と違った」「専門性が合わなかった」と感じることもあります。東京学芸大学は教員養成系大学として高い専門性を求める部分も多いため、自分が興味を持ち続けられ、将来のキャリアにつながる分野を選ぶことがとても重要です。
また、一般選抜だけでなく、学校推薦型選抜や総合型選抜も実施されています。選抜方式ごとに募集コースや評価項目が異なるため、自分の得意科目、活動実績、面接・小論文との相性を踏まえて検討しましょう。
この記事で紹介したコースごとの特徴や入試データを参考にしながら、入りやすさと、自分の興味や適性のバランスをしっかり見極めることが、後悔しない学部・コース選びにつながります。
【入りやすい国公立大学の全体像はこちら】
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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