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立命館大学 共通テスト利用のボーダーは何点・何割が必要?対象学部・注意点まとめ【2027年度入試】

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大学受験
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「立命館大学の共通テスト利用は何割必要なのか」「自己採点の結果で出願できる学部はあるのか」。共通テスト後、多くの受験生がこの疑問を抱きます。

結論から言うと、立命館大学のボーダーは一律ではありません。学部・学科だけでなく、7科目型・5科目型・3科目型といった科目型によっても必要な得点率は変わります。また、共通テストの得点だけで合否が決まる方式と、大学独自の試験を組み合わせる方式がある点にも注意が必要です。

この記事では、立命館大学の共通テスト利用の仕組み、学部別のボーダー・合格最低点、科目・配点の違い、そして自己採点後の出願判断までを順に解説します。

塾選ジャーナル編集部

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目次

立命館大学の共通テスト利用とは?仕組みをまず確認しよう

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立命館大学の共通テスト利用は、大きく2つの方式に分かれます。ボーダーを見る前に、まずこの区別を確認しておきましょう。

共通テスト方式は独自試験なし

「共通テスト方式」は、原則として大学独自の学力試験を受けず、共通テストの成績だけで合否を判定する方式です。独自試験がないため、共通テストの結果がそのまま合否に影響します。

大学入学共通テストでの配点と、立命館大学が定める配点が異なる場合は、得点を換算して判定されます。換算の仕組みは後の「科目・配点で比較」の章で扱います。

対象方式や学部ごとの科目・配点は、立命館大学の学生募集要項(共通テスト方式・共通テスト併用方式)で確認できます。

参考:学生募集要項(共通テスト方式・共通テスト併用方式)|立命館大学公式

共通テスト併用方式は独自試験あり

「共通テスト併用方式」は、共通テストの得点だけで判定する方式ではなく、立命館大学独自の試験と組み合わせて合否を決める方式です。共通テストの得点がやや低くても、独自試験で挽回できる可能性がある点が共通テスト方式との大きな違いです。

併用3教科型、数学重視型、情報活用型など、学部によって方式名は異なりますが、独自試験が必要という点は共通しています。

出願時期についても、2月選考のほか、3月選考や後期分割方式が設けられている学部があります。後期分割方式に独自試験があるかどうかは学部・年度によって異なるため、志望学部の最新要項で確認してください。

7科目型・5科目型・3科目型などのパターンがある

共通テスト方式には、7科目型・5科目型・3科目型などの科目型があります。

同じ学部でも科目型によって利用科目・配点・ボーダーが変わるため、「共通テスト全体で80%取れた」ではなく、志望方式で使われる科目を立命館大学の配点に換算した得点率を見る必要があります。

なお、学部によっては4教科型・6教科型や、共通テスト併用方式の中の情報活用型など、7・5・3科目型以外の科目型が設けられている場合もあります。

この記事では、多くの学部に共通する7・5・3科目型と主な併用方式を中心に扱っているため、志望学部にそれ以外の科目型がないかは、大学公式の学生募集要項もあわせて確認してください。

立命館大学の共通テスト利用は何割必要?ボーダー・合格最低点一覧

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ここからは、立命館大学の共通テスト利用におけるボーダー・合格最低点を確認します。

河合塾のボーダーでは、共通テスト方式の目安は学部・学科・科目型によって70〜90%です。

 参考:Kei-net「入試難易ランキング(共通テストボーダーライン)」

文系学部の共通テスト方式ボーダー

以下は、2026年度入試における文系学部の共通テスト方式ボーダー得点率です。

学部・学科・専攻 7科目型 5科目型 3科目型
法学部 76% 79% 84%
産業社会学部 現代社会専攻 79% 80% 81%
産業社会学部 メディア社会専攻 79% 80% 81%
産業社会学部 スポーツ社会専攻 75% 76% 78%
産業社会学部 子ども社会専攻 79% 80% 81%
産業社会学部 人間福祉専攻 76% 76% 77%
国際関係学部 84% 88% 90%
文学部 人間研究学域 82% 83% 85%
文学部 日本文学研究学域 82% 84% 88%
文学部 日本史研究学域 81% 84% 88%
文学部 東アジア研究学域 80% 82% 83%
文学部 国際文化学域 78% 81% 85%
文学部 地域研究学域 78% 81% 85%
文学部 国際コミュニケーション学域 80% 83% 84%
文学部 言語コミュニケーション学域 80% 84% 85%
デザイン・アート学部 実施なし 実施なし 82%
経営学部 国際経営学科 78% 83% 実施なし
経営学部 経営学科 80% 83% 88%
政策科学部 81% 83% 84%
総合心理学部 82% 85% 87%
グローバル教養学部 ボーダー未掲載 ボーダー未掲載 ボーダー未掲載
映像学部 80% 81% 83%
経済学部 経済専攻 76% 81% 83%
スポーツ健康科学部 77% 80% 81%
食マネジメント学部 74% 76% 80%

※ボーダー得点率はKei-net「入試難易ランキング(共通テストボーダーライン)」の数値を参照しています。

※デザイン・アート学部は3科目型のみ実施しています。グローバル教養学部は、河合塾のボーダーに数値が掲載されていません(方式の詳細は志望学部の入試要項で確認してください)。

国際関係学部の3科目型は90%と、文系の中でも高い水準にあります。一方、食マネジメント学部の7科目型は74%と、比較的抑えられた水準です。同じ文学部でも学域によってボーダーが異なり、法学部や経済学部は7科目型と3科目型の差が大きい傾向があります。学部×科目型で確認する必要があります。

理系学部の共通テスト方式ボーダー

以下は、2026年度入試における理系学部・学科の共通テスト方式ボーダー得点率です。理工学部は学科ごとの差が大きいため、学科別に確認してください。

学部・学科 7科目型 5科目型 3科目型
情報理工学部 情報理工学科 78% 80% 82%
理工学部 数理科学科 76% 77% 78%
理工学部 物理科学科 73% 75% 77%
理工学部 電気電子工学科 71% 72% 73%
理工学部 電子情報工学科 72% 72% 75%
理工学部 機械工学科 ボーダー未掲載 ボーダー未掲載 ボーダー未掲載
理工学部 ロボティクス学科 70% 70% 72%
理工学部 環境都市工学科 70% 71% 73%
理工学部 建築都市デザイン学科 77% 78% 81%
生命科学部 応用化学 78% 79% 83%
生命科学部 生物工学 78% 80% 82%
生命科学部 生命情報学科 77% 78% 81%
生命科学部 生命医科学科 79% 80% 84%
薬学部 薬学科(6年制) 77% 実施なし 78%
薬学部 創薬科学科(4年制) 75% 実施なし 76%

理工学部では学科によってボーダーに大きな差があり、建築都市デザイン学科が77〜81%であるのに対し、ロボティクス学科や環境都市工学科は70%台前半です。多くの学科で3科目型のほうが7科目型・5科目型より高い傾向にあります。薬学部には5科目型が設けられていません。

理系では数学・理科の指定や高校での履修条件も重要になります。

共通テスト併用方式のボーダー

以下は、2026年度入試における共通テスト併用方式のボーダー得点率です。方式名によって対象科目・性質が異なるため、方式名の列を設けた縦型の表にしています。

学部・学科 方式名 ボーダー
産業社会学部 現代社会専攻 併用3教科型 87%
産業社会学部 現代社会専攻 併用情報活用型 87%
産業社会学部 メディア社会専攻 併用3教科型 81%
産業社会学部 メディア社会専攻 併用情報活用型 87%
産業社会学部 スポーツ社会専攻 併用3教科型 77%
産業社会学部 スポーツ社会専攻 併用情報活用型 84%
産業社会学部 子ども社会専攻 併用3教科型 81%
産業社会学部 子ども社会専攻 併用情報活用型 87%
産業社会学部 人間福祉専攻 併用3教科型 77%
産業社会学部 人間福祉専攻 併用情報活用型 85%
国際関係学部 併用3教科型 87%
文学部 人間研究学域 併用3教科型 84%
文学部 日本文学研究学域 併用3教科型 84%
文学部 日本史研究学域 併用3教科型 84%
文学部 東アジア研究学域 併用3教科型 84%
文学部 国際文化学域 併用3教科型 85%
文学部 地域研究学域 併用3教科型 85%
文学部 国際コミュニケーション学域 併用3教科型 82%
文学部 言語コミュニケーション学域 併用3教科型 81%
経営学部 国際経営学科 併用3教科型 86%
経営学部 経営学科 併用3教科型 85%
経営学部 経営学科 併用情報活用型 90%
政策科学部 併用3教科型 87%
総合心理学部 併用3教科型 85%
映像学部 併用3教科型 81%
映像学部 併用情報活用型 85%
経済学部 経済専攻 併用3教科型 74%
スポーツ健康科学部 併用3教科型 80%
食マネジメント学部 併用3教科型 79%
食マネジメント学部 併用情報活用型 86%
情報理工学部 併用数国活用型 83%
情報理工学部 併用情報活用型(理系3科目) 86%
理工学部 数理科学科 併用数学重視型 75%
理工学部 数理科学科 併用情報活用型 81%
理工学部 物理科学科 併用数学重視型 73%
理工学部 物理科学科 併用情報活用型 79%
理工学部 電気電子工学科 併用数学重視型 69%
理工学部 電気電子工学科 併用情報活用型 78%
理工学部 電子情報工学科 併用数学重視型 71%
理工学部 電子情報工学科 併用情報活用型 76%
理工学部 機械工学科 併用数学重視型 ボーダー未掲載
理工学部 ロボティクス学科 併用数学重視型 68%
理工学部 ロボティクス学科 併用情報活用型 77%
理工学部 環境都市工学科 併用数学重視型 70%
理工学部 環境都市工学科 併用情報活用型 80%
理工学部 建築都市デザイン学科 併用数学重視型 77%
理工学部 建築都市デザイン学科 併用情報活用型 82%
生命科学部 応用化学 併用数学重視型 76%
生命科学部 生物工学 併用数学重視型 77%
生命科学部 生命情報学科 併用数学重視型 76%
生命科学部 生命情報学科 併用情報活用型 81%
生命科学部 生命医科学科 併用数学重視型 77%

併用方式のボーダーは、共通テスト方式のボーダーと単純比較できません。表示されているボーダーはあくまで共通テスト部分の目安であり、最終的な合否には独自試験の結果が影響するためです。併用方式のボーダーが低いことは、必ずしも合格しやすいことを意味しません。

過去の合格最低点一覧

以下は、2025年度入試における学部・科目型別の合格最低点と、満点から算出した得点率です。

2月選考・共通テスト方式

学部・学科・専攻 7科目型 得点率 5科目型 得点率 3科目型 得点率
法学部 689/900 76.6% 549/700 78.4% 512/600 85.3%
産業社会学部 現代社会専攻 720/900 80.0% 567/700 81.0% 410/500 82.0%
産業社会学部 メディア社会専攻 720/900 80.0% 567/700 81.0% 410/500 82.0%
産業社会学部 スポーツ社会専攻 720/900 80.0% 567/700 81.0% 410/500 82.0%
産業社会学部 子ども社会専攻 720/900 80.0% 567/700 81.0% 410/500 82.0%
産業社会学部 人間福祉専攻 720/900 80.0% 567/700 81.0% 410/500 82.0%
国際関係学部 768/900 85.3% 617/700 88.1% 561/600 93.5%
文学部 人間研究学域 719/900 79.9% 566/700 80.9% 503/600 83.8%
文学部 日本文学研究学域 728/900 80.9% 575/700 82.1% 517/600 86.2%
文学部 日本史研究学域 720/900 80.0% 568/700 81.1% 520/600 86.7%
文学部 東アジア研究学域 689/900 76.6% 554/700 79.1% 484/600 80.7%
文学部 国際文化学域 713/900 79.2% 569/700 81.3% 498/600 83.0%
文学部 地域研究学域 673/900 74.8% 538/700 76.9% 484/600 80.7%
文学部 国際コミュニケーション学域 694/900 77.1% 562/700 80.3% 492/600 82.0%
文学部 言語コミュニケーション学域 720/900 80.0% 580/700 82.9% 506/600 84.3%
デザイン・アート学部 掲載なし 掲載なし 掲載なし
経営学部 国際経営学科 692/900 76.9% 569/700 81.3% 実施なし
経営学部 経営学科 720/900 80.0% 568/700 81.1% 536/600 89.3%
政策科学部 713/900 79.2% 569/700 81.3% 500/600 83.3%
総合心理学部 755/900 83.9% 609/700 87.0% 532/600 88.7%
グローバル教養学部 掲載なし 掲載なし 掲載なし
映像学部 692/800 86.5% 521/600 86.8% 533/600 88.8%
経済学部 経済専攻 656/900 72.9% 777/1000 77.7% 478/600 79.7%
スポーツ健康科学部 675/900 75.0% 545/700 77.9% 479/600 79.8%
食マネジメント学部 656/900 72.9% 528/700 75.4% 473/600 78.8%
情報理工学部 747/900 83.0% 656/800 82.0% 523/600 87.2%
理工学部 数理科学科 642/800 80.3% 565/700 80.7% 412/500 82.4%
理工学部 物理科学科 607/800 75.9% 541/700 77.3% 398/500 79.6%
理工学部 電気電子工学科 593/800 74.1% 522/700 74.6% 380/500 76.0%
理工学部 電子情報工学科 616/800 77.0% 545/700 77.9% 402/500 80.4%
理工学部 機械工学科 613/800 76.6% 545/700 77.9% 393/500 78.6%
理工学部 ロボティクス学科 585/800 73.1% 514/700 73.4% 368/500 73.6%
理工学部 環境都市工学科 580/800 72.5% 511/700 73.0% 367/500 73.4%
理工学部 建築都市デザイン学科 631/800 78.9% 556/700 79.4% 418/500 83.6%
生命科学部 応用化学 714/900 79.3% 642/800 80.3% 421/500 84.2%
生命科学部 生物工学 685/900 76.1% 618/800 77.3% 405/500 81.0%
生命科学部 生命情報学科 685/900 76.1% 618/800 77.3% 405/500 81.0%
生命科学部 生命医科学科 716/900 79.6% 645/800 80.6% 424/500 84.8%
薬学部 薬学科(6年制) 716/900 79.6% 実施なし 385/500 77.0%
薬学部 創薬科学科(4年制) 692/900 76.9% 実施なし 378/500 75.6%

共通テスト併用方式

以下の共通テスト併用方式の合格最低点は、立命館大学公式の入試結果に示された、共通テストの得点と独自試験の得点を合算した総合点の最低点です。共通テスト部分だけの点数ではない点に注意してください。

学部・学科・専攻 併用3教科型 得点率 併用情報活用型・その他 得点率
産業社会学部 現代社会専攻 298/400 74.5% 224/300 74.7%
産業社会学部 メディア社会専攻 298/400 74.5% 224/300 74.7%
産業社会学部 スポーツ社会専攻 294/400 73.5% 226/300 75.3%
産業社会学部 子ども社会専攻 302/400 75.5% 224/300 74.7%
産業社会学部 人間福祉専攻 294/400 73.5% 225/300 75.0%
国際関係学部 254/350 72.6% 実施なし
文学部 人間研究学域 224/300 74.7% 実施なし
文学部 日本文学研究学域 227/300 75.7% 実施なし
文学部 日本史研究学域 222/300 74.0% 実施なし
文学部 東アジア研究学域 218/300 72.7% 実施なし
文学部 国際文化学域 223/300 74.3% 実施なし
文学部 地域研究学域 217/300 72.3% 実施なし
文学部 国際コミュニケーション学域 213/300 71.0% 実施なし
文学部 言語コミュニケーション学域 223/300 74.3% 実施なし
経営学部 国際経営学科 232/300 77.3% 実施なし
経営学部 経営学科 232/300 77.3% 231/300 77.0%
政策科学部 216/300 72.0% 実施なし
総合心理学部 229/300 76.3% 実施なし
映像学部 213/300 71.0% 233/300 77.7%
経済学部 経済専攻 210/300 70.0% 実施なし
スポーツ健康科学部 203/300 67.7% 実施なし
食マネジメント学部 198/300 66.0% 実施なし
情報理工学部 318/400 79.5% 322/400 80.5%
理工学部 数理科学科 289/400 72.3% 319/400 79.8%
理工学部 物理科学科 270/400 67.5% 276/400 69.0%
理工学部 電気電子工学科 256/400 64.0% 265/400 66.3%
理工学部 電子情報工学科 277/400 69.3% 279/400 69.8%
理工学部 機械工学科 272/400 68.0% 266/400 66.5%
理工学部 ロボティクス学科 252/400 63.0% 261/400 65.3%
理工学部 環境都市工学科 260/400 65.0% 273/400 68.3%
理工学部 建築都市デザイン学科 290/400 72.5% 299/400 74.8%
生命科学部 応用化学 263/400 65.8% 実施なし
生命科学部 生物工学 262/400 65.5% 実施なし
生命科学部 生命情報学科 259/400 64.8% 実施なし
生命科学部 生命医科学科 263/400 65.8% 実施なし

後期分割方式など

後期分割方式は、学部によって科目型名や満点が異なり、一部の学部にしか設けられていません。以下は、主な学部の後期方式における合格最低点です。

学部 方式 合格最低点 得点率
法学部 後期4教科型 497/600 82.8%
産業社会学部 現代社会専攻 後期4教科型 488/600 81.3%
産業社会学部 現代社会専攻 後期3教科型 412/500 82.4%
国際関係学部 後期4教科型 695/800 86.9%
経営学部 経営学科 後期4教科型 531/600 88.5%
総合心理学部 後期4教科型 522/600 87.0%
総合心理学部 後期5教科型 661/700 94.4%
情報理工学部 後期4教科型 519/600 86.5%
情報理工学部 後期5教科型 669/800 83.6%
理工学部 数理科学科 後期4教科型 422/500 84.4%
理工学部 数理科学科 後期5教科型 580/700 82.9%
生命科学部 応用化学 後期4教科型 411/500 82.2%
生命科学部 応用化学 後期5教科型 650/800 81.3%

※経営学部には、上記とは別に「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式があり、公式結果では合格最低点44/100と示されています。ただし、この44点が何の合計点かは配点内訳の記載がなく判断できないため、本記事では得点率換算を行っていません。

※合格最低点・満点は、立命館大学が公表する2025年度入試結果に基づきます。得点率は満点から編集部が算出した目安であり、大学公式の発表数値ではありません。合格最低点は過年度の結果であり、次年度の合格ラインを保証するものではありません。年度によって問題、受験者数、募集人数は異なり、共通テスト方式と併用方式では満点・判定方法も違います。データが公表されていない学部・方式もあるため、志望学部の入試要項もあわせて確認してください。

ボーダーと合格最低点の違い

以下は、ボーダーと合格最低点の性質をまとめた表です。

項目 ボーダー 合格最低点
公表元 予備校 立命館大学
数字の性質 合格可能性の予測 過年度に実際に合格した最低得点
出願時の使い方 現在の合格可能性を考える目安 過去の入試結果を確認する材料
注意点 合格を保証しない 次年度も同じ点になるとは限らない

出願判断では、最新のボーダーを中心に見ながら、過去の合格最低点も参考情報として確認することが大切です。

立命館大学の共通テスト利用を科目・配点で比較

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ここでは、ボーダーを正しく読むための前提となる、科目・配点の違いを確認します。次の章の「得点率から逆引き」では、ここで説明する換算の考え方を使います。

7科目型・5科目型・3科目型の違い

以下は、科目型ごとの主な対象と特徴をまとめた表です。

科目型 主な対象 特徴
7科目型 国公立大学との併願者 多くの受験科目を活用しやすい
5科目型 国公立型と私立型の中間 得意不得意のバランスが重要
3科目型 私立大学中心の受験生 科目を絞れるがボーダーが高い傾向

ただし、学部によって「7科目」「5科目」の内訳は異なります。国語、数学、外国語、地歴公民、理科、情報のうち、何が必須で何が選択かは、志望学部の入試要項で個別に確認してください。

得点換算と高得点科目の自動採用

共通テストの素点と、立命館大学の入試で使われる配点が異なる場合、大学側で換算が行われます。方式によっては、指定された科目群の中から高得点の科目が大学側で採用される場合もありますが、すべての受験科目から自由に高い科目が選ばれるわけではなく、対象科目は方式ごとに指定されています。

自己採点後は、まず志望方式の利用科目を確認し、必須科目を受験しているかを確かめます。次に立命館大学の配点に換算して合計点と得点率を算出し、最新のボーダーと比較する順序が適切です。

英語資格・情報Ⅰ・履修要件の注意点

共通テスト方式では、学部・方式によって英語資格が利用できる場合があります。対象方式は限られており、共通テスト英語の受験もあわせて必要かどうかは方式ごとに異なります。英語資格の級・スコアや換算条件の詳細は、以下の記事も参考にしてください。

情報Ⅰについても、すべての学部・方式で利用できるわけではありません。利用可能な方式は学部ごとに異なるため、個別に確認してください。

理系学部の履修要件については、情報理工学部、理工学部、生命科学部、薬学部の一部方式で、高校での履修に関する出願条件がある場合があります。高得点であっても、指定科目を履修していなければ出願できない場合がある点には注意が必要です。

自己採点の得点率から出願候補を逆引き

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前の章の換算方法を踏まえ、ここでは自分の得点率から候補を探します。ここでいう得点率は、共通テスト全体の単純な得点率ではなく、志望方式で利用される科目を立命館大学の配点に換算した得点率です。

以下の表は、共通テスト方式・共通テスト併用方式のボーダーが、実際にその得点率帯に入っている学部・方式を示したものです。自分の換算得点率がある帯に入っていても、それより下の帯に載っている方式のボーダーは下回っていないため、あわせて候補になります。

ボーダー得点率帯 共通テストのみで判定される方式(ボーダー) 独自試験を含む方式(ボーダー)
90%前後 国際関係学部3科目型(90%) 経営学部経営学科 併用情報活用型(90%)
85〜89% 国際関係学部5科目型(88%)、文学部日本文学研究学域・日本史研究学域3科目型(各88%)、経営学部経営学科3科目型(88%)、総合心理学部3科目型(87%) 産業社会学部現代社会専攻 併用3教科型・併用情報活用型(各87%)、政策科学部 併用3教科型(87%)、経営学部国際経営学科 併用3教科型(86%)
80〜84% 法学部3科目型(84%)、産業社会学部各専攻5科目型(80%)・3科目型(81%)、文学部日本文学研究学域・日本史研究学域5科目型(各84%)、経営学部経営学科5科目型(83%)、政策科学部3科目型(84%)、映像学部3科目型(83%)、経済学部3科目型(83%)、情報理工学部3科目型(82%) 理工学部建築都市デザイン学科 併用情報活用型(82%)、情報理工学部 併用数国活用型(83%)
75〜79% 法学部7科目型(76%)、産業社会学部スポーツ社会専攻7・5・3科目型(75/76/78%)、経済学部7科目型(76%)、食マネジメント学部5科目型(76%)、理工学部数理科学科7・5・3科目型(76/77/78%)、生命科学部応用化学7・5科目型(78/79%)、薬学部薬学科7・3科目型(77/78%) 食マネジメント学部 併用情報活用型(79%)、理工学部数理科学科 併用数学重視型(75%)
68〜74%前後 食マネジメント学部7科目型(74%)、理工学部電気電子工学科7・5・3科目型(71/72/73%)、理工学部ロボティクス学科7・5・3科目型(70/70/72%)、理工学部環境都市工学科7・5・3科目型(70/71/73%)、理工学部物理科学科7科目型(73%) 経済学部 併用3教科型(74%)、理工学部電気電子工学科 併用数学重視型(69%)、理工学部ロボティクス学科 併用数学重視型(68%)、理工学部環境都市工学科 併用数学重視型(70%)

得点率だけでなく、必要科目や資格・履修要件を満たしているかも確認してください(詳細は前の章を参照)。

90%前後で候補になる学部・方式

この得点率帯は、国際関係学部3科目型(90%)や経営学部経営学科の併用情報活用型(90%)など、立命館大学の共通テスト利用の中でも最も高い水準です。

この帯に届く場合、それより下のボーダー帯にある方式もあわせて候補になります。

85〜89%で候補になる学部・方式

国際関係学部5科目型や、文学部の一部学域・経営学部経営学科の3科目型などが該当します。学部が指定する科目を受験しているか、得点換算後もこの帯に入るかを確認してください。

80〜84%で候補になる学部・方式

検索する受験生が多いと想定される得点帯です。同じ学部でも、7科目型なら候補になる一方、3科目型ではボーダーに届かないケースがあります。

「80%あるから届くか」ではなく、80%がどの学部・科目型のボーダーに該当するかを確認することが重要です。

75〜79%で候補になる学部・方式

法学部7科目型や理工学部数理科学科の各科目型など、文系・理系ともに候補が出てくる得点帯です。「経済学部なら狙える」ではなく、経済学部は7科目型でこの帯に入るが、3科目型ではより高い得点率が必要という見方が正確です。

共通テスト方式だけでなく、独自試験を生かせる併用方式も候補になります。

68〜74%前後で検討できる学部・方式

理工学部の電気電子工学科・ロボティクス学科・環境都市工学科など、一部の学科・科目型でこの帯がボーダーになっています。

ただし、低めのボーダーは特定の学科・科目型に限られており、併用方式では独自試験の得点が必要です。「7割前後でも出願できる」と一般化せず、条件を満たせば候補として検討できる方式がある、という理解にとどめてください。

立命館大学の共通テスト利用で受かりやすい学部・方式は?

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「受かりやすい学部はどこか」という検索意図に答えますが、単純な穴場ランキングにはしません。ここでは、ボーダーの低さだけで「受かりやすい」と判断できない理由を解説します。

科目数が多い方式はボーダーが低い傾向

同じ学部・学科でも、科目数が多い方式ほどボーダーが低い例があります。3科目型には私立大学型の科目に絞って高得点を取る受験生が集まりやすく、7科目型は苦手科目を含む可能性があるため、科目数の少なさではなく自分の換算得点率が最もボーダーを上回りやすい方式を選ぶことが重要です。

独自試験が得意なら併用方式も候補

共通テストの得点率が共通テスト方式のボーダーに届かない場合でも、独自試験が得意なら併用方式が候補になります。数学重視型、数国活用型、情報活用型など、得意科目を生かせる方式があります。

ただし、共通テスト方式と併用方式では募集人数や競争相手が異なるため、表面上のボーダーだけでは難易度を比較できません。

配点・募集人数・科目相性から判断する

受かりやすさを判断する際は、ボーダー得点率と過去の合格最低点に加え、募集人数、利用科目、科目ごとの配点、高得点科目の採用方法、独自試験の有無、履修要件・資格要件、一般選抜との日程重複を確認してください。ボーダーが低くても募集人数が少ない方式や、苦手科目の配点が高い方式は、必ずしも受かりやすいとは言えません。

受かりやすさの結論は、ボーダーが最も低い方式ではなく、自分の換算得点率がボーダーを上回りやすく、出願条件も満たせる方式が、自分にとって狙いやすい方式だという点に集約されます。

ボーダーが比較的低い学部・方式の例

数値だけを見ると、理工学部の電気電子工学科・ロボティクス学科・環境都市工学科は、共通テスト方式・共通テスト併用方式ともに70%前後とボーダーが低めです。特にロボティクス学科・環境都市工学科の併用数学重視型は68〜70%と、この記事で扱った方式の中では最も低い水準にあります。

食マネジメント学部の7科目型(74%)も、文系の中では比較的抑えられたボーダーです。

ただし、これらの学科は数学・理科の配点比重が大きく、理系科目が得意でなければ換算得点は伸びません。また、併用方式は独自試験の得点も必要になるため、「ボーダーが低い=対策なしで受かる」わけではない点は変わりません。数学・理科に強みがあり、志望する分野と一致している受験生にとって、これらの学科は相対的に挑戦しやすい候補になります。

なお、立命館大学で受かりやすい学部については、以下の記事でも解説しています。

自分に合う学部・方式は?受験科目から判断しよう

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前章までの情報を、具体的な受験生タイプ別の出願判断につなげます。

国公立文系・理系の受験科目を生かす

国公立文系志望者は、法学部や経済学部の7科目型・5科目型を活用しやすく、3科目型と換算得点を比較する価値もあります。国公立理系志望者は、理工学部や生命科学部の7科目型を検討しやすい一方、方式によっては国語や地歴公民の配点にも注意が必要です。

以下は、受験タイプ別に生かしやすい方式と注意点をまとめた表です。

受験タイプ 生かしやすい方式 注意点
国公立文系 法学部・経済学部などの7科目型・5科目型 数学・理科を含む換算得点を確認
国公立理系 理工学部・生命科学部の7科目型・5科目型 履修要件や国語の配点に注意

私立3教科型の受験生が選びやすい方式

英語・国語・地歴公民、または英語・数学・理科を中心に勉強している受験生には、3科目型が向いています。3科目型は受験科目を生かしやすい一方、7科目型よりボーダーが高いケースが多い点には注意してください。学部によっては3科目型がない、あるいは特定科目が必須となるケースもあります。

共通テスト方式と一般選抜を組み合わせる

数学が得意な受験生であれば、理工学部などの数学重視型の併用方式も検討候補になります。共通テストで高得点を取れた場合は共通テスト方式を追加の合格機会として利用し、ボーダー付近であれば一般選抜・併用方式もあわせて受験する方法が考えられます。

共通テスト利用のほうが一般選抜より簡単とは限らない点も踏まえておいてください。

3月選考・後期分割方式まで候補を残す

2月の入試結果や国公立大学の受験状況を踏まえて、3月選考や後期分割方式を検討することもできます。ただし、後期だから難易度が低いとは限りません。募集人数が少ない、受験生が集中する、方式によって独自試験があるといった点に注意し、出願期間・必要教科・募集人数・合格発表日・入学手続期限を事前に確認しておいてください。

立命館大学の共通テスト利用に関するよくある質問

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共通テスト後に出願できる?

立命館大学の共通テスト利用は、2月選考・3月選考・後期分割方式など複数の出願機会があり、共通テスト終了後に自己採点結果を確認してから出願できる方式もあります。

ただし、共通テスト終了後から出願締切までの期間は方式によって短い場合があるため、出願登録や必要書類の準備は事前に進めておくことをおすすめします。正確な出願期間は、出願年度の学生募集要項で確認してください。

合格発表と入学手続はいつ?

2月選考、3月選考、後期分割方式では、合格発表日と入学手続期限がそれぞれ異なります。国公立大学との併願者は、国公立前期の合格発表より前に手続金が必要になるかどうかを特に確認しておく必要があります。

まとめ 得点率を立命館大学の配点に換算して出願先を決めよう

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立命館大学の共通テスト利用には、共通テストの成績を中心に判定する共通テスト方式と、独自試験も必要な共通テスト併用方式があります。ボーダーは学部だけでなく、7科目型・5科目型・3科目型によっても異なります。

過去の合格最低点は参考になりますが、次年度の合格を保証する数字ではありません。得点率にあわせて、必要科目・募集人数・履修要件・独自試験の有無も確認しておく必要があります。

立命館大学の共通テスト利用で出願先を決めるには、志望学部・科目型の配点に換算した得点率を、最新のボーダーと比較することが近道です。共通テスト方式だけに絞らず、併用方式・一般選抜・3月選考まで含めて、合格機会を広げる出願計画を立てましょう。

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