大学願書の書き方|氏名・住所・高校名の書き方を完成見本で解説
「住所ってどこから書けばいいんだろう」「封筒の御中って書き直すの?」大学の願書を前にして、手が止まっていませんか。
願書は初めて書く人がほとんどのため、住所や高校名、封筒の敬称などで迷うのは決して珍しいことではありません。
この記事では、願書の書き方から提出前の確認まで、完成見本とともに解説します。手元の願書と照らし合わせながら読み進めてください。
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目次
大学願書の書き方|まず完成見本を確認

願書は大学ごとに様式が異なりますが、氏名・住所・高校名などは正式な表記で、読みやすく丁寧に記入するのが基本です。ただし、募集要項や記入例に指定がある場合は、その指示を優先してください。
以下は、大学願書によく見られる記入欄をまとめた完成見本です。氏名・ふりがな・生年月日・住所・電話番号・高校名・卒業見込み・日付・証明写真といった項目が、どのあたりに配置されるかのイメージとして参考にしてください。

まずは全体像をつかんだうえで、次の項目から自分の願書の該当欄を確認していきましょう。
書き始める前に募集要項・筆記具・必要書類を確認する
願書を書き始める前に、まず大学の募集要項や記入例に目を通しておくことが大切です。
確認しておきたいのは、記入方法・筆記具の指定・証明写真のサイズ・押印の要否・必要書類・訂正方法の6点です。
筆記具は黒インクのボールペンなどが指定されることがあります。募集要項に指定がある場合は、その指示に従いましょう。こすると文字が消えるフリクションタイプのペンは、公的な書類には向かないため避けるのが無難です。
ここで押さえておきたいのは、この先の各項目もあくまで一般的な書き方であり、大学の指定があれば必ずそちらが優先されるという点です。この前提を踏まえたうえで、次から具体的な記入欄を見ていきます。
氏名・ふりがなを書く
氏名欄は、願書の記入例や大学の指示に従い、本人確認書類などと表記をそろえて記入します。
姓と名の欄が分かれている場合は、その区切りに合わせて記入しましょう。「ふりがな」と書かれていればひらがな、「フリガナ」とカタカナで指定されていればそれに従います。
旧字体や特殊な漢字を使う氏名の場合、記入方法が大学によって異なることがあります。
不明な点があれば、自己判断せずに大学の入試課へ確認しておくと安心です。
住所・電話番号を書く
住所欄は、多くの受験生が迷いやすいポイントのひとつです。
たとえば「東京都○○区○○一丁目2番3号 ○○マンション101号室」のように、都道府県から書き始め、建物名や部屋番号まで省略せずに記入します。
「〇丁目〇番〇号」のような表記と、「1-2-3」のような略記のどちらを用いるかで迷う人も多いはずです。特に指定がない場合は、丁目・番・号を省略せず正式な形式で書くのが基本です。「1-2-3」のような略記でも間違いではありませんが、公的な書類では丁寧な印象を与える正式表記が無難とされています。募集要項や住所欄の記入例に指定があれば、そちらを優先してください。
同じ住所や名称が続く場合でも、「〃」や「同上」で省略せず、正式な名称をそのまま書くことが大切です。
電話番号欄は、自宅・携帯など欄の指定にあわせて記入してください。
高校名・学歴を書く
高校名は「○○高校」のような略称ではなく、学校が定めている正式名称で記入します。
たとえば「○○県立○○高等学校」が正式名称であれば、その名称をそのまま記載しましょう。
学科名を記入する欄がある場合は、学科名まで書きましょう。卒業区分を記入する欄がある場合は、在学中であれば「卒業見込み」など、願書の形式に合わせて記入します。
学歴欄にどこまで記入するかは、大学の記入例を確認してください。
日付・証明写真・押印欄を書く
日付・証明写真・押印欄は、細かい点が多いため注意しながら進めましょう。
日付欄には、願書で指定された日を記入します。「記入日」なのか「提出日」なのかで意味合いが変わるため、指定があればそれに従いましょう。西暦か和暦かも、願書の形式にあわせてください。
証明写真は、募集要項でサイズと撮影時期の指定を確認します。写真の裏面に氏名の記入を求められている場合は、必ず記入してから貼り付けましょう。貼付位置がずれないよう、指定された枠内に丁寧に貼ります。
押印欄がある場合のみ押印し、印鑑の種類について大学から指定があれば、その指示に従ってください。
願書を書き間違えたときの直し方
願書を書き間違えた場合は、まず募集要項や大学の案内で訂正方法を確認してください。
願書のような公的書類では、修正液・修正テープの使用は避けるのが一般的です。新しい用紙に書き直すのがもっとも確実ですが、予備がない場合は二重線を引いて訂正印を押す方法が広く使われています。ただし、この方法自体を大学が認めていないケースもあるため、募集要項の訂正方法に関する記載を必ず確認してください。
Web出願の場合は、登録内容を修正できる期間や方法があらかじめ定められていることがあります。書き間違えた場合でも、大学が訂正方法や修正手続きを案内していることがあります。
まずは募集要項を確認し、必要に応じて大学へ問い合わせましょう。
願書を書き終えたら提出前に確認すること

願書を書き終えたら、すぐに封をするのではなく、記入漏れや添付書類をもう一度確認しましょう。
ここまでの内容を一通り確認したら、提出前の最終チェックに進みます。焦って封をしてしまうと、あとから記入漏れに気づいても対応が難しくなるため、時間をとって見直すことが大切です。
記入漏れ・写真・必要書類を確認する
提出前には、以下の項目を一つずつ確認していきましょう。
- 氏名・住所に記入漏れや誤字がないか
- 高校名が正式名称になっているか
- 日付が正しく記入されているか
- 証明写真が指定どおりに貼付されているか
- 押印欄に押印が必要な場合、押し忘れていないか
- 調査書などの必要書類がそろっているか
- 大学が指定するその他の提出書類が用意できているか
- 封筒の宛名や敬称に誤りがないか
- 出願期限に間に合うスケジュールになっているか
一つひとつの項目を順番にチェックすることで、思い込みによる記入漏れを防ぎやすくなります。
チェックしてみて不安な項目があれば、次のステップで第三者にも確認してもらいましょう。
家族や先生にも確認してもらい、願書のコピーを残す
本人が一度確認しただけでは、記入漏れや誤字に気づきにくいことがあります。
保護者や学校の先生など、自分以外の目で願書をチェックしてもらうと、見落としに気づける可能性が高まります。提出前に第三者の確認を挟むことは、記入ミスを防ぐうえで有効な方法です。
あわせて、提出前にコピーを取るか、スマートフォンで写真を残しておくこともおすすめします。出願後に記入内容を確認したいときや、面接前に志望理由の内容を振り返りたいときに役立つためです。
封入方法・郵送方法・出願期限は大学の指定に従う
願書が完成しても、封入や郵送の方法を間違えると受理されない可能性があります。
書類を入れる順番やクリップの使用可否は、大学の指定を確認しましょう。
大学からの指定がない場合、追跡・配達記録が残る簡易書留が広く使われています。普通郵便でも受理されないわけではありませんが、出願書類は届かなかった場合の影響が大きいため、記録が残る発送方法を選んでおくと安心です。
速達は「早く届ける」ためのオプションなので、必着期限が迫っている場合に簡易書留と併用するとよいでしょう。もちろん、大学が郵送方法を指定している場合はその指示が最優先です。
郵送での出願期限は、「必着」または「消印有効」とされているケースが多いため、どちらが指定されているか確認しましょう。
必着は、指定された期日までに大学へ書類が届いている必要がある方式です。一方、消印有効は、指定日までの消印が押されていれば受け付けられる方式を指します。
どちらの場合も、郵便窓口の営業時間や配達にかかる日数を考え、余裕を持って発送することが安心につながります。封筒のサイズや扱い方について確認したい場合は、以下の記事もあわせてご覧ください。
大学願書の書き方に関するよくある質問

ここでは、大学願書の書き方に関する疑問について、Q&A形式でまとめました。
大学の願書とは?
大学の願書とは、入学試験を受けるために提出する申込書類のことです。
現在はWeb出願を採用する大学も増えており、紙の願書そのものが存在しないケースもあります。出願方式は大学ごとに異なるため、募集要項で確認しておきましょう。
大学の願書はどこでもらえる?
紙の願書が必要な場合、大学の公式サイトから請求する方法や、大学の窓口で直接受け取る方法があります。
Web出願を採用している大学であれば、オンライン上での登録がそのまま出願手続きになることもあります。取得方法は大学によって異なるため、志望校の公式情報を確認してください。
大学の願書はいつまでに取り寄せればいい?
取り寄せにかかる日数や、必要書類の準備期間を考慮して、出願期間の直前ではなく余裕を持って取り寄せるのがおすすめです。
郵送で取り寄せる場合は届くまでに数日かかることもあるため、早めの行動を心がけましょう。
調査書とは?
調査書とは、高校が作成し、大学への出願時に提出する書類の一つです。学習成績や学校での活動など、所定の情報が記載されています。
願書は受験生本人が記入する出願書類ですが、調査書は高校が作成する点が大きな違いです。発行には学校側の手続きが必要なため、必要な枚数や発行方法を、通っている高校や出願先の大学それぞれに確認しておきましょう。
願書は本人が書かないといけない?
願書の本人記入欄は、原則として受験する本人が記入します。
内容について保護者や学校の先生に確認してもらったり、不明点を相談したりすること自体は問題ありません。ただし、記入そのものを代筆してもらうのは避けましょう。
願書を鉛筆で下書きしてもいい?
本番の願書へ直接下書きをするより、まず願書のコピーなどを使って記入内容を確認しておくと安心です。
原本に鉛筆で下書きをする場合は、大学から禁止されていないかを確認し、清書後に消し跡が残らないよう注意してください。
Web出願なら紙の願書は必要ない?
Web出願だからといって、すべての手続きがオンラインだけで完結するとは限りません。
調査書など、一部の書類は別途郵送が必要な大学もあります。Web出願後に必要な手続きが残っていないか、あわせて確認しておきましょう。
願書を大学へ直接持参してもいい?
持参による提出を受け付けている大学もあれば、郵送のみとしている大学もあります。
「近いから」「締め切りが迫っているから」といった理由で自己判断のまま持参するのは避け、必ず募集要項に記載された提出方法を確認してください。
まとめ 大学願書は募集要項を確認し、項目ごとに丁寧に記入しよう

大学願書は、氏名・住所・高校名といった項目を正式な表記で丁寧に記入し、わからない点や書き間違いを自己判断で処理しないことが何より大切です。封筒についても、宛先の敬称や自分の住所といった記載事項を一つずつ確認しながら仕上げていきましょう。
記入を終えたら、記入漏れの確認だけで終わらせず、家族や先生など第三者の目を借りたうえで、コピーを残してから提出に進んでください。すべての項目に共通するのは、大学の募集要項や記入例が一般的なマナーよりも優先されるという点です。迷ったときは自己判断せず、必ず募集要項に立ち返るようにしましょう。
願書本体を書き終えたら、封筒のサイズや色、「願書在中」の書き方、封の仕方も確認しておきましょう。大学願書を送る封筒については、以下の記事で詳しく解説しています。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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