定期テストとは?何点なら高い?中間・期末の違いや内申との関係を解説
「定期テストって結局何?」と疑問に思っていませんか。中間テストと期末テストの違いや、何教科あるのかもよくわからないかもしれません。
定期テストとは、中学校や高校で定期的に行われる、授業内容の理解度を確認するテストです。結果は通知表や評定にも関係します。
この記事では、中間・期末・学年末の違い、いつ・何教科あるのか、中学生と高校生の違い、そして5教科350点・400点・450点をどう見ればよいかまで、順番に整理します。成績や内申との関係も解説します。定期テストの基本を押さえたうえで、テスト勉強をいつから始め、何から手をつければよいかも紹介します。
編集部
塾選ジャーナル編集部
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
目次
定期テストとは?いつ・何教科あるのか

定期テストの大きな特徴は、学校の授業で扱った内容が主な出題範囲になることです。
教科書や授業プリント、学校ワークなどが範囲になることが多く、学校や学年によって問題の難易度や範囲が異なります。また、学期の途中や終わりなど、学校の年間予定に沿って行われる点も特徴です。点数は、通知表や評定をつける際の材料の一つになります。
教科数については、中学校では国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加えて、期末テストなどで音楽・美術・保健体育・技術・家庭といった実技教科のテストが行われることがあります。高校では科目がさらに細かく分かれるため、中学校よりテスト科目数が多くなる傾向がありますが、学校や学年、履修状況によって異なるため、必ず何教科と断定できるものではありません。
小学校までの単元テストと比べると、範囲の取り方にも違いがあります。小学校では単元ごとに短い範囲でテストを受けることが多いのに対し、中学校以降の定期テストは複数週間分の授業内容がまとめて出題されることがあります。
つまり定期テストとは、学校で学んだ内容を一定期間ごとに確認し、成績をつける材料にもなるテストだと考えておくとよいでしょう。
中間テスト・期末テスト・学年末テストの違い
定期テストには、中間テスト・期末テスト・学年末テストといった種類があります。それぞれの違いを表で整理します。
以下は、中間・期末・学年末テストの実施時期と特徴をまとめた表です。
| 種類 | いつ行われるか | 特徴 |
|---|---|---|
| 中間テスト | 学期の途中 | 学期前半の内容が中心になりやすい |
| 期末テスト | 学期末 | 学期後半の内容が中心になり、実技教科が加わることもある |
| 学年末テスト | 学年末 | その学年最後の定期テスト。範囲が広くなる場合もある |
表からわかるとおり、名称によって出題範囲や実施時期のイメージが異なります。ただし、すべての学校で中間・期末・学年末の3種類が行われるわけではありません。
2学期制の学校や、中間テストを実施しない学校もあるため、正確な種類や回数は自分の学校の案内で確認しましょう。
定期テストはいつ?年に何回ある?
定期テストの時期や回数は、学校によって異なります。そのうえで、一般的な目安をお伝えします。
3学期制の学校を例にすると、おおむね次のようなタイミングで実施されることが多いです。
| 学期 | テストの種類 | 時期の目安 |
|---|---|---|
| 1学期 | 中間テスト | 5月ごろ |
| 1学期 | 期末テスト | 6〜7月ごろ |
| 2学期 | 中間テスト | 9〜10月ごろ |
| 2学期 | 期末テスト | 11〜12月ごろ |
| 3学期 | 学年末テスト | 2〜3月ごろ |
これはあくまで一般的なイメージであり、2学期制の学校や学年によって時期は前後します。正確な日程は、年間行事予定や学校から配布される予定表、学年通信、テスト範囲表などで確認しましょう。
中学生の定期テストの時期や回数、教科について詳しく知りたい方は、こちらもあわせてご覧ください。
中学生と高校生では何が違う?
定期テストの基本的な役割は中学・高校で共通していますが、教科・科目数や学習量、成績との関係には違いがあります。
以下は、中学生と高校生の定期テストの違いをまとめた表です。
| 比較軸 | 中学生 | 高校生 |
|---|---|---|
| 教科・科目数 | 主要5教科+実技教科など | 科目が細分化され、数が増えやすい |
| テスト範囲 | 授業・教科書・学校ワークなどが中心 | 授業内容が中心だが、科目ごとの学習内容が増える |
| 学習量 | 複数教科を並行して対策する | 科目数が多く、早めの準備が必要になりやすい |
| 成績との関係 | 通知表の評定・内申点に関係 | 評定が推薦入試などで使われる場合がある |
表からわかるとおり、高校では「数学」ではなく数学Ⅰ・数学Aのように科目が細かく分かれるため、テスト科目数が増えやすくなります。ただし、高校の科目編成は学校・学年・履修状況によって異なるため、必ず何科目と断定できるものではありません。
中学生・高校生それぞれの定期テストについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
中学生の方
高校生の方
定期テストは何点取ればいい?350点・400点・450点の見方

「何点なら高いのか」という疑問に、全国共通の答えはありません。定期テストは学校ごとに作られるため、難易度や平均点が学校によって異なるからです。
そのため、点数そのものだけでなく、平均点との差や前回からの変化もあわせて見ることが大切です。
この視点を持つことで、今回の結果をどのように受け止めればよいか考えやすくなります。
まずは点数だけでなく平均点との差を確認しよう
400点という数字だけでは、実は高いのか低いのか判断できません。
たとえば、5教科合計の学年平均が公表されているとして、同じ400点でも、平均が300点なら平均より100点高く、平均が380点なら差は20点です。テストの難易度や平均点によって、同じ点数でも学年内での位置づけは変わります。平均点が公表されている場合は、平均との差も確認しましょう。
自分の点数が何点だったかだけでなく、平均点との差、各教科の平均点との差を見るようにしましょう。前回との比較も、自分自身の変化を見る参考になります。ただし、テストごとに範囲や難易度が異なるため、点数だけでなく苦手だった単元や間違え方も確認しましょう。
なお、平均点より高ければ必ず安心というわけでもありません。大切なのは、点数だけで一喜一憂せず、自分の得意・苦手や次に復習すべき分野を見つけることです。
5教科350点・400点・450点はどのくらい?
ここでは、主に中学生の定期テストを想定し、5教科500点満点の場合の350点・400点・450点を整理します。
以下は、5教科500点満点における得点率の目安をまとめた表です。
| 合計点 | 1教科あたりの平均 | 得点率 |
|---|---|---|
| 350点 | 70点 | 70% |
| 400点 | 80点 | 80% |
| 450点 | 90点 | 90% |
この表は、あくまで「何%取れているか」を表しただけのものです。350点なら低い、450点なら必ず学年上位、と判断できるものではありません。
たとえば、5教科400点でも、5教科すべて80点前後のケースと、得意教科で90点以上・苦手教科で60点台というケースでは、次に復習すべき内容が異なります。合計点だけでなく、教科ごとの得点も確認しましょう。
得点率は計算できても、偏差値や学年内での位置までは、この表だけでは判断できません。
定期テストの点数から偏差値はわかる?
定期テストの点数だけを見ても、偏差値はわかりません。
偏差値は、単に得点率を示す数字ではなく、受験者集団の中で自分がどの位置にいるかを見るための指標です。「400点なら偏差値60」のような単純な換算はできません。
その理由は、テストの難易度が学校ごとに違うこと、平均点が違うこと、点数のばらつきも違うことにあります。同じ400点でも、テストが違えば意味する位置づけも変わります。
自分の学力を他の受験生と比較したい場合は、定期テストだけでなく模試などの結果もあわせて参考にするとよいでしょう。
定期テストは何のため?成績・内申との関係

定期テストを行う目的の一つは、それまでの授業内容をどの程度理解できているか確認することです。生徒にとっては、自分の得意・苦手を把握する機会にもなります。また、結果は学校が成績をつける際の材料の一つです。
ただし、点数がそのまま評定になるわけではない点には注意が必要です。この点を、中学生・高校生それぞれの視点で見ていきます。
中学生|通知表・高校受験の内申との関係
中学生にとって、定期テストの点数は通知表や内申に関係するため重要な要素です。
定期テストの結果などをもとに各教科の評定がつけられ、その評定が内申点の基礎になります。定期テストの点数だけで評定が決まるわけではなく、各教科の観点に沿って学習状況が評価されます。
定期テストの結果は高校受験で使われる内申点にも関係します。ただし、テストの点数だけで内申点が決まるわけではありません。
高校入試での内申点の計算方法や扱いは、都道府県などによって異なります。中学生の定期テストと高校受験との関係について詳しくは、こちらをご覧ください。
高校生|評定・推薦入試との関係
高校生の場合、定期テストは学校の評定を決める材料の一つとなります。
学校推薦型選抜をはじめ、総合型選抜などでも大学・学部によって評定が出願条件や選考材料になる場合があります。高校の成績を通じて、大学受験に関わってくることがあるということです。
一方で、定期テストの点数そのものが、そのまま大学入試の得点になるわけではありません。日々の学習の積み重ねとして捉えるとよいでしょう。
定期テストの勉強はいつから?まずやること

定期テスト対策は、2週間前を一つの目安に始めると進めやすくなります。ただし、科目数が多い場合や苦手教科がある場合は、もっと早めに取りかかると安心です。
ここでは、まず押さえておきたい準備の流れを確認しましょう。
勉強は2週間前を一つの目安に始める
「いつから始めればいいか」については、2週間前を目安にするのが一つの考え方です。
大まかな流れとしては、2週間前にテスト範囲を確認して学校ワークを進め、1週間前からは間違えた問題や苦手分野を解き直し、直前は暗記事項の最終確認にあてる、という進め方が基本になります。
早めに取りかかるほど、苦手分野を解き直す時間を確保しやすくなります。
中学生の「いつから・どのくらい勉強すればいいか」について詳しくは、こちらをご覧ください。
範囲を確認して学校ワーク・苦手分野から進める
勉強を始める際は、まずテスト範囲を確認し、学校ワークや問題集を進め、間違えた問題を解き直すという順番が基本です。
ワークを一度終わらせただけで満足せず、間違えた問題をもう一度解き直すところまで行うことが、理解度を高めるポイントになります。
中学生向けの具体的な勉強法は以下の記事で紹介しています。
学年を問わず定期テスト対策の基本を知りたい場合は以下も参考にしてください。
定期テストについてよくある質問

ここでは、定期テストに関する疑問をまとめて回答します。
定期テストは何点満点?
1教科100点満点で実施されるケースが多く見られますが、配点は学校や科目によって異なります。自分の学校のテスト用紙や案内で確認しましょう。
定期テストで赤点は何点?
赤点の基準は学校によって異なり、「〇点未満」のように固定されている場合もあれば、別の基準が設けられている場合もあります。
校則や成績に関する案内で、自分の学校の基準を確認しておきましょう。
定期テストを休んだら0点になる?
定期テストを休んだからといって、必ず0点になるとは限りません。学校によって、後日の追試や見込み点、欠席として別の方法で評価するなど対応が異なります。
体調不良などで休む場合は、まず学校へ確認しましょう。
定期テストの過去問は使ってもいい?
学校や先生から過去問・練習問題が配布されている場合は、出題形式や問題量を確認する材料になります。
ただし、同じ問題が出るとは限らないため、学校ワークや教科書、授業プリントを優先しましょう。
定期テストと実力テスト・模試の違いは?
定期テストは、学校で最近学んだ範囲の理解度を確認するテストです。実力テストは、これまでに学んだ内容を広く確認するために行われます。
模試はさらに、幅広い範囲の問題を通して、志望校判定や受験者の中での自分の位置を確認する目的があります。
定期テストは意味ないって本当?
定期テストに意味がないとは一概にいえません。授業内容の理解度を確認したり、苦手を見つけたりするほか、学校の成績をつける材料にもなります。
まとめ 定期テストは仕組みを知って、点数を次の勉強につなげよう

定期テストとは、中学校や高校で一定期間の授業内容を確認するために行われ、結果は通知表や評定をつける材料にもなるテストです。
中間・期末などの時期や回数、教科数は学校によって異なるため、自分の学校の予定を確認しておきましょう。
また、定期テストの点数は「400点だったから高い・低い」と数字だけで判断せず、平均点との差や前回からの変化もあわせて確認することが大切です。点数の見方がわかれば、自分が復習すべき教科や分野も見つけやすくなります。
定期テストの仕組みがわかったら、次は自分の学年に合った方法で準備を始めましょう。
中学生の定期テスト勉強法を詳しく知りたい方はこちら
高校生の定期テスト対策を詳しく知りたい方はこちら
中学生の保護者の方はこちら
高校生の保護者の方はこちら
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
注目の塾
PR









