関西学院大学 英検®利用は何級・何点が必要?出願条件とCSEスコアの目安まとめ【2027年度入試】
「関西学院大学の入試で英検®は使えるのだろうか」と気になっている受験生や保護者は少なくありません。
結論からお伝えすると、関西学院大学では英検®などの英語資格・検定試験を利用できます。ただし利用できるのは主に大学入学共通テストを利用する入学試験の「英語資格・検定試験利用」方式で、英検®を提出すれば一般入試の英語が一律で免除されるわけではありません。
この記事では、関西学院大学における英検®利用の仕組みと、出願に必要なCEFRレベル・CSEスコアの目安を解説します。あわせて、提出時期の注意点や受験戦略まで整理しますので、英検®を活かした受験を検討している方はぜひ参考にしてください。
編集部
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目次
関西学院大学の入試で英検®は利用できる?

まず結論からお伝えすると、関西学院大学の入試では英検®などの英語資格・検定試験を利用できます。
ただし利用できるのは、主に大学入学共通テストを利用する入学試験の「英語資格・検定試験利用」方式です。一般入学試験(独自試験)そのものが免除されるわけではない点に注意してください。
共通テスト利用入試の1月出願で利用できる
関西学院大学で英検®を利用できるのは、大学入学共通テストを利用する入学試験の1月出願です。
この方式では、英語資格・検定試験において一定以上のスコアを保有していることを出願資格とし、大学入学共通テストの各学部が指定する教科・科目の成績で合否が判定されます。3月出願には、英語資格・検定試験利用の枠は設けられていません。
文系学部は3科目型、理系学部は3教科型で利用できる
英語資格・検定試験利用では、文系学部は3科目型、理系学部は3教科型として設けられています。
2027年度一般選抜入試ガイドでは、英語の配点が文系学部で全体の60%、理系学部で全体の50%を占めるとされています。ただし文学部のみ例外で、英語の配点は約40%にとどまります。文学部志望者は、他の文系学部と同じ感覚で「英語配点60%」と捉えないよう注意してください。
区分ごとの英語資格・検定試験利用方式
| 区分 | 方式名 | 英語配点の目安 |
|---|---|---|
| 文系学部(文学部除く) | 3科目型(英語資格・検定試験利用) | 全体の約60% |
| 文学部 | 3科目型(英語資格・検定試験利用) | 全体の約40% |
| 理系学部 | 3教科型(英語資格・検定試験利用) | 全体の約50% |
この表からわかるように、英検®を活かせるのは1月出願に限られます。3月出願を検討している場合は、別の方式を確認しておく必要があります。
参考:2027年度 一般選抜 入試ガイド スタート版|関西学院大学
出願にはCEFR B1レベル以上が必要
関西学院大学の英語資格・検定試験利用では、出願資格としてCEFR B1レベル以上のスコアが求められます。
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)は、外国語の熟達度をA1からC2まで6段階で示す国際基準です。関学の指定表では、英検®2級以上またはCSEスコア1950点以上がB1相当の目安とされています。
英検®以外の英語資格・検定試験も利用可能
関西学院大学では、英検®以外の英語資格・検定試験も出願資格として利用できます。
対象となるのは、GTEC(オフィシャルスコアに限る)、IELTS(Academic Module)、TEAP、TEAP CBT、TOEFL iBT、TOEIC L&R/TOEIC S&W、ケンブリッジ英語検定です。すでに英検®以外の資格を保有している場合も、公式サイトのスコア表でCEFR相当レベルを確認しておきましょう。
関西学院大学の英検®利用では何級・何点が有利?CSEスコアの目安と注意点

続いて、関西学院大学の英語資格・検定試験利用で実際に必要となるスコアの目安を見ていきます。
級名だけで判断せず、CSEスコアやCEFR相当レベルまで確認することが重要です。
出願条件はCEFR B1レベル以上
関西学院大学の英語資格・検定試験利用では、出願条件としてCEFR B1レベル以上を満たす必要があります。
英検®の場合、受検した級によって必要なCSEスコアが異なる点に注意してください。級の合否だけでなく、スコア表や合格証に記載された数値を確認する必要があります。
英検®は受検級ごとに必要なCSEスコアが異なる
関西学院大学が指定するCEFR B1相当の基準は、英検®2級以上またはCSEスコア1950点以上です。
ただし、これは2級以上を受検した場合に限られます。公式資料では、準1級を受検した場合は1980点以上、1級を受検した場合は2304点以上が必要と示されています。受検した級によって基準となるCSEスコアが上がっていく仕組みです。
受検級ごとの基準CSEスコア
| 受検した級 | 必要なCSEスコア |
|---|---|
| 2級以上受検分 | 1950点以上 |
| 準1級受検分 | 1980点以上 |
| 1級受検分 | 2304点以上 |
この表からわかるとおり、受検した級が上がるほど、求められるCSEスコアの基準も高く設定されています。準1級や1級を受検する場合は、2級受検時よりも高いスコアを取得する必要がある点に注意してください。
準2級・準2級プラスは基準表に記載がなく対象外の可能性が高い
関西学院大学が公表するスコア表には、準2級や準2級プラスについての基準が明記されていません。
指定表に記載があるのは、2級以上を受検した場合の基準のみです。したがって、準2級以下のスコアでは、この方式の出願条件を満たさない可能性が高いといえます。準2級を保有している場合は、2級以上の再受検を検討するか、別の入試方式を選ぶとよいでしょう。
英検®S-CBTも利用できる
英検®S-CBTで取得したスコアも、従来型の英検®と同様に出願資格として利用できます。
ただし、出願時に必要なスコア証明書が締切までに準備できるかは必ず確認しましょう。対象となる試験形式の詳細は、出願を予定している年度の入学試験要項の対象試験一覧で確認してください。
合格の目安は?前年度の英検利用のボーダーを確認しよう
関西学院大学では、前年度の共通テスト利用入試における学部別の合格最低得点率が公表されています。
2027年度一般選抜入試ガイドには、2026年度入試(1月出願)の英語資格・検定試験利用における学部別の合格最低得点率が掲載されています。以下は、その一部をまとめた表です。
共通テスト利用入試(1月出願・8科目入試)の2026年度(昨年度)入試合格最低得点率
| 学部 | 英語資格・検定試験利用の合格最低得点率 |
|---|---|
| 神学部 | 71.7% |
| 文学部 | 73.9% |
| 社会学部 | 71.7% |
| 法学部 | 71.1% |
| 経済学部 | 73.0% |
| 商学部 | 73.0% |
| 人間福祉学部 | 70.5% |
| 国際学部 | 76.8% |
| 教育学部 | 71.2% |
| 総合政策学部 | 71.4% |
| 理学部 | 71.2% |
| 工学部 | 70.9% |
| 生命環境学部 | 70.5% |
| 建築学部 | 69.4% |
参考:2027年度 一般選抜 入試ガイド スタート版|関西学院大学
この表からわかるとおり、多くの学部でおおむね70〜74%程度の得点率が合格の目安となっており、国際学部はほかの学部と比べてやや高い76.8%となっています。ただし、これは前年度の実績値であり、年度によって変動する可能性があります。
また、英検®などのスコアそのものの合否ラインではない点にも注意してください。英語資格・検定試験はあくまで出願資格として使われ、実際の合否は共通テストの指定科目の成績で判定されます。
英検®スコアの提出時期・注意点・有効期限

英検®を利用する場合、提出時期やスコアの有効期限についても事前に理解しておく必要があります。
共通テスト利用入試は出願時期が早いため、準備不足には特に注意してください。
出願は共通テスト前日までに済ませる
関西学院大学の共通テスト利用入試(1月出願)は、共通テスト実施前日までに出願を済ませる必要があります。
2026年度入試では、1月出願の出願期間は2026年1月4日から1月16日までとされています。年度によって日程が変わる可能性があるため、出願を予定している年度の入学試験要項で必ず確認してください。
スコア表・合格証のCEFR表記を必ず確認する
関西学院大学の指定表では、スコア表や合格証に記載されたCEFRレベルをもとに出願資格の有無を判断します。
「2級に合格しているから大丈夫」と自己判断せず、実際のスコア証明書に記載された数値やCEFR相当レベルを確認する習慣をつけましょう。
有効期限は各試験団体の規定に準じる
英語資格・検定試験のスコアは、各民間試験運営機関が定める有効期限内のものに限られます。
取得時期そのものが古くても、有効期限内であれば利用できる可能性があります。ただし、これは試験団体ごとに規定が異なるため、必ず公式の証明書や運営団体の案内で確認してください。
合格証・スコアレポートは早めに準備する
出願直前になって証明書の取り寄せに慌てないよう、合格証やスコアレポートは早めに準備しておきましょう。
英検®の場合、二次試験の結果通知やスコア証明書の発行には一定の時間がかかります。出願スケジュールから逆算し、余裕を持って手配することをおすすめします。
出願前に必ず最新の入学試験要項を確認しよう
出願条件や必要書類は、年度によって変更される可能性があります。この記事は2026年度・2027年度の公式資料をもとに解説していますが、実際に出願する際は、必ずその年度の入学試験要項で最新情報を確認してください。
関西学院大学入試で英検®利用するメリット

英検®を活用することで、関西学院大学の受験にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットを3つ紹介します。
出願できる方式の選択肢が増える
必要なCSEスコアを満たしていれば、共通テスト利用入試の英語資格・検定試験利用方式を選択肢に加えられます。
一般入学試験だけでなく、共通テスト利用入試も含めた併願パターンを組み立てられる点は大きなメリットです。
英語が得意な受験生ほど配点面で有利になりやすい
英語資格・検定試験利用は、英語配点の比率が高く設計されているため、英語が得意な受験生に向いた方式です。
文系学部では英語の配点が全体の60%、理系学部でも50%を占めます。英語を得点源にしたい受験生にとって、検討する価値のある方式といえるでしょう。
英語資格を事前に取得しておけば共通テスト利用入試の選択肢が広がる
英語資格・検定試験利用方式では、出願時点で一定以上の英語資格スコアを持っていることが必要です。
高1・高2のうちに英検®2級以上を取得しておけば、高3の出願時に共通テスト利用入試の選択肢を増やせます。ただし、英検®スコアが共通テスト英語の点数に換算されるわけではなく、英語資格は出願資格として扱われる点に注意しましょう。
関西学院大学 英検®利用の受験戦略|併願パターンやスコア不足対策も紹介

英検®を活用した関西学院大学受験の戦略を、3つの観点から紹介します。
今のスコアで足りない場合の対策法
現在のCSEスコアが基準に届いていない場合、2級以上での再受験を検討しましょう。
特にライティングとスピーキングでスコアを落とすと、CSEスコア1950点の基準を満たしにくくなります。苦手な技能を分析し、優先的に対策することをおすすめします。
一般入試と共通テスト利用入試を併願する
関西学院大学では、一般入学試験に加えて共通テスト利用入試も併願が可能です。
英語資格・検定試験利用だけに絞らず、一般入試の各日程や共通テスト併用日程も組み合わせることで、受験のチャンスを広げられます。
関関同立など他大学の英検®利用にもつなげやすい
関西学院大学を志望する受験生は、同志社大学・立命館大学・関西大学など関関同立の他大学もあわせて検討するケースが多く見られます。ただし、大学ごとに利用方式や必要スコア、有効期限の扱いは異なります。志望校ごとの制度を個別に確認しておきましょう。
総合型選抜など別ルートでも英語資格を活かせる場合がある
一般選抜以外にも、学部特色入学試験などで英語資格・検定試験のスコアが出願条件になるケースがあります。
この記事では一般選抜・共通テスト利用入試を中心に解説していますが、総合型選抜を検討している場合は、あわせて募集要項を確認するとよいでしょう。
関西学院大学入試の英検®利用でよくある質問(FAQ)

最後に、関西学院大学の英検®利用に関するよくある質問をまとめました。
関西学院大学で利用できる英検®は何級ですか?
2級以上を受検した場合、CSEスコア1950点以上がCEFR B1相当の目安です。ただし出願資格はCEFRレベルで判断されるため、スコア表や合格証の記載を必ず確認してください。
英検®2級で関西学院大学に出願できますか?
2級を受検し、CSEスコア1950点以上を満たしていれば、共通テスト利用入試の英語資格・検定試験利用方式に出願できる目安となります。
英検®準1級は必要ですか?
必須ではありません。英検®2級を受検し、CSEスコア1950点以上を満たしていれば、CEFR B1相当の出願条件を満たす目安になります。
一方で、準1級を受検したスコアを提出する場合は、CSEスコア1980点以上が基準となります。受検級によって必要スコアが異なるため、提出予定の級に対応する基準を確認しましょう。
英検®準2級・準2級プラスでも利用できますか?
公式のスコア表には準2級・準2級プラスの基準が明記されていません。対象外の可能性が高いため、2級以上での受検を検討することをおすすめします。
英検®S-CBTは関西学院大学の入試で使えますか?
従来型と同様に、S-CBTで取得したスコアも出願資格として利用できます。ただし、出願時に必要なスコア証明書が締切までに準備できるかは必ず確認しましょう。詳細は入学試験要項の対象試験一覧でご確認ください。
英検®のスコアを提出すると英語の試験は免除されますか?
一律に免除される制度ではありません。共通テスト利用入試の英語資格・検定試験利用では、英語資格のスコアを出願資格として使い、実際の合否は大学入学共通テストの指定科目の成績で判定されます。
関西学院大学で英検®が使える学部は?
文系学部は3科目型、理系学部は3教科型として、共通テスト利用入試の1月出願で利用できます。学部単位というより、方式単位で確認することが重要です。
まとめ 関西学院大学の英検®利用はCEFR B1以上、CSEスコア1950点以上を目安に対策を

関西学院大学では、共通テスト利用入試の1月出願において、英検®などの英語資格・検定試験を利用できます。出願条件はCEFR B1レベル以上が目安で、英検®2級を受検する場合はCSEスコア1950点以上を一つの目標にするとよいでしょう。
準1級を受検する場合は1980点以上、1級を受検する場合は2304点以上と、受検した級によって基準が異なる点にも注意が必要です。英語資格・検定試験利用は、英語配点の比率が高く、英語が得意な受験生にとって選択肢を広げられる方式といえます。
ただし、英検®を提出すれば一般入試の英語が一律で免除されるわけではありません。出願前には必ず最新の入学試験要項を確認し、対象方式・必要スコア・提出書類を確かめたうえで準備を進めてください。
※本記事の情報は2026年7月時点のものです。最新の入試情報は、関西学院大学公式サイト・入学試験要項および英検®公式サイトをご確認ください。2027年度入試の確定情報(出願資格・出願期間・利用できる英語資格検定試験など)は、大学が公開する最新の入学試験要項で必ずご確認ください。
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