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【2027年度】共通テストの時間配分は?英語・国語・数学の決め方とコツ

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大学受験
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共通テストの本番や模試で、「時間が足りない」と感じたことはありませんか。特に英語リーディング・国語・数学は、知識があっても時間内に処理できなければ得点につながりにくい科目です。

時間切れを防ぐには、科目ごとの特徴を理解し、自分に合った時間配分を決めておくことが重要です。

この記事では、英語・国語・数学における時間配分の基本的な考え方を整理したうえで、自分に合う配分の決め方や時期別の練習方法を解説します。本番で時間配分が崩れたときの対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

英語・国語・数学の大問別の具体的な時間配分については、以下の記事で詳しく解説しています。

塾選ジャーナル編集部

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目次

共通テスト英語・国語・数学の時間配分は?

共通テスト英語・国語・数学の時間配分は?

共通テストで安定して得点するためには、知識量だけでなく「限られた時間内に解き切れるか」が大きな分かれ目になります。

まずは科目ごとの試験時間と基本方針を早見表で確認し、自分がどこを重点的に見直すべきか把握しましょう。

2027年度共通テストの英語・国語・数学の試験時間と、時間配分の基本方針を以下にまとめました。

科目 試験時間 時間配分の基本方針 注意点
英語リーディング 80分 前半を効率よく処理し、後半に時間を残す 全文を丁寧に読みすぎない
国語 90分 現代文・古文・漢文の解く順番を決める 選択肢で迷いすぎない
数学ⅠA 70分 解ける問題を優先し、詰まったら飛ばす 1問に固執しない
数学ⅡBC 70分 計算量や得意分野を考慮して進める 後半の問題に時間を残す

※試験時間は2027年度の大学入試センター公表資料に基づきます。時間配分の基本方針は、学習上の目安です。

上の表からわかるように、科目ごとに時間切れの原因は異なります。時間配分とは「急いで解くこと」ではなく、取るべき問題に時間を使い、迷う問題に時間を使いすぎないための戦略です。

ここからは、科目別の考え方を簡単に見ていきましょう。

参考:令和9年度大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等|大学入試センター

英語の時間配分|リーディングは後半に時間を残す

英語リーディングは80分で多くの英文・資料を処理するため、前半の大問に時間をかけすぎないことが重要です。本文を最初から丁寧に読むより、設問を先に確認して必要な情報を探す読み方が有効な場合もあります。

特に注意したいのが、選択肢の根拠を探すために同じ英文を何度も読み直してしまうケースです。判断に迷う問題は、いったん保留することも考えましょう。英語リーディングでは、前半を効率よく処理し、後半の長文に時間を残すことが大切です。

ただし、急ぐあまり正答率が下がっては意味がありません。過去問や模試を通じて、正確さを保ちながら解けるペースを探してください。なお、英語リスニングは試験時間60分のうち解答時間が30分で、音声の進行に沿って解答するため、リーディングとは時間の使い方が異なります。

参考:令和9年度大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等|大学入試センター

国語の時間配分|現代文・古文・漢文の解く順番を決める

国語は90分ありますが、現代文・古文・漢文をすべて解くため余裕はありません。現代文で迷いすぎると古典にしわ寄せが出るため、科目全体を見通した時間配分が必要です。

特に注意したいのが、選択肢を2つまで絞れたものの、どちらが正解か決められずに時間を使ってしまうケースです。根拠を確認しても判断できない場合は、いったん保留する方法もあります。

また、国語は必ずしも問題冊子の順番どおりに解く必要はありません。古文・漢文が得意なら先に解いて得点を確保するなど、自分に合った解く順番を事前に決めておくことが大切です。 過去問で複数の順番を試し、所要時間と得点を比較してみましょう。

数学の時間配分|1問に固執せず取れる問題を優先する

数学は1問に詰まると、一気に時間を失う科目です。数学ⅠA・数学ⅡBCともに試験時間は70分で、問題の条件を読み取り、計算を進める必要があります。

共通テストの数学では、前の設問の結果を使って次の問題を解く場面もあります。誘導の途中で詰まったら印をつけて後回しにし、次の問題へ進む判断が欠かせません。 解法の見通しが立たない場合は、いったん別の問題に取り組む方法も有効です。

また、数学ⅠAと数学ⅡBCでは問題構成が異なり、得意分野によって解答速度にも差が出ます。2027年度の数学ⅡBCでは、数学B・Cの4項目に対応する問題から3項目を選択解答する方式です。すべての大問に均等な時間を割り振るのではなく、自分が解ける問題を優先できる配分を考えておきましょう。

参考:令和9年度大学入学共通テスト 出題教科・科目の出題方法等|大学入試センター

共通テストの時間配分はどう決める?

共通テストの時間配分はどう決める?

科目別の基本方針を理解したら、次は自分に合った時間配分を考えましょう。

共通テストの時間配分は、他の受験生の目安をそのまま当てはめればよいわけではありません。得意・不得意や問題を解く速さによって、適切な配分は変わります。

大問ごとの目安時間と見直し時間を決める

まずは、試験時間を大問ごとに振り分けてみましょう。ただし、試験時間を大問数で単純に割ればよいわけではありません。問題によって文章量や計算量、必要な処理が異なるためです。

例えば、英語では短い文章を扱う大問と、まとまった英文を読む大問で必要な時間が変わります。国語も現代文・古文・漢文では解答速度に差が出やすく、数学も得意分野によって所要時間が異なるでしょう。

時間配分を決める際は、大問ごとの特徴を踏まえ、見直し時間も含めて試験時間内に収まるように設定することが重要です。 例えば、80分の試験で最後に5分の確認時間を残す場合、問題を解く時間は75分になります。まずは大問単位で目安を設定し、演習を通じて調整してください。

模試・過去問で実際にかかった時間を確認する

目安時間を設定したら、模試や過去問を使って実際の所要時間を測りましょう。「何となく遅い」で終わらせず、予定時間と実際の所要時間を比較することが重要です。

例えば、英語で最後の大問まで解き切れなかった場合でも、前半の読解に時間がかかる人もいれば、選択肢を決めるまでに迷う人もいます。原因を明確にすれば、改善すべきポイントが見えてくるでしょう。

大問別の所要時間は、次のような簡単な表で管理できます。数字は記録方法を示すための仮の例であり、推奨する時間配分ではありません。

大問 目安時間 実際の時間 気づいたこと
第1問 10分 13分 選択肢の判断に時間がかかった
第2問 15分 14分 予定どおりに解けた
第3問 15分 20分 問題文を何度も読み直した
第4問 20分 18分 比較的スムーズに解けた

この例では、第1問と第3問で予定より時間がかかっています。特に第3問は、問題文の読み直しが時間超過につながった可能性があります。

記録を毎回細かくまとめるのが難しければ、予定より時間がかかった大問だけでも構いません。継続して振り返れる方法を選びましょう。なお、大学入試センターでは過去の共通テストの問題と正解を公開しています。

参考:過去3年分の試験問題|大学入試センター

正答率と所要時間をもとに配分を調整する

模試や過去問の記録を取ったら、次は時間配分を見直します。ただし、時間がかかっている大問の目安時間を、単純に短くすればよいわけではありません。

例えば、予定より時間がかかっていても、毎回高い正答率で解けているなら、その時間を使う価値があるかもしれません。一方、時間をかけても正答率が低い場合は、知識や解法の理解に課題がある可能性があります。時間配分を調整するときは、解答速度だけでなく、得点との関係も確認しましょう。

所要時間と正答率の組み合わせによって、改善の方向性は異なります。以下の表では、演習結果から考えられる対応を整理しました。

演習結果 考えられる対応
時間が短く、正答率も高い 現在の解き方を維持する
時間が長く、正答率は高い 解き方を効率化できないか検討する
時間が短く、正答率が低い 読み飛ばしや確認不足がないか見直す
時間が長く、正答率も低い 基礎知識や解法の理解を優先して復習する

表からわかるように、時間不足の原因が必ずしも時間配分だけにあるとは限りません。例えば、数学で解法を思いつくまでに時間がかかるなら、分野別の復習が必要な場合もあります。

また、1回の演習結果だけで配分を変更するのは避けたいところです。問題の難易度によって所要時間が変わることもあるため、複数回の結果を比較し、必要な部分だけ調整してください。

共通テスト本番までに時間配分を身につけるには?時期別の練習方法

共通テスト本番までに時間配分を身につけるには?時期別の練習方法

時間配分は、直前に一覧表を眺めて覚えれば身につくものではありません。時期ごとに演習の目的を変えながら、段階的に固めていく必要があります。

ここでは、高2〜高3春・高3夏・高3秋〜冬・直前期の4つに分けて、それぞれの時期でやるべきことを整理します。

高2〜高3春|時間無制限でもよいので解き方を固める

この時期は、いきなり本番と同じ時間で解き切ることを目標にしなくてもかまいません。まずは共通テストの問題形式に慣れ、英語なら設問の見方、国語なら本文と選択肢の読み方、数学なら誘導の流れを理解することを優先しましょう。

共通テストでは、教科書の知識を覚えているだけでは対応しきれない場面があります。文章や資料、図表、設問の条件を読み取り、必要な情報を判断する力が求められるためです。大学入試センターの2027年度問題作成方針でも、知識・技能を活用して思考力や判断力などを発揮する問題を重視するとされています。

高2〜高3春は、解答速度を上げることよりも、問題の解き方を理解して再現できる状態を目指しましょう。 まったく時間を意識しないのではなく、どの科目や大問で時間がかかりやすいかを把握し始める程度で十分です。

参考:令和9年度大学入学共通テスト問題作成方針|大学入試センター

高3夏|大問別に時間を測り、苦手な大問を把握する

高3夏は、通し演習に入る前に、大問別・分野別に時間を測る時期です。英語ならどの大問で時間を使いすぎているか、国語なら現代文・古文・漢文のどこで詰まるか、数学ならどの分野で手が止まるかを確認します。

例えば、国語の現代文で時間がかかる場合は、文章の理解と選択肢の比較のどちらに課題があるか考えてみましょう。数学では、解法を思いつくまでに時間がかかる分野を重点的に復習する方法があります。

高3夏は、本番の時間内に終わらなくても問題ありません。時間不足につながる課題を見つけ、苦手を克服することが目標です。 必要に応じて時間無制限で解き直し、解けなかった原因を理解したうえで再挑戦してみてください。

高3秋〜冬|本番時間で通し演習を行い、解く順番を固定する

高3秋〜冬は、本番と同じ時間で通し演習を行い、実戦的な時間配分を固める時期です。個別の大問なら目安時間内に解けても、試験全体を通すと後半で集中力が落ちる場合があります。

こうした課題に対応するには、本番に近い環境での演習が欠かせません。途中で解答を確認したり、自由に休憩を取ったりせず、試験終了まで集中して取り組みましょう。演習後は、得点だけでなく、予定していた進め方を実行できたかも振り返ってください。

高3秋〜冬は、毎回違う解き方を試し続けるのではなく、自分に合う解き方を一つに固定していく段階です。 複数回の演習で安定して得点できる方法を基本とし、本番でも迷わず解き進められる状態を目指しましょう。

直前期|見直し・マーク確認のルールを決める

直前期は、これまでの解き方を大きく変えないことが重要です。直前に解く順番や読み方を変更すると、本番で迷いが生じやすくなります。演習の中で安定していた方法を基本とし、最後の確認を行いましょう。

特に注意したいのが、マークのずれや未解答です。問題を飛ばした後や、解く順番を変えた場合は、解答欄の番号を間違える可能性があります。問題冊子に印をつけるなど、後から戻る場所がわかるようにしておくとよいでしょう。

直前期は、新しい解き方を取り入れるよりも、マーク確認の手順を固めておくことが大切です。 また、過去問の得点が伸び悩んでも、焦って時間配分を大幅に変更する必要はありません。これまで安定していた方法を基本に、本番へ備えてください。

共通テスト本番で避けたい時間配分の失敗例と対策

共通テスト本番で避けたい時間配分の失敗例と対策

時間配分を意識していても、本番では思わぬところで崩れることがあります。ここでは、受験生がやりがちな失敗例と、その対処法を紹介します。

普段の模試や過去問演習でも同じ失敗が起きていないか、振り返りながら確認してみましょう。

序盤の大問を丁寧に解きすぎて後半の時間がなくなる

英語や数学で特に注意したいのが、序盤の大問を丁寧に解きすぎてしまう失敗です。満点を狙って細かく確認しすぎると、後半の問題に十分な時間を使えなくなります。

例えば、英語で1つの選択肢を判断するために何度も本文を読み直していると、予定時間を超えてしまう可能性があります。その結果、後半の問題を急いで解くことになり、正確さが落ちるかもしれません。

こうした失敗を防ぐには、大問ごとの終了予定時刻を決め、途中で進度を確認することが有効です。 予定より遅れている場合は、残りの問題を確認し、どこで時間を調整できるか考えましょう。

分からない問題を飛ばせず、取れる問題まで落とす

分からない問題に固執し、飛ばす判断ができないことも、よくある失敗です。数学では1問に長く粘ることで、後半の基本問題に手をつけられなくなるケースがあります。国語でも選択肢で迷い続けると、次の大問への時間が不足しがちです。

特に「もう少し考えれば解けそう」と感じる問題ほど、切り替えが難しくなります。しかし、同じ問題に時間を使い続けても、必ずしも正解に近づくとは限りません。

「飛ばす」とは「あきらめる」ことではなく、「あとで戻るための判断」です。 解法の見通しが立たない場合は、いったん次の問題へ進むことも考えましょう。その際は戻る場所に印をつけ、マーク欄の番号がずれないよう注意してください。

見直し時間を残さず、マークミスに気づけない

時間配分では、解く時間だけでなく、見直しやマーク確認の時間も含めて考える必要があります。共通テストはマーク式のため、解答欄のずれや選択肢の読み間違い、単純な計算ミスによって失点する可能性があるからです。

特に、すべての問題を解き終えることに集中し、最後の確認時間がなくなるケースには注意しましょう。見直しでは、すべての問題を解き直すよりも、確認すべき項目を優先して取りこぼしを防ぐことが大切です。

まずはマークのずれや未解答の有無を確認し、余裕があれば迷った問題や計算結果を見直してください。また、計算結果を解答欄に記入する際、その場で符号や桁を確認する方法もあります。

時間配分が崩れたときに立て直せない

本番では、予定どおりに問題を解き進められないこともあります。普段より難しく感じる問題が出たり、緊張で文章を読むのに時間がかかったりする場合もあるでしょう。

こうした場面で避けたいのが、遅れを取り戻そうとして、残りの問題をすべて急いで解いてしまうことです。重要なのは、1問の遅れを引きずらず、残り時間で最も得点につながる行動を選ぶことです。

時間配分が崩れた場合に考えられる対処法を、以下の表にまとめました。

状況 対処法
予定より少し遅れている 次の大問で時間を調整できるか確認する
難しい問題に詰まっている いったん保留し、解ける問題へ進む
未着手の問題が多く残っている 取り組みやすい問題から解答する
試験終了が近づいている 未解答やマークのずれを優先して確認する

表からわかるように、時間が不足した場合の対応は、残りの問題数や終了時刻によって異なります。例えば、予定より5分遅れていても、必ず5分を一度に取り戻す必要はありません。残りの問題に優先順位をつけ、落ち着いて解き進めましょう。

事前に決めた時間配分は、あくまで本番での判断を助けるための目安です。予定どおりに進まなかった場合も、状況に合わせて柔軟に対応してください。

まとめ 共通テストの時間配分は本番前の演習で身につけよう

まとめ|共通テストの時間配分は本番前の演習で身につけよう

共通テストで安定した得点を取るためには、知識量だけでなく、限られた時間の中でどう解き進めるかが重要です。英語・国語・数学では時間切れの原因が異なるため、それぞれの特徴を踏まえて対策する必要があります。

時間配分は本番で考えるものではなく、演習を通じて自分に合う形へ調整していくものです。

まずは模試や過去問を1回解き、どの大問に時間がかかっているか確認してみましょう。時間不足の原因がわかれば、解き方を見直すべきなのか、基礎学習を優先すべきなのか判断しやすくなります。

大問ごとの具体的な時間配分は、導入文で紹介した英語・国語・数学の詳細記事も参考にしてください。自分に合った時間配分を見つけ、本番で実力を発揮できるように準備を進めましょう。

共通テストの科目別対策や勉強方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

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