学習院大学 英検®利用は何級・何点必要?対象学部・スコア換算まとめ【2027年度入試】
学習院大学で英検®などの英語資格・検定試験が使えるのは、一般選抜(プラス試験)の国際社会科学部と理学部物理学科だけです。この記事では、対象学部、必要なスコア、注意点、受験戦略までまとめて解説します。
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目次
学習院大学の入試で英検®は利用できる?

結論からお伝えすると、学習院大学の入試で英検®は利用可能です。ただし、対象は一般選抜(プラス試験)の国際社会科学部と理学部物理学科の2学科に限られます。
学科ごとの利用方法は次のとおりです。
| 学科 | 仕組み |
|---|---|
| 国際社会科学部(国際社会科学科)※プラス試験のみ | 英語資格・検定試験のスコアを、換算表により英語の得点(最大150点)に換算する。英語の筆記試験は受けない |
| 理学部物理学科※プラス試験のみ | 英語資格・検定試験で一定の基準を満たすことが出願資格になる。英語の試験自体がなく、数学と理科の2科目の合計点で合否を判定する |
法学部、経済学部、文学部、国際文化交流学部のプラス試験では、英語資格・検定試験は使えません。
英検®が使える大学をほかにも知りたい方は、こちらもご覧ください。
【重要】学習院大学で英検®を利用する最大のメリット

国際社会科学部は英語の筆記試験を受けなくてよい
国際社会科学部プラス試験では、英語資格・検定試験のスコアがそのまま英語の得点に換算されます。試験当日は国語と地理歴史・公民・数学のみの受験になります。
理学部物理学科は数学と理科の2科目で受験できる
理学部物理学科プラス試験では、基準を満たせば英語の試験そのものがなくなり、数学と理科の合計点だけで合否が決まります。理系科目に強い受験生には大きな利点です。
受験機会を増やせる
コア試験とプラス試験は試験日が異なるため、条件を満たせば同じ学部・学科を複数回受験できます。英検®を活用したプラス試験も、その選択肢のひとつになります。
早い時期から対策を進められる
英検®は年に複数回受験できます。高校2年生のうちからスコアを取得しておけば、直前期は他の科目の対策に時間を回せます。
対象学部の違いをさらに知りたい方は、こちらもご確認ください。
学習院大学の英検®利用は「何級・何点」必要?(スコアの目安)

学習院大学では、学部・学科によって英検®の利用方法が異なります。国際社会科学部は得点換算、理学部物理学科は出願資格として利用する仕組みです。
国際社会科学部(プラス試験)
国際社会科学部プラス試験では、合格した英検®の級とCSEスコアに応じて、英語の得点が100~150点に換算されます。点数換算表は次のとおりです。
▼国際社会科学部(プラス試験)の点数換算表
| 換算点 | 必要な合格級 | 英検®CSEスコア |
|---|---|---|
| 150点 | 1級 | 2,630点以上 |
| 140点 | 準1級 | 2,540点以上 |
| 130点 | 準1級 | 2,304点以上 |
| 120点 | 2級 | 2,260点以上 |
| 110点 | 2級 | 2,120点以上 |
| 100点 | 2級 | 1,980点以上 |
参照元:学習院大学「令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験(4技能)の点数換算表の変更について(国際社会科学部)」
換算点は、合格級とCSEスコアの組み合わせで決まります。2級合格の場合、CSEスコアが2,304点を超えていても換算点は120点まで。130点以上をめざすなら、準1級の合格が条件です。
理学部物理学科(プラス試験)
理学部物理学科プラス試験では、英検®を得点換算に使うのではなく、出願資格として利用します。必要な基準は次のとおりです。
▼理学部物理学科(プラス試験)の出願基準
| 項目 | 出願基準 |
|---|---|
| 英検®の級 | 準2級以上に合格 |
| 英検®CSEスコア | 1,800点以上 |
参照元:学習院大学「令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験(4技能)の出願基準の変更について(理学部物理学科)」
出願には「準2級以上に合格」と「CSEスコア1,800点以上」の両方を満たす必要があります。基準に達していない場合、理学部物理学科のプラス試験には出願できません。
なお、2026年度入試の合格最低点は、国際社会科学部プラス試験が350点満点中248.4点(得点率71.0%)、理学部物理学科プラス試験が300点満点中190.0点(得点率63.3%)でした。
参照元:学習院大学「2026年度学習院大学入学者選抜結果(合格最低点)」
準1級レベルのスコアで満点を狙える大学をさらに知りたい方は、こちらもご確認ください。
【入試方式別】英検®利用の条件とスコア対応表

学習院大学の英検®利用は、国際社会科学部と理学部物理学科で仕組みが異なります。ここでは、対象となる英語資格・検定試験と、それぞれの基準を確認します。
対象となる試験は、実用英語技能検定(英検®)、TOEFL iBT®、IELTS™、ケンブリッジ英語検定、TOEIC® L&R+S&W、TEAP、GTECです。TEAP CBTは、2027年度は両学科とも利用できません。
国際社会科学部プラス試験の点数換算表は次のとおりです。
▼ 国際社会科学部プラス試験の点数換算表(2027年度)
| 換算点 | 英検®CSEスコア | TOEFL iBT®(〜2026/1/20受験) | TOEFL iBT®(2026/1/21〜受験) | IELTS™ | ケンブリッジ英語検定 | TOEIC® L&R+S&W | TEAP | GTEC |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 150点 | 2,630点(1級) | 100点 | 5.0 | 7.0 | 185点 | 1,300点 | 390点 | 1,370点 |
| 140点 | 2,540点(準1級) | 70点 | 3.5 | 6.0 | 169点 | 1,030点 | 340点 | 1,260点 |
| 130点 | 2,304点(準1級) | 62点 | ‐ | 5.5 | 162点 | 910点 | 310点 | 1,220点 |
| 120点 | 2,260点(2級) | 54点 | 3.0 | 5.0 | 154点 | 840点 | 280点 | 1,170点 |
| 110点 | 2,120点(2級) | 48点 | ‐ | 4.5 | 147点 | 700点 | 250点 | 1,120点 |
| 100点 | 1,980点(2級) | 42点 | 2.5 | ‐ | 140点 | 650点 | 210点 | 1,050点 |
参照元:学習院大学 令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験(4技能)の点数換算表の変更について(国際社会科学部)
TOEFL iBT®は2026年に試験形式が改訂され、受験日によってスコアの尺度が変わっています。2026年1月20日以前に受験した場合と、1月21日以降に受験した場合とで、換算に使うスコアの基準が異なる点に注意してください。
理学部物理学科プラス試験の出願基準は次のとおりです。
▼ 理学部物理学科プラス試験の出願基準表(2027年度)
| 試験 | 基準 |
|---|---|
| 実用英語技能検定(英検®) | 準2級以上合格かつCSEスコア1,800点以上 |
| TOEFL iBT®(〜2026/1/20受験) | 32点以上 |
| TOEFL iBT®(2026/1/21〜受験) | 2.5点以上 |
| IELTS™ | Overall Band Score 4.0以上 |
| ケンブリッジ英語検定 | Overall Score 140以上 |
| TOEIC® L&R+S&W | 500点以上 |
| TEAP | 210点以上 |
| GTEC | 990点以上 |
参照元:学習院大学 令和9(2027)年度一般選抜(プラス試験)における外部の英語資格・検定試験(4技能)の出願基準の変更について(理学部物理学科)
英検®を使う場合の注意点・有効期限

有効期限に注意してください。2026年度は、外部の英語資格・検定試験の成績は「取得後2年以内のもの(令和6(2024)年1月以降取得のもの)」を有効としていました。2027年度の具体的な起算日は、最新の募集要項で必ず確認してください。
証明書類の提出方法は試験ごとに異なります。英検®は、合格証明書、英検®CSEスコア証明書、デジタル合格証明書、デジタル英検®CSEスコア証明書のいずれかを提出します。「合格証書(賞状)」と「個人成績表」は受け付けられません。TOEFL iBT®は、試験実施団体からの直送によるInstitutional Score Reportか、Test Taker Score Reportのいずれかが必要です。
出願期間は、2027年度一般選抜(プラス試験)が2027年1月7日から1月19日までです。試験日は学科によって異なるため、出願前に公式ホームページの入試日程で確認してください。
学習院大学は、外部の英語資格・検定試験の基準を年度ごとに見直しています。出願前に、必ず最新の募集要項で確かめてください。
学習院大学 英検®利用に向けた受験戦略

国際社会科学部プラス試験を目指す場合は、CSEスコアを少しでも高く伸ばすことが直接の得点アップにつながります。130点以上の高換算点を狙う場合は、準1級・CSEスコア2,304点以上がひとつの目標です。
理学部物理学科プラス試験を目指す場合は、英検®準2級以上合格かつCSEスコア1,800点以上という基準を早めにクリアしておきましょう。基準を満たせば英語の試験がなくなるため、その分の対策時間を数学・理科に回せます。
併願先には、英語資格・検定試験の得点換算を採用している明治大学などが挙げられます。学習院大学と同様に、スコアを複数の大学の出願に活用しやすくなっています。
対象学科以外を志望する場合は、コア試験や共通テスト利用入学者選抜など、英語資格・検定試験を使わない方式で受験しましょう。
学習院大学入試の英検®利用でよくある質問(FAQ)

学習院大学の英検®利用について、受験生からよく寄せられる質問をまとめました。
Q1. 学習院大学の入試で英検®は利用できますか?
利用できます。ただし対象は一般選抜(プラス試験)の国際社会科学部と理学部物理学科のみです。
Q2. 学習院大学の英検®利用は何級から可能ですか?
国際社会科学部は2級(CSEスコア1,980点)から換算の対象になります。理学部物理学科は準2級以上合格かつCSEスコア1,800点以上が出願資格です。
Q3. 英検®を使うと英語の筆記試験は免除されますか?
国際社会科学部は免除され、スコアが英語の得点に換算されます。理学部物理学科も英語の試験自体がなく、数学と理科の2科目で合否が決まります。
Q4. 英検®のスコアはいつ以降に取得したものが有効ですか?
2026年度の要項では取得後2年以内のもの(2024年1月以降取得分)が有効でした。2027年度の具体的な起算日は最新の募集要項で確認してください。
Q5. 英検®のスコア証明書はどのように提出しますか?
合格証明書、英検®CSEスコア証明書、デジタル合格証明書、デジタル英検®CSEスコア証明書のいずれかを提出します。合格証書や個人成績表は受け付けられません。
Q6. TOEFL iBT®やIELTS™も利用できますか?
利用できます。国際社会科学部・理学部物理学科とも、英検®以外にTOEFL iBT®、IELTS™、ケンブリッジ英語検定、TOEIC® L&R+S&W、TEAP、GTECが対象です。TEAP CBTは2027年度は利用できません。
Q7. 国際社会科学部と理学部物理学科で必要なスコアは同じですか?
異なります。国際社会科学部は換算点に応じた6段階のスコア表があり、理学部物理学科は準2級以上かつCSEスコア1,800点以上という単一の基準です。
まとめ 学習院大学の英検®利用は国際社会科学部・理学部物理学科限定で対策を
学習院大学の一般選抜(プラス試験)における英検®利用は、国際社会科学部と理学部物理学科に限られます。法学部や経済学部など他の学部では利用できないため、志望学科の事前確認が必須です。
国際社会科学部では、英検®の合格級とCSEスコアに応じて、英語の得点が100~150点に換算されます。130点以上をめざすなら、準1級の合格が条件です。
理学部物理学科は、英検®準2級以上の合格とCSEスコア1,800点以上の両方を満たすことが出願資格になっています。基準を満たせば英語の試験はなく、数学と理科の2科目で受験可能です。
また、「合格証書」は提出不可で「合格証明書」が必要となる点など、対象学科、証明書の提出方法、有効期限を早めに確認し、最新の募集要項をチェックしながら出願計画を立てましょう。
※本記事の情報は2026年9月時点のものです。最新の入試情報は、学習院大学公式サイト・入学者選抜要項および英検®公式サイトをご確認ください。2027年度入試の確定情報は、大学が公開する最新の情報で必ずご確認ください。
執筆者プロフィール
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