2022/09/27

東京都の難関私立男子高校とは？各学校の特徴や受験情報、進学実績、学費など徹底解説！

高校受験に向けて、東京都の難関私立男子高校について詳しく知りたい方も多いでしょう。

今回は、難関私立男子高校「足立学園高等学校・京華高等学校・佼成学園高等学校・成城高等学校」について、各学校ごとの特徴や入試情報、学費などを解説します。またおすすめ塾についても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

東京都の難関私立男子高校4選！受験情報や学校の特徴などを解説

東京都で難関と言われる私立男子高校は、次の4校です。

・足立学園高等学校
・京華高等学校
・佼成学園高等学校
・成城高等学校

どの高校も校風や教育カリキュラムは異なりますが、豊かな教育環境と多くの大学合格実績は共通しています。各校の偏差値は65で、倍率も比較的高いため、入学は簡単ではありません。しかし、入学後には生徒一人一人に合った指導や教育が受けられるという大きなメリットがあります。

各校の特徴や受験情報をしっかり確認していきましょう。

足立学園高等学校【偏差値65】

参照リンク：足立学園高等学校

足立学園中学校との一貫教育も行われています。設置コースは、探究コース、文理コース、総合コースの3コースです。

受験・入試情報

2023年度の一般入試は、第1回が2月10日、第2回が12日に実施。国語・数学・英語(リスニング含)の各50分の試験に加え、面接試験が課されます。

進学実績

2022年の主な合格実績は、以下の通りです。

・東京大学：1人
・北海道大学：1人
・東京工業大学：2人
・東京外国語大学：1人
・早稲田大学：15人
・慶應義塾大学：7人
・上智大学：4人
・東京理科大学：17人
・海外大学：3人

学校の特徴

建学の精神は「質実剛健　有為敢闘」です。この建学の精神を分かりやすく表現した「自ら学び、心ゆたかに、たくましく」を教育目標としています。徹底した基礎学力の定着とともに、キャリア教育や探究活動を行っているところも特徴です。

「課題探究」と「進路探究」による探究総合の授業や、社会性と品格を備えた人材の育成のための紳士教育、Microsoft Showcase School認定校としてのICT教育にも注力しています。

概要

足立学園高等学校の概要を見ていきましょう。

住所・最寄駅

足立学園高等学校は、東京都足立区千住旭町40-24に位置しています。

最寄り駅は、JR常磐線・東武スカイツリーライン・TX・東京メトロ日比谷線および千代田線の北千住駅です。北千住駅からは徒歩1分で到着します。

創立

1929年に前身となる南足立商業学校が創立されました。

生徒数

2022年度の在籍生徒数は819人です。

学費

2022年度の初年度の学費は、計874,000円でした。内訳は以下の通りです。別途制服、教科書等の費用が必要になります。

項目	金額
入学金	230,000円
授業料	408,000円
施設費	100,000円
教育充実費	108,000円
生徒会費	7,800円
後援会費	12,000円
PTA入会金	2,000円
PTA会費	2,000円
修学旅行積立金	5,000円

※学園奨学金が設置されています。

京華高等学校【偏差値65】

参照リンク：京華高等学校

京華中学校が付属しています。設置コースは、S特進コース、特進コース、進学コースの3コースで、進級時に変更することが可能です。

受験・入試情報

2023年度の一般入試は、第1回が2月10日に、第2回が13日に行われます。国語・英語・数学(各50分)・面接試験が課されます。

国語	8時30分～9時20分
英語	9時40分～10時30分
数学	10時50分～11時40分
面接	12時～

進学実績

2022年度の主な大学合格実績は、以下の通りです。

・東北大学：1人
・名古屋大学：1人
・東京都立大学：3人
・千葉大学：3人
・早稲田大学：6人
・慶應義塾大学：5人
・上智大学：2人
・東京理科大学：4人

学校の特徴

「ネバー・ダイ」「ヤングジェントルマン」の2つを校訓とし、グローバル社会のリーダーに必要な実行力を身に付けたたくましい男子の教育を目指しています。

幅広い進路教育や、コミュニケーション能力の養成、自己表現力や協調性を身に付ける全人教育が特徴。これらに加え、個別指導による学習支援や、豊富な体験型行事による信頼関係の構築、国際性を育むグローバルプログラムにより、広く深く学識を身に付けることが可能になっています。

概要

京華高等学校の概要をまとめています。

住所・最寄駅

京華高等学校の所在地は、東京都文京区白山5-6-6です。最寄り駅は都営三田線の白山駅で、白山駅からは徒歩3分で到着します。

創立

創立年は1897年です。

生徒数

生徒数は公表されていません。2022年度の卒業生が308人であることから、約900人が在籍していると考えられます。

学費

2022年度の初年度の学費は、計957,600円でした。内訳は以下の通りです。別途制服、教科書等の費用が必要になります。

項目	金額
入学金	250,000円
授業料	450,000円
施設拡充費	60,000円
施設維持費	168,000円
生徒会費	12,000円
PTA会費	12,000円
PTA入会金	5,000円

※任意で寄付金(1口50,000円)を募ります。

佼成学園高等学校【偏差値65】

参照リンク：佼成学園高等学校

佼成学園中学校が付属しています。設置コースは、グローバルコース、難関国公立コース、文理コースの3コースです。

受験・入試情報

2022年度の一般入試は、第1回が2月10日に、第2回が11日に行われました。各50分で、国語・数学・英語の試験が課されます。

国語	9時～9時50分
数学	10時10分～11時
英語	11時20分～12時10分

進学実績

2022年度の主な大学合格実績は、以下の通りです。

・京都大学：1人
・名古屋大学：1人
・東京工業大学：1人
・東北大学：1人
・東京外国語大学：2人
・早稲田大学：16人
・慶應義塾大学：10人
・上智大学：17人
・東京理科大学：23人

学校の特徴

建学の精神は「平和な社会の繁栄に役立つ若者の育成」で、体験と学問の両立に励む意を表す「行学二道」を校訓としています。

日々の授業では、iPadや電子黒板、インターネットを用いたICTの活用が盛んなところが特徴。さらに、教科学習だけではなく、探究活動にも注力しており、変動する社会を生き抜くための力を養成します。

豊富な海外プログラムや多彩な部活動により、課外でも知と心を育む環境も完備されているところもポイントです。

概要

佼成学園高等学校の概要をご紹介します。

住所・最寄駅

佼成学園高等学校の住所は、東京都杉並区和田2-6-29となっています。最寄り駅は、東京メトロ丸ノ内線の方南町駅です。方南町駅からは徒歩5分で到着します。

創立

創立年は1956年です。

生徒数

生徒数は公表されていません。2022年度の募集人員が120人であることから、少なくとも360人ほどが在籍していると考えられます。

学費

2022年度の初年度の学費は、計1,163,600円でした。内訳は以下の通りです。別途制服、教科書等の費用が必要になります。

項目	金額
入学金	255,000円
授業料	420,000円
施設設備資金	90,000円
教育充実費	192,000円
生徒会費	12,000円
施設維持費	60,000円
後援会費	14,400円
後援会入会金	3,000円

※グローバルコースの場合、授業料は540,000円となります。

成城高等学校【偏差値65】

参照リンク：成城高等学校

2021年度より、成城中学校との完全一貫教育を行っています。入学には中学受験が必須です。

受験・入試情報

中高完全一貫化に伴い、2021年度から高等学校の募集は停止されています。

2023年の成城中学校の一般入試は、第1回が2月1日、第2回は3日、第3回は5日です。

国語・算数(各50分)・社会・理科(各30分)の試験が課されます。

国語	8時50分～9時40分
算数	10時～10時50分
社会	11時10分～11時40分
理科	12時～12時30分

進学実績

2022年の主な合格実績は、以下の通りです。

・東京大学：1人
・東京工業大学：4人
・東北大学：3人
・横浜国立大学：6人
・早稲田大学：34人
・慶應義塾大学：23人
・上智大学：22人
・東京理科大学：54人
・国際基督教大学：1人

学校の特徴

「社会に有為な人材を育成する」ことを建学の精神とし、積極性を重視する明るくのびのびとした校風の学校です。

文武両道を掲げており、普段の授業だけではなく、部活動や文化活動も重視。2015年に改築された校舎は、学習にも部活動にも集中できる最新の施設・設備となっています。また、中高完全一貫教育による発達段階に応じた探究型学習の構築や、2年ずつ3つに分けた独自の教育カリキュラムは、自ら主体的に学ぶ習慣をつくることが可能です。

概要

住所・最寄駅

成城高等学校は、東京都新宿区原町3-87にあります。最寄り駅は、都営地下鉄大江戸線の牛込柳町駅です。牛込柳町駅からは徒歩1分で到着します。

創立

創立年は1885年です。

生徒数

2022年度の在籍生徒数は、802人です。

学費

2022年度の成城中学校の初年度の学費は、計966,800円でした。内訳は以下の通りです。別途制服、教科書等の費用が必要になります。

項目	金額
入学金	280,000円
授業料	450,000円
施設費	50,000円
維持費	150,000円
冷暖房費	18,000円
生徒会費	9,600円
生徒会入会金	1,000円
師親会費	7,200円
師親会入会金	1,000円

※高校入学時に、別途入学金170,000円、施設費40,000円が必要です。

難関高校受験に向けたおすすめ塾

各校とも65を超える偏差値を誇り、毎年受験生からの人気も高い傾向にあります。確実な合格を勝ち取るためには、難関高校受験対策を行う塾のサポートが欠かせません。

ここからは、ジュクセンがおすすめする難関高校受験に最適な塾を、厳選して5つご紹介します。

まとめ

東京都にある難関私立男子校を4校ご紹介しました。どの高校も独自の教育カリキュラムやコース、特色ある設置科目で、大学合格だけではなく、社会に出てから必要とされる能力も身に付けることができる環境が整備されています。毎年倍率は比較的高くなる傾向があるので、受験対策なしでの合格は難しいでしょう。

ご紹介した塾は、難関校受験のために最適な塾ばかりです。おすすめ塾のサポートを活用して、志望校の確実な合格を目指しましょう。

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