高校受験で英検®は有利になる?取得すべき級・時期・使える高校を解説【2026年最新】
「高校受験で英検®を持っていると本当に有利になるの?」「何級をいつまでに取ればいいの?」と気になっている方も多いでしょう。
結論から言うと、英検®は高校受験でプラスに働く場面が多くあります。内申点への加点・出願資格の取得・英語試験の免除・併願優遇の基準クリアなど、活用できる場面は学校によってさまざまです。
目安としては英検®3級以上、準2級以上を持っていればより評価されやすくなります。ただし、優遇の内容は公立・私立の違い、地域、学校ごとに大きく異なります。また、取得時期や合格証明書の提出期限、英検®S-CBTの活用なども、受験を有利に進めるうえで押さえておきたいポイントです。
この記事では、「何級を取るべきか」「いつ受けるべきか」「どの高校で使えるか」「注意点」まで、高校受験と英検®の関係をわかりやすく解説します。
編集部
塾選ジャーナル編集部
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者
大山雅司
塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。
目次
高校受験で英検®はどれくらい有利?取得すべき級とタイミングは?

英検®を取得していると、高校受験でプラスに働く場面があります。内申点への加点や出願資格の取得、英語試験の免除など、活用できる制度は学校によってさまざまです。
ただし、すべての高校で優遇があるわけではありません。制度の有無や内容は、公立・私立の別、地域、学校ごとに異なります。まずは英検®3級の取得を目指し、余裕があれば準2級以上にも挑戦するのが基本的な方針です。出願時期から逆算して早めに取得しておくことが、受験を有利に進めるうえで重要になります。
英検®3級は「評価されやすい」ボーダーライン
高校受験で英検®を活用したい場合、まず3級の取得を目指すことをおすすめします。英検®3級は「中学卒業程度」の英語力を測る試験で、高校入試の英語と難易度が近く、対策が両立しやすい点が特徴です。
多くの高校で英検®3級以上が加点や優遇の基準とされており、「中学英語が身についているか」を測るボーダーラインの級といえます。3級の取得を目指して学習を進めることで、語彙・文法・読解を固めながら、自然と入試英語の対策にもつながります。
なお、英検®4級・5級は学習の目標として活用する分には有効ですが、入試での優遇では「3級以上」を基準とする高校がほとんどです。まずは3級合格を確実な目標として据えましょう。
・英検の基本・各級のレベルはこちら
準2級以上なら、より強力なアピール材料に
英検®3級に余裕がある場合は、準2級以上の取得にも挑戦してみましょう。英検®準2級は「高校中級程度」の英語力を問う試験で、難関私立高校や英語教育に力を入れている学校、推薦入試において高く評価されるケースが多くあります。
出願条件として英検®準2級以上を課す学校もあり、取得しておくことで選べる高校の幅が広がります。加点額や優遇内容も3級より大きく設定されていることが多く、より強力なアピール材料になります。
ただし、準2級は中学生にとって決して簡単な試験ではありません。3級取得後に無理なくステップアップしていくのが現実的です。入試直前に焦って挑戦するのではなく、計画的に準備することが大切です。
【英検準2級の詳細・対策はこちら】
準2級プラスは高校受験で使える?
2025年度第1回検定より導入された英検®準2級プラスは、準2級と2級の間に位置づけられる新しい級です。英語力の細かなステップアップに対応するために設けられましたが、高校受験での扱いについては、現時点では各学校に個別に確認することが必要です。
各高校の募集要項には「準2級以上」「2級以上」といった表記が多く、準2級プラスがどちらの基準を満たすとみなされるかは学校によって異なります。今後、優遇対象として明示的に扱われる学校が増える可能性はありますが、現時点では準2級・2級の基準と照らし合わせたうえで、志望校に確認するのが安全です。
【英検準2級プラスの詳細・対策はこちら】
英検®はいつ受けるべき?スケジュールの目安
英検®は受験当日に結果が出るわけではありません。合格後に証明書を取得する必要があるため、出願直前に受けても提出に間に合わないおそれがあります。私立高校では12月から1月にかけて出願受付が始まることが多く、従来型であれば中3の年度第1回(6月頃)から第2回(10月頃)までに合格しておくのが現実的な目安です。
中3の秋以降は、模試・定期テスト・学校説明会などが重なり、英検®の対策に時間を割くことが難しくなります。そのため、中学2年の冬から中学3年の夏にかけてが、英検®受験の勝負時期といえます。
おすすめの受験スケジュールの一例
| 時期 | 目安 |
|---|---|
| 中学1年 | 学校の授業と並行で英語の基礎固め |
| 中学2年冬〜中学3年春 | 英検®3級合格(従来型・年度第3回まで) |
| 中学3年夏 | 英検®準2級合格(従来型・年度第1回まで) |
スケジュール全体を見渡して、余裕を持った受験計画を立てましょう。
|
~高校受験のプロから見た「英検®のおすすめスケジュール」~ 中学校3年生の夏以降は模試の復習や、最後の中間・期末試験にむけて勉強自体が大忙しになります。さらに説明会などに足を運ぶ機会が増えるため、英検に限らず検定ものに関しては中学校3年生の夏(従来型の年度1回目まで)までに必要な級を取り切ってしまうことがベストだと考えておくのがよいでしょう。 (大山先生) |
S-CBTを活用すれば受験チャンスを増やせる
従来型の英検®は年3回の実施ですが、英検®S-CBTはほぼ毎週末に受験機会があります。部活の大会や模試、定期テストと日程が重なりやすい中学生にとって、S-CBTはスケジュールの柔軟性を高める有力な選択肢です。
中3秋以降に「まだ必要な級を取得できていない」と気づいた場合でも、S-CBTを活用することでリカバリーできる可能性があります。ただし、志望校がS-CBTの結果を優遇制度の対象として認めているか、また出願期限に証明書の提出が間に合うかは、必ず募集要項で確認してください。
英検®で加点される仕組みとは?公立と私立でどう違う?

英検®が高校受験でどのように評価されるかは、公立・私立で大きく異なります。公立高校では主に調査書点(内申点)や英語の得点換算に使われるケースが多く、私立高校では内申加点・英語試験の免除・出願資格・併願優遇の基準など、活用場面の幅が広い傾向があります。
いずれも制度の有無や内容は学校ごとに異なるため、志望校の募集要項を早めに確認することが大切です。
公立高校では「調査書点(内申点)」に加点されるケースが多い
公立高校の入試では、英検®の取得が調査書点に加算されることがあります。加点・得点換算・実績評価など、制度の形は都道府県ごとに異なります。
なかでも大阪府は制度が明確に整備されている地域のひとつです。多くの公立高校において、英検®2級を取得していれば英語の得点が80%、準1級であれば満点として扱われます。
参考:令和8年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項|大阪府教育委員会
英検®の優遇制度を大きく打ち出していない都道府県もあり、地域差が大きいのが実情です。埼玉県・千葉県・奈良県・岡山県でも一部活用されていますが、具体的な加点内容は学校によって異なります。教育委員会の発表や志望校の募集要項を必ず確認してください。
私立高校では内申への加点や筆記免除が受けられるところも
私立高校では、英語教育に力を入れている学校や英語科・国際系コースを設ける学校を中心に、英検®の取得が優遇されるケースが多く見られます。
主な優遇内容として、内申点への加点、英語筆記試験の得点加算または一部・全部の免除、推薦入試における評価基準への組み込み、英語科・国際系コースでの出願条件への活用などが挙げられます。
英検®3級〜準2級以上を取得していると対象となる学校が多く、級が上がるほど優遇内容が手厚くなる傾向があります。学校ごとの差が大きいため、英検®公式サイトの「英検で入試優遇がある高校検索」も活用して、志望校の制度を事前に調べておくとよいでしょう。
参考:入学前も入学後も、英検が決め手!英検・TEAP・IELTS 活用校検索|公益財団法人日本英語検定協会
併願優遇・確約・入試相談で英検®が評価されることも
私立高校の受験では、本番の入試だけでなく、出願前の「入試相談(確約)」や「併願優遇」の場面でも英検®が評価されることがあります。
これらの制度では、内申点の合計が学校の設定する基準に届いていない場合でも、英検®3級以上・準2級以上などの資格を持っていることで加点扱いとなり、基準をクリアできるケースがあります。
たとえば「内申の合計があと1点届かないが、英検®準2級を持っているため加点されて出願できた」といったケースです(具体的な加点内容は学校によって異なります)。
内申基準のボーダーライン上にいる場合、英検®が出願の可否を左右する重要な要素になることがあります。具体的な加点ルールは中学校の先生や高校の説明会で確認しておきましょう。
英検®が出願資格になるケースもある
高校によっては、英検®の取得が出願の前提条件となっている場合があります。英語科・国際系コースなど、英語教育を重視する学科では英検®の級やCEFRの基準を出願条件として設定していることがありますが、一般コースでも条件に設定されているケースがあります。
例えば、北海道の札幌光星高等学校では、専願1入試(A特待認定あり)の出願資格のひとつとして、英検®準2級以上の取得が定められています。英検®を持っていることが出願の条件となるため、資格がなければそもそも受験できません。
英検®がなければそもそも受験できない学校・入試方式が存在するため、志望校の選択肢を広げるためにも早めの情報収集が欠かせません。英検®公式サイトの「英検で入試優遇がある高校検索」や各高校の募集要項で、出願条件として英検®が設定されていないかを必ず確認してください。
入学金免除・特待生制度の対象になる場合もある
英検®の取得は、合否だけでなく経済的な優遇につながる場合もあります。私立高校の一部では、英検®の資格が入学金免除や特待生制度の対象要件のひとつとなっています。
例えば、静岡英和女学院高等学校では英検®準2級以上の取得者が「英語特待」として入学料(160,000円)の免除対象となっています。また、英検®2級以上の取得者は学力試験(全科目)が免除され、調査書と面接のみで合否が判定されます。
級が高いほど優遇内容が手厚くなるケースもあるため、経済面での活用も視野に入れて情報を集めておくとよいでしょう。ただし、すべての私立高校で実施されているわけではないため、募集要項や個別相談で詳細を確認してください。
【優遇措置だけじゃない】高校受験で英検®を取得することのメリットは?

英検®を取得することのメリットは、入試での加点や出願資格だけではありません。英語力そのものの向上、学習習慣の定着、試験への慣れ、自信の獲得など、受験勉強全体にプラスに働く要素が多くあります。高校入学後の英語学習をスムーズに進めるうえでも、中学時代に英検®に取り組んでおくことは大きな助けになります。
英語力が向上する
英検®の対策を通じて、語彙力・文法力・読解力・リスニング力を総合的に鍛えることができます。これらはいずれも高校入試の英語で求められる力と重なっており、英検®の勉強が入試対策にそのままつながります。
特に近年の高校入試では、長文読解や英作文の比重が増している都道府県も多くあります。英検®の対策を通じてこれらのスキルを磨いておくことで、入試本番でも安定した得点が期待できます。
学習習慣を身に付けられる
英検®には明確な試験日があるため、合格から逆算してスケジュールを立てやすいという特徴があります。語彙・文法・読解・リスニングと、対策すべき分野が明確なので、計画を立てて取り組みやすい試験です。
毎日少しずつ英語に触れる習慣が身につけば、英検®の学習に限らず、高校受験全体の学習リズムにも良い影響をもたらします。「合格日から逆算して勉強する」という習慣は、受験勉強全般で活きる力です。
試験会場など外部会場の雰囲気を経験できる
英検®は基本的に学校外の会場で実施されます。慣れない場所での受験は、初めてだと緊張から実力を発揮しにくくなることもあります。英検®を受験しておくことで、そうした外部会場の雰囲気をあらかじめ体験できます。
高校入試や模試と同じ「外部会場での試験」に早い段階から慣れておくことは、本番での精神的な余裕につながります。一度でも外部受験を経験しているかどうかは、当日の落ち着きに大きな差を生みます。
達成感や自己肯定感を得られる
英検®は「〇級合格」という明確な結果が形として残る試験です。努力が成果につながった手応えを実感しやすく、「やればできる」という自信や自己肯定感につながります。
また、5級から順にステップアップしていく形式のため、合格後も次の目標が見えやすい点が特徴です。合格体験を積み重ねることで、次の級や高校受験に向けた学習のモチベーションを維持しやすくなります。
高校入学後の学習にスムーズに対応できる
中学3年生のうちに英検®準2級を取得していれば、高校中級レベルの英語力を先取りできている状態です。高校入学後の英語授業に余裕を持って臨めるだけでなく、英語を得意教科として安定させやすくなります。
準2級以上の取得は高校英語の先取りになり、入学後の学習をスムーズに進める土台になります。将来の大学受験で外部検定を活用する際にも、中学時代から英検®に取り組んでいた経験が活きてくるはずです。
高校受験のために英検®を取得することの注意点は?

英検®は高校受験において有利に働く場面が多い一方、万能ではありません。志望校によっては優遇制度がなく、直接的な加点につながらないケースもあります。
英検®の対策に力を入れすぎて、5教科の内申点や当日点の準備がおろそかになることも避けなければなりません。出願時期や合格証明書の準備など、実務面での確認も早めに行っておきましょう。
普段の勉強との両立が難しいことも
中学生は定期テスト・模試・部活と、日々のスケジュールが過密です。そのうえで英検®の対策を進めるには、時間の使い方を意識的に組み立てる必要があります。
英検®対策に時間を使いすぎると、他教科の学習が後回しになるリスクがあります。英検®の勉強はあくまで受験全体のスケジュールに組み込む形で計画し、他教科とのバランスを保つことが大切です。いつまでにどの級を取得するかを早めに決め、無理のない準備期間を確保しましょう。
試験日が部活の大会や模試と重なるおそれもある
従来型の英検®は年3回の実施のため、受験できるタイミングが限られます。部活動の大会や校外模試、定期テストと日程が重なることも珍しくありません。特に中学3年生は、進路イベントや学校行事との兼ね合いも増えるため、早めの日程確認が欠かせません。
従来型だけでなく英検®S-CBTも含めて日程を確認し、余裕を持って受験スケジュールを組むようにしましょう。どうしても予定が重なる場合は、どちらを優先するかを早めに判断し、必要であれば中学校の先生にも相談してください。
志望校で優遇がない場合は効果が限定的
英検®を持っていても、志望校が優遇制度を設けていなければ、入試での直接的な加点にはつながりません。制度の有無は学校によって大きく異なり、同じ都道府県内でも対応が分かれることがあります。
まずは志望校の募集要項を確認して、英検®がどのように扱われるかを把握してから対策に取り組むことが重要です。仮に優遇がない学校であっても、英語力の向上や学習目標としての活用は有効です。「入試での優遇」と「英語力を高める手段」の両面から、英検®の位置づけを考えるとよいでしょう。
5教科の内申点・当日点をおろそかにしない
英検®を取得しても、高校受験の合否を左右するのは5教科の内申点と当日の学力検査の結果であることがほとんどです。英検®はあくまでプラスアルファの要素であり、それだけで合格できるものではありません。
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~「英検®の取得が慢心を生むケースも」~ 現場で見ていると、持っている英検級と理解の定着具合にギャップがあるケースもあるのを感じます。 級の取得が自信につながり、さらに勉強を進められるのであれば理想的ですが、「3級を持っているから英語は大丈夫だ」と慢心して勉強を疎かにしてしまうと、かえって英語が苦手教科に成り下がってしまうこともあります。 級の取得に満足せず、次の目標に向けて勉強を続けていくことが大切です。 (大山先生) |
英検®対策で培った語彙力や文法力は入試英語にも直結するため、両方を切り分けすぎず入試対策の延長として活かしていく意識が大切です。
英検®の合格証明書や有効期限は必ず確認しておく
英検®を出願に活用する際は、合格証明書や資格証明書の準備を見落とさないようにする必要があります。試験に合格しても、書類が手元にそろうまでには一定の時間がかかります。出願期限ギリギリに受験した場合、提出に間に合わないリスクがあります。
また、学校によっては取得年度や有効期限が指定されている場合もあります。英検®S-CBTの結果が認められるかどうか、提出書類の形式、提出期限なども学校ごとに異なります。
合格後すぐに志望校の提出要件を確認し、必要な書類を余裕を持って準備しておくことが、出願でつまずかないための基本です。
英検®取得で有利になる高校は?

英検®の扱いは、地域・学校・入試方式によって異なります。公立高校では都道府県ごとに制度の有無や内容が大きく異なり、同じ都道府県内でも学校ごとに加点対象の級や評価方法が変わるケースがあります。私立高校では、学校ごとの募集要項や併願優遇・確約の基準を個別に確認することが不可欠です。
ここで紹介する学校は一部の事例です。制度は年度ごとに変更される可能性があるため、最新情報は必ず各高校の公式サイトや教育委員会の発表で確認してください。
受験で英検®が使える公立高校
英検®が入試で活用できる公立高校は、都道府県ごとに制度が大きく異なります。現時点で明確な優遇制度が設けられているのは、主に埼玉県・千葉県・大阪府・奈良県・岡山県です。
大阪府は特に制度が明確で、多くの公立高校において英検®2級取得者は英語の得点が80%、準1級取得者は満点として扱われます。
参考:令和8年度大阪府公立高等学校入学者選抜実施要項|大阪府教育委員会
都道府県によって制度の有無・内容が大きく異なるため、志望校が所在する自治体の教育委員会サイトで必ず最新情報を確認してください。
以下は各都道府県の公立高校における英検®活用例の一部です。掲載情報は各校の最新募集要項をもとにしていますが、年度により変更の可能性があります。出願前には必ず最新版をご確認ください。
埼玉県の例
参考:令和8年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における各高等学校の選抜基準|埼玉県教育委員会
| 学校名 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|
| 浦和高等学校 | 調査書に加点 | 英検®2級以上 |
| 浦和第一女子高等学校 | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
| 大宮高等学校 | 調査書に加点 | 英検®2級以上 |
| 春日部高等学校 | 調査書に加点 | 英検®2級以上 |
| 川越高等学校 | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
| 上尾高等学校(普通科) | 調査書に加点 | 英検®3級以上 |
千葉県の例
| 学校名 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|
| 船橋東高等学校 | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
| 柏の葉高等学校 | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
| 千葉南高等学校 | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
奈良県の例
| 学校名 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|
| 奈良市立一条高等学校(普通科) | 調査書に加点 | 英検®準2級以上 |
岡山県の例(特別入学者選抜において英検®が実績の一つとして考慮されます)
| 学校名 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|
| 岡山一宮高等学校(理数科) | 実績の一つとして考慮 | 英検®準2級以上 |
| 岡山城東高等学校(国際教養分野) | 実績の一つとして考慮 | 英検®2級以上 |
| 岡山南高等学校(国際経済) | 実績の一つとして考慮 | 英検®2級以上 |
| 倉敷天城高等学校 | 実績の一つとして考慮 | 英検®2級以上 |
受験で英検®が使える私立高校
私立高校では、出願資格・内申加点・試験免除・得点換算・特待生制度など、英検®の活用方法が学校ごとに多岐にわたります。英検®3級以上、準2級以上、2級以上など基準も学校によって異なります。併願優遇や確約・入試相談の場面でも英検®が評価されることがある点も、私立受験の特徴のひとつです。
以下は地域別の活用例の一部です。出願前には必ず各高校の最新の募集要項を確認してください。
北海道・東北
| 都道府県 | 学校名 | 入試形態 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 遺愛女子中学校・高等学校(英語科) | 推薦入試 | 学科試験免除 | 英検®準2級以上 |
| 北海道 | 札幌光星高等学校 | 専願1マリスコース | 出願資格 | 英検®準2級以上 |
| 宮城県 | 東北学院高等学校 | 特別進学コース自己推薦・TG総進コース推薦 | 一定割合を加算 | 英検®準2級以上 |
| 秋田県 | 聖霊学園高等学校 | 特別推薦(グローバル推薦) | 出願資格 | 英検®準2級以上 |
| 山形県 | 創学館高等学校 | 一般入試・推薦入試 | 判定優遇・合否参考 | 英検®3級以上 |
関東
| 都道府県 | 学校名 | 入試形態 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|---|---|
| 茨城県 | 水戸葵陵高等学校 | 一般入試 | 得点換算・試験免除(準2級以上は100点換算) | 英検®3級以上 |
| 栃木県 | 宇都宮短期大学附属高等学校 | 一般入試 | 入試得点に加点(準2級以上は20点加点) | 英検®3級(10点)以上 |
| 群馬県 | 高崎商科大学附属高等学校 | 推薦入試 | 出願資格・出願優遇 | 英検®3級以上 |
| 千葉県 | 成田高等学校 | 一般入試 | 入試において加点(2級は20点加点) | 英検®準2級(10点)以上 |
| 千葉県 | 千葉日本大学第一高等学校 | 一般・推薦入試 | 入試において加点 | 英検®準2級以上 |
| 東京都 | 佼成学園女子中学高等学校 | 一般入試 | 内申点に加点(準2級以上は+2) | 英検®3級(+1)以上 |
| 東京都 | 足立学園高等学校 | 推薦入試 | 出願資格・出願優遇 | 英検®準2級以上 |
中部・近畿
| 都道府県 | 学校名 | 入試形態 | 優遇措置の内容 | 対象となる級 |
|---|---|---|---|---|
| 静岡県 | 静岡英和女学院高等学校 | 一般入試 | 筆記試験免除・準2級以上で入学料免除 | 英検®2級以上 |
| 大阪府 | 四天王寺高等学校 | 一般入試 | 得点換算(2級で80%・準1級以上で100%) | 英検®2級以上 |
このように、高校受験においては、英語の力を測る指標として「英検®」が一般的に使用されます。早い時期から3級ないし準2級を目標に勉強を進めていくことで、結果的に私立高校の入試において有効になる場合は多いでしょう。
高校受験と英検®対策でよくある質問(FAQ)

高校受験と英検®に関して、よく寄せられる疑問をまとめました。志望校選びや対策の参考にしてください。
英検®3級は内申点に加算されますか?
英検®3級を取得していると、調査書点(内申点)に加点される場合があります。多くの高校で、英検®3級以上が加点や優遇の評価基準となりやすい級です。
ただし、加点の有無や内容は都道府県・学校によって異なります。募集要項で確認できない場合は、志望校の説明会や個別相談で直接確認しておくと安心です。
英検®2級は高校生でも難しいものになりますか?
英検®2級は「高校卒業程度」の英語力を測る試験です。高校3年生レベルであれば十分に合格を目指せる難易度ですが、中学生にとっては語彙・読解・リスニングのいずれも難易度が高く、十分な準備なしでの合格は容易ではありません。
高校受験での活用を目的とする場合、加点対象が「準2級以上」に設定されている学校も多く、多くのケースでは準2級の取得で十分です。難関私立や英語教育に特化した学校を目指す場合は2級に挑戦する価値がありますが、まずは3級・準2級から段階的に取り組むのが現実的です。
高校受験で英検®は意味ないと言われるのは本当ですか?
志望校に優遇制度がない場合、英検®を持っていても直接的な加点にはつながりません。その意味では、「すべての受験生に必ず有利」とは言い切れないのが実情です。
ただし、英語力そのものの向上・高校入試英語の対策・計画的な学習習慣の形成といった面では、英検®に取り組むことは十分意義があります。4級・5級については入試の優遇では評価されにくいのが現状ですが、3級・準2級合格を目指すためのステップとして活用するなら有効です。まずは志望校の募集要項で英検®の扱いを確認したうえで、自分にとっての活用方法を考えてみましょう。
高校受験の英検®対策で塾に通う必要はありますか?
英検®対策に塾が必須というわけではありません。市販のテキストや公式問題集を使えば、独学でも合格を目指すことは十分可能です。
ただし、未習の単元が含まれていたり、学習ペースをつくりにくいと感じたりする場合は、塾のサポートが有効です。英検®対策と高校受験の学習を両立できる塾を選ぶことで、効率よく英語力を伸ばすことができます。
|
~高校受験のプロが語る英検®と塾のポイント~ よく起こるのが、級の学習を進める中で、範囲の中にまだ学校でも、塾でも習っていない単元が含まれているケースです。この場合は、その単元に関しては個別指導でもない限り参考書などで自学する形がほとんどになると思いますが、これから先の勉強の予習だと割り切りつつ、自分では理解できない部分を塾の先生などに聞いたりしながら進めていけば取得のスコアに届くケースが多いです。 (大山先生) |
英検®のほかに高校受験で利用できる外部英語検定はありますか?
英検®以外にも、高校受験で活用できる外部英語検定があります。代表的なものはGTEC®とTOEFL Junior®です。
GTEC®はベネッセと語学教育企業ベルリッツが共同開発した英語検定で、日本の学習指導要領に沿った出題が特徴です。個人受験の場合は「GTEC® CBT」または「GTEC®検定版(公開会場受験型)」への申し込みが必要です。
TOEFL Junior®はアメリカのETSが開発した試験で、英語を母語としない中高生向けに英語運用力を測ることを目的としています。
学校によってはCEFR換算で複数の検定を認めているケースもありますが、高校受験の場面では英検®が最も広く活用されており、対応している学校数も多いのが実情です。志望校がどの検定を認めているかは、募集要項で事前に確認してください。
まとめ 英検®は高校受験の強い味方!

英検®は、高校受験において内申点への加点・出願資格・英語試験の免除・併願優遇など、さまざまな場面で活用できる可能性があります。目安は英検®3級以上、準2級以上を持っていればより評価されやすくなります。
ただし、すべての高校で優遇があるわけではありません。まずは志望校の募集要項を確認し、英検®がどのように扱われるかを把握したうえで対策に取り組むことが重要です。
英検®の取得は入試での優遇にとどまらず、英語力の向上・学習習慣の定着・試験慣れ・自信の獲得など、受験勉強全体にプラスに働く要素が多くあります。一方で、5教科の内申点や当日点が合否の中心であることを忘れず、英検®対策に偏りすぎないバランスも大切です。
英検®を「入試の武器」としてだけでなく「英語力を高めるための目標」として位置づけ、受験全体の計画に組み込むことが、合格への近道です。
志望校の情報を早めに集め、自分に合ったタイミングで無理なく挑戦してみましょう。英検®で培った力は、高校入試だけでなく、その先の学習にも活きてくるはずです。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
監修者プロフィール
塾講師として中学・高校・大学受験指導を行っている。2020年にYou Tubeチャンネル「ひのき三軒茶屋」を開設し、主に高校受験に関する内容を配信中。2024年8月には都立高校の口コミ・データサイト「都立合格.com(ドットコム)」の運用を開始。“受験を少しでも面白く乗り越える”手助けを行うことを目標に動画制作を行っている。
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