英検®準2級とは?レベル・試験内容・合格点・大学受験利用を解説
「英検3級には合格したけれど、次は準2級でいいの?」「大学受験で本当に使えるの?」と迷っていませんか。
英検準2級は高校中級程度の英語力を測る級で、3級の次に目指しやすい目標です。大学受験に向けた英語力の土台づくりにも役立ちます。ただし、志望校によっては準2級プラスや2級が必要な場合もあります。
この記事では、英検準2級のレベル、試験内容、合格点、大学受験での使い方、対策方法まで解説します。自分が準2級を受けるべきか、次に何をすべきかを確認しましょう。
編集部
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目次
英検®準2級とは?大学受験を見据えた英語力の土台になる級
英検準2級は、高校中級程度の英語力を測る級です。3級(中学卒業程度)の次に目指しやすい目標として、多くの高校生が受験しています。一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(スピーキング)の4技能を測定します。
大学受験では英検利用制度を設ける大学が多く、準2級は英語力の土台を示す一つの基準です。ただし、志望校によっては準2級プラスや2級以上が求められる場合も少なくありません。この記事では、準2級のレベルや試験内容、合格点から対策方法まで解説します。
・英検の全体像・各級の位置づけはこちら
・英検利用できる大学はこちら
・英検準2級を高校受験で活用する方法はこちら
英検®準2級は高校中級程度のレベル
英検準2級のレベルは、日本英語検定協会により「高校中級程度」と定められています。日常生活に必要な英語を理解し、使用できる力が求められます。扱われるテーマは、家庭や学校といった身近な話題にとどまらず、教育・科学・環境など社会性のある内容も含まれます。3級が「中学で学んだ英語の集大成」だとすれば、準2級は「高校英語の入り口」といえる位置づけです。
最近新設された「英検®準2級プラス」の位置づけ
準2級プラスは2025年度に新設された級で、準2級と2級の間のギャップを埋めることを目的としています。英検協会のデータによると、準2級合格後に2級に合格するまでには平均1年半〜2年近くかかることが新設の背景にあります。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「各級の目安」「データからわかる『準2級プラス』新設の意義」
準2級プラスの詳しい情報は以下の記事で読むことができます。
大学受験を考えるなら英検®準2級は「通過点」として捉えよう
大学受験で英検を利用する場合、準2級だけで十分かどうかは志望校によって異なります。
準2級が出願条件に含まれる大学もありますが、2級以上を求める大学が多数派です。大学受験を視野に入れるなら、準2級はあくまで通過点として捉え、最終的に準2級プラスや2級を目指すことを念頭においた学習計画を立てておきましょう。志望校の入試要項で、英検の利用条件と必要な級を必ず確認しましょう。
・準2級合格後・2級で大学受験を活用する方法はこちら
英検®準2級の難易度は? 3級より難しく、準2級プラス・2級より取り組みやすい

英検準2級は、3級の次に位置する級です。扱うテーマが広がり、試験時間も長くなりますが、準2級プラスや2級と比べると、求められる語彙・文法の範囲はひとまわり狭く、高校英語を学び始めた段階から対策できます。
ここでは、準2級の難易度と、合格に必要な英語力の目安を解説します。
英検®準2級は3級合格後の次の目標にしやすい
英検は5級→4級→3級→準2級の順に難しくなります。3級が「中学英語の集大成」だとすれば、準2級は「高校英語の入り口」です。3級では身近な日常的な話題が中心でしたが、準2級では教育・科学・環境など、やや社会性のある内容も出題されます。
また、3級のリスニングは音声が2回流れますが、準2級は1回のみです。この点が「3級より難しくなった」と感じる大きな理由の一つです。ただし、3級で培った基礎力をベースにすれば、着実にステップアップできます。
英検®準2級は高校1〜2年生でも十分に合格を狙える
英検準2級のレベルは「高校中級程度」です。高校1〜2年生の授業内容と重なる範囲が多く、学校の英語学習と並行して対策できます。3級に合格した直後から準2級の対策を始めるのがスムーズなタイミングです。
大学受験を見据えるなら、高校2年生のうちに準2級を取得し、その後準2級プラスや2級に進む流れが、学習計画としてバランスよく組み立てやすいといえます。
英検®準2級に必要な単語レベル
準2級の合格に必要な語彙数は、約2,600〜3,600語が目安とされています。3級の目安である約2,100語と比べると、600〜1,600語ほど多く覚える必要があります。
3級までは身近なものを表す単語が中心でしたが、準2級からはclimate(気候)、government(政府)、environment(環境)といった、社会や自然に関わる語彙も加わります。単語帳は準2級対応のものを一冊選び、繰り返し取り組むことが合格への近道です。
英検準2級レベルの単語について、詳しく知りたい場合はこちらの記事もおすすめです。
・英検の全体像・各級の位置づけはこちら
・合格発表について、詳しくはこちら
英検®準2級の試験内容
英検準2級の試験は、一次試験と二次試験の2段階で構成されています。一次試験ではリーディング・ライティング・リスニングの3技能を測定し、二次試験では面接形式のスピーキングを測定します。
2024年度よりライティングに新形式が加わり、英作文に加えてEメール問題が出題されるようになりました。受験前に試験の全体像を把握しておくことで、対策の優先順位が立てやすくなります。
一次試験の内容|リーディング・ライティング・リスニング
一次試験は「リーディング・ライティング(80分)」と「リスニング(約24分)」の2部構成です。
| 技能 | 大問 | 内容 | 問題数 |
|---|---|---|---|
| リーディング | 大問1 | 短文語句空所補充 | 15問 |
| リーディング | 大問2 | 会話文文空所補充 | 5問 |
| リーディング | 大問3 | 長文語句空所補充 | 2問 |
| リーディング | 大問4A | 長文内容一致(Eメール) | 3問 |
| リーディング | 大問4B | 長文内容一致(説明文) | 4問 |
| ライティング | 大問5 | Eメール | 1題 |
| ライティング | 大問6 | 英作文(意見論述) | 1題 |
| リスニング | 第1部 | 会話の応答選択 | 10問 |
| リスニング | 第2部 | 会話の内容一致選択 | 10問 |
| リスニング | 第3部 | 文の内容一致選択 | 10問 |
身近な話題から教育・科学・自然・環境など、やや社会性のある内容も含まれます。リスニングは音声1回放送のため、各パートの出題パターンに慣れておくことが大切です。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「準2級の試験内容」
ライティングの内容|英作文・Eメール問題
ライティングは2024年度より2題構成になりました。
1つ目は英作文(意見論述)です。与えられたトピックについて、自分の意見を理由とともに英語で書きます。解答語数の目安は50〜60語です。
2つ目はEメール問題です。外国人から届いたEメールを読み、本文中の2つの質問に英語で返信する形式です。解答語数の目安は40〜50語です。日常的なやりとりを想定した内容が出題されます。
どちらも「内容・構成・語彙・文法」の4観点で採点されます。CSEスコアでは4技能が均等に配点されるため、ライティングの得点が合否に大きく影響します。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「2024年度 実用英語技能検定(英検)問題形式リニューアル」
二次試験の内容|スピーキング面接
二次試験は面接委員と1対1で行う英語の面接です。試験時間は約6分で、問題カード(約50語のパッセージとイラスト2コマが記載されたカード)を使って進められます。
問題の流れは以下のとおりです。
- パッセージの黙読(20秒)と音読
- パッセージに関する質問(No.1)
- イラストに関する質問(No.2・No.3)
- 受験者自身の意見を問う質問(No.4・No.5)
No.4・No.5では、日常生活や身近な社会的な話題について、自分の意見を理由とともに述べることが求められます。2024年度の試験形式リニューアルによる二次試験の変更はなく、従来どおりの形式で実施されています。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「準2級の試験内容」
3級・準2級・準2級プラスとの出題形式の違い
3つの級の出題形式を比較すると、準2級から難易度と出題量が大きく上がることがわかります。
<3級・準2級・準2級プラスの出題形式比較>
| 項目 | 3級 | 準2級 | 準2級プラス |
| 一次試験時間 | 65分+リスニング約25分 | 80分+リスニング約24分 | 85分+リスニング約25分 |
| ライティング | 英作文・Eメール問題(計2題) | 英作文・Eメール問題(計2題) | 英文要約・英作文(計2題) |
| 二次試験時間 | 約5分 | 約6分 | 約7分 |
| 音読パッセージ | 約30語 | 約50語 | 約55語 |
| イラスト | 1コマ | 2コマ | 3コマ |
準2級プラスはライティングがEメール問題から要約問題に変わります。要約では与えられた英文を自分の言葉でまとめる力が求められるため、準2級よりも高い読解力と表現力が必要です。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「準2級プラスの過去問・試験内容」 「3級の過去問・試験内容」
英検®準2級の合格点・CSEスコアはどれくらい?
英検準2級の合否は「CSEスコア」と呼ばれる独自の指標で判定されます。合格基準スコアは毎回固定されており、試験の難易度が変わっても合格ラインは変わりません。
ただし、素点(正答数)とCSEスコアの換算方法は回次ごとに異なるため、「何問正解すれば合格」とは一概に言えない仕組みになっています。
H3 英検®準2級の合格基準スコア
CSEスコアとは、英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)をそれぞれ数値化し、英語力を客観的に測るための指標です。
国際標準規格のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)にも対応しています。
英検準2級の合格基準スコアは以下のとおりです。
<英検準2級の合格基準スコア>
| 試験 | 満点 | 合格基準スコア |
| 一次試験(R・L・W合計) | 1800点 | 1322点 |
| 二次試験(S) | 600点 | 406点 |
合格基準スコアは毎回固定されています。一次試験と二次試験はそれぞれ独立して合否が判定されるため、どちらか一方だけでは合格にはなりません。
一次試験・二次試験それぞれの合格目安
一次試験は、リーディング・リスニング・ライティングの3技能がそれぞれ600点満点で設計されており、合計1800点満点です。二次試験(スピーキング)は600点満点で、一次試験とは独立して合否が判定されます。
一次試験に合格した場合のみ、二次試験の受験資格が得られます。一次試験で高得点を取っていても、二次試験が基準に届かなければ不合格になる点に注意が必要です。
素点で何点取れば合格できる?
CSEスコアは統計的手法を用いて算出されるため、素点とCSEスコアの換算表は公開されていません。同じ正答数でも、受験する回によってスコアが変動します。英検協会は2016年度第1回一次試験のデータをもとに、「2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています」と公表しています。
一次試験では各技能で約6割の正答率が合格の目安となります。二次試験の合格基準スコアは406点(満点600点)です。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」
合格点だけでなく技能バランスも重要
CSEスコアでは4技能が均等に配点されます。一次試験の合計スコアが合格基準を超えていても、特定の技能のスコアが極端に低い場合は合格が難しくなることがあります。
特にライティングは、問題数は2題でも1技能分(600点)として扱われます。他の技能と同等の配点があるため、「書けなかった」では大きな失点につながります。得意技能で稼ぎながら、苦手技能も最低限6割を確保することを意識した学習計画が合格への近道です。
英検®準2級は大学受験で使える?入試要項で確認すべきポイント
英検準2級は大学受験で活用できる場合があります。ただし、利用できるかどうかは大学・学部・入試方式によって異なります。準2級が対象に含まれるケースもありますが、2級以上を求める大学が多いのが実態です。
英検を大学受験に活かすには、志望校の入試要項を早めに確認し、どの級・どのスコアが必要かを把握したうえで学習計画を立てることが重要です。
大学受験で英検®を使う方法は主に3つ
英検を大学受験で使う方法は、大きく以下の3〜4パターンに分かれます。
<大学受験における英検利用の主なパターン>
| 利用方法 | 内容 |
| 出願資格 | 指定された級・スコア以上を取得していないと出願できない |
| 得点換算 | 英検の級・スコアを英語試験の点数に換算する |
| 加点 | 英語試験の得点に一定点数を加算する |
| 判定優遇・合否参考 | 合否判定の際に英検のスコアが参考にされる |
利用方法は入試方式によっても異なります。学校推薦型選抜・総合型選抜では出願資格として使われるケースが多く、一般選抜では得点換算として活用されるケースが多い傾向があります。
英検®準2級が対象になるかは大学・学部・入試方式によって異なる
英検を入試に利用できる大学は400校以上ありますが、準2級が対象になるかは大学・学部・入試方式によって大きく異なります。準2級を出願資格や得点換算の対象としている大学もある一方、2級以上を条件とする大学の方が多いのが現状です。
準2級だけで十分かどうかは、志望校の条件を確認したうえで判断してください。
合格級だけでなくCSEスコア指定にも注意
英検を大学入試で利用する場合、合格級だけでなくCSEスコアの基準が設けられている大学もあります。たとえば「2級合格かつCSEスコア1980点以上」のように、合格しているだけでは条件を満たせないケースがあります。
また、大学によっては英検の取得時期に有効期限を設けており、「出願日から2年以内に受験したもの」などの条件が付く場合もあります。合格証書やスコアレポートの取得時期も必ず確認しましょう。
有効期限の考え方や注意点については、以下の記事でくわしく解説しています。
準2級・準2級プラス・2級のどれを目指すべきか判断しよう
どの級を目指すべきかは、志望校の条件によって変わります。以下を目安に判断してください。
<英検利用を見据えた級の選び方>
| 状況 | 目指すべき級の目安 |
|---|---|
| 志望校が準2級を出願条件に含めている | 準2級を確実に取得し、スコアも確認する |
| 志望校が2級以上を条件としている | 準2級プラスを経由して2級を目指す |
| 志望校の条件がまだ決まっていない | 準2級取得後、準2級プラス・2級へ進む |
いずれの場合も、入試要項は毎年変更される可能性があります。必ず志望校の公式サイトで最新情報を確認してください。
参考まで、英検2級が優遇される大学一覧 はこちらの記事で確認できます。
英検®利用で確認すべきチェックリスト
英検を大学受験に活用するために、以下の項目を事前に確認しておきましょう。
▢ 志望校の入試方式で英検が利用できるか
▢ 必要な級・CSEスコアの条件は何か
▢ 英検の取得時期に有効期限の条件があるか
▢ 合格証書・スコアレポートの提出が必要か
▢ 利用できる入試方式(一般・推薦・総合型)はどれか
英検利用入試の要項は毎年更新されます。志望校が決まったら、各大学の公式サイトで必ず最新の募集要項を確認してください。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「入試活用・単位認定」
英検®準2級の対策方法
英検準2級に合格するには、単語・文法の基礎固めからスタートし、技能ごとの対策を順番に積み上げることが大切です。
一次試験ではリーディング・ライティング・リスニングの3技能をバランスよく仕上げる必要があります。二次試験も一次試験の合否が出てから対策を始めるのではなく、早めに準備しておくと安心です。
まずは3級レベルの単語・文法を固める
準2級の対策は、3級レベルの単語・文法の確認から始めましょう。準2級では高校中級程度の語彙が問われますが、中学英語の基礎が土台になります。
3級レベルの内容に不安が残る場合は、準2級の対策に入る前に復習しておくことをおすすめします。単語は準2級対応の単語帳を1冊選び、繰り返し取り組むのが効率的です。
ライティングは英作文とEメール問題の型を覚える
ライティングは2題ともに「型」を覚えることが最も効率的な対策です。
英作文(意見論述)は「意見→理由2つ→まとめ」の構成で書きます。解答語数の目安は50〜60語です。自分の本音より「書きやすい理由が挙げられる立場」を選ぶと、論理的にまとめやすくなります。
Eメール問題は「冒頭のあいさつ→質問2つへの回答→締めのひとこと」の流れで書きます。解答語数の目安は40〜50語です。指定された質問すべてに答えていないと0点になる場合があるため、設問の読み落としに注意が必要です。
採点観点はEメール問題が「内容・語彙・文法」の3観点(計12点満点)、英作文が「内容・構成・語彙・文法」の4観点(計16点満点)です。
難しい表現を使うよりも、指定語数を守り、それぞれの観点を意識して書くことを優先しましょう。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「ライティングテストの採点に関する観点および注意点(準2級)」
長文は段落ごとの内容をつかむ練習をする
リーディングの長文問題(大問3・4)では、段落ごとに何が書かれているかを素早くつかむ力が求められます。全文を精読する必要はなく、設問に関係する箇所を探しながら読む練習が有効です。
過去問を使い、時間を計りながら解く習慣をつけると、本番の時間配分が身につきます。
リスニングは会話・説明文の流れを聞き取る練習をする
準2級のリスニングは音声1回放送のため、第1部(会話)・第2部(会話)・第3部(説明文)の各パートの出題パターンに慣れておく必要があります。過去問の音声を繰り返し聞き、スクリプトと照らし合わせながら内容を確認する練習が効果的です。
二次試験は理由を添えて答える練習をしておく
二次試験では、質問に対して「意見+理由」を英語で述べる力が問われます。特にNo.4・No.5では自分の意見を問われるため、「I think ~. Because ~.」のような基本的な型を使って、声に出して答える練習をしておきましょう。流暢さよりも、理由を添えて最後まで答えることが評価につながります。
・英検二次試験対策について、詳しくはこちら!
1か月・3か月で合格を目指す学習スケジュール例
英検3級合格後に準2級を目指す場合の学習スケジュール例です。現在の英語力や学習ペースによって異なるため、あくまで目安として参照してください。
<準2級合格を目指す学習スケジュール例>
| 期間 | 主な学習内容 |
| 1か月プラン(既習者向け) | 過去問で現状確認→弱点技能を集中対策→仕上げに過去問2〜3回分を通し演習 |
| 3か月プラン(基礎から始める場合) | 1か月目:単語・文法の基礎固め/2か月目:技能別対策(ライティング・リスニング中心)/3か月目:過去問演習と弱点補強 |
英検は年3回(従来型)実施されます。受験日から逆算して計画を立て、少なくとも受験の1〜2か月前には過去問に取り組み始めることをおすすめします。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「試験日程・受験案内」
・英検の日程について、詳しくはこちら!
・英検S-CBTについて、詳しくはこちら!
英検®準2級に関するよくある質問
英検準2級について、よくある質問に答えます。
英検®準2級は意味ないって本当?
意味がないとは言えません。高校中級程度の英語力を客観的に証明できる資格であり、大学受験での英検利用制度に対応している大学もあります。ただし、2級以上を求める大学が多いのも事実です。準2級を足がかりに上位級へ進む学習計画を立てることで、大学受験での活用の幅が広がります。
準2級と2級、大学受験ではどちらを受けるべき?
志望校の条件によって異なります。2級以上を出願条件や得点換算の対象とする大学が多いため、大学受験での活用を優先するなら2級を目指すのが基本です。準2級は英語力の土台確認として意義がありますが、高校2年生以降に大学受験を見据えるなら、準2級取得後は速やかに準2級プラス・2級へ進む計画を立てましょう。
英検®準2級の過去問はどう使えばいい?
過去問は、現状把握と本番形式への慣れの両方に活用できます。まず受験前に1回分を時間を計って解き、得点の低い技能を把握します。対策が進んだら改めて別の回を解き、仕上がりを確認します。過去問のPDFと音声は英検公式サイトから無料でダウンロードできます。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「準2級の過去問・試験内容」
英検®準2級の日程・結果・解答はどこで確認できる?
いずれも英検公式サイトで確認できます。試験日程は「試験日程・受験案内」ページ、一次試験の解答速報は「一次試験解答速報」ページ、合否結果は「試験結果・解答」ページで閲覧できます。合否のウェブ公開は試験後約3週間後が目安です。
参照:公益財団法人 日本英語検定協会「試験結果・解答」「一次試験解答速報」
高2から英検®準2級を受けても間に合う?
十分に間に合います。高2の時点で準2級に合格し、その後2級を目指す流れは大学受験の観点からも現実的なペースです。英検は年3回受験できるため、1回目で感触をつかみ、2回目以降で合格を狙う戦略も取れます。大学受験で英検を利用する場合は、出願時期から逆算して取得スケジュールを組みましょう。
まとめ 英検®準2級は大学受験から逆算して受けるか判断しよう
英検準2級は、3級合格後の次のステップとして取り組みやすく、英語力の土台づくりに役立ちます。
ただし、大学受験での活用を見据えるなら、準2級だけで十分かどうかは志望校の条件によって異なります。2級以上を求める大学が多いため、準2級はあくまで通過点として捉え、準2級プラスや2級へ進む計画を早めに立てることが重要です。
まずは志望校の入試要項を確認し、必要な級とCSEスコアを把握しましょう。そのうえで、高校2年生のうちに準2級を取得し、段階的に上位級を目指すスケジュールが現実的です。この記事で解説した試験内容・合格点・対策方法を参考に、計画的に準備を進めてください。
・準2級合格後のステップアップ・準2級プラスとはこちら
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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