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英検®のレベル一覧!8つの級の難易度を解説|2026年度第3回より6級・7級も新設!

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「英検®は何級がどのレベル?」「自分の学年に合う級がよくわからない」そんな疑問を感じている方は多いのではないでしょうか。英検®は現在5級から1級まで8つの級があり、それぞれに対応する学習レベルや出題形式が異なります。どの級を選ぶかによって、学習の方向性も大きく変わってきます。

さらに、2026年度第3回検定からは新たに「英検6級」と「英検7級」が加わる予定です。これにより、小学校中学年から学習をスタートしやすい環境が整い、より多くの人が英検に挑戦できるようになります。

参考:2026年度 第3回検定より、実用英語技能検定(英検® 従来型)に英検6級、英検7級を新設|公益財団法人 日本英語検定協会

この記事では、現行の5級〜1級までの各レベルと難易度、2026年度新設予定の6級・7級の概要、目的別のおすすめ級、そして自分に合う級の選び方まで、くわしく解説します。英検のレベルは学年だけで決めるのではなく、学習範囲・目的・過去問の手応えを組み合わせて選ぶことが、合格への近道です。

塾選ジャーナル編集部

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目次

英検のレベル・難易度を級ごとに詳しく解説

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英検は5級から1級まで全8つの級が設けられており、2026年度には6級と7級が新設予定です。それぞれの級に対応する学習レベル・出題内容・難易度には大きな差があり、どの級を目指すかによって学習の進め方も変わります。まずは以下の早見表で、全体像をつかんでおきましょう。

英検の級とレベル目安

レベル目安 向いている人 特徴
7級 小学校中学年に対応予定 英語を始めたばかりの小学生 2026年度新設。入門中の入門級
6級 小学校高学年〜中学校入門期に対応予定 5級がまだ難しい小学生 2026年度新設。5級より基礎的な級
5級 中学初級程度 英検を初めて受ける人 中学英語の入り口。読み・聞きが中心
4級 中学中級程度 中1後半〜中2レベル 文法・英文量が増える
3級 中学卒業程度 中学英語を一通り学んだ人 ライティング・二次試験(面接)が加わる
準2級 高校中級程度 高校英語に進んだ人 語彙・長文が難しくなる
準2級プラス 高校上級程度 2級前の橋渡しが必要な人 2025年度に新設。準2級と2級の「壁」を埋める橋渡しの級
2級 高校卒業程度 大学受験・履歴書で使いたい人 社会的テーマが増える
準1級 大学中級程度 難関大・英語上級者 語彙と抽象度が大きく上がる
1級 大学上級程度 英語を高度に使いたい人 最上位級。二次試験は2分間のスピーチ

参考:各級の目安|英検 公益財団法人 日本英語検定協会2026年度 第3回検定より、実用英語技能検定(英検® 従来型)に英検6級、英検7級を新設|公益財団法人 日本英語検定協会

この表からわかるように、5級・4級・3級は中学英語の範囲を中心としており、準2級・準2級プラス・2級が高校英語に対応しています。準1級・1級はより高度な英語運用力が必要で、大学レベル以上の内容が問われます。7級・6級はいずれも2026年度新設予定の級で、小学生が英語学習の最初の一歩を踏み出すための級です。

英検5級のレベル|中学初級程度

英検5級は、中学初級程度を目安とした級です。6級・7級の新設に伴い、現在は中学英語の入り口としての位置づけになっており、英検に初めて挑戦する中学生や、英語学習を積み重ねてきた小学生が最初の目標にしやすい級です。

出題形式はリーディング・リスニングに加え、任意で受験できる録音形式のスピーキングで構成されており、合否を決める二次試験がないため、初めての英検として取り組みやすい特徴があります。

英検5級の概要

項目 内容
レベル目安 中学初級程度
単語レベル 約600語
出題形式 リーディング・リスニング・録音形式スピーキング
合格の目安 全体で6割程度
各セクションの目安 リスニングは8〜9割・リーディングは4〜5割取っておきたい
身につく英語力 日常の簡単な英語を読んだり聞いたりできる基礎力

5級はリーディングよりもリスニングの難易度が低く、得点を稼ぎやすい傾向があります。リスニングで8〜9割を確保しつつ、リーディングで4〜5割を取れるように準備を進めると、全体での合格ラインに届きやすくなります。録音形式のスピーキングテストは合否に影響しないため、まずは一次試験の得点を安定させることに集中しましょう。

参考:5級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検4級のレベル|中学中級程度

英検4級は、中学中級程度を目安とした級です。中学1年後半から2年生にかけて学ぶ内容が中心となり、5級と比べると語彙数・英文量・文法の範囲がひとまわり広がります。過去形・未来表現・比較・不定詞・動名詞といった文法項目が加わるため、学校の授業と並行して取り組むのが自然な流れです。出題形式は5級と同様、リーディング・リスニング・録音形式スピーキングで構成されています。

英検4級の概要

項目 内容
レベル目安 中学中級程度
単語レベル 約600〜1,300語
出題形式 リーディング・リスニング・録音形式スピーキング
合格の目安 全体で6割程度
各セクションの目安 リスニングは7割以上・リーディングは5割以上取っておきたい
身につく英語力 日常会話の概要を理解し、自分の考えを簡単に伝える力

5級と出題形式は同じですが、英文のボリュームと文法の難易度が上がっている分、リーディングにかける時間が増えます。リスニングで安定した得点を確保しながら、リーディングの正答率を丁寧に積み上げていくバランスが合格への近道です。

参考:4級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検3級のレベル|中学卒業程度

英検3級は、中学卒業程度を目安とした級です。4級までと大きく異なるのは、ライティングと二次試験(面接形式のスピーキング)が加わる点です。「読む・聞く」だけでなく「書く・話す」の4技能が問われる最初の級であり、学習の取り組み方を見直す必要が出てくる転換点と言えます。中学英語の総まとめとして位置づけられており、高校受験で英検を活用したい場合に目標とされやすい級でもあります。

英検3級の概要

項目 内容
レベル目安 中学卒業程度
単語レベル 約1,300語
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験・二次試験ともに6割程度
各セクションの目安 ライティングは6割・リスニングは7割以上取っておきたい
身につく英語力 日常的なテーマの概要をつかみ、理由を含めて自分の考えを伝える力

3級の一次試験ではライティングの配点比重が大きく、ここで得点できるかどうかが合否を左右しやすいです。理由を含めて意見を書く練習を繰り返し行っておくことが、合格への大きなポイントになります。二次試験の面接は初めて経験する形式のため、想定問答の練習を事前に積んでおくと本番での緊張が和らぎます。

参考:3級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検準2級のレベル|高校中級程度

英検準2級は、高校中級程度を目安とした級です。3級までの中学英語の範囲から一歩進み、高校英語で登場する語彙・文法・長文が出題されるようになります。

関係代名詞・仮定法・接続詞を使った複文構造なども問われるほか、長文読解の文章量と難易度が大きく上がるため、3級合格者でも準2級には手応えの違いを感じることが少なくありません。中学生の上位層や高校1〜2年生が目指しやすい級として知られています。

英検準2級の概要

項目 内容
レベル目安 高校中級程度
単語レベル 約1,700語
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験・二次試験ともに6割程度
各セクションの目安 リーディングは6割・リスニングは7割取っておきたい
身につく英語力 日常的な話題の概要を理解し、基本的な語句で情報や考えを伝える力

準2級はリーディングでの時間不足に悩む受験者が多い級です。長文を素早く読みこなすスピードと、文脈から語彙の意味を推測する力を並行して鍛えることが、得点アップの鍵になります。

参考:準2級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検準2級プラスのレベル|高校上級程度

英検準2級プラスは、高校上級程度を目安とした級で、準2級と2級の間に位置づけられています。準2級には合格できたものの2級の難易度にはまだ壁を感じる人にとって、段階を踏んで力をつけながら2級を目指せる選択肢として設けられた比較的新しい級です。

身近な社会的テーマについて概要・要点・詳細を理解し、多様な語句を使って詳しく伝える力が求められます。

英検準2級プラスの概要

項目 内容
レベル目安 高校上級程度
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験・二次試験ともに6割程度
各セクションの目安 ライティングは6割・リスニングは7割取っておきたい
身につく英語力 身近な社会的テーマの要点・詳細を理解し、多様な語句で詳しく伝える力

準2級プラスは新設された級であるため、受験データの蓄積はまだこれからです。準2級合格後に2級を一気に目指すのが難しいと感じる高校生にとって、現実的なステップアップの選択肢として今後活用が広がることが期待されています。

参考:準2級プラスの過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検2級のレベル|高校卒業程度

英検2級は、高校卒業程度を目安とした級です。準2級・準2級プラスと比べると、テーマの幅が日常的な話題から社会的・抽象的な内容へと大きく広がります。環境・医療・テクノロジー・教育といったテーマの英文を読みこなす力が必要であり、ライティングでも自分の意見を論理的に展開する構成力が問われます。

大学受験での活用や履歴書への記載において社会的な認知度が高く、「英語力の証明として評価されやすい最初のライン」として広く知られている級です。

英検2級の概要

項目 内容
レベル目安 高校卒業程度
単語レベル 約2,600語
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験・二次試験ともに6割程度
各セクションの目安 ライティングは6割・リスニングは6〜7割取っておきたい
身につく英語力 社会的なテーマの文章の展開を把握し、考えを詳しく論理的に伝える力

2級は語彙力の差が合否に直結しやすい級です。単語学習と長文読解を並行して進め、社会的テーマに慣れる読書習慣を意識的に取り入れることが、得点を安定させるうえで効果的です。

参考:2級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検準1級のレベル|大学中級程度

英検準1級は、大学中級程度を目安とした上級レベルの級です。2級から準1級への難易度の上昇幅は、他の級間と比べてもひときわ大きいと言われています。必要な語彙数が大幅に増えるだけでなく、読解文の抽象度・論理性も高くなり、ライティングでは自分の意見を英語で論理的に組み立てる力が問われます。

難関大学の受験や入試優遇での活用を目指す高校生、英語を武器にしたい大学生・社会人が目標にする級として知られています。

英検準1級の概要

項目 内容
レベル目安 大学中級程度
単語レベル 約3,800語
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験7割程度・二次試験6割程度
各セクションの目安 語彙問題は7割・リスニングは7割以上取っておきたい
身につく英語力 複雑な社会的テーマの展開を理解し、主張と根拠を明確にしながら詳しく伝える力

準1級は一次試験の合格目安がやや高めで、得意分野で確実に得点を稼ぐ戦略が重要です。特に語彙問題はそれだけで大きな配点を持つため、単語学習への投資が合否に直結します。2級合格後もしっかりと学習期間を確保してから挑むのが現実的です。

参考:準1級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

英検1級のレベル|大学上級程度

英検1級は、英検の最上位級です。大学上級程度を目安とし、政治・経済・科学・文化・倫理といった幅広い専門分野の英文を推論しながら読み解き、自分の意見を論理的に述べる高度な英語運用力が求められます。

「ネイティブレベル」と表現されることもありますが、正確には「英語を高いレベルで使いこなせる人向けの最難関級」と理解するのが適切です。通訳・翻訳・英語教育・国際ビジネスなど、英語を専門的に使うキャリアを目指す方が取得を目指すことの多い級です。

英検1級の概要

項目 内容
レベル目安 大学上級程度
単語レベル 約10,000〜15,000語
出題形式 リーディング・ライティング・リスニング・面接形式スピーキング(二次試験)
合格の目安 一次試験7割程度・二次試験6割程度
各セクションの目安 語彙問題は6割・リスニングは7割以上取っておきたい
身につく英語力 専門的・抽象的なテーマを推論しながら理解し、論理的かつ詳細に伝える力

1級は英検の中で最も必要語彙数が多く、すべてのセクションにおいて高い英語運用力が問われます。合格率は10%前後とされており、準1級合格後も長期的な学習継続が不可欠です。特に語彙問題は難易度が非常に高いため、専門的な単語帳を使った計画的な学習が必要になります。

参考:1級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

【2026年度から新設!】英検7級と6級のレベル・難易度

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2026年度第3回から、英検7級と6級が新設される予定です。

英検7級と6級のレベル目安

レベル目安 向いている人 特徴
7級 小学校中学年に対応予定 英語を始めたばかりの小学生 2026年度新設。 入門中の入門級
6級 小学校高学年〜中学校入門期に対応予定 5級がまだ難しい小学生 2026年度新設。 5級より基礎的な級

英検7級のレベル|小学校中学年の英語学習に対応予定

英検7級は、2026年度第3回検定から新設予定の級で、小学校初級程度の英語力に対応することが発表されています。英語を習い始めたばかりの小学生が最初の目標として挑戦しやすいよう設計される予定です。

これまでの英検は5級が最も基礎的な級でしたが、5級は中学初級程度を目安としているため、小学校で英語を学び始めたばかりの子どもには難しく感じるケースもありました。7級はその点を補う入門的な位置づけになると考えられています。

英検7級の概要

項目 内容
レベル目安 小学校初級程度
受験形式 CBT形式(コンピューターまたはタブレット)
問題の指示文 漢字にルビあり
リスニング形式の一例 イラストについての質問を聞き、適切な答えを選ぶ
身につく英語力 日常的な基礎英語を聞いて理解する力

試験はコンピューターまたはタブレットを用いたオンライン受験(CBT形式)が予定されており、問題の指示文の漢字にはルビがふられます。リスニングでは「What time do you eat breakfast?」に答えるような、日常的な基礎英語が問われる形式が例示されています。小学生が日々の英語学習の中で自然に身につける内容と親和性が高い問題が中心になると考えられます。 

なお、選択肢の数など詳細は今後変更される可能性があります。2026年度夏頃にはサンプルテストが英検協会のウェブサイトで公開される予定なので、受験を検討している方はあわせて確認しておくとよいでしょう。

参考:速報第3弾 問題形式の一部公開について|公益財団法人 日本英語検定協会、参考:速報第2弾 CBT形式導入について|公益財団法人 日本英語検定協会

英検6級のレベル|小学校高学年〜中学校入門期に対応予定

英検6級も2026年度第3回検定から新設予定の級で、小学校卒業程度〜中学校入門期の英語力に対応することが発表されています。5級よりも基礎的な内容が想定されており、これまで「5級はまだ少し難しい」と感じていた小学生にとって、英検デビューの現実的な選択肢になりそうです。小学校高学年で英語を学んでいる段階の力を測る級として、英語学習の早期スタートを後押しする役割が期待されています。

英検6級の概要

項目 内容
レベル目安 小学校卒業程度〜中学校入門期
受験形式 CBT形式(コンピューターまたはタブレット)
問題の指示文 漢字にルビあり
リーディング形式の一例 まとまりのある英文を読み、内容に合うイラストを選ぶ
身につく英語力 平易な日常英文を読んで内容を理解する力

リーディングの問題形式の一部として「まとまりのある英文を読み、内容を適切に表すイラストを選ぶ」形式が公開されています。例示された英文は「On Sunday, I went to the aquarium with my brother.」のような平易な日常文であり、中学入門期レベルの読解力が問われる内容です。英文の長さや語彙レベルは5級よりも易しく設定されると見られます。

7級と同様、詳細な出題範囲や合格基準は今後順次公表される予定です。2026年度夏頃のサンプルテスト公開も予定されているため、最新情報は英検協会の公式サイトで確認するようにしてください。

参考:速報第3弾 問題形式の一部公開について|公益財団法人 日本英語検定協会速報第2弾 CBT形式導入について|公益財団法人 日本英語検定協会

目的別に見るおすすめの英検レベル

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「英検のレベルはわかった。でも、結局自分は何級を受ければいいの?」そう感じている方も多いはずです。英検のレベルは学年だけで決まるものではなく、英語の学習状況・、目指す目標、英検を使う場面によって最適な級が変わります。

ここでは、目的別に「どの級から挑戦するのが最適なのか」を整理します。

英語学習のスタートを切りたい小学生|推奨級:英検7級・6級

英語を習い始めたばかりの小学生には、2026年度新設予定の7級・6級が最初の目標として向いています。7級は小学校初級程度、6級は小学校卒業程度〜中学校入門期に対応する予定で、これまで「5級はまだ難しい」と感じていた小学生にとって、現実的な英検デビューの選択肢になります。

この段階で最も大切なのは、合格そのものよりも「英語が楽しい」という感覚を育てることです。難しすぎる級で不合格になるより、今の力に合った級で手応えをつかむほうが、英語学習を長続きさせる近道になります。保護者の方は、無理に上の級を狙わせず、子どもが前向きに取り組めるレベルから始めることを意識してみてください。

中学英語の基礎を確認・定着させたい|推奨級:英検5級・4級

中学英語の基礎をしっかり固めたい人には、5級・4級が適しています。5級は中学初級程度で基本的な語彙・文法・リスニングが中心であり、4級は中学中級程度で過去形・比較・不定詞などへと学習範囲が広がります。

「学校の英語の授業についていけているか確認したい」「定期テスト以外で実力を測りたい」という目的にも向いている級です。

小学校から英語学習を続けてきた子どもや、中学入学後に英語の力試しをしたい人にも、5級・4級は取り組みやすい目標になります。合格をきっかけに次の級へのモチベーションが生まれやすく、英語学習の継続にもつながります。

高校受験で英語を武器にしたい|推奨級:英検3級・準2級

高校受験で英検を活用したいなら、3級以上が目安です。3級以上が入試優遇の対象になる高校が多く、出願資格や加点の対象として使える場面があります。英語が得意で、受験でのアドバンテージをより大きくしたい場合は、準2級まで狙うことも十分に可能です。

3級は中学卒業程度の英語力を示す級であり、中学3年間の英語の総まとめとして位置づけられています。高校受験を見据えるなら、中学2〜3年生のうちに3級合格を目指し、余裕があれば準2級にも挑戦するという流れが現実的なステップです。志望校が英検をどのように活用しているかは、各校の募集要項で確認するようにしましょう。

大学受験で英検を活用したい|推奨級:英検2級・準1級

大学受験で英検を活用するなら、2級・準1級が中心となる目安です。2級は多くの高校生にとって現実的に目指しやすいラインであり、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜のいずれかで活用できる大学も多くあります。英語を受験の強みにしたい場合や、難関大学・上位学部を志望する場合は、準1級を取得しておくとより広い選択肢が生まれます。

取得のタイミングも重要です。大学入試で英検を利用する場合、一般的には高校1年生の第3回検定(1月)以降が取得のスタートラインになるケースが多いです。高校3年生になってから慌てて受験するより、高1・高2のうちに余裕を持って取得しておくことを強くおすすめします。

高3での受験はスケジュール的に間に合う回もありますが、学校の授業・模試・推薦準備などと重なりやすい時期でもあります。「まだ間に合う」ではなく「高1・高2で取っておく」を基本のスタンスにしてください。

ただし、同じ「英検2級」でも、出願資格として必要な場合・加点対象になる場合・試験免除に使える場合など、活用のしかたは大学によってさまざまです。英検協会の活用校検索を使って、志望校ごとに条件を個別に確認してから目標の級を決めることを強くおすすめします。

参考:入試活用・単位認定|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

履歴書・就職活動で英語力をアピールしたい|推奨級:英検2級以上

就職・転職活動で英検をアピールしたい場合、一般的な目安として2級以上が書きやすいラインとされています。2級は「高校卒業程度の英語力がある」ことを示す目安として社会的な認知度が高く、英語に関係する業務がある職種では評価される場面があります。

英語力を仕事上の強みとして積極的にアピールしたいなら、準1級以上を取得しておくのが望ましいです。準1級は大学中級程度の高いレベルを示すものとして、英語を使うポジションや外資系・グローバル企業の選考では特に注目されやすくなります。準2級や3級が書けないわけではありませんが、社会人・就職活動生の文脈でビジネス上の英語力として評価されるかというと、限定的にならざるを得ません。

英語を武器にしたいなら2級、さらに強く印象づけたいなら準1級を目標のラインとして設定するとよいでしょう。

英語を仕事で本格的に使いたい|推奨級:英検準1級・1級

通訳・翻訳・英語教育・国際ビジネスなど、英語を専門的に使うキャリアを目指す場合は、準1級・1級が目標の目安になります。準1級は大学中級程度の高度な英語運用力を示す級として、英語を使う職種や外資系・グローバル企業での評価が高く、実務でも通用する英語力の証明として機能します。

1級は英検の最上位級であり、専門的・抽象的なテーマを論理的に読み解き、自分の意見を高度に発信する力が求められます。合格率は10%前後とされており、長期的な学習継続が前提となる最難関レベルです。

「英語をキャリアの中心に据えたい」という強い目的意識がある方にとって、1級合格は英語力の到達点を示す大きな指標になります。

自分に合う英検レベルの選び方

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各級のレベルや目的別の目安を知ったうえで、「では具体的にどの級を受ければいいのか」と迷う方も多いでしょう。

英検の級選びに正解は一つではありませんが、「学年・学習範囲」「過去問の手応え」「受験の目的」という3つの軸を組み合わせて考えると、自分に合う級が見えてきます。

まずは現在の学年・学習範囲に近い級を選ぶ

級選びの第一歩は、今学校で学んでいる英語の範囲に近い級を出発点にすることです。たとえば中学2年生なら4級・3級、高校1年生なら準2級・準2級プラスが自然な目安になります。学校の授業内容と大きくずれた級を選んでしまうと、合格に必要な語彙や文法を一から習得しなければならず、学習効率が落ちてしまいます。

ただし、学年だけを基準にする必要はありません。英語が得意で学校の授業では物足りないと感じている人や、学習塾や自学習で先取りが進んでいる人は、1〜2段階上の級を候補に入れても問題ありません。

逆に、英語に苦手意識がある場合は学年の目安より1つ下の級から始めることも、決して後ろ向きな選択ではありません。今いる場所を正直に見てから出発点を決めることが、着実に力をつける第一歩になります。

過去問で6割前後取れる級を目安にする

学年の目安で候補の級を絞ったら、次に実際の過去問を解いてみることをおすすめします。英検の合格ラインは級によって異なりますが、一次試験ではおおむね6〜7割程度の得点が合格の目安となるケースが多いです。

過去問を解いた結果、リーディング・リスニング・ライティングを通じて6割前後取れているなら、その級は「少し努力すれば合格が見える圏内」にあると判断できます。

参考:各級の過去問・試験内容|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

一方、3〜4割程度しか取れず、問題の意味自体がほとんどわからないと感じる場合は、1つ下の級を再検討するサインです。「難しいけれど何とかなりそう」と「何を聞かれているかもわからない」の間には大きな差があります。過去問の手応えを正直に受け止めることが、級選びの精度を上げる最も実践的な方法です。

過去問は英検協会の公式サイトから無料で確認できるため、申し込み前に必ず試してみてください。

合格を優先するなら1つ下の級から受ける

高校受験や就職活動など、「とにかく合格実績を作りたい」「履歴書や出願書類に間に合わせたい」という場面では、合格可能性の高い級から確実に取ることを優先する判断も合理的です。

試験には受験料と準備にかける時間が必要であり、背伸びして不合格になり続けるより、1つ下の級で合格を積み重ねる方が結果として早く上の級に到達できることも少なくありません。

「1つ下の級は自分には簡単すぎる」と感じるかもしれませんが、余裕を持って合格できる級でも、本番の試験形式に慣れたり、弱点を確認したりする機会になります。合格体験そのものが次の級への自信につながるという側面もあります。

目標の級が明確に決まっているなら、そこへの最短ルートとして1つ下から積み上げる戦略を選ぶことは、決して回り道ではありません。

入試・資格目的なら必要な級から逆算する

高校受験・大学受験・就職活動など、使う場面と期限がはっきりしている場合は、必要な級を先に確認したうえで、試験日程から逆算して学習計画を立てることが重要です。「なんとなく2級を目指す」より「○月の試験で2級に合格する」と具体的な締め切りを設けるほうが、学習に集中しやすくなります。

まず志望校の募集要項や採用条件で、必要な英検の級またはCSEスコアを確認しましょう。英検の試験は年に複数回実施されているため、余裕を持って1回分の失敗を織り込んだスケジュールを組むことをおすすめします。

過去問で現状の実力を把握し、合格まで何点・何ヶ月必要かを見積もったうえで学習をスタートさせると、級選びと準備の両方に迷いがなくなります。

参考:試験日程|英検 公益財団法人 日本英語検定協会

【受験生必見】大学入試を有利にする「CEFR・CSEスコア対応表」 

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英検を大学受験に活用する場合、「何級を持っているか」だけでなく「CSEスコアが何点か」まで把握しておくことが重要です。大学によっては、合格・不合格ではなくCSEスコアそのものを出願条件や加点の基準として使うケースがあるためです。

英検CSEスコアは、CEFRという国際的な英語能力の共通基準と対応しています。CEFRはA1〜C2の6段階で英語力を示すもので、世界中の大学・企業・機関が採用している指標です。英検の各級とCEFRの対応関係を把握しておくと、志望校が求める英語力の水準を客観的に確認しやすくなります。

英検CSEスコアとCEFRの対応

英検の級 CSEスコア合格目安 CEFR
1級 2630 C1〜C2
準1級 2304 B2
2級 1980 B1〜B2
準2級プラス 1829 B1〜B2
準2級 1728 A2〜B1
3級 1456 A2
4級 622 A1〜A2
5級 419 A1

※CSEスコアは4技能(RLSW)合算の合格スコア目安です。大学入試での活用条件は各校の募集要項をご確認ください。

この表からわかるように、大学入試で多くの場合に求められるB2レベルに対応するのは準1級(CSE2304以上)です。また2級はB1〜B2の範囲にまたがっており、スコアによって評価が変わる場合があります。同じ「2級合格」でも、CSEスコアが高いほど入試での評価が有利になるケースがあるため、合格後もスコアの数値を意識しておくことが大切です。

志望校がCSEスコアをどのように活用しているかは、英検協会の活用校検索で確認できます。級だけでなくスコアを軸にした目標設定をすることで、大学受験における英検活用の精度が上がります。

参考:英検CSEスコアとは|公益財団法人 日本英語検定協会入試活用・単位認定|公益財団法人 日本英語検定協会

英検のレベルに関するよくある質問(FAQ)

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英検のレベルや級選びに関して、多くの方が共通して抱く疑問があります。ここでは特によく検索される2つの質問に答えます。

英検は何級からすごいとされますか?

一般的な目安として、英検2級以上が「英語力の証明として評価されやすい」ラインとされています。2級は高校卒業程度の英語力を示す級であり、大学受験での活用や履歴書への記載において社会的な認知度が高いためです。英語に関わる場面で自分の英語力をアピールしたいなら、まず2級合格を目標にするのが現実的なスタートラインと言えます。

ただし、「すごい」かどうかは年齢や学年によっても大きく変わります。小学生や中学1年生が3級に合格していれば、学年相応の水準をはるかに超えた実力として高く評価されます。中学生で準2級・2級を取得していれば、高校受験でも内申点の加点や試験免除といった十分なアドバンテージになります。

絶対的な基準で測るより、「年齢や学年でどの級を持っているか」という文脈で見ることが大切です。

英検とTOEICはどっちがいいですか?

英検とTOEICはどちらが優れているかという問題ではなく、目的によって向き不向きが異なります。使いたい場面に合わせて選ぶことが重要です。

英検は小学生から社会人まで幅広い層を対象とした試験で、リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの4技能を総合的に測ります。学校での英語学習との親和性が高く、高校受験・大学受験での活用や、学習の進捗確認を目的とする場合に向いています。

一方、TOEIC L&Rは主にリスニングとリーディングを測るテストで、スコア形式(990点満点)のため英語力の推移を数値で把握しやすいという特徴があります。就職・転職活動やビジネス上の英語力評価として使われることが多く、社会人が英語力を証明する場面ではTOEICのスコアを求められるケースが目立ちます。

学生で受験や学習目的が中心なら英検、社会人でビジネスや就職・転職への活用が目的ならTOEICという整理が一つの目安になります。どちらを選ぶべきか迷っている場合は、英語を使いたい場面や提出先の採用・出願条件を確認してから決めるのが最も確実な方法です。

なお、TOEICと大学受験での利用については以下の記事で詳しく解説しています。

まとめ 英検のレベルを理解して、自分に合う級を選ぼう

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英検の級選びに、唯一の正解はありません。ただ、「今の学習範囲に近い級からスタートし、過去問の手応えで微調整し、目的に合わせて逆算する」という3つの軸を組み合わせれば、自分に合う級は自然と絞り込めます。学年だけで決めず、目的だけで決めず、この3つをセットで考えることが級選びの核心です。

2026年度第3回検定からは英検7級・6級が新設予定となっており、小学生や英語学習を始めたばかりの方がより段階的に受験できる環境が整ってきます。これまで「5級はまだ難しい」と感じて受験をためらっていた小学生にとっても、英検に挑戦しやすい環境が整いました。

中学1年生なら、まずは中1前半の内容である5級がスタート地点。もし大学受験で英検を利用したいけれど英語力に不安があるなら、焦って2級を目指すより、まずは2025年度に導入された準2級プラスに挑戦してみるのもおすすめです。

この記事を読んだ後は、以下の3ステップで動き出してください。

ステップ1:自分に近い級を確認する

記事内の一覧表で、自分の学年・学習範囲・目的に近い級を確認します。

ステップ2:過去問を解いてみる

気になる級の過去問を英検協会の公式サイトから入手して、実際に解いてみましょう。

ステップ3:級を決めて学習をスタートする

受験目的と過去問の手応えを照らし合わせて受験する級を決め、学習を始めてください。

迷っている時間より、一問解いてみる時間のほうが、自分に合う級への近道になります。

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編集部
塾選ジャーナル編集部

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