勉強に集中できない原因は?すぐ切り替える方法と先輩100人の工夫
「勉強しないといけないのにスマホを触ってしまう……」「勉強に集中できない!」そう悩んでいる人はいませんか。
机に向かっていても、同じ文章を何度も読み返してしまうこともあるでしょう。集中できないと「自分は意志が弱いのでは」「受験生なのに甘えている」と感じやすいものですが、原因はスマホや周囲の音、睡眠不足、疲労、受験への不安など複数考えられます。
この記事では、今すぐ試せる切り替え方法から原因の見分け方、原因別の対処法、集中を長く続けるための勉強の進め方までを解説します。
あわせて、受験を経験した先輩100人に聞いた工夫も、自分に合う方法を選ぶ参考として紹介します。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
集中の回復|「気分」より「最初の行動」

検索している今も、勉強の手が止まっている人は多いのではないでしょうか。ここではまず、原因を詳しく考える前に、勉強へ戻るための行動を紹介します。すべてを読み終えてから実践するのではなく、この章だけでも今すぐ試せる内容です。
ただし、どの方法も「必ず集中できる」と保証するものではなく、勉強を再開するきっかけをつくる手順として捉えてください。
完璧な準備より「今すぐ試せる5ステップ」
以下を上から順に行い、10分だけ勉強を再開してみましょう。すべてを完璧に行う必要はありませんが、スマホを遠ざけ、やることを一つに絞るところまではセットで行うのがおすすめです。
- スマホや気になる物を手の届かない場所に移す
- 席を立って水分を取り、軽く体を動かす
- 今からやることを一つだけ決める
- 10分程度の短いタイマーを設定する
- 英単語や基礎問題など負担の小さい内容から始める
スマホを別室に置く、散歩する、仮眠を取るなど、特定の方法だけが正しいわけではありません。実際、先輩100人へのアンケートでも、集中を戻す方法は一つに決まっておらず、それぞれが自分に合ったやり方を組み合わせていました。
全部やるより「今の状態」に合わせて選ぶ
「集中できない」と一括りにせず、今の自分に近い状態を選べる早見表を用意しました。以下は、状態別に最初に試したい行動をまとめたものです。
| 今の状態 | 最初に試すこと |
|---|---|
| スマホを何度も触ってしまう | 通知を切り、手の届かない場所へ移す |
| 何から始めればよいか迷う | 教材・ページ・終了条件を一つ決める |
| 問題文を読んでも頭に入らない | 短く休み、負担の小さい内容へ変える |
| 難しい問題で手が止まった | 時間を決め、解説や基礎問題へ戻る |
| 眠くて内容を理解できない | 軽く動くか、短時間休む |
| 不安や考え事が止まらない | 紙に書き出し、今やる1問を決める |
| 家にいると気が散る | 机の向きや勉強場所を変える |
この表からわかるのは、集中できない原因によって最初の一手が異なるという点です。
集中できない原因|「性格」より「環境」

集中方法をやみくもに試す前に、まず自分の原因を確認することが大切です。集中できない状態は、大きく分けて「始められない」「続かない」「頭に入らない」の3つに整理できます。
始められない場合も、すべてがやる気の問題とは限りません。タスクが曖昧だったり、課題が難しすぎたりすることも原因になります。ここでは、それぞれの状態につながりやすい原因を確認していきましょう。
意志の弱さより「スマホ・音・室温」の罠
意志の強さよりも、視界や手の届く範囲にある誘惑が集中を妨げているケースがあります。
思い当たる環境として、次のようなものが挙げられます。
- スマホの通知やSNSが気になる
- 机の上に漫画や関係のない物がある
- テレビや家族の話し声が聞こえる
- ベッドやゲーム機が視界に入る
- 暑い、寒い、暗いなど部屋の環境が合っていない
- 同じ場所で長時間勉強して飽きている
集中を妨げているのが自分の性格ではなく、環境そのものである場合は少なくありません。
根性の不足より「睡眠・疲労・空腹」の限界
集中力の問題は、根性や工夫だけで解決しようとしなくてもよいものです。
体調面では、次のような状態が影響します。
- 睡眠時間が足りていない
- 学校や部活動のあとで疲れている
- 食後で強い眠気がある
- 空腹や喉の渇きが気になる
- 休日に長時間の計画を詰め込んでいる
- 休憩を取らずに勉強を続けている
眠いときにコーヒーを飲めば解決するとは限らず、疲れが強い日は勉強法より休息の見直しが必要です。無理に机に向かい続けると、かえって非効率になることもあります。
集中力の欠如より「不安・焦り」による雑念
受験生ならではの原因として、不安や焦りが挙げられます。
具体的には、次のような状況です。
- 模試の判定や点数を何度も考えてしまう
- 周囲の受験生と勉強時間を比較する
- 受験までの残り日数を考えて焦る
- 勉強の遅れを取り戻そうとして無理な計画を立てる
- 難しい問題が解けず、イライラしてほかの科目にも進めない
不安を完全になくすことよりも、いったん頭の外に出して今の勉強へ戻ることのほうが現実的です。志望校への思いを高めることだけでは、目の前の集中の切れは解決しません。
やる気のなさより「無謀な計画・難易度」
課題の設定方法や難易度が、集中を妨げている場合もあります。
たとえば、次のようなケースです。
- 「英語をやる」など、やる内容が曖昧
- 一度に多くの教材を進めようとしている
- 今の実力より難しすぎる問題を選んでいる
- 最初から何時間も続けようとしている
- 映像授業や参考書を眺めるだけになっている
- 一問を完璧に理解しようとして先へ進めない
やる範囲や終了条件が曖昧だと、何から始めるか迷い、集中しにくくなります。漠然と「頑張る」と決めるより、行動に落とし込むことが集中への近道です。
先輩100人のリアル|「我慢」より「工夫」

これは方法の優劣を決めるランキングではありません。先輩たちの実例を、自分に合う方法を探すための参考として見ていきましょう。
まず、先輩100人が集中を持続・回復するために取り入れていた工夫を、人数とともに紹介します。
| 先輩が取り入れていた工夫(複数回答) | 人数 |
|---|---|
| 勉強する場所を変える | 46人 |
| コーヒー・お茶などを飲む | 44人 |
| ラムネ・チョコなどを食べる | 39人 |
| 短い仮眠を取る | 32人 |
| 散歩・ストレッチ・深呼吸をする | 32人 |
| デスク周りや部屋の配置を工夫する | 29人 |
| 音楽・BGMを流す | 27人 |
| スマホを別室に置くなどの対策をする | 16人 |
※複数回答。回答数は方法の優劣や効果の順位を示すものではありません。
この表からわかるのは、先輩たちが一つの方法だけに頼らず、複数の工夫を組み合わせていたことです。また、「一番即効性があった方法」を1つ選んでもらった設問では、仮眠18人、場所変更14人、スマホ対策13人などに分かれ、特定の方法に集中しませんでした。よく使われた方法と、最も即効性を感じた方法は必ずしも一致しません。回答数が多い方法が、そのまま自分に合うとは限らない点に注意が必要です。
【スマホ】気合で我慢より「物理的な隔離」
スマホ対策は、多くの受験生が共通して悩むポイントです。ここでは、我慢するのではなく、触りにくい状態を段階的につくる方法を紹介します。
- 通知を切る
- 画面を伏せ、引き出しや鞄に入れる
- 手の届かない場所や別室へ置く
- 家族に預ける
アンケートでは、スマホを別室に置いて集中できたという声がありました。
飲み物はブラックコーヒーがおすすめです。カフェイン効果で頭がスッキリし、集中力を維持できました。また、スマホを別室に置いて視界から消す環境作りを併用すると良いと思いました。
KKさん
一方で、離しすぎるとかえって気になってしまったという回答もあります。
スマホの電源を切って別の部屋に置くというのを試したことがあるのですが、逆に気になってしまい、そわそわして集中できませんでした。手元にはあるけれど次の休憩時間までは触らないとルールを決め、引き出しにしまっておく程度のほうが、私の場合は心穏やかに集中できました。
たなかなかさん
大切なのは「必ず別室に置く」ことではなく、自分が触りにくく、かつ気になりすぎない距離を探すことです。まずは通知を切ることから試し、それでも触ってしまう場合に、少しずつ距離を広げていくとよいでしょう。
【環境】机の整理より「視界のノイズ消し」
「机を片付ける」というだけでは、具体的に何をすればよいか分かりにくいものです。ここでは、先輩たちが実践していた工夫を紹介します。
- 今使う教材と筆記用具だけを机に出す
- 窓、時計、テレビ、人の動きが視界に入らない向きにする
- ベッドや漫画を見えにくくする
- 家族に勉強する時間を伝える
- 暑さ・寒さを衣服や空調で調整する
- 周囲の音が気になる場合は耳栓や環境音を試す
具体的な工夫として、次のような回答がありました。
デスクは壁に向けて配置し、窓やテレビ、ベッドなどが視線に入らないようにしました。机の上には、その日に使う参考書と筆箱だけを置いていました。
ココアパンさん
雑音が入ると集中力が欠けてしまうタイプなので、あまり物音がしないような部屋作りにしました。時計も針の音がしないものに変えるなどしました。
こーじーさん
片付け自体が目的にならないようにすることも大切です。大掃除や模様替えに時間をかけすぎると、逆にその日の勉強時間が減ってしまいます。数分で終わる範囲にとどめ、机の上を整えることから始めましょう。
【場所】家で耐えるより「強制力のある外へ」
自宅での集中が難しいときは、図書館、自習室、カフェなど、場所を変える方法もあります。
場所を選ぶときの判断軸は、次のとおりです。
- 静かな場所と適度な雑音のある場所のどちらが合うか
- 人の視線があるほうが集中しやすいか
- 教材を広げやすいか
- 移動時間や費用が負担にならないか
- スマホや友達との会話など別の誘惑がないか
場所を変えて集中できたという声がある一方で、環境によっては逆効果だったという回答もあります。
図書館から喫茶店、自宅というスケジュールで勉強することが多かったです。景色を変えると飽きをごまかせるし、移動時間は音楽などを聴いてリラックスできました。
リアルゴリラさん
家以外の空間のほうがモチベーションや集中力が上がるかもしれないと思い、カフェなど家以外で勉強しようとしましたが、目に入る情報と耳に入る情報に集中力を持っていかれやすく、気が散って逆効果でした。
るいさん
「家で集中できない=カフェへ行けば解決する」とは限りません。実際に場所を変えてみて、普段より勉強が進むか、周囲の音や人の動きが気になるかを確かめてみましょう。
【眠気】我慢して読むより「短時間の仮眠」
眠気が原因で集中が切れているときは、無理に読み進めるより、短い立て直しを挟むほうが効果的な場合があります。
- 席を立って軽く動く
- 水分を取る
- 顔を洗う
- 短時間だけ目を閉じる
- 夜遅い場合は仮眠ではなく、その日の就寝を検討する
短い仮眠で回復したという回答がある一方、寝過ぎてしまったという声もありました。
いわゆるパワーナップですが、私には効果がありました。昼過ぎの疲労感が回復します。
たなさん
集中力を高めようと15分の仮眠をとったつもりが、朝まで起きられなかったことがあります。
minaさん
仮眠を取る場合は、アラームを設定する、ベッドに入らない、長時間眠らないという工夫が欠かせません。眠気が強い日は、仮眠よりもその日の勉強量を見直したほうがよい場合もあります。
【休憩】座り続けるより「動いて切り替え」
集中が切れたとき、席に座ったまま我慢するのではなく、短い切り替えを入れる方法も有効です。
- 数分歩く
- 肩や首を動かす
- 深呼吸する
- 水やお茶を飲む
- 少量のお菓子を取る
飲み物やお菓子で気持ちを切り替えたという回答が多く寄せられました。
夕方以降に頭が働かなくなってきたとき、ラムネを数粒食べると気分を切り替えやすかったです。
おむれつさん
休憩におやつを食べることです。リラックスできて良いのかと思ったのですが、眠気を感じたり、だるさを覚えて逆効果でした。
こーじーさん
休憩の効果を感じる人がいる一方、食べすぎるとだるさにつながる場合もあります。「休憩の終了時刻を決める」「量を決めておく」など、切り替えのための小さなルールを持っておくと安心です。飲み物やお菓子だけで睡眠不足を補おうとしないことも意識しましょう。
【音楽】流行りの曲より「相性と使い分け」
音楽を勉強中に取り入れるかどうかも、先輩たちの間で意見が分かれたポイントです。
判断軸としては、次の点が挙げられます。
- 勉強を始めるきっかけとして使う
- 単純な作業では使いやすい場合がある
- 英語長文や現代文では歌詞が邪魔になることがある
- 曲選びのためにスマホを触り続けない
- 無音のほうが集中できる人もいる
- 入試本番では音楽を使えないため、依存しすぎない
歌詞のない音楽が合ったという回答がある一方、歌詞のある曲に気を取られたという声も目立ちました。
静かなクラシック。歌詞がなくて、主張もあまりないもの。
あやさん
好きなJ-POPや洋楽など歌詞がある音楽を聴きながら勉強しましたが、無意識のうちに歌詞に意識が向いてしまい、現代文の記述対策や英語の読解など、言語処理が必要な科目のインプット効率が下がりました。
おむれつさん
音楽の向き不向きは、勉強内容や個人の集中スタイルによって変わります。「このジャンルが一番集中できる」と決めつけず、歌詞の有無や取り組む科目との相性で選んでみましょう。
アンケートでは、同じ方法でも効果を感じた人と、逆効果だった人の両方がいました。回答数の多さだけで判断せず、自分の状態に合いそうな方法を一つずつ試し、実際に勉強が進んだかで判断することが大切です。
持続のコツ|「時間」より「勉強の中身」

ここまでは、環境や体調を立て直すための方法を紹介してきました。ここからは、実際の勉強の進め方に踏み込んでいきます。同じ「集中できない」でも、不安が原因なのか、難問でつまずいているのか、勉強内容そのものが合っていないのかによって、必要な対応は変わります。
頭で悩むより「紙に書き出す」
受験への不安は、考えないようにするほど、かえって気になってしまうことがあります。そこで、頭の中にあるものを一度紙へ書き出し、考える時間と今やる勉強を分ける方法を紹介します。
- 気になっていることを短く書く
- 模試の振り返りなど、考える時間を別に決める
- 今やる教材とページを一つに絞る
- 「1問解く」「10分読む」など、開始条件を小さくする
不安そのものをなくそうとするより、いったん頭の外に出すことのほうが現実的です。志望校や合格後の自分を思い浮かべてやる気を高める方法は、別記事でくわしく解説しています。
粘り続けるより「時間で打ち切り」
難問に固執して時間が過ぎてしまう状態を、「集中力がない」と勘違いしてしまう受験生は少なくありません。
- 1問に使う時間を決める
- 解けなければ印をつけて先へ進む
- 解説を確認する
- 基礎問題へ戻る
- 先生や塾で質問する問題として残す
- 暗記や復習など、負担の軽い勉強へ一時的に切り替える
一問に長く固執すると、その後の勉強計画まで崩れやすくなります。過去問に取り組む場合も、本番形式で最後まで解く時間と、解説を確認しながら学ぶ時間を分けておくと、1問への固執を防ぎやすくなります。
一律のやり方より「科目・内容で変える」
勉強内容によって、集中を保つための工夫は異なります。以下は、内容別に集中を保ちやすくする方法をまとめた表です。
| 勉強内容 | 集中を保つ工夫 |
|---|---|
| 英単語・古文単語・用語暗記 | 10個単位に分け、声や手を使う |
| 数学・理科の問題演習 | 1問ごとに目安時間を決める |
| 英語長文・現代文 | 設問や読む目的を確認してから読む |
| 映像授業 | 視聴だけにせず、途中で問題やメモを挟む |
| 過去問 | 通して解く日と大問別に解く日を分ける |
| 復習 | 間違えた理由を一問ずつ言葉にする |
この表からわかるのは、同じ「集中できない」でも、勉強内容によって対応の仕方が変わるという点です。方法を増やしすぎず、今取り組んでいる勉強に近い工夫から試してみてください。
長時間のノルマより「短い区切り」
「人間の集中力は何分まで」「受験生なら90分は集中すべき」といった断定はできません。集中が続く時間には個人差があるためです。
- まずは10〜15分など短い時間から始める
- 集中が続く場合は少しずつ延ばす
- 科目や体調によって時間を変える
- 集中が完全に切れる前に休憩する
- 休憩の終了時刻も決めておく
ポモドーロ・テクニックのように時間を区切る方法も選択肢の一つですが、時間の枠に自分を合わせようとすると、かえってストレスになる場合もあります。
ポモドーロタイマーを使っていたが、25分で切り替えるタイミングで問題がうまく解けずモヤモヤした。
かなやんさん
25分という時間そのものに合わせることより、自分が勉強に戻りやすい時間設定を見つけることを優先しましょう。時間の長さより、区切りをつけて再開できるかどうかが大切です。
完全休養より「限界まで負荷下げ」
集中できない日をすべて「サボり」と捉える必要はありません。状態に応じて、負荷を調整する対応を知っておくと安心です。
| 状態 | 対応 |
|---|---|
| 少し気が散る | 10分だけ簡単な勉強をする |
| 難しい問題で止まった | 暗記や復習へ切り替える |
| 疲れているが手は動く | 短く休み、時間を区切って進める |
| 強い眠気があり内容が入らない | 翌日の課題を決めて早めに休む |
| 集中できない状態が続いている | 生活や勉強計画を見直し、周囲にも相談する |
体調が許す場合は、勉強の負荷を下げて少しだけ進める方法もあります。どうしても手が動かない日は、次のような最低ラインを決めておくとよいでしょう。
- 英単語を10個だけ確認する
- 間違えた問題を1問だけ見直す
- 明日最初にやる教材を机に出す
- 勉強記録だけつけて終了する
ただし、これは「何があっても最低限は勉強すべき」という意味ではありません。体調や気持ちが大きく崩れている場合は、無理に机に向かうことよりも、休むことや周囲に相談することを優先してください。
勉強に集中できないときのよくある質問

勉強に集中できないのは甘えですか?
甘えや意志の弱さと決めつける必要はありません。集中できない背景には、環境、疲労、睡眠不足、心理的な不安、課題設定など、さまざまな原因が考えられるためです。
ただし、原因を確認せずに放置すると状態は変わりません。スマホの位置や勉強時間など、自分で調整できる部分から見直してみましょう。
寒くて勉強に集中できないときはどうすればよいですか?
お金をかけずに試せる方法から始めるのがおすすめです。
- 足元や首元を温める
- 靴下やひざ掛けを使う
- 温かい飲み物を用意する
- 机の位置を窓際から変える
- 暖めすぎて眠くならないよう調整する
- 室温を変えにくい場合は勉強場所を移す
環境を整えても集中できない場合は、寒さ以外の原因も確認してみてください。疲労や睡眠不足が隠れているケースもあります。
休憩中にスマホを見てもよいですか?
短い休憩では、スマホ以外の方法を優先することをおすすめします。SNSや動画は、思った以上に休憩時間が長引きやすいためです。
- 水分補給
- トイレ
- ストレッチ
- 窓を開ける
- 数分歩く
どうしてもスマホを見たい場合は、終了条件とタイマーを先に決めておきましょう。「5分だけ」「この動画を1本だけ」のように区切ることで、休憩が長引くのを防ぎやすくなります。
コーヒー・お茶・ラムネ・チョコは集中に役立ちますか?
気分転換になったと答えた先輩はいましたが、睡眠不足や疲労そのものを解決する方法ではありません。量を決めて取り入れ、強い眠気がある場合は休息を優先しましょう。
集中できない状態が何日も続くときはどうすればよいですか?
一時的な集中切れへの対処法だけでは解決しないこともあります。まずは、次の点を振り返ってみてください。
- 睡眠や食事のリズム
- 学校・部活動との両立
- 勉強計画に無理がないか
- 教材の難易度が合っているか
- 受験への不安を一人で抱えていないか
状態が続き、日常生活にも影響しているときは、努力不足と自分を責めないでください。保護者や学校の先生、塾の講師など、周囲の大人に相談することも、解決への一歩になります。
まとめ 「感情」より「仕組み」で動く

勉強に集中できないとき、大切なのは集中できる気分になるまで待つことではありません。まずは10分、1問、1ページなど、小さな単位で再開してみることです。
この記事で紹介したように、集中できない原因はスマホ、環境、体調、不安、勉強内容の設定など、人によってさまざまです。先輩100人へのアンケートでも、効果を感じた工夫は一つに決まっておらず、同じ方法でも合う人と合わない人がいました。だからこそ、たくさんの方法を一度に試す必要はありません。今の自分に近い原因を一つ選び、そこに合った対処法を一つだけ試してみてください。
うまくいかない日は、意志の弱さと決めつけず、環境・体調・勉強内容を一つずつ見直してみましょう。10分だけ机に向かう、単語を10個だけ確認する、そうした小さな一歩が、次の集中につながっていきます。
なお、勉強そのものへのやる気が湧かないときの向き合い方は、こちらの記事でくわしく解説しています。
調査対象:大学受験を経験したことがある方(有効回答数100名)
調査時期:2026年7月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:大学受験を経験した先輩に聞く!勉強のモチベーション維持&集中力UPに関するアンケート
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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