【2027年度最新】偏差値60で目指せる大学はどこ?国公立と私立の一覧、レベルや勉強法を解説
「偏差値60なら、どの大学を狙える?」「今の成績で志望校をどう決めればいい?」と悩んでいる高校生も多いでしょう。
偏差値60前後なら、国公立・私立を含めて幅広い大学が候補に入ります。ただし、同じ大学でも学部や入試方式によって偏差値は異なるため、数値だけで志望校を決めないことが大切です。
この記事では、偏差値60前後で狙える主な大学を文系・理系などに分けて紹介します。さらに、偏差値60のレベル感や偏差値55・65との違い、志望校の選び方、偏差値60を目指す勉強法までわかりやすく解説します。
編集部
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目次
偏差値60で狙える大学一覧【国公立・私立】

「偏差値60前後」といっても、狙える大学は国公立・私立の両方に幅広くあります。ただし、同じ大学でも学部や学科によって偏差値は異なるため、大学名だけで判断するのは禁物です。
ここでは、河合塾の最新データをもとに、文系・理系・医療系など分野別に代表的な大学と学部を紹介します。まずは、国公立大学の文系学部からみていきましょう。
偏差値60前後の主な国公立大学【文系】
偏差値60前後の主な国公立大学【文系】
| 大学名 | 文系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 北海道大学 | 60.0~62.5 | 北海道 |
| 東北大学 | 60.0~62.5 | 東北 |
| 筑波大学 | 55.0~67.5 | 関東 |
| 千葉大学 | 42.5~62.5 | 関東 |
| お茶の水女子大学 | 60.0~62.5 | 関東 |
| 横浜国立大学 | 55.0~62.5 | 関東 |
| 名古屋大学 | 60.0~62.5 | 東海 |
| 神戸大学 | 60.0~62.5 | 関西 |
| 広島大学 | 40.0~60.0 | 中国 |
| 熊本大学 | 50.0~55.0 | 九州 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)文・人文学系/社会・国際学系/法・政治学系/経済・経営・商学系/教育-教員養成課程/教育-総合科学課程」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
表の偏差値帯は、合格の可能性が50%となるラインを示す「ボーダー偏差値」です。この幅は、同じ大学でも文学部・教育学部・経済学部など学部・学科によって難易度が大きく異なることを示しており、必ずしも同一学部内でのみ生じる差ではありません。
大学名だけで判断せず、あくまで目安として捉えてください。
偏差値60前後の主な国公立大学【理系】
偏差値60前後の主な国公立大学【理系】
| 大学名 | 理系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 北海道大学 | 57.5~65.0 | 北海道 |
| 東北大学 | 60.0~65.0 | 東北 |
| 筑波大学 | 57.5~60.0 | 関東 |
| 千葉大学 | 55.0~62.5 | 関東 |
| 横浜国立大学 | 55.0~65.0 | 関東 |
| 大阪大学 | 62.5 | 関西 |
| 名古屋大学 | 60.0~62.5 | 東海 |
| 神戸大学 | 55.0~62.5 | 関西 |
| 九州大学 | 55.0~62.5 | 九州 |
| 広島大学 | 47.5~62.5 | 中国 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)理学系/工学系/農学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
理系学部でも、国公立大学には偏差値60前後の学科が数多くあります。工学系は機械・電気・建築などの専門分野ごとに、理学系は数学・物理・化学といった基礎科学系の分野ごとに、それぞれ偏差値の差が大きく出やすいのが特徴です。
農学系を含めた大学もあり、専攻によって難易度の幅は広くなります。
偏差値60前後の主な私立大学【文系】
偏差値60前後の主な私立大学【文系】
| 大学名 | 文系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 上智大学 | 57.5~67.5 | 関東 |
| 国際基督教大学 | 62.5 | 関東 |
| 明治大学 | 57.5~62.5 | 関東 |
| 青山学院大学 | 57.5~62.5 | 関東 |
| 立教大学 | 50.0~65.0 | 関東 |
| 中央大学 | 55.0~65.0 | 関東 |
| 法政大学 | 50.0~60.0 | 関東 |
| 同志社大学 | 55.0~62.5 | 関西 |
| 関西大学 | 52.5~57.5 | 関西 |
| 立命館大学 | 52.5~57.5 | 関西 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)文・人文学系/社会・国際学系/法・政治学系/経済・経営・商学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
私立大学では、上智大学やMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)、関関同立の一角(同志社・関西・立命館)などに、偏差値60前後の学部が広く分布しています。
偏差値60前後の主な私立大学【理系】
偏差値60前後の主な私立大学【理系】
| 大学名 | 理系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 上智大学 | 62.5 | 関東 |
| 明治大学 | 52.5~60.0 | 関東 |
| 青山学院大学 | 55.0~57.5 | 関東 |
| 立教大学 | 52.5~57.5 | 関東 |
| 中央大学 | 57.5~60.0 | 関東 |
| 法政大学 | 55.0~57.5 | 関東 |
| 芝浦工業大学 | 47.5~60.0 | 関東 |
| 同志社大学 | 55.0~60.0 | 関西 |
| 関西大学 | 50.0~55.0 | 関西 |
| 立命館大学 | 52.5~57.5 | 関西 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)理学系/工学系/農学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
私立大学の理系学部は、上智大学のように62.5前後まで届く大学がある一方、MARCHや関関同立の多くは55〜60前後の範囲に収まっています。
偏差値60前後の主な国公立大学【医系】
偏差値60前後の主な国公立大学【医系】
| 大学名 | 医療系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 旭川医科大学 | 47.5~62.5 | 北海道 |
| 弘前大学 | 42.5~62.5 | 東北 |
| 秋田大学 | 42.5~62.5 | 東北 |
| 福井大学 | 47.5~62.5 | 北陸 |
| 和歌山県立医科大学 | 47.5~62.5 | 関西 |
| 鳥取大学 | 42.5~62.5 | 中国 |
| 徳島大学 | 45.0~62.5 | 四国 |
| 佐賀大学 | 45.0~62.5 | 九州 |
| 鹿児島大学 | 45.0~62.5 | 九州 |
| 琉球大学 | 42.5~62.5 | 沖縄 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)医・歯・薬・保健学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
国公立大学の医学部医学科は、東京大学や旧帝大クラスなど一部の大学でさらに高い水準を示す一方、本表に挙げた地方の医学科は多くが62.5前後で横並びとなっています。
医学科は基本的にどこの国立大学も高偏差値です。ただし薬学部・看護学部・保健学科まで含めれば、42台から62.5台まで幅広い選択肢があります。
偏差値60前後の主な私立大学【医系】
偏差値60前後の主な私立大学【医系】
| 大学名 | 医療系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 川崎医科大学 | 60.0 | 中国 |
| 東京女子医科大学 | 37.5~60.0 | 関東 |
| 聖マリアンナ医科大学 | 60.0 | 関東 |
| 北里大学 | 47.5~62.5 | 関東 |
| 岩手医科大学 | 37.5~62.5 | 東北 |
| 獨協医科大学 | 37.5~62.5 | 関東 |
| 埼玉医科大学 | 35.0~62.5 | 関東 |
| 金沢医科大学 | 57.5 | 北陸 |
| 兵庫医科大学 | 42.5~57.5 | 関西 |
| 久留米大学 | 40.0~62.5 | 九州 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)医・歯・薬・保健学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
私立大学の医学部医学科も、大学によって水準に差があります。私立も医学部に加えて薬学部・看護学部・リハビリ系学科などを持つ大学が多く、範囲は35〜62台まで幅広くなります。
偏差値60前後の主な国公立大学【芸術・体育系】
偏差値60前後の主な国公立大学【芸術・体育系】
| 大学名 | 芸術・スポーツ系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 東京芸術大学 | 37.5~62.5 | 関東 |
| 奈良女子大学 | 60.0 | 関西 |
| 京都市立芸術大学 | 42.5~60.0 | 関西 |
| 筑波大学 | 57.5 | 関東 |
| お茶の水女子大学 | 52.5~55.0 | 関東 |
| 東京都立大学 | 55.0 | 関東 |
| 金沢美術工芸大学 | 45.0~52.5 | 北陸 |
| 愛知県立芸術大学 | 37.5~52.5 | 東海 |
| 富山大学 | 50.0 | 北陸 |
| 静岡文化芸術大学 | 50.0 | 東海 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)芸術・スポーツ科学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
国公立の芸術・体育系は、そもそも学部を置く大学自体が少ない分野です。偏差値60という基準に当てはまる大学はかなり絞られます。
東京芸術大学は美術学部のデザイン科・芸術学科が62.5と高い一方、音楽学部の一部専攻(邦楽など)は37.5台まで下がり、学力よりも実技に重点が置かれます。同じ大学でも学科によって偏差値水準の差が大きいため、志望する専攻単位で数値を確認しましょう。
偏差値60前後の主な私立大学【芸術・体育系】
偏差値60前後の主な私立大学【芸術・体育系】
| 大学名 | 芸術・スポーツ系学部学科の偏差値帯 | 地域 |
|---|---|---|
| 青山学院大学 | 60.0 | 関東 |
| 早稲田大学 | 57.5 | 関東 |
| 立教大学 | 55.0~57.5 | 関東 |
| 同志社大学 | 57.5 | 関西 |
| 立命館大学 | 52.5~57.5 | 関西 |
| 法政大学 | 55.0 | 関東 |
| 多摩美術大学 | 42.5~52.5 | 関東 |
| 関西大学 | 52.5 | 関西 |
| 女子美術大学 | 42.5~50.0 | 関東 |
| 日本体育大学 | 42.5~50.0 | 関東 |
参照:河合塾「2027年度入試難易予想ランキング表(学部学科ランク)芸術・スポーツ科学系」を参照して塾選ジャーナル編集部で作表。
私立大学の芸術・体育系も、国公立と同じく偏差値60前後の学部は限られます。特に美術系専門大学やスポーツ系単科大学は、全体的に偏差値の水準がやや低めです。
青山学院大学の比較芸術学科が最も高い水準です。美術系専門大学(多摩美術大学・女子美術大学など)や体育系単科大学(日本体育大学など)は、実技に重点を置くため、学力ベースで算出される偏差値は60まで及びません。
大学受験で偏差値60はどのくらいのレベル?

偏差値60は上位15.9%に位置する数値です。100人が受験する模試なら、上から15〜16番目あたりに入る計算になります。
ただしこれは、模試を受けた大学受験生という母集団の中での順位です。同学年全体で見た場合の順位ではないため、実際の位置づけはこれよりも高くなる可能性があります。
偏差値60は頭がいい?
偏差値60は、大学受験において「難関大学を狙える水準」として扱われることが多いです。
ただし、同じ偏差値60でも文理の違いや学部、入試方式によって必要な対策は大きく異なります。頭がいいかどうかは主観的な評価であり、偏差値で一律に判断できるものではない、ということも覚えておきましょう。
高校の偏差値60と大学の偏差値60は同じではない
高校受験の偏差値と大学受験の偏差値は、同じ60という数値でも、算出の元になる母集団が異なります。
高校受験の偏差値は、「地域の中学生」を母集団として算出されます。一方、大学受験の偏差値は、「模試を受けた大学受験生」という、すでに一定レベル以上の層に絞られた母集団から算出されます。
そのため、大学受験の偏差値60は、高校受験の偏差値60よりも実質的なレベルが高くなる傾向があります。高校時代に偏差値60前後だった人が、大学受験の模試では偏差値50台になることも珍しくありません。
偏差値60の大学群とは?
偏差値60前後という水準を、大学群で比較すると位置づけがつかみやすくなります。私立・国公立それぞれの主な大学群を、偏差値の目安とともに整理しました。
私立大学群の偏差値の目安(2027年度)
| 大学群 | 主な大学 | 偏差値の目安 |
|---|---|---|
| 早慶上智 | 早稲田・慶應義塾・上智 | 60.0~70.0 |
| MARCH | 明治・青山学院・立教・中央・法政 | 52.5~65.0 |
| 関関同立 | 関西・関西学院・同志社・立命館 | 50.0~62.5 |
※上記は大学群の代表的な学部の目安です。学部・学科によっては、この範囲を超える場合があります。
偏差値60は、私立では早慶上智の中では下位の水準、MARCHや関関同立の中では標準的な位置にあたります。
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国公立大学群の偏差値目安(2027年度)
| 大学群 | 主な大学 | 偏差値の目安 |
|---|---|---|
| 旧帝大クラス | 北海道・東北・名古屋・九州(東京・京都・大阪除く) | 57.5~65.0 |
| 準難関国公立 | お茶の水女子・横浜国立・神戸 | 52.5~62.5 |
| 中堅国公立 | 広島・熊本 | 40.0~62.5 |
※上記は大学群の代表的な学部の目安です。学部・学科によっては、この範囲を超える場合があります。
国公立では、旧帝大クラスの下位学部から準難関国公立にかけての水準です。
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偏差値55・60・65では狙える大学がどう変わる?

偏差値55・60・65では、狙える大学群が一段階ずつ変わります。ここでは、帯ごとの対象大学群を表で確認します。
偏差値55・60・65の位置づけ比較
| 偏差値 | 上位からの割合 | 私立大学群 | 国公立大学群 |
|---|---|---|---|
| 55 | 上位30.9% | 関関同立・MARCHの一部学部 | 中堅国公立、準難関国公立の一部学部 |
| 60 | 上位15.9% | 早慶上智・MARCH・関関同立が重なる水準 | 準難関国公立、旧帝大クラスの一部学部 |
| 65 | 上位6.7% | 早慶上智中心(MARCH上位学部も到達) | 旧帝大クラス上位学部 |
偏差値55の時点で、私立では関関同立やMARCHの下位学部がすでに射程に入っています。
偏差値60になると、国公立では準難関国公立(お茶の水女子大学・横浜国立大学・神戸大学など)に加え、旧帝大クラスの下位学部も視野に入ってきます。
偏差値60から65になると、私立では早慶上智、国公立では旧帝大クラスの上位学部が対象になります。
偏差値60を基準に志望大学を選ぶときのポイント

偏差値60という数値だけで志望校を決めるのは危険です。同じ大学でも学部・学科によって偏差値は異なり、模試によっても数値は変わります。
ここでは、偏差値60を基準に志望校を選ぶ際に押さえておきたい4つのポイントを解説します。
大学全体ではなく学部・学科ごとの偏差値を確認する
大学には「偏差値60の大学」という単一の数値があるわけではありません。
たとえば、人気の高い学部は偏差値が高くなりやすく、同じ大学の他学部より数ポイント上振れするケースも珍しくありません。大学名だけで「射程内だ」と判断せず、志望する学部・学科単位で最新の数値を確認しましょう。
模試によって偏差値が異なることを理解する
偏差値は、模試を実施する予備校や会社によって数値が変わります。
例)早稲田大学 政治経済学部国際政治経済学科の場合
| 予備校・模試 | 偏差値 | 判定基準 |
|---|---|---|
| 駿台(駿台全国模試) | 64 | 合格可能性80% |
| 河合塾(全統模試) | 67.5 | 合格可能性50% |
| ベネッセ(進研模試) | 79〜81 | 合格可能性60〜80% |
※各予備校の実施時期・模試回は異なります。数値は偏差値の算出基準(母集団・判定基準)の違いを示す例として掲載しています。
同じ学科でも、模試によってこれだけ数値が異なります。この差は実力の違いではなく、模試を受ける母集団の違いによるものです。
駿台は難関大学志望者が多く受験するため数値が低めに出やすく、河合塾は大学受験を目指す受験生が中心で中間的な水準になり、進研模試は大学受験をしない生徒も含めて幅広い層が受験するため、相対的に高い数値が出やすくなります。
自分が受けている模試がどの会社のものかを踏まえたうえで、偏差値を読み解くことが大切です。
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偏差値だけでなく入試科目や共通テスト得点率も確認する
偏差値は、あくまで入試難易度の目安のひとつです。実際の合否は、入試科目の組み合わせや、共通テストを利用する場合はその得点率にも左右されます。
同じ偏差値60前後の大学・学部でも、必要科目が3科目か5科目かによって、対策の負担は大きく変わります。また、合格得点ラインが高い試験ほど、1問のケアレスミスが合否に響きやすくなります。ケアレスミスが多い人は、偏差値が足りていても、得点率の高い試験でつまずくケースもあるでしょう。
共通テスト利用入試を検討している場合は共通テストの得点率を、私立一般入試なら合格得点ラインを、対策の一環として確認しておきましょう。
挑戦校・実力相応校・安全校に分けて考える
志望校は、偏差値60という1つの数値だけで決めるのではなく、複数のランクに分けて考えることが大切です。
一般的に、現在の偏差値より高い大学を「挑戦校」、同程度の大学を「実力相応校」、低めの大学を「安全校」と呼びます。この3つを組み合わせて受験校を選ぶことで、実力を発揮できる可能性を確保しつつ、上位校への合格可能性も追求できます。
現時点で偏差値60なら、例えば55を「安全校」、60を「実力相応校」、65を「挑戦校」として幅を持たせた志望校選びを行いましょう。
偏差値60を目指すにはどのくらい勉強すればいい?

偏差値60を目指すために必要な勉強時間は、現在の偏差値や苦手科目の有無によって大きく変わります。同じ「偏差値60」という目標でも、50台前半の人と50台後半の人とでは、必要な学習量にも差が出ます。
ここでは、現在の学力に応じた勉強の進め方、偏差値50台から60への具体的なステップ、苦手科目と得意科目のバランスの取り方を解説します。
必要な勉強時間は現在の偏差値や苦手科目によって異なる
偏差値60を目指すために必要な勉強時間は、一律には決まりません。まず取り組みたいのが、模試の成績表を使った弱点の特定です。
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多くの模試では、大問別・分野別の正答率が成績表に記載されています。この正答率が50%を下回っている分野は、優先的に復習すべき箇所と判断できます。
逆に、正答率が高い分野に時間をかけすぎると、伸びしろの大きい分野を後回しにしてしまいます。「何時間勉強すべきか」を考える前に、まず「どの分野を優先すべきか」を成績表から洗い出しましょう。
偏差値50台から60を目指すための勉強の進め方
偏差値50台から60を目指す場合、多くのケースでまず取り組むべきは、基礎知識の抜け漏れをなくすことです。偏差値50台は、基礎はある程度身についているものの、応用問題や初見の問題で得点を落としやすい段階といえます。
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英語を例にすると、文部科学省の学習指導要領では、高校卒業時点で4000〜5000語程度の英単語を扱うとされており、大学受験ではこの水準の語彙力が必要とされることが多いとされています。単語帳を1冊仕上げる際は、まずこの語彙数を目安に、抜け漏れをなくすことを優先しましょう。
具体的には、以下の3ステップで進めると、無理なく偏差値を伸ばしやすくなります。
- 基礎の総復習:模試の正答率をもとに、弱点の分野・単元を洗い出す
- 典型問題の演習:入試でよく出題されるパターンの問題を、繰り返し解いて定着させる
- 過去問・模試演習:志望校の過去問や模試を通して、時間配分や出題形式に慣れる
この順番を飛ばして過去問演習から始めてしまうと、基礎の抜け漏れに気づかないまま得点が伸び悩むケースがあります。焦らず、この順序で進めることが大切です。
苦手科目の克服と得意科目の強化を並行して行う
偏差値60を目指す際は、苦手科目の克服だけに時間を使うのではなく、得意科目の強化も並行して進めることが大切です。
苦手科目は、克服に時間がかかる一方で、大きく落ち込んでいる場合は少しの対策でも点数が上がりやすい傾向があります。一方、得意科目は、さらに得点力を高めることで、他の受験生との差をつけやすくなります。
たとえば、模試の偏差値が国語65・英語45の場合、英語を55まで伸ばす方が、国語を70まで伸ばすよりも労力に対する効果が大きい傾向があります。
一方で、得意な国語をさらに伸ばせば、他の受験生と差がつきやすい科目にもなります。苦手科目の底上げと得意科目の上乗せ、両方をバランスよく進めることで、総合的な偏差値を効率よく伸ばせます。
まとめ 偏差値60の大学を目指すなら、もう1ランク上を目指して勉強しよう

偏差値60前後は、国公立・私立を問わず、狙える大学の選択肢が大きく広がる水準です。ただし、大学名だけで一喜一憂せず、学部・学科単位で数値を確認する視点を持つことが、志望校選びの精度を上げてくれます。
大切なのは次の一歩を具体的に決めることです。模試の正答率から弱点を洗い出し、基礎を固め直すだけでも、着実に手が届く範囲は広がっていきます。
偏差値60を本番でしっかり発揮するために、模試の段階では一歩上、偏差値65を目標にしてみましょう。今日から始める一つひとつの積み重ねが、志望校への距離を着実に縮めてくれます。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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