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インターナショナルスクールの学費はいくら?15校の実額と年収の目安を解説

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「インターナショナルスクールに通わせると、学費は年間いくらかかるの?」と気になる保護者も多いでしょう。

インターナショナルスクールの学費は学校や学年によって異なりますが、通学制の学校では年間200万〜400万円ほどが目安です。小学1年生相当で入学する場合、初年度は入学金や施設費が加わり、約264万〜562万円かかります。

授業料以外の費用や無償化・補助の使い方、通わせるのに必要な年収の目安といった疑問についても、この記事で解説します。

塾選ジャーナル編集部

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目次

インターナショナルスクールの学費はいくら?年間費用の目安

インターナショナルスクールの学費はいくら?年間費用の目安

インターナショナルスクールの学費は、通学制の学校なら年間200万〜400万円ほどが目安です。東京・神奈川の掲載12校では、小学校段階の年間費用が約218万〜375万円でした。

私立小学校と比べても負担は大きくなります。学校に納める費用の平均と比べると、およそ2〜4倍にあたります。

日本の公立・私立の学校教育費と、インターナショナルスクールの年間費用を学校段階ごとに比べた表です。

学校段階別の学校教育費(公立・私立)とインターナショナルスクールの年間費用

学校段階 公立の学校教育費(年額) 私立の学校教育費(年額) インターナショナルスクールの年間費用※
幼稚園 約6.9万円 約15.4万円 約175万〜340万円
小学校 約7.4万円 約97.8万円 約218万〜375万円
中学校 約15.1万円 約112.8万円 約233万〜395万円
高校 約35.2万円 約83.3万円 約248万〜408万円

※インターナショナルスクールの年間費用は、東京・神奈川の通学制12校の最低額と最高額です。各校の公式サイトに掲載された2026-27年度の授業料と、毎年かかる施設関連費の合計で算出しています。幼稚園は、幼児クラスのある学校の半日・全日クラスを含みます。小学校と同じ料金区分のKindergarten(年長相当)は、小学校段階に含めています。

※公立・私立は令和5年度の平均(2026年1月の訂正後の数値)です。学校教育費は授業料や入学金、施設費、制服代など学校に関わる費用で、塾や習い事の費用は含みません。

小学校段階では、インターナショナルスクールの費用は私立小学校の学校教育費の2倍強から4倍近くになります。公立小学校と比べると、約30〜50倍の開きがあります。

参照:文部科学省「『子供の学習費調査』結果の訂正について」

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幼稚園・プリスクールの学費

幼児期の学費は、半日クラスか全日クラスかで大きく変わります。この記事で後述している掲載校の場合、半日クラスは年間約175万〜250万円、全日クラスは約260万〜340万円です。

英語で保育を行うプリスクールの中には、さらに費用を抑えた施設もあります。たとえば神奈川県横須賀市の葉山インターナショナルスクールでは、週5日のクラスの授業料が年間151万8,000円です。

参照:葉山インターナショナルスクール「各種費用」

小学校の学費

小学校段階の年間費用は、掲載12校で約218万〜375万円です。多くの学校は年300万〜360万円台に集まっています。

最も抑えめなのは、クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン(CAJ)の217万5,000円です。最も高いのは、アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)の374万8,000円でした。同じ小学校段階でも、学校によって年150万円以上の差がある点を押さえておきましょう。

中学校の学費

中学校段階の年間費用は約233万〜395万円です。小学校段階から据え置きの学校もありますが、年10万〜20万円ほど上がる学校が多く見られます。

なお、インターナショナルスクールの「中学校段階」はGrade 6〜8とする学校が多く、日本の中学校(7〜9年生に相当)と区切りが異なります。

高校の学費

高校段階の年間費用は、通学制の学校で約248万〜408万円。IB(国際バカロレア)の試験料を、授業料とは別に1科目ごとに請求する学校もあります。

寮で生活する寄宿制の学校は寮費や食費が加わるため、年間700万円を超え、1,100万円台に達する学校もあります。

初年度は入学金などが加わり高くなりやすい

入学する年には、年間費用に加えて、入学時に一度だけ支払う費用(一回限りの費用)がかかります。出願料や登録料、建物の維持・開発費などが、これにあたります。掲載12校では、この一回限りの費用が約46万〜188万円でした。

一回限りの費用は入学する学年に関係なくかかるため、どの学年から入学しても初年度は高くなります。たとえばGrade 1(日本の小学1年生相当)で入学する場合、初年度の支払いは約264万〜562万円です。

一回限りの費用は返金されないことが多いため、入学を決める前に総額を確認しておくと安心です。

インターナショナルスクールでは授業料以外に何がかかる?

インターナショナルスクールでは授業料以外に何がかかる?

授業料以外の費用は、入学時に一度だけ払うもの、毎年かかるもの、利用に応じてかかるものの3つに分けると整理しやすくなります。費用の名称や、授業料に含まれる範囲は学校によって違います。

入学金・出願料・施設費

入学時の費用は、出願料のほか「登録料」「入学金」「建物維持費」「開発基金」など、学校ごとに名称が異なります。金額の幅も大きく、ASIJの建物維持費は152万5,000円、横浜インターナショナルスクールの登録料は148万円です。

参照:アメリカンスクール・イン・ジャパン「Tuition & Fees」、横浜インターナショナルスクール「Tuition & Fees」

施設関連の費用を毎年請求する学校も少なくありません。ASIJでは「資本評価金」として毎年25万円がかかります。

CAJのように、「登録料」を入学時だけでなく毎年支払う学校もあります。名称だけで一回限りの費用か毎年の費用かを判断せず、支払い時期まで確認しましょう。

参照:クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン「2026-2027学年度 授業料とその他費用」

教材費・給食費・スクールバス代など

スクールバスは多くの学校で別料金です。ASIJでは年39万円、セント・メリーズ・インターナショナル・スクールでは往復で年42万円かかります。

参照:セント・メリーズ・インターナショナル・スクール「Tuition & Fees」

昼食はカフェテリアで都度購入する学校が多く、授業料には含まれないのが一般的です。iPadやノートパソコンを学年に応じて家庭で用意する学校もあります。

一方で、こうした費用が授業料に含まれている学校もあります。横浜インターナショナルスクールでは、学校が支給するパソコン・タブレット、ほとんどの校外学習、IBなどの試験料が授業料に含まれます。CAJも、学習用の電子機器や校外学習の費用の大半を授業料に含めています。

学年が上がると追加費用が増える場合もある

学年が上がると、宿泊を伴う行事や試験の費用が加わります。K.インターナショナルスクール東京では、Grade 5・7・9・11でキャンプ費が別途かかります。

参照:K. International School Tokyo「School fees」

高校段階では、IBの試験料や卒業関連の費用が発生する場合があります。セント・メリーズではIBの試験料が1科目2万円、Grade 12の卒業費が3万円です。部活動の遠征費や選択授業の受講料を、別に請求する学校もあります。

インターナショナルスクールの学費を学校別に比較

インターナショナルスクールの学費を学校別に比較

ここでは、2026-27年度の学費を公式サイトで公開し、英語で授業を行う学校を取り上げます。東京・神奈川の学校はGrade 1から入学できる学校、それ以外の地域は中学・高校段階から入学できる学校です。

Grade 1は日本の小学1年生に相当しますが、学年の区切りとなる誕生日の基準は学校によって異なります。金額は年度ごとに改定されるため、出願前に最新の案内を確認してください。

東京のインターナショナルスクール

東京では、共学校6校と別学校3校を取り上げます。小学校段階の年間費用は、約218万〜375万円と学校による差が大きいのが特徴です。

アメリカンスクール・イン・ジャパン(ASIJ)

調布市にキャンパスを置く共学校で、米国式の教育を行っています。幼児部から高校段階まで、学費は次のとおりです。

ASIJの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・建物維持費) 187万5,000円
年間費用:Nursery〜Pre-K 339万3,000円
年間費用:Kindergarten〜Grade 5 374万8,000円
年間費用:Grade 6〜8 394万9,000円
年間費用:Grade 9〜12 407万6,000円

※年間費用は授業料と資本評価金(25万円)の合計。

東京・神奈川の掲載校の中で最も高い水準で、Grade 1で入学した場合の初年度は約562万円です。スクールバスを利用すると、さらに年39万円がかかります。

参照:アメリカンスクール・イン・ジャパン「Tuition & Fees」

ブリティッシュ・スクール・イン東京

英国式のカリキュラムで学ぶ共学校です。英国の学年制のため、日本の小学1年生にあたるのは「Year 2」です。

ブリティッシュ・スクール・イン東京の2026-27年度の学費は次のとおりです。

ブリティッシュ・スクール・イン東京の学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・入学金・教育リソース費) 122万円
年間費用:Nursery〜Year 6 306万円
年間費用:Year 7〜9 308万円
年間費用:Year 10〜13 317万円

※年間費用は授業料と施設開発費(10万円)の合計。

学年による差が小さく、Year 2で入学した場合の初年度は約428万円です。

参照:The British School in Tokyo「Fees」

西町インターナショナルスクール

港区にある共学校で、Kindergarten〜Grade 9(中学3年生相当)までの学校です。

西町インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

西町インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・建物維持費) 115万5,000円
年間費用:Kindergarten〜Grade 9 332万9,000円

※年間費用は授業料(312万9,000円)とSchool Growth Fund(20万円)の合計。

全学年で年間費用が同じです。Grade 1で入学した場合の初年度は約448万円です。高校段階は別の学校を選ぶ必要があるため、進学先の学費もあわせて考えておきましょう。

参照:西町インターナショナルスクール「Tuition + Fees」

K.インターナショナルスクール東京

江東区にある共学校で、国際バカロレア(IB)のプログラムを導入しています。

K.インターナショナルスクール東京の2026-27年度の学費は次のとおりです。

K.インターナショナルスクール東京の学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・入学金・資本金) 103万円
年間費用:K1〜K3 322万1,000円
年間費用:Grade 1〜9 305万1,000円
年間費用:Grade 10〜12 317万1,000円

※年間費用は授業料、建物維持費(20万円)、コミュニティ協会費(1,000円)の合計。

幼児期より小学校段階のほうが年間費用が低い、珍しい料金体系です。Grade 1で入学した場合の初年度は約408万円です。

参照:K. International School Tokyo「School fees」

東京インターナショナルスクール

港区にある共学校で、IBの認定校です。

東京インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

東京インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・開発費) 143万円
年間費用:Kindergarten〜Grade 2 330万円
年間費用:Grade 3〜5 340万円
年間費用:Grade 6〜9 350万円
年間費用:Grade 10〜12 360万円

※年間費用は授業料と建物費(20万円)の合計。

学年が上がるごとに年10万円ずつ高くなる料金体系です。Grade 1で入学した場合の初年度は約473万円で、スクールバスは往復で年38万円かかります。

参照:Tokyo International School「School Fees」

クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン(CAJ)

東久留米市にある共学校で、キリスト教の価値観に基づく教育を行っています。

CAJの2026-27年度の学費は次のとおりです。

CAJの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・入学金) 46万円
年間費用:K〜5年生 217万5,000円
年間費用:6〜8年生 232万5,000円
年間費用:9〜10年生 247万5,000円
年間費用:11〜12年生 251万5,000円

※年間費用は授業料、登録料(5万5,000円)、施設設備費(17万円)の合計。

東京・神奈川の掲載校の中で、年間費用も一回限りの費用も最も抑えめです。Grade 1で入学した場合の初年度は約264万円です。

参照:クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン「2026-2027学年度 授業料とその他費用」

セント・メリーズ・インターナショナル・スクール

世田谷区にあるカトリック系の男子校で、宗教行事も教育の一部になっています。

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

セント・メリーズ・インターナショナル・スクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・開発基金) 145万円
年間費用:小学校 306万円
年間費用:中学校 317万円
年間費用:高校 325万円

※年間費用は授業料と建物維持費(20万円)の合計。

Grade 1で入学した場合の初年度は約451万円です。

参照:セント・メリーズ・インターナショナル・スクール「Tuition & Fees」

清泉インターナショナルスクール

世田谷区にあるカトリック系の女子校です(幼稚部は共学)。

清泉インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

清泉インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・土地建物開発費) 103万円
年間費用:幼稚部(半日) 175万円
年間費用:幼稚部(全日) 265万円
年間費用:小学校(Grade 1〜5) 280万円
年間費用:中学校・高校(Grade 6〜12) 285万円

※年間費用は授業料と建物維持費(15万円)の合計。

Grade 1で入学した場合の初年度は約383万円です。東京の掲載校では、CAJに次いで抑えめな水準です。

参照:清泉インターナショナルスクール「Tuition & Fees」

聖心インターナショナルスクール

渋谷区広尾にあるカトリック系の学校で、主に女子を対象としています。

聖心インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

聖心インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・教育建物開発費) 93万円
年間費用:Kindergarten 3・4歳 278万円
年間費用:Kindergarten 5歳 290万円
年間費用:Grade 1〜8 299万円
年間費用:Grade 9〜11 301万円
年間費用:Grade 12 310万円

※年間費用は授業料と建物維持費(22万円)の合計。

一回限りの費用が掲載校の中で低めで、Grade 1で入学した場合の初年度は約392万円です。

参照:聖心インターナショナルスクール「Tuition & Fees」

神奈川・横浜のインターナショナルスクール

神奈川では、横浜市にある3校を取り上げます。Grade 1から通える英語系の国際的な学校は、東京より選択肢が限られます。

横浜インターナショナルスクール

横浜市中区にある共学校で、IBのプログラムを導入しています。

横浜インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

横浜インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料) 153万円
授業料:Early Learning Center(半日) 212万円
授業料:Early Learning Center(全日) 261万円
授業料:Kindergarten〜Grade 5 321万円
授業料:Grade 6〜11 334万5,000円
授業料:Grade 12 344万円
Campus Development Fee(毎年) 39万9,000円

Kindergarten〜Grade 5の年間費用は、授業料と開発費を合わせて約361万円です。Grade 1で入学した場合の初年度は約514万円になります。授業料にIT機器や校外学習の費用が含まれるため、追加費用は少なめです。

参照:横浜インターナショナルスクール「Tuition & Fees」

サンモール・インターナショナルスクール

横浜市中区山手にある共学校です。1872年にキリスト教の理念に基づいて創立されました。

サンモール・インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

サンモール・インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料) 98万5,000円
授業料:モンテッソーリ(半日) 178万円
授業料:モンテッソーリ(全日) 273万6,000円
授業料:Pre 1st Grade 294万5,000円
授業料:Grade 1〜5 328万8,000円
授業料:Grade 6〜9 336万2,000円
授業料:Grade 10〜11 337万4,000円
授業料:Grade 12 355万9,000円
施設開発維持費(毎年) 30万円

※ほかに保護者会費(1家庭年2,000円)、Grade 6以上は生徒会費(年1,000〜2,000円)がかかります。

Grade 1〜5の年間費用は約359万円で、Grade 1で入学した場合の初年度は約458万円です。教科書代や外部試験の費用は授業料に含まれています。

参照:Saint Maur International School「Tuition Fees」

ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール

横浜市にある共学校です。

ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクールの2026-27年度の学費は次のとおりです。

ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクールの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・登録料・建設基金) 129万5,000円
授業料:EYP(半日) 168万円
授業料:EYP(全日) 244万円
授業料:Grade 1〜5 279万円
授業料:Grade 6〜10 289万円
授業料:Grade 11〜12 304万円
年間維持費(毎年) 25万円

Grade 1〜5の年間費用は304万円で、Grade 1で入学した場合の初年度は約437万円です(テクノロジー費とPTA会費を含む)。英語のサポート(EAL)が必要な場合は、年50万円が別途かかります。

参照:Horizon Japan International School「Tuition & Fees」

東京・神奈川以外のインターナショナルスクール

首都圏の外には、中学・高校段階から入学できる寄宿制の学校もあります。寮費や食費が加わるため、通学制の学校とは費用の水準が大きく異なります。

Rugby School Japan(千葉県)

柏市にある英国式の共学校で、通学と寮生活を選べます。入学は「Year 7」(日本の小学6年生〜中学1年生に相当する年齢)からです。

Rugby School Japanの2026-27年度の学費は次のとおりです。

Rugby School Japanの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
一回限りの費用(出願料・入学金・学校開発費) 104万円
授業料:Year 7 450万円
授業料:Year 8〜9 475万円
授業料:Year 10〜11 530万円
授業料:Year 12〜13 550万円
寮費(週7日/週5日) 320万円/290万円
施設維持費(毎年) 50万円
食費(年間:通学生/全寮生) 23万円/83万円

Year 7の年間費用は、通学なら約523万円、全寮なら約903万円です。制服やノートパソコン、海外への学校旅行の費用は別にかかります。

参照:Rugby School Japan「Fees」

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン(岩手県)

八幡平市にある英国式の全寮制の共学校で、7年生から入学できます。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの2026-27年度の学費は次のとおりです。

ハロウインターナショナルスクール安比ジャパンの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
出願料 5万円
入学金 100万円
入学保証金(返金可) 44万円
授業料(寮費込み):7〜8年生 1,054万8,740円
授業料(寮費込み):9〜11年生 1,104万5,720円
授業料(寮費込み):12〜13年生 1,145万5,370円

※入学保証金は、日本人の出願者と日本に移住する予定の出願者の金額です。

掲載校の中で最も高い水準です。全員が参加する長期遠征(通常20万〜60万円)と制服(通常26万円ほど)は、必須の費用として別にかかります。

参照:ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン「学費・奨学金等」

UWC ISAKジャパン(長野県)

軽井沢町にある全寮制の共学校で、高校1年生にあたる10年生から入学します。IBのディプロマ・プログラムで学びます。

UWC ISAKジャパンの2026-27年度の学費は次のとおりです。

UWC ISAKジャパンの学費(2026-27年度)

費用項目 金額
授業料 490万円
寮費 182万5,000円
施設費 50万円
年間合計 722万5,000円

※入学時には別途、入学金がかかります。

寄宿制の学校の中では抑えめな水準です。家庭の経済状況に応じた返済不要の奨学金制度が充実しています。

参照:UWC ISAK JAPAN「授業料・奨学金」

インターナショナルスクールの学費は無償化できる?

インターナショナルスクールの学費は無償化できる?

無償化の対象になるかどうかは、子どもの年代と、学校の法的な位置づけで決まります。

一条校とは、学校教育法第1条に定める幼稚園・小学校・中学校・高校などのこと。多くのインターナショナルスクールは一条校ではなく、各種学校や認可外の施設として運営されています。

そのため、日本の学校を前提とした無償化や授業料の支援は、そのままでは使えないことが多くあります。

幼稚園・プリスクールは幼児教育・保育の無償化を利用できる場合がある

インターナショナルスクールの幼児部やプリスクールでも、無償化の対象になる場合があります。条件は、認可外保育施設として届出を行い、国の指導監督基準を満たしていることです。3〜5歳児クラスは、月額3万7,000円までの利用料が対象です。

この場合、共働きなどの理由で、住んでいる市区町村から「保育の必要性の認定」を受ける必要があります。0〜2歳児クラスは、住民税非課税世帯のみが対象です。

参照:こども家庭庁「幼児教育・保育の無償化について」

対象になるかは施設によって異なります。市区町村によっては独自の補助を設けている場合もあるため、入園前に施設と自治体の両方に確認しましょう。

小学校・中学校は原則として授業料無償化の対象にならない

小学校・中学校段階には、インターナショナルスクールの授業料を支援する国の制度はありません。この期間の学費は、基本的に家庭が全額を負担することになります。

高校の授業料支援は2026年度から別制度に変わった

多くのインターナショナルスクールでは、高校段階で受けられる授業料の支援は、世帯年収によって決まります。年収約910万円以上の家庭が2026年4月以降に入学する場合、支援は受けられません。

2026年4月から、日本の私立高校などに通う生徒は、所得に関係なく授業料の支援を受けられるようになりました。ただし、各種学校として運営されるインターナショナルスクールは、この仕組みの対象外です。

代わりに用意されたのが、「高校生等・新修学支援」という別の支援です。2026年4月以降に入学した生徒が受けられる金額を、世帯年収別にまとめました。

インターナショナルスクールの高校段階で受けられる授業料支援(2026年4月以降の入学者)

世帯年収の目安 支援額の上限(年額)
約590万円未満 39万6,000円
約590万〜910万円未満 11万8,800円
約910万円以上 支援なし

※2026年3月末時点ですでに在学している生徒は、以前の制度の支援が続きます。年収約910万円以上の世帯の在校生も、年11万8,800円を上限に支援を受けられます。

高校段階の年間費用は約250万〜410万円です。支援を受けられる場合でも、学費の大部分は家庭の負担になります。

参照:文部科学省「令和8年度 高等学校等就学支援金制度等に関する都道府県担当者等説明会資料」

この支援の対象は、以前から国の指定を受けていた学校に限られます。今回の掲載校では、高校段階のない西町インターナショナルスクールを除く東京・神奈川の11校と、Rugby School Japanが該当します。ただし、対象となる学年は学校ごとに決められているため、出願前に学校へ確認しましょう。

なお、UWC ISAKジャパンのように一条校として認められた学校は、日本の私立高校と同じ仕組みの対象です。

東京都が行う私立高校向けの独自の授業料支援も、各種学校として運営されるインターナショナルスクールは対象外です。

参照:東京都生活文化局「高等学校等就学支援金(私立高等学校等)について」

制度は今後見直される可能性もあるため、子どもが高校段階に進む時点で最新の内容を確認しましょう。

学校独自の奨学金・兄弟割引なども確認する

公的な支援が限られる分、学校独自の制度が負担軽減の鍵になります。UWC ISAKジャパンは、年間約6億円の返済不要の奨学金を支給しており、生徒の70%が全額または一部の援助を受けています。

日本人も対象です。2025年度には、世帯所得1,000万〜1,500万円の家庭の学費支払いの平均額が約232万円でした。年間722万5,000円の学費に対し、実際の負担が3分の1程度になっている計算です。ただし、平均額であり、同じ所得なら同じ額が支給されるわけではありません。

兄弟割引を設けている学校もあります。CAJでは3人目以降の授業料が25%割引になり、Rugby School Japanでは長子の授業料と寮費が5〜30%減額されます。西町インターナショナルスクールのように、経済的な必要に応じた奨学金を設けている学校もあるため、説明会で確認しておきましょう。

インターナショナルスクールに通うには年収はいくら必要?

インターナショナルスクールに通うには年収はいくら必要?

インターナショナルスクールに子ども1人を通わせる場合、世帯年収の目安は約1,500万〜2,500万円です。年間300万円前後の学校なら、年収2,000万円前後が一つの目安になります。

この目安は、一般的な家庭が子どもの在学費用にかけている割合(世帯年収の平均14.9%)から逆算したものです。年間費用ごとの年収の目安を表にまとめました。

インターナショナルスクールの年間費用から逆算した世帯年収の目安

年間費用 学校の例 世帯年収の目安
約218万円 CAJ(小学校段階) 約1,500万円
約300万円 多くの学校の小学校段階 約2,000万円
約375万円 ASIJ(小学校段階) 約2,500万円

※年間費用を14.9%で割って算出。子ども1人あたりの目安で、きょうだいが通う場合は人数分の費用がかかります。

世帯年収1,200万円の家庭が年間300万円の学校に通わせると、学費は年収の4分の1にあたり、一般的な家庭の負担割合を大きく上回ります。ただし、元の調査は高校生以上の子どもがいる家庭が対象です。

また、年収800万円以上の世帯に限ると負担割合は平均11.6%と低く、この割合で計算すると目安はさらに3割近く高くなります。手取りや住居費、きょうだいの人数によっても、教育費に回せる余力は変わります。

年収はあくまで目安とし、卒業までの総額と家計全体から判断しましょう。

参照:日本政策金融公庫「令和3年度『教育費負担の実態調査結果』」

幼稚園から高校まで通った場合の教育費も考える

KindergartenからGrade 12まで、13年間通った場合の学費の総額を試算した表です。

Kindergarten〜Grade 12の13年間通った場合の学費の総額(試算)

学校 一回限りの費用 13年間の年間費用の合計 総額
ASIJ 187万5,000円 約5,064万円 約5,251万円
CAJ 46万円 約3,001万円 約3,047万円

※2026-27年度の学費が13年間変わらないと仮定した試算。スクールバス代や追加費用、今後の値上げは含みません。

同じインターナショナルスクールでも、卒業までの総額には2,000万円以上の差があります。実際には毎年のように学費が改定されるため、総額はこれより大きくなると考えておくのが現実的です。

参照:アメリカンスクール・イン・ジャパン「Tuition & Fees」、クリスチャン・アカデミー・イン・ジャパン「2026-2027学年度 授業料とその他費用」

きょうだい・住宅費など家計全体で判断する

小学校段階から高校段階の卒業まで通う場合、インターナショナルスクールの費用は10年以上続く固定費になります。きょうだいの教育費、住宅ローン、老後の資金も含めて、長期の見通しを立てておくと安心です。

海外の大学に進学する場合は、高校卒業後にさらに大きな費用がかかります。途中で日本の学校に移ると、進路の選択肢が変わる可能性もあります。必要に応じてファイナンシャルプランナーなどに相談し、家計に無理のない計画を立てましょう。

インターナショナルスクールの学費を比較するときのポイント

インターナショナルスクールの学費を比較するときのポイント

複数の学校を比べるときは、目に入りやすい授業料の金額だけで判断しないことが大切です。費用の範囲、将来の値上げ、教育の中身という3つの観点で確認しましょう。

「授業料」ではなく年間総額で比較する

授業料に含まれる範囲は学校によって異なります。IT機器や校外学習が授業料に含まれる学校もあれば、すべて別料金の学校もあります。

比べるときは、同じ学年で、授業料に毎年の施設費、バス代、昼食代、IT機器代を加えた年間総額をそろえましょう。一回限りの費用も、在籍予定の年数で割って考えると比較しやすくなります。

支払い方法によって総額が変わる点にも注意が必要です。Rugby School Japanでは学期ごとの支払いに2%が上乗せされ、年間分を早めに一括で払うと3〜5%の割引があります。葉山インターナショナルスクールでは、分割払いやカード払いに4%の手数料がかかります。

学年ごとの学費や値上げの有無も確認する

インターナショナルスクールの学費は、毎年見直されるのが一般的です。

東京インターナショナルスクールでは、Kindergarten〜Grade 2の年間費用が2025-26年度の300万円から2026-27年度は330万円になり、約1割上がりました。

Rugby School Japanはすでに2027-28年度の学費を公表しています。全寮の寮費は320万円から380万円に、約19%上がる予定です。学校説明会では、過去数年の値上げの傾向を質問しておくと、将来の負担を見積もりやすくなります。

学費以外にカリキュラムや認定状況も確認する

教育内容は、国際バカロレア(IB)、米国式、英国式(IGCSE・A-Level)など学校ごとに異なります。将来の進路に合うかどうかを、学費とあわせて確認しましょう。

国際的な評価団体の認定も重要な確認ポイントです。日本では、WASC、CIS、ACSI、NEASC、Cognia、COBISの認定を受けた学校で12年の課程を修了すると、日本の大学の入学資格が認められます。一条校ではないインターナショナルスクールでは、日本の高校の卒業資格は得られません。ただし、認定校を修了すれば、日本の大学を受験する資格は得られます。

参照:文部科学省「大学入学資格について」

インターナショナルスクールの学費に関するよくある質問

インターナショナルスクールの学費に関するよくある質問

インターナショナルスクールを検討する保護者から寄せられることの多い疑問に、学費の観点を交えてお答えします。

インターナショナルスクールのメリットは?

英語で教科を学ぶため、日常会話にとどまらない英語力が身につきます。多様な国籍の友人と過ごすことで、異なる文化を自然に理解できるのも魅力です。

IBなどの国際的なカリキュラムを修了すれば、海外の大学への進学や就職という選択肢も広がります。

インターナショナルスクールのデメリットは?

主なデメリットは、学費の負担が大きいこと、日本の学校に戻りにくいこと、日本語の学習が手薄になりやすいことの3つです。

学費は毎年かかり続けます。途中で退学しても、入学時の費用や納めた授業料は返金されないことが多くあります。

日本の学校に戻りにくいのは、一条校ではない学校に通っても、日本の義務教育を受けたことにはならず、小学校・中学校の卒業資格も得られないためです。たとえば横浜市では、インターナショナルスクールの小学部を卒業しても、市立中学校への入学は原則として認められません。

参照:文部科学省「学齢児童生徒をいわゆるインターナショナルスクールに通わせた場合の就学義務について」、横浜市「インターナショナルスクール等への就学について」

日本の学校に戻る可能性があるなら、一条校のインターナショナルスクールを選ぶか、小学校段階のうちに戻るのが現実的です。日本の高校に進む方法として、「中学校卒業程度認定試験」もあります。ただし、受験できる年齢に条件があるため、早めに自治体に相談しておきましょう。

参照:文部科学省「就学義務猶予免除者等の中学校卒業程度認定試験」

また、日本語や日本の教科を学ぶ時間が限られるため、家庭でのフォローが必要になる場合もあります。

日本で学費が安いインターナショナルスクールはある?

掲載校では、CAJが小学校段階で年間217万5,000円と最も抑えめです。次いで抑えめなのは、清泉インターナショナルスクール(女子校)の280万円と、聖心インターナショナルスクールの299万円です。ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクールの304万円がこれに続きます。

特定の国のカリキュラムで学ぶ学校には、さらに学費の低い学校もあります。ただし、主な対象がその国の子どもである場合もあるため、入学条件を確認しましょう。

オンラインで授業を受けるインターナショナルスクールも、通学型より費用を抑えやすい選択肢です。ただし、日本の学校教育法上の学校ではないため、義務教育や進学資格の扱いに注意が必要です。

日本人でもインターナショナルスクールに通える?

両親ともに日本人の家庭でも、受け入れている学校は多くあります。ただし、授業についていける英語力を入学時に求める学校が一般的です。学校との連絡を円滑にするため、保護者の英語力を確認する学校もあります。

英語のサポートが必要な場合は、追加費用がかかることがあります。ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクールでは年50万円、CAJでは6〜12年生で入学する場合に一度だけ10万7,000円がかかります。

まとめ インターナショナルスクールの学費は長期的な総額で考えよう

まとめ インターナショナルスクールの学費は長期的な総額で考えよう

インターナショナルスクールの学費は、通学制なら年間200万〜400万円ほどが目安です。ただ、本当に考えるべきなのは、入学から卒業までの総額と、それを家計で支え続けられるかどうかです。

まずは気になる学校の公式サイトで、一回限りの費用、学年別の年間費用、授業料に含まれない費用を確認しましょう。そのうえで通学予定の年数をかけ、総額を試算してみてください。

学校説明会では、過去の値上げの傾向や、英語サポートの費用もあわせて質問しておくと安心です。幼児期から通わせるなら、無償化や自治体の補助が使えるかを住んでいる市区町村に確認しておきましょう。

小学校から通わせる場合は、日本の就学義務や将来の進路まで、家族で話し合っておくことも大切です。費用と教育の両面から納得できる学校を選ぶことが、子どもの学びを長く支えることにつながります。

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