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【2027年度】東洋大学の総合型選抜|学科別倍率・出願条件と3方式の違い

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大学受験
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東洋大学の総合型選抜を受験したいけど、募集要項は?倍率はどのくらい?出願条件は?と気になることも多いですよね。

2026年度の東洋大学の総合型選抜は、全体の倍率が4.1倍でした。ただし、学科や入試方式によって倍率には大きな差があります。方式は、併願できる基礎学力テスト型と、専願のAO型推薦・自己推薦の3つです。

この記事では、3方式の違い、出願条件と試験内容、2027年度の日程、学科別の倍率、英語外部試験の利用、対策、落ちたときの選択肢を紹介します。

塾選ジャーナル編集部

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目次

東洋大学の総合型選抜とは?3方式の違い

東洋大学の総合型選抜とは?3方式の違い

東洋大学の総合型選抜には、基礎学力テスト型入試・AO型推薦入試・自己推薦入試の3つがあります。大きな違いは、併願できるかどうかと、学力試験があるかどうかです。

条件 基礎学力テスト型 AO型推薦 自己推薦
専願/併願 併願可 専願 専願
主な選考 英語+国語または数学の学力試験、調査書等、事前課題小論文 書類、課題論文、プレゼンテーションなど 書類、小論文、面接など
評定平均の条件 なし なし なし
高卒生 出願可 出願可 出願可
複数学科への出願 可 1学科 1学科
英語外部試験 任意(英語の得点に換算) 一部の学科で出願条件 一部の学科で出願条件

※専願は、その学科を第一志望とし、合格したら必ず入学することを確約する出願資格です。3方式とも出願資格は「大学入学資格を有する者(含見込者)」です。

※全体の評定平均による一律の出願条件はありませんが、一部の学科・方式では特定科目の評定などが条件になります(例:国際地域学科ジャンルAの英語の評定4.2以上)。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.4・P.12・P.49、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5・P.7

実施する方式は学部によって異なります。たとえば経営学部は基礎学力テスト型だけで、AO型推薦・自己推薦はありません。2027年4月に開設される環境イノベーション学部(川越キャンパス)も、3方式すべてで募集します。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.3・P.5

【2027年度】総合型選抜の出願条件と試験内容

【2027年度】総合型選抜の出願条件と試験内容

2027年度の実施学科・募集人員

2027年度は、基礎学力テスト型を全学科で実施します。AO型推薦・自己推薦は学科によって実施の有無と実施月が異なります。

志望学科の行を確認すると、基礎学力テスト型・AO型推薦・自己推薦それぞれの募集人員と実施月がわかります。「-」は、その方式を実施していないことを示します。

文学部・経済学部・経営学部・法学部・社会学部

学科(専攻) 基礎学力テスト型(11月) AO型推薦(実施月) 自己推薦(実施月)
哲学科 10人 - 5人(10月)
東洋思想文化学科 10人 - 5人(10月)
日本文学文化学科 15人 - -
英米文学科 15人 - -
史学科 15人 - -
教育学科(人間発達専攻) 10人 - 5人(10月)
教育学科(初等教育専攻) 5人 3人(10月) -
国際文化コミュニケーション学科 10人 5人(10月) -
経済学科 40人 - 5人(10月)
国際経済学科 20人 - -
総合政策学科 30人 10人(10月) -
経営学科 20人 - -
マーケティング学科 15人 - -
会計ファイナンス学科 20人 - -
法律学科 20人 - -
企業法学科 20人 - -
社会学科 10人 - 5人(11月)
国際社会学科 15人 - -
メディアコミュニケーション学科 15人 - -
社会心理学科 15人 - -

国際学部・国際観光学部・情報連携学部・福祉社会デザイン学部・健康スポーツ科学部

学科(専攻) 基礎学力テスト型(11月) AO型推薦(実施月) 自己推薦(実施月)
グローバル・イノベーション学科 7人 6人(10月・12月) -
国際地域学科(国際地域専攻) 20人 25人(10月・11月) -
国際観光学科 30人 35人(10月) -
情報連携学科 28人 19人(10月・12月) -
社会福祉学科 20人 - 15人(10月)
子ども支援学科 10人 - 15人(10月)
人間環境デザイン学科 15人 5人(12月) 15人(10月)
健康スポーツ科学科 15人 5人(10月) 19人(11月)
栄養科学科 15人 - 12人(10月)

理工学部・総合情報学部・環境イノベーション学部・生命科学部・食環境科学部

学科(専攻) 基礎学力テスト型(11月) AO型推薦(実施月) 自己推薦(実施月)
機械工学科 15人 1人(10月) -
電気電子情報工学科 10人 - -
応用化学科 10人 - -
都市環境デザイン学科 8人 4人(10月) -
建築学科 15人 10人(10月) -
総合情報学科(メディア情報専攻) 10人 - -
総合情報学科(心理・スポーツ情報専攻) 8人 5人(10月) -
総合情報学科(システム情報専攻) 5人 - 5人(10月)
環境イノベーション学科 10人 10人(10月) 5人(12月)
生命科学科 10人 5人(10月) 5人(12月)
生体医工学科 10人 5人(10月) 5人(12月)
生物資源学科 10人 5人(10月) 5人(12月)
食環境科学科 10人 - 5人(10月)
フードデータサイエンス学科 10人 - 5人(10月・12月)
健康栄養学科 10人 - 6人(10月)

第2部・イブニングコース

学科(専攻) 基礎学力テスト型(11月) 自己推薦(実施月)
東洋思想文化学科 3人 3人(10月)
日本文学文化学科 6人 5人(10月)
教育学科 4人 4人(10月)
経済学科 15人 10人(10月)
経営学科 15人 -
法律学科 10人 16人(12月)
社会学科 15人 10人(10月)
国際地域学科(地域総合専攻) 5人 3人(10月)

※10月=10月18日、11月=11月22日(基礎学力テスト型は11月29日)、12月=12月13日の試験です。社会学科の自己推薦は2段階選抜で、第一次選考(書類)は10月、第二次選考が11月です。

※複数の型や実施回がある学科は、その合計の人数です(例:国際地域学科のAO型推薦25人は、ジャンル・セレクト入試(10月)とWeb体験授業型(11月)の合計。情報連携学科19人は、コンピュータ・サイエンス型5人、INIAD MOOCs型12人、INIAD特別スカラシップ型2人の合計)。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.5、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.19〜24

基礎学力テスト型の条件・試験科目

基礎学力テスト型は、評定や英語資格の条件がなく、大学入学資格があれば出願できます。2教科の学力試験に、調査書等と事前課題小論文を加えて判定します。

項目 内容(2027年度)
試験科目 英語(リスニングなし)、国語(現代の国語・言語文化。漢文を除く)、数学(Ⅰ・Ⅱ・A・B・C)から、学科の指定する2教科
数学の範囲 数学Aは「図形の性質」「場合の数と確率」、数学Bは「数列」、数学Cは「ベクトル」
試験時間 1教科60分(10:00〜11:00、11:30〜12:30)
配点 2教科各100点、調査書等30点、事前課題小論文20点
判定方式 2教科均等配点(満点250点)、最高得点重視・英語重視などの方式(いずれかの素点を2倍、満点350点)
試験会場 東洋大学の各キャンパスのほか、札幌・仙台・大阪・福岡など全国20会場

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5・P.8・P.19〜24

2026年度は、調査書等と事前課題小論文がそれぞれ10点でした。2027年度は30点と20点に上がります。つまり、学力試験以外の比重が2026年度より大きくなるということです。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.19

AO型推薦の条件・選考内容

AO型推薦は、出願時に課題論文やレポートを提出し、試験日にプレゼンテーションと質疑応答を行う学科が多くあります。出願条件は学科ごとに異なり、英語外部試験のスコアや競技実績を求める学科があります。

学科(型) 出願条件(大学入学資格・専願以外) 主な提出物・選考
教育学科(初等教育専攻) なし 課題論文(1,800〜2,000字)、プレゼンテーション・質疑応答
国際文化コミュニケーション学科 英検®CSE1,800点以上、IELTS4.5以上など 課題論文(3,000〜4,000字)、プレゼンテーション・質疑応答
総合政策学科 英検®CSE1,800点以上、IELTS4.0以上など 課題論文(3,000〜4,000字)、プレゼンテーション・質疑応答
グローバル・イノベーション学科 英語能力の証明(スコアを本学基準で換算して採点) 英語の課題レポート、英語でのプレゼンテーション・質疑応答
国際地域学科(ジャンル・セレクト入試) ジャンルAのみ、英語の評定4.2以上または英検®CSE1,980点以上など ジャンルごとの課題レポート、英語面接・プレゼンテーション・ディスカッション
国際地域学科(Web体験授業型) なし Web体験授業をふまえた課題レポート、プレゼンテーション・質疑応答(オンライン受験も可)
国際観光学科 英検®CSE1,800点以上、IELTS4.5以上など 課題レポート、小論文、プレゼンテーション・質疑応答
情報連携学科(3つの型) オンラインの事前適性審査で学部の基準を満たすこと(コンピュータ・サイエンス型はGitHubでの自作ソフトウェア公開も必要) プレゼンテーション、面接(口頭試問を含む)
人間環境デザイン学科(デザイン基礎力型) なし 実技(平面構成・立体構成)、面接
健康スポーツ科学科(アスリート型) 義務教育修了後または過去2年間に、スポーツで顕著な活躍をしたと自認する者 課題レポート、競技成績の資料、小論文、プレゼンテーション
総合情報学科(心理・スポーツ情報専攻) 義務教育修了後または過去2年間に、スポーツで顕著な活躍をしたと自認する者 課題レポート、プレゼンテーション・質疑応答(オンライン受験も可)
理工学部(機械工・都市環境デザイン・建築)、環境イノベーション学科、生命科学部3学科 なし 学科ごとの課題、課題発表・質疑応答、面接(口頭試問を含む学科あり)

※英語外部試験は、ほかにGTEC・TEAPのスコアも利用できます。2026年度にAO型推薦を実施した教育学科(人間発達専攻)は、2027年度は自己推薦で募集します。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.5・P.12〜48

総合政策学科では、ChatGPTなどのAI系ツールを課題論文に使った場合、どのツールをどこでどう使ったかを記載するよう指定されています。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.20

自己推薦の条件・選考内容

自己推薦は、高校長の推薦がなくても自分の意思で出願できる専願の方式です。多くの学科は、書類選考・小論文・面接の組み合わせで、英語資格などの条件はありません。

条件があるのは2学科です。経済学科は、英検®CSE1,800点以上などの英語の条件と、実用数学技能検定または経済学科の事前適性審査による数学の条件を両方満たす必要があります。総合情報学科(システム情報専攻)は、ITパスポートなどの情報処理技術者試験の合格と、英語外部試験のスコア提出が条件です。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.56〜57・P.64

試験の型は学科ごとに異なります。哲学科にはディベート型、東洋思想文化学科には漢文型、子ども支援学科にはグループディスカッションがあります。社会学科は2段階選抜で、第一次の書類選考に合格した人だけが、第二次の小論文・面接に出願できます。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.51〜58・P.60

【2027年度】総合型選抜の日程と検定料

【2027年度】総合型選抜の日程と検定料

AO型推薦・自己推薦は、10月・11月・12月の3回に分かれています。志望学科の実施月は、前章の募集人員の表で確認してください。基礎学力テスト型は11月29日の1回です。

方式・実施時期 出願期間(消印有効) 試験日 合格発表 入学手続締切
AO型推薦・自己推薦(10月) 9月7日〜9月10日 10月18日 11月2日 11月13日
AO型推薦・自己推薦(11月) 11月2日〜11月5日 11月22日 12月1日 12月11日
AO型推薦・自己推薦(12月) 11月27日〜12月2日 12月13日 1月8日 1月14日
基礎学力テスト型 10月29日〜11月4日 11月29日 12月14日 12月18日(2段階手続の第2次は2月26日)

※社会学科の自己推薦は、第一次選考の出願が9月7日〜9月10日、第一次結果発表が11月2日、第二次選考の出願締切が11月5日、試験日が11月22日です。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.13・P.50、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5・P.37

AO型推薦・自己推薦の試験は白山・赤羽台・川越・朝霞の各キャンパスで行われ、会場は学科によって異なります。会場を間違えると受験できません。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.13

入学検定料は、AO型推薦・自己推薦が35,000円です。社会学科の自己推薦は、第一次選考10,000円、第二次選考25,000円です。基礎学力テスト型は2出願まで35,000円で、3出願目からは1出願につき20,000円が加算されます。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.10、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.30

東洋大学の総合型選抜の倍率・合格者最低点【2026年度】

東洋大学の総合型選抜の倍率・合格者最低点【2026年度】

東洋大学の総合型選抜は全体の倍率が4.1倍で、出願すれば合格できる入試ではありません。ただし、方式や学科によって倍率には差があり、一律に難しいとはいえません。基礎学力テスト型は合格者最低点も公表されているため、志望学科の倍率とあわせて確認しましょう。

2026年度は、志願者19,898人に対して合格者4,828人でした。学内の一般選抜(共通テスト利用入試を含む)は4.7倍です。ただし、一般選抜とは試験の内容も併願の仕組みも違うため、倍率だけで難易度は比べられません。

区分(2026年度) 志願者数 合格者数 倍率
総合型選抜 計 19,898人 4,828人 4.1倍
基礎学力テスト型入試 18,684人 4,370人 4.3倍
AO型推薦入試 563人 185人 3.0倍
自己推薦入試 651人 273人 2.4倍
(比較)一般選抜 計 119,233人 25,186人 4.7倍
(比較)学校推薦入試 総合評価型 495人 336人 1.5倍

※倍率=志願者数÷合格者数(小数第2位を四捨五入)。志願者数は出願の延べ数で、1人が複数出願した場合は重複して数えています。第1部・第2部(イブニングコース)の合計です。

出典:「2026年度入学試験 入試結果」P.23・P.26〜28

倍率は、募集人員ではなく志願者数÷合格者数で見るのが基本です。基礎学力テスト型では、合格者数が募集人員を大きく上回る学科が多く、募集人員で割ると実際より高い倍率に見えてしまいます。

難易度の目安としては、方式ごとに見るのが確実です。基礎学力テスト型は学力試験の得点が判定の中心で、2026年度は合格者最低点の得点率が74%〜89%でした。AO型推薦・自己推薦は最低点が公表されていないため、倍率と選考内容で判断することになります。

基礎学力テスト型の学科別倍率・最低点

2026年度の基礎学力テスト型の倍率は、学科ごとに1.6倍〜7.0倍でした。理工学部は2倍台、白山キャンパスの文系学科は5倍〜7倍台が多くなっています。

文学部・経済学部・経営学部・法学部・社会学部

学科(専攻) 倍率 2教科均等配点の最低点(得点率)
哲学科 6.0倍(365人/61人) 185.6点(84%)
東洋思想文化学科 4.9倍(392人/80人) 178.2点(81%)
日本文学文化学科 4.3倍(418人/98人) 182.0点(83%)
英米文学科 3.9倍(417人/108人) 174.4点(79%)
史学科 4.7倍(514人/109人) 180.4点(82%)
教育学科(人間発達専攻) 3.2倍(271人/86人) 174.2点(79%)
教育学科(初等教育専攻) 5.3倍(196人/37人) 180.0点(82%)
国際文化コミュニケーション学科 4.8倍(428人/90人) 178.2点(81%)
経済学科 6.6倍(1,469人/223人) 180.2点(82%)
国際経済学科 4.9倍(736人/151人) 174.4点(79%)
総合政策学科 4.7倍(561人/119人) 176.4点(80%)
経営学科 5.9倍(1,193人/203人) 180.4点(82%)
マーケティング学科 7.0倍(917人/131人) 179.2点(81%)
会計ファイナンス学科 4.5倍(720人/159人) 178.0点(81%)
法律学科 5.4倍(825人/152人) 182.2点(83%)
企業法学科 3.5倍(401人/113人) 176.8点(80%)
社会学科 5.7倍(732人/128人) 182.8点(83%)
国際社会学科 4.5倍(635人/141人) 177.2点(81%)
メディアコミュニケーション学科 4.9倍(520人/106人) 179.6点(82%)
社会心理学科 5.2倍(649人/124人) 179.6点(82%)

国際学部・国際観光学部・情報連携学部・福祉社会デザイン学部・健康スポーツ科学部

学科(専攻) 倍率 2教科均等配点の最低点(得点率)
グローバル・イノベーション学科 5.8倍(282人/49人) 180.8点(82%)
国際地域学科(国際地域専攻) 3.0倍(367人/124人) 173.4点(79%)
国際観光学科 5.8倍(846人/147人) 180.0点(82%)
情報連携学科 3.1倍(402人/129人) 191.8点(87%)
社会福祉学科 3.5倍(419人/121人) 174.0点(79%)
子ども支援学科 3.6倍(199人/55人) 174.2点(79%)
人間環境デザイン学科 4.2倍(267人/63人) 177.0点(80%)
健康スポーツ科学科 5.8倍(508人/87人) 177.2点(81%)
栄養科学科 4.1倍(106人/26人) 166.4点(76%)

理工学部・総合情報学部・生命科学部・食環境科学部

学科(専攻) 倍率 2教科均等配点の最低点(得点率)
機械工学科 2.4倍(273人/116人) 171.8点(78%)
電気電子情報工学科 2.4倍(208人/85人) 185.6点(84%)
応用化学科 1.6倍(211人/131人) 163.4点(74%)
都市環境デザイン学科 2.9倍(164人/57人) 184.0点(84%)
建築学科 2.3倍(257人/110人) 164.6点(75%)
総合情報学科(メディア情報専攻) 3.9倍(211人/54人) 180.0点(82%)
総合情報学科(心理・スポーツ情報専攻) 3.8倍(114人/30人) 168.8点(77%)
総合情報学科(システム情報専攻) 3.9倍(230人/59人) 194.4点(88%)
生命科学科 5.4倍(223人/41人) 195.0点(89%)
生体医工学科 2.5倍(105人/42人) 187.2点(85%)
生物資源学科 3.5倍(164人/47人) 193.0点(88%)
食環境科学科 3.7倍(177人/48人) 181.4点(82%)
フードデータサイエンス学科 3.2倍(57人/18人) 175.8点(80%)
健康栄養学科 5.0倍(166人/33人) 177.8点(81%)

※倍率=志願者数÷合格者数で、括弧内は志願者数/合格者数。学科内の全方式の合計です。第2部(イブニングコース)は除いています。

※最低点は2教科均等配点(英語・国語の型がある学科はその型)。合格者の中で最も低い得点で、平均点ではありません。2026年度の満点は220点(2教科各100点、調査書等10点、事前課題小論文10点)で、得点率=最低点÷220です。

出典:「2026年度入学試験 入試結果」P.24〜25、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.19〜24

2026年度の得点率は、2027年度の目標点としてそのまま使えません。2027年度は、学力試験の配点(2教科200点)は同じですが、調査書等と事前課題小論文の配点が合計30点増えるためです。つまり、学力試験で何点取れば合格かは、2026年度の数字からは計算できないということです。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.19

AO型推薦・自己推薦の学科別倍率

AO型推薦・自己推薦の倍率は、学科ごとに1.4倍〜9.0倍でした。合格者最低点は公表されていません。

※以下は2026年度の入試実績です。2027年度は実施学科や方式が異なる場合があります(例:教育学科(人間発達専攻)は2027年度は自己推薦で募集)。

方式 学科(型) 倍率(志願者数/合格者数)
AO型推薦 教育学科(人間発達専攻) 5.3倍(32人/6人)
AO型推薦 教育学科(初等教育専攻) 4.2倍(21人/5人)
AO型推薦 国際文化コミュニケーション学科 2.1倍(30人/14人)
AO型推薦 総合政策学科 2.4倍(24人/10人)
AO型推薦 グローバル・イノベーション学科(1回目・2回目計) 2.5倍(33人/13人)
AO型推薦 国際地域学科(ジャンル・セレクト入試) 2.4倍(44人/18人)
AO型推薦 国際地域学科(Web体験授業型) 2.6倍(29人/11人)
AO型推薦 国際観光学科 4.2倍(216人/51人)
AO型推薦 情報連携学科(3方式計) 1.6倍(14人/9人)
AO型推薦 健康スポーツ科学科(アスリート型) 3.6倍(36人/10人)
AO型推薦 建築学科 3.0倍(18人/6人)
AO型推薦 都市環境デザイン学科 1.7倍(10人/6人)
AO型推薦 総合情報学科(心理・スポーツ情報専攻) 2.7倍(24人/9人)
AO型推薦 生命科学科 4.0倍(16人/4人)
自己推薦 哲学科(ディベート型・小論文型計) 3.5倍(39人/11人)
自己推薦 東洋思想文化学科(小論文型・漢文型計) 1.6倍(18人/11人)
自己推薦 経済学科 2.0倍(14人/7人)
自己推薦 社会学科(2段階選抜) 9.0倍(54人/6人)
自己推薦 社会福祉学科 1.9倍(78人/42人)
自己推薦 子ども支援学科 2.6倍(44人/17人)
自己推薦 人間環境デザイン学科 1.4倍(42人/30人)
自己推薦 健康スポーツ科学科 4.5倍(147人/33人)
自己推薦 栄養科学科(文系型・理系型計) 2.3倍(30人/13人)
自己推薦 食環境科学科 2.6倍(18人/7人)
自己推薦 フードデータサイエンス学科(1回目・2回目計) 1.4倍(13人/9人)
自己推薦 健康栄養学科 4.9倍(49人/10人)

※2026年度・第1部。志願者が10人未満の学科は、1人の差で倍率が大きく動くため除いています。社会学科の自己推薦は2段階選抜で、合格者数は最終合格者数です。

出典:「2026年度入学試験 入試結果」P.27

同じ学科で専願の方式と基礎学力テスト型を比べると、どちらの倍率が高いかは学科によって異なります。2026年度は、社会学科は自己推薦9.0倍・基礎学力テスト型5.7倍で専願の方が高く、人間環境デザイン学科は自己推薦1.4倍・基礎学力テスト型4.2倍でした。方式を選ぶときは、志望学科の数字を個別に確認しましょう。

出典:「2026年度入学試験 入試結果」P.24〜25・P.27

英検®など英語外部試験の利用方法

英検®など英語外部試験の利用方法

基礎学力テスト型では、全方式で英語外部試験のスコアを英語の得点に換算できます。英検®CSEスコア2,304点以上で100点、2,150点以上で90点、1,980点以上で80点です。

英検®CSEスコアは、英検®の成績を共通の尺度で表した数値です。級の合否に関係なく、スコアで換算されます。

英語の得点(換算) 英検®CSEスコア GTEC TEAP(4技能) IELTS
100点 2,304 1,180 309 6.0
90点 2,150 1,050 253 5.5
80点 1,980 960 225 5.0

※2024年12月以降に受験したスコアが対象。英検®は1級・準1級・2級を受験したものに限ります(不合格でも可)。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.6

スコアを申請しても、当日の英語試験を受けることができます。その場合は、高い方の得点で判定されます。ただし、利用の申請は初回の出願時にしかできません。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.6

東洋大学の総合型選抜に合格するための対策

東洋大学の総合型選抜に合格するための対策

過去問の確認方法と学力試験対策

東洋大学は、入試情報サイトで過去の入試問題を公開しています。基礎学力テスト型の問題ページは、2025年度・2026年度入試の分があります。ただし、著作権の許諾が得られなかった設問は非公開の場合があります。

閲覧の手順は次のとおりです。

  • 東洋大学入試情報サイトの「過去の入試について」を開く
  • 年度ごとの「総合型選抜・学校推薦型選抜・その他入試」から「基礎学力テスト型入試」を選ぶ
  • 問題は旺文社のサイトで閲覧する形式で、TOYOWebStyleのメンバー登録が必要

出典:東洋大学「過去の入試について」

基礎学力テスト型の準備は、次の順で進めると、要項の条件に沿って対策できます。

  • 志望学科の判定方式(均等配点・最高得点重視など)と2教科を、要項の学科別入試一覧で確認する
  • 出題範囲を確認する(英語はリスニングなし、国語は漢文を除く、数学はA・B・Cの指定単元のみ)
  • 公開されている過去問を、1教科60分で解いて時間配分をつかむ
  • 英語外部試験のスコアがある人は、換算点(80〜100点)と当日の得点の高い方が使われることをふまえて、英語に使う時間を決める

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5・P.6・P.19〜24

事前課題小論文の書き方

基礎学力テスト型の事前課題小論文は、400字以内で、出願時にインターネットで入力します。東洋大学の建学の精神から1つを選び、冒頭に書く課題です。

本文は、①選んだ建学の精神をどう理解したか、②自分の経験との関連、③東洋大学でどう学びたいか、の3点を入れる構成です。400字以内という制限があるため、建学の精神の説明は簡潔にまとめ、自分の経験と入学後に学びたいことを具体的に書きましょう。複数の学科に出願しても提出は1つで、採点は学科ごとの基準で行われます。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.29

2027年度は小論文の配点が10点から20点に上がります。入学検定料を支払った後は内容を変更できないため、出願期間より前に書き上げておきましょう。

志望理由書・面接の対策

AO型推薦・自己推薦の志望理由書は、学科ごとに書く項目が指定されています。まず要項で、自分の学科の指定項目と字数を確認しましょう。

学科(方式) 志望理由書で指定されている内容
哲学科(自己推薦) 自己推薦で志望する理由、入学後に学びたいテーマ、卒業後の志望(1,000字以内)
社会福祉学科(自己推薦) 志願理由と、これまでの体験をもとにした自己アピール(1,000字以内)
理工学部(AO型推薦) 学科で何を学び何を修得したいか、卒業後の希望進路(2枚)
人間環境デザイン学科(AO型推薦) 「あなたはなぜデザインを学びたいのか」を含める

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.37・P.41・P.52・P.59

面接の質問内容は公表されていません。要項では、提出した課題論文や志望理由書の内容を問うと説明している学科があります。提出した書類の内容を自分の言葉で説明できるようにしておくことが、要項に沿った準備になります。

書き上げたら、「なぜ東洋大学なのか」「なぜその学科なのか」「入学後に何を学びたいか」の3点が互いに矛盾していないかを確認しましょう。3点のつながりを説明できれば、面接で書類の内容を聞かれたときにも答えやすくなります。

書類の内容は、学部・学科のアドミッション・ポリシー(大学が求める学生像を示した方針)と照らし合わせて確認しましょう。東洋大学「教育方針(3つのポリシー)」のページから、各学部の方針を開けます。

方針には、求める基礎学力や「関心を持っていること」が学科ごとに書かれています。志望学科の方針から、自分の関心と重なる項目と、入学後に学びたい内容につながる項目を選び、志望理由書の根拠として使いましょう。

プレゼンテーションの対策

プレゼンテーションの人数・時間は、学科ごとに要項で決められています。時間を「厳守」と指定している学科もあるため、本番と同じ時間で練習しましょう。

学科(AO型推薦) 形式
国際文化コミュニケーション学科 5〜7人程度のグループで、1人5分(厳守)。全員の発表後に質疑応答
総合政策学科 個人で8〜10分(厳守)のプレゼンテーション、その後5〜15分程度の質疑応答
国際観光学科 5〜7人程度のグループで、1人3分。続いて質疑応答。ディスカッションを行うこともある
グローバル・イノベーション学科 英語で10分以内のプレゼンテーション、英語で10分程度の質疑応答

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.18・P.20・P.24・P.32

グループ形式の学科では、ほかの受験生の発表について質問されたり、意見を求められたりする場合があると要項に書かれています。自分の発表だけでなく、他者の発表を聞いてメモを取る準備も必要です。

練習では、指定時間より少し短く終わる原稿にしておくと、本番で時間を超えにくくなります。質疑応答では、発表の内容や志望理由を問うと要項に書かれている学科があります。発表内容の根拠や、課題に選んだテーマの理由を聞かれた場合の答えも準備しておきましょう。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.18・P.32

出願前に確認したい注意点

出願前に確認したい注意点

専願入試と基礎学力テスト型の併願制限

基礎学力テスト型を受験すると、12月13日実施のAO型推薦・自己推薦・学校推薦入試には出願できません。反対に、専願の入試に出願した人は、基礎学力テスト型を受験できません。例外は、10月18日実施の入試で不合格だった場合です。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5、「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.4

出願後に変更できない項目

出願後に、学部・学科や入試方式を変えることはできません。基礎学力テスト型では、試験会場、英語外部試験の利用申請、事前課題小論文も変更できません。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.6、「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.29

総合型選抜に落ちたら?次に受けられる入試

総合型選抜に落ちたら?次に受けられる入試

総合型選抜で不合格だった場合も、年明けの一般選抜があります。不合格だった入試によって、次に出願できる入試が変わります。

不合格だった入試 次に出願できる主な入試
10月実施のAO型推薦・自己推薦 11月・12月の専願入試、基礎学力テスト型、一般選抜
11月実施のAO型推薦・自己推薦 12月の専願入試、一般選抜
基礎学力テスト型 一般選抜(共通テスト利用入試・一般入試)

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜 基礎学力テスト型入試)」P.5

11月・12月に志望学科の専願入試があるかは、出願条件の章にある募集人員の表で確認できます。

出典:「2027年度入学試験要項(総合型選抜・学校推薦型選抜)」P.5

2027年度の一般選抜の日程と方式は、東洋大学入試情報サイトの「入学試験要項」ページから、一般選抜の要項で確認してください。

まとめ 自分に合う方式と必要な準備を確認しよう

まとめ|自分に合う方式と必要な準備を確認しよう

東洋大学の総合型選抜は、併願可能な「基礎学力テスト型」と専願制の「AO型推薦」「自己推薦」の3方式で構成され、2026年度の全体倍率は4.1倍に達する人気入試です。同一学部・学科であっても方式によって選考内容や倍率が大きく異なるため、まずは自分が他大学との併願を希望するのか、専願で第一志望として挑むのかを明確にして出願方式を選定することが出発点となります。

2027年度の基礎学力テスト型では、学力試験2教科200点に加え、事前課題小論文(20点)と調査書等(30点)の配点比率が引き上げられるため、400字小論文(建学の精神)の早期作成が欠かせません。また、英検®等の英語外部試験スコア(CSE2,304点で100点換算など)を活用すれば学力試験を有利に進められます。専願方式のプレゼンテーションや面接では、アドミッション・ポリシーに基づいた志望動機を論理的に言語化しておきましょう。万が一10月・11月の選考で不合格となった場合でも、基礎学力テスト型や年明けの一般選抜へ段階的に再挑戦できるため、複数の入試日程を見据えて着実に準備を進めましょう。

東洋大学の学部などの基本情報は、東洋大学の学校情報で確認できます。

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塾選ジャーナル編集部

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