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学校行事「来ないで」は成長の証!参加はいつまで?【保護者調査】

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「お母さん来て!」と嬉しそうに手を振っていた子どもが、いつのまにか「来ても声かけないで」「来ないで」と言うように-学校行事でそんな変化を経験し、寂しい気持ちを抱く保護者は決して少なくありません。

子どもが成長し、親から離れていくのは喜ばしいこと。それでも、学校での姿を見られる機会が少なくなっていくことに、複雑な気持ちを抱く保護者もいるでしょう。

塾選ジャーナルでは、高校3年生の子どもを持ち、小学校から現在まで学校行事への参加経験がある保護者100人を対象にアンケート調査を実施。学校行事への参加頻度の変化、子どもから「来ないで」と言われた経験、参加してよかったことや後悔などを紹介します。

本調査では「学校行事」を「入学式・卒業式、授業参観、運動会・体育祭、文化祭、音楽会、部活動の大会・発表会など」保護者が参加・見学できるイベントとしてアンケートを取得しています。

※個別面談・三者面談、保護者会・学級懇談会・説明会、PTA活動は含めません。

塾選ジャーナル編集部

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塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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目次

「来ないで」と言われた家庭も-学校行事参加の頻度は成長につれ大幅減

まずは、小学校から高校までの学校行事への参加回数を比較します。

年3回以上参加する家庭は小学校84%から高校23%に減少

学校行事に年3回以上参加する保護者は小学校84%から高校23%に減少_調査結果

n=100 高校は高校1~2年生の頃の年間での参加回数

学校行事への年間参加回数を比較すると、小学生の頃は「年3~4回」が44%で最多でした。中学生の頃も「年3~4回」が35%で最も多かったものの、高校では「年1回」が44%と最多になっています。

年3回以上の参加を合計すると、小学校84%、中学校56%、高校23%と大幅に減少。高校では、学校行事に一度も参加していない家庭も13%ありました。

一方で高校でも63%の保護者が学校行事に「参加したい」

高校生の保護者でも63%の保護者が学校行事に「参加したい」_調査結果

n=100

高校生になってからの学校行事への参加意欲を聞いたところ、「できれば参加したい」が56%、「積極的に参加したい」が7%でした。合わせて63%の保護者が、学校行事への参加に前向きです。

小学校から高校にかけて学校行事への参加回数は大幅に減少していますが、高校生になっても、学校行事に参加したいと考える保護者が多数派です。

子どもから「来ないで」と言われ、参加を控えた家庭も

学校行事への参加回数に続いて、子どもから「来ないで」と言われた経験や、その際の保護者の対応についても尋ねました。

学校行事に子どもから「来ないで」と言われた割合_調査結果

n=100

子どもから学校行事に「来ないで」と言われた経験がある保護者は、合計44%でした。直接言われていなくても、来てほしくない様子を感じた人まで含めると56%にのぼります。

「来ないで」と言われた後の対応では、参加を控えた人が19%、行事によって参加したり控えたりした人が17%でした。一方、子どもに断られても参加した保護者も8%います。

子どもの希望を受け入れる家庭もあれば、行事によって判断する家庭もあり、対応はさまざまでした。

かつては保護者が学校行事に来ることを喜んでいた子どもが、成長するにつれて嫌がるようになり、寂しさを感じたという声も寄せられています。

小学生の頃は「お母さん来て!」と嬉しそうに手を振ってくれていたのに、中高生になると「友達に見られるからマジで来ないで」「来ても声かけるな」と言われるようになり、寂しさを実感しました。当日は仕事をやりくりしたり早朝からお弁当を作ったりと本当に負担で面倒に感じることも多かったのですが、高3になった今振り返ると、子どもの成長をリアルタイムで見られる行事は親にとってもかけがえのない大切な時間だったなとしみじみ感じています。大学では節目くらいは見届けたいですが、子どものプライドも尊重しつつ見守りたいのが本音です。(あきさん / 兵庫県 / 高3男子保護者)

高校進学から、遠方の高校で本人も「来ないでいい」と言っていたので、一度も参加していない。私自身が中学生ぐらいから内心は親に来ないで欲しいと思っていたので、これで良いかなと思っている。(クリフトさん / 山口県 / 高3女子保護者)

「来ないで」と言われても見届けたい-76%が学校行事への参加理由に「子どもの成長」を挙げる

保護者は学校行事の何を楽しみに参加し、どのような経験を「行ってよかった」と振り返っているのでしょうか。

学校行事に参加する一番の理由は「子どもの成長を自分の目で見たい」

保護者が学校行事に参加する理由_調査結果

n=100 / 複数回答のため合計が100%を超えます

学校行事への参加理由は「子どもの成長を自分の目で見たいから」が76%で最多でした。

次いで「家庭では見られない子どもの姿を知りたいから」が54%、「友人関係や学校生活の様子を知りたいから」が36%となっています。

学校行事への参加で、家庭では見られない姿や友人関係を発見

実際に学校行事へ参加して得られた発見についても尋ねました。

文化祭でクラスの発表を取り仕切っている姿を見て、家では見せないリーダーシップを発揮していることに驚き、頼もしく感じました。(はなこさん / 東京都 / 高3男子保護者)

学校から帰ってきても友人と遊ぶことなく、家にいる子どもだったため、学校でも1人でいるのかなと思っていたら、複数人の友人たちと楽しそうに話をしている姿を見たのは、予想していなかった発見でした。(コラコーラさん / 大阪府 / 高3女子保護者)

運動会で、家では見せないような真剣な表情でリレーを走る娘の姿を見て、こんなにたくましくなっていたのかと驚きました。また、文化祭で友達と楽しそうに準備している様子を見て、学校での人間関係や居場所を初めて具体的に知ることができました。帰宅後にその話をすると、娘も嬉しそうに色々話してくれて、親子の会話が増えたのが一番の収穫でした。(かえるさん / 神奈川県 / 高3女子保護者)

学校行事は、保護者が家庭とは異なる子どもの姿を知り、その成長を実感できる機会にもなっていることがうかがえます。

これまでに参加してよかった学校行事は「卒業式」が最多

保護者が参加してよかったと思う学校行事は「卒業式」が最多_調査結果

n=100 / 複数回答のため合計が100%を超えます

これまでに参加してよかった学校行事では、「卒業式」が78%で最多となりました。続く「入学式」は77%、「運動会・体育祭」も72%と、いずれも7割を超えています。

特に多くの保護者の印象に残っていたのは、子どもの成長の節目や、頑張る姿を間近で見られる行事でした。

卒業式は参加して良かったと思います。子どものライフステージが変わる瞬間に立ち会えて、親も成長を促されているような感じがありました。(kotaさん / 東京都 / 高3男子保護者)

中学から高校と成長するにつれて親が学校へ行く機会は一気に減りましたが、部活の最後の大会での真剣な表情や仲間と泣き笑いする姿を見られたことは一生の思い出です。仕事の調整は大変でしたが、参加して本当によかったです。(みかんさん / 東京都 / 高3女子保護者)

学校行事に参加するために仕事を調整するなど、参加するための負担はあっても、そのときにしか見られない子どもの姿が、保護者の大切な思い出として残っているようです。

学校行事に75%が後悔なし-一方で「もっと写真を」「もっと参加を」の声も

高校3年生になった今、保護者はこれまでの学校行事への参加をどう振り返っているのでしょうか。

学校行事への参加に「後悔はない」が75%

学校行事への参加に「後悔はない」保護者が75%_調査結果

n=100

これまでの学校行事への参加について、「後悔していることはない」と回答した保護者は75%でした。一方、25%は何らかの後悔があると答えています。

後悔の最多は「写真や動画をもっと残せばよかった」

学校行事の後悔最多は「写真や動画をもっと残せばよかった」_調査結果

n=25 学校行事の参加について「後悔していることがある」と回答した保護者 / 複数回答のため合計が100%を超えます

後悔があると回答した保護者のうち、約半数が「写真や動画をもっと残しておけばよかった」との回答でした。

次いで「もっと多くの行事に参加すればよかった」が28%。「仕事を調整してでも参加すればよかった」と「もっと子どもの気持ちを尊重すればよかった」は、それぞれ16%となっています。

■ 写真や動画をもっと残しておけばよかった

小学生のころ、運動会で息子がリレーを走る姿を見に行き、ゴールしたあとに目が合うと、少し照れくさそうに笑っていたのを覚えています。中学、高校と進むにつれて学校の話も減り、行事に行く機会も少なくなりました。仕事を休んで参加するのは大変でしたが、今思えば、もう少し写真を撮ったり、応援に行ったりすればよかったです。(秋山さん / 静岡県 / 高3男子保護者)

運動会はコロナ禍を機に午前中で終わり子どもの参加種目も1種類になってしまったので、毎年貴重な成長した姿を写真に残したいと思うようになりました。今は就職内定式なども親参加ができるようなので大学進学後も子どもの了承があれば参加したいと思っています。(なおさん / 愛知県 / 高3男子保護者)

■ もっと多くの行事に参加すればよかった / 仕事を調整してでも参加すればよかった

部活の演奏会の参加がどうしてもできなかったときに『ソロの演奏がとてもよかったと褒められた、見に来てほしかった』とあとで娘に言われた。今思うと仕事の代わりなんてどうにでもなったのになと後悔。(あんこうにさん / 徳島県 / 高3女子保護者)

仕事が忙しく、特に中学生以降は「妻が行けばいいか」と任せてしまうことが増えました。今振り返ると、運動会や音楽会で娘が舞台に立っている姿をもっと見たかったという気持ちがあります。(かえるさん / 神奈川県 / 高3女子保護者)

入学式などの大きな行事には参加したのですが、参観日は妻のみで私が参加することはありませんでした。今となっては1度だけでも見ておけばよかったと後悔しています。(ぺったんこさん / 北海道 / 高3女子保護者)

大学進学後も学校行事への参加に前向きな保護者が多数

大学進学後の学校行事について、保護者はどこまで参加したいと考えているのでしょうか。

仮にお子様が大学進学した場合に、学校行事へ参加したいかも尋ねました。

大学進学後の保護者の学校行事への参加意欲_調査結果

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大学進学後の学校行事について、最も多かった回答は「入学式・卒業式など、節目の式典には参加したい」の36%でした。

「入学式には参加したいが、それ以降は参加しなくてもよい」が10%、「学園祭など、式典以外の行事にも機会があれば参加したい」が13%、「子どもの希望や状況に合わせて参加したい」が16%となっています。

これらを合わせると75%となり、大学進学後も学校行事への参加に前向きな保護者が7割を超えました。

一方、「学校行事への参加は高校までで十分」と考える保護者は20%にとどまっています。

保護者からは子どもの自立を尊重しながら、節目には関わりたいという声が寄せられています。

高校の部活動の大会応援で、仲間と共に必死に汗を流す姿を間近で見られたことが最も感動的な思い出です。仕事の都合で万全にすべての行事に参加できたわけではありませんが、要所要所で成長を見届けられたことは親としても貴重な時間でした。大学進学後は本人の自立を尊重しつつ、節目の式典だけは見守りたいと考えています。(はなこさん / 東京都 / 高3男子保護者)

文化祭で、クラスの友達と協力して準備したり、楽しそうに活動したりする姿を見られたのはよかったです。大学進学後は子どもの自主性を尊重し、無理に参加するのではなく、本人が希望する行事や節目を中心に関わっていきたいです。(みくりさん / 埼玉県 / 高3女子保護者)

仕事の都合をつけるのは毎回大変でしたが、行事のたびに子どもの成長を実感できたので参加して良かったと思っています。高校生になると親の出番も減り少し寂しさもありますが、節目である大学の入学式や卒業式は見届けたいです。(ともさん / 大阪府 / 高3女子保護者)

子どもの成長を見届けたい気持ちは、大学進学後も続いています。しかし、参加したいという親の希望だけで決めるのではなく、子どもの考えも大切にしたい-保護者の声からは、成長に合わせて親子の関わり方を変えようとする思いが伝わってきました。

まとめ:学校行事は参加できるうちに-写真や動画にも残したい成長の瞬間

子どもの成長とともに、学校行事に参加する機会は減っていきます。なかには、「もう来ないで」と言われ、参加を控える家庭もあるでしょう。

今回の調査では、学校行事でしか見られない子どもの姿が大切な思い出になった一方、「もっと参加すればよかった」「写真や動画をもっと残しておけばよかった」という後悔の声も寄せられました。

学校行事で見られる子どもの姿は、そのとき限り。子どもの気持ちを尊重しながら、参加できるうちはできるだけ足を運び、写真や動画にも残しておくことが、後悔を減らす一つの方法といえそうです。

 

アンケート調査概要
調査対象:高校3年生の保護者100名
調査時期:2026年10月
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットを使用した任意回答
調査レポート名:「保護者の学校行事への参加」に関する調査

※本調査レポートの内容(グラフ・データ・本文など)の無断転載・改変を禁じます。掲載しているグラフや内容を引用する場合は、出典「塾選ジャーナル調べ:『保護者の学校行事への参加』と明記し、『塾選ジャーナル』の記事(https://bestjuku.com/shingaku/s-article/78414/)へのリンク設置をお願いします。

執筆者プロフィール

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編集部
塾選ジャーナル編集部

塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。

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