英検®準2級面接の裏ワザ5選!問題ごとの考え方でNo.1〜5を攻略
英検®準2級の一次試験に合格したものの、二次試験の面接を思うと不安になっていませんか。
「質問を聞き取れなかったらどうしよう」「イラストを見ても英語が出てこない」「自分の意見を英語で言える自信がない」。そんな悩みを抱えたまま、本番までの時間だけが過ぎていく人も多いはずです。
英検®準2級の面接は、音読とNo.1〜No.5の質問で構成されており、それぞれの問題が求めていることはあらかじめ決まっています。
この記事でいう「裏ワザ」は、ズルや必勝法ではありません。準2級の決まった問題形式を利用して、「何を見るか」「どう考えるか」「どう答えるか」をあらかじめ決めておく攻略法です。
編集部
塾選ジャーナル編集部
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目次
英検®準2級面接の攻略早見表

まずは全体像をつかむために、問題ごとに「まず見ること」と「答え方の方向性」をまとめました。試験直前に見返す用としても活用してください。
| 問題 | まず見ること | 答え方の方向性 |
|---|---|---|
| 音読 | 意味の区切り・読みにくい単語 | ゆっくり、はっきり、止まらずに読む |
| No.1 | 質問語(Why/How)と本文中の該当箇所 | 本文の表現を使って答える |
| No.2 | Picture Aの人物の行動 | 主語+be動詞+動詞-ing |
| No.3 | Picture Bの人物の状況 | 人物の様子を1文でまとめる |
| No.4 | カードのテーマ | Yes / No → Why?に理由で答える |
| No.5 | 自分・日常生活について | 自分の生活・経験を答える |
この表からもわかるとおり、5つの質問はどれも「英語で答える」という点は共通していても、見るべき場所も考え方もまったく違います。この違いを意識できるかどうかが、本番での落ち着きを大きく左右します。
英検®準2級面接の流れと問題形式

裏ワザを使いこなすには、まず面接がどんな順番で進むのかを知っておく必要があります。ここでは、後の攻略に直結する範囲だけを整理します。
入室から退室までの流れ
英検®準2級の二次試験(面接)は、英語での面接約6分で行われます。入室から退室までは、公式に定められた決まった手順で進みます。
英検®準2級面接の流れ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① 入室 | 係員の指示に従って面接室に入る |
| ② 面接カードを渡す | 面接委員に面接カードを手渡す |
| ③ 着席 | 面接委員の指示に従って座る |
| ④ 氏名・級の確認、挨拶 | 面接委員が氏名と受験級を確認し、簡単な挨拶を交わす |
| ⑤ 問題カードを受け取る | パッセージとPicture A・Bが印刷された問題カードを受け取る |
| ⑥ パッセージの黙読(20秒) | 問題カードのパッセージを20秒間で黙読する |
| ⑦ パッセージの音読 | タイトルから声に出して読む |
| ⑧ No.1〜No.3(問題カードを見ながら) | パッセージとイラストについての質問に答える |
| ⑨ 問題カードを裏返す | No.3の後、面接委員の指示でカードを裏返す |
| ⑩ No.4・No.5(カードを見ずに) | 受験者自身の意見や日常生活について答える |
| ⑪ 問題カードを返却・退室 | カードを面接委員に返してから退室する |
この流れの中でとくに押さえておきたいのは、No.3までは問題カードを見ながら答えられるのに対し、No.4・No.5は問題カードを裏返した状態で自分の言葉で答える必要があるという点です。
No.1〜No.3は「目の前にある情報を使う」問題、No.4・No.5は「自分で内容を考える」問題と分けて捉えると、この後に紹介する攻略法がぐっと理解しやすくなります。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
音読・No.1〜No.5では何を聞かれる?
続いて、音読とNo.1〜No.5それぞれで何が問われているのかを整理します。すべて「英語で答える」問題ですが、実は求められている内容はそれぞれ異なります。
英検®準2級面接の出題内容
| 問題 | 出題内容 |
|---|---|
| 音読 | 50語程度のパッセージを読む |
| No.1 | 音読したパッセージの内容についての質問に答える |
| No.2 | イラスト中の人物の行動を描写する |
| No.3 | イラスト中の人物の状況を説明する |
| No.4 | カードのトピックに関連した内容についての質問に答える |
| No.5 | 日常生活の身近な事柄についての質問に答える(カードのトピックに直接関連しない内容も含む) |
この表からわかるとおり、No.2は人物の「行動」を説明する問題であるのに対し、No.3は人物の「状況」を説明する問題です。どちらも人物についての説明ですが、見るべきポイントが違います。
同じように、No.4はカードのテーマについての意見を求められるのに対し、No.5は自分自身や日常生活についての質問です。「全部同じ意見問題」とまとめてしまうと、本番で答え方に迷いやすくなります。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
英検®準2級面接で使える裏ワザ5選

ここからが本記事の核となる部分です。準2級の問題形式だからこそ使える考え方だけを紹介します。
No.2は「主語+be動詞+動詞-ing」の型を使い回す
No.2はイラストAに描かれた人物の行動を説明する問題です。ここで大切なのは、人物ごとに違う英文を一から考える必要はないということです。
No.2は基本的に「主語+be動詞+動詞-ing」という同じ型に当てはめることで、答えを組み立てやすくなります。
考える手順は次の通りです。
- Picture Aの人物を1人ずつ見る
- その人が何をしているか(動詞)を確認する
- 主語をA man / A woman / A boy / A girlのいずれかに決める
- 主語に合わせてis / areを選び、動詞のing形に当てはめる
たとえば、公園で自転車に乗っている少年がいれば「A boy is riding a bicycle.」、花に水をやっている女性がいれば「A woman is watering the flowers.」というように、主語と動詞だけを入れ替えていく発想です。
主語がA manやA womanなど単数の場合はis、複数の人物が同じ動作をしている場合はareを使う点に注意してください。
No.2は言える人物から答えを組み立てる
イラストAには複数の人物が描かれていますが、左から順番に説明しようとして、知らない動作の人物で止まってしまう必要はありません。
動詞が思い浮かばない人物に固執せず、英語にできる人物から先に答えを組み立てていく方法が有効です。
公式のサンプル問題を見ると、面接委員からの指示は「イラストの人物が何をしているか、できるだけ多く教えてください」という趣旨で、説明する順番までは指定されていません。わからない動作で止まってしまうより、まず英語にできる人物から説明を始めると答えを進めやすくなります。
言える人物を答え終えたら、それで終わりにせず、時間が許す限り残りの人物にも戻り、できるだけ多く説明することを意識しましょう。1人で終わらせるより、複数の人物の行動を伝えられたほうが、情報量の面でも有利になります。
もし動詞がすぐに思いつかない場合は、「日本語だったら何と言うか」を考えてみましょう。たとえば「花の世話をしている」を英語にできなくても、「花を育てている」なら growing flowers と言い換えられるかもしれません。ひとつの動作を複数の日本語で言い換えてみることで、知っている単語につながることがあります。
No.3は「何をしている?」ではなく「何が起きている?」を見る
No.2からNo.3に移るとき、頭の中の視点を切り替える必要があります。
No.2ではPicture Aの人物が「何をしているか」という動作に注目しました。一方No.3では、Picture Bの人物が「どのような状況に置かれているか」を考える問題です。
Picture AとPicture Bの見る視点の違い
| イラスト | 見るポイント | 答え方 |
|---|---|---|
| Picture A(No.2) | 人物の動作(何をしている?) | 主語+be動詞+動詞-ing |
| Picture B(No.3) | 人物の状況(何が起きている?) | 人物の様子を1文でまとめる |
この違いを意識せずにNo.3でも「動作だけ」を答えてしまうと、質問が求めている内容とずれてしまいます。
たとえば、ベンチに座ろうとしている男性が描かれていて、ベンチが濡れているために座れない、という場面だったとします。ここで「A man is standing near a bench.」とだけ答えると、状況の説明としては不十分です。
No.3で求められているのは、人物の動作だけでなく、その人物がどういう状態にあるのかまで含めた説明です。「He can't sit on the bench because it is wet.」のように、様子や事情まで含めて伝えることを意識しましょう。
No.3は人物の「状況」を1文にまとめる
No.3でイラスト全体を細かく英語にしようとすると、かえって難しく感じてしまいます。まずは、人物がどのような状況にあるのかを1文で表すことを目標にしましょう。
状況の伝え方には、いくつかのパターンがあります。
- 何かをしたいけれどできない状況 → A can't ~ because B.
- ある状態にある理由を説明したい状況 → A is ~ because B.
- 状況の説明のあとに、これから何をしようとしているかを付け加えたい状況 → A is ~, and is thinking of ~ing.
たとえば、自動販売機の前に自転車がたくさん止まっていて、女性が飲み物を買えずに困っている場面であれば、次のような1文になります。
She can't buy a drink because there are many bicycles in front of the vending machine.
一方で、財布を拾った人物がこれから交番に届けようとしている場面であれば、次のようにandでつなぐ形も使えます。
He found a wallet and is thinking of taking it to the police.
このように、No.3は「becauseで理由をつなぐ形」だけに限らず、状況に応じていくつかの型を使い分けられるようにしておくと、幅広いイラストに対応しやすくなります。
No.4とNo.5は「同じ意見問題」と考えない
No.4とNo.5はどちらも自分の意見を英語で答える問題であるため、同じように感じてしまいがちです。しかし、それぞれで考えるべき出発点が異なります。
No.4とNo.5の違い
| 問題 | 質問の傾向 | 考える出発点 |
|---|---|---|
| No.4 | Do you think ~?など | カードのテーマについての一般的な意見 |
| No.5 | Do you ~? / Are you ~?など | 自分自身・日常生活の経験や考え |
No.4はカードに印刷されたテーマ(たとえばホームシアターや電子辞書など、その回で扱われた話題)について、社会一般としてどう考えるかを問われる問題です。一方No.5は、そのテーマと直接関連しない場合も含めて、受験者自身の日常生活について聞かれる問題です。
No.5で「世の中的に正しい意見」を無理に考える必要はなく、自分について言える簡単な内容で十分です。
また、No.4・No.5とも、最初にYesかNoで答えたあと、面接委員から"Why?"や"Please tell me more."といった追加の質問が続く形式になっています。最初のYes / Noだけで会話が終わるわけではなく、そのあとの追加質問にどう答えるかが本番の中心になる、と考えておきましょう。この流れの詳細は、後半の設問別攻略で回答例とあわせて説明します。
【設問別】英検®準2級面接の答え方と攻略法

ここまでは準2級ならではの考え方を紹介しました。ここからは、本番の出題順に沿って、実際にどう答えるかを一つずつ確認していきます。
音読|20秒で確認するポイントを絞る
パッセージを受け取ったら、20秒の黙読時間の中で確認すべきポイントを絞っておくと安心です。
まず全体をざっと見て、意味の区切り(カンマやピリオドの位置)を確認します。あわせて、読みにくそうな単語がないかもチェックしておきましょう。
音読でもっとも大切なのは、速さではなく「ゆっくり・はっきり・止まらずに読み切ること」です。
読めない単語が出てきた場合も、そこで完全に沈黙してしまうのはできるだけ避けたいところです。前後の綴りから発音を推測し、それらしい読み方で読み進めることを優先しましょう。
No.1|質問語を確認して本文から答えを探す
No.1は、音読したパッセージの内容について質問される問題です。パッセージについての質問には、問題カードを見ながら答えてかまいません。
まず、面接委員の質問がWhyなのかHowなのかを聞き取ります。
- Whyで聞かれた場合 → Because ~.
- Howで聞かれた場合 → By ~ing.
答えの該当箇所を探すときは、パッセージ中の"so"や"in this way"といった、理由や方法を示す言葉の近くに注目すると見つけやすくなります。
ただし、こうした言葉が見つからない場合もあります。その場合は、質問文に出てきたキーワードがパッセージのどこに登場しているかを探し、その前後の文から答えを組み立てましょう。ひとつの手がかりが見つからなくても、質問文中の単語をヒントに本文へ戻るという第2の手順を持っておくと安心です。
No.2|Picture Aの人物の行動を説明する
手順は、
- ①人物を見る
- ②動詞がわかる人物を選ぶ
- ③A man / A womanなどを主語にする
- ④is / are+動詞のing形に当てはめる
の順です。
回答例
- A boy is riding a bicycle.
- A woman is walking her dog.
- A man is carrying a box.
ここで避けたいのは、単語だけを答えてしまうことです。
NG例:bicycle
OK例:A boy is riding a bicycle.
「乗り物の単語」だけでなく、必ず主語と動詞を含めた文の形で答えることを意識しましょう。動詞がどうしても思いつかない人物がいる場合は、その人物を後回しにして、言える人物から先に答えを組み立てて構いません。答え終えたら、時間の許す範囲で残りの人物にも戻り、できるだけ多く説明することを心がけてください。
No.3|Picture Bの人物の状況を説明する
No.3では、まずPicture Bの中心となる人物を見つけ、その人物が何に困っているか、または何をしようとしているかを確認します。次に、その理由や、これからの行動を表す部分を探し、1文にまとめます。
NG例
There are many bicycles.
これだけでは、周辺の状況を説明しているだけで、人物がどうなっているのかが伝わりません。
OK例(困っているケース)
She can't buy a drink because there are many bicycles in front of the vending machine.
OK例(これから行動するケース)
He found a wallet and is thinking of taking it to the police.
このように、必ず「人物がどうなっているか」を文の中心に置き、そのうえで理由や次の行動を添えることを意識してください。
No.4|Yes / Noのあとに理由を準備する
No.4は、面接委員の"Do you think〜?"といった質問に対し、まずYesかNoで答えます。そのあと、面接委員から"Why?"などの追加質問が続くのが基本的な流れです。
つまり、最初に「Yes.」や「No.」とだけ答えること自体は問題ありません。大切なのは、そのあとの追加質問にきちんと理由を続けられるかどうかです。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 最初の回答 | Yes. |
| 追加質問 | Why? |
| まず1文で答える例 | Because it is useful. |
| さらに説明する例 | Because it is useful. We can save time by using it. |
理由の数が必ず2つ必要というような決まりはないので、まずは追加質問に対して1文で理由を答え、余裕があれば説明を続けられるように練習しておくとよいでしょう。
No.5|Yes / Noのあとに追加質問へ答える
No.5もNo.4と同じく、最初にYesかNoで答えたあと、面接委員からの追加質問が続く形式です。No.4との違いは、カードのテーマから離れて、自分自身や日常生活について聞かれる点です。
質問の形は"Do you ~?"だけでなく、"Are you ~?"や"Can you ~?"などさまざまです。質問の形に合わせて、Yes, I do. / Yes, I am. / Yes, I can.のように、Yes / Noの答え方を変える点に注意しましょう。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| 最初の回答(Do you ~?の場合) | Yes, I do. |
| 追加質問 | Please tell me more. |
| まず1文で答える例 | I play tennis every weekend. |
| さらに説明する例 | I play tennis every weekend. I usually play with my friends after school. |
難しい社会的な理由を考える必要はなく、自分の行動や経験をそのまま言葉にすれば十分です。
英検®準2級面接で困ったときの対処法&直前対策

ここでは、準2級特有の攻略法とは別に、本番で起こりやすいトラブルへの対処法と、直前に確認しておきたい語い・表現をまとめます。
面接中に困ったときのSOS早見表
困った場面ごとの対応をまとめました。
面接中に困ったときの対応
| 困った場面 | 対応 |
|---|---|
| 質問が聞き取れない | 自然に聞き返す |
| 答えが浮かばない | Well...と言って少し考える |
| 英単語が出てこない | 知っている簡単な単語に言い換える |
| 文法を間違えた | 言い直して続ける |
| 緊張して固まった | まず短い1文だけでも口に出す |
質問が聞き取れなかったときは、"Could you say that again, please?"や"Pardon?"といった表現で聞き返して構いません。自然な流れの中での聞き返しは、減点の対象にはならないとされています。ただし、不自然な聞き返しや、同じ質問を何度も聞き返すことは、減点対象になり得るとされているため注意しましょう。
答えがすぐに浮かばないときは、"Well..."や"Let me see."といった表現を挟みながら考える時間を作ります。無言で固まってしまうより、短い言葉を発しながら考えるほうが、コミュニケーションを取ろうとする姿勢として伝わりやすくなります。
なお、質問に対して答えている途中で口ごもるなどして応答が滞った場合、次の質問に進められることがあるとされています。完璧な文を組み立てようとして黙り込むより、短い文からでも口に出し始めることを意識してください。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
No.2・No.3で覚えておきたい単語・表現
一般的な聞き返し表現よりも、まずはNo.2・No.3で直接使う語いを優先して覚えておくと、本番での再現性が高まります。
No.2でよく使う動作動詞
| イラストの動作 | 使いやすい表現 |
|---|---|
| 自転車に乗る | ride a bicycle |
| 犬を散歩させる | walk a dog |
| 壁を塗る | paint a wall |
| 箱を運ぶ | carry a box |
| ゴミを拾う | pick up trash |
| 花に水をやる | water the flowers |
No.3でよく使う表現
can't / because / wants to / is trying to / is thinking of ~ing / there is / there are
これらは「英単語帳」として眺めるのではなく、イラストを見たときに「この表現が使えないか」と当てはめてみる練習をしておくと定着しやすくなります。
前日30分ならNo.2・No.3を優先して練習する
面接まで時間がない場合は、この記事で紹介した内容を、実際に口に出せる状態にしておくことを優先しましょう。たとえば30分であれば、次のような配分がおすすめです。
- 10分:No.2の人物描写を数問、声に出して練習する
- 10分:No.3の状況説明を数問、声に出して練習する
- 5分:No.4・No.5をYes / Noと追加質問の形で練習する
- 5分:入退室の挨拶・聞き返しの表現・声量を確認する
新しい単語を大量に覚え込む時間ではなく、この記事で紹介した型を口から出せるようにしておく時間、という位置づけで取り組んでみてください。
英検®準2級面接の裏ワザに関するFAQ

英検®準2級の面接は何点・何割で合格?
英検®準2級の二次試験(面接)は、英検®CSEスコアで判定されます。公式の発表によると、二次試験の合格スコアは600点満点中406点です。
ただし、406点を単純に「約68%取れば合格」と読み替えることはできません。CSEスコアは統計的な手法を用いて算出されており、同じ正答数であっても回次によってスコアが異なる仕組みになっています。そのため、自分の正答数からCSEスコアを逆算したり、「何問できれば必ず合格」と断定したりすることはできない点に注意してください。
参考:英検CSEスコアでの合否判定方法について|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
面接で聞き返したら減点される?
質問が聞き取れなかったときに、自然な流れの中で行う聞き返しであれば、減点の対象にはならないとされています。
一方で、不自然なタイミングでの聞き返しや、同じ質問を繰り返し聞き返すことは、減点の対象になり得るとされています。聞き取れないまま無言になるより、素直に聞き返すほうが、コミュニケーションを取ろうとする姿勢として伝わりやすくなります。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
沈黙したら落ちる?
短い時間考え込むこと自体が、即座に不合格につながるわけではありません。ただし、答えている途中で口ごもるなどして応答が滞った場合には、次の質問に進められることがあるとされています。
完璧な文を頭の中で組み立ててから話し始めようとすると、その分だけ沈黙が長くなりがちです。まずは"Well..."などの一言を挟み、短い文からでも声に出し始めることを意識しましょう。
文法や発音を間違えたら不合格になる?
一次試験と異なり、二次試験では応答内容だけでなく、発音・語い・文法・語法・情報量・積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度など、複数の観点から評価されます。多少の文法ミスや発音の乱れだけで、その場で不合格が決まるわけではありません。
大切なのは、間違いに気づいたときに黙り込まずに言い直し、最後まで伝えようとし続ける姿勢です。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
答えを丸暗記してもいい?
完成された模範解答を文章ごと丸暗記する方法は、あまりおすすめできません。本番では想定と異なる聞かれ方をすることもあり、暗記した文がそのまま使えないケースが出てきます。
それよりも、この記事で紹介した「主語+be動詞+動詞-ing」「because」「Yes / Noのあとに理由を続ける」といった、どんな問題にも当てはめられる型を身につけておくほうが、本番で力を発揮しやすくなります。
アティチュードでは何を見られる?
アティチュードとは、英検®の面接評価における観点のひとつで、積極的にコミュニケーションを図ろうとする意欲や態度を指します。応答内容や発音・語い・文法といった英語力そのものとは別に評価される項目です。
具体的には、声の大きさや、質問に対して反応しようとする姿勢などが含まれると考えられます。
入室から退室までの一連のやり取りすべてが評価の対象となる可能性があるため、面接室に入った瞬間から明るく丁寧な態度を心がけておくとよいでしょう。
参考:準2級の試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
S-CBTでも同じ裏ワザは使える?
英検S-CBTは、コンピュータを使って受験する試験形式で、全国のテストセンターで毎週土日を中心に開催されています。出題内容・難易度・採点基準は従来型の英検と変わらないとされており、スピーキングはヘッドセットを装着し、マイクに向かって解答を吹き込む録音式で行われます。
出題される問題形式そのものは従来型の面接と共通しているため、この記事で紹介したNo.1〜No.5の考え方は、S-CBTでも基本的に活用できます。
ただし、面接委員と対面するのではなく画面上の指示に従って解答する形式になるため、マイクにしっかり声を届けることや、画面の指示を確認してから話し始めることなど、S-CBT特有の注意点もあわせて意識しておきましょう。
参考:よくあるご質問|英検S-CBT 公益財団法人 日本英語検定協会
準2級プラスの面接とは何が違う?
英検®準2級プラスは、準2級とは別に設けられている級で、レベルの目安は高校上級程度、面接時間も約7分と、準2級よりやや長く設定されています。
出題形式そのものも異なります。準2級プラスの二次試験では、準2級のNo.2・No.3のような「1枚のイラストの人物の行動描写+別のイラストの人物の状況説明」ではなく、3コマのイラストを使ったストーリー展開の説明が出題されます。そのため、この記事で紹介したNo.2・No.3の裏ワザを、そのまま準2級プラスの対策に使うことはできません。
準2級プラスを受験する場合は、別の級として対策を進めることをおすすめします。
参考:準2級プラスの過去問・試験内容|英検® 公益財団法人 日本英語検定協会
まとめ 準2級面接は問題ごとに「見る場所・考え方」を変えるのが攻略の近道

英検®準2級の面接でもっとも重要なのは、すべての問題を同じように考えないことです。
No.1は本文から答えを探し、No.2は人物の行動を、No.3は人物の状況を見ます。No.4はカードのテーマについて考え、No.5は自分の生活から答えを探す問題です。
問題ごとに「見る場所」と「考え方」を切り替えられるようになると、本番で英文を一から考える負担は大きく減らせます。これが、英検®準2級面接における最大の攻略ポイントです。
まずは、No.2の「主語+be動詞+動詞-ing」と、No.3の「人物の状況を1文にまとめる」の2つから、声に出して練習してみましょう。この2つの型が口から出せるようになるだけで、本番での落ち着き方がきっと変わってきます。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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