【MARCHで入りやすい学部まとめ2026】後悔しない選び方を文理別に解説
MARCHに行きたいと思っていても、「今の成績で届くのか」「少しでも入りやすい学部はあるのか」と不安になる人は多いでしょう。
MARCHで比較的入りやすい学部を探すなら、法政大学や中央大学を中心に、偏差値・倍率・入試方式の相性を見ながら候補を考えるのがいいかもしれません。ただし、入りやすい学部が「簡単に受かる学部」という意味ではありません。
この記事では、MARCHで検討しやすい学部を文系・理系別に整理し、判断基準や失敗しない選び方までわかりやすく解説します。
編集部
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目次
MARCHで入りやすい学部はどこ?
MARCHで比較的検討しやすい学部を探すなら、法政大学や中央大学の一部の方式に注目するのがひとつの出発点です。
ただし「検討しやすい」のは大学全体ではなく、方式や学科ごとの傾向です。同じ学部でも、一般選抜と共通テスト利用では倍率が大きく違うことがあります。ここでは2026年度の各大学公式データをもとに、MARCH全体の傾向をつかみましょう。
【GMARCHの学部・序列・難易度について、詳しくはこちら】
MARCHで比較的狙いやすい学部は法政大学・中央大学に多い傾向
2026年度の入試結果を見ると、法政大学と中央大学には、倍率が比較的抑えられた方式が見られます。
たとえば法政大学の法学部です。一般選抜A方式Ⅱ日程(政治学科)は14.0倍でしたが、共通テスト利用C方式(政治学科)は2.6倍でした。
中央大学の法学部も同様です。5学部共通選抜(3教科型)は6.8倍でした。学部別選抜(共通テスト併用方式)は2.3倍です。

<法政大学・中央大学 法学部の方式別倍率(2026年度・抜粋)>
| 大学 | 学部・方式 | 倍率 |
| 法政大学 | 法学部 一般選抜A方式Ⅱ日程(政治学科) | 14.0倍 |
| 法政大学 | 法学部 共通テスト利用C方式(政治学科) | 2.6倍 |
| 中央大学 | 法学部 5学部共通選抜(3教科型) | 6.8倍 |
| 中央大学 | 法学部 学部別選抜(共通テスト併用方式) | 2.3倍 |
なお、法政大学の一般選抜全体の倍率は5.7倍で、MARCHのなかでは高めの数値です。
参照:法政大学「2026年度入学試験結果」/中央大学「2026年度入試データ」
文系・理系ともに「偏差値が低め」「方式が合う」学部を狙う
「比較的検討しやすい学部」を探すときは、偏差値だけで判断しないことが重要です。
偏差値が低めの学部でも、募集人員が少なければ倍率が上がることがあります。反対に偏差値が高めでも、募集人員が多い方式なら倍率が落ち着く場合もあります。
もうひとつの視点は、入試方式との相性です。共通テスト利用は科目数が多い分、対策できていれば有利に働きます。英語外部試験を活用する方式は、対象の資格やスコアがある人ほど検討しやすくなります。
偏差値の目安は、河合塾のKei-Netなどで最新情報を確認してください。
参照:河合塾「Kei-Net 入試難易度予想」
「入りやすい学部=簡単に受かる学部」ではない点に注意
「入りやすい学部」という言葉には、注意も必要です。判断を誤らないために、次の3点を確認しましょう。
1つ目は、最新年度の募集要項です。倍率は年度によって変わります。ある年に倍率が低くても、翌年も同じとは限りません。募集人員が少ない学科ほど、この変動は大きくなります。出願前に、必ず最新の募集要項で数字を確認してください。
2つ目は、倍率と合格最低点です。倍率だけでなく、合格最低点の得点率も見ましょう。得点率が60%台の学部でも、倍率が高ければ簡単には合格できません。反対に得点率が高めでも、倍率が低ければ検討の余地があります。
3つ目は、自分の得意科目との相性です。「入りやすい学部」は、あくまで他学部との比較のうえでの話です。科目数や配点が自分に合っていなければ、対策の負担が増えます。興味のある学部かどうかも合わせて考えましょう。
MARCHで入りやすい学部まとめ 文系編
MARCHの文系学部は、大学ごとに倍率の傾向が異なります。同じ大学内でも、学部や方式によって倍率に差があります。ここでは2026年度の入試結果をもとに、各大学の傾向を簡単に紹介します。
学部ごとの詳しい倍率・偏差値は、大学別の記事で確認してください。
明治大学
明治大学は、政治経済学部や文学部の一部の学科で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【明治大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
青山学院大学
青山学院大学は、コミュニティ人間科学部や地球社会共生学部で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【青山学院大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
立教大学
立教大学は、法学部の国際ビジネス法学科・政治学科で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【立教大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
中央大学
中央大学は、法学部や国際経営学部の共通テスト併用方式で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【中央大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
法政大学
法政大学は、キャリアデザイン学部の共通テスト利用方式で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【法政大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
数字は年度によって変わるため、あくまで参考として見てください。
参照:明治大学「2026年度学部別入学試験結果」/青山学院大学「2026年度入学者選抜結果」/中央大学「2026年度入試データ」/法政大学「2026年度一般選抜結果」/立教大学「2026年度入試結果」
MARCHで入りやすい学部まとめ 理系編
MARCHの理系学部は、文系と比べて大学・学部の選択肢が限られます。
青山学院大学と立教大学は理系学部が1つのみで、選べる学科の幅が狭くなります。ここでは2026年度の入試結果をもとに、各大学の傾向を簡単に紹介します。学部ごとの詳しい倍率・偏差値は、大学別の記事で確認しましょう。
明治大学
明治大学は、理工学部の一部の学科で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【明治大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
青山学院大学
青山学院大学は、理工学部の一部の方式で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。理系学部は理工学部のみです。
【青山学院大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
立教大学
立教大学は、理学部の一部の学科で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。理系の選択肢は理学部のみのため、学科ごとの相性を慎重に見極める必要があります。数学科・物理学科・化学科・生命理学科の4学科しかなく、併願先として理系の選択肢を広げたい場合は、他大学もあわせて検討しましょう。
【立教大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
中央大学
中央大学は、基幹理工学部の一部の学科で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【中央大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
法政大学
法政大学は、情報科学部の共通テスト利用C方式で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。
【法政大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
数字は年度によって変わるため、あくまで参考として見てください。
参照:明治大学「2026年度学部別入学試験結果」/青山学院大学「2026年度入学者選抜結果」/中央大学「2026年度入試データ」/法政大学「2026年度一般選抜結果」/立教大学「2026年度入試結果」
学校推薦型選抜・総合型選抜で入りやすいMARCHの学部
学校推薦型選抜・総合型選抜は、評定平均や出願書類など、一般選抜とは異なる基準で選考されます。そのため「倍率が低い=入りやすい」とは言い切れません。
ここでは、学部別のデータが確認できる立教大学・中央大学の傾向を簡単に紹介します。
立教大学
立教大学は、経営学部(国際経営学科)や文学部の自己推薦入学試験で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。ただし募集人員が数十名規模と小さく、年度による変動が大きい点に注意してください。
【立教大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
中央大学
中央大学は、経済学部の高大接続入学試験で、倍率が比較的落ち着いている傾向があります。募集人員は資格・実績評価型と自己推薦型を合わせて学部全体で20名と小さく、こちらも年度による変動に注意が必要です。
【中央大学の入りやすい学部について、詳しくはこちら】
評定平均や実績など出願条件を満たせる人がそもそも限られるため、倍率だけで「入りやすさ」を判断するのは適切ではありません。
なお、明治大学・青山学院大学・法政大学は、学校推薦型・総合型選抜の学部別倍率が公表資料から算出できなかったため、本記事では扱っていません。受験を検討する場合は、各大学の公式サイトで最新の募集要項を確認してください。
参照:立教大学「2026年度入試結果」/中央大学「2026年度入試データ」
MARCHの入りやすい学部を判断する5つの基準
「入りやすい学部」を正しく見極めるには、複数の視点を組み合わせることが大切です。倍率や偏差値だけでなく、募集人員、科目の相性、立地、知名度まで含めて判断すると、後悔の少ない選択につながります。ここでは5つの基準を整理します。

①偏差値だけでなく倍率も確認する
偏差値と倍率は、それぞれ違う情報を示しています。偏差値は「学力の目安」、倍率は「その年の競争の激しさ」です。
偏差値が低めでも倍率が高い学部もあれば、偏差値が高めでも倍率が落ち着いている学部もあります。片方だけを見て判断すると、実態とズレる可能性があります。志望校を絞る際は、両方の数字をセットで確認しましょう。
②募集人数が少ない学部・方式は倍率が変動しやすい
募集人員が少ない学部・方式は、倍率が年度によって大きく変わりやすい傾向があります。
たとえば募集人員が5名の場合、合格者が1人増減するだけで倍率は大きく動きます。一方、募集人員が100名を超える学部では、多少の増減があっても倍率への影響は小さくなります。募集人員の規模も、あわせて確認しておきましょう。
③入試科目数や配点が自分に合っているかを見る
同じ大学・学部でも、方式によって科目数や配点は異なります。
英語の配点が高い方式は、英語が得意な人に有利です。共通テスト利用は科目数が多い分、幅広い基礎学力が必要になります。倍率の低さだけで方式を選ぶと、自分の得意科目を生かせないことがあります。募集要項で科目・配点を確認してから出願先を決めましょう。
④キャンパスの場所によって人気が変わることもある
同じ大学でも、学部によってキャンパスが分かれている場合があります。
明治大学は駿河台・和泉・生田、青山学院大学は青山・相模原というように、都心と郊外でキャンパスが分かれる大学もあります。都心キャンパスは人気が集まりやすく、倍率にも影響することがあります。志望学部のキャンパスがどこにあるかも、事前に確認しておきましょう。
⑤学部名の知名度だけで判断しない
学部名の印象だけで「入りやすそう」「入りにくそう」と判断するのは避けましょう。
聞き慣れない学部名でも、実際の倍率や偏差値を確認すると人気が高いケースがあります。反対に、知名度の高い学部名でも、方式によっては倍率が落ち着いていることもあります。学部名のイメージに惑わされず、実際の数字で確認する習慣をつけましょう。
受験生タイプ別 MARCHで狙いやすい学部の選び方
MARCHの入試方式は、科目数や配点が多様です。自分の得意・不得意に合わせて方式を選ぶと、同じ学部でも合格の可能性は変わります。ここでは5つの受験生タイプ別に、確認しておきたいポイントを紹介します。
英語が得意な人は英語配点の高い方式を確認する
英語が得意な人は、英語の配点が高い方式や、英語外部試験を活用する方式を確認しましょう。
たとえば明治大学経営学部は、Kei-Netの学部学科ランクで偏差値62.5〜67.5です。全学部統一の英語4技能方式(外部英語検定利用)は、通常の方式より高い偏差値帯に位置づけられる傾向があります。
英語の実力を生かせる方式は、科目間のバランス型より有利に働く場合があります。募集要項で加算の仕組みを確認してください。
国語が苦手な人は配点や出題形式を確認する
国語が苦手な人は、出題形式や配点を事前に確認しましょう。
現代文のみで古文・漢文を含まない方式もあれば、記述式ではなく選択式中心の方式もあります。同じ「国語」でも、大学・方式によって負担は変わります。過去問で出題傾向を確認してから、出願先を決めることが大切です。
【古文・漢文がいらない私立大学一覧はこちら】
数学を使える文系受験生は受験方式の幅が広がる
文系でも数学を選択できる受験生は、受験方式の選択肢が広がります。
中央大学は法学部政治学科の学科別倍率を公表していませんが、5学部共通選抜の受験者数・合格者数をもとに算出すると、4教科型が1.4倍、3教科型が4.6倍という参考値になります。
科目数が多い方式のほうが倍率が低くなる場合もあるので、自分が対策できる科目数と、各方式の倍率をあわせて確認してみましょう。
参照:中央大学「2026年度入試データ」
学部に強いこだわりがない人は複数学部を比較する
学部名へのこだわりが薄い人は、複数の学部を比較して出願先を広げられます。
同じ大学でも学部によって倍率・偏差値は異なります。学びたい分野が定まっていない場合、上表で紹介した学部・方式もあわせて比較し、併願先の候補を増やしておくと安心です。
現役でMARCHに入りたい人はチャレンジ校と安全校を分ける
現役合格を目指す人は、チャレンジ校と安全校を分けて出願することが基本です。
第一志望は挑戦しつつ、倍率や偏差値が比較的落ち着いている学部・方式も併願先に入れておきましょう。MARCH内だけで固めず、併願校の幅を広げることも検討してください。
MARCHの入りやすい学部を選ぶときの失敗例
「入りやすさ」だけを基準に出願先を決めると、思わぬ失敗につながることがあります。MARCHの学部選びでよくある失敗パターンを、事前にチェックしておきましょう。
- 興味のない学部を選んでしまう
倍率の低さだけで決めると、入学後に学びたい内容と違うと気づくことがあります。オープンキャンパスやカリキュラム一覧で、学べる内容を事前に確認しましょう
【オープンキャンパスのメリットについて、詳しくはこちら】
- 前年度の倍率だけで判断してしまう
倍率は年度によって変動します。複数年の推移を確認しましょう
- 学部名だけで選んでしまう
似た名前の学部でも、大学によってカリキュラムは異なります。募集要項やシラバスで学べる内容を確認しましょう
- 共通テスト利用を「楽な方式」と考えてしまう
科目数が多いぶん、対策の負担も大きくなります。一般選抜とあわせて、無理なく対策できる科目数かどうかも確認しておきましょう
- MARCH内だけで併願を組んでしまう
全滅のリスクを避けるため、日東駒専など難易度の異なる大学群も併願先に加えておくと安心です
まとめ MARCHの入りやすい学部は偏差値・倍率・方式相性で考えよう
MARCHで比較的検討しやすい学部を探すには、大学単位ではなく、学部・学科・方式単位で見ることが大切です。同じ大学、同じ学部でも、方式によって倍率は大きく変わります。
判断材料は、倍率と偏差値の両方です。どちらか一方だけで決めると、実態とズレることがあります。あわせて、募集人員の規模、入試科目との相性、学べる内容も確認しておきましょう。
「入りやすい学部」は、あくまで比較のうえでの話です。倍率が低くても、翌年度は変わる可能性があります。学部名の印象や前年度の数字だけに頼らず、最新の募集要項で確認する習慣をつけてください。
自分の得意科目や興味と照らし合わせながら、チャレンジ校と安全校のバランスを考えることが、後悔のない出願先選びにつながります。
執筆者プロフィール
塾選ジャーナル編集部です。『塾選ジャーナル』は、日本最大級の塾検索サイト『塾選(ジュクセン)』が提供する、教育・受験に関する総合メディアです。保護者が知っておきたい受験や進路情報をお届けします。
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