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【2027年】共通テストの過去問はどこで見る?いつから解く?入手先と対策を解説

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大学受験
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「共通テストの過去問はどこで見られるの? いつから解けばいいの?」と迷っていませんか。

共通テストの過去問は、大学入試センターの公式サイトで直近3年分の問題と正解を無料で確認できます。演習は高校3年生の春〜夏に一度解いて形式をつかみ、秋(9〜11月)から本格的に始めるのが目安です。

一方で、何年分解けばよいのか、赤本は買うべきかと悩む人もいるでしょう。この記事では、2025年度から変わった出題範囲に合わせた年度の選び方や効果的な復習方法を解説します。過去問集の選び方まで、過去問演習に必要な情報をまとめました。

塾選ジャーナル編集部

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目次

共通テストの過去問を無料で見られるサイト

共通テストの過去問を無料で見られるサイト

共通テストの過去問を無料で確実に入手するなら、大学入試センターの公式サイトを利用しましょう。直近3年分の問題と正解が、登録不要でPDFとして公開されています。

ただし、公式サイトには解説がありません。解き方を詳しく知りたい場合は、予備校などのサイトや市販の過去問集を組み合わせると効果的です。

【大学入試センター】公式の過去問と正解をPDFで確認できる

大学入試センターは、共通テストの問題作成や採点を担う独立行政法人です。公式サイトの「過去3年分の試験問題」のページでは、2024〜2026年度(令和6〜8年度)の問題と正解を誰でも閲覧できます。

なお、「2026年度の試験」とは、2026年1月に実施された試験のことです。年度と実施月がずれるため、年度を探すときは注意してください。

掲載されているのは本試験だけではありません。病気やけがで本試験を受けられなかった人向けの追試験の問題も公開されています。災害などで本試験を実施できなかった場合の再試験とあわせて、「追・再試験」と呼ばれる試験です。新課程の問題を少しでも多く解きたい人にとって、貴重な演習材料になるでしょう。

問題はPDF形式のため、スマートフォンでもパソコンでも開けます。英語のリスニングは、音声(MP3)とスクリプト(読み上げ原稿)もダウンロード可能です。印刷して書き込みながら解くと、本番に近い感覚で取り組めます。

一方で、掲載されているのは問題と正解のみで、解き方の解説はありません。また、著作権処理の関係上、一部を省略して掲載している科目があります。

省略された問題は赤本など、市販の過去問集で補うとよいでしょう。

参照:大学入試センター「過去3年分の試験問題」「令和8年度 本試験の問題」、文部科学省「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

【その他】東進などのサイトでも過去問や解説を確認できる

解説まで読みたい場合は、予備校や新聞社が運営するサイトも選択肢になります。東進や河合塾、駿台などの予備校は、毎年の試験直後に解答速報や問題の分析を公開しています。朝日新聞EduAなどのメディアも、試験当日から問題と解答を掲載しているのが特徴です。

また、無料の会員登録で、過去の共通テストやセンター試験の問題を閲覧できる情報サイトもあります。センター試験とは、共通テストの前身として2020年度まで実施されていた試験です。

民間のサイトは、掲載している年度や解説の詳しさ、公開期間がサイトごとに異なります。利用する前に、どの年度のどの科目が見られるかを確認しておきましょう。主な入手先の違いは、次の表のとおりです。

共通テストの過去問の主な入手先と掲載内容

入手先 掲載内容 解説 利用条件
大学入試センター 直近3年分の問題・正解(本試験と追・再試験) なし 無料・登録不要
予備校・新聞社のサイト(東進・河合塾・朝日新聞EduAなど) 直近の試験の解答速報など 分析や解説を掲載している場合がある 無料(サイトにより登録が必要)
会員制の情報サイト 過去の共通テスト・センター試験の問題と解答 なし(自己採点機能あり) 無料の会員登録が必要

問題と正解を確実に入手できるのは、作成元である大学入試センターです。まずは公式サイトで問題を入手し、解説が必要な科目だけほかのサイトや過去問集で補う使い方をおすすめします。

参照:大学入試センター「過去3年分の試験問題」

共通テストの過去問はいつから解くべき?

共通テストの過去問はいつから解くべき?

過去問を始める時期に、全員に共通する正解はありません。基礎がどこまで仕上がっているかによって、過去問から得られる効果が変わるためです。ここでは高3の1年間を4つの時期に分け、それぞれの時期に合った過去問の使い方を紹介します。

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高3の春〜夏は1年分を解いて出題形式を確認する

春〜夏に過去問を解く目的は、高得点を取ることではありません。本番という目的地までの「地図」を手に入れることです。共通テストは問題文や資料の分量が多く、時間内に解き切れるかどうかが得点を大きく左右します。

一度解いておくと、どの科目で時間が足りないのか、どの単元が弱いのかが具体的にわかるようになります。まだ学習していない単元があっても問題ありません。最新年度の1年分を解き、解けなかった単元を夏休みの学習計画に反映させましょう。

点数が低くても、落ち込む必要はありません。伸ばすべきポイントが見えたと前向きに捉えることが大切です。

高3の秋(9〜11月)から本格的な過去問演習を始める

9〜11月ごろになると、多くの科目で教科書の範囲がひととおり終わります。基礎が固まってきたこの時期が、過去問演習を本格化させる目安です。

秋の演習では、科目ごとに定期的に解く日を決め、毎回の得点と解答時間を記録していきましょう。記録を続けると、得点が安定している科目と伸び悩んでいる科目がはっきりします。

特定の単元で失点が続く場合は、過去問から離れて教科書や問題集に戻ることも必要です。過去問は弱点を見つける道具であり、弱点を直す作業は基礎の復習で行うと考えるとよいでしょう。

11月以降に始める場合は優先順位を決めて取り組む

2027年度の共通テストの本試験は、2027年1月16日(土)・17日(日)に実施されます。11月初めの時点で本番まで約2か月半あるため、まだ過去問に手をつけていなくても、優先順位を決めれば対策は十分に可能です。

優先したいのは、志望校の配点が大きい科目と、時間配分に慣れが必要な科目です。たとえば英語や数学は、制限時間内に解き切る感覚をつかむまでに回数を重ねる必要があります。一方、知識の比重が大きい理科や社会は、教科書や問題集で知識を整理してから過去問に入っても間に合うでしょう。

志望校の科目ごとの配点は、各大学の入学者選抜要項で確認できます。まずは各科目で1年分を解き、得点と時間の両面から課題を洗い出すところから始めましょう。

参照:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

12月〜試験直前は本番形式の通し演習で仕上げる

12月以降は、本番の時間割に合わせて複数の科目を続けて解く「通し演習」を取り入れましょう。共通テストは、1日目に地理歴史・公民、国語、英語、2日目に理科、数学、情報の順で行われます。朝から夕方まで続く試験で集中力を保てるかどうかは、実際に通して解かないとわかりません。

本番と同じ時間帯に始め、休憩時間も含めて再現するとより効果的です。直前期は新しい問題集に手を広げず、これまで解いた過去問の解き直しと苦手分野の確認に時間を使いましょう。解いた問題を確実に得点できるようにすることが、本番での安心感にもつながります。

参照:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

共通テストの過去問は何年分解く?取り組む年度の選び方

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共通テストは、2025年度の試験から出題科目や出題範囲が変わりました。そのため、過去問は「何年分解くか?」という数だけでなく、「どの年度を解くか?」も重要です。年度ごとの違いを知り、限られた時間を効果的に使いましょう。

新課程の2025・2026年度の過去問から優先して取り組む

新課程とは、2022年度に高校へ入学した学年から始まった新しい学習指導要領のことです。共通テストは2025年度(令和7年度)の試験から新課程に対応しています。「情報Ⅰ」の新設や、数学・国語の出題範囲の変更などが主な変化です。

新課程の本試験は、2025年度と2026年度の2回分しかありません。ただし、追・再試験を加えると4回分になります。まずは、この4回分を解き切ることを目標にしましょう。

さらに、大学入試センターは新課程の試験に向けて、一部の科目で試作問題(試験の形式を示すためのサンプル問題)を公表しています。過去問が少ない科目では、試作問題も貴重な演習材料になります。取り組む順番の目安は、次の表のとおりです。

2027年度の共通テストに向けた過去問の優先順位

優先度 取り組む問題 活用のポイント
1 2026年度 本試験 最初に解いて現在の実力を確認する
2 2025年度 本試験 1回目と結果を比べて苦手を特定する
3 2025・2026年度 追・再試験 本試験の復習を終えてから実戦演習に使う
4 試作問題 情報Ⅰなど過去問が少ない科目の補強に使う
5 2024年度以前の共通テスト・センター試験 新課程の出題範囲と重なる単元を選んで使う

新しい年度ほど、2027年度の試験に近い出題傾向だと考えられます。新課程の4回分で演習量が足りない科目は、旧課程の過去問や市販の予想問題集で補いましょう。

参照:大学入試センター「過去3年分の試験問題」「令和7年度試験の問題作成の方向性、試作問題等」

2024年度以前の過去問は出題範囲の違いに注意する

2024年度以前の共通テストやセンター試験は旧課程の試験ですが、使い方を工夫すれば十分に役立ちます。ただし、科目によって新課程との違いの大きさが異なるため、選び方に注意が必要です。

英語は、出題範囲に大きな変更がなく、旧課程の年度も読解やリスニングの練習に使いやすい科目です。ただし大問の構成は一部変わっているため、時間配分の練習には新課程の年度を使いましょう。

数学は、新課程で「数学C」が加わり、出題される単元が変わりました。たとえば旧課程の数学Ⅰ・Aで出題されていた「整数の性質」は、新課程の共通テストでは出題されません。旧課程の問題は、新課程の出題範囲に含まれる単元を選んで解くとよいでしょう。

国語は、新課程で近代以降の文章が3問(110点)、古典が2問(90点)の構成になり、試験時間は90分です。旧課程の過去問は、古文・漢文の読解練習として活用しやすいでしょう。

地理歴史・公民は、「歴史総合、日本史探究」のように科目の構成が再編されています。旧課程の問題は、知識の確認用として使うのがおすすめです。

なお、情報Ⅰは2025年度に新設された科目のため、旧課程の過去問はありません。

参照:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

共通テストの過去問の効果的な解き方と復習方法

共通テストの過去問の効果的な解き方と復習方法

過去問は、解いて採点するだけでは力が伸びにくいものです。本番と同じ条件で解き、間違えた原因を突き止め、復習するまでを1回分と考えましょう。ここでは、その流れを順番に紹介します。

制限時間を測って本番と同じように解く

過去問は、本番と同じ試験時間を測って解きましょう。共通テストは時間内に解き切ることが難しい試験のため、時間を気にせず解いた点数は、実力より高く出てしまいます。各科目の試験時間と配点は、次の表のとおりです。

2027年度大学入学共通テストの主な科目の試験時間と配点

教科 科目 試験時間 配点
国語 国語 90分 200点
地理歴史・公民 1科目選択の場合 60分 100点
数学① 数学Ⅰ、数学A 70分 100点
数学② 数学Ⅱ、数学B、数学C 70分 100点
理科 1科目選択の場合 60分 100点
外国語 英語(リーディング) 80分 100点
外国語 英語(リスニング) 60分(うち解答時間30分) 100点
情報 情報Ⅰ 60分 100点

地理歴史・公民と理科で2科目を選ぶ場合、試験時間は130分(うち解答時間120分)です。解答はマーク方式のため、マークを塗る時間も含めて練習しておくと安心できます。

参照:文部科学省「令和9年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」

自己採点して間違えた原因を確認する

解き終えたら、その日のうちに大学入試センターが公開している正解で採点しましょう。共通テストの本番後は、自分の解答をもとに自己採点し、その結果で出願先を考えるのが一般的です。過去問の段階から自分の解答を正確に記録しておくと、本番の自己採点でも慌てずに済みます。

採点後は、間違えた問題の原因を「知識不足」「時間不足」「読み違い」の3つに分けて記録します。知識不足なら該当する単元を教科書や問題集で復習し、時間不足なら解く順番や時間配分を見直しましょう。読み違いが多い場合は、設問の条件に線を引きながら読む練習が効果的です。

原因を書きためたノートは、直前期に見返す「自分専用の弱点リスト」になります。志望校に必要な得点率の目安も、あわせて確認しておくと目標を立てやすくなるでしょう。

英語・数学・国語は出題の特徴に合わせて復習する

英語のリーディングは、多くの英文を限られた時間で読む力が問われます。復習では、正解の根拠となる英文に印をつけ、読むのに時間がかかった原因を確認しましょう。リスニングは、スクリプトを見ながら音声を聞き直し、聞き取れなかった部分を声に出して練習すると効果的です。

数学は、計算力に加えて、会話文や日常の場面から問題を読み解く力が求められます。解説を読んで理解したつもりにならず、何も見ずに最初から解き直せるかを確認することが大切です。

国語は、選んだ選択肢の理由を本文の根拠と結びつけて説明できるかが得点の鍵になります。間違えた設問は、正解の選択肢と自分が選んだ選択肢の違いを言葉にしてみましょう。古文・漢文は、知らなかった単語や句法を書き出して覚え直すと、次の得点につながります。

理科・社会・情報Ⅰは知識の整理と試作問題も活用する

理科と社会(地理歴史・公民)は、知識に加えて、グラフや資料を読み取る問題が多く出題されます。間違えた問題は、足りなかった知識を教科書で確認したうえで、資料のどこに注目すべきだったかを振り返りましょう。

情報Ⅰは、プログラミングやデータの活用など、知識を覚えるだけでは解けない思考型の問題が中心です。過去問は2025・2026年度の本試験と追・再試験に限られるため、試作問題も含めて繰り返し解くと形式に慣れやすくなります。

共通テストの過去問集は買うべき?おすすめの選び方

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公式サイトで無料の過去問が手に入る一方、書店には共通テストの過去問集が数多く並んでいます。購入する価値があるかどうかは、どのような学習をしたいかで判断が分かれるところです。

無料サイトと市販の過去問集はどちらがおすすめ?

無料サイトと市販の過去問集には、それぞれメリットとデメリットがあります。主な違いは次の表のとおりです。

無料サイトと市販の過去問集の比較

比較項目 無料サイト(大学入試センター) 市販の過去問集
費用 無料 1冊1,000円台が中心
解説 なし 詳しい解説つき
収録範囲 直近3年分 旧課程やセンター試験を含む複数年分
使いやすさ 印刷の手間がかかる 書き込みや持ち運びがしやすい
最新性 試験後すぐに公開される 毎年春ごろに最新版が発売される

問題と正解だけで復習できる得意科目は、無料サイトで十分に対策できます。一方、間違えた理由が自分で判断できない苦手科目は、解説つきの過去問集を購入すると効率よく学習を進められるでしょう。全科目をそろえる必要はなく、必要な科目だけ購入するのも1つの方法です。

参照:大学入試センター「過去3年分の試験問題」

赤本などの過去問集を選ぶときのポイント

共通テスト対策の市販問題集は、過去問を収録したものと、予備校が作成した予想問題を収録したものに大きく分かれます。代表的な問題集は次のとおりです。

共通テスト対策の主な市販問題集(2026年11月時点)

書名(通称) 出版社 主な内容 価格(税込)
共通テスト過去問研究(赤本) 教学社 共通テストの過去問と解説を科目別に収録 1,430円(英語・国語の2027年版)
大学入学共通テスト過去問レビュー 河合出版 共通テストに加え、センター試験の過去問も収録 1,430円(英語・国語の2027年版)
大学入学共通テスト実戦問題集(青本) 駿台文庫 オリジナルの予想問題を中心に収録 科目により異なる
共通テスト総合問題集(黒本) 河合出版 オリジナルの予想問題を中心に収録 科目により異なる

選ぶときは、まず新課程の年度が何回分収録されているかを確認しましょう。旧課程の年度が多く収録されている場合、科目によっては出題範囲が異なる問題も含まれます。

次に、書店で解説のページを開き、自分が読んで理解できる詳しさかを確かめることも大切です。過去問をひととおり解き終えて演習量が足りない場合は、青本や黒本などの予想問題集を追加するとよいでしょう。

まとめ 共通テストの過去問は新課程の年度から計画的に取り組もう

まとめ 共通テストの過去問は新課程の年度から計画的に取り組もう

共通テストの過去問は、本番までの道のりを示してくれる地図のような存在です。大学入試センターの公式サイトを使えば、新課程の問題も含めて無料で入手できます。

まずは2026年度の本試験を1科目選び、制限時間を測って解くところから始めましょう。間違えた原因を記録したら、2025・2026年度の本試験と追・再試験の4回分を軸に演習を重ねていきます。解説が必要な科目だけ過去問集で補えば、費用を抑えながら効率よく対策できます。

11月以降に始める人も、優先順位を決めて取り組めば、本番までに着実に力を伸ばせるはずです。過去問で見つけた課題を一つひとつ解決し、自信を持って2027年1月の本番を迎えましょう。

執筆者プロフィール

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